2013年9月29日日曜日

お出掛けしてきました

とても久しぶりのこと、10年ぶりくらいになるのではないだろうか?
生観戦に行った。
何って、野球の。
前に観に行ったのは2004年頃か。
プレミアムモルツの試合。
ブライアントさんが期待どおりにホームランを打った。
あのときコースチャさんと東京ドームに行った。
決して他人の悪口を言わない人格者の彼が、唯一愚痴のようなことを遠慮なく言うのは彼の大好きなタイガースに関してなのだ。

あれから野球からは離れた。
それに関してはサッカーは関係ない。
野球、特にプロ野球の魅力を感じなくなったのだ。

今日行ったのは埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズ戦で、西武ドームへは初めて行った。
西武球場駅へは高校の時のマラソン大会以来だ。
(マラソン大会は多摩湖畔であったのだが、私はさぼって走らず見学していた。)
まさかまた野球を観ることになるとは、特にライオンズ側で観ることになるとは思ってもみなかった。
ライオンズは決して好きな球団ではなかったから。
縁あって招待券が手に入って、また縁あって人に譲ることなく自分で行ってみる気になった。
ある事情から(それはこの場では書けない)。

東京っ子なので、一番馴染のある球場は神宮球場。
東京ドームの日本ハムファイターズ戦も観た。
こういう、屋外型のドームは初めてだ。
東京ドームのような閉塞感がなくて、さわやかな感じで、いいと思った。
少なくとも今の季節、よい天候の時には。

私の記憶にあるライオンズは「常勝」でホームランをがんがん打って守備も上手くそつなく勝負を拾っていくというものだったが、今季はそれほど調子はよくなくて既に優勝は逃していて、3位以内のクライマックスシリーズ進出を目指しているところなのだ。
昨日勝てば2位だったところ負けちゃったらしい。
相手のマリーンズは現在2位。
ライオンズにとってはかなり重要な、落とせない試合だということは理解した。

電車で所沢を過ぎると俄然周囲は野球ファンモードになる。
あと、意外とマリーンズ応援の人も多いと思った。
西武池袋線って千葉の方にも直通になっているんだっけ?

西武ドーム

試合前のマリーンズの応援席
西武ドームは開放感があっていい

ライオンズの外野席の応援団の方たち
 
私たちの席は内野指定席でした。

試合はマリーンズがブラゼルのホームランで先制。
これは簡単に打たれちゃったという感じ。 

でも、浅村の3ランで追いつき、歓喜するライオンズファンたちです。
 
マリーンズ先発の古谷はボールが多くて安定してはいなかったのですが、特にライオンズ先頭バッターのヘルマンが打ち急いだりして彼を助けていたようです。
一時は3-0と差をつけられたけれど、3回裏にヒットで出塁した片岡が盗塁を成功させたあたりから流れが変わってきたみたい。
あと、バスターなどの小細工も見せてくれました。
 
その後、相手の制球はますます乱れ、押し出し四球などで3-5と逆転!
また交代したばかりのマリーンズのピッチャー、レデズマが栗山の頭部にぶつけてしまいました。
(上の写真。当然レデズマは危険球ということで退場です。)
 
7回はやっぱり風船を飛ばします。
 
さて、試合は4-5で9回表2アウトまで来ました。
周囲の方たちは再び風船を膨らませて試合終了に合わせて飛ばそうと構えています。
 
ところが・・・。
この後、四球を出してしまい、さらにキャッチャーが2塁へ盗塁阻止を狙って投げたのが悪送球となり、結果1塁走者は3塁を回ってホームまで走ってきました。ブロックしたけれど、この送球も逸れてしまい、ここで同点ですよ~~~~!!!
またもタイムリーエラー…。痛すぎる。
私の抱いていたライオンズのイメージと違うなあ。
マリーンズの応援席は大喜びです。
ライオンズ側は意気消沈。

結局、延長戦になりました。
もうすっかり日が暮れている。
どのくらい試合は続くのだろうか?
10回、ライオンズは好打順、ここで得点しないと厳しいと思う。
引き分けになってしまうか。
3番ヒット、4番内野ゴロ、そこで暴投、その間に2盗。
そこで打順は中村になったのだけれど、この人、今日は全然打っていない。大ブレーキなのだ。
これはだめかな、と思ったら、マリーンズ監督さん(はかつてライオンズにいた伊東なのだった)何を考えたのか、敬遠策をとったのだ。
次の打者の方が打率は高かったのだが。
その人、熊代、前打者が敬遠されて奮起したのかなとその時は思いました。


熊代、サヨナラヒット!
仲間にもみくちゃにされている。

 この熊代さん、ヒーローインタビューでは、クライマックスシリーズ進出には何が必要かという質問に「俺です」と答え、さらに「わたくしごとですが・・・」と切り出し、パパになったことを報告したのでした。
おめでとう。
奮起したのは中村が敬遠され、自分が勝負を挑まれたからじゃなくて、お子さんが誕生したからだったんだね。

いい写真はとれなかったのだけれど、マリーンズの応援はライオンズを上回っていたように感じた。
こちらがわの席からだと、黒い服の人たちが揃ってぴょんぴょん跳んでいるのがみえ、ライオンズよりよほど統率がとれているように思えた。
ライオンズは、特に私の周囲の内野指定席というのは何となくぬるい応援をするところなのだという気がした。
マリーンズの応援はそうやって最初のうちは圧倒されたものの、聴き続けていると単調でおそらくサッカーの応援に似ている。
特にやはりツェスカ・モスクワに似ている気がしている。
ツェスカでは上半身脱いじゃってぴょんぴょん跳ねたりしている。
跳ねながら大きな声で歌い続けていて、だんだん無気味に思えてきた。
ライオンズの応援の方が組織的ではないかと思っていたので意外だった。

