2011年12月31日土曜日

今年も

リャザーノフの「運命の皮肉」を観ています。

ソ連時代から現在に至るまで、年末年始に必ずTV放映されるという人気映画ですが、不思議ですよね。
自分の住まいに見知らぬ酔っ払いが侵入していたら、叩き出して(警察呼んででも)終わり、のはずなんだけど。

今年。
いい年ではなかった。
大いに傷ついた。
(でももっと重い試練に直面した方々からすれば、傷ついたうちには入らないのだが。)
さよならヤン!
Прости-прощай, Одесса-дядя мой дорогой!
(すみません、お知らせを受け取って、まだご返事を書けていない。心の中を整理して、リューダさんのことが書けるようになったのも、やっとつい最近のことなのです。)
訃報がとても多かった。

カーリャは所属クラブ(サトゥールン)が消滅し、移籍に当たっては調停委員会に申し立てまでした。
モスクワにいたいという家族の希望で、ディナモ・モスクワに移籍したものの、ロシアカップで2得点した(通算98ゴールになった)のみで、クラブでは居場所を失っている。
カーリャ、良い年を。
2012年が良い年になりますように。

ロシアがユーロ2012本大会出場を決めたこと
(ベラルーシ・エストニア・アルメニアは惜しかった)
チェルノモーレツがウクライナプレミア復帰したこと
クルィリヤに「ロべカルバナナ事件」が起きてしまったこと
ゴトビさんに対してとても不愉快な中傷がされたこと
等々サッカーに関してはいいこと悪いことともにあった。
悪いことの方がより多かったけれど。

さて、拙ブログをご覧になってくださった皆様
良い年をお迎えくださいますようにお祈り申し上げます。

最近になって西アジア方面からのアクセスが増えて、嬉しいです。
「運命の皮肉」を観終わったら、アラビア語講座をやります。

コメントをくださった奇特な方、貴重なご意見をありがとうございました。
中には正直言って趣旨が全くつかめない、意味不明なコメントもあり、返答に窮しましたが…。

С настоящим!

2011年12月30日金曜日

CISカップ異変

私が年賀状書きに勤しんでいた昨日、2012年CISカップ概要が発表になっていました。

年賀状は無事書き終えて、さきほど投函してきました。
元旦には届かないでしょう。
いつもながらすみません。

さて、CISカップ2012.
なんとイランが出場します!

Группа А:Россия, Казахстан, Эстония, Туркмения.

Группа B:Украина, Молдавия, Киргизия, Латвия.

Группа C:Беларусь, Иран, Таджикистан, Литва

えー、12カ国でイランが入っている。
ということは、グルジアはもちろん入っていなくて、その他にいないのは…。
アルメニア、ウズベキスタン、アゼルバイジャンか。
あと、トルクメニスタンのことをТуркменияというのか。

その前に、一大変更点。
これまで旧ソ連構成諸国のリーグチャンピオンのクラブチーム(+αでロシアユースだったり近隣国(セルビアやフィンランドのリーグチャンピオンクラブ))同士のトーナメントだったのに、今回は全面的に各国のユース代表のトーナメントになっています。

日程
19 января
12.00. Украина – Молдавия.
14.15. Киргизия – Латвия.
17.00. Россия – Казахстан.
20.00. Эстония – Туркмения.

20 января
12.30. Беларусь – Иран.
15.00. Таджикистан – Литва.
17.30. Казахстан – Туркмения.
20.00. Россия – Эстония.

21 января
12.30. Украина – Киргизия.
15.00. Молдавия – Латвия.
17.30. Беларусь – Таджикистан.
20.00. Иран – Литва.

22 января
12.30. Украина – Латвия.
15.00. Молдавия – Киргизия.
17.30. Казахстан – Эстония.
20.00. Россия – Туркмения.

23 января
17.30. Беларусь – Литва.
20.00. Иран – Таджикистан.

24 января
18.00. Матч за 9-12 места.
20.00. Матч за 9-12 места.

25 января
12.30. ¼ финала.
15.00. ¼ финала.
17.30. ¼ финала.
20.00. ¼ финала.

26 января
18.00. Матч за 9-12 места.
20.00. Матч за 9-12 места.

27 января
12.30. Матч за 5-8 места.
15.00. Матч за 5-8 места.
17.30. 1/2 финала.
20.00. 1/2 финала.

28 января
12.30. Матч за 11 место.
14.30. Матч за 9 место.

29 января
12.00. Матч за 7 место.
14.15. Матч за 5 место.
16.30. Матч за 3 место.
19.00. Финал.

それでも、最終日までハードスケジュール。
皆さんお怪我のないように!

場所はサンクト・ペテルブルグです。

去りゆく人

移籍情報を眺めていると、「契約終了」の文字が目につく。

アムカル・ペルミ
ヴィタリー・フェドリフ(ウクライナ)

FKクラスノダール
スパルターク・ゴグニエフ

クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
多くの選手と契約を打ち切ってしまった。
ネイツ・ペチニク(スロヴァキア)
セルゲイ・クズネツォフ
デニス・コヴバ(ベラルーシ)
ダヴィド・ユルチェンコ
セヴァストーポリからヴェレムコがやってくるまでゴールを守ってくれたユルチェンコもいなくなる。
ヴェレムコは「一部落ちは嫌だ」と言って降格チームからクルィリヤにやってきたのだから、クルィリヤがプレミアにいることについては頑張ってくれるだろう。が・・・
アレクサンドル・ブダノフ

クバン・クラスノダール
紛らわしいが
アレクサンドル・ブダコフ
ロマン・ブィコフ
???あの名優と似た名前だ(ロラン・ブィコフ)。
ゲオルギー・ヌロフ

スパルターク・ナリチク
レアンドロ(ブラジル)

トミ・トムスク
アレクサンドル・ハリトーノフ
ヴィクトル・ストルィエフ
キム・ナミル(韓国)

2011年12月29日木曜日

シーズン途中で

ロシアの各メディアは「2011年のベストプレイヤー」等の発表をしている。
今シーズンが5月に終わった時点でも「ベストプレイヤー」は選出するのではないかという気がするけれど、この年末にも今までどおりそういうのをやっているみたい。

ФНКの「2011年ベストプレイヤー」は、今、投票受付中。
これは「ロシアリーグのベストプレイヤー」ではなくて、「ロシア人選手の中のベストプレイヤー」なので、ロシアリーグ現在得点ランクトップのツェスカの選手などなどは当然ながらノミネートされていません。
それはいいとして、ロシアの外にいるいつもの人たちが相変わらずノミネートされているのはどうなんだろうか。
(ついでながら、ФНКは「2011年ワールドベストプレイヤー」も選んでいる。こちらも多くのリーグはシーズン途中なのだが、まあこれがロシア流なのだろう。)

「ロシア人ベストプレイヤー」候補者たちは
ГОЛОСОВАНИЕ
Лучший футболист России в 2011 году?

