2012年6月30日土曜日

フランス・人情・港町

「キリマンジャロの雪」をやっと観に行けた。
カウリスマキの「ル・アーヴルの靴みがき」にも通じるようなフランスの港町での人情もので、やや安易に(だが美しく)奇蹟が起こってしまうル・アーヴルに比べて、地元っ子のロベール・ゲディギャン監督(名前から推察したとおりアルメニア系だった)が描くマルセイユは奇蹟というほどのものは起きない。
かといってリアリズムが鼻につく感じでもない。

犯人役の青年(グレゴワール・ルプランス=ランゲ)はかのゼニットの暴走特急くんに似ている。
いや、あんまり似ていないかもしれないけれど、やや華奢な感じの色白の若者というと、すぐ暴走特急くんを思い浮かべてしまうのだ。
それと主人公の息子(アドリアン・ジョリヴェ)、これはもうジーマ・スィチョフだ。
(むかーしのことになってしまったが、ジーマはマルセイユでプレイしていたこともあるのだ。)
この二人はミヒャ・ワルド監督の映画では兄弟役で出演しているそうだ。
似ていないのに。
あと脇役のバーテンダーのお兄さん(ピエール・ニネ)、弟くんたち(ヤン・ルバティエール&ジャン=バティスト・フォンク)もちゃんと美形を揃えています。

このご時世に、労働組合の舵取りは困難なのだろう。
主人公は「公正な方法」と信じて行ったくじ引きによる解雇だけれど、それは社会的弱者を守ることにはなっていなかった。
賃金カットや労働時間短縮によるワークシェアリングという方法があるではないかと、その暴走特急くん似の元同僚に言われてしまう。
あと早期退職の希望を募ってみるとか。

修復的司法の難しさについても考えさせられた作品だった。
(という点で「少年と自転車」とも親和性がある。)

映画の後、岩波ホールの地下のイタリアンレストランでお昼にして、半蔵門線で渋谷へ。
ヒカリエ8階の川本喜八郎人形ギャラリーに行ってみた。

エスカレーターで昇っていくとすぐのところに孔明さんと清盛さんの人形のパネルがあります。



これは渋谷区ゆかりの人形、金王丸。
ギャラリーは無料ですが、中はさすがに撮影禁止なので、入口に飾ってあるこの人形が唯一撮影可能なもの。

「平家物語」と「三国志」の人形が展示されていた。

「平家物語」
青年期の平清盛、平忠盛、遠藤盛遠、平泰子、木工助家貞、源渡、袈裟御前
美福門院、鳥羽院、待賢門院、崇徳院、源為義、源義朝、金王丸(上記の写真)

「三国志」
曹操、郭嘉、夏侯淵、王允、董卓、李儒、陳宮、呂布と赤兎(馬)、貂蝉
劉備、関羽、張飛、趙雲、龐統、諸葛亮、孫権、周瑜、魯粛
どちらも、ストーリーのごく初期の登場人物が中心だ。
おそらく年に何回か展示替えをしていくのだろう。

ヒカリエの館内には何の案内もなくて、ちょっと不親切ではないかと思えた。

「ケルジする」という動詞

かつて背番号34番の暴走特急くんも非難の矢面に立たされていた(はずである)。
一部のゼニットファン(を名乗る人々)がゼニットの試合のみならず代表戦でまで彼を誹謗中傷する横断幕を掲げ試合の進行を妨害しようとしたのである。
このことでロシアはUEFAやFIFAから制裁を受けかねないような騒ぎだった。
ロシア代表の選手たちは「このような騒ぎを起こすなら、我々は対ドイツ戦の試合をボイコットする」という声明まで出した。
その試合はワールドカップ予選の最重要ともいえるものだったのだが、予選敗退のリスクを冒しても、選手たちはブィくんを守ろうとしたのだ。

このあたりの連帯は、米原万里の小説『オリガ・モリソヴナの反語法』で、オリガ先生を解雇させじと先生たちが自分がクビになるかも、と覚悟しながら行動するのに感動したことを思い出させた。
(オリガ先生は現地採用という弱い立場で、且つかなり口の悪い人間関係に難ありと思わせるキャラクターであったが、正式採用でエリートともいえる先生たちがその優位な立場を投げ打ってでも、と助け合いの精神を発揮してくれるのだ。)

無事試合は行われ、彼は彼で連中の妨害を黙らせるだけのプレイをし、問題は何となく立ち消えとなった。
(結局予選は別の理由で(プレーオフでスロヴェニアに負けた)敗退したんだけど。)
だけど、私はブィくんの姿を心に刻んだ。
辛かったと思う。
でもプレイで見返した。
マラジェッツ!
今回のユーロにも彼には出て欲しかった。

今回のロシア代表は、結局いつもの彼らであった。
驚くことはない。
ちょっとずつ何かが足りなかった。
確かにケルジは枠外シュートの山を築いたのだけれど、前を向いてシュートを打ち続けたのだから、私は全然非難する気にはなれない。
敢えて具体的な人名は出さないが、あの選手とかあの選手とか、あそこでもう少し頑張ってくれていたらな!という思いはすごくしている。
が、ケルジを責める気にはなれない。
彼は立派だった。
(ああ、いつものように大甘評価かしら??)

まあ、しかし、世間では、「シュートを外す」という意味で「ケルジする」という言葉が流布しつつあるようなのだ。

英語でKerzhakoved<Kerzhakov、ロシア語ではкержанул<кержануть(完了体)となる。
(不完了体ならкержаватьか?)
あるいはдать кержаковというのもあるようだ。
「クリスチアノ・ロナウドがシュートを外した」「ブルーノ・アルベスがPKを外した」みたいに使う。

"Кержануть": новое слово в английском языке

ケルジにとって辛いシーズンの幕開けになりそうだ。
それでも乗り越えるとは思うが。


2012年6月27日水曜日

いくつかのロコモーツィヤ(移動)

アレクサンドル・サメドフがディナモ・モスクワからロコモチフ・モスクワへ。

Александр Самедов возвращается в «Локомотив»

EURO SPORT.COMでは、アルシャーヴィンがガラタサライに目をつけられているという話題とともに、赤い字で強調されている。
(カリャカがヴォルガとの契約を更新したことは普通のニュース扱いだ。)

サメド!行ってしまうのか!
ディナモの看板選手になりつつあったのに。
と、思ったけれど、もともとロコの人だったんだっけ。

ロコモチフはクロアチア代表監督として君臨していたスラヴェン・ビリチが監督に就任したので、やってくれるかもしれない。
昨シーズンも最初のうちは若手を積極的に起用して、面白い存在だったのだけれど、クラスノジャンさん解任(形式上は辞任か?)あたりから怪しくなってきて、最終的にはモスクワの中では振るわない地位に甘んじてしまった。

クルィリヤに関しては、ベラルーシの選手への依存度が高いので、ベラルーシのオリンピック代表がどうなるのか気になる。
でも、いつのまにかアレクサンドル・フレブは契約解除になっている?
何か存在感がないままだったな。



2012年6月25日月曜日

ロシア一部リーグ(2012-2013)のクラブ

スーパーカップが7月14日(土)、プレミアリーグ開幕が翌週。
しかし、一部リーグはそれに先立つ9日(火)に始まる。

いつのまにか、いろいろなことが起こっていた。

一部リーグのクラブについての覚書。
ロシア語のアルファベット順です。
(最後の方はかなり適当。)


①Балтика
バルチカ・カリーニングラード(15位)

バルチカ(Балтика)は、バルト海(Балтийское море)の愛称。ビールの商号(結構おいしいらしいです)やスポーツクラブの名称、ラジオ局名などにも使われています。
フットボールクラブのバルチカは、1954年創立のロシア最西端のクラブ。昨シーズンはぎりぎりで二部降格を免れました。
カリーニングラードは旧名ケーニヒスベルクといい、リトアニアとポーランドに挟まれた飛び地。哲学者カント、プーチン大統領の奥さんの出身地。

②Волгарь-Газпром
ヴォルガリ=ガスプロム・アストラハン(14位)

ヴォルガリ(Волгарь:男性名詞)はヴォルガっ子(特に河川関係の仕事に携わる人)、ガスプロムは世界最大の天然ガス生産供給会社。
アストラハンはヴォルガがカスピ海に注ぐデルタ地帯に位置する都市。リナート・ダサエフの出身地。
ヴォルガリ=ガスプロムは1925年創立。昨シーズンのロシアカップではツェスカ・モスクワを破って16強となった。

③Динамо
ディナモ・ブリャンスク(5位)

ディナモは造語(意味については「発電」「ダイナミック」など諸説あり)。
クラブは1931年創立。先日、FKニージニー=ノヴゴロドとともに資格審査に引っかかったが何とかクリアしたようだ(ニージニー=ノヴゴロドは二部降格となった)。マンドルィキン、ナルビンなどが所属していた。
ブリャンスク(Брянск)はロシア南西に位置する都市で、ベラルーシ・ウクライナとの国境がある。
→やはり降格になってしまい、FKウファが代わりに一部昇格となるとのこと。

Футбольный клуб «Уфа» официально принят в члены ФНЛ, после того как лицензии на участие в турнире было лишено брянское «Динамо», сообщается на официальном сайте ФНЛ.

④Енисей
エニセイ・クラスノヤルスク(10位)

エニセイは河川名。
クラブは1937年創立。赤*青のユニフォームがツェスカ・モスクワに似ている。
バセリ・アブドゥルファッタフがクルィリヤ=ソヴェートフからローン移籍していたが、帰ってくるのかな?シャロノフも所属していたことがあるようだ。
クラスノヤルスク(Красноярск)はシベリア中部の都市。97年にエリツィン・橋本両首脳による会談が行われ、いわゆる「クラスノヤルスク合意」がかわされた場所。

⑤Металлург-Кузбасс
メタルルグ=クズバス・ノヴォクズネツク(二部リーグ東地区1位)

メタルルグは冶金、クズバスは炭田名(Кузнецкий угольный бассейн「クズネツク炭田」を短縮した形)。
ノヴォクズネツク(Новокузнецк)はシベリア西部ケメロヴォ州の都市。モスクワとの時差は3時間、日本との時差は-2時間。
クラブは1937年創立。

⑥Нефтехимик
ネフテヒミク・ニジネカムスク(2部リーグウラル・沿ヴォルガ地区1位)

ネフテヒミクは石油化学者、石油化学工場労働者。
クラブは1991年創立。スポーツクラブとしては、おそらくアイスホッケーのクラブの方が有名。
ニジカムスクはタタールスタン共和国中部、カマ川下流の都市。

⑦Петротрест
ペトロトレスト・サンクト=ペテルブルグ(二部リーグ西地区1位)

ペテルブルグのПетрにトラストという、おもしろくないネーミング。
かつてショスタコーヴィチが熱狂的に応援したディナモがアマチュアリーグへと凋落してしまったのと対照的に、2001年に創立した新しいクラブ。オフィシャルサイトを見たが、おしゃれなゼニットとの差は天文学的に大きい…。

⑧Ротор
ロトル・ヴォルゴグラード(二部リーグ南地区1位)

ロトルはプロペラ(むろん、「高齢者」の意味ではありません!)。
クラブは1929年創立。2000年代初頭にはプレミアリーグに所属していたけれど、お金持ちが個人的な趣味で持っているクラブが健闘する時代は過ぎ去ったのだろう。久しぶりに名前を見て、少々感慨に浸ってしまった。
かつてはパヴリュチェンコやアルドニンも所属していた。鳴かず飛ばずだったようだが元クルィリヤのサヴィン(現ウラル・エカテリンブルグ)もいた。
ヴォルゴグラードはヴォルガ川沿岸の都市。旧名ツァリーツィン、スターリングラード。第二次大戦時の最大の激戦地の一つで、広島市と姉妹都市。

⑨СКА-Энергия
エスカー=エネルギヤ・ハバロフスク(11位)

ツェスカ(軍中央スポーツクラブ)から「中央」を除いた形=「軍スポーツクラブ」+エネルギー(←電力会社のクラブに多い名前)。
クラブの創立は1946年。ルチ=エネルギヤ・ウラジオストクが二部に降格してしまったので、今シーズンはロシア全国区の中では最東端のクラブになった。
ハバロフスクはロシア極東の都市で、探検家ハバロフにちなんで命名された。新潟市と姉妹都市関係を結んでいる。
モスクワとの時差は-7時間、日本との時差は(ほぼ同緯度なのだが)+2時間。

⑩ Салют
サリュート・ベルゴロド(二部リーグ中央地区1位)

