2011年12月3日土曜日

戦場のベルギー

例年と同じですが、クレッシュ(プレゼピオ)。
上智のはスペイン大使館からいただいたというから、スペイン語でベレンというべきか。


 傍らにクリスマスツリーも。


イメージフォーラムにポーランドアニメーション映画祭を観に行く。
さすがはスタレーヴィチだからか、なのか、盛況だった。
舞台挨拶のポーランド人(たぶん)男性は誰だったのだろう?
通訳は声が小さくて(聞き取れないわけではなかったが)覇気のない人だった。
人選を考え直してほしい。

作品は良かったのだが―。
「森のクリスマス」の最中に上映トラブルが起こり、説明も一切ない中、シャザのお二人は演奏を続けていた。
そう。
スタレーヴィチの作品は元々サイレントだが、シャザというデュオ・アーティストがライヴで音楽をつけていたのだ。
テクノポップ系で、率直に言うと、スタレーヴィチの作品にはあんまり合っているように思えなかった。
ただ好みの問題と言うか、スタレーヴィチはその時代の最先端を行く前衛だったのだから、ああいう音楽をと考えたのかと解釈できないこともない…でも私はコンサバな人間なので、普通にやってほしかったのだ。
特に「森のクリスマス」は、以前Oさんが見せてくれたときはリムスキー=コルサコフかなんかの極めて穏当なクリスマス・ミュージックをつけてくれていたので。

ドキュメンタリー?とは言い難いような気もするポーランド・リトアニア合作の「コガネムシの調教師」もなかなかおもしろかった。
カウナスに、しかもあんな中心にスタレーヴィチの記念館があるのだろうか?
(カウナスに行ったときには通り過ぎてしまっていたのかも。)

映画ではこの市庁舎の奥の赤っぽい建物の壁にプレートが設置されているようだったが。


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