2013年9月28日土曜日

お買い物券

シネマ・ヴェーラ、ロシア映画特集はもう終わっていて、現在は「実録!犯罪列島2」をやっている。
冤罪ものには関心がありながら、実はあんまり観ていなかったので、この機会に勉強しておこうかと思った。

先週は八海事件の「真昼の暗黒」、金大中拉致事件の「KT」などがあって、とはいえ、平日はどうしても最終回割引適用にしか行けない。それだともったいないような気がしてしまって。それに実は忙しくて上映時間に間に合わなくもなり、結局見逃した、と思っていた。

それが、なのだ。
実家にはもう私物の類は置いていないと思っていた。
だけど、押し入れの天井裏みたいなところから、引っ張り出されたものにVHSテープが一箱分あった。私が録ったものばかりではないのだが。
「ニュー・シネマ・パラダイス」「奇跡」「みどりのゆび」「人形劇平家物語」、それに加えて売り物のVHSが幾つか。父のもの???
全く覚えがなくて、なぜあるのか不可解なのが「真昼の暗黒」。
そう、ヴェーラに観に行こうと思っていた「真昼の暗黒」が実家にあったのだ。
なんて不思議なことだろう。

自宅に持って行ってDVDに焼き直した。
(けれどまだ観てはいない。)

で、今日は徳島ラジオ商事件の「証人の椅子」を観に行った。
冤罪を晴らすことができたのが服役し終え遂には亡くなってさらに6年経ってのことだったという結果については聴き覚えがあったが、事件の内容についての知識はなかった。
映画は実に硬派で真っ当で見ごたえのあるものだった。
山本薩夫という巨匠についても不勉強であまり観たことがない(初めてかも)が、やはりさすがだ。
もう1本「接吻」もついでだから観た(ヴェーラは入れ替え制ではないのだ)。
主演の小池栄子は演じきっていたと思うが、作品の出来は山本薩夫とは雲泥の差だ。
作品にみなぎるポリシーの差だとも言える。

そのあと、お買い物をして福引をしたら、お買い物券1000円分が当たった。

警察や検察も、最初は好き好んで冤罪を作っているわけでもないと思うのだが…。
「BOX」だったかな、映画の前に弁護団の一人からレクチャーが施されたのだが、どうやら奥西さんを犯人に仕立て上げるために証拠を捏造しているのだと言う。
ほんとにそんなことがあるのだろうか?と半信半疑だけれど、かの弁護士の言うことは説得力があって信じざるを得なかったのだが、ほんとにでっちあげだとしたら???



2013年9月27日金曜日

U21、10月の試合

11 и 15 октября футболисты молодежной сборной России проведут два отборочных матча Чемпионата Европы-2015 с командами Болгарии и Дании.

A代表と同じ日程、10月11日と15日、ロシアU21はブルガリア、デンマークと対戦。

Вратари: Егор Бабурин («Зенит» СПб), Артем Леонов (ФК «Краснодар»), Илья Трунин («Сибирь»).
GK
エゴール・バブリン(ゼニット)、アルチョム・レオノフ(クラスノダール)、イリヤ・トルニン(シビリ)

Защитники: Андрей Васильев («Динамо» СПб), Дмитрий Голубев («Мордовия»), Илья Зуев («Зенит» СПб), Иван Князев («Торпедо»), Алексей Никитин («Енисей»), Андрей Семенов («Локомотив-2»), Петр Тен («Ротор»).
DF
アンドレイ・ヴァシリエフ(ディナモ・サンクト=ペテルブルグ)、ドミトリー・ゴルベフ(モルダヴィヤ)、イリヤ・ズエフ(ゼニット)、イヴァン・クニャーゼフ(トルペド)、アレクセイ・ニキーチン(エニセイ)、アンドレイ・セミョーノフ(ロコモチフ2)、ピョートル・テン(ロトル)

Полузащитники: Роман Емельянов («Ильичевец» Украина), Александр Козлов, Владимир Обухов, Артем Тимофеев (все - «Спартак» М), Игорь Ламбарский («Енисей»), Алексей Миранчук («Локомотив» М), Магомед Митришев («Терек»), Павел Могилевец, Иван Соловьев (оба – «Зенит» СПб), Георгий Нуров («Нефтехимик»), Андрей Панюков («Динамо» М), Павел Соломатин («Анжи»).
MF
ロマン・エメリヤノフ(イリイチョーヴェツ(ウクライナ))、アレクサンドル・コズロフ、ウラジーミル・オブホフ、アルチョム・チモフェーエフ(以上スパルターク)、イーゴリ・ラムバルスキー(エニセイ)、アレクセイ・ミランチュク(ロコモチフ)、マゴメド・ミトリシェフ(テレク)、パーヴェル・モギレヴェツ、イヴァン・ソロヴィヨフ(ともにゼニット)、ゲオルギー・ヌロフ(ネフテヒミク)、アンドレイ・パニュコフ(ディナモ)、パーヴェル・ソロマチン(アンジ)