サリュートは花火、祝砲。
クラブの創立は1960年。ルビンのGKセルゲイ・ルィジコフが所属していたことがある。
ベルゴロドはロシア南部、ウクライナとの国境に近い都市。第二次大戦時、近郊プロホロフカで戦車戦が行われた。

⑪Сибирь
シビリ・ノヴォシビルスク(7位)

シビリはシベリアのこと。
「新しいシベリアの町」を意味するノヴォシビルスクは、シベリア最大の都市であり、モスクワ・サンクト=ペテルブルグに次ぐロシア第三の都市である。札幌と姉妹都市関係を結んでいる。
クラブの創立は1936年。2010年シーズンにはプレミアリーグに昇格していたが、最下位に終わり、1年きり一部リーグに降格した。

⑫Спартак-Нальчик
スパルターク・ナリチク(プレミアリーグ16位)

クラブの創立は1935年。2006年のシーズンよりプレミアに昇格して6シーズン頑張りましたが、昨シーズンは最下位で終え、遂に一部に降格しました。
そのおかげで、旧ソ連圏にはあまたあるスパルタークという名のクラブ(スパルタクスに由来する)の中でもモスクワの次に有名になったのではないでしょうか。
ナリチクは北カフカースのカバルダ・バルカル共和国の首府。

⑬Томь
トミ・トムスク(プレミアリーグ15位)

トミは河川名。
松井大輔選手が3ヶ月だけローン移籍していたクラブ。
かつてパーヴェル・ポグレブニャクが所属し、その弟のキリルとニコライ(双子)が現在所属している。
創立は1957年。2005年から7シーズンプレミアに所属した。
トムスクは「トミ川の町」という意味のシベリアの都市。モスクワとの時差は-3時間、日本との時差は+2時間。

⑭Торпедо М
トルペド・モスクワ(8位)

トルペドは魚雷、転じてリハチョフ自動車工場(ЗИЛ(ジル))が生産していた魚雷型(細長い)自動車。
セムショフの出身クラブ。
古豪という言葉はこのクラブのためにあるようなもの。
1950年代から60年代は、スパルターク・モスクワと覇を競った。
ソ連解体後、クラブが分裂し凋落していった。
一度はアマチュアリーグまで落ちたが、一部リーグまで挽回してきた。

⑮Торпедо-Владимир
トルペド・ウラジーミル(12位)

ロコモチフは鉄道、ディナモは内務省、クルィリヤは航空機産業、トルペドは自動車工場を母体としたスポーツクラブでありました。
ウラジーミルは「黄金の環」の一都市。
風光明媚な古都ですが、トラクター工場もあります。

7/5追記
カマーズ、FKニージニー・ノヴゴロドに続いて、トルペド・ウラジーミルも一部リーグ撤退になってしまいました。
«Торпедо» из Владимира объявило об отказе от участия в чемпионате ФНЛ сезона-2012/13.

⑯Урал
ウラル・エカテリンブルグ(6位)

ウラルはヨーロッパとアジアの境にある山地。
エカテリンブルグはウラル地方の中心都市で、ロシア革命時にニコライ2世一家が幽閉された後殺された土地。

⑰Химки
FKヒムキ(13位)

ヒムキはモスクワ近郊の丘の名前であり、市の名前です。
例えて言えば、東京23区に接している調布市みたいなもの。
近くに飛行場(シェレメチェヴォ空港)もあるし。
在モスクワのクラブが時々間借りするアレーナ・ヒムキは味の素スタジアムに相当するか。
プレミアにいたときには、破竹の16連敗(←新記録)で、降格一直線だった。

⑱Шинник
シンニク・ヤロスラーヴリ(4位)

シンニクはタイヤ労働者。
ヤロスラーヴリは「黄金の環」の一都市で、ウラジーミルと同様、古都であり、観光都市であり、そしてタイヤ工場があるのですね。
ロシア最古の劇場があり、文化的にも外せないところ。
ときどきプレミアにいます。


さて、昨シーズン成績上は一部残留を果たしたのに、二部降格を余儀なくされたのは以下の二つのクラブです。
7/5追記:上に書いたように、二つ→三つになってしまいました。

3  НИЖНИЙ НОВГОРОД
3位のFKニージニー=ノヴゴロドは、プレミア14位のヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロドと入れ替え戦(奇しくもニジェゴロジェツ・ダービーとなった)に破れ、プレミア昇格ならず、と思いきや、一部リーグ所属の資格を満たしていないと看做され、二部降格となってしまいました。

9 КАМАЗ  Набережные Челны
9位のカマーズ・ナーベレジュヌィエ=チェルヌィも、資格要件を満たさず、二部リーグのウラル=沿ヴォルガ地区に降格になりました。
カマーズ(トラック工場です)の財政基盤がそんなに悪いのだろうか?

8位のトルペド・ウラジーミルも…。

さらば、キエフ?

シェフチェンコはどこへ?

Андрей Шевченко: "Я не думаю о том, чтобы остаться в Европе".

「ヨーロッパには残らない」とは?
 奥さんが頑強に英語圏にこだわっているとか。
キエフには単身赴任のウクライナの英雄。


Нападающий киевского «Динамо» Андрей Шевченко пока не определился со своим будущим.

- Сейчас я рассматриваю различные варианты. Решение буду принимать в кругу семьи. У меня много возможностей для продолжения карьеры, но я не думаю о том, чтобы остаться в Европе. Мои лучшие годы прошли в Украине и в «Милане». Сейчас пришло время принять новый вызов, – приводит слова Шевченко "Sky Sports".

2012-06-25 14:15:18
 
「自分の最良の時代はウクライナとミランでの日々だった。」(確かに!)
 
ヨーロッパではないとすると、アジア(カタール年金リーグとかJリーグとか中国とか)という可能性もあるのだが、「家庭の事情」=奥方の意向をかんがみると、ベッカム路線のアメリカだろうか。
 
ウクライナで終わって欲しいと勝手に考えてしまうけれど、いやそれより、結婚相手が違う人だったらなあ、と、ことシェフチェンコについては思ってしまうのだ。
究極的にはどうでもいいが。
 

2012年6月23日土曜日

蝋燭を供える

ドイツの試合を観る(4-2で勝利した、しかもスラーヴァ・クローゼが得点した)。

講演会「宣教師ニコライの地方巡回」に行く。

ニコライ堂に感謝の祈りを捧げに行く。

神保町のカフェで友人と歓談する。

映画サークルに参加する。

という一日だった。

蝋燭を供えたのだが、本来16:00には締めることになっているとのことで、灯した灯はすぐに消されてしまった。
それでも祈った。

友人たちは映画サークルへは行かなかった。
前回もそうだったのだが。
(諸般の事情により、というところだ。)
短いながら、貴重な情報を教えていただいた。

一つは「チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち」展のこと。
7/29まで滋賀県立近代美術館で催されている。
このあとは三菱地所アルティアム(福岡・8/4-9/17)、兵庫県立円山川公苑美術館など2013年まで国内各地巡回予定(ラジオロシア語講座テキストによる)とあるけれど、西日本ばかりではないか!
東京近辺に来る予定はないのだろうか?
ノルシュテイン展をやった神奈川県立近代美術館(葉山)あたりか?
と、私は考えていたのだけれど、東京では八王子市夢美術館でやるとのことだ。
たぶん行ったことはない。
他の会場より小さいそうで、展示方法はかなり工夫する必要がありそう、という話だ。

2012年の巡回予定が西日本ばかり、というのは、言わずもがな東日本大震災とその後の原発事故(←むしろこちらの方が深刻視されている)の影響なのだ。
地震なんて日本にいればいつどこであるかわからないし、原発は関西圏でまず再開されてしまうのだが…。

東京近辺には来年まで来ないこと、展覧会の規模が縮小されてしまうかもしれないことを考えると、関西に行くことがあるなら(例えば明石での映画大学)、今のうちに行ってしまうのがいいのかもしれない。

2006年回顧

「12の椅子」に、2006年の«Тысячелетная весна»の記事をまとめて載せました。
全14回のうちの9回まで。

ヒディンクさんがロシア代表監督に就任した頃で、後にユーロ2008で活躍する面々が初招集された記事など懐かしい。
ケルアルやジルコフ、パヴリュク、ポグレブニャク、今回は代表落ちしてしまったトルビンスキー、ビリャレトジノフ、ブィストロフ等々。

それからワールドカップのウクライナ代表の話。
その合間にヨーロッパ選手権U17でロシアが優勝したこと。
ポマザンは現在アンジ所属で、ロシア第二代表、ポスト・アキンフェーエフと言ってよいのだろうか。

アドフォカートさんのゼニット監督就任の話題もこのあと出てきます。

アドフォカートさんは若手発掘を遂にしなかったけれど、彼の後任の監督(まさかまたガザエフさん?)はこのときのヒディンクさんみたいに一新するつもりでいて欲しいが。

でも、今のロシア代表の状況は、2006年当時と言うよりは、10年前、つまり2002年ワールドカップでグループリーグ敗退したときと重なってみえるのです。


2012年6月22日金曜日

セミプライベートレッスン

クラスメイトのうち一人が旅行中で、もう一人もお休みで、3人きりの授業だった。
プライベートレッスンに近いものがある。

ところが、私は今週は勉強が手につかなかったのだ。
幸いなことに(と考えよう)、仕事は忙しく、就業時間中は仕事に集中していた(あたりまえのことだが)。

今日は病院には行けなかった。
午後になって、「意識を戻した。話も少しした。」というメールが入った。
気管切開をしないで済むかもしれない。

明日は蝋燭を備えて祈ろう。
回復に感謝しつつ。

勉強が手につかなかったのと同様に、ユーロなんかどうでもよくなってしまっている。
そう言えば、以前はそれなりに観て楽しんでいたフィギュアスケートを観なくなったのも、大会を観ていた時に祖母入院の知らせを受けて、その後連日の病院通いになってしまってからだった。
確かあの時、新進気鋭のプリューシェンコがヤグディンを破ったのだった。
(ファニーフェイスの男の子が出てきちゃったものだな、と思った。)

さて、そうこうしているうちに、実は移籍話もちらほらと進んでいる。

★タシが帰ってきた(チェルノモーレツに)。
★ネモフが帰ってきた(クルィリヤ=ソヴェートフに)。
★ビーバーくんがサランスクに行ってしまう!ショックだ。
など。

こんなこと過去に何度もあった

После фиаско на Евро-2012 сборную России・・・

フィアスコ、というとスタニスワフ・レム。
FIASKO‐大失敗』
宇宙飛行士ピルクスは、任務失敗の後、再び困難な任務に挑むのです。

以前にも、何回も書いたが、(ということは、こういうフィアスコを私は既に何度も目撃しているということになるのだが、)ロシアのサッカー選手はだめっぽい弟みたいなものなのだ。

「ダメな子ほど可愛い」
「目の中に入れても痛くないほど可愛い」
とかいう、母親やお祖母ちゃんのような心境にはとてもじゃないがなれない。

「どうせ何かやらかすだろう」
と、最初から周囲よりも厳しい評価をし、決して期待値を高くせず、いざそれが現実化すると、
「何やってんの!しっかりしてよ、いい加減」
と、舌打ちし、しかしそれでも見捨てられないのだ、だめな弟たちを。

(これも以前からさんざん書いたことだが、イランの選手たちは、人生最初に遭遇した憧れのお兄さん的な存在である。これも、当初思っていたほど凄い才能の持ち主ではないと悟ってからも、おいそれとは見捨てられない存在なのだ。)
スウェーデン代表である、ツェスカのポントゥス・ヴァンブルムは
「ロシアがグループ突破をできなかったのは凄い驚き。なぜ敗退したのか理解できない。チェコ戦の直後には、勝ち点9を取るのではと思ったのに」
Понтус Вернблум: "Как Россия могла не выйти из группы?!"
とのたまっていますが、想像通り、ズィリャーノフの代わりに入ったグルシャコフのプレイが、とか、ジルコフが止まっていたとか、すでに犯人探しといいましょうか、責任追及が始まっています。
枠外シュートの山を築いたケルジのことは非難する気になれない(シュートの精度以外はアトリーチナだったと思う、こういう感想は甘いのだろうが)。

そりゃあ文句は山ほど言いたいが・・・。
“お姉さん”にしてみたら、「誰のせいだ」みたいな議論はいいから(こんなことは過去に何度もあったのだから、いちいち気にしていたら身が持たない)、早く心機一転、新しい代表でリスタートしてほしいのだけれど。
気がつくと、ザゴエフとかサメドフとかガタゴフとかビビロフとか、カフカース系ばっかりになるかも。
(個人的な好みで言っているのではなく、ほんとにこのところの若手の状況として。)

