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2026年3月31日火曜日

録画メモ:魂のまなざし 教皇選挙

 「魂のまなざし」は映画館で観た(ル・シネマだったらしい)。

ということは、プログラムも買ったと思うのだがみつからない。チラシは捨てちゃったのかな?

「TOBE」や「リンドグレーン」に通じる女性芸術家の生涯を辿る映画。

「教皇選挙」は録画していたのを視聴。結果(選挙結果)は予想の範囲内だったが、”それ”も詰め込むのか~という感じ。

2025年12月8日月曜日

オデッサ海岸通り: 今年のクリスマスに贈る本(2025年補充)


12/6の子どもを守る文化会議のメイン発言者暉峻淑子先生は、96歳とのことだが、大変お元気で「立ってやります」とおっしゃって、ほんとに90分間立ったまま発言を続けていらした。
戦争体験、家庭での子育ての体験を交え、競争ではなく対話で、平和と民主主義と人権を培っていこうとお話しされる姿はとても説得力があった。
先生のご本はたいてい読んでいるのだが、なぜかこの本はまだだったので、会場で購入して、先生のサインをいただいた。
中頃の、サンタクロースこと聖ニコラウスの出身地を訪ねる弾丸ツァーの件から読んでいる。
地中海沿岸の町ミラ(伝道していた場所)と出生地パタラは現在イスラム圏で派手な観光地化はされておらず、辛うじて跡が残っている状態であるとのこと。
対し、フィンランドのサンタ村については、「すっかりアメリカ化された観光地」と厳しい。
今後、大切に読んでいこう。

今年は、1~4月の立川プレイミュージアムでの堀内誠一展で、『くろうまブランキー』の原画に再会できた。
原画展は何度があったけれど、今回は初めての全点展示・テキスト全文展示だったので、絵本の世界にどっぷり浸れることができた。

11月に祖父母の反戦平和活動のことをお話する機会を得たが、そこにフレネ研究会の方が参加されていて、『ブランキー』がフレネ学校の生徒さんの作ったお話だと初めて知ったとおっしゃっていて、祖父の導きだったのかなと思ったり。

ブランキーのポストカードは、今なら銀座のナルニア国(教文館)で入手できるはず。



オデッサ海岸通り: オデッサ海岸通り: 今年のクリスマスに贈る本(2024年補充): 聖なる夜に 著者 : ピーター・コリントン ビーエル出版 発売日 : 2000-11-01 ブクログでレビューを見る» 「こころの友」に掲載されていたクリスマス本。 トレーラーハウス住まいの老女がアコーディオン演奏で日銭を稼ごうとするもとうとう質に入れてやっとの思いで得た小銭をひ...


堀内誠一さんの絵本デビュー作。パウル・クレー風の絵がとっても素敵。
ストーリーも泣かせます。フランスの小学校の児童達の共同制作なのです。

祖父から贈られた本で、これまでに何度も何度も読みました。
おじいさま、ありがとう!

2024年12月6日金曜日

2024年5月23日木曜日

録画メモ:コンパートメント№6/EO

 昨年2023年のベスト「コンパートメント№6」

WOWOW5/20録画、残り40分ほど。

                         

ロシアの人はこの時代(1990年代)は貧窮と大混乱で思い出したくないだろうけれど、なんとも懐かしい香りで”古き良き時代”に思えてしまう作品。

観た当時のSNS

インスタ

インスタ2

この監督の「オリ・マキの人生で最も幸せな日」も大好き。

(早稲田松竹で再見したときパンフレットを重複して買ってしまった。)






スコリモフスキ最新作「EO」

WOWOW5/21録画、残り40分ほど。

若々しいよな、このセンス。

ポーランド映画祭での先行上映のときは観られず、一般公開時に観た。


TOBE/ベニスに死す/世界で一番美しい少年

2023年9月11日月曜日

録画メモ:魂のまなざし

 去年観た作品。地味だけれど、印象深い、フィンランドの女性画家の伝記映画。

画風も、フリーダ・カーロとかみたいに攻撃的ではなく、まあ地味、なんだな。

2022年1月3日月曜日

またまたフィンランドの展覧会に行く ザ・フィンランドデザイン展

2022年展覧会初めはザ・ミュージアムのザ・フィンランドデザイン展

会場に着いたのは2時半くらいだったかと思うが、観終わったら閉館時間になっていたので3時間くらいいたのかもしれない。


すっきりしたデザインを観てシンプルな暮らし、住まいに憧れるも、カタログやグッズを買い込む。我ながら矛盾している。

『ムーミン』の作者トーベ・ヤンソン、最近映画も公開もあったが(「TOVE/トーベ」)、画家としての彼女の一端が観られるのも嬉しい。彼女作のステンドグラス、ミュシャっぽい。弟ペル・ウロフ・ヤンソンの写真もあり、こちらも煌めいている。
オーロラや氷山、霜という寒冷な地域性のある題材も目立つ。タピオ・ヴィルッカラのガラス器「地衣類」シリーズはニョロニョロみたいだった。

買ったのはカタログ(分厚い)、ポストカード3点。それに同じ階の本屋さん「ナディッフモダン」ではアグネータ・フロックのカタログ、クリアファイル、ポストカードも買ってしまう。(フロックの展覧会には行っていないが。)





9月にはやはりザ・ミュージアムでフィンランドガラスのイッタラ展がある。
フィンランド建築は昨年11月にパナソニック汐留美術館で観た。
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オデッサ海岸通り: サーリネンとフィンランドの美しい建築展:   4時半の予約だったがたっぷり観て気がつくと閉館の音楽が。1時間半食い入るように観てしまった。 新橋はパナソニック美術館のあるビルに着いたのが実は3時半で、同じビル内のパナソニックのショールームを自由見学させていただいた。キッチン・洗面所・バスルームとか、どんどん進んでいるんだ...