Нападающие: Константин Базелюк («ЦСКА), Вадим Манзон («Строгино»).
FW:コンスタンチン・バゼリュク(ツェスカ)、ヴァジム・マンゾン(ストロギノ)

国外選手はエメーリャひとり。
コズロフ、ミランチュク、パニュコフあたりがお馴染。

1995年生まれ

Состав сборной России выглядит следующим образом:
вратари Александр Васютин ("Зенит"), Мирослав Лобанцев ("Локомотив"), Владислав Терешкин ("Спартак");
защитники Данила Давиденко, Максим Карпов, Степан Ребенко (все – "Зенит"), Александр Каляшин ("Динамо"), Вячеслав Караваев, Денис Масютин (оба – ЦСКА), Виталий Лысцов ("Локомотив"), Эльмир Набиуллин ("Рубин");
полузащитники Дмитрий Ефремов, Максим Мартусевич (оба – ЦСКА), Максим Ермаков, Владислав Мастерной (оба – "Спартак"), Аршак Корян, Антон Миранчук (оба – "Локомотив"), Александр Моргунов, Валерий Сарамутин (оба – "Динамо"), Александр Носов ("Салют"), Данила Ящук ("Зенит");
нападающие Илья Белоус ("Волга"), Денис Давыдов ("Спартак").

プレミアリーグのクラブに交じってサリュートのアレクサンドル・ノソフがいる。

2013年9月26日木曜日

新顔ちらほら

10月のルクセンブルクとアゼルバイジャンとの試合の候補者たち

Вратари: Игорь Акинфеев (ЦСКА), Владимир Габулов («Динамо» М), Юрий Лодыгин («Зенит»), Сергей Рыжиков («Рубин»).

GK
イーゴリ・アキンフェーエフ(ツェスカ)、ウラジーミル・ガブロフ(ディナモ)、ユーリー・ロディギン(ゼニット)、セルゲイ・ルィジコフ(ルビン)

Защитники: Александр Анюков, Игорь Смольников (оба – «Зенит»), Алексей Березуцкий, Василий Березуцкий, Сергей Игнашевич, Кирилл Набабкин, Георгий Щенников (все – ЦСКА), Владимир Гранат («Динамо» М), Виталий Дьяков («Ростов»), Алексей Козлов («Кубань»), Дмитрий Комбаров, Сергей Паршивлюк (оба – «Спартак» М).
DF
アレクサンドル・アニュコフ、イーゴリ・スモリニコフ(ともにゼニット)、アレクセイ・ベレズツキー、ヴァシリー・ベレズツキー、セルゲイ・イグナシェーヴィチ、キリル・ナバプキン、ゲオルギー・シチェンニコフ(以上ツェスカ)、ウラジーミル・グラナト(ディナモ)、ヴィタリー・ディヤコフ(ロストフ)、アレクセイ・コズロフ(クバン)、ドミトリー・コムバロフ、セルゲイ・パルシヴリュク(ともにスパルターク)

Полузащитники: Игорь Денисов, Артур Юсупов (оба – «Динамо» М), Алан Дзагоев (ЦСКА), Денис Глушаков, Павел Яковлев (оба – «Спартак» М), Павел Мамаев («Краснодар»), Дмитрий Тарасов («Локомотив» М), Александр Рязанцев («Рубин»), Виктор Файзулин, Олег Шатов, Роман Широков (оба – «Зенит).
MF
イーゴリ・デニソフ、アルトゥール・ユスポフ(ともにディナモ)、アラン・ザゴエフ(ツェスカ)、デニス・グルシャコフ、パーヴェル・ヤコヴレフ(ともにスパルターク)、パーヴェル・ママエフ(クラスノダール)、ドミトリー・タラソフ(ロコモチフ)、アレクサンドル・リャザンツェフ(ルビン)、ヴィクトル・ファイズリン、オレグ・シャトフ、ロマン・シロコフ(ゼニット)

Нападающие: Владимир Быстров, Александр Кержаков (оба – «Зенит»), Артем Дзюба («Ростов»), Александр Самедов («Локомотив» М), Юрий Жирков, Алексей Ионов, Александр Кокорин, Федор Смолов (все – «Динамо» М), Денис Черышев («Севилья»).

FW
ウラジーミル・ブィストロフ、アレクサンドル・ケルジャコフ(ともにゼニット)、アルチョム・ジューバ(ロストフ)、アレクサンドル・サメドフ(ロコモチフ)、ユーリー・ジルコフ、アレクセイ・イオノフ、アレクサンドル・ココリン、フョードル・スモロフ(以上ディナモ)、デニス・チェリシェフ(セビージャ)

ロディギン代表候補?
スモリニコフとかもいる。

いつもゼニットとツェスカだらけだったけれど、ロストフとかクバンとかクラスノダールとかばらけてきた。
でもディナモが激増しているか。
アンジから大量移籍してきた人たちが。

2013年9月25日水曜日

久しぶりに観る

Режиналь Горё レジナル・ゴリョーが先制ゴール!
ゼニット相手に、翼君たち健闘中。

その後はさんざん攻め込まれていましたが(いつもどおり)、何とか凌いで前半終了。
暴走特急君には悪いけど、やっぱりクルィリヤに勝って欲しいのだ。
ゼニットには首位にいて欲しいが、クルィリヤは勝って欲しい。

がーん!
ブィストロフかな?
後半開始早々に同点になってしまった。
まあ、暴走特急君でよかったと思うことにしよう。
残念だが。
暴走特急君ではなくて、ハルクだったか。なおさら残念。