Вячеслав Малафеев (Зенит)ヴャチェスラフ・マラフェーエフ(ゼニット)
Игорь Денисов (Зенит)イーゴリ・デニソフ(ゼニット)
Александр Кержаков (Зенит)アレクサンドル・ケルジャコフ(ゼニット)
Роман Широков (Зенит)ロマン・シロコフ(ゼニット)
Александр Анюков (Зенит)アレクサンドル・アニュコフ(ゼニット)
Алан Дзагоев (ЦСКА)アラン・ザゴエフ(ツェスカ)
Сергей Игнашевич (ЦСКА)セルゲイ・イグナシェーヴィチ(ツェスカ)
Василий Березуцкий (ЦСКА)ヴァシリー・ベレズツキー(ツェスカ)
Игорь Акинфеев (ЦСКА)イーゴリ・アキンフェーエフ(ツェスカ)
Александр Самедов (Динамо)アレクサンドル・サメドフ(ディナモ)
Игорь Семшов (Динамо)イーゴリ・セムショフ(ディナモ)
Денис Глушаков (Локомотив)デニス・グルシャコフ(ロコモチフ)
Дмитрий Комбаров (Спартак)ドミトリー・コムバロフ(スパルターク・モスクワ)
Артем Дзюба (Спартак)アルチョム・ジューバ(スパルターク・モスクワ)
Сергей Рыжиков (Рубин)セルゲイ・ルィジコフ(ルビン)
Юрий Жирков (Анжи)ユーリー・ジルコフ(アンジ)
Расим Тагирбеков (Анжи)ラシム・タギルベコフ(アンジ)
Андрей Аршавин (Арсенал)アンドレイ・アルシャーヴィン(アーセナル)
Роман Павлюченко (Тоттенхэм)ロマン・パヴリュチェンコ(トッテナム)
Дмитрий Булыкин (Аякс)ドミトリー・ブルィキン(アヤックス)

http://football.kulichki.net/voting/index.htm
このメンバーからだと、言わずもがな外しておけ!という名前も散見されるが…、おおお!感動するのはアヤックスの大きいジーマですわね。
でも私はアのつく人にいれた。

現時点(12月29日東京時間23:30頃)の途中経過では
Вячеслав Малафеев (Зенит)   823 
Игорь Денисов (Зенит)   563 
Александр Кержаков (Зенит)   191 
Роман Широков (Зенит)   111 
Александр Анюков (Зенит)   27 
Алан Дзагоев (ЦСКА)   471 
Сергей Игнашевич (ЦСКА)   50 
Василий Березуцкий (ЦСКА)   19 
Игорь Акинфеев (ЦСКА)   80 
Александр Самедов (Динамо)   78 
Игорь Семшов (Динамо)   119 
Денис Глушаков (Локомотив)   255 
Дмитрий Комбаров (Спартак)   307 
Артем Дзюба (Спартак)   33 
Сергей Рыжиков (Рубин)   37 
Юрий Жирков (Анжи)   154 
Расим Тагирбеков (Анжи)   44 
Андрей Аршавин (Арсенал)   24 
Роман Павлюченко (Тоттенхэм)   56 
Дмитрий Булыкин (Аякс)   296
http://www.kulichki.com/vote/stat_vote.cgi?user=football&question=qw16352
となっていて、スラーヴァが断然トップ。
以下デニソフ、ザゴエフ、コムバロフ、ブルィキン。
私が推したディナモのサーシャはもう少しでアキンフェーエフに追いつきそう。

毎年恒例

母と弟とともに、父の墓参。
先にお墓の掃除をしてくださっている方がいた。
雲ひとつないよい天気で、供えた花も青空に映える。
昨年は水道管が凍っていて水が出なくて、管理事務所の水道まで水を貰いに行ったのだが、今年はその点大丈夫だった。
(ただ、管理事務所は年末年始休業になっていたようだ。)

只今、年賀状作成中。
160枚くらい。
秋に撮った写真を使おうかと思っていたけれど、どうもあんまりぱっとしないので、別のパターンにした。

途中で母の年賀状作成を手伝った(というより題材選びからレイアウト、印刷、宛名作成まで私がやった)。
こちらは35枚。

自分の年賀状は印刷し終わって、手書きの一言部分を難儀しながらやっている。

そしてこれも冬休み恒例、アラビア語入門の復習。
今日は3課と4課。
アナー・ヤーバーニー/ヤーバーニーヤ:私は日本人(男性)(女性)です。
マー・ハーザー?:これは何ですか?

まだ年賀状は終わらないけれど、ブログの記事を二つくらい書いて、「一言」はできるところまでやって今日は打ち切りにする。
明日早朝に第一弾を投函しに行く。

そういうわけなので、年賀状は2012年も元旦には届かない見込みです。
皆さますみません、毎度のことながら。

2011年12月28日水曜日

思い出そう

久しぶりにアラビア語を打った。
アッサラーム・アライクムとラー・シュクランを。
短い冬休みに、一日2課ずつやってみよう。

アラブ人の名前
イブラーヒーム:アブラハム
アブドッラー:神のしもべ
ハサン:よい、ハンサムな
ジャミール:美しい
(女性名はジャミーラ)
ユーハンナー:ヨハネ
ジルジース:ゲオルギウス

NHKラジオアラビア語講座「アリフからはじめよう」(2003年秋冬)第7課より

正攻法

黒田龍之助先生の近刊は三修社から。
『初級ロシア語文法』。
(オデッサ・コスモスへの投稿はこちら。)

先生ご自身が序文に書かれているように、「思いっきり正統派」で「直球勝負」のタイトル、それに内容、であるようだ。

黒田先生は、NHKの、特にTV講座では優しげににこにこしていらっしゃったけれど、実際の授業ではびしばしと厳しかったのだ。
だから、こういう「思いっきり正統派」が本来の黒田先生なのだ。

とはいえ、本文は会話調で堅苦しくないように工夫されているとのこと。
「参照する文法ではなく読む文法」

そういえば、岩波の新刊案内(1月)に、『英語で話すヒント 通訳者が教える上達法』という新書の紹介がある。
「まず日本語で考える」
「単語は全部聞き取れなくてよい」
「発音よりリズム」
「文学作品を楽しもう」
といったことが書かれている。

英語もそうなのか。
結構賛成だ。
ロシア語においてもそれは言えている、という指摘が多い。
特に「発音よりリズム」は、確かにそうだという印象を持つ。
発音はある程度ごまかしがきくにしても、リズムが違うと決定的に通じない。

三修社
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=3794

2011年12月27日火曜日

ユリさん

結局アンジはファザー・グースではなく、クラスノジャンさんを新監督にしました。
Юрий Красножан — новый главный тренер «Анжи»

むーーーーーー。
意外とまともな選択をしたもんだ、アンジも。

しかしロシア2の方はどうなるんだ、兼任か?

クラスノジャンさんは元々ナリチク出身だったんですね。

2011年12月26日月曜日

やっぱりワーシカなんだ

Любовь Божия к нам открылась в том, что Бог послал в мир единородного Сына Своего, чтобы мы получили жизнь чрез Него.
1-е ИОАННА 4-9

神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。
Ⅰヨハネ 4-9

日本聖書協会刊行の日本語の聖書と、ロシア語の聖書と、書簡集の並び方が違う。
ロシア語のは、パウロ書簡の前にヤコブ・ペトロⅠとⅡ・ヨハネⅠ~Ⅲ・ユダが入っている。

さて、例えば、有名な聖句とか文学作品中の名句とか、諺とか、「“ロシア語的教養”、1174語を収録した学習者必携の書」『ロシア語名言・名句・ことわざ辞典』が東洋書店から刊行されたとのこと。
確かにとっても役に立ちそうだ。欲しい。
どの程度の「名言」が収録されているのだろう?
ガイダイの映画の名セリフなんて、入っているだろうか?
内容をちらっと見ると、冒頭の言葉は
А Васька слушает да ест.
《ところがワーシカは聞きながら食べている》
ワーシカは猫の名前。
まったくもって典型的な雄猫の名前。
(逆に、犬でワーシカって名前はまず聞かない。)
「暖簾に腕押し、糠に釘、豆腐に鎹、○○に説教」などと、わが職場では言い慣わされている(○○部分にはとある人名が入ります)、そういうのにあたるのかもしれません。

やっぱり猫はワーシカなんですね。
最近見た映画(「失われた大地」)で、チェルノブイリ原発事故後、自主的に居残っている村人が飼い猫に呼びかけている場面があるが、そこでも猫の名前は「ワーシカ」だった。
本橋監督の「ナージャの村」(←これはベラルーシの村)に出てくる大きい猫も名前はワーシカ。
あれもそうだったなあ。「こねこ」(チグラーシャ)に出てくるボス猫。名前はワーシャ。
都会ではそれほどでもないかもしれないけれど、田舎の方では猫の名前のワーシカ率はすごく高いのではないでしょうか?