2012年6月21日木曜日

病院が遠い

昨日、ようやく面会できた。
といっても、意識不明のままだが。
当初より、抗生物質投与などの処置が効いているのか、熱は下がっているようだ。
(しかし、必ずしも快方に向かっているとは言えない、と看護師が述べていた由。)

最後のシェヴァ

イングランド対ウクライナ

スウェーデン対フランス
スウェーデンは既に敗退が決まっている。


2012年6月19日火曜日

故郷で

ヒカリエができた、と言っても、たいして関心はなかったのです。
職場の同僚は行ってみたいとかなんとか言っていたけれど。
渋谷のどこにできたのかも、よくわからなかった。

ああ、あそこだったのか。
イメージフォーラムに行く途中の、工事中だったところ。

今更ながら場所を確かめたのは、6月4日に、川本喜八郎人形ギャラリーがヒカリエ8階にできた、と知ったからです。

川本先生、渋谷っ子でしたものね。
生まれも育ちも渋谷の、シティーボーイだったのです。
アトリエも渋谷区。
そうした縁で、松涛美術館で川本先生の人形展が開催されたこともありました。
(1999年のことでした。)

人形劇三国志で使われた人形たちは、飯田市の人形美術館に川本先生が寄贈されているので、ここ人形ギャラリーに展示されている諸葛亮公明や劉備玄徳など三国志の登場人物は「人形劇三国志」オリジナル、そのもの、とは言えないかもしれないけれど、川本先生ご自身がその後制作されていた人形なので、「本物」と言ってよいでしょう。

こちらは川本先生を偲ぶ会の会場で撮った写真です。





この曹操は、TV用ではなく、中国の劇団が操演している、人形劇用の、かなり大きな人形

2012年6月17日日曜日

可愛いだけじゃだめかしら

そりゃだめですよ!
と、何回言ったかしれないが、今回もロシア代表はやってくれてしまったのです。
奇蹟はそうそう何回もは起きないものなのだ。

でも、ファンというものは贔屓のチームを変えられないものなのです。

宿題をちゃんとしよう

早くも転院した。
祈りを続ける。

午後はソクーロフの「ファウスト」を観に行った。
ラストはさすがだ。
救いがないようで、あるようで。
いや、きっとある。

ソクーロフに励まされるとは。

「ファウスト」を観る前に、銀座の街を歩いてみた。
自然と王子ホールの方に足が向かった。
ホールの向かいには、リュドミーラさんの作品展が催された画廊がある。
リュドミーラさんとは、何度もコンサートをご一緒した。
楽しかった。

「気力をなくすと一切を失う
そんなら生まれてこぬがいい」

妻や友人シラーを亡くしたゲーテは、いよいよ『ファウスト』完成をめざして奮い立ったという。




2012年6月16日土曜日

ロシア・ギリシャ・チェコ・ポーランド

ギリシャ対ロシア

チェコ対ポーランド

ともに22:45(日本時間3:45)~


Греция

ОСНОВНОЙ СОСТАВ
13.Михаил Сифакис (в)
2.Иоаннис Манниатис (з)
3.Георгиос Цавелас (з)
5.Кириакос Пападопулос (з)
15.Василис Торосидис (з)
19.Сократис Папастатопулос (з)
10.Георгиос Карагунис (п)
21.Константинос Кацуранис (п)
7.Георгиос Самарас (н)
14.Димитриос Салпингидис (н)
17.Теофанис Гекас (н)

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
1.Констас Халкиас (в)
12.Александрос Цорвас (в)
4.Стелиос Малезас (з)
20.Хосе Холебас (з)
6.Григориос Макос (п)
16.Георгиос Фотакис (п)
18.Сотириос Нинис (п)
22.Костас Фортунис (п)
23.Иоаннис Фетфацидис (п)
9.Никос Либеропулос (н)
11.Константинос Митроглу (н)

ТРЕНЕР
Фернанду Сантуш



Россия
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
16.Вячеслав Малафеев (в)
2.Александр Анюков (з)
4.Сергей Игнашевич (з)
5.Юрий Жирков (з)
12.Алексей Березуцкий (з)
6.Роман Широков (п)
7.Игорь Денисов (п)
17.Алан Дзагоев (п)
22.Денис Глушаков (п)
10.Андрей Аршавин (н)
11.Александр Кержаков (н)

グルシャコフを入れてきた。

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
1.Игорь Акинфеев (в)
13.Антон Шунин (в)
3.Роман Шаронов (з)
19.Владимир Гранат (з)
21.Кирилл Набабкин (з)
9.Марат Измайлов (п)
15.Дмитрий Комбаров (п)
23.Игорь Семшов (п)
14.Роман Павлюченко (н)
20.Павел Погребняк (н)

ズィリャーノフとココリンはベンチにもいない。
重症のココラはともかく、ズィーリャは今後の試合、どうなのだろうか?

ТРЕНЕР
 Дик Адвокат

アルシャーヴィンのスタミナのなさが問題(後半になるとパスミス多くなる)なので、前半のうちに得点して欲しいが。
それか、早めに交代。
ジルコフにでも任す。

ザーガ、今日も頼む。
ケルジ、今日こそお願い。

前半ロスタイムに失点。
最悪だ。
あれだけ攻めていて。
今までギリシャに点を取られたことなんてあったっけ?

これでポーランドには本気になってもらわなければ。

Чехия
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
1.Петр Чех (в)
2.Теодор Гебре Селасси (з)
3.Михал Кадлец (з)
6.Томаш Сивок (з)
8.Давид Лимберски (з)
13.Ярослав Плашил (п)
14.Вацлав Пиларж (п)
17.Томаш Хюбшман (п)
18.Даниэль Коларж (п)
19.Петр Йирачек (п)
15.Милан Барош (н)

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
16.Ян Лаштувка (в)
23.Ярослав Дробны (в)
4.Марек Сухи (з)
5.Роман Губник (з)
12.Франтишек Райторал (з)
9.Ян Резек (п)
10.Томаш Росицки (п)
11.Милан Петржела (п)
22.Владимир Дарида (п)
7.Томаш Нецид (н)
20.Томаш Пекхарт (н)
21.Давид Лафата (н)

ТРЕНЕР
Михал Билек
Польша
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
22.Пшемыслав Титонь (в)
2.Себастьян Бёниш (з)
13.Марцин Василевски (з)
15.Дамьен Перкис (з)
20.Лукаш Пищек (з)
5.Дариуш Дудка (п)
7.Эуген Полански (п)
10.Людовик Обраньяк (п)
11.Рафал Муравски (п)
16.Якуб Блащиковски (п)
9.Роберт Левандовски (н)

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
1.Войцех Щенсны (в)
12.Гжегож Сандомерски (в)
3.Гжегож Войтковяк (з)
4.Марцин Каминьски (з)
14.Якуб Вавжиняк (з)
6.Адам Матущик (п)
8.Мацей Рыбусь (п)
18.Адриан Межеевски (п)
19.Рафал Вольски (п)
21.Камил Гросицки (п)
17.Артур Собех (н)
23.Павел Брожек (н)

ТРЕНЕР
Францишек Смуда


後半。
パーヴァが、ロマン・パーヴァが出てくる。
ケルジに代えて。
ケルジ・・・。

チェコが点を取った。
このままだとチェコとギリシャが勝ち抜けか。

試合途中に突然、肉親が倒れて救急車で運ばれたという連絡が入る。
電車とバスを乗り継ぎ、病院へ。
心臓発作かと思ったら、肺きしゅらしい。
人工呼吸器をつけ、意識はない状態で、面会謝絶。
なので、会えることはなかった。
できることな何もなく、再び電車とバスを乗り継いで帰宅した。
祈るしかない。
疲労の極みだ。


という思いがけない幕切れで、今回のユーロは終わった。
あとはドイツ、がんばってね。







2012年6月15日金曜日

一番星

疲労困憊の一週間だった。
前回の大会では平気で夜ふかし(ないし徹夜)しても、昼間は普通に仕事していたのだが、今はもうそれはとてもではないが無理だろうと観念して、3時45分開始の試合を観るために3時半に起きることにし、1時からの試合は諦める、とにかく早く就寝することを心がけた。
が、週の初めは8時9時台だったのに、ずるずるといつもの時間まで起きているようになってしまう。
眠いという自覚はあまりなかったが、さすがに金曜日を終えてほっとしている。

やはり真剣に見入ってしまうロシアの試合があるときは辛い。
しかもU21の試合やワールドカップ予選でイランの試合まで重なっている!

一方、いい加減に観ていればいいグループBやCのときは気が楽。


今日はウクライナ対フランス戦
シェヴァ!
勝てば突破だと言う。
これまでAからCまで、グループ突破を決めたところはない。
ウクライナは一番乗りできるか。


Украина
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
12.Андрей Пятов (в)アンドレイ・ピャトフ
2.Евгений Селин (з)エヴゲニー・セリン
3.Евгений Хачериди (з)エヴゲニー・ハチェリジ
17.Тарас Михалик (з)タラス・ミハリク
4.Анатолий Тимощук (п)アナトリー・ティモシチュク
おお、こんなところに。
9.Олег Гусев (п)オレグ・グセフ
18.Сергей Назаренко (п)セルゲイ・ナザレンコ
19.Евгений Коноплянка (п)エヴゲニー・コノプリャンカ、ことりちゃん
7.Андрей Шевченко (н)アンドレイ・シェフチェンコ
10.Андрей Воронин (н)アンドレイ・ヴォロニン
11.Андрей Ярмоленко (н)アンドレイ・ヤルモレンコ

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
1.Максим Коваль (в)マクシム・コヴァリ
23.Александр Горяинов (в)アレクサンドル・ゴリャイノフ
5.Александр Кучер (з)アレクサンドル・クチェル
13.Вячеслав Шевчук (з)ヴャチェスラフ・シェフチュク
20.Ярослав Ракицкий (з)ヤロスラフ・ラキツキー
21.Богдан Бутко (з)ボグダン・ブトコ
6.Денис Гармаш (п)デニス・ガルマシュ
8.Александр Алиев (п)アレクサンドル・アリエフ
14.Руслан Ротань (п)ルスラン・ロタン
15.Артём Милевский (н)アルチョム・ミレフスキー
16.Евгений Селезнёв (н)エヴゲニー・セレズニョフ
22.Марко Девич (н)マルコ・デヴィチ

ТРЕНЕР
Олег Владимирович Блохин
ここもトリプルAの前線なのだ。
しかも皆アンドレイ。
エヴゲニーくん、多し。

Франция
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
1.Уго Льорис (в)
2.Матье Дебюши (з)
4.Адиль Рами (з)
5.Филипп Мексес (з)
22.Гаэль Клиши (з)
6.Йоан Кабайе (п)
11.Самир Насри (п)
18.Алу Диарра (п)
7.Франк Рибери (н)
10.Карим Бензема (н)
14.Жереми Менез (н)

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
16.Стив Манданда (в)
23.Седрик Карассо (в)
3.Патрис Эвра (з)
13.Антони Ревейер (з)
21.Лоран Косельни (з)
8.Матьё Вальбуэна (п)
12.Блез Матюйди (п)
15.Флоран Малуда (п)
17.Янн М'Вила (п)
19.Марвен Мартен (п)
9.Оливье Жиру (н)
20.Атем Бен-Арфа (н)

ТРЕНЕР
Лоран Блан

やたらエキサイトしている実況のアラビア語の放送もよいが、やはりロシア語の放送にした。
あいにくの雨模様だ。
パエーハリ!

ヨハン・シュトラウスか?というような雷鳴と電光。
といってもこういう激しい雨はよくある。
オデッサのリュシュリュー階段に最初に行った時も激しい雨の中だった。
一昨年の赤の広場でも降られたし、去年のネヴァ川クルージングでも。
さっと上がるが。
しばし待て。
ヴェテランらしきお揃いのストライプシャツのおじさんたちが観客席に。
ロッカールームを出たところですっかり話しこんでいるティモシチュクくん。
久しぶり!

なんかアキンフェーエフのことをやっているぞ。
イケル・カシージャス。
キーパー特集になったのか。
今回怪我で不出場のアレクサンドル・ショフコフスキー。
イエンス・レーマン。
スラーヴァ・マラフェーエフ!
また、アキンフェーエフ。
ミハイル・ビリュノフ、元ソ連代表、らしい。
あのー、アントンは?
映して!
リナート・ダサエフ、有名人だ。

あ、今のクストリッツァ風のサッカーCMよかったな。

スラーヴァがしめでキーパー特集終わり。

選手たち再登場で、試合再開です。

前半0-0

で、またライフ・イズ・ミラクル?のサッカーCM.

