2014年3月30日日曜日

川の名前

ロシアのサッカーを見始めた頃(90年代後半、スパルターク・モスクワがむちゃくちゃ強かった)、かの地では、ディナモとかスパルタークとかトルペドとか、同名のクラブが多くて、区別するためにクラブ名に地名を添えて呼んでいることを知った。
(「トルペド・モスクワ」「ディナモ・キエフ」みたいに。←ロシア語ではこんな風にクラブ名+地名ではなくて、「モスクワの(形容詞)ロコモチフ(クラブ名)」みたいな形で記事になっていることが多い。)

でも中にはいかにもローカルな、そこにしかないという名前のクラブもある。
アムカル・ペルミ
アラニヤ・ウラジカフカス
ルビン・カザン
トミ・トムスク
テレク・グローズヌィ

これらがどんな意味なのかを調べてみると、トミとテレクは川の名前なのだった。
思えば、クラブ名に川の名前をつけている例は他にもある。
ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロドとか。
ロシアみたいに、ただっ広い草原(冬は雪原)と森林が延々と続くようなところだと、土地を分けるのは山よりも川であり、水運によって都市は発展していくものであったろうし、その都市を象徴するのは川であることが多いようだ。

プレミアリーグ所属クラブの所在地とそこを流れる川のリストをつくってみよう。

1.ゼニット・サンクト=ペテルブルグ
2.ロコモチフ・モスクワ
3.スパルターク・モスクワ
4.ツェスカ・モスクワ
5.ディナモ・モスクワ
6.FKクラスノダール
7.アムカル・ペルミ
8.ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ
9.ルビン・カザン
10クバン・クラスノダール
11クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
12ウラル・エカテリンブルグ
13トミ・トムスク
14テレク・グローズヌィ
15ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド
16アンジ・マハチカラ

見事に2位から5位までにモスクワのクラブが固まっているな。
ここで既に川の名前が現れているのは
①2~5位までのモスクワМосква:Москва-река
②10位そして6位のクバン川のクラスノダールКраснодал: Кубан
③13位トミ川のトムスク(都市の名前自体が川からつけられたものだ)Томск:Томь
④14位のチェチェンのグローズヌィ テレク川 Грозный:Терек
⑤15位のヴォルガ川はニージニー=ノヴゴロドのみならず、9位のルビンのカザン、11位のクルィリヤ=ソヴェートフのサマラも沿岸都市。 Низний Новголод:Волга
⑥ドン川のロストフ=Ростов-на-Дону  Ростов-Великийと区別する。

その他の都市の川
1.ゼニット・サンクト=ペテルブルグ ネヴァ川
7.アムカル・ペルミ カマ川
9.ルビン・カザン ヴォルガ川
12ウラル・エカテリンブルグ イセチ川Исеть←知らない 
16アンジ・マハチカラ テレク?



1990年夏に撮ったレニングラード(現サンクト・ペテルブルク)の海戦記念柱(ロストラの灯台)
ロシアの四大河川、ヴォルガ川・ドニエプル川・ネヴァ川、ヴォルホフ川を表したものが台座の下部の男女の彫刻なのだが、上がドニエプルで下がヴォルガかなあ??

アムール水系→オホーツク海
Амурアムール川(黒竜江):ハバロフスク(エスカー=エネルギヤ)、コムソモリスク・ナ・アムーレ
Уссури ウスリー川:
スンガリー川(松花江):ハルビン

エニセイ水系→北極海
Енисей エニセイ川:クラスノヤルスク
 Ангара アンガラ川:イルクーツク、ブラーツク

はっきり見えませんがシベリアの川
飛行機から写したもの
何川だろう?


オビ川水系→北極海
Обь オビ川:バルナウル、ノヴォシビルスク(シビリ)
Иртыш イルティシ川:セミパラチンスク(カザフスタン)、オムスク、トボリスク
Исетьイセチ川:エカテリンブルグ(ウラル) 
Томьトミ川:トムスク(トミ)

レナ川水系→北極海
Лена レナ川:ヤクーツク

ヴォルガ水系→カスピ海
Волга ヴォルガ川:トヴェーリ、ヤロスラヴリ(シンニク)、ニジニ・ノヴゴロド(ヴォルガ)、カザン(ルビン)、トリヤッチ(ラーダ)、サマラ(クルィリヤ=ソヴェートフ)、サラトフ、ヴォルゴグラート(ロトル)、アストラハン
Ока オカ川:オリョール、カルーガ、セルプホフ、コロムナ、リャザン、カシモフ、ムーロム、ジェルジンスク、 ニージニー・ノヴゴロド(ヴォルガ)
 Каменка カメンカ川:スーズダリ
カメンカ川の橋(修理中で通れません)
翌年には通れました。




 Клязьма クリャジマ川:ウラジーミル、オレホヴォ=ズエヴォ(ズナーミャ・トルダ←ロシア最古のクラブ)

 クリャジマ川

 Кама カマ川:ペルミ(アムカル)、ナーベレジヌイェ・チェルヌイ(カマーズ)
 Москва-река モスクワ川:モスクワ(スパルターク、ディナモ、ツェスカ、ロコモチフ)、コロムナ
モスクワ川、ニューシティ付近

 Уфа ウファ川:ウファУфа(FKウファ)

クバン水系?→アゾフ海(水源はエルブルス山付近)
Кубан クバン川:クラスノダール(クバン、FKクラスノダール)

テレク水系→カスピ海(水源はグルジアのカズベク山)
Терек テレク川:ウラジカフカス(アラニヤ)、ベスラン、グローズヌィ(テレク)

ドニエプル水系→黒海
Днепр ドニエプル川:スモレンスク、キエフ(ウクライナ)(ディナモ、アルセナール)、 プリピャチ(ウクライナ)、 チェルカッスィ(ウクライナ)、 ドニエプロペトロフスク(ウクライナ)←カリャカの故郷です(ドニエプル)、 ザポロジエ(ウクライナ)(メタルルグ)、 ヘルソン(ウクライナ)Херсон、モギリョフ(ベラルーシ)

  Березина ベレジナ川(ベラルーシ):ゴメリ(ベラルーシ)、ボリソフ(ベラルーシ)(バテ)
※1812年ナポレオン対クトゥーゾフの「ベレジナの戦い」で知られる。
 シヴィスワチ川(ベラルーシ):ミンスク(ベラルーシ)(ディナモ)
 Припять  プリピャチ川:プリピャチПрипять←チェルノブィリですっかり有名になった都市ですが、それ以前は対戦中に激戦があったプリピャチ湿地で知られた地名だったそうです。

ネヴァ水系→フィンランド湾
Нева ネヴァ川:サンクト・ペテルブルグ(ゼニット、ディナモ)、シュリッセリブルグ

ネヴァ川、1990年

 Волхов ヴォルホフ川:ノヴゴロド、ヴォルホフ
ドン水系?→アゾフ海
Донドン川:トゥーラ、ヴォロネジ、ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌРостов-на-Дону(FKロストフ)、タガンログ、アゾフ
 Северский Дотец ドネツ川:ベルゴロド(サリュート)、プロホロフカ、ドネツク(ウクライナ)(シャフチョール)

ネマン水系?→バルト海
Неман ネマン川:ソヴィエツク、グロドノ(ベラルーシ)(ネマン)、カウナス(リトアニア)
※ベラルーシ語でНёманニョーマン、ポーランド語でニエメン、ドイツ語でメーメル、リトアニア語でネムナス

カウナスでは川の写真を撮っていなかった。
これはヴィリニュスのヴィルナ川



ロシア語表記は後ほど追加するとして、とりあえずアップする。

2014年3月29日土曜日

作家と法学 その1ボフミル・フラバル

手帳の3月29日の欄に「13:00立教7101」とメモしてある。
えーと、立教で何があるんだ?

立教か。
模試で行ったことがあるが、それ以来かな?

蔦のからまる学舎


桜と木蓮が咲く中庭。美しい!



