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2022年1月12日水曜日

岩波ホールの思い出

 岩波ホール閉館の知らせを受け、勿論とても残念なのだけど、最近の空席具合を見ると…、ミニシアターの中でも観客の年齢層は特別に高いから新型コロナ感染を恐れて常連さんたちが見に来るのを控えちゃったんだろうなあ、そして新しい観客層を開拓しようにも、今どき珍しい自由席制でオンラインチケットなしだし、何もかも老朽化しているから、何だか納得してしまっている。

最初に岩波ホールにやって来たのは1979年だったようだ。

「木靴の樹」

親友(というか、同性の友人でとても憧れていたので彼女と言ってもいいようなきがする)が、どうも私のことを”岩波ホール作品が好きそう”と思ったらしくて一緒に観に行こうと誘ってくれた。デートよろしく二人で観に行った。眠ったりはしなかったが、堪能するには二人共幼過ぎたと思う。結末が理不尽でやるせなくて二人で呆然とした…。

次に訪れたのが1989年の「三人姉妹」で10年も空白期間が生じている。この時以降ほぼ一人で観に行っているが、この作品もええ~!チェーホフがなぜこうなる???だった。

以下、私が岩波で観た作品(初上映岩波だが別の場所で観た作品、一般公開の場が岩波だがそれ以前に映画祭等で観て岩波では観なかった作品は含まない。)

1979

木靴の樹


1989

三人姉妹


1990

サラーム・ボンベイ ! 


1991

コルチャック先生


1994

苺とチョコレート


1995

ムアンとリット

青空がぼくの家

私は20歳

田園詩

青い山

若き作曲家の旅


1997

ヴィルコの娘たち


2000

パン・タデウシュ物語


2001

今日から始まる 


2002

この素晴らしき世界 

落穂拾い


2004

わが故郷の歌 


2005

亀も空を飛ぶ 

ベアテの贈りもの


2006

家の鍵 

死者の書


2007

サラエボの花 


2008

懺悔 

 待ちに待って四半世紀。遂に観られた!そしたらメラブ・ニニーゼのデビュー作だったのね。初々しいメラブ。

シロタ家の20世紀


2009

カティンの森 

ポー川のひかり

嗚呼 満蒙開拓団

シリアの花嫁 


2010 ほんの数年前観たような気がするが…

セラフィーヌの庭 

パリ20区,僕たちのクラス 

コロンブス 永遠の海

ノン、あるいは支配の空しい栄光

抵抗 死刑囚の手記より

海の沈黙 デジタルリマスター版


2011

やがて来たる者へ

遙かなるふるさと 旅順・大連

木洩れ日の家で 

サラエボ,希望の街角


2012

最初の人間

菖蒲

イラン式料理本

ジョルダーニ家の人々  

キリマンジャロの雪 

オレンジと太陽

世界の夜明けから夕暮れまで[全5篇]

汽車はふたたび故郷へ 

 このあたりももう10年経つとは。


2013

少女は自転車にのって

ハンナ・アーレント


2014

幸せのありか

ローマの教室で〜我らの佳き日々〜

大いなる沈黙へ—グランド・シャルトルーズ修道院

他人の手紙

ワレサ 連帯の男

家族の灯り


2015

放浪の画家ピロスマニ

光のノスタルジア

真珠のボタン 

パプーシャの黒い瞳 


2016

皆さま、ごきげんよう

みかんの丘

とうもろこしの島

緑はよみがえる


2017

女の一生

残像

娘よ






2018

葡萄畑に帰ろう

少年スサ

ダンサー

微笑んで

他人の家

デデの愛

私のお祖母さん

スヴァネティの塩

ケトとコテ

大いなる緑の谷

少女デドゥナ

メイダン 世界のへそ

ヒブラ村

告白

陽の当たる町

ブラインド・デート

あぶない母さん

放浪の画家 ピロスマニ

映像

西暦2015年

モアナ 南海の歓喜

懺悔

希望の樹

祈り

ゲッベルスと私

マルクス・エンゲルス




馬を放つ

花咲くころ




2019

リンドグレーン

田園の守り人たち

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス

12か月の未来図

こどもしょくどう

ナポリの隣人

エセルとアーネスト-ふたりの物語

少女は夜明けに夢をみる




2020

シリアにて




2021

ブータン 山の教室

ペトルーニャに祝福を

大地と白い雲

 


夢のアンデス


2022

ユダヤ人の私

 最近行った(今年の映画初め)