後半開始。
ヴォロニン→デヴィチ

あーあ、ピャトフがさんざんいいセーヴを見せていましたが、遂に得点されてしまいました。
Жаль!
時間はまだある。
追いつこう。

追い付くどころか追加点だ・・・。

ナザレンコ→ミレフスキー

せっかく起きて起きて待っていたのに。

デヴィチがゴールに迫るが・・・実況の悲しそうな声、哀れ。
セリンがあがる。

ヤルモレンコ(厳しい顔)→アリエフ

デヴィチ、シュートを焦りすぎ。

アリエフのFK,虚空を切る。

時間が迫る。

アディショナルタイムに入った。
試合終了。
あーあ・・・。

ロシアのペインティングした黄色い服のおじさんもがっかりだ。

2012年6月14日木曜日

エルミタージュの猫カフェ

このあいだ、在ウィーンの日本人女性が猫カフェを開店したというニュースがあったけれど、かの地にもできるのは時間の問題だと思っていました。

そしたら、案の定でした!
というか、とっくにできていた。

その名も「猫の共和国」"Республика кошек"
ペテルブルグのヤクブチカ通りにあるそうです。
В центре Петербурга появилась "Республика кошек"

都心です。
地図はこちら
イサーク大聖堂や中央郵便局の近くです。

メドヴェージェフ首相が飼っているドロフェイくんと同じネフスカヤ・マスカラドナヤ種のクレオパトラなんかはやんごとなき純血種だけれど、エルミタージュ出身の雑種猫が主流だそうです。
美術館生まれらしく、「サスキヤ」「マレーヴィチ」「ダナエ」「マコト・ムラマツ」など、画家やエルミタージュ所蔵作品由来の名前の猫が多いですね。


2012年6月13日水曜日

要らない情報は

サッカー中継はネットで、が基本だ。
日本のTV中継があってもネットにする。
少なくとも音声は、日本のTV中継のを聞かない。

なぜかというと、日本のTVは日本語の実況・解説なので、ことばがわかってしまうから。
実況・解説というのは、聞いていて嬉しいことより頭にくることの方が多いのだ。

その点、外国語の実況・解説は、聞き取れるのは固有名詞部分くらいで(ロシア語の場合は基本的な用語はわかってしまうが、細かいニュアンスは勿論よくわからない)、仮に不愉快なことを話題にしていてもこちらが理解できていないので腹も立たない。
だから気楽に聴いていることができる。

今朝のロシア対ポーランド戦は、ロシアの中継はなかなか繋がらず、スペイン語と思しきものやら英語やらがあったが、アラビア語っぽい放送(アル・ジャジーラなのか?)はやたら盛り上がる絶叫調の実況でおもしろかった。
どちらを味方していたのかはさっぱりわからないが、固有名詞の発音に関しては英語よりよほど原音に忠実(「ジャゴエフ」とか言わない)のが印象的だった。
しかし、それも途中で途切れてしまい、画面を英語のにして消音設定、音声をロシア語でという妥協をして視聴した。

しかしやはり、早朝にこういう試合を観るのは毒ですね。

無論、勝って決勝トーナメント行きを決めたかったけれど、負けなくてよかった。
第3戦はきりきりずきずきになる。

2012年6月12日火曜日

今夜こそ

U21とA代表と揃って勝つのは難しい。

Футбол. U21 ЧЕ-2013 - квалификация Группа 6. 8-й тур
17:30 Россия U21     -    Албания U21
日本時間22:30から

20:00 Греция  -  Чехия
日本時間1:00から

22:45 Польша  -   Россия
日本時間3:45から

イランの試合はガゼータ・ルーにはテキストライヴが見当たらない。
日本対オーストラリアがあるのに。

仕方なく

Катар — Иран
12 июня 2012 — 19:30

22:30まで待てない。
3:45に備えて睡眠。

起きた。
あら、U21はアルバニア相手にスコアレスドローとは。
首位奪還ならず。
まだ試合消化はポルトガルらより1試合少ないが。

カタール対イランもスコアレスドロー。
痛いな。
Ну, что ж....


Польша
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
22.Пшемыслав Титонь (в)
2.Себастьян Бёниш (з)
13.Марцин Василевски (з)
15.Дамьен Перкис (з)
20.Лукаш Пищек (з)
5.Дариуш Дудка (п)
7.Эуген Полански (п)
10.Людовик Обраньяк (п)
11.Рафал Муравски (п)
16.Якуб Блащиковски (п)
9.Роберт Левандовски (н)

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
12.Гжегож Сандомерски (в)
3.Гжегож Войтковяк (з)
4.Марцин Каминьски (з)
14.Якуб Вавжиняк (з)
6.Адам Матущик (п)
8.Мацей Рыбусь (п)
18.Адриан Межеевски (п)
19.Рафал Вольски (п)
21.Камил Гросицки (п)
17.Артур Собех (н)
23.Павел Брожек (н)

ТРЕНЕР
Францишек Смуда



Россия
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
16.Вячеслав Малафеев (в)
2.Александр Анюков (з)
4.Сергей Игнашевич (з)
5.Юрий Жирков (з)
12.Алексей Березуцкий (з)
6.Роман Широков (п)
7.Игорь Денисов (п)
8.Константин Зырянов (п)
17.Алан Дзагоев (п)
10.Андрей Аршавин (н)
11.Александр Кержаков (н)

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
1.Игорь Акинфеев (в)
13.Антон Шунин (в)
3.Роман Шаронов (з)
19.Владимир Гранат (з)
21.Кирилл Набабкин (з)
9.Марат Измайлов (п)
15.Дмитрий Комбаров (п)
22.Денис Глушаков (п)
23.Игорь Семшов (п)
14.Роман Павлюченко (н)
18.Александр Кокорин (н)
20.Павел Погребняк (н)

ТРЕНЕР
Дик Адвокат

先発は変えませんでしたね、ディックさん。

スラーヴァ、マラジェッツ!

ケルジは今日こそ結果を出してほしいが、相変わらずである。今のところは。

アルシのFKからザーガが頭で先制点。
待望の先制点。
ザーガ、3点目だ。
マラジェツ!
このあと、気を抜くことのないように。

後半はポーランド攻勢続く。

追いつかれた。ジャーリ。
ミドルが決まった。
16.Якуб Блащиковски (п)ヤクブ・ブラシコフスキ

ケルジ、いよいよ君の出番だよ。

しかし、ケルジは今日も無得点で、パーヴァと交代。

同点になってから、いいところがない。

1-1の引き分けに終わる。
ポーランドの思うつぼだった。

チェコはギリシャに2-1で勝利して勝ち点3獲得。

ロシア 4
チェコ 3
ポーランド 2
ギリシャ 1

マラジェツ、シェヴァ!

Украина   2 : 1   Швеция

ГОЛЫ:


Андрей Шевченко, 55' — 1:1
Андрей Шевченко, 62' — 2:1

Златан Ибрагимович, 52' — 0:1

2012年6月10日日曜日

やっぱりチェコが好き

うちのスメタナ好きの老猫の具合があまりよくない。
食べては吐く、食べては吐く、で、ころころだったはずが、おなかがぺったんこになってきた。
そして、歩く時よろめく。
ただ、食欲はある。
ベッドに上がって来て寄り添って一緒に寝ている。

今日はその同居猫が好きなスメタナの中でも、屈指の人気曲であるオペラ「売られた花嫁」序曲を聴きに行った。

同行者はスメタナの曲と言うと、いつのまにかスメタナ=ブルタヴァと思い込んでいた。

今日のコンサートの演目は
ベドジフ・スメタナ オペラ「売られた花嫁」序曲
ヨハネス・ブラームス ピアノコンツェルト第1番 二短調 op.15
レオシュ・ヤナーチェク シンフォニエッタ

村上春樹の『1Q84』によって、ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」の知名度が上がっていたとは知らなかった。

村上春樹はロシアでも大人気で、モスクワやペテルブルグの書店にも平積みになっている。
特に『1Q84』は目立つ所に置いてあるようだ。
が、私は村上春樹は全然読んだことがなくて、ロシア人から村上春樹の話題をされると困るなと思ってしまっている。
サッカーが好きでロシアリーグの試合をよく見ている、というと、ツェスカ・モスクワが好きなのかと誤解されるのと似たような困惑が沸き上がってくるのだ。

スメタナとヤナーチェクに挟まれたブラームスの曲は、美しいけれどなにとなく単調で普通のクラシック曲だと感じられ、未明のサッカー観戦で寝不足の我が身には辛いかと思われたけれども、何とか睡眠学習にはならずに聴けた。

シンフォニエッタは素敵な曲だった。
こういう曲を聴いているとどことなく血が騒ぐのはなぜなのだろうか。
ブルノの町にも、チェコ自体にも、私は一度も行ったことはない。
が、町の中をそぞろ歩きしているような気分だ。
『屋根裏プラハ』ならぬ、『屋根裏ブルノ』を手にしながら。

2012年6月9日土曜日

偉大なるドンの息吹 重力完全無視!


のフレーズのうち、「重力完全無視!」は、以前の来日時に武蔵野市民会館がチラシに書いていたものではなかったか。

「偉大なるドン河の息吹」は今回のチラシに書いてあったものです。

重力無視といっても、

 ガガーリンとか

コロリョフとか
ツィオルコフスキーとか
の、宇宙開発系ではなくて、コサックダンスの躍動を表したものでございます。

ドン・コサック国立民族舞踊合唱団
Ансамбль песни и пляски донских казаков им. Анатолия Квасова
アナトリー・クヴァソフ名称ドン・コサック歌と踊りのアンサンブル
(正式名称はもっと長くて、アナトリー・クヴァソフ名称国立アカデミー・民族友好勲章受章ドン・コサック歌と踊りのアンサンブル、となる)

金曜日夜の中野の公演には行けなかったので、今日のマチネに行ったのですが、保谷こもれびホールという場所はとんでもなく不便だった!
土日のバス便の少なさはちょっと計算外だった。
(間に合わない?とやや焦ったのだった。)

演目が始まってしまうと、すっかりそれに魅了されて、バスの信号待ちでいらいらしたことなど忘れてしまう。

ドン・コサック合唱団は、ロストフ・ナ・ドヌ(ドン河畔のロストフ)を本拠地とする民族合唱舞踊アンサンブルで、日本になじみのいわゆるロシア民謡は申し訳程度にかやらず、あくまでドン河畔というローカルな伝統を前面に打ち出しており、歌よりも舞踊に重きが置かれている。
でも、2008年来日した北オセチアの民族舞踊団「アラン」(男性がブーツで爪先立ちして踊りまくり、剣の舞では存分に火花を散らして、息をするのを忘れるほど素敵だった!)ほど、派手派手ではなかった。
コサック娘も速いステップと回転技で、「重力無視」のコサックのダンスと対をなし、終始やんややんやの大盛況、コンサートの時間はあっという間だった。
第1部
1.ドン河のほとりを歩く
※全員での踊り。パンと塩のお迎え。
2.白い魚 婚礼の歌と踊り
3.道は続く
4.草原で(コサックの踊り
※重力無視系
5.それでも崖下にネコヤナギが立っていた
6.百人隊長の中庭で
7.キスのカドリール
※5ペアの恋人たちのコメディー調のダンス曲
8.もう君はちょうちょうの様だ
※おじさんたちによる
9.我らの騎兵中隊
※おじさんたちによる
10歌っておくれ庭で、ナイチンゲールよ
11ドン地方の歌の主題によるファンがジー(バラライカのデュオ)
12私たちが戦争に行った時(バラライカのデュオ)
13ハチャンカ(馬車の隊列)
※女性がくるくる回転する。男性は力技+重力無視系。
第2部
1.ステンカ・ラージンの反乱
※大いに重力無視系。とりわけ昔風の衣装。剣の舞で、剣をぱちぱち。しかし、誰がラージンはは不定。
2.私の小道
※女声による
3.君は木の実
※女声による
4.バラライカのデュエット(カリンカ)
5.私は若い
6.冬のお祭り騒ぎ
※若い男女がマースレニッツァで騒いでいるようだった。楽しい。
7.私はつむぎ女ではない、若い娘よ
※女声
8.そしておじょうさん
※女声
9.ドンの若者の踊り
※女性一人→8対8
10森の道を行く
11夕方イワーニュシュカがやってきた
アンコール カチューシャ
アランと違って、ドン・コサック合唱舞踊団は、CDもDVDも、何にも売っていませんでした。
商売っ気ゼロ。


帰宅して、今晩は祝杯を挙げました。
ザーガ、そして二人のローマを祝して。
(写真は昨夏モスクワのコンビニで売られていたサッカー仕様のビール)
私がいただいたのはビールではなく、ウォッカベースのカクテル(モスコーミュールより甘い。ワインを混ぜているようだ。)とクレープでした。

ゲーテさん、こんにちは

ソクーロフ監督が「ゲーテの作品をぜひお読みください」とおっしゃっているので、それならと、読んでいた『ファウスト』池内紀訳、読み終わりました。
山本容子の絵は好きになれませんでした。

終盤のギリシア神話の夫婦の話はすっかり忘れていた。
こんな話だったか。
“救い”がご都合がよすぎる、という気はする。
以前にもどこかに書いたけれど、父がメフィストを演じたことがあるからか、最後にはメフィストに肩入れしたくなる心境ができてしまうのです。

しかし、ファウストは、ちょっとピオネール(開拓者)的で、ソヴィエトチックですらあって、そんなところは「いい人じゃないか」と思いたくなるのでした。

さあ、意を決してソクーロフに行かないと。
今日は行きませんけど。
サッカー観戦で寝不足なので。
しかし、ユーロの最中、寝不足でないときが、いつあるというのだろう?

