2026年8月3日月曜日

東京イラン映画祭

 いつものように、あんまり広報しない大使館情報なので、偶々前日に今年の映画祭の日程を知る。

例年、8月6日直後あたり(広島イラン愛と平和の映画祭と同時期か直後)だと思っていたら、今年は予想より早かった。

広島の方は8/1~7、旧作も多いようだ。

(ポスターのデザインは肉球新党のショウジサダムさん!)

31日は昼間は定例の発送作業が国立であるため、10時の回は観に行けず、結局オープニング式典の途中~スペシャルセッション(って何だろ?と思ったら要はまあ演奏でした)、8月1日はやはり定例の会議があり、夜は31日のスペシャルセッション出演者の方の別プログラムということのことで、8月2日を全部観ることにして、1日は見送り。

「天使たちの国」未見だが、予定が合わず、観に行けなかった。

「黄金の血」観た。初見。稀少な血液型の人の輸血の話。イランの人たち、エホバのなんたらみたいな、輸血に拒否感はないんだな。実話をもとにした再現ドラマを交えたものだけど、基本的に関係者の独白が続く構成でシンプル過ぎて

「ボディーガード」確か2回くらい観たことがある。字幕を改めたとのことだが、こちらも予定が合わず。

「No Prior appointment(事前約束なしで)」観た。

ミュンヘンで医者をしている女性が故郷イランで父が亡くなったという連絡を受けて、はったつしょうがいの息子と一緒に、気の乗らない帰郷。父の遺言とは・・・。ロードムービーかな。

「Fragrant~香気」観た。肺がん患う調香師が親戚の裏稼業も手伝って・・・という中途半端にミステリー?犯罪映画?な映画。

「風の絨毯」日本・イラン合作。

ムサーコフが日本の資金をあてにして作った「母」を思い起こすような微妙な駄作。

「沼地の涙」たぶん初見。とはいえ、イラン・イラク戦争激戦地で行方不明になった兵士の家族の話、なんか見覚えある気がしないでもなく・・・でもそれは「遺灰の顔」のDNA鑑定の話とごっちゃになっているのかな。シリアスで重たい話だった。最後の葬儀場面の映像と音楽は実際の殉教兵士の葬儀のときのものとのこと。

これが今回の映画祭で一番の収穫。

スペシャルセッションは後に書くつもり。

いつもよりも、イランの政府の主張をはっきり出していて(ミナブの犠牲者の子どもたちの追悼)、こういう情勢だからかもしれないが、今までになく混んでいる映画祭だった。







Twitterの相互さんテヘラン・カトウさんを初日にお見かけした。いろいろな方たちに話しかけられていた。




イランのお菓子は、予想通り、ねっとり甘々。


2026年7月30日木曜日

録画メモ:12か月の未来図/大人は判ってくれない

 「12か月の未来図」(2019年公開@岩波ホール)はバンリュー(フランス団地映画)かつ教室映画の一つなんだが、「パリ20区、僕たちのクラス」(2010年)の方がサッカーネタがあって、強烈に記憶しているのに比べると印象薄い。生徒の年齢はもっと下。


「大人は判ってくれない」はトリュフォーの有名作品。

2026年7月28日火曜日

録画メモ:暗い日曜日

 「暗い日曜日」




これ、好きだった。一人の女性(ハンガリー人か)を巡る、レストランオーナー(ユダヤ人)、ピアニスト、常連客のドイツ人(ナチ)。

自殺大国であったハンガリーでの、自殺ソングで有名な「暗い日曜日」誕生のフィクションなので、作中やはり自殺場面があるのだが、それより他殺の描き方が深い。うわああ。



名曲アルバム

「慰め」第3番 リスト

「チャールダーシュの女王」カールマン

感動地球紀行 ハンガリー

2026年7月25日土曜日

録画メモ:タレンタイム~優しい歌 グランド・ブダペスト・ホテル 善き人のためのソナタ

①グランド・ブダペスト・ホテル ②善き人のためのソナタ



「 タレンタイム~優しい歌」

2019年ヤスミン・アフマド没後10周年記念特集@イメージフォーラム

他の映画もよかったが、遺作のこれは特に滲みる。

最近、友達がヴァイオリンの発表会で夫さんの二胡とのデュエットをしたと聞いて、この作品を思い出してしんみりした。音楽映画で、マレーシアの民族を超えた青春映画で、ほのぼのしみじみ、今観かえしてまた泣けてくる。




石井桃子さんのことば

「私は子どもたちからアラビアン・ナイトを取りあげる政府が出てきたら、命がけで戦う」


 赤旗2007年4月6日付「文化の話題」欄より

以前に書いたことがあると思うが、高校卒業の折、恩師(世界史)からマカレンコを読むように勧められた。

素直に聞き入れ、母と、吉祥寺の美和書房に行って、マカレンコ全集を買った。

そして、素直に読んでいたのだが、「子どもにお伽噺なんて与えたらだめ」みたいな言葉にあたって挫折した。それは絶対に違うだろ!と思ったのだ。

後に就職して、職場の同僚と話していて、教育学部出身の彼女もマカレンコを読んでいて、同じ個所で躓いたのだと聞いた。

さらに後に、ロシア・ソ連の絵本の歴史を知ると、革命直後のロシア・アヴァンギャルドの時代には確かに民話とかに依拠したお話ではなく、身近なあれこれとか、あるいはもっとナンセンスだったり抽象的な題材の凄い絵本など児童文化の高揚期であったりもしたとわかるのだが・・・

お伽噺否定は直感的に「違う!」と思ったものだった。

その時代に生きていたらきっと粛清されるんだろうな。

マカレンコについてだが、後に恩師からは「あれを真に受けたのか?」と言われた。


2026年7月24日金曜日

オデッサ海岸通り: 録画メモ:WOWOWワイダ特集 +α

この時のワイダ特集以前にも録画していたワイダ作品
①残像 
ワイダの遺作。岩波ホールで公開されたのが2017年
②カティンの森+世代
2015年に録画。「世代」はデビュー作
③灰とダイヤモンド+地下水道

オデッサ海岸通り: 録画メモ:WOWOWワイダ特集:  土曜日に一つの案件が済んで、19日昼間の国会前も終わり(議員会館前のドラム隊のところに行った。鳴り物は持って行かなかったけど)、ちょっと気が楽になったので、ヒューマントラスト渋谷にチェコ映画傑作選を月火と観に行って気晴らしをした。 チェコ映画傑作選、ありがたいことにちゃんとプロ...

2026年7月23日木曜日

録画メモ:ここに幸あり

 ここに幸あり(オタール・イオセリアーニ)


100年の音楽「家路」ドヴォジャーク

名曲アルバム「忘れられた調べ」より「夕べの歌」メトネル