2021年9月1日水曜日

録画メモ:ラストディール/かもめ

①ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像

②かもめ(2018)アメリカ映画。湖の景色はきれい。ニーナがほんとうに大根女優っぽい。

③ニノチカ


2021年8月23日月曜日

サーリネンとフィンランドの美しい建築展

 4時半の予約だったがたっぷり観て気がつくと閉館の音楽が。1時間半食い入るように観てしまった。

新橋はパナソニック美術館のあるビルに着いたのが実は3時半で、同じビル内のパナソニックのショールームを自由見学させていただいた。キッチン・洗面所・バスルームとか、どんどん進んでいるんだな、と。食器洗浄機欲しいな。

ただ、ショールームは地下2階受付で地下1階との2フロアのみになっていた(1階が閉鎖)。



フィンランド関係の展覧会はテキスタイルとか時々観に行っていたけれど、建築は初めて。
フィンランドにはウクライナ旅行の経由地としてヘルシンキの空港近くのホテルに泊まったきりで街中を観ることは叶わなかったので、何とも残念。
どんな建築物が?と事前にオンラインギャラリートークで予習はしていた。

展示は結構丹念に観ていったつもりだけど、スライド展示が多かったのでとても全ては通して観ることはできなかった。
メーリニコフ展の時みたいに多数の模型で圧倒!ということはない(模型はパリ万博のフィンランド館だけ(1-15))が部屋の再現がいくつかあってわくわくする。今度はスライドしっかり観るために再訪したい。(9/20まで)

7月25日にオンラインスライドトークを視聴した時のメモにロヤがサーリネンの2番目の妻とあって、カタログの年表で確認したら最初の妻マティルダとは1899年に結婚してパリ万博には彼女との新婚旅行で行っている。1904年離婚。マティルダは後にゲゼリウスと再婚しているのだがゲゼリウスはサーリネンと長く共同で建築設計事務所やっていた人で、サーリネンの2番目の妻ロヤはゲゼリウスの妹。しかもヴィトレスクに作った事務所兼共同住宅に両夫妻とも入居している。別れた元妻が義理の姉っていう。複雑ですな。

展覧会の中では特に説明はなかったが、サーリネンは2歳でイングリア(イジョラ)に引っ越しペテルブルグをよく訪れとりわけエルミタージュで一人過ごすことが多かったと、カタログ冒頭の記事にある。当然ロシア語は話せた。家庭言語はフィンランド語とスウェーデン語か。
前述のゲゼリウスはドイツ系。もう一人の建築設計事務所パートナーのリンドグレンはスウェーデン系なのだろうか?(著名な児童文学者とは親戚関係はないようだ。)

キャリアのスタート時には時代の雰囲気もあって、フィンランドの伝説に基づくキャラクターの彫像が置かれる建築物などが多く、それもあってこの展覧会のプロローグは「民族叙事詩カレワラ~作品創造の源泉として」でアクセリ・ガレン=カレラによるカレワラの挿絵本・エッチング・ドローイングの展示。サーリネンはカレラとずっと交友を深めている(シベリウス等の著名人とも)。けれど、フィンランド最後の仕事カレワラ会館については批判を受けたとキャプションにあった。カレラとしてはカレワラについてこだわりがあったのだろうな。

フィンランドの独立運動期の1900年パリ万博フィンランド館、ポホヨラ保険ビル、フィンランド国立博物館といった作品群、そして芸術家コミュニティ、ヴィトレスクでの生活。ウィリアム・モリスらの提唱したアーツ・アンド・クラフト運動の影響が明らか。実に広々としてきれいでそれでも生活感はそこはかとなく滲み出る写真。家の空間感覚が違うな。
実はゲゼリウスやリンドグレンは割とすぐにこの地での共同生活を解消して去っているのだけれど、サーリネン一家はアメリカ移住するまでこの地に留まり、また移住後も夏の別荘として頻繁に戻って来る生活だったという。

その後のゲゼリウス・リンドグレン・サーリネン建築設計事務所作品ヴィープリ(現レニングラード州ヴィボルグ)のスール=メリヨキ荘(1904年)が現存しないのが残念。戦災で消失したのだろうか?※
オーナーのペテルブルグの実業家マクシミリアン・オトマール・ノイシェレルМаксимилиан Отмар Нойшеллерはどんな人なんだろう?
これによるとノイシェレルはスイス人だったようだ。(ネヴァ川のカメニ島に別の邸宅もあったが、こちらも現存していない。)
※こちらによると戦争で被災(いわゆる大祖国戦争ではなくて第一次大戦なのか?)はしたが、建物の解体は戦後だったとのこと。中にあった彫像は無事でフィンランドのヤルヴェンパーにある。

3-52カイルクネル邸のドアカーテン(1918年)には”AK 1918”との文字が書かれている。1918は製作年だろうがAKは何だろう?