2011年12月25日日曜日

思いがけなく その2

ロシアプレミアにイラン人選手??

ルビン・カザンがペルセポリスのアリ=レザ・ハギギに関心を示しているとのこと。
Рубин может пополниться иранским вратарем

で、ルィジコフは?という点が引っかかるが、本音は「来たりませ、アリ=レザ」。

2011年12月24日土曜日

思いがけないプレゼント

С Рождеством!
主のご生誕をお祝いいたします。

今日は朝一で買い物に出かけ、昨日断念したもの(ワイン・お惣菜・ドライフルーツ)を無事に買うことができました。
朝一でもかなり混んではいましたが。
(そしてやはり結構時間はかかった。他にプレゼントもみてまわったので。)

夕方、かなり押し迫った時間に帰宅すると、郵便受けにいろいろ入っています。
元クラスメイトから、素敵なプレゼントが!
Спасибо!
チェブラーシカとゲーナのパズルでした。
4-6 лет(4-6歳用)というので、4-6カ月くらいで仕上げましょうか。

これはいわゆるトッティ・ネタです。

もう一つ、高校時代の恩師からのゆうメールが。
ご新著『新田義貞鎌倉攻めの道を辿る』
うわあ、おもしろそうだ。
鎌倉街道については、小・中・高の地域学習で学んだものだし(多摩武蔵野部分)、群馬・埼玉・神奈川部分にしても友人知人が少なからず住んでいる。
自分ではそういう発想はなかったけれど、「歴史街道を歩く」として、何回かに分けて歩いて、数年がかりで全行程を踏破するという企画はおもしろい、ちょっとやってみたいなという気になる。
先生、ありがとうございます!
私は実際に先生の世界史の授業を受けたわけではないのに、なぜか先生は私のことを卒業後も忘れないでいてくださり、私が職場の広報誌をお送りするたびに、丁寧で、時にかなり辛辣なご感想を返して下さる。
ご著書を上梓されるたびに、私なんぞにまで寄贈してくださる。
ありがとうございます。
素敵なクリスマスプレゼントです。

やや焦りながら、クリスマス礼拝に出掛けたのですが、パズルのプレゼントを贈ってくれた友人にお礼状を書くので、急遽某所によってカードを購入。
礼拝には間に合った!
教会の手前で友人一家を追い越す。
上の息子さんは子ども聖歌隊デビューで、先に行って練習しているらしい。

かの息子くん、仮にスラーヴァくんとしておきましょう。
聖歌隊は大人も子どもも男性が少ないのですが、今年の子ども聖歌隊は男の子が3人しかいませんでした。
スラーヴァくんもどうやら懇願されて隊員になったようで、あまり口を開けずにぼそぼそと歌っていました。
お母さんはピアノの先生でとっても歌が上手なんですけどね。
Вперёд, Слава!!

多くの人が集まったので礼拝堂の中は暖かかったけれど、礼拝が終わって外に出たら寒い。
キャロリングも終了。
明日のクリスマス礼拝は10時半。
今日の礼拝から間もなくって感じ。

今夜のうちに片づけをして明日の夕方のパーティーの準備はしておく。
というわけで、これから準備にかかります。

2011年12月23日金曜日

クラフトの人たち

親戚筋から展覧会のチケットが回りまわって私のところへ。

「秋岡芳夫展 モノへの思想と関係のデザイン」
目黒区美術館で12/25まで。

目黒駅西口を降り、目黒の商店街を通って目黒川の方に下ってゆく道すがら
「目黒にこんなすごい男がいた」
という垂れ幕がそこここに下がっていてなかなかの迫力です。


チラシによると、秋岡芳夫さんは、童画家、工業デザイナー、生活デザイナー、木工家、プロデューサー、道具収集家など、多彩な顔を持つ方だったといいます。
まあ芸術家なのですけれど、その中でも「クラフトマン」と名乗ることが多い、ウィリアム・モリスみたいな、生活密着型のデザインを常に心がけ、社会にも大いに働きかけていた人です。

まず入ってすぐの展示室は、何百ものお手製竹トンボ、それに秋岡邸の作業場・居間等、作業机や道具の数々の展示(「目黒ドマから―秋岡芳夫のメッセージ」)。
秋岡氏の「樹の器」シリーズや特注の引き出し(中に小刀等彼が使った道具が入っている)とともに、参考作品として奥さん制作のクッション(大阪での万国博覧会のコンペで落選したデザインを使用)、それを載せている友人制作の椅子(座れます)。

さらに目につくのは宮崎珠太郎制作の「大籠」。
真竹を丸のままつぶして編んだ豪快な籠は、竹工芸家宮崎珠太郎(1932~)の手によるものです。
竹の力強さと同様、手の力や体力なしには編むことのできない品と言われます。
秋岡芳夫は「彼の持っている道具の中で一番素晴らしい道具は何だろうかと考えた。それは多分、彼の手、彼の指ではないかと私は思った」「仕事ぶりはただひたすらに野太く、またたけだけしい」と、宮崎珠太郎を紹介しています(「道具拝見④竹編み 宮崎珠太郎」より)
この籠は、ものを創り出す力と、竹を編む細やかで力強い指の力、どちらも兼ね備えた稀有な職人よって生み出されたと言えます。
(以上の青字部分は展示の説明文を写したものです。参考作品なので、出品目録や図録には載っていなかった。)

そう。
この再現されたドマ(土間とDOMA(家)をかけたものだろうか?)を眺めて、いくつか懐かしく思い出した光景があった。
一つは大森に訪ねた黒田龍之助先生のお宅。
お母様のセンスではないかと思ったのだけれど、モダンな、でも実はレトロかも、というテイストの調度品(なかんずく状差し)が印象深かった。
それを突然思い出してしまいました。
それから、熊本の親戚の家。
この展覧会のチケットは元々そこから回ってきたもので、そこも工芸家なので道具と作品に囲まれたアトリエがあって…去年訪ねた時撮った写真を探してみたけれど見つからない
見つかったらアップするかも。
さらに、リューダさんが晩年に移られた富士山の麓のお宅。
私はリューダさんがお持ちになった写真でしか拝見したことはないけれど、コースチャくんは実際にそこを訪ねたことがあるのでした。
何とも羨ましい。
こだわりの邸宅だったのです。
黒田先生(のお母様)、熊本の親戚、リューダさん。
これらの人たちと秋岡さんとに共通するのは、アート系、デザイナー、うーん、それよりやっぱりクラフトの人たちという言い方が一番ぴったりくる気がする。
それと、堀内誠一さん。


秋岡さんと堀内さんとは、「とにかくすごい」ということと、児童文化に執心しておいでだったことに、大きな共通点があります。
ただ、堀内さんは工業デザインは殆ど手掛けていなかったと記憶しています。
その点秋岡さんは“男の子魂”が旺盛な作品が多いので、この展覧会も、昔男の子だった諸氏にお薦めなんじゃないかな。
チェコスロヴァキア映画に出てくるような、レトロかっこいいというか、レトロ可愛いともいうか、ラジオ・カメラ・バイクなどときめきの品々が、2階にあがってすぐのところで観られます。
きわめつけは学研の「○年生の科学」の、あの付録群。
ずらりと並んでいて感動モノです。
北海道や鳥取の「辺境」の町でのものづくりに大きく関わったというのも特筆すべきことでしょう。

この展覧会は25日までですが、巡回はしないのかしら?