「キリマンジャロの雪」や「裏切りのサーカス」なども観ておきたいのだけれど、時間が圧倒的にない。

グループリーグ第1戦 対チェコ戦

元クラスメイトのメーリングリストでは、初日の相手をポーランドだと間違って書いてしまった。
すみません。
違います。
相手はチェコです。
ペトル・チェフのチェコ。

Россия - Чехия

スラーヴァが出ます。
こちらはРОССИЯ2での放映です。

Россия
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
16.Вячеслав Малафеев (в)ヴャチェスラフ・マラフェーエフ
2.Александр Анюков (з)アレクサンドル・アニュコフ
4.Сергей Игнашевич (з)セルゲイ・イグナシェーヴィチ
5.Юрий Жирков (з)ユーリー・ジルコフ
12.Алексей Березуцкий (з)アレクセイ・ベレズツキー
6.Роман Широков (п)ロマン・シロコフ
7.Игорь Денисов (п)イーゴリ・デニソフ
8.Константин Зырянов (п)コンスタンチン・ズィリャーノフ
17.Алан Дзагоев (п)アラン・ザゴエフ
10.Андрей Аршавин (н)アンドレイ・アルシャーヴィン
11.Александр Кержаков (н)アレクサンドル・ケルジャコフ

トリプルAの前線、ということで。

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
1.Игорь Акинфеев (в)イーゴリ・アキンフェーエフ
13.Антон Шунин (в)アントン・シュニン
3.Роман Шаронов (з)ロマン・シャロノフ
19.Владимир Гранат (з)ウラジーミル・グラナト
21.Кирилл Набабкин (з)キリル・ナバプキン
9.Марат Измайлов (п)マラート・イズマイロフ
15.Дмитрий Комбаров (п)ドミトリー・コムバロフ
22.Денис Глушаков (п)デニス・グルシャコフ
23.Игорь Семшов (п)イーゴリ・セムショフ
14.Роман Павлюченко (н)ロマン・パヴリュチェンコ
18.Александр Кокорин (н)アレクサンドル・ココリン
20.Павел Погребняк (н)パヴェル・ポグレブニャク

ТРЕНЕР
Дик Адвокат

Чехия
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
1.Петр Чех (в)ペトル・チェフ
2.Теодор Гебре Селасси (з)テオドル・ゲブレ・セラッシ
3.Михал Кадлец (з)ミハル・カドレツ
5.Роман Губник (з)ロマン・グブニク
6.Томаш Сивок (з)トマシュ・シヴォク
9.Ян Резек (п)ヤン・レゼク
10.Томаш Росицки (п)トマシュ・ロシツキー
13.Ярослав Плашил (п)ヤロスラフ・プラシル
14.Вацлав Пиларж (п)ヴァツラフ・ピラルジュ
19.Петр Йирачек (п)ペトル・イラチェク
15.Милан Барош (н)ミラン・バロシュ

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
16.Ян Лаштувка (в)ヤン・ラシュトゥフカ
23.Ярослав Дробны (в)ヤロスラフ・ドロブヌィ
4.Марек Сухи (з)マレク・スヒ
8.Давид Лимберски (з)ダヴィド・リムベルスキー
12.Франтишек Райторал (з)フランチシェク・ライトラル
11.Милан Петржела (п)ミラン・ペトルジェラ
17.Томаш Хюбшман (п)トマシュ・ヒュブシュマン
18.Даниэль Коларж (п)ダニエリ・コラルジュ
22.Владимир Дарида (п)ウラジミール・ダリダ
7.Томаш Нецид (н)トマシュ・ネツィド
20.Томаш Пекхарт (н)トマシュ・ペクハルト
21.Давид Лафата (н)ダヴィド・ラファタ

ТРЕНЕР
Михал Билек

チェコはトマシュくんだらけだ。

雨が降っているのか。
透明ビニールの即席レインコートを観客のおじさんたちが着用しています。
さっきの開幕戦より回線の状態はいいようだ。
さっきは酷かった。途切れ途切れで。
こちらは美しいです。

立ちあがりにはくれぐれも気を付けてください。
パエーハリ!

スラーヴァの靴が黄色くて、ひよこみたいだ。

チェコが攻勢です。

ザーーーーーガーーーーーー!
アジン・ノーリ!

てなわけで、ザゴエフが先制点をあげましたとさ。

ГООООООООООООООООООООООООООЛ! Прекрасная атака россиян! Дзагоев протащил мяч по центру, отдал направо на Зырянова, тот в касание подал на дальнюю штангу, Кержаков пробил головой в дальний угол и попал в штангу, но тут как тут Дзагоев, который добил мяч в ворота мощным ударом с 10 метров мимо двух защитников!

もう1点のチャンスだったが、入りませんでした。
残念そうなザーガ。
チェフからそんなに取れるとは思えないよ。

と思ったら、絶好調シロコフの追加点。
ГООООООООООООООООООООООООООЛ! Ещё одна великолепная быстрая атака сборной России! Четыре в три выскочили россияне, Аршавин получил мяч и отдал проникающую передачу в штрафную. Кержаков до мяча не дотянулся, но так даже лучше получилось, потому что мяч пришёл к Роману Широкову, который технично перекинул Чеха! Офсайда не было, всё в порядке!

今のところ、スラーヴァも冴えている。
でも、ケルジ~!
当たり損ねだ。

Россия! Россия", - доносится с трибун! Малафеев через всё поле адресует мяч на Кержакова. Того валят на газон метрах в 10-ти от штрафной чехов.
チェコのコーナー。
何とか前半無得点に抑えてよ。
スラーヴァ、ハラショー。
アディショナルタイムは3分のようだ。
いや、2分か。

チャンスになりかけたが、笛が鳴った。
前半は2-0でロシアリードです。

さあ、後半立ち上がりにも注意してくださいね。
17.Томаш Хюбшман (п)トマシュ・ヒュブシュマン登場。
9.Ян Резек ヤン・レゼクと交代でした。

アルシ走る。
ケルジに渡るか。
ケルジ、ケルジ!
だめ。
ケルジが得点できれば、この試合言うことはない出来になるが。

チェコ1点返す。
ああ。
14.Вацлав Пиларж (п)ヴァツラフ・ピラルジュ。
よくない時間帯に返された。
ロシツキー、波に乗るか。

ゴール前。
すぐさま返せればいいけれど。
一気に緩くなった感じだ。

シロコフ、シュート。
真正面。

ケルジ、取ってよ。

ズィーリャのミドル。

ジルコフ、最後までは持って行けず。

ケルジ、またも外す。
今日は・・・。

アルシ→ジルコフ、しかしクロスに合わず。

ケルジ、全然方向が違う。

ケルジ、ケルジ!
今日はパヴリュクみたいだ。
焦らないで。

チェコのひときわ目立つ人がシュート。
サイドネットでした。

ケルジはとうとうパヴリュクと交代し、3点目を取ったのはアランチクことザゴエフだった。
まあいいか。

4点目、パヴリュク。

ザーガ、ココラと交代。
マラジェッツ!

4-1で結果的には快勝でした。
イタリアに勝ったのもまぐれではなかったか。

おめでとう、まずは1勝。

得点シーンはこちらを。

2012年6月8日金曜日

開幕

今日の授業でも、先生とクラスメイトにロシアのお菓子の包み紙で作ったしおりを配り、第一弾は全てはけた。
ベールカ(りす)が男性には割と人気があった。

さて、まず寝ておく。

あとでポーランド対ギリシャね。

起きた。

今日はいつものРОССИЯ2ではなくРОССИЯ1での放映だ。

Польша  :   Греция


Польша
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
1.Войцех Щенсны (в)
2.Себастьян Бёниш (з)
13.Марцин Василевски (з)
15.Дамьен Перкис (з)
20.Лукаш Пищек (з)
7.Эуген Полански (п)
8.Мацей Рыбусь (п)
10.Людовик Обраньяк (п)
11.Рафал Муравски (п)
16.Якуб Блащиковски (п)
9.Роберт Левандовски (н)

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
12.Гжегож Сандомерски (в)
22.Пшемыслав Титонь (в)
3.Гжегож Войтковяк (з)
4.Марцин Каминьски (з)
14.Якуб Вавжиняк (з)
5.Дариуш Дудка (п)
6.Адам Матущик (п)
18.Адриан Мержеевски (п)
19.Рафал Вольски (п)
21.Камил Гросицки (п)
17.Артур Собьек (н)
23.Павел Брожек (н)

ТРЕНЕР
Францишек Смуда

Греция
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
1.Констас Халкиас (в)
2.Иоаннис Манниатис (з)
8.Авраам Пападопулос (з)
15.Василис Торосидис (з)
19.Сократис Папастатопулос (з)
20.Хосе Холебас (з)
10.Георгиос Карагунис (п)
18.Сотириос Нинис (п)
21.Константинос Кацуранис (п)
7.Георгиос Самарас (н)
17.Теофанис Гекас (н)

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
12.Александрос Цорвас (в)
13.Михаил Сифакис (в)
3.Георгиос Цавелас (з)
4.Стелиос Малезас (з)
5.Кириакос Пападопулос (з)
6.Григориос Макос (п)
16.Георгиос Фотакис (п)
22.Костас Фортунис (п)
23.Иоаннис Фетфацидис (п)
9.Никос Либеропулос (н)
11.Константинос Митроглу (н)
14.Димитриос Салпингидис (н)

ТРЕНЕР
Фернанду Сантуш

理想的なのは0-0での引き分けだ。

と言った途端に、大会初ゴール。
ポーランド先制だ。
9.Роберт Левандовски レヴァレンドフスキでした。

あああ、ウズベキスタンは引き分けてしまったんだね。
(今日はイランの試合はない。)

ギリシャ
8→5
そして、あらら、ギリシャに退場者。
何と。
19.Сократис Папастатопулос
あからさまなホームアドヴァンテージだな。

ポーランドとの試合はかなりやりにくそうだ。
ウクライナもこれくらい贔屓されるのだろうか。

後半開始。
ギリシャが追いつく。
14.Димитриос Салпингидис
ニニスに代わって後半から入ってきたサルピンギディスのゴール。

さすが曲者だわ。
ギリシャとの相性はよかったけれど、今のギリシャは違う、かもしれない。
(ぱっと見、同じように見える。)

荒れた試合になった。
審判がどうなんでしょう??
二人目の退場者はポーランドGK1.Войцех Щенсны 。
ギリシャ、PKへ。
8.Мацей Рыбусь →22.Пшемыслав Титонь


しかし、PK失敗!
!!! Берет!!! Берет пенальти Тытонь! Слишком уж поверил в себя Карагунис, когда разбежался и пробил с правой в правый угол от себя, но слишком очевидно и не очень сильно. Мда, Гиоргос... С твоим-то опытом надо бы щелкать такие моменты.
ティトン、マラジェツ!
ドヴァ・アジーンと言ったが、オフサイドか。
スコアは1-1のまま。
Забивает второй гол Салпингидис, но уже после свистка арбитра. Офсайд был, причем не у Димитриоса, а у партнера, который отдавал пас. Посмотрели повтор - все верно. Тут без ошибок.
今度はポーランドが。

まあ、他のチームも「審判には気をつけろ!」ですね。
この前のユーロでグループリーグ2試合出場停止だった人もいるし。
あと、ケルジとか。
ジーラとか。
ザーガとか。

アディショナルタイムは長めか。
揉めたし。
3分。
ギリシャ、凌いだ。
コーナーキックへ。
キーパー、手でかきだす。
あと1分きる。
30秒きる。
試合終了。
後味悪かった。

楽しかったリユニオン

元クラスメイト数人とシーマ先生の新しい研究室を訪問する、プチ・リユニオン(小クラス会)でした。
(そこで、先生の«ロシア名»がСимаであることを教えていただいたのです。)

話が弾み、とても楽しかったです。

もっとも、私はこんなときにちょっと残業をしなければならず、だいぶ遅れて行ったのですが、早退しなければならない友人ともすれ違いになることなく、十数分のみとはいえ、顔を合わせることができました。
彼はこれから授業だと言うのに、«お水ちゃん»を体内に注入していましたよ。大丈夫?!

