2012年6月19日火曜日

故郷で

ヒカリエができた、と言っても、たいして関心はなかったのです。
職場の同僚は行ってみたいとかなんとか言っていたけれど。
渋谷のどこにできたのかも、よくわからなかった。

ああ、あそこだったのか。
イメージフォーラムに行く途中の、工事中だったところ。

今更ながら場所を確かめたのは、6月4日に、川本喜八郎人形ギャラリーがヒカリエ8階にできた、と知ったからです。

川本先生、渋谷っ子でしたものね。
生まれも育ちも渋谷の、シティーボーイだったのです。
アトリエも渋谷区。
そうした縁で、松涛美術館で川本先生の人形展が開催されたこともありました。
(1999年のことでした。)

人形劇三国志で使われた人形たちは、飯田市の人形美術館に川本先生が寄贈されているので、ここ人形ギャラリーに展示されている諸葛亮公明や劉備玄徳など三国志の登場人物は「人形劇三国志」オリジナル、そのもの、とは言えないかもしれないけれど、川本先生ご自身がその後制作されていた人形なので、「本物」と言ってよいでしょう。

こちらは川本先生を偲ぶ会の会場で撮った写真です。





この曹操は、TV用ではなく、中国の劇団が操演している、人形劇用の、かなり大きな人形

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