クリスマス・マトリョーシカその2ハットトリック

12月1日に、由緒正しいセルギエフ・ポサードのクリスマス仕様マトリョーシカを出して飾った旨記したが、今日はその続き。
由緒はそんなにない(と思う)。


ア・ラ・カンパーニュの「ジュワイユ・ノエル」。

中のお菓子もおいしそうだったから、衝動買いした。目黒駅のアトレで。
「エガール」というマトリョーシカのポーチ入りのお菓子もあったけれど、ポーチは欲しかったものの、中のお菓子がいまいちに思えたのでこちらは買わなかった。

なんで目黒に行ったかは次項で書くが、このように目黒で時間を大幅にオーバーし、25日のパーティーで使う品を求めてデパートに着いた折には、もう人混みでごった返しており・・・。
ワインを選んで買おうかとレジを見ると、すごい行列だ!

諦めた。
明日出直す。

2011年12月22日木曜日

CIS+バルト諸国ランキング

トップ10とCIS+バルト諸国ランキング

1.Испания – 1564
2.Голландия – 1365
3.Германия – 1345
4.Уругвай – 1309
5.Англия – 1173
6.Бразилия – 1143
7.Португалия – 1100
8.Хорватия – 1091
9.Италия – 1082
10.Аргентина – 1067
...
12(12).Россия – 971...
46(46).Армения - 612...
55(55).Украина - 568...
57(58).Эстония - 555...
64(65).Беларусь - 501...
68(68).Латвия - 466...
73(74).Грузия - 451...
86(88).Финляндия - 405...
92(94).Литва - 382...
112(113). Азербайджан - 300...
136(135). Молдова - 229...
138(138). Азербайджан - 220...
139(139). Таджикистан - 209...
146(147). Туркменистан - 164...
191(188). Кыргизстан - 42

フィンランドが入っている!
イランは45位です。

サッカー・ルーによると

2011年ペストプレイヤーはアレクサンドル・ケルジャコフ。
途中で怪我してしまいましたけどね。

Своя рубашка ближе к делу

GK
ヴャチェスラフ・マラフェーエフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)

DF
右:ロマン・シーシキン(ロコモチフ・モスクワ)
中:セルゲイ・イグナシェーヴィチ(ツェスカ・モスクワ)
左:ユーリー・ジルコフ(アンジ・マハチカラ)

MF
アレクサンドル・サメドフ(ディナモ・モスクワ)
イーゴリ・セムショフ(ディナモ・モスクワ)
とディナモの二人が選出されている!
アラン・ザゴエフ(ツェスカ・モスクワ)
イーゴリ・デニソフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
デニス・グルシャコフ(ロコモチフ・モスクワ)
ドミトリー・コムバロフ(スパルターク・モスクワ)

FW
アレクサンドル・ケルジャコフ(ゼニット・サンクト=ペテルグルグ)

2011年12月21日水曜日

いぬねこカレ・オリーブカレ・パンカレ・ピーカレ

巷ではカレンダー配布サービスが縮小しているとか。しかし、その割にはカレンダーが必要以上に入手できてしまったような。

夏にロシアを旅行した時も、エルミタージュやスーズダリの修道院やモスクワクレムリン内の武器庫でカレンダーを買いこみ
例年通り「いぬねこなかよし憲法9条カレンダー」を買い
11月あたりから郵便局や金融機関などでカレンダーを見かけると貰ってしまい
アドヴェントシーズンに入ってからは、礼拝後にオリーブの木のキャンペーンのカレンダーを衝動買いし、
そしたら友人からパンダカレンダー(日本パンダ保護協会)をプレゼントされ
職場では出入りの業者からそれぞれ卓上カレンダーを貰い(裏に年齢一覧表が付いているのが便利だ。あと、私自身は全く気にしないが大安とか赤口とか書いてあるカレンダーも一つは商売上必要)

今日は勢い込んで某信託銀行に定期預金をしに行ったら、通年もののカレンダーと卓上カレンダーを貰えた。
ピーカレです、ピーカレ!
お給料貰うようになってからずっと某信託銀行はピーグッズ目当てで預金をしているけれど、卓上カレンダーを貰ったのは初めてなんじゃないかな?

夏のボーナス時にまた預金して、ピーグッズが貰えるように、それを目標にやりくりしよう。
ピーグッズを貰うのには半年で100万円。
今期はロシアへの旅行や南紀旅行や、映画祭やら講演会やらなにやら結構湯水のように消費活動をしていたけれど、何とかクリア。
オペラやバレエみたいな高いものには手を出さなかったのがよかったか。
来年はたぶん国外にはいかない(国外より高い国内旅行をするかもしれない)。

卓上のピーカレはなかなか楽しい。
リレー形式になっている。
1月がピーターとジマイマ
2月がジマイマとナトキン
3月がナトキンとチミー
4月がチミーとジョセフィーン(ピーターのお母さん)
5月がジョセフィーンとピグリン
6月がピグリンとフィーッシャーどん
7月がフィッシャーどんとティギーおばさん
8月がティギーおばさんとベンジャミン(息子)
9月がベンジャミンとチュウチュウおくさん
10月がチュウチュウおくさんとグロースターのねずみ?
(ハンカ・マンカかとも思った)
11月がグロースターのねずみ?とトム
12月がトムたちきょうだいとピーター

グースさん

ワインの名産地へ。

СМИ: Хиддинк договорился с «Анжи»

スポルト・エクスプレスではこれ。
В Голландии считают, что Хиддинк уже возглавил "Анжи"

アンジがここまでメンバーの割にはぱっとしないのは、やはり監督のせいだった、というのだろうか?
ヒディンクさんはアンジを変えられるのか?

ソフスポルトはクラスノジャンさん推し。
こちらの方が困るな。
元ロコモチフの監督で現ロシア第二代表監督。
ロシア-2はどうなるのだ?
Красножан – новый тренер «Анжи»

どちらにせよ、この数日間、このお二人に絞られている、と各所で報じられています。




2011年12月20日火曜日

おでっさに行きたしと思えどおでっさはあまりに遠し

来年早々にオデッサ歌劇場の初来日公演がある。
演目は「トゥーランドット」と「イーゴリ公」。

「トゥーランドット」なんてどうでもいいから、ボロディンの「イーゴリ公」を聴きに行きたいのだが、日本のプロモーターの主眼は明らかに「トゥーランドット」にあり、「イーゴリ公」はたった3公演しかない。

2012年1月13日(金)18:00 武蔵野市民文化会館大ホール
2012年1月14日(土)16:00 Bunkamuraオーチャードホール
2012年1月28日(土)15:00 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール

武蔵野市民文化会館は会場としてはなかなかいい。
あと、個人的にはあそこのチラシは好きだ。
やたら煽り文句が凄くて、「おっ!」と思わせるけれど、「それでいつやるの?」と公演日時を確かめようとすると結構わかりにくい、という、あのチラシです。文字ばっかり。
でも、金曜の18:00開演、しかも吉祥寺駅からバスに乗っていくあの会場って、有休取らないとだめでしょ。
しかも金曜だ。先約あり。残念。

オーチャードは12月22日にリニューアルオープンで、どんなふうに変わっているだろうか。
これまでモスクワ・シアター・オペラを聴いたことがあるが、オペラの会場としては最上級ではない、という印象だった。
行かれるとしたらここだろうか。
でも、この日はフルジャノフスキーが…。
フルジャノフスキー、8月の来日時には私がちょうどロシアに行っていて、お話を伺うことができなかったのだ。
「一部屋半」は素晴らしい。
きっとこの映画のことをすると思うのだが、オデッサオペラがオーチャードで16:00開演となると、終演は19:00過ぎ、あるいはもっと遅いだろう。
完全に間に合わない。
どちらかを諦めざるを得ない。