さすがに謎のまま池袋に向かったわけではなく、調べてから行った。

これです。
Hommage à Bohumil Hrabal
ボフミル・フラバル生誕百周年記念シンポジウム
チラシに映っている写真はフラバル記念ビールか?
 
7101号教室

主に第Ⅰ部の映画を目当てだった。
«Postřižiny»「剃髪式」イジー・メンツル監督1980年チェコスロヴァキア
フラバル原作メンツル監督の映画は「つながれたヒバリ」(『私がもう住みたくない家の広告』)、「厳重に監視された列車」、「英国王給仕人に乾杯!」(『わたしは英国王に給仕した』)が既に日本でも紹介されている。
メンツルの代表作「スイート・スイート・ビレッジ」(これはフラバル原作ではないのだが)にも似たノスタルジックなコメディーだ。いい映画だ。
惜しむらくは、メンツルの他の映画とも共通するが、女性の描き方がちょっとねえ。

で、いろいろ忙しい我が身であるので、ここでとっとと帰ればよかったのだが

 
第二部の講演とディスカッションも聴いてしまい、 終わったら日が暮れていた。

ライトアップしているのは桜の時期だから、というわけでもないのか。
 
講演はマルケータ・ゲブハルトヴァー先生(東京外語大)「ピプシィから見たフラバル、フラバルから見たピプシィ」
ピクシィというのはフラバルの妻エリシュカの通称とのこと。
フラバルには妻の視点でフラバルを描いた三部作『家での結婚式』『新生』『割れ目』があり、これらの作品の一部分の朗読も含めながらのチェコ語の講演だったのだが、難解だった。
それ以上にディスカッションはあまりおもしろくななく、映画に感動した時点で帰っていればよかったと少々後悔することに。
チェコの他の作家、特にクンデラとの比較が多かったが、どうもしっくりこない。
 
しかし、帰りの電車の中で年譜(阿部賢一先生作成)を眺めていて、阿部先生だったと思うがディスカッションの中で「フラバルは母親の希望で大学では法学部に入ったと言われているが、あるインタビューでは法律の条項の文章の厳密さに惹かれたからだと答えている」「カフカとは作風がだいぶ違うが彼には敬意を払っていて、«あのカフカも私も同じ法学博士なんだ»と言っていた。」という情報をちらりと述べていた。
フラバルがカレル大学の法学部に入学したのは1935年21歳のとき。
途中ナチス・ドイツのチェコ保護領化で大学が閉鎖され、1945年再入学、1946年法学博士となる。
しかし、その後法律関係の仕事には就かず、カフカのように宮仕えをするわけでもなく、なぜかガテン系の職業に向かう。

今日観た「剃髪式」は母と養父をモデルにペピンおじさんも交え、フラバルの前の世代を描いている。
駅員としての経験は『厳重に監視された列車』に、古紙回収所での仕事は『あまりにも騒がしい孤独』に、ドイツ系の配偶者を得たことは『わたしは英国王を給仕した』に、と、フラバルの来し方は作品に結構反映しているようだから、大学時代の勉学にしても体験にしてもきっと作品にそしてその後に人生に影響を与えているのではないかと思われるが、フラバルは法学部で何を学んだのだろうか?
博士論文にはどんなことが書かれているのだろう?刑事か民事か、カフカみたいに労働法関係だったかどうか、知りたくなった。
(カフカの場合、労働基準監督官になって労働災害に関しての立派なレポートを残していると言う話だ。)
まあ、学部の数が今よりずっと少ない当時のことだから、母親に言われるまま「とりあえず法学部にでも入っておくか」という程度の心構えだった可能性も大きいのだが。
ちなみにチャイコフスキーも法学部出身だ。

2014年3月28日金曜日

執行停止がついた

「BOX」は数年前弁護士会の上映会で観た。
夜だったから日焼けしないと油断して全然化粧をしないで出掛けたら、知り合いが講師役で来ていた。

萩原聖人も保坂尚樹も全く裁判官には見えず、酷いミスキャストだと感じだ。


袴田事件の再審開始がようやく決定。
再審開始については、最高裁ではなくて第三者機関が決めるべきだと言うのが私の持論だ。
それはともかく、警察が証拠捏造をした可能性について言及していること、拘置停止決定も出されたことにおいて画期的だ。

2014年3月27日木曜日

今日のカップは

ウクライナカップ準々決勝に、なんと我がチェルノモーレツはまだ残っているのだ。
2部のFKテルノポリが相手。

26.03."Десна" 0 : 2 "Шахтер"
まずシャフチョールが準決勝にコマを進める。

26.03. 18:00
"Славутич" "Нива"
26.03. 19:00
ФК "Тернополь" "Черноморец"
26.03. 20:00
"Металлист" "Динамо"

ロシアカップもやっている。
ELやCLと同様にどうでもいいけど。

マリャキ、1-0で勝って準決勝へ。マラッツィ!

あと、メタリスト・ハリコフ 2-3 ディナモ・キエフ、スラヴチッチ・チェルカッスィ 1-1(4-3) ニヴァ・チテルノポリでした。

2014年3月24日月曜日

雪どけ3つ

チェルノモーレツ、ホームで下位チーム(しかもクリミア、今季限りでウクライナリーグを去るかも知れない)タヴリヤ相手にスコアレスドローだった!
大丈夫だろうか?
外国人選手が政情不安から一斉に離れてしまい(最近カメルーンのDFが加入したけど)、まだごたごたとしているのか。
2日後にはウクライナカップ準々決勝があるが。相手はFKテルノポリ(2部リーグ)。

さて、今日は映画美学校で雪どけ時代のソ連映画を3本観た。
この時代の映画はみずみずしい感性と抜群のカメラワークと時代の高揚感が素敵で、好きな作品が多い(特に「モスクワを歩く」は観るといつも幸せな気持ちになる)が、3本続けてみるとさすがに似た雰囲気だなあと。

観たのは
ミハイル・ロンムの「一年の九日」"Двять дней одного года"
ゲオルギー・ダネリヤの「モスクワを歩く」"Я шагаю по Москве"
ミハイル・カリクの「愛する」"Любить"

チラシによれば、この作品は「四人の新進作家たちの短篇を原作とし」とあるが、それは

・Ион Друцэ 
モルドヴァ生まれなので、ミルチャという農村の青年が干草を積んだ馬車で帰宅途中で若い女性を拾って、という最後の話の作者だろう。1928年生まれ、85歳で存命。

・Авенир Зак
ウクライナ生まれ。1919年-1974年。54歳と短命だった。

・Исай Кузнецов
1916年ペトログラード生まれ、2010年モスクワ没。93歳だった。ユダヤ系。

・Юрий Казаков
1927年-1982年(55歳)
"Осень в бубовых лесах"
ホテルが満室でモスクワを歩き回る話?←モスクワを歩き回るところが「モスクワを歩く」を彷彿とさせる。

吹雪の日に泣いている車掌さんに声をかける話は、「私は二十歳」の市電の車掌に恋するエピソードに似ていた。

ミハイル・ナウモヴィチ・カリクは1927年アルハンゲリスク生まれ。
51年大学在学中に冤罪(スターリン暗殺を企てた容疑)で逮捕、54年まで収容所、その後復学し、「愛する」までに5本の作品を監督。が、この作品が上映禁止になり(68年)、71年にイスラエル移住。現在もイスラエル在住(87歳)。
全ソ映画大学時代の師匠はグリゴリー・アレクサンドロフとセルゲイ・ユトケーヴィチ。
「さよなら、少年たち」(64年)が検閲に引っ掛かった時には「誓いの休暇」のチュフライが口添えしたりして何とか公開にこぎつけたとのことだ。

「愛する」についていえば、今の感覚だと「なぜこれが公開禁止?」だけれど、一見してその理由が当てられるようになると、ロシア・ソ連映画好きとしても合格に域に達したことになるだろうか?
この作品に関しては
・聖書の雅歌からの引用がある(シナリオ段階で削除を指示される→雅歌からの引用と明示しない形をとる)
・聖職者のアレクサンドル・メーニ司祭?司教?(当時のロシア正教会のトップ)のインタビューが長々と使われている
・一般人のインタビューでも、「健全なソヴィエト市民」らしからぬ箇所がある
という点がいけなかったらしい。

