まだ読みかけなんですが、猫の日なので
つまり、児童文学にはあまり頁が割かれていない。これだけで一冊できそうだからな。
ブルガーコフのあの猫はさすがに出てくるのだが、”ベヘモート”になっちゃってる。英訳だとそうなるのか?(プラハがプラーガになるような、Х←→Г交替現象)
ロシア語ではカバのことだけど、ヨブ記に登場する、ヘブライ語で「奇怪な、怪物めいた動物」だそうだ。
巻末リストもあまり詳しくない。(訳者・編集者にもっとがんぱって欲しかった。)
まだ読みかけなんですが、猫の日なので
*潜水艦クルスクの生存者たち
潜水艦クルスクの話というと「72М」だが、これはちらっと観た限りではなんか英語しゃべっていた。
*チェルノブイリ1986
消防士のエピソードってアレクシェーヴィチのルポルタージュの冒頭に出てくる有名なもので、オリガ・キリレンコ主演の「失われた大地」(一般公開時の邦題は「故郷よ」というダサいものになった)などにも使われていたのでまたかって感じだけど。
*9/26 ガガーリン DVDだと思うが円換算レートが書いてあるのはなぜだろう?
*10/20 新宿武蔵野館 裁かれるのは善人のみ
*10/23 タラップとうさん これは東京国際映画祭で観た。面白かったが一般公開はなかった。確かトルコ映画。
*10/24 セブンネット 戦争は女の顔をしていない これは群像社の本
*クーリエ~最高機密の運び屋
シャフナザーロフの「メッセンジャーボーイ」みたいな話、ではなさそう。
*天才ヴァイオリニストと消えた旋律
キンダートランスポルトっぽい話かな、と思って録画した。
*ゲルニカが来た! ピカソ、戦争、そして今
* 誕生日無料になる東京富士美術館に。
*エアコン買い替え
*10日と19日新宿武蔵野館。19日は「クーキー」
*26日深夜バスで神戸経由淡路島へ。猫の墨絵の中浜稔猫美術館など。国民休暇村で天文台。
鳴門・大塚国際美術館、徳島ではロープウェイの時間に間に合わず、特に何も見られず。
4月29日新宿武蔵野館で「あの日の声を探して」
5月4日にシネマ・カリテで
「ザ・トライブ」←お金と時間損した。大駄作。この年のワースト。
なかなか現代ウクライナでいい映画がないんだな、とがっかりした作品。
5/24,プリンターを買っている。
Amazonで「ロシア映画クラシックス」というのを8172円で買っていて、そんな本あったかしら?ちょっと高いのによく買ったなと思ったが、そういえばDVD BOXを買ったんだった。
重宝している!外れなしで。
「宇宙旅行」とか最高!
しかし、「人生案内」が入っているのに、シネマヴェーラに観に行ったりしたんだっけ。
しかも、最初の方の母を亡くして家を飛び出す少年のエピソード忘れていたり。
古いクレジットカード利用明細を見ていて、12月から1月にかけてワインを2回も買っていたり、ヒューマントラスト渋谷で同じ月にカチャーノフの「てぶくろ(三トン)」とシャフナザーロフの「ホワイトタイガー」を観ていたのかと振り返り、ちょっとした感慨にふける。
2013年年末から2014年年頭、2013年は愛猫と弟を天に送った辛い年で、友人から慰めの言葉をいただいていたのも今更のように読み返した。
2/1~2/4の4日間、アテネ・フランセ文化センターでマフマルバフとジャリリの映画5本の特集上映「モフセン・マフマルバフ監督作品セレクション デジタルリマスター版上映とオンライントーク」
初日、2/1(水)
有休をとって「サラーム・シネマ」「ワンス・アポン・ア・タイム、シネマ」、四方田犬彦氏のトーク、「パンと植木鉢」
マフマルバフの作品の中で一番好きなのはやはり「パンと植木鉢」
やっぱり暴力ではなく!やっぱり非暴力で!という切なるマフマルバフの思いがラストにこめられている。
しかし…マフマルバフに襲われた元警官にとっては何という苦い味の過去であったことか。
マフマルバフの作品の中でも最初期なのかと思っていたが、「サラーム・シネマ」より後なのだった。(「サラーム・シネマ」でオーディション応募の人たちが出てくる。)
「サラーム・シネマ」は、マフマルバフの態度がパワハラ全開であんまり観ていて気分が良いものではない。合格だよ、いや不合格だから帰れを繰り返すのが(100%ドキュメンタリーではなく、フィクションであるにせよ)特に若い女性たちに対してなのが、性悪に見える。
2/2(木)
早番で5時あがりだったから、18時からの市山尚三さんのトークに間に合い、「ワンス・アポン・ア・タイム、シネマ」を再見。
イラン映画史の知識を、トークで少し深めてから二回目を観ることができた。
(さらにこの後、土曜のマフマルバフ監督自身のオンライントークで解説していただいて有難かった。なぜイラン映画はこんなに巨匠たちが輩出するのか?という長年の疑問に対する答えにすこーし辿り着けたのかもしれない。)
2/3(金)はショーレさんのトークと「サラーム・シネマ」だったが、上記の感想だったので、2回観る気にはなれず、パスした。
2/4(土)
実はイランの映画監督で一番好きなのはアボルファズル・ジャリリ!
上映前に山口吉則さんのプレゼンテーション。アジア・フォーカス福岡国際映画祭が突然終わってしまったのも、案の定市長が変わったから、というものだったか。
それでも、福岡市総合図書館が映画祭上映作品のアーカイブとなり、さらにこれからは「イラン映画を福岡の宝物に」プロジェクトでイラン映画を買い上げて図書館に寄託・寄贈していくという。イラン映画ファンには涙が出るほどありがたい話!
これまでに「牛」(レジェンド作品!)「クローズ・アップ」、そして今回上映された5作品がDCP化されて図書館に寄託・寄贈されることになった。
私はずっと東京にいながら、地方都市のがんばりの成果を享受してきて、その努力に対して何の貢献もできないできたが、プロジェクトに寄付したら、Pほんの少しではあるが恩返しができるだろうか。
ジャリリの「グリーン、ホワイト、レッド」
イラン映画史の話だけれど、マフマルバフの「ワンス・アポン・ア・タイム、シネマ」とは一味も二味も違う、ジャリリらしい(何気なく美女・美男登場しがち)ドラマになっていた。
ラスト「タイム・オブ・ラブ」
マフマルバフ監督によれば女性の権利、女性の自由について訴える作品とのことで、主人公女性は婚姻外恋愛に走ってしまうのだが、それは当然視している感じ。そして図らずもほぼ同時代に作られたキエシロフスキの「偶然」と同じような発想で作られている。