かといってオデッサ・オペラの「イーゴリ公」を、28日に神戸まで聴きに行くってどうなんだ?
それはないだろう、あまりにも。
(と思いつつも、ついでに神戸観光とか考えている自分が怖い。)
いやいやいや。
神戸に観に行くくらいならオデッサに聴きに行きたい。

「オデッサ・コスモス」の背景に使っているこの写真は、2007年9月1日撮影のオデッサ歌劇場前の灯です。
9月1日がオデッサの市制記念日なのだそうで、2007年は123周年だったとのこと(←ちっともメモリアルイヤーではない)で、一日お祝いをしていて、夜もこんな具合に灯をともしたりライティングしたり花火を上げたりしていました。

とても悲しい訃報

土曜日に観たチェコスロヴァキア映画「ジェシーを狙うのは誰だ?」がとってもチャーミングでおもしろかった、という感想をやや詳しめに書きたかったのだけれど。

ヴァツラフ・ハヴェル前大統領の逝去という悲報に接し、言葉も出てこない。

ハヴェルさんは、政治家以前に、劇作家として、つまり芸術家として、大変尊敬すべき人物なのです。
尊敬すべき芸術家が、政治家としても非常に優れていた(あの情勢下において流血なしに体制変換を行うべくリーダーシップをとった)ということ)、信じがたいほど素晴らしいことです。

こういう人にとって受賞歴などという権威はばかばかしいものだろうけれど、ノーヴェル賞未受賞だったか、と改めて思いました。

チェコの、というより、中欧の、というより、現代社会の知の巨人の一人でした。

川本先生が逝ってしまわれ、ハヴェルさんも旅立ってしまわれ、チェコがどんどん遠くなる…。

2011年12月18日日曜日

東京復活大聖堂教会デビュー

13:00-15:00
お茶の水スクール・オブ・ビジネスにて、聖ニコライ渡来150周年記念講演会「宣教師ニコライの歩んだ道」

10月発行のユーラシア・ブックレット5冊の中で、高橋先生の『アレンスキー』を対象への愛に満ちた書と書いたけれども、今日の講演を聞いて、『ニコライ堂小史 ロシア正教受容50年をたどる』もやはりパトスに溢れた本であると感じた。
特に序文は、明治以来の正教(のみならずキリスト教)受容のポイントが今までになくわかりやすく説明されていて助かった。
(本日の講演がニコライ大主教に焦点を合わせたものだったので触れられなかったが、ブックレットではニコライの後任セルギイ時代にもかなりのページが割かれている。関東大震災で焼失したニコライ堂が再建されたのはこのセルギイ時代であった。またこのセルギイは日露史の狭間で実に試練に満ちた半生を送ることになった。)

15:30-
ニコライ堂見学
東京に生まれ育ったのに、実はニコライ堂に入るのは初めてだった。
教会の方から、ニコライ堂について詳細なお話を伺う。
内部は撮影禁止だったので、外からの写真のみ。


アラビア風のアラベスク文様を採り入れるなど、おもしろい混合様式の建築である由。

関東大震災時には鐘が崩落して屋根に穴があき、そこからは入り込んだ火によって灰燼に帰した。
3月11日にはどうだったのか?
上述の方のお話だと、吊り下げられたシャンデリアは天井に届かんばかりに激しく揺れ、鐘楼の鐘がひとりでに鳴りつづけ、燭台の蝋燭が床に置いて割れたりというのはあったものの、建物自体が壊れるということはなかったとのこと。

販売所でクリスマスカードとキリル文字?と数字の対応表が載ったしおりを購入。
この販売所に入る前に、友人二人と別れた。
友人たちは礼拝堂から直接外に出て帰っていった(たぶん)。
私は聖堂の写真を撮って販売物をみて、次の場所に移動するまでの時間をつぶした。
友人たちは「次の場所」には行かないと、かなり強い拒絶反応をみせた。

駿河台のニコライ堂から御茶ノ水駅、中央線・総武線の線路沿いにアテネ・フランセの傍らを通り過ぎ、水道橋駅へ。
駅前に「チケット譲ってください」という紙を手にした若い人たちが群がっているのを不思議な思いで観ながら通り過ぎ、東京ドームの前へ。
混んでいた。
ここは避けるべきだった。
強引に通り過ぎた。

『東欧ファンタスチカの魅力』は、これまでも触れたように名著であるとして人に勧めている。
(勧めても結構スルーされるんだけど、ほんとに力作なので読んでほしい。)
来年には関連本も出されるようなので楽しみだ。
映画サークルでのレクチャーなので、“東欧”のファンタスチカ映画(または映画一般)についての話ができるとよかったのだが。
上映されたチェコスロヴァキア時代のドタバタ系SFコメディー映画は、高野さんのことばを借りればレトロ可愛くかっこよく、楽しかった。
(現代のジェンダー視点上は問題おおあり…というか他にも無茶苦茶すぎ突っ込みどころ満載、サイコーなチェコ映画)

観たのはこれ

2011年12月17日土曜日

チェルィシェフさんはマドリードの味方??

Дмитрий Черышев: "Реал" не выйдет играть с ЦСКА спустя рукава". http://football.kulichki.net/rusnews/news.htm?174096

CL決勝トーナメント1回戦
ゼニット・サンクト=ペテルブルグ対ベンフィカ(ポルトガル)
ツェスカ・モスクワ対レアル・マドリード(スペイン)

ゼニットはカーリャの古巣と。
勝ち抜けする見込みは50%とも45%とも。
(ユーロスポーツ等による。)

ツェスカはレアル・マドリードと。
勝ち抜けする見込みは10%とか(同上)。
そうかなあ。
レアル・マドリード、いまはそんなにずば抜けて強いようには思えない。
(けど、ツェスカ、いけいけの時はいいが、だめだめの時もすごく多い。いかんせんロシアのチームであるので。)
で、ロシアユース代表デニス・チェルィシェフのお父さん、現ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド監督にして、レアル・マドリードのユースを指導していた、ドミトリー・チェルィシェフさんがインタビューを受けています。

EL決勝トーナメント1回戦
ロコモチフ・モスクワ対アスレチク・ビルバオ(スペイン)
ルビン・カザン対オリンピアコス(ギリシャ)

В 1/8 финала Лиги чемпионов ЦСКА и "Зениту" выпали "Реал" и "Бенфика" соответственно, а в 1/16 финала Лиги Европы "Локомотиву" и "Рубину" - "Атлетик" и "Олимпиакос".
とあるので、ロコと対戦する"Атлетик"はアトレチコ(マドリード)かと思ったら、ビルバオの方でした。
こちらはアスレティックという表記が一般的らしい。

チェルィシェフさん、やっぱりツェスカではなくマドリード贔屓でしょうか。
デニス君がレアル・マドリードのユースでどんな活躍をしているのかわからないのですが(ロシアユースではそれなりに活躍しています、それとまだ在学中の身)、どうせネタ試合でしょうから、この際デニスをいきなりトップに上げてツェスカとの試合に出してくれたらいいのに。
(規約でそんなことが許されるのかどうか知らないが。)

花散里

源氏物語は、遥か昔、高校~大学で読んだだけだから、原文の記憶はかなりあやしい。

作中人物で好きなのは、男性でいえば源氏より頭中将。
女性では、葵上と花散里。
花散里に関しては、自分と全く違う、癒し系であるところに惹かれる。
葵上は、源氏に対して、一度も好きだと言っていないらしいところがあっぱれ。