明日に向けての復習と予習でした。

2014年3月22日土曜日

再び上司のおすすめ

裁判官ってそもそもどうしてあんな判決を書くわけ?
としばしば思う。
そういうわけで、裁判官というのはいったいどういう人なの?と時々思う。
(普段は全く別世界の人だと思っているので、関心を持たず。)

卒業式のシーズンと言うと思い出す。

高校生の時、1学年上に大変尊敬していた人がいた。
校内新聞の編集をしていて、書くことがとても「頭いい!」「かっこいい!」という感じで、憧れていた…のは、勿論私だけではなく、早い話下級生の憧れの的だったわけだ、彼は。

卒業後も何かと口実を作ってしばしば会ってお話しする機会を作っていた。
彼も私も法学部法律学科に進んだ(大学は別!あちらは司法試験御三家、こちらはどちらかというと公務員コース?)。
大学で彼は自治会の役員をやりながら、弁護士を目指していた(それを公言していた)。

まだ彼が司法試験に合格する前だったが、私は彼に「なぜ弁護士になろうとしているのですか?」と聞いた。
私の問いは「学者とかジャーナリストとかではなくてなぜ法曹を目指すのか」という趣旨だったのだ(彼の論説のさわやかな切れ味はジャーナリストというイメージではないかと漠然と勝手に思っていた。)が、彼の答えはこうだった。
「私には人を裁くことはできないから裁判官にはなれない。同じ理由で検察官にもなれない。だから弁護士になる。」
それは私の期待した答えではなかった。が、それ以上は尋ねなかった。

この話は以前にも書いたことがあったのではないか。
裁判官になんてなるものではない、みたいな意識は在野の法曹にはある程度共通してあるのだろうか?

ひょんなことから、『日本国憲法と裁判官』を読んでみて、とてもおもしろかった。
裁判官というのはいったいどういう人なの?という問いに、ある程度答えているのではないか。
まあ、この本を執筆しているような(元)裁判官は勿論マイノリティーなんだろうけど。

その意味で、今読んでいる『「無罪」を見抜く』も、元裁判官の自伝的な本(聞き書き)であり、特にどうして冤罪がいくつも生じてしまうのか、裁判官が見抜けないのかという疑問に誠実に応答するものになっている。

この本は職場の上司のお薦め。

もう一人、別の上司が、このあいだお茶の時間に勧めてくださったのは、
『永続敗戦論 戦後日本の核心』

以前に『そこに僕らは居合わせた 語り伝える、ナチス・ドイツ下の記憶』を勧めていただいた。
(まだ書きかけ)




2014年3月20日木曜日

タヴリヤが帰還

タヴリヤがシンフェローポリに帰ってきた。
帰還。
帰国??

"Таврия" приехала в Крым
Наша команда рада вернуться на полуостров

タヴリヤは初代ウクライナリーグ王者だったのですね。
今は降格の危機に晒されていますが。
で、こんな情勢で、ホームのシンフェローポリで試合をすることもできず。

次の試合はオデッサで、チェルノモーレツとです!

2014年3月18日火曜日

遠い目をしてシベリア鉄道

鉄道の旅は嫌いではないが、化粧落としやコンタクトレンズの処理が列車内の小さな洗面所では不便極まりないので、一泊で十分かな。
一泊して目的地に着いたらさっそくシャワーを浴びたいなどとかんがえてしまう。
だから私はシベリア鉄道踏破なんて夢はない。

でも数年前に読んだ『女三人のシベリア鉄道』はおもしろかった。
舞台になったというので楽しみにしていた。
だいぶ前に「オデッサ・コスモス」に書いていた。

チラシも綺麗だし、有名な『みだれ髪』を模した舞台装置も美しかった。
ああ!ベリャコーヴィチだなあ、ユーゴザーパド仕込だな!という群像が蠢く導入で、そう、この劇の演出はユーゴザーパド劇団にいた野﨑美子さん。
(こまつ座みたいな感じも。)

友人はロシアのおばさんの役(3役)を生き生きと演じていた。
ロシア語の台詞もすらすらと。

与謝野晶子・中條百合子・湯浅芳子・林芙美子といった配役も割とイメージに合っていた。
実は劇団銅鑼の歴代代表が出演している凄い舞台なのだが、男性の存在感はちょっと薄い。)

原作者自身が脚本を書いているせいか、原作者の登場場面が結構多かったが、それより上記の作家たちのストーリーをもっと入れて欲しかった気はする。

あと、ベラルーシ(とルカシェンコ)がそこまで言うか?の散々な言われようだった。
彼女らはモスクワからミンスク・ワルシャワ経由でパリへと行ったので、今騒乱のウクライナは掠めなかったのだが、ところどころの台詞はかの地を思い浮かべずにはいられない。
私が一番最後に載った寝台列車はキエフ→オデッサのチェルノモーレツ号だったし。

 オデッサ駅に着いたチェルノモーレツ号
↓ 
揺れが酷かったようで(乗り物酔いに縁のない私にはそうでもなかったが)
ガイドさんがダウンしてしまった。
 
モスコーモスコー、めざせモスクワ

2014年3月15日土曜日

ミルク系は牛の絵

ミルクキャンディーやミルクチョコ、それにはやはり牛の絵の包み紙ですよね。

「ムームー」

キリル文字ではない。
リトアニアかラトヴィアの包み紙
 
この二つの写真は「ソ連の飴紙」展より
 
 
こちらはモスクワのロト・フロント社のミルクキャンディー「コロフカ」(雌牛ちゃん)(真ん中の二つ) 
 

2014年3月14日金曜日

サッカーロシア代表における「在外同胞たち」

今日はアンドレアス・ベックのお誕生日だったそうで、またぞろ「移民先の国でそこそこ活躍しているロシア出身者」についての記事が載っておりました。

1.アンドレアス・ベック
1987年3月13日ケメロヴォ生まれ。
ルースキー・ニェーメツ(ソ連圏出身ドイツ人)。
おばあさんはペテルブルグ在住。
シュトゥットガルト→ホッフェンハイム(ともにドイツ)

2.コンスタンチン・ラウシュ
1990年3月15日生まれ。こちらももうすぐお誕生日。
トムスク州コジェヴニコフ出身。シベリアなのでとっても寒いらしい。
ハノファー96→シュトゥットガルト(ともにドイツ)
ユースまでの年代ではドイツ代表でプレイしたが、A代表にはなっていない。

3.デニス・チェリシェフ
1990年12月26日ニージニー・ノヴゴロド生まれ。
お父さんのドミトリー・チェリシェフがスペインのクラブでプレイし、その後コーチをしていたため、スペイン育ちで、スペインの市民権も持っている。
レアル・カステージャ(レアル・マドリードの下部組織)→セビージャ(ともにスペイン)
チェリシェフは上の二人と違って、民族的にはロシア人で、ロシアの各年代のカテゴリーでもプレイしている。

4.ロジオン・ジアチェンコ
1983年9月23日スタヴロポリ県ゲオルギエフスク生まれ。
ちょっと年長さんですね。
DCユナイテッド→ミネソタ・タンデール(?)→レアル・メリーランド・モナルクス(以上アメリカ)→サムトソングフラム(?フラムは大聖堂の意味だろうか?)→パッタイヤ・ユナイテッド(?)(以上タイ)
ネヴァダ大学在学中にサッカーをやってその後プロへ、とのこと。

5.ユーリー・ゴンツィ
1994年4月6日レニングラード州ラビチツィ生まれ。
6歳の時に両親と共にイタリアへ移住。
シエナ→クーネオ(ともにイタリア)
現在、イタリアのクラブでプレイする唯一のロシア人選手。