これからグルジア映画特集!
フリーパス購入済み


リニューアルオープン、無理なんだろうか?
再上映して欲しい作品が山盛りなのだが。

2018年4月26日木曜日

録画メモ

「イマジン」
当然ポーランド映画枠。
(ポーランド語じゃないけど。最初にポーランド映画祭で観た。らしい傑作だと思った。ポーランド映画、凄い。)
ラヴストーリーっぽい扱いになっていたが、視覚障害者のノーマリゼーションの問題提起としてずきずきする映画だった。

2016年8月6日土曜日

オリヴェイラ以外のポルトガル

アテネ・フランセでポルトガル映画「トランス」を観る。

思ったよりもロシア語の会話部分が多く、ポルトガル映画としてポルトガルの風景が描かれるのを期待していた人には不満が募ったのではないか?
(ポルトガルの場面、ポルトガル語の台詞は殆どない。)
実際、帰りがけに唐突に話してこられた女性はそういったことを述べていた。
ペテルブルグ→チェコ→ドイツ→イタリア→ポルトガル?という、フライヤーにはロードムービーと書かれていたけれど、東側の女性が出稼ぎのつもりで西側に移住して働いていると、騙されて売買春組織に売られてという、実によくあるようなお話だったので、密室のシーンが多くて、ロードムービーと言えるのかどうか。
アンドレイ・チャドフ(「ナイト・ウォッチ」とか「第九中隊」とかに出ているアクション系のアイドル俳優くん)が冒頭に出てきてヒロインの恋人なのかと思いきや、ただのマフィヤの下っ端だったのかもしれない。
ヴィクトル・ラコフは1994年のユーリー・カラ監督の「巨匠とマルガリータ」の主役?
クセーニャ・ラパポルトの「題名のない子守唄」に似通っていたけれど、あれよりはソフト。
というか全体に謎~~~な感じで終了。

テレーザ・ヴィラヴェルデ監督「トランス」
東京国立近代美術館フィルムセンターにて開催された「ポルトガル映画祭2010 マノエル・ド・オリヴェイラとポルトガル映画の巨匠たち」及び東京・ユーロスペースにて開催された「『熱波』(ミゲル・ゴメス監督作品)公開記念 ポルトガル映画の巨匠たち」にて上映。
2006: Транс/ Transe (номинация на премию Золотой глобус (Португалия), премия за лучший фильм на Фестивале Пути португальского кино в Коимбре, премия ФИПРЕССИ на Фестивале женского кино в Анкаре)
Тереза Виллаверди

2016年7月18日月曜日

EUフィルムデーズ(その2)

16 ハンガリー「リザとキツネと恋する死者たち」★★★★★
見逃していたな、これ。大反省。
日本人こそ楽しめるファンタスチカ。トミー谷のなんちゃって昭和歌謡カウリスマキ映画風味のフィンランド懐メロ歌謡曲の親和性抜群。
ハンガリーと日本とフィンランドを味わえる、一粒で三度美味しい、お得なラブコメ。



左下がそれで、リザとトミー谷(の幽霊)が踊って歌っているシーン。

17フィンランド「ビデオダイアリー(原題toiset tytöt)」★★★
同日観たエストニア映画と同じ傾向のガールズ・ムービーだが、こっちの方がずっとよかった。
ホッケー頑張るアイノを応援したくなる。右端。恋ばかりじゃない。どちらの映画も女の子は皆可愛い。男はダメっぽいが。

18フランス「イタリアのある城で」★★
オマー・シャリフが出演していたらしいが、睡眠鑑賞していた時間が多かったのでわからなかった。監督の自伝的な作品なのか。らしいな。

19ブルガリア「ヴィクトリア」★★
長かった。苦痛。

20ベルギー「アルデンヌ」未見

21ベルギー「ミスター・ノーバディ」★★★
久々のジャコ・ヴァン・ドルマル。彼の「トト・ザ・ヒーロー」は私の人生ベスト5の1本なのだが、これも路線は基本変わっていないとみた。だから懐かしく感じる。
過去が複線でキエシロフスキの「偶然」オマージュみたいでもあるが。
でも、”嫌いな人のためにだって死ねるよ”という点で泣かせてくれた「トト」の方が感動はするけどね。
姉→初恋→生涯引き摺る は彼の王道なのかしらね。

22ポーランド「イマジン」★★★★
ポーランド映画祭→一般公開→EUと3回目。
一般公開時には盲人同士のラブストーリーっぽい売りだったが、この作品が主題にしているのはもっと広く、自由・自立、そして私たちは何を見ているのか、見えているのか、見えていないのかと言うことだと思う。