物語を盛り上げてはいるが、嫉妬や怨念でおかしくなってしまう、弘徽殿女御や六条御息所に対しては、全く共感を覚えない。
が、弘徽殿女御に関しては、敵キャラとして、高校時代の友人の一人は「一番好きな人物だ」と評していたのを思い出す。

2011年12月15日木曜日

きらめき

ふたご座流星群、早朝が見頃であるとのことだけれど、今週は早朝に時間が取れそうにない。ELも観られないしなあ、残念。
ロコ、負けはしたが、決勝トーナメント進出。
ジーマが2得点。

昨夜、クリスマスケーキを注文。
年賀状の前に、クリスマスカードの準備。
ポーランドには送った。
国外へは今週中に。
今日、カナダからクリスマスカード第1号が届いた。
犬と猫の絵だが、猫がうちのにそっくりで、とても可愛い。
その方の飼っていた猫(今年の春、命を全うした)にも似ているのではないか。


今日紹介するのは、記事自体はちょっと前になるけれど、ユーロスポーツが選んだ今年のロシアプレミアのベストプレイヤー。

GK
アンドレイ・ジカン(スパルターク・モスクワ)

DF
トマシュ・グボチャン(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
ウラジーミル・グラナト(ディナモ・モスクワ)
アリ・ガジベコフ(アンジ・マハチカラ)
ドミニコ・クリシト(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)

MF
アラン・ザゴエフ(ツェスカ・モスクワ)
ダニー(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
アンドレイ・ヴォロニン(ディナモ・モスクワ)
デニス・グルシャコフ(ロコモチフ・モスクワ)

FW
セイドゥ・ドゥムビア(ツェスカ・モスクワ)
アレクサンドル・ケルジャコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)

http://www.eurosport.ru/football/russian-premier-league/2011-2012/story_sto3046602.shtml

GKにジカンを選んでいるのが異色。

2011年12月14日水曜日

ソフスポルトによる

シーズン途中ではありますが、「ロシアプレミアリーグ年間ベストプレイヤー」が各メディアで報じられつつあります。
今日はソヴィエツキー・スポルト誌に、エヴゲニー・ロフチェフさんによる「ベストプレイヤー」が載っていました。
各ポジション1位~3位までで33人の選手が選ばれています。

GK
1.ヴャチェスラフ・マラフェーエフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.イーゴリ・アキンフェーエフ(ツェスカ・モスクワ)
3.アントン・シュニン(ディナモ・モスクワ)

怪我で欠場中のアキンフェーエフではなくてマラフェーエフでした。
マラフェーエフとて、3月に奥さんを事故で亡くし、深く傷つけられるような中傷もありました。
ジェヴノフにポジションを奪われかけたりもして、決して調子のいい年ではなかったように思えますが、プレミアリーグでのプレイと言うよりつい最近の対ポルト戦でのセーブの印象が強いのかもしれません。

DF(センター)
1.トマシュ・グボチャン(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.セサル・ナバス(ルビン・カザン)
3.ニコラス・パレハ(スパルターク・モスクワ)

DF(右)
1.アレクサンドル・アニュコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.セルゲイ・パルシヴリュク(スパルターク・モスクワ)
3.ロマン・シーシキン(ロコモチフ・モスクワ)

DF(センター)
1.ニコラス・ロンベルツ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.セルゲイ・イグナシェーヴィチ(ツェスカ・モスクワ)
3.レアンドロ・フェルナンデス(ディナモ・モスクワ)

DF(左)
1.ドメニコ・クリシト(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.サルバトール・ボッケッティ(ルビン・カザン)
3.エヴゲニー・マケエフ(スパルターク・モスクワ)

ここまでゼニット圧勝です。

MF(左)
1.ユーリー・ジルコフ(アンジ・マハチカラ)
2.ミゲル・ダニー(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
3.ドミトリー・コムバロフ(スパルターク・モスクワ)

MF(トップ下)
1.アンドレイ・ヴォロニン(ディナモ・モスクワ)
2.ロマン・シロコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
3.イーゴリ・セムショフ(ディナモ・モスクワ)

MF(ボランチ?)
1.イーゴリ・デニソフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.アルベルト・サペテル(ロコモチフ・モスクワ)
3.クリスチアン・ノボア(ルビン・カザン)

FW
1.セイドゥ・ドゥムビヤ(ツェスカ・モスクワ)
2.アレクサンドル・ケルジャコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
3.ケヴィン・クラニイ(ディナモ・モスクワ)

FW
1.サミュエル・エトー(アンジ・マハチカラ)
2.エマニュエル・エメリケ(スパルターク・モスクワ)
3.ラシナ・トラオレ(クバン・クラスノダール)

MF(右)
1.アレクサンドル・サメドフ(ディナモ・モスクワ)
2.エイデン・マッギーディー(スパルターク・モスクワ)
3.ギョクデニス・カラデニス(ルビン・カザン)


なぜかこういう順番。

http://www.sovsport.ru/gazeta/article-item/497968

ディナモが頑張って、それが評価されているみたいで嬉しい。
去年まで、ちっともディナモファンではなかったのだけれど、応援したい気になってきたから、不思議です。
(複雑な思いだ…。)

来年のロシア2

ユーリー・クラスノジャン監督(ロシア第二代表監督)インタビューによれば、来年はイングランド、イタリア、ベルギーと試合をするとのこと。

Юрий Красножан: В следующем году сыграем с Англией, Италией и Бельгией
http://www.sovsport.ru/news/text-item/498392

インターナショナル・チャレンジ・トロフィー
1989年以降に生まれた選手たち

ベラルーシのGK

Вратарь «Зенита» женился.

というヘッドラインを目にして、3月に事故死してしまったマリーナ・マラフェーエヴァさん(元モデル)のことを思い出した。
スラーヴァが再婚したのかと。
小さいお子さん二人抱えているし、だいたいロシアでは再婚は全く珍しくないし。

でも、結婚したのはスラーヴァではなく、ユーリー・ジェヴノフだった。

そうだ、彼もベラルーシ国籍だ。

今季クルィリヤをゴールを守るヴェレムコは、私の目からしたらベラルーシ人年間ベストプレイヤーだったのだが、ライヴァルがいましたね、ここに。

http://piter.tv/event/Vratar_Zenita_zhenilsya/

2011年12月13日火曜日

そういえばCL

CL,ELともウィークデイの深夜~明け方が試合時間となるため、リアルタイムでは観戦できず、出勤前に結果だけチェック→あーあ、勝ち切れていないな、がっかり、みたいなのの連続だったため、自分の中では盛り上がっていなかった。

ロシアの2チームはともにグループ2位で決勝トーナメント進出。
という史上初の輝かしい成績を残したにもかかわらず、友人から「よかった、意外とやるじゃん」というメールが来るまで、こちらでも話題にしていなかった。

決勝トーナメントでは、セマクやブィストロフに活躍して欲しいな。

2011年12月12日月曜日

とても感謝している

「ヴェレムコが最優秀選手に」というヘッドラインを見て、ベラルーシの年間最優秀選手に選ばれたのかと思った。

そしたら、そうではなくて、クルィリヤの年間最優秀選手になったのだった。

Сергей Веремко - лучший футболист "Крыльев" по итогам 2011 года.

Подведены итоги голосования посетителей официального сайта "Крыльев Советов", которые определили лучшего футболиста клуба по итогам уходящего года. В голосовании приняли участие почти шесть с половиной тысяч человек. Безоговорочную победу одержал Сергей Веремко (26513 баллов). На втором месте – Сергей Корниленко (16731), на третьем – Павел Яковлев (13293), четвертым стал Антон Бобер (7383), пятым – Ненад Джорджевич (6464).