4.と5.の人は知らなかった。
1~3についたは、今まで読んだインタビュー記事の情報も書いています。
ラウシュはシベリアっ子らしくペリメニが好きなのだとか。

Эмигранты. Андреас Бек и еще четверо уроженцев России, никогда не игравших на родине
Зарубежные

2014年3月13日木曜日

ガーリーで、最高に魅惑的なチェコと言ったら

「女の子映画の決定版」というフレーズが今でも大有効、とにかく元気でアナーキーな女の子が暴れまわる「ひなぎく」は新鮮で素晴らしかった。

昨日岩波ホールで、「ひなぎく」のチラシを見つけ、おお再上映か!と喜んだのだった。
5月10日~5月30日 イメージ・フォーラム

ただ、イジー・バルタとの抱き合わせなのだ。
バルタも悪くないが、ヒティロヴァーはヒティロヴァーとして観たいわけで。

なんて思いながら、友人たちに知らせるつもりでいたところ、思いがけない悲報。

亡くなったのだと。
ヒティロヴァーが。
享年85歳。
主よ、彼女の魂に永遠の平和を。

そうか、「ひなぎく」を観たのは吉祥寺バウスシアターだ。
バウスももうすぐお亡くなりになる・・・。

当時、チェコ映画を日本に紹介されていたのは粕三平さんくまがいまきさんご夫妻で、くまがいさんは「アデラ!」の解説でリプスキーの映画に出てくる仕掛けがやたら大げさでだけど実用面では全く役立たない装置について「何かに似ていると思ったら人間に似ているんだ、しかも人間一般ではなくて男の人に」と書かれていて(正確な引用ではない)、私は「いやいや、くまがいさん、リプスキー作品中のその役に立たない愛すべき装置たちが似ているのは男性一般ではなくて、あなたが愛してやまない男性に似ているのではないですか?」と思ったものである。
前置きが長くなってしまったが、そして粕三平さんが愛してやまなかった奥さまは、きっとヒティロヴァーに似ているところが多々あったと私は思う。

ヒティロヴァーは明らかに、素敵に闘争するキュートな女の子であり続けた。
ひなぎく公式フェイスブックに、1980年代に「「チェコ映画の現在」「ユーモアと影の美学」の上映会の時にいただいたヒティロヴァー監督の言葉」が掲載されている。

とにもかくにも、チェコにヒティロヴァーあり、であった。

岩波ホール40年

最初に観たのは「木靴の樹」だった。
初デート映画。
相手はなぜか私をとても真面目だと思い込んでおり、「こんな映画が好きなのだろう」とだいぶ背伸びしたのではないかと。
正直言って理解したとは言い難いが、その後だいぶ経って大人になってから思い出すに実にいい映画だった。
(観なおしていないので細部は記憶していないにも関わらず、そう思う。)

「惑星ソラリス」
岩波ではなくて後日他で観た(以下「他館」と記す)。草月ホールの特集上映だったか。

「ねむの木の詩がきこえる」
親戚に連れて行かれたのではなかったか。

「白夜」
他館。最近、ユーロ?イメージフォーラム?

「遠い雷鳴」
NHKのアジア映画劇場で観たと思う。

「ピロスマニ」
他館。バウスだったかな?

「だれのものでもないチェレ」
他館。最近、渋谷の今は亡きアンジェリカで。

「旅芸人の記録」
他館。バウス。

「メキシコ万歳」
他館。

「鏡」
他館。草月ホールの特集上映だったかと。

「大理石の男」
他館。六本木の今は亡きストライプハウス美術館でのポーランドポスター展のときのビデオ上映で。

「ある結婚の風景」
他館だったと思う。ベルイマンのよさは未だにわからない。私にはつまらない映画だった。

「アレキサンダー大王」
他館。バウスシアター。

「落葉」
他館。アテネ・フランセだと思う。
大好きな映画。

「インタビュアー」
他館。アテネ・フランセか?

「ドイツ・青ざめた母」
他館。

「ローザ・ルクセンブルク」
他館。最近ユーロスペースで。

「八月の鯨」
他館。近所の公民館のホールでの上映。

「三人姉妹」

「サラーム・ボンベイ!」

「ローマの奇蹟」
TV放映されたのを録画して観た、と思う。

「希望の樹」
他館。衝撃的に感動的だった。友人も観て衝撃を受けていた。「あのおんぼろ傘の女性は私」と言って。

「コルチャック先生」
子役のクラタくんはどうしているだろう?

「見知らぬ人」
NHKのアジア映画劇場で観た。

「乳泉村の子」
NHKのアジア映画劇場で観た。

「森の中の淑女たち」
近所の公民館ホールで観た。

「苺とチョコレート」

「若き作曲家の旅」

「青い山」

「田園詩」

「私は二十歳」
なぜDVDが出ないんだろう?手元に置いておきたい。

「青空がぼくの家」
NHKで観た。

「ムアンとリット」
よさがわからない数少ない作品。

「ヴィルコの娘たち」
主人公がなぜもてるのか不明だった。

「阿片戦争」
TV上映で観た(と思う)。

「パーフェクトサークル」
東京国際映画祭で観た。

「パン・タデウシュ物語」
悪くはなかったが、期待以上ではなかった。タデウシュは期待以下だった。

「山の郵便配達」
公民館で観た。

「ホセ・リサール」
他館。

「落ち穂拾い」

「この素晴らしき世界」
悪くはないが、期待以上ではなかった。

「わが故郷の歌」
映画祭上映時(フィルメックスだったか?)

「父と暮らせば」
他館

「ベアテの贈りもの」

「亀も空を飛ぶ」
映画祭上映時+岩波

「死者の書」
試写会を含め何度も観た。製作協力していたので。

「家の鍵」
よかった!キムさん、私が唯一認める現役イタリア美男。

「サラエボの花」

「懺悔」
ようやく観られた「懺悔」。メラブ・ニニーゼのデビュー作だが、終始暗い眼差しの高校生役だった。しかも銃なんか持っているし。

「シリアの花嫁」

「子供の情景」
フィルメックスで観て、岩波でも観る予定でチケットを買っていたのに観損ねた!

「嗚呼 満蒙開拓団」

「ポー川のひかり」

「カティンの森」

「コロンブス 永遠の海」

「パリ20区、僕たちのクラス」
生徒たちのサッカー談議が楽しい。アフリカ選手権予選、移民の子たちが故国を応援。微笑ましい。

「セラフィーヌの庭」

「サラエボ、希望の街角」

「木洩れ日の家で」
ヨーロッパ映画祭で観て(シネマ・アンジェリカで)、岩波でも勿論観た。素敵な映画だ。

「遥かなるふるさと 旅順・大連」

「おじいさんと草原の小学校」

「やがて来たる者へ」

「汽車はふたたび故郷へ」
悪くはないけれど、「落葉」を超えるものをイオセリアーニはもう撮れないんだと思う。

「オレンジと太陽」
ローチ息子、さすが。

「キリマンジャロの雪」

「ジョルダーニ家の人々」
今観たら、きっとさらに辛い。

「イラン式料理本」
岩波のイラン映画、意外と少ない。

「菖蒲」
ユーロシネマデースで観た。もう一度観る気はしなかったので、岩波ではプログラムを購入したのみ。

「最初の人間」
このあと原作本も読もうと思ったが、не прочитала.情けない、面目ない。

「ハンナ・アーレント」

「少女は自転車に乗って」

「家族の灯り」

プラス
「世界の夜明けから夕暮れまで」
キエフ編・ミンスク編・モスクワ編・北京編・東京編・ミンスク編
これはキエフ編が一番おもしろく、東京編がおもしろくなかった、というか全然記憶に残っていない。

「抵抗 死刑囚の手記より」ロベール・ブレッソン監督1956年フランス

この中でベスト3本を選ぶのはやはり難しいなあ。

「私は二十歳」
「家の鍵」
「木洩れ日の家で」

次点
「亀も空を飛ぶ」
「セラフィーヌの庭」

2014年3月12日水曜日

神保町・御茶ノ水・本郷三丁目 例の飴紙展

やっと確定申告を出す。
さすがに税務署は混んでいた。
2月に寝込んでしまったせいもあり、領収証などは揃っていたのに計算を先送りにしていた。
昨夜書類を書き始めて、公益法人への寄附の計算書用紙がないことがわかり、国税庁のHPから印刷する。
(親に税務署から用紙を貰ってくるように言っていたが、要らない用紙は山とありながら肝心なのが足りないっていう、ありがちな話だった。)