こちらは息子のエーロ・サーリネンがデザインしたカンファレンス・チェア
(サーリネン展で唯一撮影可、座ってもいい)
ああ、これはいかにも北欧家具的で心地よさそう。

こちらはルオー・ギャラリーでルオー生誕150周年記念のフォトスポット。
「マドレーヌ」1956年油彩
マグダラのマリア或いは聖書由来の名をつけられたサーカス芸人がモデルか。
素敵な笑顔。主の恵み深さが感じられる。

次回の展覧会も楽しみ。

2018年6月22日金曜日

録画メモ

フィンランド編
サマー・ヴァンデッタ
ウィンター・ウォー 厳寒の攻防戦

2018年4月4日水曜日

2017年4月24日月曜日

ナチス、ヒトラーの映画の走り書き

新文芸坐
シリーズ「映画と歴史」① 映画に刻まれたナチスの爪痕
①帰ってきたヒトラー(2015・独/116分)
②アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発 (2015・米/98分)
③ハンナ・アーレント(2015・独=ルクセンブルク=仏/114分)
④アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち(2015・英/96分)
⑤手紙は憶えている(2015・加=独/95分/PG12)
⑥アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015・独/105分)
⑦独裁者(1940・米/126分/35mm)
⑧終電車(1980・仏/131分/35mm)
⑨シャトーブリアンからの手紙(2012・仏=独/91分)
⑩ヒトラー暗殺、13分の誤算(2015・独/113分)
⑪奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ(2014・仏/105分)
⑫栄光のランナー/1936ベルリン(2016・米=独=加/134分)
⑬サウルの息子(2015・ハンガリー/117分)
⑭顔のないヒトラーたち(2014・独/123分/PG12)

あと、
「ヒトラーへの285枚の葉書」 
7/8~ヒューマントラスト有楽町、新宿武蔵野館

まだまだ、ナチス、ヒトラーを題材にした映画作品は作られ続け、上映も続く。

ちょっとメモ書きしておこうと思う。
有名なの、無名なのいろいろ。
特にお薦めのものも。

感じるのは、意外と偏っているってこと。
アメリカ(つまりハリウッド作品)、あとはイギリス、ドイツ、せいぜいフランス、イタリアくらいに。
もっと素直に、被害者に目を向けようとしないのだろうか?
まず最大に被害国であったソ連の作品を知る人があまりに少ない。
絶滅収容所の多くが存在した地、ポーランドの映画は、巨匠が多くて、さすがに知名度は高いとは思うが、上映機会はかなり限られるし、こういう機会で言の葉に挙がるのももっと多くてよかろうと思う。
チェコスロヴァキア、ユーゴスラヴィア(犠牲者の数はかなり多い)、ハンガリーも、そういう土地柄なのだから、当然あるだろうと想像つくでしょ?

比較的最近の作品群

「ヒトラー~最期の12日間~」
有名ですね。評価する人も多い。

「アイアン・スカイ」
個人的にはすごくお薦め。
このノリのフィンランド、好き。

「ヒトラーの忘れもの」
辛い。なぜ双子を出す?

「ワルキューレ」

「検事フリッツ・バウアー ナチスを追い詰めた男」
法曹枠。

「シンドラーのリスト」

「ヒトラーの贋札」
個人的にはオデッサ枠。

「オデッサ・ファイル」
オデッサ(地名としては)関係ないけどオデッサ枠。

「マイ・ファーザー」
お薦め。観ていると暑苦しくて大変。クレッチマン枠。

「黄金のアデーレ」

「ヒトラー最後の代理人」

「野獣たちのバラード(ありふれたファシズム)」
鈴木瑞穂さんがナレーションの吹替え版観た。
移転前のアップリンク。観客は私だけでした!(平日昼間)

「マイ・リトル・ガーデン」
北欧映画祭で「バード・ストリート」というタイトルでやっていたのを観た。

北欧映画祭で「バード・ストリート」という題名で上映されたのを観た。(その後「マイ・リトル・ガーデン」名で一般公開)そのときの上映後質疑応答で「その原作は読んだことがある」という方がいて調べた。映画はレンブラントライトで割と美しく隠れ家を撮っていた。「戦場のピアニスト」子ども版みたいにワルシャワのゲットー内で子ども一人サバイバルする。映画だと冒険ものの要素が強くて(あと、サバイバルしてるとは思えないぽっちゃりした子が演じていたこともある)、原作の方が切実で大変。ゲットーの外でのサバイバルが同作者の「ふたつの名前を持つ少年」の原作『走れ、走って逃げろ』。
てわけで、
「ふたつの名前を持つ少年」

「1944 独ソ・エストニア戦線」
結構評判いい。
録画済みで未見。楽しみ。

「地下水道」「灰とダイヤモンド」「戦いのあとの風景」「サムソン」
ワイダまとめて。
「コルチャック先生」
美少年だったクラタくんどうしているんだろう。

「灰の記憶」
辛かった。
「縞模様のパジャマの少年」
「サラの鍵」
「黄色い星の子供たち」
「やがて来る者へ」
「ふたりのトスカーナ」
子どもが犠牲っていうのはこたえる。

