2011年12月26日月曜日

やっぱりワーシカなんだ

Любовь Божия к нам открылась в том, что Бог послал в мир единородного Сына Своего, чтобы мы получили жизнь чрез Него.
1-е ИОАННА 4-9

神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。
Ⅰヨハネ 4-9

日本聖書協会刊行の日本語の聖書と、ロシア語の聖書と、書簡集の並び方が違う。
ロシア語のは、パウロ書簡の前にヤコブ・ペトロⅠとⅡ・ヨハネⅠ~Ⅲ・ユダが入っている。

さて、例えば、有名な聖句とか文学作品中の名句とか、諺とか、「“ロシア語的教養”、1174語を収録した学習者必携の書」『ロシア語名言・名句・ことわざ辞典』が東洋書店から刊行されたとのこと。
確かにとっても役に立ちそうだ。欲しい。
どの程度の「名言」が収録されているのだろう?
ガイダイの映画の名セリフなんて、入っているだろうか?
内容をちらっと見ると、冒頭の言葉は
А Васька слушает да ест.
《ところがワーシカは聞きながら食べている》
ワーシカは猫の名前。
まったくもって典型的な雄猫の名前。
(逆に、犬でワーシカって名前はまず聞かない。)
「暖簾に腕押し、糠に釘、豆腐に鎹、○○に説教」などと、わが職場では言い慣わされている(○○部分にはとある人名が入ります)、そういうのにあたるのかもしれません。

やっぱり猫はワーシカなんですね。
最近見た映画(「失われた大地」)で、チェルノブイリ原発事故後、自主的に居残っている村人が飼い猫に呼びかけている場面があるが、そこでも猫の名前は「ワーシカ」だった。
本橋監督の「ナージャの村」(←これはベラルーシの村)に出てくる大きい猫も名前はワーシカ。
あれもそうだったなあ。「こねこ」(チグラーシャ)に出てくるボス猫。名前はワーシャ。
都会ではそれほどでもないかもしれないけれど、田舎の方では猫の名前のワーシカ率はすごく高いのではないでしょうか?

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