寄附金税額控除での計算の方が有利だが、源泉所得税支払額の25%の方が少ないので、その額適用、去年より寄付額が減っているので、還付額も昨年よりちょっと少ない。
来年はさっさとやろう。反省。

今日は岩波ホールにオリヴェイラ監督の「家族の灯り」を観に行き(プログラムには珍しくシナリオの再録がなかったが、この映画にはポルトガルでは有名なのではないかと思われる原作本があって、映画は敢えて3幕目で終わり、3年後となる4幕目をカットしているのだとの情報が描かれていた。オリヴェイラがシビアなのではなく、原作からして厳しいもののようだ。ラテン文学って明るくないですよね)、母が欲しがっていた本を三省堂書店で買い、御茶ノ水駅まで坂を登り、丸ノ内線で本郷三丁目駅へ。

ソ連の飴紙展に再び訪れた。
今日は土曜にいらしたおしゃべりな男性ではなく、マッチラベル蒐集の女性が店番をしていた。
←西荻であったマッチラベル展のちょっとした再現。


アリョンカシリーズ
私も持っている

ラトヴィアのリスチョコ

ミルクチョコの場合、牛のイラストが目立つ。
「ムームー」=モウモウ

左上の習字ノートを購入。
イラスト入りで楽しい。
今日からペンマンシップ再開だ!


これは楽しい本。

お菓子の包み紙の«切った・貼った»で楽しいコラージュができるよ、と教えてくれる

チュコフスキー作のドクトル・アイボリート(あいたた先生)
ドリトル先生のリライト
・・・というか著作権観念の薄かったソ連で勝手に翻案した人気ジュブナイル
紙の上部の説明書きにパステルナークの「ドクトル・ジバコ(←正しくはジバゴ)」の児童文学バージョンだみたいなことが書いてあるが・・・
うーむ、パステルナークはジュブナイルには無縁なんじゃないかな?
(ブルガーコフならともかく)
 
お店の人はパステルナークを知らなかったようで、ジバゴのことも全然知らないようだった。
まあ、私の同僚もソルジェニーツィンを知らなかったしな。
 
14日まで!
夜8時まで!
行ける人は行って観てきてくださいね。

 

2014年3月10日月曜日

コレクション仲間

わー、ヴォルガが大敗しているわ!
しかもアムカル相手に5点とられるか。
クルィリヤは案の定ロコに先制されている。

ソ連の飴紙展、14日までにもう一回行きたいな。

チョコの包み紙コレクションなら、私も結構持っている。

これは熊シリーズ、3種。

マッチラベルコレクションともども、次年度のNHKテキストの口絵に連載されるそうだ。
お仲間が増えるということか。

クルィリヤ、ゴール!
だけどスコアは2-1か。
得点者はスタニスラフ・ドラグン。
マラジェッツ!

スコアはこのまま2-1.
クルィリヤは勝ち点を伸ばせませんでした。

今節はディナモ以外はいい結果が出ていないな。
しかしヴォルガが5点も取られるとはどうなっているのか。
しかも5点目はコヴァリチクのオウンゴールか。
どうなってんのよ。

アトリエの人形劇

駅から遠かった!
西武新宿線・花小金井駅から15分くらいか。

三匹のヤギのがらがらどんとトロルがお迎え。

 

プレッツェル出演の方々。
 
猫には会えなっかった。

演目は
「Mitten」 あのロマン・カチャーノフのパペットアニメーションで有名な作品です。
が、これは予想通り、カチャーノフには大きく及ばず。取り組むなら心してやって欲しかったが、「全然ダメ!」なレベルでがっかり。
人形劇を作って演じたのも、当然カチャーノフの作品が大好きな人たちだと思うのです。
だったら、あの作品の魂をしっかり描いて欲しい。
犬が飼いたい女の子。
忙しくて女の子の思いが最初は汲めないお母さん。
(アニメーションでは、着替える時も料理の時も本を手放さないインテリママだが、最後に子犬を抱き上げぺろっと舐められてほんのり笑みを浮かべる、素敵なお母さんなのだ。)
近所の子どもたちと犬たち。
(彼ら・彼女らの個性も、アニメーションでは微笑ましく描かれていて、私は大好きなのだ。)
これらをきちんと観察して、しっかり表現して欲しい。
アニメをそのまま引きうつせとは言わない。
独自の表現があってもいい。
アニメーションと人形劇の違いは当然出てくるだろう。
ただ、カチャーノフのこのアニメが誕生以来、ソヴィエト・ロシアのみならず世界で愛されてきたその神髄は失わないようにして欲しいものだ。
一番のがっかりは品のないアニメ声(女の子役も母親役も、実に品のない声だった!!許し難い。台詞を言うのならば(元のアニメは台詞なしだから、台詞なしでもよかったはずだが、敢えて台詞を入れるのならば)きちんとした日本語を話して欲しいなあ、とコンサバな私は大いに思うわけです。)

(帰ってから、カチャーノフのアニメーションを見直した。)

「ちャんバら」 アバンギャルドすぎてわからない。意味不明。
宮沢賢治原作「やまなし」
「ゼレファンタンケルダンス」スズキコージ・別役実 意味不明。ただ、人形を使っている人は上手かった。
「井の子」 狂言の「蚊相撲」原作。これが一番おもしろかった。
「どうながのプレッツェル」 マーガレット・レイ原作 
グレタ役のベテランが引っ張っていた。主人公もがんばってました。
ただ、これもシンプルに可愛い犬のデザインにして欲しかったが。
 
 
 




2014年3月9日日曜日

モスクワぽかぽか日和

まずガブを替えて欲しい。
と思っていたらもう失点か。
動かないじゃない、ガブ。

ディナモ対ツェスカ。

当然ディナモに肩入れしているところ。

替えろ替えろガブ替えろと言っているうちに2失点目。
溜息。
でもこれで次の試合からはベレゾフスキーかシュニンが来てくれるかも。

だめだめ。
ツェスカには勝たなきゃ。

時間的にはいいときに1点返したな。
さすがクラニー。

ドヴァドヴァ!
とはいえ、大丈夫?
凄いフリーキック。
担架で運ばれる。
フェルナンデスが入る。

ジーーーーーーーーラーーーーーーー!
ゴーーーーーーーーーーーーール!

もう一度。
ジーーーーーーーーラーーーーーーー!
ゴーーーーーーーーーーーーール!
チティーリ・ドヴァ!

人格の現れ?