1位:セルゲイ・ヴェレムコ
2位:セルゲイ・コルニレンコ
3位:パーヴェル・ヤコヴレフ
4位:アントン・ボビョール
5位:ネナド・ジョルジェヴィチ
移籍組が大当たりだった。
つまりスカウトの目に狂いはなかったということで、逼迫した財政の中でなんとか上手くやりくり、でもあともう少し、あともうちょっと何とかなったらなあ…というところなんだけど。
ヤコヴレフはこのままクルィリヤに留まることにしたそうで。
感謝している。

先手を打たねば

12月は文字通り疾走する季節。
案の定仕事は忙しい。
クリスマスの準備でも気が急いている。

いろいろ手をこまねいているうちに、気の早い友人からもうクリスマスプレゼントが届いてしまった。
(しかもヨーロッパ在住とかじゃなくて国内の人から。)

明日はポーランドにクリスマスプレゼントを発送する。
きっとする。
震災後に丁寧なお見舞いのお手紙をいただいたので、今年は特に感謝の気持ちでいっぱいだ。
Dankon letero de konsolo!
(でいいのかな?)

17日には今年観た映画のベスト10のリストを出せと言われるだろうから、考えておかないと。
今年は素晴らしく感激というものは少なかったけれど、地味な良品に恵まれたように思える。

映画の前に、読書編2011を考えてみる。
『時間は待ってくれない』
『囁きと密告』
『百合子、ダスヴィダーニャ』
『ナンセン伝』
『ヒトラーの最期』
『ブリギーダの猫』
『驚くべきショスタコーヴィチ』(←サッカー本としてもおもしろい。再読)
『犯罪』(映画化決定とのこと。楽しみだ。)
『令嬢たちのロシア革命』(←前史としてドストエフスキーの愛人だったスースロワも紹介されていてなかなかおもしろい。決して「文豪の恋人」で終わらなかった生涯が天晴れ)
『ヴォルガ・ドイツ人』(←アレクサンドル・メルケルやコンスタンチン・ラウシュのバックグラウンドを知るのにちょうどよいと思う)
『日本国憲法と裁判官』(いい裁判官は苦労が多い)
『ソモフの妖怪物語』
『ピクニック』 
それにチェルノブイリ関連本を山ほど読んだ。こんなことになるとは去年はつゆほども考えていなかった。

2011年12月11日日曜日

第二イザヤの慰め

もうアドヴェントのロウソクが3本に。

Утешайте, утешайте народ Мой, говорит Бог ваш.
慰めよ、わたしの民を慰めよ、と
あなたたちの神は言われる。
教会の窓に張られた簡易ステンドグラス

アップリンクの一日

12:50「人生、ここにあり!」
友人が勧めていた作品。アンコール上映があると聞いて。
15:00つながり映画祭 被災地の障害者問題を伝える映像の上映及びトークセッション

17:15「TESE(鄭大世)」
初日だった。初回ではなかったが。サッカー選手のドキュメンタリー。

19:30セルゲイ・レートフ来日記念 ロシアジャズ再考/復活祭
前半の映像中心のレクチャーはおもしろかったけど、ライヴの方はアヴァンギャルドすぎてちょっと疲れたなあ。レートフさんの演奏はさすがだったが、日本人のパフォーマンスはどう反応してよいのやら戸惑うばかり。
レートフさん演奏の「モスクワ・ペトゥシキ」観たい!

終了が22:30くらい。
月食は佳境に入っていた。
携帯からはうまく写せない。

2011年12月10日土曜日

あなたなんか知らない(2)

割合どうでもいいことだけれど、「東欧」と並んで、私なら使わないという言葉その2.
それは「海外」。

「海外で活躍する日本人選手」などと、日本や日本人が主体となっている話題で使う限りでは、「海外」でもおかしくはないのですが、アレクサンドル・メルケルのようにドイツ→イタリアとか、ジャヴァド・ネクーナムみたいにイラン→スペインのようなケースで「海外」というのには違和感を持つのです。
(仮に誰かが使っているのを見たら、「間違いだから訂正せよ」と要求したりはしないけど。)

「外国で」とか「国外で」とか、もう少し汎用性のある言葉を使うことにしています。

さて、今日イグナチオ教会の前で、何人かの人たちがキャンドルを手にし、横断幕などを持って集まっていました。
「平和といのち イグナチオ9条の会」という、初めてみる団体でした。
今日、チラシを配っていたのは、今日が9日だったからなのでしょうか。
それとも、12月10日が国際人権デーだからなのでしょうか。

配っていたチラシ

カトリックの人たち、立ちあがっているんだ。

でも…ベネディクト16世の「私にもわからない…」は落胆させる言葉ですね。
天災だけではなく、戦乱・飢餓・不条理としか言いようのない試練に、私たちの先達は何とか答えを探し続けてきたのではなかったか。
ヨブ記を引き合いに出すまでもなく。

主よ、私をあなたの平和の道具にして下さい。
私を憎しみのあるところに愛をもたらす人に、
争いのあるところに許しを、
分裂のあるところに一致を、
疑いのあるところに信仰を、
誤りのあるところに真理を、
絶望のあるところに希望を、
闇のあるところに光を、
悲しみのあるところに喜びをもたらす人にして下さい。
(アッシジのフランチェスコによる平和の祈り)

2011年12月7日水曜日

あなたなんか知らない

『時間はだれも待ってくれない 21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集』はなかなかおもしろい。

収録作品はどれも本邦初訳、それもロシア語や英語からの重訳ではなく、原語からの訳である。

オーストリア 
「ハーベムス・パーパム(新教皇万歳)」
ヘルムート・W・モンマース著識名章喜訳

ルーマニア
「私と犬」
オナ・フランツ著住谷春也訳
「女性成功者」
ロクサーナ・ブルンチェアヌ著住谷春也訳

ベラルーシ
「ブリャハ」
アンドレイ・フェダレンカ著越野剛訳
※これだけ20世紀の作品。SFともファンタスチカとも言い難い、かもしれない。
現実に、非常にあり得そうな話。チェルノブイリもの。
チェコ
「もうひとつの街」
ミハル・アイヴァス著阿部賢一訳
※既読感があるのはどうしてだろう?

スロヴァキア
「三つの色」
シチェファン・フスリツァ著木村英明訳
「カウントダウン」
シチェファン・フスリツァ著木村英明訳

ポーランド
「時間はだれも待ってくれない」
ミハウ・ストゥドニャレク著小椋彩訳

東ドイツ
「労働者階級の手にあるインターネット」
アンゲラ&カールハインツ・シュタインミュラー著西塔玲司訳
※これはあんまりおもしろくなかった。

ハンガリー
「盛雲(シェンユン)、庭園に隠れる者」
ダルヴァシ・ラースロー著鵜戸聡訳
※川本喜八郎先生あたりがアニメーションを作るのではないか?という雰囲気。

ラトヴィア
「アスコルディーネの愛─ダウガワ河幻想─」
ヤーニス・エインフェルズ著黒沢歩訳

セルビア
「列車」ゾラン・ジヴコヴィッチ著山崎信一訳

一見不思議な「東欧」圏である。
だいたい、今どき「東欧」などという言葉が使われることは希少だ。
これについては、編者の高野史緒さんが序言で、沼野充義先生が解説で丁寧に書いていらっしゃる。
(読むとなるほどとそれなりに納得はするが、それでも私自身は「東欧」という言葉を使うことは決してないだろう。)
旧ハプスブルク帝国内というと、 ベラルーシやラトヴィアが仲間外れになり、ワルシャワ条約機構内というと、オーストリアがはみ出す。

彼ら、非西欧の作家たちの作品は、どことなく星新一風で、限りなくかな(愛)し。
そんな風に、妙に懐かしくもあり、一方で、この世によくもこんな作品が存在したものよ、と驚く。

