この前読み終えた愛しいラフィク・シャミの『ぼくはただ、物語を書きたかったのだ』に溢れる故郷シリアの喪失が、美しい石のアートで目の前に現れる。
日本語訳の下にあるのはアラビア語かと思われるが、訳者の前田君江さんはペルシャ語翻訳者とのことだ。
田島征彦さんはこの本だけではなく、『てっぽうをもったキジムナー』『やんばるの少年』など沖縄・戦争の本を書かれてきていたのですね。
ラフィク・シャミ、お母さんがアラム語話者だと自伝的短編に出てきて、彼自身はある友人との交流を通して学び始めることになっていたけど、実際にはアラム語が母語だったのか。
『ぼくはただ、物語を書きたかった』
モスクワで演劇学を学ぶ夢を持ちロシア語も学んでいたとは知らなかった。これは今まであまり作品に反映していないのでは?
補記:シリアに住むアーティスト、ニザール・アリー・バドルさんの絵本『石たちの声がきこえる』
太陽のもとで~真実の北朝鮮
このあと、MINAMATAを同じディスクにダビングしようとしたら、「ストリーム異常」というメッセージが出て録れなかった。
チェルノブイリ 衝撃の真実
夢見た国で~技能十種性が見たニッポン
揺れ衣~闘い続ける余命一年
「サンマデモクラシー」
「ちむりぐさ 菜の花の沖縄日記」
この二つは録画しただけで未見。
「海辺の彼女たち」
https://twitter.com/KocmocKocma/status/1388561215325016066
「悪は存在せず」
傑作。
タイトルどおり悪は存在せず(悪人は登場せず)可愛い猫、犬、狐は登場する。
ユーロスペースでイスラーム映画祭2021→そしてキアロスタミはつづく→フィンランド映画祭、ときてユーロライブでのドイツ映画祭。
https://kirakocma.blogspot.com/2021/11/blog-post_21.html?spref=tw
昨年のドイツ映画祭でやっと観られたのだけれど、予想に違わず全身震撼とさせる力作。そりゃあイラン国内では上映禁止になるだろうなとは思うがそれでも作った野心作だから必見。以前イランの政治囚を担当していたので終始心をずきずきさせながら観た
https://www.wowow.co.jp/detail/175994/-/01
自分のブログで「悪は存在せず」を検索していたら、昔映画祭で観たイラン映画についての記事を改めて読むことになってしみじみしている。平和のための戦争について描いた作品の数々。
オデッサ海岸通り: 川の向こう、隣の人たち
https://kirakocma.blogspot.com/2014/08/blog-post_57.html?spref=tw
白い牛のバラッド、いい映画だと思ったけど、これはもうイランでは上映されないでしょってあからさまで、国内で見せる気最初からなかったのでは?イランじゃなくても成り立つ話だった。
https://twitter.com/KocmocKocma/status/1507954344645128196