文法や発音を間違えませんように。

と思って、外国語学習者は日々学びを続けているのだ。
それは正しい。

でも、文法や発音の間違い、不適切さなら、ネイティヴは「あ、この人、間違えているな」とわかってくれる。
下手だなあ、と呆れられるかもしれないが、「ほんとはこういう」と頭の中で変換してくれるだろう。

しかし、「どの場面でどの表現が適切か」というより難しい問題については、

場面にあわないことをいってしまった誤りに対して、ネイティブスピーカーはそれがノンネイティブの誤りであることに気づかず、相手の人格のあらわれと解釈しがちだというのである。
 恐ろしい話ではないか。

『ポケットに外国語を』196~197頁
『英語のソーシャルスキル』紹介の箇所より引用

命令形+プリーズも、そんなに丁寧な表現ではないらしい。
ロシア語の場合、命令形+パジャールスタでもそうそう問題ではなかろうが、できるだけ呼びかけの言葉を添える(相手の名前がわかっていたら呼び掛ける)とか、心がけよう・・・。

2014年3月8日土曜日

突然再開ウクライナ

あら、突然ですが、メタリスト・ハリコフ対ヴォルスクラ・ポルタヴァの試合、やっているじゃないか。
延期かと思った。

クラスノダールの試合は21時半からだからそれまでウクライナの試合を観ようっと。

さて、移籍情報のまとめ
★アムカル・ペルミ
加入
①フェゴル・オグデ(ナイジェリア) ヴォレレンガ(ノルウェー)→
②ジャマル・ホジャニヤゾフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→
③イヴァン・ソロヴィヨフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→
④パトリック・トヴマシ(ガーナ) アスタナ(カザフスタン)→
♪⑤ダミアン・ズボジェニ(ポーランド) ピャスト(ポーランド)→
♪⑥アレクセイ・ニキーチン エニセイ・クラスノヤルスク→
♪⑦ヤクブ・ヴァヴルジニャク(ポーランド) レギヤ(ポーランド)→
♪⑧ソスラン・タカゾフ アラニヤ・ウラジカフカス→
♪⑨アレクセイ・クルゼニョフ ツェスカ・モスクワ→
♪⑩ミハイル・スミルノフ ネフテヒミク・ニジネカムスク→
♪⑪ソスラン・ツゴエフ アラニヤ・ウラジカフカス→
♪⑫アスラン・ガグカエフ アラニヤ・ウラジカフカス→
移籍
①セルゲイ・ヴォルコフ 契約終了
♪②ミタル・ノヴァコヴィチ(モンテネグロ) →タボル(カザフスタン)→OFK(セルビア)
③ニコライ・ファジェーエフ →スパルターク・モスクワ
④アレクサンドル・セリホフ →FKオリョール
⑤アンドレイ・セミョーノフ →テレク・グローズヌィ
♪⑥マハチ・ガジエフ →アンジ・マハチカラ
♪⑦ウラジーミル・カメシュ(ラトヴィア) →ネフテヒミク・ニジネカムスク 
♪⑧アルトゥール・リャボコブィレンコ →スパルターク・ナリチク
♪⑨ダニイル・ズエフ →ゼニット・サンクト=ペテルブルグ
♪⑩ミハル・ブレズナニク(スロヴァキア) 契約破棄
♪⑪アンドレイ・ダニロフ →オクタン・ペルミ
♪⑫ミハイル・ベロフ →ロコモチフ・リスキ
♪⑬パーヴェル・シュヴァロフ →スパルターク・コストロマ
♪⑭アレクサンドル・パンツィレフ →オクタン・ペルミ

★アンジ・マハチカラ
加入
①フョードル・スモロフ ディナモ・モスクワ→
②ウラジミール・ブィストロフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→
③アレクサンドル・アリエフ(ウクライナ) ディナモ・キエフ(ウクライナ)
④アレクサンドル・トロシェチキン ロコモチフ2・モスクワ→
⑤アレクサンドル・ブハロフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→
♪⑥マハチ・ガジエフ アムカル・ペルミ→
♪⑦ディニヤル・ビリャレトジノフ スパルターク・モスクワ→
♪⑧アンヴァル・ガジマゴメドフ ダグジゼリ・クスピイスク→
♪⑨グスタヴォ・ブランコ・レシチュク(アルゼンチン) デポルティボ(アルゼンチン)→
♪⑩アンヴァル・イブラギムガジエフ FKヒムキ→
移籍
①ラシナ・トラオレ(コートジヴォアール) →モナコ(フランス)
②ジュシレイ(ブラジル) →アル=ジャジーラ(UAE)
③アラン・ガタゴフ →ディナモ・モスクワ
④パーヴェル・ソロマチン →ディナモ・モスクワ
⑤アイオデレ・アデレイエ(ナイジェリア) →エルゴテリス(ギリシア)
⑥ヴァジム・デミドフ(ノルウェー) →ブラン(ノルウェー)
⑦アブドゥール・ラザク(コート=ジヴォワール) →ウェストハム(イングランド)

アンジは暴走特急ブィストロフやスモロフ、アリエフ、ブハロフ、ビリャレトジノフとやたら名の知れた選手をそろえ、地元の若手育成に専念するわけでもなさそう。
ブィストロフがいても、やっぱりアンジを応援する気にはなれないが。

★ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド
加入
♪①ニキータ・チチェリン ディナモ・モスクワ→
②アリエリ・ボルィシュク(ポーランド) カイザースラウテルン(ドイツ)→
♪③アルトゥール・サルキソフ(アルメニア) ウラル・エカテリンブルグ→
♪④アルトゥール・ミノシャン チェルノモーレツ・ノヴォロシイスク→
♪⑤アレクセイ・マカロフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ
移籍
♪①マチヤ・ドヴォルネコヴィチ(クロアチア) →トルペド・モスクワ

★ディナモ・モスクワ
加入
♪①アレクセイ・コズロフ クバン・クラスノダール→
♪②モシュタグ・ヤフビ(フィンランド) ホンカ(フィンランド)→
③アラン・ガタゴフ アンジ・マハチカラ→
④パーヴェル・ソロマチン アンジ・マハチカラ→
移籍
♪①ニキータ・チチェリン →ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド
②フョードル・ソモロフ →アンジ・マハチカラ
③イーゴリ・シトフ(ベラルーシ) →モルドヴィヤ・サランスク
♪④アンドレイ・パニュコフ →スパルターク・ナリチク
♪⑤ドミトリー・オトスタヴノフ →ネフテヒミク・ニジネカムスク
 
★ゼニット・サンクト=ペテルブルグ
加入
①アレクサンドル・リャザンツェフ ルビン・カザン→
♪②サロモン・ロンドン(ヴェネズエラ) ルビン・カザン→
♪③ダニイル・ズエフ アムカル・ペルミ→
♪④コンスタンチン・ロボフ ルーシ・サンクト=ペテルブルグ→

移籍
①ウラジーミル・ブィストロフ →アンジ・マハチカラ
②ダンコ・ラゾヴィチ(セルビア) →パルチザン(セルビア)
③アレクサンドル・ブハロフ →アンジ・マハチカラ
④ジャマル・ホジャニヤゾフ →アムカル・ペルミ
⑤イヴァン・ソロヴィヨフ →アムカル・ペルミ
♪⑥エリヴィン・バダロフ →ネフチ(アゼルバイジャン)
♪⑦ロマン・シロコフ →FKクラスノダール
♪⑧パーヴェル・モギリョヴェツ →ルビン・カザン
♪⑨アレクセイ・マカロフ →ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド

★FKクラスノダール
加入
①アレクセイ・ポメルコ シンニク・ヤロスラーヴリ→
②ラグネフ・シグルドッソン(アイスランド) コペンハーゲン(デンマーク)→
♪③ロマン・シロコフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→
移籍
①ルスラン・ナフシェフ →モルドヴィヤ・サランスク
②マルコス・ピッツェッリ(アルメニア) →アクトベ(カザフスタン)
♪③ルスラン・ボロフ →スパルターク・ナリチク
♪④ヴァレリー・チュペルカ →スパルターク・ナリチク
♪⑤アルチョム・レオノフ →FKウファ
♪⑥ニカ・チハペリヤ →スパルターク・ナリチク

★クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
加入
①ドミトリー・ヤチェンコ テレク・グローズヌィ→
②アラン・チョチエフ ヴォルガリ・アストラハン→
♪③ヴァレリー・ポチヴァリン ゼニット・ペンザ→
移籍
①パブロ・セバリオス(パラグアイ) →オリンピア(パラグアイ)
②オグネン・コロマン(セルビア) 契約終了
♪③デニス・ヴィフロフ →ディナモ・サンクト=ペテルブルグ

★クバン・クラスノダール
加入
♪①ニキータ・ベズリホトノフ メタルルグ・ドネツク(ウクライナ)→
♪②アレクセイ・コシェリョフ(モルドヴァ) スフィントゥル・ゲオルゲ(モルドヴァ)→
♪③オレグ・トルマソフ アラニヤ・ウラジカフカス→
♪④アントン・セクレト トルペド・ベラズ(ベラルーシ)
♪⑤スタニスラフ・マノレフ(ブルガリア) PSV(オランダ)→
移籍
①アルチョム・フィドレル →ウラル・エカテリンブルグ
♪②ダヴィド・ツォラエフ →エスカー=エネルギヤ・ハバロフスク
♪③アレクセイ・コズロフ →ディナモ・モスクワ
④ジブリル・シセ(フランス) →バスチア(フランス)