23ポルトガル「ボルドーの領事」★★★★★
杉原千畝よろしく(もっと大規模に)、あるいはラウル・ワレンバークのように、とにかくビザを書きまくり難民たちを救った外交官アリスティデス・デ・ソウザ・メンデス。
最初はもちろん躊躇していたのだが、ゲットーに行ってみて、ユダヤの人達が困っている姿を見るや、自分にできることはやり抜こうと決心。その後は何があろうと揺るがない。
後に失職し死後名誉回復というまで千畝さんと同じ。
二谷英明風俳優さんがカッコよくスーツを着こなし演じる。
周囲援助者たち(部下・国境警備の人などなど)はさらに無名だが立派。
日本語上映だけでも難しく、DVD化は困難であるらしい。ううむ…。

24ラトヴィア ショートアニメ特集★★★
前半はゼマンとかポヤル風の可愛いパペットアニメ。
新海誠風、と言ってよいのか(恋愛要素は薄い)、子ども向けというよりもう少し対象年齢上と思える「聴こえない」「プライオリティー」なんぞもよかった。

25リトアニア「マリヤ、1948年の旅路」★★
英語字幕しかつかないのは基本観に行かないことにしている(日本で上映するのだから日本語字幕をつけてしかるべきで、つけられないなら辞退すればいいのにと思っている)のだけれど、使用言語がリトアニア語と共にロシア語で、しかもロシア語比率高そうだったので何とかなるかと思って観に行った。ハンドアウトはあり。
『灰色の地平線のかなたに』『リフカの旅』なんかと似た話だった。実話に基づくとのこと。悪いけど新鮮味ないので低評価。
リトアニアのいい映画は、いつになったら観られるのだろうか?

26ルーマニア「日本からの贈り物」★★★★
洪水で妻や家を失いながらご近所の温かな眼差しの中で暮らしている田舎の頑固じいちゃんいい感じ。周囲の人も素敵。しんみり。でも「スイート・スイート・ビレッジ」にはならない。
日本人女性役がいまいちだったのが残念。他の役者さんと比較するのが可愛そうなほど素人っぽい演技で。
このところの難解ルーマニア映画とは一線を画す。

27ルクセンブルク「ロード・アップヒル」未見

2016年7月4日月曜日

ユーロでぐったり

サッカーもだけど、EUフィルムデーズを連日連続鑑賞中で、ぐったり疲れる。

感想メモ書き

見逃していたハンガリー映画「リザとキツネと恋する死者たち」はよかった、ここで観られて。
トミー谷のなんちゃって昭和歌謡に加え、ゾルタン愛好のフィンランド懐メロにも惹かれるので、DVDも欲しくなる。

バルト諸国の作品は例年通りいまいちなのは気になる。いい加減他の国と同レベルの作品を出してほしいな。

ポルトガルの領事の話にも感銘を受けた。

2015年12月26日土曜日

不完全版今年見た映画ベスト11

1.ジャファル・パナヒの「タクシー」
2.「ヴァ・バンク」「約束の土地」ポーランド映画祭
3.ミハイル・カウフマン(ジガ・ヴェルトフ弟)「春」
4.「クーキー」
5.「ブラックシー」及び「チャイルド44」
6.クリス・マルケル「笑う猫事件」
7.「タンジェリン」エストニア+グルジア
8.「マックスへの手紙」
9.「パレードへようこそ(原題:PRIDE)」
10「サンドラの週末」
11「ジミー、野を駆ける伝説」
番外:《川崎市市民ミュージアム特集上映》『戦争の記録と映画戦争映画の視点』セミョーン・アラノヴィチ「海に出た夏の旅」「トルペド航空隊」
「放浪の画家ピロスマニ」
「ボーダレス ぼくの船の国境線」
「草原の実験」
「イマジン」

2014年7月20日日曜日

どこより早い?ワールドカップ報告会@上智大学

恒例の(いや、二回目ですけど)上智大学ヨーロッパ研究所主催のサッカーシンポジウムに行ってきました。

一回目のシンポジウムは何がテーマだったのか忘れたけれど※、大平先生とか豪華メンバーでおもしろかった。そして盛況だった。

なので、今度も早めに行かないと席が確保できないかも、と思って行ったけれど、20分前くらいに到着し、何とか後ろの方に座れました。

今回も割と豪華メンバーで、コーディネーターの市之瀬先生と冒頭のパネリストの西部さんというジャーナリスト(実によくしゃべる)、上智の保健体育研究所教授の鈴木先生、写真家・ノンフィクションライターの宇都宮さんは前回から引き続き、「月刊フットボリスタ」編集長の木村さんという人が新たに加わりました。
ハイソなイングランドサポーター(お母様はウェールズ出身とのことだったが)ケルナーさん、尊敬する『ロシアサッカー物語』をものした大平先生が今回はいらっしゃらなかったから、今回はイングランドとロシアがスペインにとって替わられたということになります。