あーあ、あっという間に逆転を許したか。
シャトフくんでした。

今日もだめっぽい。
やはり残念な試合だ。

シャトフが4点目(自身は2点目)。
のってるね。
この子、シャーヴァの若い頃みたいな雰囲気になってきた。

魅惑のトランペットコンサート

豊島公会堂、行ってみてびっくりの、大変古風なホールでした。

トランペットのアンドレイ・イコフさん(伴奏オリガ・マカロワさん)
メゾ・ソプラノのワレンチーナ・パンチェンコさん(伴奏ユーリー・イリンさん←ゴルバチョフさんのそっくりさん?)
ハープの中村愛さん

という、不思議な組合せのコンサートだった。

ジュゼッペ・ヴェルディ「運命の力」より幻想曲
セルゲイ・ラフマニノフ 12の歌より第11番春の洪水
アレクサンドル・アルチュニャン 演奏会用スケルツォ

ミハイル・グリンカ プーシキン作詞 「イネジーリアよ、私はここに」
アントン・ルビンシュテイン プーシキン作詞「夜」
アレクサンドル・ワルラモフ コリツォフ「愛しい人、どこへ?」 Где, ты мой?
この3曲はパンチェンコさん

カール・ヘーネ「スラヴ幻想曲」
ピョートル・チャイコフスキー バレエ「白鳥の湖」より「ナポリの踊り」

ジョセフ・トゥリン「イントラーダ」
ジャン・アブシル「物語コンテス」OP.76
 「ヒロイック」
 「スラヴォニック」
 「フナンブレスカ」

レインゴリド・グリエール 即興曲
エカテリーナ・ワルター=キューネ 歌劇「エヴゲニー・オネーギン」の主題による幻想曲
この2曲は中村さん

ジョージ・ガーシュイン「ラプソディー・イン・ブルー」

アンコール
「さくら」
クロード・ボリングClaud Bolling「いたずらポルカ」(Rag Polka)

アンコール曲の表示が貼ってあるのではなくて、机の上に置いてあるだけで、とてもわかりにくかった。
それにどうみてもBoltingって読めるのだが。

パンチェンコさんはすらりとした背の高い人で、指を鳴らしたりしながら、落ち着いた声で歌っていたが、何せロシア語なので、単語レベルでは多少聞き取れるものの、やはり全訳とはいわないまでも、どんな内容の歌なのかの説明がプログラムノートに書いていて欲しかった。
せっかくの美声なのに、内容がよくわからないでは悲しい。

中村さんのハープは期待以上によかった。
ハープのソロを聞いたのは初めてだったと思う。

イコフさんのトランペット、ナカリャコフのような響きを期待していたら、それはちょっと違っていたが、会場のせいだったかもしれない。

2013年9月23日月曜日

ファンタジスタたち

コミュニストFC
GKルクセンブルク
DF毛沢東
DFカストロ
DFホー・チ・ミン
DFチェ・ゲバラ
MFマルクス
MFエンゲルス
MFアルチュセール
MFゾラ
FWレーニン
FWトロツキー
なお、スターリン、金日成選手はチーム全体主義に移籍となりました。

ポルポトさんは?

チーム虐殺FCに移籍しました。そこには
ピサロ、コルテス、始皇帝が所属しています。

https://twitter.com/ambivalence4062より


それじゃあ、まずФК Дамы с Революцией(お嬢様・貴婦人系革命家)で。
GKエレーナ・スターソワ
DFナジェージダ・クルプスカヤ
DFアンナ・コルビン=クルコフスカヤ
DFオリガ・ヴァレンツォーワ
DFリディヤ・クニポヴィチ
MFヴェーラ・フィグネル
MFヴェーラ・ザスーリチ
MFソフィヤ・ペトロフスカヤ
MFイネッサ・アルマンド
FWアレクサンドラ・コロンタイ
FWマリーヤ・スピリドーノワ

前の方とか結構強力です。

ФКアレクンサンドロフスキー・オベリスク
GKヴィルヘルム・リープクネヒト
DFフェルディナンド・ラサール
DFアウグスト・ベーベル
DFトーマス・モア
MFアンリ・サン=シモン
MFジャン=バチスト=ジョセフ・フーリエ
MFジャン・ジョレス
MFピエール=ジョセフ・プルードン
MFニコライ・ガヴリロヴィチ・チェルヌィシェフスキー
FWミハイル・アレクサンドロヴィチ・バクーニン
FW ゲオルギー・ヴァレンチノヴィチ・プレハーノフ

マルクスとエンゲルスは上記のコミュニストFCに移籍しています。
残ったのは空想系中心でファンタジスタと言えば聞こえはいいが・・・。
守備が不安。

2013年9月22日日曜日

いちご泥棒@府中

駅から遠いので敬遠しがちなのだが、親戚が送ってくれるというので府中市美術館へ。


 
ステンドグラスの作品が目新しかったかな。
 
ワークショップでいちご泥棒が作れます。(無料)
但し、その場には赤鉛筆しか置いてないので、帰ってからオレンジや緑を塗りました。

ロシア文学代表(といってもベストイレブンというわけではないです)

ライ麦で捕まえる人になりたい‏@ambivalence4062
フランス文学代表
GKモリエール
DFユゴー
DFスタンダール
DFボードレール
DFランボー
MFヴァレリー
MFアラン
MFテグジュペリ
MFカミュ
FWラブレー
FWヴィヨン

秋田大学 欧米文化‏@oubei_akita
(長)前にRTみたいの流れてきたんだが、ロシア文学代表はどうなるんだろ?自分は詳しくないので誰かに作ってほしいです。とりあえずGKはナボコフとエフトシェンコで殴りあいで決める?常になく熱心に監督やらせろと言ってくる異分野のショスタコはどうする?