さて、私は今日のクラス会に備えて、ウクライナのビスケット( «33 Коровы»、濃厚なミルク味、ハリコフ産)を、ウクライナではなくて、日本国内のお店で買っていました。


それと、昨夜1時過ぎまでかかって、お土産を作っていました。

ロシアのチョコレート菓子の包み紙で作ったしおりです。
(但し、リボンはロシア製ではありません。)
「アリョンカ」はフィギュアスケートファン(特にレオノヴァの)が、ミーシカは授業で私とロールプレイングのお相手になってくれた方が、ベールカ(りす)と北極のミーシカがシーマ先生だったかしら?(あとよく覚えていない)に引き取られて行きました。


さてさて、私はクラス会に向かうのが遅れていたというのに、途中猫の声がしたので、思わずそちらの方に足を向けてしまいました。
喧嘩寸前だったようですが、私が割り込んだので、一匹はさっと木に登り、偉そうに人を見おろしています。

もう一匹は柵の向こうに。
でも、こちらのみけちゃんは、可愛い声で鳴いていました。

 今日は君たちにも会えて、幸せだった。
スパシーバ!
До встречи!

2012年6月6日水曜日

今日の試合 アルメニアなどと、ロシアU21対イングランドU21

アルメニア対カザフスタン

早々とカザリャンがゴール、アルメニア先制。
ロシアもアルメニアと親善試合をしたらよかった。
(予選同組だったので、試合したばっかりの印象ではあるが。)

ベラルーシ対アゼルバイジャン
中止?

トルコ対ウクライナ

フランス対エストニア

U21の予選もあるが、ロシアの試合はなし。
訂正:19:00~ロシア対イングランドの親善試合があります。
4-0じゃないか。
今、スモロフが入れたようだ。
既に1点入れているデリキンのシュート!
は、かなり上方に。
既にアディショナルタイムだ。

アルメニアは既に3点。
カザリャン37分、モフシアン41分

15番のロガショフにイエロー。
しかし試合終了。
デリキンが2点、ビビロフ。
スモロフのはPKでした。

Голы: Делькин, 26 (1:0). Бибилов, 43 (2:0). Делькин, 54 (3:0). Смолов, 82 - с пенальти (4:0).

Россия (мол.): Фильцов, Чичерин, Бурлак (Логашов, 46), Беляев (Жестоков, 80), Щенников (Князев, 46), Оздоев, Бибилов, Петров (Шатов, 58), Хубулов (Канунников, 58), Смолов, Делькин.

GK
アレクサンドル・フィリツォフ(ロコモチフ・モスクワ)

DF
ニキータ・チチェリン(ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド)
タラス・ブルラク(ロコモチフ・モスクワ→46分アルセニー・ロガショフ(アンジ・マハチカラ)
マクシム・ベリャーエフ(ロコモチフ・モスクワ)→80分マクシム・ジェストコフ(ルビン・カザン)
ゲオルギー・シチェンニコフ(ツェスカ・モスクワ)→46分イヴァン・クニャーゼフ(クバン・クラスノダール)

MF
マゴメド・オゾドエフ(ロコモチフ・モスクワ)
ショタ・ビビロフ(ヴォルガ・ニージニー・ノヴゴロド)
セルゲイ・ペトロフ(クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ→58分オレグ・シャトフ(アンジ・マハチカラ)
アルセン・フボロフ(アラニヤ・ウラジカフカス)→58分マクシム・カヌンニコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)

FW
フョードル・スモロフ(ディナモ・モスクワ)
アルチョム・デリキン(トルペド・ウラジーミル) サマラ出身の21歳、2得点の大活躍。

Англия: Хедж (Макдоналд, 77), Эйндж, Браун, Гарнер, Форбс (Дэвис 73), Маколи, Мейкл (Оуэнс, 77), Винсент, Грэй, Уилсон (Броган, 46), Джонсон (Коулсон, 58).



イングランドは、失点シーンをみると、かなり間抜けに見えてしまう。
1点目、デリキンはアクロバティックだが、キーパー飛び出しすぎだし、2点目(ビビロフ)もコーナーキックからあっさり。
3点目(デリキン2点目)はキーパーの足の間を抜く。
いかにロシアモードで見ていても、溜息が洩れてしまう。
ロシアのメンバーはU21としてまあまあだけれど、イングランドの方は第3代表あたりのクラスだったのか?
次の試合は8月15日対ベルギー、それから11月14日対イタリア。

2012年6月3日日曜日

クラスメイトからの情報

今週の教育TV「らららクラシック」で、熱狂の日音楽祭「ロシアの祭典」が放映されることを、クラスメイトから聴き知った.
クラスメイトは以前習った先生から教わったとのことだった。
クラスメイト二人連れは、前期まで教わっていた先生の新しい研究室を訪ねてきたのだった。

「N響アワー」が衣替えした「らららクラシック」は、惰性で聴いていたりするが、あまり楽しめていない。
(コアなクラシックファンではないが、何じゃあこりゃ?!って感じですよ、あれは←らららクラシック)
「N響アワー」は意外と視聴者が周囲にいたものだ。
月曜日には池辺先生の駄洒落が職場で話題になっていたものだから。
いえ、駄洒落だけではなくて、スヴェトラーノフよかったね、とかも。
不評のらららだが、「ロシアの祭典」をやるというので、録画することに。
予想通りぶつ切りで、無駄なしゃべりの多い番組だったけれど、聴きに行ったカペラ・サンクトペテルブルグの、別の日の公演の様子が伺えてよかった。
ありがとう、クラスメイトのジャージャ・フョードル!

クラスメイトから教わった情報、その2
「ロシアNOW」というものが読売新聞の別冊であるということ。
これは別のクラスメイト(今では元クラスメイト)のタチヤナさん(適当にロシア名をつけておく)から教えていただいた。
ふと、そのサイトを覗いてみたら、6月からはなぜか毎日新聞から第二木曜日に発行と変更になるようだ。
「ロシアの躍進に期待がかかるサッカー欧州選手権」(2012年5月22日 イリヤ・ズプコ)
(このタイトルにはふさわしくない、厳しいことを述べている。)
これは割と我が意を得たりというところの多い記事だった。
アドフォカート監督の選手起用についてとか。

タチヤナさんには、パスティラというドストエフスキーの大好物だったというお菓子をご馳走になったこともある。
兼好法師ではないが、「教えくるる友」「智恵ある友」は頼もしい。

スパシーバ、ドルジヤー!

今日の試合

本大会前の親善試合が続くこの時期が、実は一番うきうきするいい時だったりする。
が、今日はユーロ関係ではめぼしい試合はないような。

バルトカップの決勝・3位決定戦
決勝のフィンランド対ラトヴィアは、現在1-1の同点だ。
→なんと、ラトヴィア優勝!
1-1のままPK戦に突入し5-6でラトヴィアの勝利に終わりました。
Голы: Гаурачс, 54 - Колемайнен, 51
Латвия: Ванин, Булвитис, Клява, Кряуклис, Смирнов, О.Лайзанс, Фертов, Цауня, Вишняков (Зюзин 77), Гаурачс (Козлов 82), Лукьянов
Финляндия: Храдецки (Силланпяя 46), Пасанен, Райтала (Хурме 57), Халсти, Шёлунд, Араюури, Спарв, Колемайнен, Порокара (Куки 57), Фурухольм (Ойяла 73), Пукки«Газета.Ru»

3位決定戦エストニア対リトアニアは17:30(日本時間22:30)

ウクライナ一部リーグと二部リーグの入替戦
Чемпионат Украины 2011/12, первая лига. Переходный матч
MFKニコラエフ対アヴァンガルド・クラマトルスク
あら、そんなものがあったのか。
16位のニコラエフは有無を言わさず降格かと思っていた。
入替戦があったんだ!
→4-3(1-1)

22:00からワールドカップ2014アジア最終予選
Чемпионат мира 2014, Отборочные матчи, Азия. Четвертый раунд, группа A
ウズベキスタン対イラン@タシケント
放映はあるようだ。
スコーラ(まもなく)と書かれている。
勝てイラン。
ウズベクも本大会に行って欲しいが、まずはイランだ。
もう一試合はレバノン対カタール

U21ヨーロッパ予選
22:00(日本時間1:00?)ウクライナ対ラトヴィア

ウズベキスタン対イラン
案の定、ペルシャ語(たぶん)の実況でさっぱりわからない。
数字はさすがに0-0と書かれているが、ペルシャ文字(つまりアラビア文字)表記だし。
テキストライブも探そう。
できればロシア語のを(ウズベクサイドで)。

最近使っていなかったが、Live Result Ruにあった。
http://www.liveresult.ru/football/txt/match237961_Iran-Uzbekistan_live/
イラン、危うし。
ゲインリフのシュートがゴールに入ったが、オフサイドと言うので救われた。
最初、どっちがイランか?と思ったけれど、スキンヘッドの彼がいる方がウズベクか、と指標になってくれましたよ、ゲインリフくん。

СОСТАВ СБОРНОЙ УЗБЕКИСТАНА. Игнатий Нестеров, Анзур Исмаилов, Ислон Инномов, Жасур Кхасанов, Азизбек Хайдаров, Одил Ахмедов, Станислав Андреев, Александр Гейнрих, Тимур Кападзе, Жасур Хасанов, Виктор Карпенко.
ウズベキスタン
イグナチイ・ネステロフ、アンズル・イスマイロフ、イスロン・インノモフ、ジャスル・クハサノフ、アジズベク・ハイダロフ、オジル・アフメドフ、スタニスラフ・アンドレエフ、アレクサンドル・ゲインリフ、チムール・カパーゼ、ジャスル・ハサノフ、ヴィクトル・カルペンコ

СОСТАВ СБОРНОЙ ИРАНА. Жабари - Махини, Монтазери, Хоссейни - Карими Пашаки, Некунам, Нури, Хаджсафи, Теймурян - Рахмати, Ебрахими.
イラン
ジャバリ:マヒニ、モンタゼリ、ホセイニ:カリミ・パシャキ、ネクナム、フーリ、ハジュサフィ、テイムリャン:ラフマティ、エブラヒミ
あら、ポジションめちゃくちゃだ。
なぜアリ・カリミをКарими Пашакиって書く?偉いから?
パシャキも彼の名前の一部なのか。
Муха́ммад Али́ Кари́ми Пашаки ( محمد علی کریمی پاشاکی)ムハンマド・アリ・カリミ・パシャキ

とにかく、アンサリファルドやデジャガーやレザイーなどがいないようだ。
あくまで先発メンバーには、だが。

またオフサイド?
(ウズベク、入っているように見えたが、得点にならなかった。)
ウズベクの攻勢、イランは辛くも失点を逃れているといったところ。
アンサリファルド投入。
その前にハラバトリも出ています。

もうアディショナルタイム。
4分とのこと。
厳しい試合だ、イランにとっては。
いや、ウズベクにとってと言うべきか。

ゴール!!!!
ハラトバリだ。
ГО-О-О-О-О-О-О-Л-Л-Л!!! 1-0!!! ЗАБИВАЮТ ФУТБОЛИСТЫ ИРАНА!!! Прекрасная контратака, которую закончил Халатбари. Точный удар с десяти метров в правый угол. Без шансов для голкипера.
あらあら、ずっと押していたウズベクにしてみれば…。
ウズベクも最後で崩れるとは。
実にもったいない。
いい試合をしていただけに。
イランが勝ったから嬉しいけれど。
内容はウズベクが勝っていた(圧勝だった)ので複雑な気分だ。