「僕を愛したふたつの国 ヨーロッパ・ヨーロッパ」
「ソハの地下水道」
ホラントまとめて。

「ショア」
「ゾビブル」

「パサジェルカ」

「誰がため」

「ディファイアンス」
これより、プリーモ・レーヴィだな。
『今でなければいつ』とか。
『休戦』映画化したのが「遥かなる帰郷」
原作になかった、ソ連兵たちが戦勝記念パーティー向けに隠し芸の練習に余念ないのを救出されたユダヤ人たちが観ていて「上手いな!」とか言っているところが印象的。

「ソフィーの選択」
「夜と霧」
「海の沈黙」

「ブリキの太鼓」
「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」

「悪童日記」
原作がよかっただけに、映画はインパクト弱い。
是非入れて欲しかったのはおばあちゃんがユダヤ人たちに食糧を援助する場面だったが。あれは省くな!

「フランス組曲」
これも原作からのカット場面が多くて残念。

「さよなら子供たち」
「鯨の中のジョナ」
古典

「暗い日曜日」


「太陽の雫」

「名もなきアフリカの地で」

「ブラックブック」
お薦め。ミヒャエル・バラック似のゼバスチャン・コッホ枠。

「善き人」
「あの日 あの時 愛の記憶」
「アドルフの画集」
「わが教え子、ヒトラー」
「ドイツ零年」
「さよなら、アドルフ」
「あの日のように抱きしめて」
「敵こそ、我が友 〜戦犯クラウス・バルビーの3つの人生〜」
「愛を読むひと」
「コロニア」

「僕の村は戦場だった」
ブルリャーエフ枠。

「モレク神」
ヒトラーに似すぎているレオニード・モズゴヴォイだが、「ストーン クリミアの亡霊」ではチェーホフ、「牡牛座」ではレーニン演じているんですよ!信じられます?さすが役者だ。


「炎628」
デートで観に行くべきではなかった編。(帰路、互いに沈黙のままでした。)
これ、視覚だけじゃなくて、スープ(キャベツのスープじゃないかな)腐臭が漂ってくるような、泥沼ではぬめぬめした感触がしてくるし、五感に響いて、ぼろぼろになってしまう、”最強”の戦争映画。決して村の炎上シーンとラストの衝撃だけじゃないです。
でも、フリョーラ役のクラフチェンコは、このときは「あんまり美少年じゃないし、俳優続けそうにないな」と思ったんだけど、その後アクション映画によく出ている。社会性の強い作品には出ていなそうに思う。人の人生わからない。

「処刑の丘」
でもエレム・クリモフの奥さんであるラリーサ・シェピチコはもっと凄い。
忘れ難いのが、雪原のシーツの場面。
レジスタンスの二人が訪ねて食糧貰いに行こうとした(懇意にしている女性がいるはずだったのでは)村が、行ってみると、跡形もなく焼き尽くされている、のではなくて、無人の雪原に家の壁と干したシーツがあるだけっていう、鮮烈に白い白い場面。
村人の生活が突如断ち切られての虐殺を暗示させる。
ラスト、裏切者に対しての視線が容赦ない。

「海に出た夏の旅」
お薦め。
実はあんまりナチスは出てこないか(ドイツ兵はいる)。
でも、ソ連のストリート出身の可愛い子が大量に出演するので絶対お薦め。
アラノヴィチの、大好き「トルペド航空隊」とも甲乙つけがたい作品。


「英国王給仕人に乾杯!」
よりは
「厳重に監視された列車」
だな。

(勿論書きかけです)


2015年6月21日日曜日

EUフィルムデーズ2015

アイルランド・ラトヴィア等々観にいけなかったのが多くて恨めしい。
版権の問題等で難しそうだが、過去上映のEUフィルムデーズの作品を改めて観る機会があったらよいと思う。
今回、ハンガリーとポーランドでそういった特別プログラムがあって、これは偶々どちらも既に観ていたので”見逃していたものに出会える幸運”には与れなかったが、こういう企画は良いと思う。
と思う一方で、今回作品を出さなかった国(イギリス・ルーマニア等)がありながら、二枠とっている国(ベルギー・ポーランド・ハンガリー)があるのは腑に落ちないということも。
理想と言うと、全ての加盟国が出品してほしいし、出すからには日本語字幕をつける、最低でも解説をつけることをしてほしい。
それに加えてアーカイブを観る機会を作ってほしい、という贅沢な要望を持っている。

※「イーダ」と「パンク・ロック・シンドローム」は既に観ていたのでここでは感想を記さないが、お薦めであることは変わらない。

「ザ・レッスン」。
ブルガリア映画で、甲斐性のない夫のこさえた借金に苦しめられる小学校教師の話。ポーランド映画の「借金」にも似ていて、原始資本主義の亡霊があの辺を徘徊しているのが見えてきて心が苦しくなる。生徒たちの心も荒んでいるようである。そういえば数年前、老夫婦が非常手段に訴えるハンガリー映画も観たような…。
直前にアテネ・フランセでメドヴェトキンの「幸福」にてダメ夫と働き者の妻パターンを観たばかりだった。ダメ夫、しかし子煩悩なんだ。
東京国際映画祭では観られなかったので、ここで観られて良かった。