関連本の展示や販売は今回もやっていませんでしたが、前回のシンポジウムのレポートはありました。
(ざっと読んだけれど、特にケルナーさんの絶妙なジョークはカットされていて、やはりライブの方がおもしろいということがわかった。)
※これによると、前回のテーマは「ヨーロッパサッカーと日本」でした。

このシンポジウムの企画がされたのは、勿論ワールドカップ開催前のことだったでしょう。
(実は2日前に同じ会場イベロアメリカ研究所主催でワールドカップについてのシンポジウムが開催されていたとのこと。日程からして元々無理だったが、こちらも聞いてみたかった。)
なので、大会でベスト4に入ったヨーロッパ勢であるドイツとオランダについてのスペシャリストがいなくて、ポルトガル語がご専門の市之瀬先生、スペインで活動されている木村浩嗣さんと、グループリーグ敗退の代表チームが揃ってしまったという皮肉な結果に…。
(敗退したことが話題にもならないスラヴ勢は中段の棚にあげておく。)

6月20日に掲示されていたチラシ
この段階ではポルトガルやスペインの敗北は反映されていない。
それがシンポジウム数日前のチラシでは、かく破れたりの悲壮感がつたわってくる。

さて、西部謙司さん。
「W杯の傾向と日本サッカーの将来」
この方はよくしゃべります。男のおばさんタイプ。
言いたいことは近刊(9月頃?)にあるのではないかと思うので、それを読みましょう。
日本代表が言っていた「自分たちのサッカー」とは?
⇒それをやると4点取られる。(が5点取れるような選手はいないので負ける。)
ミュラーのことを「トンビみたいに一気に走って来てゴールする」とおっしゃっていたが、ストライカーの基本はそれじゃないかなあ。

次に鈴木守先生。
「脚の文化に宿る“不合理”という名の妙味」
大学の先生らしくハンドアウトあり。
オールドファンを自認する、且つ現役プレイヤー。
文化的には足(下半身)はネガティブ、反秩序的⇒不合理。
ハンドアウトの末尾に「努力が報われない物語」と記されていた。
まあ、特に応援の努力は全く報われないよな。


ハーフタイム
木村浩嗣さん
「スペイン代表:スペイン人のメンタリティとサイクル終了」
ちょっと寂しいタイトルですね。
この人もよくしゃべるのですよ。
「スペイン人はお調子者で乗ると(そしてよく乗る)強いけど、調子に乗らないとだめだめ」「逆境でパニックになる」
これはよく言われているようなラテン気質そのままのようで、いやそれってラテンじゃなくても人ってそういうものでしょうに。
特にスペインに限定された特徴ではないと思うので、説得力にはやや欠けました。
いや、実際スペインの人、「勝てない」と思った途端に頑張れなくなったのだろうけど。

市之瀬先生、ポルトガルユニ※着用で登壇。
※フィーゴ、ルイコスタ時代のワインカラーのもの。
ハンドアウトあり。
「全ての大会で好成績を残せる国ではない」(出られないこともしばしば、でも偶に好成績)
油断なのか、相手の情報収集を全くしていないこともあった。(2002年対アメリカ戦?)
敗因はクリスティアノ・ロナウドのチームなのに彼が怪我、帰化ブラジル人ペペの醜態(帰化したブラジル人たちは他国でもあまりよくなかったようだ)、フィジカルコンディションニング失敗(怪我人続出)、監督はスターティングメンバーをいじらず。
以下コネタ。
・ポルトガル人は自国以外にどこを応援するか?
まず「兄弟国」ブラジル、そして「隣国」スペイン←これは偉いな。日本が隣国を応援するだろうか??
スコットランド人は「まず自国、あとイングランドの対戦相手」を応援するということだし。
・今回の大会のスタジアムは白人が多かった。
チケットが高額で、スタジアム観戦できるのは上層部?
アニメの男の子(黄色い服を着た黒人少年)はやはりスタジアムの中ではなくて、外からいつか選手になってあそこでプレイするぞと眺めている。
・ポルトガルリーグから出場したポルトガル人以外の選手たち
こういう検証、ロシアリーグでもやってしまうんですよね(服部先生とか)。
アカデミカは知らなくてもコビリャンは知っているよ! 
なんたってアリレザ・ハギギのクラブじゃないですか。
(しかもルビンからのレンタルだもの。)
ロシアリーグで雄姿を観たいけど、ルビンにはルィジコフがいるからなあ。
ヴェレムコがお留守のクルィリヤはどうでしょう?