ライ麦畑~の人の趣旨からすると、ロシア文学代表はこんな感じか?
GKウラジーミル・ナボコフ
DFイヴァン・ブーニン
DFフョードル・ドストエフスキー
DFイヴァン・ゴンチャロフ
DFヴァレンチン・ラスプーチン
MFボリス・パステルナーク
MFアレクサンドル・ソルジェニーツィン
MFレフ・トルストイ
MFニコライ・ゴーゴリ
FWアレクサンドル・プーシキン
FWアントン・チェーホフ
自分勝手なおじさんばっかりでチームプレイは全く期待できなそう。

でも、‏@oubei_akitaさんのご趣旨に沿うとすれば、試案ロシア文学代表は
監督:ドミトリー・ショスタコーヴィチ『黄金時代』(初演版)
GKエヴゲニー・エフトゥシェンコ「キーパーがゴールから飛び出す」(レフ・ヤシンについての詩)
DFイリヤ・エレンブルグ『雪解け』『トラストDE』
DFユーリー・オレーシャ『1行とて書かざる日なし』『羨望』『三人のふとっちょ』
DFグリゴリー・オステル『いろいろのはなし』※1
DFアレクセイ・アルブーゾフ『残酷なゲーム』『イルクーツク物語』『かわいそうなマラート』
MFアルカージイ&ボリス・ストルガツキイ『路傍のピクニック』『神様はつらい』『月曜日は土曜日に始まる 若い科学者のための物語』
MFアレクサンドル・ヴァムピーロフ『メトランパーシ物語』
MFコンスタンチン・エセーニン 文句なく功労者
MFサムイル・マルシャーク『ちいさいおしろ』『森は生きている』
FWイリヤ・ペトロフ&エヴゲニー・ペトロフ『黄金の仔牛』『12の椅子』
FWイサーク・バーベリ『オデッサ物語』『騎兵隊』
苦し紛れになって来た前の方については好みでオデッサ派によって固めました。
※1
プロスタクワーシャ」園長さんが言いました。「何かすごく聞きたいことがあるのに、我慢しているんじゃないかい?そういうのはよくないよ。我慢しないで言ってごらん」
 「相手チームのことをどうして敵って言うの?」プロスタクワーシャはたずねました。
「もちろん嫌いな奴らだからよ!」サーシャとパーシャがきっぱり言いました。「考えただけでもぞっとしちゃう。きっとみんな目がつりあがって、髪の毛が逆立って、鼻はとんがってるし、耳は突き出てるし…」サーシャとパーシャは身震いしました。
 「とんでもない!」園長さんはびっくりして言いました。「そんなことあるもんか。短パンをはいたふつうのサッカー選手たちだよ。敵って言うのは、試合で戦うからそう言うだけさ」
「ここで大事なことはひとつだけ。ゲームの対戦相手や自分と違う意見の人を、誰でも敵だとか嫌いだとか言ってはいけないってことだよ。嫌いになっても良いことはひとつもないんだ。



チェコ文学代表募集中
監督:ヤロスラフ・ハシェク『兵士シュヴェイクの冒険』『法の枠内における穏健なる進歩の党の政治的・社会的歴史』
それはそれとして、ぼくは信心が足りないことがどういう結果になるか、というもう一つのケースを知っている。
  ブベネチュのサッカーチームがヴルショヴィツェのサッカーチームと試合をした。ブベネチュの左翼がヴルショヴィツェのゴール目がけてボールをシュートした。するとヴルショヴィツェのゴールキーパーはそのボールを逸した。ボールがゴールを突破するのを見た瞬間、彼は「イエス様マリア様」と叫んだのである。そのさまを観ていた観客の一人は、当然ながら興奮を抑えきれず、「この野郎、神様のことを思うなら、もっと早く祈ればいいのに!」と怒鳴ったのである。

あのハシェクさんは真面目な法曹ですが、このハシェクは「チェコ最大の作家」(自称)にして、破天荒が服を着て新聞社の向かいの酒場でビールを飲みながら記事を書きまくっていたという人物であって、酔っ払いがぐだぐだしゃべっているのと大差ありません。
彼こそ監督に最適だと思います。

GKオタ・パヴェル
DFフランツ・カフカ
DFボフミル・フラバル
DFヤン・ネルダ
DFヴィクトル・フィシュル/アヴィグドル・ダガン
MFカレル・チャペック
MFヨゼフ・チャペック
MFミラン・クンデラ
MFズデニェク・ミレル
FWヨゼフ・ラダ
FW?