「マコンド」
ウィーン郊外の移民たちの住む集合住宅、主人公は「あの日の声を探して」の子をもっと表情豊かにしたチェチェン人少年。可愛いけど、難しい年頃で結構ワルなんだね、この子が。
ここにもチェチェンのコミュニティーがあり、やはり皆さんで踊るシーンが(少年くんは踊らないが)ハラショー。
「マコンド」が何に似ているのか思い出した。ダルデンヌ兄弟の「息子のまなざし」だ。擬似的な父子関係のぎこちなさ。家父長社会において小さな男の子が家長役を担わねばならない息苦しさを感じる。まだだめとなると、一家の長となるべき人を周囲があてがってくる。
移民街の少年たちの社会では、何となくムスリム(西アジア・カフカス)とアフリカ系が緩く対立している感じ。


「タンジェリン」エストニア+グルジア
中心人物4人の俳優それぞれがいい雰囲気。そこにアブハジア人が入っていないのは残念だが、グルジア人監督としてはアブアジア紛争を描くにはこれがぎりぎりだったのだと思う。アブハジア人が言ってしかるべき台詞をグルジア人兵士に言うのはチェチェンの契約兵士
アニメーション以外のエストニア映画はEUフィルムデーズで何本か観たがやっと何とか観賞に耐えるのが来た感じ。それが「タンジェリン」。敵同士一つところに居合わせて反目しつつという設定は「ノーマンズランド」その他よくあるものではあるけれど。
EUフィルムデーズ今日観た「マコンド」「タンジェリン」ともチェチェン人が登場。「タンジェリン」はグルジア人監督のエストニア作品。エストニア人、グルジア人、チェチェン人。アブハジアが舞台ながらアブハジア住民は出てこない。兵士達がちらりとだけ。
今年のEUフィルムデーズのベスト作品。
連休中に観た「マックスへの手紙」で、アブハジア人マックスの「隣近所に住んでいたグルジア人には何の恨みもないが、突然グルジア軍が攻めてきて戦うしかなかった。こうなった以上もうグルジア人と一緒には暮らせない。難民になったグルジア人の人たちは気の毒だと思う。でももうソ連時代には戻れない。戻れたらどんなにいいかと思うが」という言葉(←正確な再現ではない)を重く思い出す。アブハジアでも南オセチアでも、そしてドンバスでも、そうなってしまったのはいったいなぜ?
戻れない、が、それでも殺しあわずに生きていかなければいけないのだ、人間は。
まずは他人の言葉や信じるものを奪うことがあってはならないのだ。

「小さなバイオリニスト」オランダ
ほのぼのと、いいお話だった。主人公はサッカー嫌い少年(お父さん曰く「オランダの男なら、やっぱサッカーだろ!」)、友達は移民系、という点が後述のチェコ「海へ行こう!」と共通。家族の秘密を探ってしまうという点でも同じか。

「メイド・イン・ハンガリー」ハンガリー
初めて観るつもりだったのに、最初のコンサート場面であれ、観たことあるじゃん!と気付いた。
でも、冒頭のパスポートコントロールのところでまだ当時は強豪だったハンガリーサッカーのコネタがあったことは忘れていた。
 写真ぼけぼけだけど、一部でイケメンとの評判の高い「ハンガリー大使館人質事件」及び「メイド・イン・ハンガリー」主演俳優サボー・キンメル・タマーシュさん。
ぱっちりした瞳でかなりの童顔。映画でも可愛い系の顔だと思うが実物もそうなのだ。

「メイド・イン・ハンガリー」は社会主義政権下で禁制の音楽に挑む青春映画、しかも実話基にしてあるということでシャフナザーロフの「ジャズメン」ハンガリー版。チェコの「レベラブ!」にも似ている。まあまあ楽しめるミュージカル映画。 面白くはあるが、主人公ミキはアメリカ帰りをこれみよがしにひけらかす厭味な子(ほんと大人気ないんだ)だし、ルネーは悪い奴(犯罪者)だし。
ここまで単純なアメリカ文化信仰は観ていて恥ずかしくなる。
2012年に観た時よりも、ずっとずっと強く、映画最後のミキこと実物ミクローシュさんのステージ「メイド・イン・フンガ~リヤ!」にじ~んとした。なんかジュリーみたい。
しかし、皆ミュージカル好きだね~。ハンガリーもチェコもソ連も。
タイトル(邦題)はメイド・イン・ハンガリーであり、主人公がライバルから申し渡される”自前の音楽をやれ”的メッセージ、それはミクローシュさんの歌うこの歌の歌詞にもあって、ミクローシュさん自身ここから変身して大スターになったと思われるが、私が観たかったのはまさにその部分、アメリカンポップスのコピーから自国の文化に昇華していく、主人公の成長の過程だったのだが…。

「サンタ」リトアニア
残念な出来だった。要らない登場人物やエピソードが多くて、映画がとても長く感じる。でもそれらがないとありきたりの駄作になるだろうし、悩ましい。フィンランドの懐メロポップスは好き。
やっつけでも字幕を入れたことは大評価する!アーチュー!