★ロコモチフ・モスクワ
加入
♪①アレクサンドル・シェシュコフ ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ→
移籍
①ダリオ・クレシチ(クロアチア) →マインツ(ドイツ)
②フィリペ・カイセド(エクアドル) →アル=ジャジーラ(UAE)
③タラス・ブルラク →ルビン・カザン
♪④ヴィクトル・オビンナ →キエーヴォ(イタリア)
♪⑤カミーリ・ムルリン →ルビン・カザン
♪⑥アンドレイ・イヴァノフ →シビリ・ノヴォシビリスク

★ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ
加入
♪①ゲオルギー・ガブロフ アラニヤ・ウラジカフカス→
♪②ロマン・エメリヤニノフ イリイチョーヴェツ・マリウポリ(ウクライナ)→
移籍
♪①イーゴリ・キレエフ →スパルターク・ナリチク
♪②アレクサンドル・シェシュコフ →ロコモチフ・モスクワ
♪③アレクサンドル・ヴァシリエフ →シビリ・ノヴォシビリスク

★ルビン・カザン
加入
♪①ルスラン・カムボロフ ネフテヒミク・ニジネカムスク→
②タラス・ブルラク ロコモチフ・モスクワ→
♪③カミーリ・ムルリン ロコモチフ・モスクワ→
♪④パーヴェル・モギリョヴェツ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→
♪⑤アルトゥール・カラシャウスカス(ラトヴィア) スコント・リガ(ラトヴィア)→
♪⑥ゲオルギー・ヌロフ ネフテヒミク・ニジネカムスク→
♪⑦マルコ・デヴィチ(ウクライナ) メタリスト・ハリコフ(ウクライナ)→
♪⑧マクシム・ジェストコフ ネフテヒミク・ニジネカムスク→
♪⑨ユーリー・ネステレンコ ネフテヒミク・ニジネカムスク→
移籍
①アレクサンドル・リャザンツェフ →ゼニット・サンクト=ペテルブルグ
②イヴァン・マルカノ(スペイン) →オリンピアコス(ギリシア)
③ビブラス・ナトホ(イスラエル) →PAOK(ギリシア)
♪④サロモン・ロンドン(ヴェネズエラ) →ゼニット・サンクト=ペテルブルグ
♪⑤アリシェル・ジャリロフ →ネフテヒミク・ニジネカムスク

★スパルターク・モスクワ
加入
①ニコライ・ファジェーエフ アムカル・ペルミ→
♪②パトリック・エベルト(ドイツ) バリャドリド(スペイン)→
♪③ミハイル・フィリポフ ズナーミャ=トルーダ・オレホヴォ=ズエヴォ→
移籍
①マジド・ウォリス(ガーナ) →ヴァランシエン(フランス)
②エイデン・マッギーディー(アイルランド) →エヴァートン(イングランド)
③マレク・スヒ(チェコ) →バーゼル(スイス)
④フアン・インサウラリデ(アルゼンチン) →PAOK(ギリシア)→
♪⑤ニコライ・ザボロトヌィ →ウラル・エカテリンブルグ
♪⑥キム・チェリストレム(スウェーデン) →アルセナール(イングランド)
♪⑦ディニヤル・ビリャレトジノフ →アンジ・マハチカラ

★テレク・グローズヌィ
加入
①アンドレイ・セミョーノフ アムカル・ペルミ→
♪②ヴィタリー・グジエフ アラニヤ・ウラジカフカス→
♪③ダレル・クジャエフ ネフテヒミク・ニジネカムスク→
移籍
①アルチョム・ラジコフ(ベラルーシ) →ゲンチレルビルリギ(トルコ)
②ドミトリー・ヤチェンコ →クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
♪③ジョナタン・レジャル(ベルギー) →メヘレン(ベルギー)
♪④ザウル・サダエフ →レギヤ・グダンスク(ポーランド)
♪⑤マツェイ・マクシェフスキ(ポーランド) →レギヤ・グダンスク(ポーランド)

トミ・トムスク
加入
♪①パーヴェル・ネハイチク(ベラルーシ) バテ・ボリソフ(ベラルーシ)→
♪②ドミトリー・ニキチンスキー FKタンボフ→
移籍
♪①マクシム・アスタフィエフ →シビリ・ノヴォシビリスク
♪②プラメン・ニコロフ(ブルガリア) →リテクス(ブルガリア)
♪③エヴゲニー・シドレンコ(モルドヴァ) →ヒミク・ジェルジンスク

★ウラル・エカテリンブルグ
加入
①アレクサンドル・スタヴペツ ロトル・ヴォルゴグラード→
②アルチョム・フィドレル クバン・クラスノダール→
③デニス・ドロシキン ルチ=エネルギヤ・ウラジオストク→
④ウラジーミル・ホジン アラニヤ・ウラジカフカス→
⑤アルセン・ゴショコフ スパルターク・ナリチク→
♪⑥ニコライ・ザボロトヌィ スパルターク・モスクワ→
♪⑦アラン・バガエフ アラニヤ・ウラジカフカス→
移籍
♪①アルトゥール・サルキソフ(アルメニア) →ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド
②ニコライ・サフロニジ →FKウファ
♪③トト・タムズ(イスラエル) →ペトロルル(ルーマニア)
♪④ミラン・ヴィエシュチツァ(セルビア) →ディナモ・サンクト=ペテルブルグ
♪⑤ユーリー・キリロフ 契約破棄
♪⑥アレクセイ・ソロシン →FKヒムキ
♪⑦セミョーン・ポモガエフ →ディナモ・サンクト=ペテルブルグ

★ツェスカ・モスクワ
移籍
①本田圭佑(日本) →ミラン(イタリア)
②マルク・ゴンサレス(チリ) →ウニヴェルシダド・カトリカ(チリ)
♪③ライオネル・アダムス →エニセイ・クラスノヤルスク
♪④アレクセイ・クルゼニョフ →アムカル・ペルミ
アントン・セクレトとかロマン・エメリヤニノフとかザボロトヌィとか、たまに聞く名前を目にすると、今度のチームでは活躍して名を挙げてほしいと思ったり。

お、ヴォルスクラ先制!!

チェルノモーレツのサイトには,あたりまえに3月8日おめでとうの記事があって
С праздником 8-го марта!

ガイくんの記事があって、

春の日程の記事があって。

それによると、15日に21節の試合、但しチェルノモーレツは試合なし(アルセナール・キエフとの試合があるとみなされる)、
以下
22-й тур. 22 марта«ЧЕРНОМОРЕЦ» — «Таврия»
23-й тур. 29 марта
«Ильичевец» — «ЧЕРНОМОРЕЦ»
24-й тур. 5 апреля
«ЧЕРНОМОРЕЦ» — «Металлург» З.
25-й тур. 12 апреля
«Заря» — «ЧЕРНОМОРЕЦ»
19-й тур. 16 апреля
«Металлург» Д – «ЧЕРНОМОРЕЦ»
26-й тур. 19 апреля
«ЧЕРНОМОРЕЦ» — «Днепр»
20-й тур. 23 апреля
«ЧЕРНОМОРЕЦ» — «Динамо»
27-й тур. 26 апреля
«Волынь» — «ЧЕРНОМОРЕЦ»
28-й тур. 3 мая
«ЧЕРНОМОРЕЦ» — «Металлист»
29-й тур. 11 мая
«Говерла» — «ЧЕРНОМОРЕЦ»
30-й тур. 17 мая
«ЧЕРНОМОРЕЦ» — «Карпаты»