ウクライナ文学代表も募集中。
まずはやっぱりシェフチェンコでしょう。勿論FWで。

昔のジヴァゴ

久しぶりに神保町シアターに行った。
受付の人にポイントカードをおつくりしますと言われて、お財布をひっくり返してみると昔のポイントカードが出てきて、しかも今回で5回分貯まって、次回は無料になるとのこと。
でも半年以内に行かないといけないが、半年以内に観たいと思うプログラムがあるだろうか?
ないような気もする。

観たのは「ドクトル・ジバゴ」(ジヴァゴではなくジバゴだった)。
メンシコフとハマートヴァのではなくて、昔のオマー・シャリフの。
昔の映画なので、出演するのは美男美女なのだろうと期待していたら、その点は大いに期待外れだった。
特にパーシャが・・・。
ラーラも丸顔の美人であって欲しいのだが。
オマー・シャリフはジョン・カビラみたいだった。
話はかなり簡略化していて、登場人物もかなり少ない。
なので、なおのこと一人ひとりの美貌がものをいうはずだったと思うが。

2013年9月20日金曜日

やっぱりイラン映画ですよ

東京国際映画祭で上映される作品のうち、旧ソ連構成諸国のものを「オデッサ・ココスモス」に載せていおいた。

旧ソ連圏以外では、イランやトルコのあたりの作品を観ておきたい。

コンペティション
「ルールを曲げろ」
Bending the Rules [ GHAEDEYE TASADOF ]
監督:ベフナム・ベフザディ
94分 ペルシア語 Color 2013年 イラン
アジアの未来
「流れ犬パアト」
PAAT
監督:アミル・トゥーデルスタ
76分 ペルシャ語 Color | 2013年 イラン
★内田路庵みたいなの?!
あとは、特別招待作品の「ハッピー・イヤーズ」
Those Happy Years [ Anni felici ]
監督:ダニエレ・ルケッティ
100分 イタリア語 Color | 2013年 イタリア=フランス
★キム・ロッシ・スチュワート(『家の鍵』)主演。

2013年9月19日木曜日

上司のお薦め

今日、出先から戻る際、上司と一緒になった。地下鉄で3駅、並んで座って話をした。
読書好きのその上司は、図書館で分厚い本を借り出し、さらに本屋さんで薄い本を新たに購入していて、それを読みかけていた。
図書館の本の方は何なのかわからなかったが(私は興味があったのだが、業務密着の書籍だったのかもしれない)、買った本の方はおもしろいんだよ、と言いながらみせてくれた。
確かにおもしろそうだ。
地元の図書館で探して読んでみよう。

『ブラック語録大全』

同業他職場の方たちからは、お宅もブラックすれすれかもね、とジョークを言われたばかりなのだが、上司はそんなことはたぶんつゆ知らずだ。

「労働基準法なんておかしい。今は24時間働かないといけない時代なのに」
・・・だそうです。
笑える。(←ハーフナ・マイク風に「うける」でも可。)

2013年9月16日月曜日

やっぱりいた!ロシアの図書館員猫

有名なエルミタージュの鼠捕獲担当官をはじめとして、オデッサ美術館等々でも雇用されているのを確認済みですが、オデッサと同じようにチェルノモーレツというサッカークラブが存する町(つまりは黒海沿岸の都市なのです)ノヴォロシイスクの中央子ども図書館に正式に雇用されている司書猫のクジマくん(愛称クージャ)の映像です。
 

はっきり言って、絶対いると思ったんだ、図書館にも。
図書館の人気者になっていて、図書館利用者も激増とのこと。

元野良とのことですが、おとなしい猫ですね。
子どもに撫でまわされてもじっとしているし。

ロシア・ソビエト映画上映2013

これまではまがりなりにも「映画祭」って言っていたような気がする。
が、今年はさすがに旧作を2本だけなので「祭」と冠することは止めたようだ。

ツルゲーネフ没後130年→「貴族の巣」
チャイコフスキー没後120年→「チャイコフスキー」

作品自体はいいものなのだが、これまで何度か上映されているものだし、新鮮味はない。
企画としてどうなんだ?という。
悲しい。
これでは人も来ないだろう(と思ったら、それなりには来ていた)。

フランス映画祭とかイタリア映画祭とか、毎年だいたい同じ会場で同じ時期にやっているところは凄く偉いんだと思う。
続けることはそれだけ大変なんだ。
ドイツは今ちょっと息切れ状態か?
ブラジル映画祭もユーロスペースで定例化しつつあるのか?がんばれ。
いずれにしろ映画祭というからには最近の作品、未公開作品の紹介をして欲しいし、するべきだと思うのだ。
それがロシアの場合全然ないのがとても悲しい。

いや、全然と言うと言い過ぎ。
数年前のシャフナザーロフ映画祭で、彼の最近の作品「六号室」や、もう少し前の作品の上映はあった。(その後一般公開ならなかったのはやはり悲しいが。)

でも、新しい作品の上映がなければこうした特集上映の機会の意味合いも半減、いやそれ以上に減じていると思う。
何がそれを阻んでいるのだろう?