「海へ行こう!」チェコ
ズウ゛ィエラーク調で楽しかった。新鮮さはないもののツボは押さえている。若さと器用さがうまく調和している。でもオランダ作品といいこれといい、サッカー辞めたい少年続出は気になる現象。


特別プログラム「ポーランド記録映画の世界」
あら、これも既に観たことあった作品だったよ。
「駅」クシシュトフ・キェシロフスキ
「私の叫びを聞け」

体調不良でつらかったのもあるが、二回目でより理解が深まったかと言うと、そうも言えない。
が、幸運なことにアフタートークで映画評論家のミハウ・オレシュチクさんの的確な解説があった。
ミハウ・オレシュチクさん(左)

渋谷・映画美学校 EUフィルムデーズ関連企画「ポーランド映画の作家たち キェシロフスキとザヌーシ」
クシシュトフ・キェシロフスキ「煉瓦工」「ある党員の履歴書」「種々の年齢の七人の女」
クシュシュトフ・ザヌーシ「現代音楽家クシュシュトフ・ペンデレツキ」
あー、もうみんなクシシュトフだ。

渋谷・映画美学校特別講義(EUフィルムデーズ関連企画)映画祭プログラミングディレクター対談「EUと映画」

 渋谷・映画美学校特別講義(EUフィルムデーズ関連企画)映画祭プログラミングディレクター対談「EUと映画」に観客として現れたイジー・マードル監督(右から2番目)。「海へ行こう!」の監督さんね。俳優出身だという。
チェコセンターの映画界にも現れていたという。精力的な方だ。
左から、東京国際映画祭の谷田部吉彦プログラミングディレクター、グディニャ映画祭アーティスティックディレクターのミハウ・オレシュチクさん




ポーランド国内の映画作品の権威、グディニャ映画祭の新しいトロフィーの説明図
最高賞は金獅子賞(どっかで聞いたことあるねえ)
それにちなんで2頭のライオンがついているのだが、
何と万華鏡になるトロフィーだ!!!
しかもちりばめられているのがバルト特産の琥珀だという。
オリジナリティー&遊び心に溢れるトロフィー。
国内映画の映画祭故、ポーランド人じゃないと貰えません。

対談の内容も非常に有益だったのだが、私はこのトロフィーに感動しました。


よき映画の宝庫というと東のイラン、西のポーランドだが、ポーランドがなぜ傑作を送り出し続けてきたのかは、オレシュチクさんのお話で少しわかったような気がする。(イランの方は昨年講義を聴きに行ったがわからなかった。)
政治の面ではどちらかというと迷走しているポーランドだが、文化の面ではぶれずに次世代を育て続けているのは素晴らしい。

対談ではEUの中で注目すべき国はどこかというので、お二人ともルーマニアを挙げていたが、今回は出品なし。それと私自身は日本に紹介された最近のルーマニア作品はそれほど感銘は受けていない。

日程の後半に入ると、ゲストの登場やアフタートークなどもなく、淡々と上映が行われる。私自身は所用で予定していたスロヴァキアやスロヴェニアの作品は観に行けなくなった。これらは映画字幕ながら解説のハンドアウトが配布されたそうだ。

が!

「ヴィザヴィ」クロアチア
日本語字幕なしで解説ハンドアウトなし、上映前後の解説もなしと不親切ぶりが最悪クラス。作品自体は良いのかもしれないが(役者さんたちはよさげだった)ほぼ会話劇なので字幕なしで理解したとは言えず、ただただ残念だった。で、これ、コメディーだったの?

「西という希望の地」ドイツ
東独から西独への移住は難しいようで不可能ではなかったのか。まあそりゃ不快な思いはするだろうさ。息子が収容所で最初に打ち解けるのがエレーナというたぶんロシア人一家の娘、ヒロインの友達となるのはポーランド系のチェリストの女性。黒人の審問官の存在がなんだか不自然だった。
一家で亡命・難民収容所ものとしてはマノイロヴィチが精力的おじいちゃん役で出ていたブルガリアの「さあ帰ろう、ペダルをこいで」(EUフィルムデーズ上映時のタイトルは「世界は広い―救いは何処にでもある」)の方が無理なく楽しめた。

「ある海辺の詩人~小さなヴェニスで」イタリア
これは劇場公開時に見逃していたもので、ここで拾えてよかた。
ヒロイン、シェン・リー、友人リャンの表情が細やかでさすがだ。イタリアのおじちゃんたちも微笑ましい。中国人経営者もすごーくブラックなわけでもないようでほっとした。映像が美しい。さすがに一般公開された作品だなあと思う。

「コールガール」スウェーデン
何とも言い難いな。なぜ政治家たちは昔の極悪代官様のようなことをあからさまにやっているのだろうか?何それおいしいの次元の疑問。

「パッション」「アリーナ」ポルトガル
2本ともカルロト・コッタ主演で、ポルトガルらしく狂った映画だった。
コッタは暗いまなざしの濃い系の美形俳優で、彼あってのこの作品だったのだろう。彼が憂える場面の面持ちと肉体美を愛でる、という意味で。
そういう予感がしたので、それだけでは観る気になれなかったのだが、『売女の人殺し』へのオマージュではないかとも思って観に行ったのだが、サッカーネタはなし!ほぼ一切なし!「アリーナ」の方もなかった。