以下、休憩後延長戦
宇都宮徹壱さん
「どこよりも早いワールドカップ報告会」
という看板には偽りがあったわけだ。
二日前にイベロアメリカ研究所がサッカーシンポジウムをしているわけだから。
広い国で移動が大変だ→次回も同様なことが問題になるだろう。
まあ気候の違いはブラジルほどではないか。
ラテンアメリカのサッカーにはすっかり疎くなっていたので、ファンが相手をけなしつつも遺恨にはならないような関係が保たれているようで(ウルグアイ対コロンビア等)、ブラジル大敗後アルゼンチンサポーターとブラジルの通勤客も仲良く混んだ電車に乗っていたようで、よかったね。
写真、楽しめました。

ディスカッション
一番盛り上がったのは「ベストイレブン選考」だが、ここでは省略。
・データ解析はアメリカが得意(西部)
・アルゼンチンは対戦相手の情報以上に試合の審判の情報を収集する(鈴木)
・日本は結局優勝国の真似になっているのでは?今度はドイツ?(市之瀬)
(ポルトガルに優秀なサイドアタッカーが連綿と続くのは、イングランドとの試合に勝てるように戦術を磨いた結果だと歴史的な話もされた。)
・ベストマッチ
アメリカ対ガーナ(木村)
歴史的な意味でブラジル対ドイツ、それとようやく決勝トーナメント進出が叶って喜ぶ姿を見たアルジェリア対ロシア(宇都宮)
 レーザーポインターがとっても後味悪かったからアルジェリアはないなあ、少なくとも。
 この試合、ロシアが勝っていたらやはり初の決勝進出だったけど、それでも宇都宮さんは感動しただろうか?
ブラジル対コロンビア(西部)
ブラジル対クロアチア(鈴木)
フランス対ドイツとアメリカ対ポルトガル(市之瀬)

後で補充するかもしれませんが、さしあたりこんなところで。

2014年3月13日木曜日

岩波ホール40年

最初に観たのは「木靴の樹」だった。
初デート映画。
相手はなぜか私をとても真面目だと思い込んでおり、「こんな映画が好きなのだろう」とだいぶ背伸びしたのではないかと。
正直言って理解したとは言い難いが、その後だいぶ経って大人になってから思い出すに実にいい映画だった。
(観なおしていないので細部は記憶していないにも関わらず、そう思う。)

「惑星ソラリス」
岩波ではなくて後日他で観た(以下「他館」と記す)。草月ホールの特集上映だったか。

「ねむの木の詩がきこえる」
親戚に連れて行かれたのではなかったか。

「白夜」
他館。最近、ユーロ?イメージフォーラム?

「遠い雷鳴」
NHKのアジア映画劇場で観たと思う。

「ピロスマニ」
他館。バウスだったかな?

「だれのものでもないチェレ」
他館。最近、渋谷の今は亡きアンジェリカで。

「旅芸人の記録」
他館。バウス。

「メキシコ万歳」
他館。

「鏡」
他館。草月ホールの特集上映だったかと。

「大理石の男」
他館。六本木の今は亡きストライプハウス美術館でのポーランドポスター展のときのビデオ上映で。

「ある結婚の風景」
他館だったと思う。ベルイマンのよさは未だにわからない。私にはつまらない映画だった。

「アレキサンダー大王」
他館。バウスシアター。

「落葉」
他館。アテネ・フランセだと思う。
大好きな映画。

「インタビュアー」
他館。アテネ・フランセか?

「ドイツ・青ざめた母」
他館。

「ローザ・ルクセンブルク」
他館。最近ユーロスペースで。

「八月の鯨」
他館。近所の公民館のホールでの上映。

「三人姉妹」

「サラーム・ボンベイ!」

「ローマの奇蹟」
TV放映されたのを録画して観た、と思う。

「希望の樹」
他館。衝撃的に感動的だった。友人も観て衝撃を受けていた。「あのおんぼろ傘の女性は私」と言って。

「コルチャック先生」
子役のクラタくんはどうしているだろう?

