補充するなら、むしろこちらの方がお薦めかも。
コズロフ&ファジェエヴァの『雪の花』
積読、というより、棚の奥にひっそり横たわっていたままだった。
もっと早くに読むべきだったのに。
しかし、夫の芹澤先生にしても、”通称でも芹澤姓を名乗って欲しいと求めた”のか。当時の時代状況からすると当たり前なのかもしれないけれど、残念な感じはある(結局、相磯先生の説得で納得されたとはいえ)
それと、当時の社会党はだいぶまともだったんだなあというのも、かなり時代を感じさせる。今は昔なりけり。
今年のお薦め、といっても新刊ではない(2018年刊)なので、店頭ではなかなか手にするのはむずかしいかもしれないのだが。
ノルシュテインやオリシヴァングとはまた違った風合いのファジェエヴァの絵もすばらしい。