「ハンガリー大使館人質事件」
某イケメン、タマーシュさんこちらでも主役級。もう一人の犯人役の人も素敵だった。が、よくわからん。ハンガリー人には自明なのかもしれないが。大使の言葉の放送は実際のものだったのか?だとすると、あれだけのことを言ってお咎めなしか、謎だ。
いわゆるハンガリーの56年物(これはその2年後の事件)は、どれを見ても展開がミステリアスである。

エストニアにようやく観る価値のある映画(アニメーション以外で)が現れたのが嬉しい。
ま、監督はグルジア人で、グルジアはよき映画人を輩出してきたところだから当然よいものになるが。
リトアニアはフィンランドに依拠したような作りだったが今ひとつ。
ラトヴィアは未見。


2015年2月11日水曜日

キートス!キートス!キートス!キートス!キートス!カウリスマキ

Ураааааааааааа!!!!!!!!!
母が近所のバザーから帰って来て、「レニングラードのカウボーイの何とかっていうDVDかCDが出ていた」と言うから、その会場に駆けつけた。

一つ50円で売っていた!
なので、総計250円也。
いっちばん好きな「トータル・バラライカ・ショー」、それに「パラダイスの夕暮れ」、それと短編4編収録のDisk6はなかったが、1~5までそろって一応満足。
ずっと前に放映のあった(たぶん)NHK教育テレビで)「浮き雲」と「白い花びら」はVHSからDVDに録り直していたけれど、「愛しのタチアナ」や「ラヴィ・ド・ボエーム」も手に入った。
どなたが出品されたのか、とにかくキートス!

2015年2月7日土曜日

理想のチョコレート

今日はフィンランドのパンク・バンドについてのドキュメンタリー映画「パンク・シンドローム」を観に行った。

フィンランドの音楽は好きで、と言っても一番親しみを感じるのはアキ・カウリスマキの映画に使われるような、どこか昭和っぽいと言うか演歌風の歌謡曲なのだが(歌詞は概ねさっぱりわからない)、このパンク・ミュージックはどうも品がいいとは言えない、というのは何だが、上手いのか下手なのかへたうまなのかもよくわからないが、わけもなくいい感じだ。
純粋なプロテストを歌っている人たちで、映画中で彼らの背景について丁寧に説明があるわけではなかったが、<ありの~ままで~>な感じで、自然体で生きている様子が伝わって来た。
マネージャーは大変だろうけど!!

映画の前後には、新宿と渋谷でチョコレート探索をした。
こちらは新宿高島屋のゴンチャロフの売り場。


店員さんによると、缶入りチョコが売れ筋だそうです。

こちらは渋谷ヒカリエのロシェンの売り場。
        ↓

ロシェンは、ヒカリエ8階の特設会場の中でも、ひときわ大きな一角で派手にキャンペーンを展開していました。
お兄さんが「ウクライナのチョコレートのロシェンです」と盛んに売り込みの声を挙げていました。
写真にあるような一口サイズのチョコやキャンディーの量り売りが中心で、あとバータイプのもと、それと卵型のカードを枝につるすようなコーナーもありました。
ロシェンは現ウクライナ大統領のポロシェンコの会社で、潤沢な資金があって、日本にまで売り込みをかけているっていうことなのだろうけれど、ウクライナのチョコレートが日本に進出してくるならロシェンよりハリコフチャンカの方が100万倍嬉しかったのにな~。何とも残念だ。

私がロシェンを支持しない理由、最大の要因は「可愛い」がないからである。
エレガント路線なのだ。だから可愛くはない。
第一、キリル文字なんか使ってませんのよ。(つまらん)
包んであるのもレトロな絵柄の紙ではなくて鮮やかな色彩のプラ包装。
チョコレートの包み紙の最もあらまほしき形状としては、紙+銀紙、可愛い絵柄であって、これこそ「ソ連の飴紙」展などで人々の心を掴んできたことと思われるのだが、ロシェンにはそういう風情はありませんね。
創業は1996年とのことなので、さほど歴史はないのです。

美味しいチョコ、口にあうチョコって言うなら、日本人の私は明治や森永で十分。幼いころから親しんだ味に惹かれている。
それに、(例えそれがかつての帝国主義的簒奪の成果であるとはいえ)伝統のベルギーやらオランダのブランドチョコと比較できるような味でもないし。

要するに、舶来のチョコに私が求めるのは一にも二にも可愛らしさである(包み紙が可愛らしいので絶対捨てないでいる)ので、その点においてロシェンは問題外なのです。ロシェンのは撮っておこうと思わない(というより、自分で食べないで人に譲っているのだが)。
ハリコフチャンカ、日本に来てください!!!

「赤い十月」や「クルプスカヤ」は日本で売り出す気はないのかな。
ロシア映画祭の会場とか、ロシア語学院でというのではなくて、あんな風に、堂々と、という意味です。

さて、ロシェンよりも同じ階にあるこちらの方が眼福です。
川本喜八郎人形ギャラリーですが、また展示が変わっていました。
入口のこちらだけ撮影可能です。



2015年1月4日日曜日

グラナトキン・メモリアル開幕

グラナトキン・メモリアルが3日から始まっていた。

ロシアはモルドヴァに2-0で勝利。
ロシアの得点者はカピアニとメルカゼ。グルジア系かな?