2013年9月15日日曜日

再びヴェーラへ

昨日は午前中再び(いや、三度目だが)横浜美術館のプーシキン美術館展に行った。
招待券があったのでね。
当然めちゃくちゃ混んでいました。
(関西方面から来ている人もいるようで。)
そのうち、今度はモスクワで再会できますように。

午後は再びシネマヴェーラへ。
こちらも混んでいた!
「怒りのキューバ」&「愛の奴隷」。

このころのミハルコフは好きだ。
まあ、女性の描き方はそれなりなんだけど。
(ソロヴェイは凄いいい。)

「怒りのキューバ」はオムニバスで、エイゼンシュテインの「ビバ!メキシコ」やキューバ映画の「ルチア」に似た感じの硬派の作品。
さすがにカラトーゾフで、それっぽいカメラワークが随所で冴えている。

2013年9月12日木曜日

ヴェーラに行った

もっと何度も通いたいが、ようやく言ってきたロシア映画傑作選。
今日はプドフキンの「アジアの嵐」とミハルコフの「光と影のバラード」。
何度観てもいいなあ。
…というよりも、何度も観ないとわからない。
「アジアの嵐」のチンギス・ハーンの子孫のしるしはそういうことだったのか、と改めて知る。

「光と影のバラード」は、ミハルコフの作品の中でもすごく好き。
一番好きかも知れない。
「太陽に灼かれて」も好きだったけれど、続編なんか作ってしまうから。

とてつもないハンサムな人はミハルコフくらいしかいないし、皆レーニンになりそうな(髪の毛が)おっさんばっかりの映画なのだが、ロシアのおっさんたちがたまらなくカッコいい。
ただ、この映画に出演している俳優たちはかなり若くして世を去っている人が多くて悲しい。
ミハルコフは勿論生きていて、血の気の多いアンドレイのシャクロフ、カリャーギンは生きているが、主役のシ―ロフをやったボガティリョフ、敵役のレムケ(「ストーカー」やったひと)のカイダノフスキー、それにソロニツィンがもういない。

2013年9月11日水曜日

グループステージ

気が早いことにシミュレーションしてみる。

2014 FIFA World Cup Group stage Draws Simulator

なんですって?
一回目
Group A
ブラジル
韓国
ナイジェリア
スイス 
 
 
 

Group B
スペイン
コスタリカ
コートジヴォワール
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ

 
 
 
 

Group C
アルゼンチン
アメリカ
エジプト
ギリシャ
 
 
 
 

Group D
オランダ
ホンジュラス
カメルーン
クロアチア

 
 
 
 

Group E
コロンビア
イラン
ガーナ
フランス 
 
 
 

Group F
ドイツ
日本
チリ
ロシア 
 
 
 

Group G
ポルトガル
メキシコ
ウルグアイ
ベルギー
 
 
 
 

Group H
イタリア
オーストラリア
エクアドル
イングランド

グループGあたりはほんとに出場するのか怪しい国も混ざっているような。
いや、余所のの国のことは言えませんが。
なにせイランと揃い踏みできたのはアメリカ大会あたりに遡るのだから。
イランは既に出場を決めていますからね。
今朝ようやくグループ首位になったとはいえ、全然安心はできない!
そう思いながらも、シミュレートを続ける。

二回目(部分)
Group B
スペイン
日本
ナイジェリア
ロシア


Group D
コロンビア
イラン
カメルーン
スイス

三回目(部分)
Group B
ドイツ
イラン
ガーナ
イングランド
Group C
スペイン
日本
コートジヴォワール
ロシア

そうか。
イランとアメリカは同じポッドにして同グループにならないようにできているのか。
それにしてもなぜ3回とも東隣の島国と一緒のグループになるのだ??

ロシア再び首位に

 あとは・・・やらかさないでくれってだけ。
残り2試合、ルクセンブルクとアゼルバイジャン。

Из регламента

Команды распределяются по местам в таблице по следующим критериям:
1) Количество очков во всех матчах;
2) Разница забитых и пропущенных мячей во всех матчах;
3) Количество мячей, забитых во всех матчах;
4) Количество очков в личных встречах;
5) Разница забитых и пропущенных мячей в личных встречах;
6) Количество мячей, забитых в личных встречах;

7) Количество мячей, забитых в гостях в личных встречах.
 

Календарь оставшихся матчей

10.09.201322:15Люксембург Люксембург-Северная Ирландия Северная Ирландия- : -

Группа F - Тур 11

11.10.2013 Азербайджан Азербайджан-Северная Ирландия Северная Ирландия- : -
11.10.2013 Португалия Португалия-Израиль Израиль- : -
11.10.2013 Люксембург Люксембург-Россия Россия- : -

Группа F - Тур 12

15.10.2013 Азербайджан Азербайджан-Россия Россия- : -
15.10.2013 Португалия Португалия-Люксембург Люксембург- : -
15.10.2013 Израиль Израиль-Северная Ирландия Северная Ирландия- : -

2013年9月7日土曜日

頭が空っぽの美女か醜い才媛か

トゥルゲーネフの言葉だったと思う。
で、引用していたのは米原万里さんだった。

この二択だと、男性は大概前者を選択するのではないかと思える。
だいたいこの世の中、自分の知らないことを女性が知っていると、それだけで反発し、逆上する男性はどうしてこんなに多いのだろう?
大人じゃないよね。
(特にサッカーファンに多かったりする。)

トゥルゲーネフは「絶対後者がいい」とのたまったのだそうだ。
(米原万里説だと、ロシアの文豪では長編作家は非モテの醜男、短編作家はモテモテの美男の傾向があり、トゥルゲーネフは後者である。)
さすがトゥルゲーネフ。
なのだが、実際に彼が生涯愛したのは才色兼備の人妻だった。

一方、トゥルゲーネフとともにロシアのモテモテ美男の短編作家の双璧をなすのはチェーホフ。
いろいろなロマンスが飛び交うが、最終的に伴侶となったのはモスクワ芸術座の女優オリガ・クニッペルだった。
やはり才色兼備ではないか。