いや、実際ウズベクは強かった。
でも何という運のなさだろう。

ユーロ2012出場国紹介④グループD

ユーロ2012まで一週間きってしまったので、急がないと。
グループDについてをまだ書いていませんでした。

どの国もなかなか癖のある国で、なかなかまとまらず、ずるずる先延ばしにしていたけれど、時間がないので、途中ですが、書きかけのまま公開します。

Группа D

УКРАИНАウクライナ

書籍

ウクライナと言えば、国民的詩人のシェフチェンコですね。
『マリア』という慎ましやかな詩集が訳されています。
しかし、実を言うと私は詩心がないので、詩というものは(特に外国語の)よくわかりません。
分厚い近未来小説『大統領最後の恋』では、プーチンさんが2012年に大統領に返り咲くことを見事に当てています。
私はてっきりドロフェイの飼い主殿が再選されるかと考えていたので(希望的観測というものでしたが)、作家クルコフの眼力に驚いてしまいました。

サッカー本で重要なのは、ノンフィクションで『ディナモ―ナチスに消されたフットボーラー 』。
できれば、ウクライナ人の手による書籍を読みたいものですが。

映画

「ズヴェニゴーラ」「大地」「武器庫(アルセナール)」などの傑作を生み出したドヴジェンコをはじめ、巨匠・鬼才を輩出したウクライナ映画ですが、現在は振るいません。
オデッサスタジオのキーラ・ムラートヴァが孤軍奮闘している状況です。
ユーリー・カラは、以前は瑞々しく素晴らしい作品を撮っていたものですが。
しかし、ことサッカーアニメに関してはなかなかいけるのです。
古くはダフノの「3人のコサック」シリーズのサッカー編
«Как Казаки В Футбол Играли»(いかにしてコサックはサッカーをしたか)
これは大会前・大会中は必見、気分を盛り上げましょう!
そしてウクライナ・プレミアリーグの各クラブの紹介アニメーション。
これらは「オデッサ・スタジオ」で紹介していますので、どうぞご覧ください。


ШВЕЦИЯスウェーデン

書籍

アスリッド・リンドグレーンのジュブナイルの数々を、子どもの頃は愛読したものです。
しかし、その中にサッカーの場面があったかどうかは思い出せない。
カッレくんにしろ、やかまし村にしろ、11人よりもずっと少人数のグループでの行動が主流なのではないか。
ドラゴスラヴ・ミハイロヴィッチ著『南瓜の花が咲いたとき』は、前世紀中頃に旧ユーゴスラヴィアからスウェーデンに移り住んだ主人公が格闘技系の才能の持ち主であって、イヴラ様の肉親のように思えてしまう。

映画化されたらしいけれど、現地でもDVD化はされていないようです。
しかし、なかなかきつい内容です。

映画

巨匠ベルイマン…は個人的に苦手です。
ラッセ・ハルストレム監督の80年代の子どもを主人公にした映画は好き。
サッカー映画では1974年制作の「サッカー小僧」が筆頭に挙げられるでしょうが、旧ソ連が敵役なのがマイナスポイント。
で、私のお気に入りはサッカー少女サガちゃんが圧倒的に可愛い「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」だ!

フランスとイングランドは後ほど追加します。

予想ができない

仲間内でユーロ2012の予想をする時期がやってきた。
予想というか、期待なのだ。
優勝はドイツか。
これも予想というより、ある種の期待であるが。
しかし願望では、もちろんロシア若しくはウクライナだ。

2004年にはギリシャの優勝、チェコの準優勝を当てた。
それははっきり言って偶々当たってしまったのだ。
各国の選手の情報とか、戦術とか、一切無しだったから、却ってよかった。
皆からアイスクリームを奢ってもらった。
いい夏だった。
(アイスクリーム権は一年以上確保できた。)

2008年にはロシアベスト4を当てた。
これも予想ではなく期待だった。
実際にはグループリーグ突破も怪しいと考えていた。
お馴染の若々しい連中にセマクとスラーヴァを加えて理想的なメンバーではあったが。
(但し実働的になるのは数年後かと思っていた)。

さて、今回、やはり希望ばかりが先走る。
グループリーグは突破して欲しい。
が、それも簡単ではないのでは?
期待値はあまり高くない。
皆あれから4年分年を取ったし。

予選でのロシアは、首位通過ではあったものの、それはアルメニアのおかげだ。
2~3位グループだったアイルランドやマケドニアをやっつけ、ロシアには負けてくれたのだから。
パヴリュチェンコにハットトリックされてしまったが、アルメニアはいいチームだ。
いつの間にこんなにいい選手が育ったのだ?
ロシア各クラブも、アルメニアやイランの選手をもっと入れて欲しい。
まあ、それはともかく、観ていて盤石という感じは全然しなかったし、若者いないし、ユーロ後誰が監督なるのかにもかかっているが、これからに期待する。

とは言え、とは言え、である。
まずグループ突破はしなければ。
あとは、一戦一戦全力で(←これが彼らには最も苦手)。

まずアルシャーヴィンはあまりあてにしないこと。
予選の最中もさして当てにはならなかったし。
勿論活躍してくれれば、それに越したことはありません。
フペリョート、シャーヴァ。
ケルジャコフは現在の好調を維持してくれればいいが、逆にケルジ不調だと、他に頼れる人物が思い浮かばない。
気まぐれFWのパヴリュチェンコとポグレブニャク。
特にパヴリュクは全然百発百中ではなく、90発目以降の精度が俄然増してくるというタイプなので、長~い目で観ていなければならない。
あと、当てにできない選手としては、ザーガことザゴエフがいる。
「前半と後半でまるで別人」
「試合時間中80分はどこにいたの?だけど、ワンプレイで存在感を発揮」
という、ある意味典型的なロシアの選手になりつつある。
(カフカースの選手が、ということかもしれない。)
GKはスラーヴァでもアキンフェーエフでも。

仮に勝ち進んだとして、Bグループのドイツ、オランダあたりと当たってしまうか。
おお。

2012年6月2日土曜日

ネヴァ河の囁き

ソクーロフ監督の「ファウスト」の初日だ。
が、今日の未明にはイタリア対ロシアのA代表の親善試合、ポルトガル対ロシアのU21のヨーロッパ選手権(2013年)予選と続けざまに観て、かなり疲労が溜まっているため、今日観に行くことは断念した。
こんな疲れた時に観たら熟睡だ、きっと。
(それでなくても…なソクーロフなので。)

映画を観ないうちに行くのは少々憚られたが、みやこうせいさんの写真展には足を運んだ。
みやこうせい「ソクーロフ―非日常の日常」

ギャラリーうちやまは、ややわかりにくいところにある。
私ははがきの案内図をみて行ったが、通り過ぎてしまった。
リクルートの向かいにあるのかと思ったら、それより手前だった。
一階に案内もないので、ビルの名前を確認して4階にあがってくださいね。

初日ということもあって、みやさん自身がいらっしゃって、数人の人が写真に魅入っていた。
ギャラリーはやや賑わいを見せていたが、作品自体は«静»の世界だ。
ペテルブルグ風景(ルーマニア・モルドヴァもののときとうってかわって静謐な空気が感じられる)、かなりリラックスした表情を見せる(←珍しい)端正な顔立ちのソクーロフ監督、そして映画「ファウスト」衣装4点、とコンパクトながらずっしり心に滲みる写真展だった。
(ペテルブルグ以外の、日本での撮影風景の写真もある。)

ペテルブルグの写真が忘れ難い。
ネヴァ河とペトロパヴロフスク要塞を背景にした士官学校生たちのシルエット、凍結したネヴァ河。
ヨシフ・ブロツキーや、あのフルジャノフスキーの「一部屋半」の世界だ。

映画をなんとか来週中に観て、そのうえでもう一度写真展に来たい。

『ファウスト』は現在読書中。
だいぶ忘れている。
特に第2部は。
でも、ソクーロフ監督が「ゲーテの作品をぜひお読みください」というメッセージを書かれているので、私も真面目に取り組んでいるところ。

父がメフィストフェレスを演じたのは何年前だろうか。
父がソクーロフ監督の「ファウスト」を観て、特にメフィストを翻案したという高利貸しを目にしたら、どんな感想を持っただろうか。

U21ポルトガル対ロシア

こちらはクルィリヤの子がちらほらのユース代表です。

ポルトガル対ロシア
首位争いの一戦です。
ロシアがホームの試合では勝って、首位を確保しました。
さて、アウェイでは?

Португалия U21
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
1. Антони Лопеш (в)
2. Седрик (з)  
3. Педру Мендеш (з)
4. Жуан Перейра (з)
5. Рубен Феррейра (з)
6. Андре Алмейда (п)
8. Андре Мартинш (п)
10. Диогу Розаду (п)
11. Жозуэ (п)
7. Салвадор Агра (н)
9. Руй Фонте (н)

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
12. Криштиану Перрейра (в)
13. Нуну Рейш (з)
14. Данилу Перейра (п)
16. Давид Симан (п)
17. Тиджане (п)
15. Гомеш Фреди (н)
18. Абель Исса Камара (н)

ТРЕНЕР
Руй Жорже

Россия U21
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
1. Николай Заболотный (в) ニコライ・ザボロトヌィ
2. Ибрагим Цаллагов (з)   イブラギム・ツァラゴフ
3. Георгий Щенников (з) ゲオルギー・シチェンニコフ
4. Никита Чичерин (з) ニキータ・チチェリン
5. Тарас Бурлак (з) タラス・ブルラク
6. Магомед Оздоев (п) マゴメド・オズドエフ
この前、ユーロ行きから外れてしまった選手ですね。
7. Сергей Петров (п) セルゲイ・ペトロフ
8. Олег Шатов (п) オレグ・シャトフ
9. Павел Яковлев (п) パーヴェル・ヤコヴレフ
10. Фёдор Смолов (п) フョードル・スモロフ
11. Максим Канунников (н) マクシム・カヌンニコフ

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
12. Александр Фильцов (в) アレクサンドル・フィリツォフ
13. Максим Беляев (з) マクシム・ベリャーエフ
15. Сергей Брызгалов (з) セルゲイ・ブルィズガロフ
14. Шота Бибилов (п) ショタ・ビビロフ
16. Денис Черышев (п) デニス・チェルィシェフ
17. Антон Соснин (п) アントン・ソスニン
18. Артём Делькин (н) アルチョム・デリキン

ТРЕНЕР
Николай Николаевич Писаревニコライ・ニコラエヴィチ・ピサレフ


ハーフタイムまで0-0
早速スポーツニュースでイタリアとの親善試合を報じている。

後半開始。
なんとキャプテンのブルラクが怪我で交代?
ソスニンが入ります。

交代はブルラクではなく、オズドエフとのようだ。


ううう~む、パスがきれいに通ってシュートしたが弱かった。

カヌンニコフ→チェリシェフ

アパースナ!
ザボロトヌィがセーヴ。
落ち着いている。

ポルトガル10-→16

アピャーチ アパースナ!
ザボロトヌィ、しっかりキャッチ。

先制された。
ゴール前は混戦だった。
かなり嬉しがっている。
さあ、得点できるだろうか。
あと10数分。

なんかなかなかフル代表とユースが揃って勝つってことが稀有であるような。
どちらか勝つと片方がだめ、のことが多い。
ともかくシャトフをビビロフに代えた。
ゴールを目指せ!

ポルトガル8(さっき得点した人?)→14

ヤコヴレフのいらいらぶりが酷い。
あと、ヘアバンド?はなぜあんなに下がっているの?