「見知らぬ人」
NHKのアジア映画劇場で観た。

「乳泉村の子」
NHKのアジア映画劇場で観た。

「森の中の淑女たち」
近所の公民館ホールで観た。

「苺とチョコレート」

「若き作曲家の旅」

「青い山」

「田園詩」

「私は二十歳」
なぜDVDが出ないんだろう?手元に置いておきたい。

「青空がぼくの家」
NHKで観た。

「ムアンとリット」
よさがわからない数少ない作品。

「ヴィルコの娘たち」
主人公がなぜもてるのか不明だった。

「阿片戦争」
TV上映で観た(と思う)。

「パーフェクトサークル」
東京国際映画祭で観た。

「パン・タデウシュ物語」
悪くはなかったが、期待以上ではなかった。タデウシュは期待以下だった。

「山の郵便配達」
公民館で観た。

「ホセ・リサール」
他館。

「落ち穂拾い」

「この素晴らしき世界」
悪くはないが、期待以上ではなかった。

「わが故郷の歌」
映画祭上映時(フィルメックスだったか?)

「父と暮らせば」
他館

「ベアテの贈りもの」

「亀も空を飛ぶ」
映画祭上映時+岩波

「死者の書」
試写会を含め何度も観た。製作協力していたので。

「家の鍵」
よかった!キムさん、私が唯一認める現役イタリア美男。

「サラエボの花」

「懺悔」
ようやく観られた「懺悔」。メラブ・ニニーゼのデビュー作だが、終始暗い眼差しの高校生役だった。しかも銃なんか持っているし。

「シリアの花嫁」

「子供の情景」
フィルメックスで観て、岩波でも観る予定でチケットを買っていたのに観損ねた!

「嗚呼 満蒙開拓団」

「ポー川のひかり」

「カティンの森」

「コロンブス 永遠の海」

「パリ20区、僕たちのクラス」
生徒たちのサッカー談議が楽しい。アフリカ選手権予選、移民の子たちが故国を応援。微笑ましい。

「セラフィーヌの庭」

「サラエボ、希望の街角」

「木洩れ日の家で」
ヨーロッパ映画祭で観て(シネマ・アンジェリカで)、岩波でも勿論観た。素敵な映画だ。

「遥かなるふるさと 旅順・大連」

「おじいさんと草原の小学校」

「やがて来たる者へ」

「汽車はふたたび故郷へ」
悪くはないけれど、「落葉」を超えるものをイオセリアーニはもう撮れないんだと思う。

「オレンジと太陽」
ローチ息子、さすが。

「キリマンジャロの雪」

「ジョルダーニ家の人々」
今観たら、きっとさらに辛い。

「イラン式料理本」
岩波のイラン映画、意外と少ない。

「菖蒲」
ユーロシネマデースで観た。もう一度観る気はしなかったので、岩波ではプログラムを購入したのみ。

「最初の人間」
このあと原作本も読もうと思ったが、не прочитала.情けない、面目ない。

「ハンナ・アーレント」

「少女は自転車に乗って」

「家族の灯り」

プラス
「世界の夜明けから夕暮れまで」
キエフ編・ミンスク編・モスクワ編・北京編・東京編・ミンスク編
これはキエフ編が一番おもしろく、東京編がおもしろくなかった、というか全然記憶に残っていない。

「抵抗 死刑囚の手記より」ロベール・ブレッソン監督1956年フランス

この中でベスト3本を選ぶのはやはり難しいなあ。

「私は二十歳」
「家の鍵」
「木洩れ日の家で」

次点
「亀も空を飛ぶ」
「セラフィーヌの庭」

2014年3月12日水曜日

神保町・御茶ノ水・本郷三丁目 例の飴紙展

やっと確定申告を出す。
さすがに税務署は混んでいた。
2月に寝込んでしまったせいもあり、領収証などは揃っていたのに計算を先送りにしていた。
昨夜書類を書き始めて、公益法人への寄附の計算書用紙がないことがわかり、国税庁のHPから印刷する。
(親に税務署から用紙を貰ってくるように言っていたが、要らない用紙は山とありながら肝心なのが足りないっていう、ありがちな話だった。)

寄附金税額控除での計算の方が有利だが、源泉所得税支払額の25%の方が少ないので、その額適用、去年より寄付額が減っているので、還付額も昨年よりちょっと少ない。
来年はさっさとやろう。反省。

