2023年7月29日土曜日

黒海人と冶金人だって

 手始めに2014年5月2日のオデッサ・ジェノサイドについての箇所を開いてみたら、まあ割と詳しく書かれているけれど、私がリアルタイムで観たのといろいろ齟齬があるんだよな。

それにまず「五月二日、オデサのサッカー競技場で「黒海人」(オデサ)と「冶金者」(ハルキウ)の試合が行われることになっていた。いずれのチームの熱狂的ファンもマイダン支持であることで有名で」との記述に、文字通りこけそうになってしまった。(サッカーファンならまずこんなことにはならないよね。趣味の問題でもあるが、これまで見た中で一番センスない訳だと思う。「黒海人」に「冶金人」とか。)

「市街北部(競技場近く)のギリシャ広場」などで衝突が起こったとの記述(131頁)にも頭をひねる。試合が行われたオデッサの競技場は東部で、ギリシャ広場から徒歩15分くらいか?近いと言えるのかな。

というわけで、まだ読み始め。


2023年7月26日水曜日

積読の本棚16

『ゴルバチョフ機関』

短編8篇、だそうだ。

芸術新潮2003年

 特集

12月 ロシア・イコンへの旅


SPEAK LOW 
2月 アキ・カウリスマキのメランコリーがもたらす幸福

ART NEWS
8月 あっけなくも美しく燃え ロシア前衛陶芸の理想と現実

STARDUST
4月 草の根構成主義 「ロシア構成主義のグラフィックデザイン」展
6月 棺だってオシャレしたい ロマノフ王朝展
11月 ヤツェック・スロカの東欧ブギウギ/アナ・ゼマンコーヴァ 妖花しげれる

WORLD
7月 女帝エカテリーナの夢 甦った琥珀の間
9月 夢みる飛行男 パナマレンコを満喫する

連載
四方田犬彦「あの人のボナペティ」11月イザドラ・ダンカンのキャビア食べ放題

積読の本棚15

ジョン・アードインの遺作となった”Valery Gergiev and the Kirov: A Story of Survival (Amadeus)”
https://isbnsearch.org/isbn/1574670646
の日本語訳なのであろう。
亀山郁夫大先生の訳か。
それにゲルギエフもすっかりZになってしまったからな。
これは飛ぶ鳥を落とす勢いだった頃のゲルギエフ。

積読の本棚14

2004年2月16日しんぶん赤旗ほんだな欄
エイゼンシュテインの言葉も掲載。
新聞記事のコピー、下段の本の宣伝がかもがわ出版なのかしらん? 『ルールある経済社会へ』と『反戦の世界史』が載っていて、著者が松竹何某という、ちょっと前のお騒がせ人物だった。あらあら。

2023年7月24日月曜日

読み倒した岩波の「たのしいお話」シリーズ

フィンランド編の『かぎのない箱』も大好きだった。
この本の「読みたい」は何度でも読みたい、の意。
岩波の「たのしいお話」シリーズはどれも楽しかった。

しんぶん赤旗2004年3月15日付「ロングセラー今週の一冊」

ラチョフの絵も懐かしい。単行本のこの形式が好き。


ステーエフもいいよね

2023年7月23日日曜日

積読の本棚12

 

改訂版が出ていたのか。

積読の本棚11

著者 : 平岡泰博
集英社
発売日 : 2003-11-17
2003年日時不明毎日新聞余禄
『砂漠の女ディリー』の続編。
2004年2月16日付赤旗書評欄
この頃アラビア語の勉強を始めたせいだろうか。なぜメモが残っているのか不明。

積読の本棚10

積読の本棚9 大島幹雄さんのサーカス本

 桑野塾でお世話になっている(最近はすっかりご無沙汰している)大島幹雄さんである。



2004年3月7日毎日新聞書評

大島幹雄さんの文章は『ボリショイ・サーカス』で読んだのだろうか、無類の面白さ!
こちらも読みたいと思いつつ、積読約20年である。

2023年7月17日月曜日

積読の本棚5

読了日覚えていないが読んでいる。
『言語学の散歩』『言語学の楽しみ』

積読の本棚4

1998年5月18日付毎日新聞「今週の一冊」
「それにしても作者はなぜこんな物語を書こうとしたのか。」
1998年7月27日付毎日新聞書評欄
[知らないところを旅する楽しさを満喫できる一冊です。」
1997年10月27日付赤旗諸小欄:川口弘美評
「”生きたい”という強い思い」

積読の本棚3

 

1998年刊行なのでエリツィン時代、既に「現代の」ではなくなっている感。
ゴンザについては、リューダさんが熱心だった。確か「権左ファンクラブ」に入っていた。
リューダさんの著書。貴重。

2023年7月16日日曜日

1997年秋頃検索していた本 ブルガーコフなど

 高杉一郎訳のもの



ブルガーコフ?

2017年に新装版が刊行されているが、このとき検索したのは1972年刊「20世紀のロシア小説」のサブタイトル。現在のものは「海外小説 永遠の本棚」となっている。




そういえば、8/14~15のガイダイ映画上映のチケット販売開始になっているんだよね

2023年7月15日土曜日

成文社の新刊案内 1998年頃

NHKロシア語講座のテキストに掲載された書籍の宣伝、NHK出版はもちろん白水社の語学書が多かったのだけれど、成文社の新刊案内があった。 「●月刊」と書いてあって、●月になってから図書館にリクエスト予約したら、未刊だと言われる。 
問い合わせてみると、刊行延期になったらしい。 
刊行予定はあくまで予定であって、延期されることも往々にしてあるということをそのころ(1998年頃)は知らなかった。
そして、結局未刊になることもある、ということも。
 


*10月刊となっていた。

『世紀転換期のロシア歴史群像』A.P.コレーリン編石川郁男訳6000円11月刊
とあるこの本は、結局出なかったのか。






『チャペック小説選集』
第1巻 受難像
第2巻 苦悩に満ちた物語
第3巻 ホルドゥバル
第4巻 流れ星
第5巻 平凡な人生
第6巻 外典

積読の本棚2

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