90分経過、時間がない。
あと3分か。
足が止まっているな。

試合終了。
1-0で負けました。
ジャーリ。

対イタリア親善試合

チューリヒで行われる、イタリア対ロシアの親善試合
イタリアの各選手は喪章を巻いてのプレイです。

 Италия
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
1.Джанлуиджи Буффон (в)ジャンルイジ・ブッフォン
2.Кристиан Маджо (з)クリスチアン・マジョ
6.Федерико Бальцаретти (з)フェデリコ・バリツァレッティ
15.Андреа Барцальи (з)アンドレア・バルツァリ
19.Леонардо Бонуччи (з)レオナルド・ブヌッチ
8.Клаудио Маркизио (п)クラウディオ・マルキジオ
16.Даниэле Де Росси (п)ダニエレ・デ=ロッシ
18.Риккардо Монтоливо (п)リッカルド・モントリヴォ
21.Андреа Пирло (п)アンドレア・ピルロ
9.Марио Балотелли (н)マリオ・バロテッリ
10.Антонио Кассано (н)アントニオ・カッサーノ

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
12.Сальваторе Сиригу (в)サルヴァトーレ・シリグ
3.Джорджо Кьеллини (з)ジョルジョ・キエッリニ
4.Анджело Огбонна (з)アンジェロ・オルバンナ
7.Игнацио Абате (з)イグナツィオ・アバテ
5.Тьяго Мотта (п)チヤゴ・モッタ
13.Эмануэле Джаккерини (п)エマヌエレ・ジャッケリニ
11.Антонио Ди Натале (н)アントニオ・ディ=ナタレ
17.Фабио Борини (н)ファビオ・ボリニ

ТРЕНЕР
Чезаре Пранделлиチェーザレ・プランデッリ



Россия
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
16.Вячеслав Малафеев (в)
スラーヴァできました。
4.Сергей Игнашевич (з)
5.Юрий Жирков (з)
12.Алексей Березуцкий (з)
21.Кирилл Набабкин (з)
うむ、ナバプキン!
アニュコフ抜き。
6.Роман Широков (п)
7.Игорь Денисов (п)
8.Константин Зырянов (п)
17.Алан Дзагоев (п)
10.Андрей Аршавин (н)
11.Александр Кержаков (н)

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ

1.Игорь Акинфеев (в)
13.Антон Шунин (в)
3.Роман Шаронов (з)
15.Дмитрий Комбаров (п)
23.Денис Глушаков (п)
14.Роман Павлюченко (н)
18.Александр Кокорин (н)
20.Павел Погребняк (н)
マラトとアニュコフはベンチにもいない。
しかしまあ、見慣れた陣容と言えましょうか。

ТРЕНЕР
Дик Адвокат

ズィリャーノフをはじめとして、何回もイタリアゴールを脅かしましたが、精度が甘く、ネットは揺れず。

イタリアはあまりシュートチャンスがありませんが、一回オフサイドあり。

ピルロのFKは上方へ。

ロスタイム殆どなく前半は0-0で終了しました。

その他の試合では、チェコがハンガリーに1-2で負けている。
ディナモのジュジャクが得点した。
まあ、珍しい。
ディナモではぱっとしない子だけれど。

ウクライナも現在(48分)オーストリアに1-0でリードを許している。

ハーフタイム、ポグレブニャクがいるが、後半出場か?
これまで2試合出ていないし。
あら、スラーヴァに代えてイゴリョークだ。
大丈夫か?
交代はそれだけか。

ウクライナ、追いついた。
オレグ・グセフ!

ロシアは後半開始早々ゴールに迫る。
得点するのにはよい時間帯だが、精度はよくない。
続いてザーガはオフサイドだ。

ナバプキン危うくオウンゴールになりかけ。
(上に行ったが)

今のは全然オフサイドではないが、オフサイドをとってもらった。

イタリアをフリーにさせてしまったが、イゴリョークが止めた。

イタリア6→4
あと、GKもブッフォンから24の人に後半から代わっている。
(ゴール前で短パンを引き上げてみせてくれていた。)
ケルジの調子が今日は今一つのようだ。

ピルロが撃ってきた。
左に逸れる。

おおお、ケルジ、マラジェッツ!!!!

気がつくと、オーストリア2-2ウクライナになっている。
2点目もグーセフだ。

イタリア選手交代。

そして、ケルジ→パヴリュク
お疲れ様。

シャーヴァが左からシュート!
キーパーが手を伸ばして防ぐ。

シャーヴァがとことことコーナーを蹴りに行く。

ナバプキンが張り切って、しかし危ないファウルで止める。

シャーヴァにイエロー。
イタリアの方にもイエロー。

イタリア21→11

ポルトガルとのU21の試合も始まっているのか。
観たいな.
(放映あるのか?)

パヴリュクにイエロー。
その後も挑発的な行為をしていた。
らしくない感じ。
イングランドに行っている間にキャラが変わったのか?

シャーヴァ→シロコフで2点目!
マラッツィ!

しかし、イエローが出て、イタリアFK.
ゴールのかなり上に行ってくれた。

オーストリアが90分に3点目を取った。
決勝点か?
しかし、オーストリアの得点は、どれも~ヴィチさんなのですね。
試合終了、オーストリア3-2ウクライナでした。

早くU21の試合が観たい。
ビビはベンチだ。

ザーガ、FK与えたが、事なきを得る。
ココラと交代。

ナバプキンがイタリアFWとヘッドで競り合うが、シュートを許す。
イゴリョークがキャッチ。

シロコフ、フリーになって2点目。
0-3
リトアニア戦は何だったんだ?

イゴリョーク、セーヴ!

フショー。
イタリア0-3ロシア

さっそくスポーツ新聞にダジャレ見出し
「シロコ(フ)たちが広く(沢山)取った」
Взяли широко


お馴染のEU出場登録選手

グループA
チェコ

マレク・スヒ(スパルターク・モスクワ)
トマシュ・ヒュブシュマンTomáš Hübschman(シャフチョール・ドネツク)
トマシュ・ネツィド(ツェスカ・モスクワ)

ギリシャ
いない
意外と若い選手が多いのですね。
おっさんのイメージが強かったけど。

ポーランド
アルトゥール・ソヴィエフ(ハノーファー)

グループB

デンマーク
いない

ドイツ
ミロスラフ・クローゼ
余裕で最年長か。
ハノーファーは一人しかいないんだ。

オランダ
いない

ポルトガル
ブルーノ・アルベス(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
ダニー、怪我してしまいなしたからね。

グループC

クロアチア
スティぺ・プレティコサ(ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ)
イヴァン・ストリニチ(ドニエプル・ドニエプロペトロフスク)
オグニェン・ブコエヴィチ(ディナモ・キエフ)
ダリヨ・スルナ(シャフチョール・ドネツク)
トミスラフ・ドゥイモヴィチ(スパルターク・モスクワ)
エドゥアルド(シャフチョール・ドネツク)

スラヴェン・ビリチ監督は今度ロコの監督になるのでしたっけ。

イタリア
いない。
クリシトとボッケッティがいなくなったので。

アイルランド
エイデン・マッギーディー(スパルタク・モスクワ)

スペイン
いない

グループD

イングランド
いない

フランス
いない

スウェーデン
いないかと思ったら
ポントゥス・バンブルム(ツェスカ・モスクワ)
もっとも、たいして知らないけど。


バルトカップ

フィンランド・エストニア・ラトヴィア・リトアニアの4カ国のカップ戦がエストニアで行われます。
本日行われるのが準決勝で、3日に3位決定戦と決勝が行われます。
このあいだロシアと引き分けたリトアニアってどんなものなのでしょうか?

ラトヴィア対リトアニア
エストニア対フィンランド

えー、ただいま入った情報だと、ラトヴィア5-0リトアニア
だそうです。
単純計算でラトヴィア5-0リトアニア0-0ロシア

2012年6月1日金曜日

分厚い本を読んでいた

昨日、お茶の時間に上司(職場のトップ)が、
「あなたは昨年、たぶんロシア人が書いた厚い本を読んでいましたね」
と話しかけてきた。

そう。
私はお茶の時間に読書することもあるのだが、昨日『おやじがき』を手にしていなくてよかったな。

そういえば、別のもっとずっと若い上司にも
「あの分厚い本は読んじゃいましたか?」
とこれまで度々尋ねられた。

その、上司たちが気になっている、«昨年読んでいた分厚い本と»いうのは、おそらく『囁きと密告』上下二巻のことだろう。
書いたのはロシア人ではないが。

あと、『スターリンの子供たち』も、分厚くて、その手の本だ。
これも長々と読んでいた。
(これもロシア人ではなく欧米人によるものだ。)

最近読んだもので、ソ連人が書いた分厚い本というと、グロスマンの『人生と運命』全3巻がある。
グロスマンはジャーナリストだが、これは小説であって、ルポルタージュの類ではない。

これらは読み応えのあるすばらしい本であるのは間違いない。
が、これらにも増して、私は『モスクワの孤独』を推す。
私の中では、この本こそ、ソ連の中の、いわゆる異論派の人たちについて書かれたものを読む、その先陣となった記念碑的な作品なのだ。
書いたのは日本人だ。

ロシア絡みでなかったら、酒井啓子編『アラブ大変動を読む』がよかった。

セヴァストーポリ陥落

陥落ってわけでもないのですが、FKセヴァストーポリは最終節のブコヴィナ戦に引き分け、リーグ3位に終わり、プレミア昇格は成りませんでした。

勝ち点では、2位のメタルルグ・ザポロジエと並びましたが、勝ち数、得点、得失点差とも、ザポロジエを上回ることができませんでした。

あと1点とっていたら。
1点が足りず。
…これは2シーズン前、チェルノモーレツが最終節でプレミアから一部に降格になってしまったときの状況によく似ています。

クズネツォフの「神の手」ゴールによる直接対決勝利も、今となっては夏の夜の夢だったのか、という思いになります。
と言いますか、
私自身はややセヴァストーポリ贔屓の心境ではあったのですが、今回あれで昇格が決まったら、後ろめたさが残ったろうし。
やはり神様はご覧になっていたのだと、全体として予定調和になったような。

ウクライナ一部リーグ最終節の結果

"Звезда"3 : 0"Арсенал"
 ズヴェズダ  アルセナール

 Александр Кочура 26**
 Александр Батальский 53
 Александр Батальский 80
 Александр Кочура 90+4



 "Николаев"2 : 0"Нефтяник-Укрнефть"
 ニコラエフ    ネフチャニク=ウクルネフチ

 Игорь Семенина 19
Дмитрий Бровкин 65**
Дмитрий Бровкин 79



"Нива"1 : 0"Олимпик"
ニヴァ    オリムピック

 Александр Янченко 52*



"Динамо-2" 1 : 3"Сталь"
ディナモ-2    スタリ

Дмитрий Рыжук 54

Юрий Батюшин 32
Виталий Грицай 74
Локтионов 90


"Одесса"5 : 2"Титан"
 オデッサ    チタン

Валентин Полтавец 4
Александр Степанишин 32
Пархоменко 51
Саид Белмохтар 54
Саид Белмохтар 78

Калиниченко 69***
Виталий Субочев 84
Виталий Субочев 89


"Металлург"4 : 2"Гелиос"
メタルルグ    ゲリオス

Мохаммед Слим 12
Сергей Сидорчук 15
Эдуард Соболь 23
Мохаммед Слим 35

Андрей Кандауров 17
Любомир Гальчук 52


 "Буковина"1 : 1"Севастополь"
ブコヴィナ    セヴァストーポリ

 Александр Семенюк 51

Мариуш Левандовски 24*


"Говерла-Закарпатье"4 : 0"Крымтеплица"
ゴヴェルラ=ザカルパチエ    クルィムテプリツァ

Александр Косырин 14
Платон Свиридов 17
Александр Косырин 53
Александр Косырин 90+2

ハットトリックのアレクサンドル・コスィリンは得点王になりました。

*がPK、**がPK失敗です。
***はレッドカード。
最終節はどこも、点がよく入って、アディショナルタイムも長~いものなのでしょうか。

順位表

1 "Говерла-Закарпатье" Ужгород
ゴヴェルラ=ザカルパチエ・ウジゴロド
日本人の加藤康弘選手が所属するクラブ
さっさと昇格と優勝を決めていました。

2 "Металлург" Запорожье
メタルルグ・ザポロジエ

この2つがプレミア昇格を果たしました。

3 "Севастополь"
FKセヴァストーポリ

4 "Арсенал" Белая Церковь
アルセナール・ベラヤ=ツェルコフィ

5 "Крымтеплица" Молодежное
クルィムテプリツァ・モロデジュノエ

6 "Буковина" Черновцы
ブコヴィナ・チェルノフツィ

7 "Динамо-2"
ディナモ・キエフ-2

8 "Сталь" Алчевск
スタリ・アルチェフスク

9 "Гелиос" Харьков
ゲリオス・ハリコフ

10 "Нефтяник-Укрнефть" Ахтырка
ネフチャニク=ウクルネフチ・アフティルカ

11 "Звезда" Кировоград
ズヴェズダ・キロヴォグラド

12 "Олимпик" Донецк
オリムピック・ドネツク

13 "Нива" Винница
ニヴァ・ヴィンニツァ

14 "Титан" Армянск
チタン・アルミャンスク

15 "Одесса"
FKオデッサ
ここまでが一部リーグ残留。

16位以下が二部リーグに降格。
→6/3訂正:16位のニコラエフは即降格ではなく、2部リーグのアヴァンガルド・クラマトルスクとの入替戦に臨みます。

16МФК "Николаев"
MFKニコラエフ


17位以下が二部リーグ降格でした(6/3訂正)
17 "Львов"
FKリヴォフ

18 "Энергетик" Бурштын
エネルゲチク・ブルシュティン
ここは財政が破綻したのか、このところ不戦敗(0-3)だったようです。