2016年8月6日土曜日

オリヴェイラ以外のポルトガル

アテネ・フランセでポルトガル映画「トランス」を観る。

思ったよりもロシア語の会話部分が多く、ポルトガル映画としてポルトガルの風景が描かれるのを期待していた人には不満が募ったのではないか?
(ポルトガルの場面、ポルトガル語の台詞は殆どない。)
実際、帰りがけに唐突に話してこられた女性はそういったことを述べていた。
ペテルブルグ→チェコ→ドイツ→イタリア→ポルトガル?という、フライヤーにはロードムービーと書かれていたけれど、東側の女性が出稼ぎのつもりで西側に移住して働いていると、騙されて売買春組織に売られてという、実によくあるようなお話だったので、密室のシーンが多くて、ロードムービーと言えるのかどうか。
アンドレイ・チャドフ(「ナイト・ウォッチ」とか「第九中隊」とかに出ているアクション系のアイドル俳優くん)が冒頭に出てきてヒロインの恋人なのかと思いきや、ただのマフィヤの下っ端だったのかもしれない。
ヴィクトル・ラコフは1994年のユーリー・カラ監督の「巨匠とマルガリータ」の主役?
クセーニャ・ラパポルトの「題名のない子守唄」に似通っていたけれど、あれよりはソフト。
というか全体に謎~~~な感じで終了。

テレーザ・ヴィラヴェルデ監督「トランス」
東京国立近代美術館フィルムセンターにて開催された「ポルトガル映画祭2010 マノエル・ド・オリヴェイラとポルトガル映画の巨匠たち」及び東京・ユーロスペースにて開催された「『熱波』(ミゲル・ゴメス監督作品)公開記念 ポルトガル映画の巨匠たち」にて上映。
2006: Транс/ Transe (номинация на премию Золотой глобус (Португалия), премия за лучший фильм на Фестивале Пути португальского кино в Коимбре, премия ФИПРЕССИ на Фестивале женского кино в Анкаре)
Тереза Виллаверди

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