今日は岩波ホールにオリヴェイラ監督の「家族の灯り」を観に行き(プログラムには珍しくシナリオの再録がなかったが、この映画にはポルトガルでは有名なのではないかと思われる原作本があって、映画は敢えて3幕目で終わり、3年後となる4幕目をカットしているのだとの情報が描かれていた。オリヴェイラがシビアなのではなく、原作からして厳しいもののようだ。ラテン文学って明るくないですよね)、母が欲しがっていた本を三省堂書店で買い、御茶ノ水駅まで坂を登り、丸ノ内線で本郷三丁目駅へ。

ソ連の飴紙展に再び訪れた。
今日は土曜にいらしたおしゃべりな男性ではなく、マッチラベル蒐集の女性が店番をしていた。
←西荻であったマッチラベル展のちょっとした再現。


アリョンカシリーズ
私も持っている

ラトヴィアのリスチョコ

ミルクチョコの場合、牛のイラストが目立つ。
「ムームー」=モウモウ

左上の習字ノートを購入。
イラスト入りで楽しい。
今日からペンマンシップ再開だ!


これは楽しい本。

お菓子の包み紙の«切った・貼った»で楽しいコラージュができるよ、と教えてくれる

チュコフスキー作のドクトル・アイボリート(あいたた先生)
ドリトル先生のリライト
・・・というか著作権観念の薄かったソ連で勝手に翻案した人気ジュブナイル
紙の上部の説明書きにパステルナークの「ドクトル・ジバコ(←正しくはジバゴ)」の児童文学バージョンだみたいなことが書いてあるが・・・
うーむ、パステルナークはジュブナイルには無縁なんじゃないかな?
(ブルガーコフならともかく)
 
お店の人はパステルナークを知らなかったようで、ジバゴのことも全然知らないようだった。
まあ、私の同僚もソルジェニーツィンを知らなかったしな。
 
14日まで!
夜8時まで!
行ける人は行って観てきてくださいね。

 

2012年6月2日土曜日

U21ポルトガル対ロシア

こちらはクルィリヤの子がちらほらのユース代表です。

ポルトガル対ロシア
首位争いの一戦です。
ロシアがホームの試合では勝って、首位を確保しました。
さて、アウェイでは?

Португалия U21
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
1. Антони Лопеш (в)
2. Седрик (з)  
3. Педру Мендеш (з)
4. Жуан Перейра (з)
5. Рубен Феррейра (з)
6. Андре Алмейда (п)
8. Андре Мартинш (п)
10. Диогу Розаду (п)
11. Жозуэ (п)
7. Салвадор Агра (н)
9. Руй Фонте (н)

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
12. Криштиану Перрейра (в)
13. Нуну Рейш (з)
14. Данилу Перейра (п)
16. Давид Симан (п)
17. Тиджане (п)
15. Гомеш Фреди (н)
18. Абель Исса Камара (н)

ТРЕНЕР
Руй Жорже

Россия U21
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
1. Николай Заболотный (в) ニコライ・ザボロトヌィ
2. Ибрагим Цаллагов (з)   イブラギム・ツァラゴフ
3. Георгий Щенников (з) ゲオルギー・シチェンニコフ
4. Никита Чичерин (з) ニキータ・チチェリン
5. Тарас Бурлак (з) タラス・ブルラク
6. Магомед Оздоев (п) マゴメド・オズドエフ
この前、ユーロ行きから外れてしまった選手ですね。
7. Сергей Петров (п) セルゲイ・ペトロフ
8. Олег Шатов (п) オレグ・シャトフ
9. Павел Яковлев (п) パーヴェル・ヤコヴレフ
10. Фёдор Смолов (п) フョードル・スモロフ
11. Максим Канунников (н) マクシム・カヌンニコフ

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
12. Александр Фильцов (в) アレクサンドル・フィリツォフ
13. Максим Беляев (з) マクシム・ベリャーエフ
15. Сергей Брызгалов (з) セルゲイ・ブルィズガロフ
14. Шота Бибилов (п) ショタ・ビビロフ
16. Денис Черышев (п) デニス・チェルィシェフ
17. Антон Соснин (п) アントン・ソスニン
18. Артём Делькин (н) アルチョム・デリキン