さて、メタリスト 0-1 ポルタヴァ

さてさて、クラスノダール 0-1 ウラル

なんとなく、ウラルに応援していた。
シロコフは途中出場。








やっぱり絶対捨てられない!ロシアのお菓子の包み紙

本郷三丁目。
MittEに「ソ連の飴紙」展観に行く。
 

盛況だった。

バルト諸国のものも多かったが、キリル文字のがやはりいいな。
グルジアのはなかなか貴重。

ウクライナのはもう少し色あざやかな印象があったが・・・。

現在の政治状況の影響で、開催が危ぶまれた、みたいなことをおっしゃっていたが、それってどうしてなの?
オリンピックやパラリンピックでもあるまいし。
関係ないでしょと思うのだが。
まあ、観られて良かった。
眼福っていうものですね。

アルバムに30枚くらい写真をアップした。
(撮影自由です。)



アリョンカやキスキス。
大好き。


この人、見覚えあるよ。

ロシアのがやはりよいな。
ラクダとかいいね。

スターリンだよ~ん。

北極のミーシカ
森のミーシカたち
 

モスクワ五輪のミーシカ。
可愛い。




東銀座

オペラのライブビューイング、これまでの「エヴゲニー・オネーギン」と「鼻」は新宿ピカデリーに行ったのだが、「ルサルカ」は昨日までで日にちがなかったので、東銀座の東劇の夜の回を観に行くしかなかった。

ライブビューイングは休憩中の客席は舞台裏の映像なども映っていておもしろい。
メトロポリタンオペラの美術や演出はどうにもどぎつくて、とても好きになれるようなものではないが(舞台で遠目に見ればいいのかもしれない)、マリンスキーオペラでもこんな風に「お小遣い感覚で」(と言っても3500円は痛い出費)ある程度時間を都合付けて見られたらいいなと思う。
ただ、メトロポリタンオペラ程度で3500円はお高く感じるぞ。

「ルサルカ」はルネ・フラミングという歌手がタイトルロールで、オーディションを受けにきたときからこの役を好んでいたという人のようだ。
お相手の王子役はピョートル・ベチャワというポーランド人歌手で、レンスキーをやっていた。
(スラヴものの割り当てがやはり多いようである。)

休憩中の特典映像で次回の「イーゴリ公」の宣伝をやっていたが、こちらのタイトルロールはイリダル・アブドラザコフ、といういかにもタタール的な名前の歌手で、インタビューによるとウファ歌劇場出身。そこではイーゴリ公の護衛兵(台詞なし)役をやっていたとのこと。メトロポリタンにきて大出世。
相手役がすごくぽっちゃりしたグルジア人で、アニータ・ラチヴェリシュヴィリ。
(アナニアシヴィリとかのグルジア人のイメージを覆す。)
衣装とかが、全然イーゴリ公っぽくなくて、ソ連兵みたいな感じか。
一言で言ってあんまり趣味はよろしくない。
でもまあ観に行くつもりだけど。
メトロポリタンオペラでは「イーゴリ公」は約100年ぶりとのこと。
(それならまともな演出でやればいいのになあ。)

来季(2014-2015シーズン)のライブビューイングのチラシがあった。
スラヴものは「イオランタ」のみ。
これはMET初演。
2月14日上演 ヴァレリー・ゲルギエフ指揮、アンナ・ネトレプコ、ピョートル・ベチャワ(←また彼ですか)、アレクセイ・マルコフ、アレクセイ・タノヴィツキー
バルトークの「青ひげ公の城」との二本立て。

アンナ・ネトレプコは開幕の「マクベス」にも出演。
「イーゴリ公」のアブドラザコフは、「フィガロの結婚」「カルメン」、ラチヴェリシュヴィリは「カルメン」に出演。
そんなところか。
「イオランタ」はヘラルドの会で観れば充分なのでは。

2014年3月6日木曜日

むらとヴぁさん、健在

Обращение к кинематографистам России
В почту «Сеанса» пришло обращение, подписанное Кирой Муратовой, Романом Балаяном, Вячеславом Криштофовичем и другими украинскими кинематографистами. Обнародуем его здесь.

Дорогие друзья, коллеги!
Многие годы, целые десятилетия, мы были с вами вместе — делая одно дело, создавая фильмы в рамках единого культурного и кинематографического пространства.
И вот теперь происходит то, что еще недавно трудно было представить в самом страшном сне: российские войска на территории Украины, война с минуты на минуту может стать реальностью, жуткой и неотвратимой.
Мы хотим сказать вам, друзья: невозможно понять и принять мотивы, определившие решения руководства Российского государства. В Украине в последние годы установился режим, фигуранты которого занимались главным образом разворовыванием национальных богатств, разрушением судебной системы, самой морали, игнорированием прав личности. Кончилось восстанием народа, восстанием, приведшим к падению и бегству из страны Виктора Януковича.
Киевский Майдан, ставший символом перемен, собрал под свои знамена людей разных национальностей и верований. Их объединяет вера в прогресс страны, в ценности демократии, высокой культуры. Навязываемые многими российскими СМИ образы Майдана, будто бы сплошь и рядом состоящих из «фашиствующих молодчиков» и «воинствующих националистов», является не более чем пропагандистским мифом. Националистическая и, тем более, человеконенавистническая риторика никогда не определяла идеологию Майдана. И уж совершеннейшей неправдой является утверждение об ущемлении и даже преследованиях русскоязычных людей. Сложности наступившего переходного периода, безусловно, есть, но они совершенно иного свойства.
Тем горше сознавать, что все мы являемся заложниками амбиций политиков, преследующих свои, весьма далекие от интересов людей, цели.
Неужели мы бессильны противостоять войне, неужели наше братство подлежит разрушению? Призываем вас сказать «нет» планам разъединить наши народы, посеять вражду, которая может катастрофически сказаться и на нашем великом и славном искусстве.
Верим в разум, верим в силу правды и памяти, которая нас соединяет крепчайшими узами.
С верой в лучшее будущее наших народов,
Сергей Тримбач, кинокритик, председатель Национального союза кинематографистов Украины
Лариса Кадочникова, народная артистка Украины и России
Кира Муратова, кинорежиссер, Одесса
Роман Балаян, кинорежиссер
Раиса Недашковская, киноактриса
Ярослав Лупий, кинорежиссер, Одесса
Сергей Лисецкий, кинооператор
Валерий Балаян, кинорежиссер, Крым
Юрий Гармаш, кинооператор
Виктор Шкурин, кинорежиссер
Валентина Слобода, киновед, Днепропетровск
Олег Фиалко, кинорежиссер
Богдан Вержбицкий, кинооператор
Оксана Мусиенко, киновед
Вячеслав Криштофович, режиссер
Евгений Голубенко, художник, Одесса
Дмитрий Томашпольский, кинорежиссер
Владимир Тихий, кинорежиссер
Сергей Борденюк, кинооператор
Елена Парфенюк, киновед
Алена Демьяненко, кинорежиссер
Володымыр Войтенко, кинокритик
Алик Шпилюк, киновед
Тарас Ткаченко, кинорежиссер
Валентина Слободян, киновед


キーラ・ムラートヴァらがロシアの映画人へ平和を呼びかけ。

Mさんが「我が国の人」っていう、あのムラートヴァさんです。
今やウクライナの映画人と言えば彼女なのですよ。
(作るのはロシア語の作品だけど。)

米国ヌーランド国務次官補と駐ウクライナ大使
ウクライナ:「新政権側が狙撃か」エストニア外相が指摘

http://japanese.ruvr.ru/2014_03_06/268321479/?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
 

2014年3月5日水曜日

ユーロ・ヴェーラ・オーディトリウム

消費税引き上げにともなって、ポイント鑑賞がなくなってしまうのか!
ちょっと残念。
消費税引き上げは全く迷惑だ。

これからのユーロ。
カウリスマキ、ナチスと映画Ⅱ(「道中の点検」「地下水道」「愛の嵐」「僕の村は戦場だった」「記憶と夢」「帝国オーケストラ」)、山村聡、インポート、エクスポート。

忘れずに、計画的に。