クニッペルは戯曲作家と結ばれたが、時代がもう少しくだると、監督をパートナーにする女優が増える。
ユリヤ・ソルンツェヴァ(アレクサンドル・ドヴジェンコの妻)、リュボーフィ・オルローヴァ(グリゴリー・アレクサンドロフの妻)らを筆頭に。
女優を妻にする映画監督が多いといった方がしっくりくるだろうか。
(それもとっかえひっかえで。)

ユーロ・スペースで特集上映があった、«モンタージュ理論を生み出した男»レフ・クレショフも女優アレクサンドラ・ホフローヴァを妻にしているのだった。

アレクサンドラ・ホフローヴァはなかなか特異な女優だ。
もちろんレフ・クレショフ以下クレショフ工房の作品に多く出演している。
今回のクレショフ特集では、「掟によって」(イングランド人女性イーディス)と「ボリシェヴィキの国におけるウェスト氏の異常な冒険」(伯爵夫人(自称?)フォン=サクス)を観た。
非常に個性的な容貌で、全く「美人女優」然としていない。
(同時代の女優についてはこちらなど参考にどうぞ。)
ほんとはもう少し美人だったのかもしれないけれど、白目をむいたりして(目はとても大きく、怖っ!という感じだ)しなをつくってみせたり、昨今のお笑い芸人のような思い切りのよすぎる演技で、常にオーバーアクションであり、予想を裏切らないお約束の動きをする。
現代の演劇や映画のような抑えた演技などというのは全然ないので、演技力があるのかどうかはよくわからなくなってしまうが、とにかくインパクトが強い。
存在感がある。
一度見たら忘れない。
さすがアヴァンギャルドのお国でありそういう時代だったということなのかもしれない。
早熟な天才映画監督レフ・クレショフは、トゥルゲーネフ系の「後者」が好みの男性だったようだ。
ホフローヴァはクレショフの最初の教え子の一人だが、二つ年上の姉さん女房となる。
クレショフの周囲には、他にも女優はたくさんいたのだろうが、終生のパートナーとなったのは、才媛ホフローヴァだった。
クレショフ自身がプドフキン、エイゼンシュテインといった巨匠級の映画監督、フォーゲリやコマロフなど数えきれないほどの名優を育て、特に戦後は創作活動からは手を引いて後進の育成と映画理論研究に専念することになるのだが、ホフローヴァも映画監督を務め、映画大学で教鞭をとり、とそちらの方でもクレショフと共同歩調をとっている。
女優であり、映画監督であり、映画大学での教育者であった、とても偉ーい人なのだ。

クリエイターとして、教育者として、実力もあったろうし、偉大なクレショフのパートナーという威光も有している。
それに、この人、生まれも凄かった。
父方は皇帝の侍医を務めた高名な医師のボトキン一族で芸術家のパトロンでもあった。
母方はトレチヤコフ!
あのトレチヤコフ美術館のトレチヤコフだ。
美術館の創設者パーヴェル・トレチヤコフは母方の祖父。
最初の夫コンスタンチン・ホフローフはモスクワ芸術座の俳優(ボトキン家のサロンで知り合ったのだろうか)。

映画の世界に生きて、外見の美しさをこの人は必要としなかった。
ここでいう美しさというのはいかにも主演女優というあの手の美貌のことだが、違う意味でこの人は誰にも負けない美しさを備えていたのだろう。

2013年9月2日月曜日

チェコの妖精

アマールカをユーロスペースに観に行った。

アロマティーとブランケットのサービスあり
 
残念ながら、日本語吹替えしかも声だけではなく、音楽も日本で入れた変な英語の歌詞のものだったので、チェコアニメの雰囲気が大幅に減じていた。
 
お子様向けに吹替えの上映と言うなら、レイトショーはないでしょうに。
チェコアニメファンにはかなりがっかりの企画です。
以前チェコアニメ特集の一環で観た時の方がもちろんよかった。
 
よほどアマールカ・グッズを売りたいのか、いろいろな売り込みをしている。
が、集団でアマールカの格好をして練り歩くと言うのはいただけない。
無気味なだけ。
ただでさえ、日本人のおばさんたちが格好(白いドレスと青い花の髪飾り)を真似してもだめ。
※おばさん、と書いたのは、元々アマールカの設定と対象年齢がかなり小さい子であろうところ、そういう子どもたちからみてすでに立派な大人である人たちという意味で、実際には若めの女性たちがアマールカに扮していました。
服を着ているだけでまるでなりきっていない。
アマールカ特有のふわふわした小刻みのステップを踏みながらの動きをまるで反映していない、ただの白い服を着た変な人たち、になっていて、非常に残念だった。
 アマールカは妖精なのですよ!
 
でも、同僚にアマールカのチラシを渡したら、「かわいい~」と言ってかなり関心を持った様子だった。
彼女もスタンプラリーに挑戦するだろうか。


2013年9月1日日曜日

おとなりさん

出身地鑑定!!方言チャートだが、随分たくさんのチャートがあったけれど、全部「いいえ」で答えたら(聞いたことのないことばが多かった、定規とかは聞いたことはあるにはあったけど)、当然というかなんというか無事正解の「東京都」になった。
が、次に母にやってもらったら、熊本なのに大分と鑑定されて、むっとしていた。
確かに、熊本と大分のことばは違うからなあ。
(私見では九州は「鹿児島/大分・宮崎/熊本・福岡・佐賀・長崎」に大きく分かれるような気がしているので、熊本を大分と鑑定した結果には驚いた。)