ТРЕНЕР
Николай Николаевич Писаревニコライ・ニコラエヴィチ・ピサレフ


ハーフタイムまで0-0
早速スポーツニュースでイタリアとの親善試合を報じている。

後半開始。
なんとキャプテンのブルラクが怪我で交代?
ソスニンが入ります。

交代はブルラクではなく、オズドエフとのようだ。


ううう~む、パスがきれいに通ってシュートしたが弱かった。

カヌンニコフ→チェリシェフ

アパースナ!
ザボロトヌィがセーヴ。
落ち着いている。

ポルトガル10-→16

アピャーチ アパースナ!
ザボロトヌィ、しっかりキャッチ。

先制された。
ゴール前は混戦だった。
かなり嬉しがっている。
さあ、得点できるだろうか。
あと10数分。

なんかなかなかフル代表とユースが揃って勝つってことが稀有であるような。
どちらか勝つと片方がだめ、のことが多い。
ともかくシャトフをビビロフに代えた。
ゴールを目指せ!

ポルトガル8(さっき得点した人?)→14

ヤコヴレフのいらいらぶりが酷い。
あと、ヘアバンド?はなぜあんなに下がっているの?

90分経過、時間がない。
あと3分か。
足が止まっているな。

試合終了。
1-0で負けました。
ジャーリ。

2012年5月4日金曜日

ユーロ2012出場国紹介②グループB

Группа ВグループB
今更ながら、何という大変な組合せでしょう。

ГОЛЛАНДИЯオランダ
♪本
オランダ文学については疎いことを、昔のブログに書いていた。
FWはジュブナイルで。

♪映画
「ブラック・ブック」
掛け値なしにおもしろい。
あと、ミヒャエル・バラック似のセバスチャン・コッホが素敵です。

かつては質実剛健を絵にかいたようなオランダ映画でしたが、最近は娯楽性の強い作品も目立っています。
「最近のオランダは違うよ」参照。)

サッカー映画では「オール・スターズ」
オデッサ・スタジオでも書いたが、地味でも外れが少ないのがオランダ映画なのです。

ДАНИЯデンマーク

♪本
アンデルセン以外には、これしか読んだことはない。
マルティン・アンデルセン・ネクセ『ペレ』
映画にもなった小説ですが、デンマークのプロレタリア文学、だそうです。
言うまでもありませんが、サッカー本ではありません。
♪映画
上記小説を映画化した「ペレ」
私がお薦め作品として挙げると、そのたびにサッカー少年の話かと誤解されるが、違います。
美少年ものにカテゴリーした方がいいでしょう。
この映画の主役ペレを演じたペレくんは、その後「フォーリン・フィールズ」というマニアックな問題作に出演しています。

サッカー映画では「幸せになるためのイタリア語講座」
サッカーファンのフィン君が臨時講師をすると、案の定…なのであった。
後半はややありきたりのラヴコメ風になってしまうが、講座受講メンバーの、地味で悲惨とも言える日常を描いている前半にこそ味わいがある。

ГЕРМАНИЯ ドイツ

♪本
『遺失物管理所』が好き。
主人公のヘンリーくんが魅力的。
アマチュアアイスホッケー選手です。
で、本業は駅の遺失物管理所の下っ端。
実は偉いさんのコネありだけど、浅見光彦ではない。
サッカー関連では
・『ナチス第三帝国とサッカー――ヒトラーの下でピッチに立った選手たちの運命』
良い内容(ベッケンバウワーをはじめドイツサッカー協会の人たちの言動には軽く呆れるが)です。
決して読みやすくはなく、訳しないしてほしい箇所もだいぶありますが。
・『ドイツ文化史入門―16世紀から現代まで』

♪映画
近年のものでは「善き人のためのソナタ」が出色だった。

サッカー映画では
「ヴィーナス11 彼女がサッカーを嫌いな理由」
「ワン・デイ・イン・ヨーロッパ」
「ベルンの軌跡」(これは特にお薦めではない)
などいろいろあり、イングランドと並んでサッカー映画大国と言えるでしょう。
これから公開されるDer ganz große Traum(原題)(限りなく大きな夢)にも大いに期待しています。


ПОРТУГАЛИЯポルトガル

♪本
まずい。
殆ど読んでいないわ。
ポルトガルだけではなく、南欧諸国全般に疎い。
今後、スペインやイタリアがどうなるやら。
ひとまず、ポルトガルについては、市之瀬敦先生の『ポルトガル革命のコントラスト――カーネーションとサラザール』 を挙げておこう。
訳された文学はどうやら一冊も読んでいない。

♪映画
オリヴェイラ一択だ。
「永遠の語らい」

こういうことをやっていて、いつもだんだん長く書くようになってしまうのですよね。
グループAは簡単に済ませたけれど、Bにきてこんなに長くなった。