2026年2月12日木曜日

指揮者のいないコンサート

 何度か(何度も)伺わせていただいている、早稲田室内管弦楽団。

昨日はいつもの三鷹市芸術文化センター風のホールでプロムナードコンサート2026

劇音楽・映画音楽のプログラムで、

①シューマンの「マンフレッド」序曲

②ハーマン「サイコ」組曲

③ビゼー「アルルの女」組曲第1番・第2番

であったのですが、最初に、拍手を抑え、アドヴァイザーの一人金田幸男氏が亡くなられたことを伝えた後、金田氏への献奏としてバッハの管弦楽組曲第3番ニ長調 第二曲 アリアを演奏。

(所謂「G線上のアリア」です。)

静かに心をこめた演奏ののち、金田先生に名誉アドヴァイザーの称号を献じると報告されました。

劇伴音楽、というと、私の頭にはショスタコーヴィチが浮かぶのだが、なるほどおもしろい今回のプログラム。

「サイコ」なんて、単独ではわざわざコンサートで聴きたいとは思わないのだが、こういう流れで聴いてみるのも一興でした。

「アルルの女」、原作を読んだのは確か中学2年の時で、恋に病んで死んじゃう若者の心情は当然理解できず何でだあああという感想しか思えなかった(ドーデさんにはそれで挫折)思い出、その後似たようなテーマ(というと乱暴か)のイワン・ブーニンの『ミーチャの恋』には感動したのだから、やはり若すぎたんだろうなあ。

組曲はそういう悲恋ストーリーからもはやかなり外れて、アルル、プロヴァンス地方のローカル色を折り込んだ結構楽しい(舞曲が多い?)ものになっていますね。サクソフォン、活躍するんだ。

アンコールはTV番組「ヒッチコック劇場」オープニング曲、グノーの「操り人形の葬送行進曲」でした。




2026年2月2日月曜日

「プーシキンは何を預言したのか?」 ロシア語映画特別上映会「預言者 アレクサンドル・プーシキン物語」

 沼野充義先生のプレトーク付きロシア語映画特別上映会、上映作品は昨今のロシア映画「預言者 アレクサンドル・プーシキン物語」


ミュージカル映画という触れ込みであったが、ソ連映画の時代のように大真面目で本格的な文芸ものというわけでなく、確かに歌ってはいたものの、想像していたようなはっちゃけたところはそんなになくて、割と普通だったな。

何だろう。リツェイ時代の破天荒な問題児風プーシキンは観て楽しい。お目付け役のベンケンドルフや得体のしれない嫌らしさ満開のニコライ一世ら曲者の脇役が魅せた。




でも、ナターリヤが登場する辺りから面白さが半減していったように思う。
つまらないとまでは言えないけれど。何が起こるかわくわくさせるものはなかった。
音楽もチャイコフスキーを多用して、そんなに新鮮さは感じなかったな。
音楽の意外性や現代性で言えば、「ミス・マルクス」や「チャイコフスキーの妻」の方が・・・。

そうは言っても、さすがロシア一番人気の文豪の生涯を描く作品をロシアが作ったというだけあって、どこを取っても美しく、良い映画だった。


2026年1月29日木曜日

大好き、武蔵野市民文化会館のチラシ

 ぱっと見、「それでいつの公演なの?」と思うが、読んで観て楽しい。


重力完全無視!


2026年1月28日水曜日

思い出の蟹工船

 昔の映画館のチケット


2009年公開の新しい方の「蟹工船」、ユーロスペースあたりで観たような気がしていたが、新宿武蔵野館だったんだ。(手元に取ってあるチラシはテアトル新宿のものだけど。)
チラシには「夏・全国へ出航!」とあって、公開日は7月4日~だったらしい。
新宿武蔵野館には1日の映画の日か水曜のサービスデーに行くから、この23日というのはたぶん9月23日。結構なロングランで、しかも整理番号055ということはこの時期にして客の入りも割とよかったのですね。

山村聡監督・出演の名作「蟹工船」ファンからすると、おちゃらけていると取られがちではないかと思うが、こちらの「蟹工船」も悪くはないと思う。特に、ラストは。

映画のチラシによると、2008年一大ブームを起こした「蟹工船」、ある書店の1枚のPOP「ワーキングプア ちょっと待って この現状 もしかしたら 蟹工船じゃないか?」から始まったとある。

今もあれよね。「働いて働いて働いて働いて」なんて言われちゃうし。


2026年1月27日火曜日

思い出のコンサート⑦

 2001年2月3日セルゲイ・コスティリョフ&いたはしみづきヴァイオリンコンサート@王子ホール

王子ホールは好きなホール。

若手二人のヴァイオリンコンサートは、ロシアの結核の子どもたちへの支援チャリティーコンサートだった。コスティリョフはデビューCDの売り上げを全額結核の子どもたちに寄附するとのことだった。

プログラムの後半、チャイコフスキーの「なつかしい土地の思い出」の予定が「タイスの瞑想曲」に変更になったのは残念だったが(チャイコフスキーが好きなので)、最後のグラズノフのコンツェルトにうたれた。恥ずかしながら、それまでグラズノフを意識して聴いたことがなかったが、マースレニッツァのようにうきうきした気分になれた。この時以来グラズノフの名を聴くたび、このときのこの曲を聴いて幸せな心地になったのを思い出し、グラズノフが大好きになった。

アンコールはラフマニノフのロマンス。

2026年1月26日月曜日

不明の人形劇写真(猿・赤鬼青鬼)

 これがわからない!





表紙に書いてあるのでいくと「三枚のお札」だが、赤鬼青鬼や猿が出てきたっけ?山姥と小僧じゃなかった?



猿が出てくる人形劇番組だと「さるじぞう」?

人形劇「白鯨」

 これ(父のアトリエで見つけた写真)はNHKで放映されたものなのかな?(1989年頃)

『白鯨』ってメルヴィルの長編小説だよね。何分の番組になったのだろう?

なお、鯨のパペットの写真はない。