未来のコンクラーヴェをユーモラスに語る冒頭作品から、何気なく神がこの世に降下しているトリの作品まで、多士済々の世界は、やはりどう呼んでいいのか、私は惑う。

2011年12月4日日曜日

デンマーク

2/29の国際親善試合は、デンマークと対戦することになった。
http://football.kulichki.net/rusnews/news.htm?172121

そういえばデンマーク大使館のサイトのアドヴェントカレンダーをみるのを忘れていた。

2011年12月3日土曜日

プリピャチは五つの川

午後はアテネ・フランセに「プリピャチ」を観に行った。

雨は上がり、意外と暖かい。
というより、文化センターは人いきれで暑かった!
朝寒かったから頭のてっぺんから足元まで完全防備の防寒対策で行ったからなおさらに。

「プリピャチ」
チェルノブイリ関連映画、恐らく今年の締め。
監督の質疑応答。
プリピャチの研究所に勤めるジナイーダ・クラスノジョンさん(原発事故以前より99年の撮影当時のそこに勤務)が、迷彩服を着てスタジアムの観客席に、いやその残骸に腰をかけている。
プリピャチは原発労働者の町だった。
新興の団地が立ち並ぶ、若者の街だった。
サッカーが盛んだった。
ジナイーダさんは語っていた。
「このスタジアムは自己の2,3年前に作られ、ここにはいつも観客が詰めかけてサッカーを観戦していた」
「今は誰もいない」
ニコラウス・ゲイハルター監督がこの「プリピャチ」の前に撮ったのはボスニアのドキュメンタリー。
あのサラエボのスタジアムは戦火の犠牲者たちを埋めた地となった、というエピソードを思い出した。
プリピャチのスタジアムは無人だ。全くの無人になった。永久に。

アテネ・フランセのクリスマスツリーとクレッシュ。


オーナメントには器用につくられた折り紙のサンタとトナカイが。

白いトナカイ。
茶色の折り紙だったらなおよかった気が。

愛用ドルツ

年に一度の歯のクリーニング。
いつも、「だいたいよく磨けていて歯垢はさほどついていない。でも前歯の裏などの茶しぶが落ちていない。」と指摘される。

・電動歯ブラシ(小さいドルツを使っている)は一箇所十秒くらいずつ歯に当てて(きちんと角度を保つ)一つずつ磨いていく

・歯の先端部分も磨き残さないように

などとアドバイスをいただく。

10時の予定だったけれど、9時に別の予定を入れていて、思いのほかそれが長引いたので、若干遅れてしまう。
雨も降っていたし。

歯はぴかぴかになった。

朝:食後に普通の(手動の)歯ブラシに歯磨き粉をちょっとつけて歯磨きする。その後にリステリン。
昼:職場で小さいドルツで磨く。歯磨き粉はつけない。その後にリステリン。
3時:小さいドルツ。歯磨き粉はつけない。
夜:食後に大きいドルツで磨いた後(歯磨き粉はつけない)、手動のブラシ+隙間歯ブラシで磨く。その後にリステリン。

茶しぶ予防には、寝る前にももう一回磨いた方がいいのだろうか。

抽選

明日も予定がつまっているにもかかわらず。
やっぱりユーロ本大会の組み合わせ抽選を観てしまう。

抽選人の方々

Хоан Капдевилла. Единственный играющий футболист из всех, кто на сцене. Испания 2008.
  Антониос Никополидис, уже серьезно постаревший. Греция 2004.
  Вот и сам Зинедин Зидан. Франция - 2000.
  Петер Шмейхель выходит от Дании 1992 года, а Оливер Бирхоф от Германии 1996.
  Марко ван Бастен. Напомним, что именно его гол лишил сборную СССР золотых медалей в 1988.
  Ален Жирес выходит, как представитель Франции-1984.
  Хорст Хрубберш, Германия - 1980. Он присоединяется к коллегам.
  Антонин Паненка выходит на сцену. 1976 год, Чехословакия.
  Пауль Брайтнер поднимается на сцену. Германия-1972.
  Джанни Ривера из Италии. Победитель турнира ЧЕ-1968.
  Луис Суарес выходит на сцену. Он представляет Испанию-1964.
  Виктор Понедельник выходит на сцену. Напомним, что он автор победного гола, который сделал сборную СССР чемпионом Европы в самом первом чемпионате Европы в 1960 году.

ポット1
ウクライナ(D)、ポーランド(A)、スペイン、オランダ

ポット2
ドイツ、イタリア、イングランド、ロシア

ポット3
クロアチア、ギリシャ、ポルトガル、スウェーデン

ポット4
デンマーク、フランス、チェコ、アイルランド

グループA
ポーランド
チェコ
スラヴ組か???
ギリシャ
ロシア
どよめき
Позиция у россиян, естественно А3.
  Вот это да!!! Но мы играем в Польше, зато с какими командами!!! Надо стопроцентно выходить из группы!

惜しい。
ギリシャではなくクロアチアが入ったらスラヴグループになったのに。
グループB
オランダ
デンマーク
ポルトガル
ドイツ

グループC
スペイン
アイルランド
クロアチア
イタリア

グループD
ウクライナ
フランス
スウェーデン
イングランド

シロコフが優勝狙うと言っていたのは本気だったか。

Группа D: Украина, Швеция, Франция, Англия.
Группа С: Испания, Италия, Ирландия, Хорватия.
Группа В: Голландия, Дания, Германия, Португалия.
Группа А: Польша, Греция, РОССИЯ, Чехия.

戦場のベルギー

例年と同じですが、クレッシュ(プレゼピオ)。
上智のはスペイン大使館からいただいたというから、スペイン語でベレンというべきか。


 傍らにクリスマスツリーも。


イメージフォーラムにポーランドアニメーション映画祭を観に行く。
さすがはスタレーヴィチだからか、なのか、盛況だった。
舞台挨拶のポーランド人(たぶん)男性は誰だったのだろう?
通訳は声が小さくて(聞き取れないわけではなかったが)覇気のない人だった。
人選を考え直してほしい。

作品は良かったのだが―。
「森のクリスマス」の最中に上映トラブルが起こり、説明も一切ない中、シャザのお二人は演奏を続けていた。
そう。
スタレーヴィチの作品は元々サイレントだが、シャザというデュオ・アーティストがライヴで音楽をつけていたのだ。
テクノポップ系で、率直に言うと、スタレーヴィチの作品にはあんまり合っているように思えなかった。
ただ好みの問題と言うか、スタレーヴィチはその時代の最先端を行く前衛だったのだから、ああいう音楽をと考えたのかと解釈できないこともない…でも私はコンサバな人間なので、普通にやってほしかったのだ。
特に「森のクリスマス」は、以前Oさんが見せてくれたときはリムスキー=コルサコフかなんかの極めて穏当なクリスマス・ミュージックをつけてくれていたので。

ドキュメンタリー?とは言い難いような気もするポーランド・リトアニア合作の「コガネムシの調教師」もなかなかおもしろかった。
カウナスに、しかもあんな中心にスタレーヴィチの記念館があるのだろうか?
(カウナスに行ったときには通り過ぎてしまっていたのかも。)

映画ではこの市庁舎の奥の赤っぽい建物の壁にプレートが設置されているようだったが。


2011年12月1日木曜日

クリスマス・マトリョーシカ

案の定、忙しかった。
ようやく、夏にセルギエフ・ポサードで買ってきたマトリョーシカの出番がやってきた。

ジェット=マロース(厳寒のおじいさん)、スネグーラチカ(雪娘)、雪だるま、ねずみ?、樅の木??)


こちらはドイツ製のアドヴェントカレンダー。


どうぞ、皆さまによいクリスマスが訪れますように。