その他の試合結果
ブルガリア2-0カザフスタン
ベラルーシ2-1ラトヴィア
日本0-1アゼルバイジャン
スロヴァキア2-1ギリシャ
モスクワ1-2フィンランド

今日の試合
15:30 グループF アゼルバイジャンーロシア2(U16)
18:00 グループA モルドヴァ-リトアニア
12:00 グループC スロヴェニア-ブルガリア
14:15 グループB エストニア-ベラルーシ
16:30 グループE フィンランド-韓国
19:00 グループD ギリシャ-サンクト=ペテルブルグ

2014年3月5日水曜日

ユーロ・ヴェーラ・オーディトリウム

消費税引き上げにともなって、ポイント鑑賞がなくなってしまうのか!
ちょっと残念。
消費税引き上げは全く迷惑だ。

これからのユーロ。
カウリスマキ、ナチスと映画Ⅱ(「道中の点検」「地下水道」「愛の嵐」「僕の村は戦場だった」「記憶と夢」「帝国オーケストラ」)、山村聡、インポート、エクスポート。

忘れずに、計画的に。


2014年1月4日土曜日

2013年10月19日土曜日

フィンランド映画

「浮き雲」「白い花びら」のカウリスマキ2本と、昔のフィギュアスケート。
アニシナ&ペーゼラ(けばい)とかミシェル・クワンとかブチルスカヤとかが滑っている頃の何かの大会。

これらは別々のVHSテープに入っていたが、一つのDVDに入れた。

「浮き雲」で、主人公たちが開店するレストランの名前は日本語にすると「仕事」になって、最初観た時なんだかなーという感じを持ったのだが、今思うと「トルード・ロストフ」みたいな(←適当)旧ソ連っぽく且つカウリスマキっぽく素敵な名前に思えてきた。

2013年1月5日土曜日

フィンランドの輝き

感心したことに、ムーミンもサンタクロースもいない、それでもフィンランド!の催しなのでした。
(アンドレイ君さえいないんだよ。)

じゃあ、そのフィンランドって何?っていうと、「生活の中の美」、ガラス器・陶器なのでした。
フィンランドに旅行したら、結構お高くて荷物になるにもかかわらず、食器を買いこんだりするものなのではないでしょうか。

一言で「機能美」と言い表されてしまうが、実に「使いやすそう!」なのがいい。
小難しいゲージュツっぽい作品は見当たらず、すっきりとした実用に適う、シルエットもマチエールも美しい。
いかにも地味な展覧会で、案の定かなり空いていたのですが、自分も楽しめたし、同行者もおもしろがってくれたので、展覧会初めとしてやかなかよかったです。

ムーミンはいないが、鳥はたくさんいました。
撮影可能の箇所もありましたので、紹介します。

入口付近にある動画によるインスタレーション

 これは動画で撮るべきなのでしょう。
幻想的で美しかったです。

鳥たちのオブジェです。



 
緑色だとキウイみたい。
 

こちらはハッリ・コスキネンさんによるインスタレーション「きわみの光」

トナカイ好きの私には嬉しかった「トナカイの集団」

気になった作品に「クレムリンの鐘」「歌う白鳥」があります。

このように、この展覧会はガラス器にほぼ特化し、デザインもすっきり実用的でありながらモダンな美しさに輝くものでしたが、フィンランドのデザインは食器類とともに家具においても発揮されていますね。
10年以上前だったと思うけれど、実家が今のアパートに引っ越す前、NHK教育テレビでカウリスマキの「浮き雲」を放映していたのです。
偶々うちに来ていた伯父は映画のことはさして関心を持っていなかったのですが、主人公夫妻がいよいよお金に困って家財が差し押さえにあって運び出されるというシーンで、「お、この家具のデザイン、いいね」とつぶやいたのを思い出します。
伯父はクラフト系の工芸をやっている人なので、フィンランドの家具デザインには相通じるところを感じたのでしょう。

2012年12月1日土曜日

トナカイに名前を付けた

きゃあああああ、もう12月ですよ。
帰宅するなりリースを探すがなかなか見つからない。
この前、納戸の壁紙張り替えをお願いするにあたり、いろいろ物を移動したせいで、どこへやったんだかわからなくなってしまっていました。
ようやく見つけて玄関に飾りました。

さて、玄関の内側、つまり玄関の間の棚には、ひとまずクリスマス・マトリョーシカを飾りました。

去年セルギエフ・ポサードで買ったクリスマス用のマトリョーシカ。
ジェッド・マロースとスネグーラチカと雪ダルマと犬?、ヨールカ??
(ヨールカだとすると、なぜヨールカが一番小さいのだ?)

奥にやはりクリスマス仕様のマトリョーシカ。
これは去年目黒のアトレで買ったお菓子のパッケージです。

一番左にいるのはフィンランドデザイン展のプレ企画で買ったトナカイさん。
名前はエリョーマと言います。
エリョーマは愛称で、正式名称はエレメイ。
つまり預言者エレミヤのことですが、名前は預言者からではなくてルビン・カザンのロマン・エリョーメンコからとりました。

フィンランド・デザイン展はサントリー美術館でやっているようです。