2025年に観た映画がもうWOWOWで放映されていた。
イラン映画を観始めた時のほのぼのとした感じが全くなくなった、後味悪い幕切れで、ここまで来ちゃったのかと思ってしまう(監督は国外脱出したとのことだが、出演者ら他の関係者も心配だ)。
まあ、佳作ではある。あまり何度も観たいとは思わないが。
後味悪いというのは、やはり暴力(非常時の反撃だが)肯定しかねないつくりだから。
2025年に観た映画がもうWOWOWで放映されていた。
イラン映画を観始めた時のほのぼのとした感じが全くなくなった、後味悪い幕切れで、ここまで来ちゃったのかと思ってしまう(監督は国外脱出したとのことだが、出演者ら他の関係者も心配だ)。
まあ、佳作ではある。あまり何度も観たいとは思わないが。
後味悪いというのは、やはり暴力(非常時の反撃だが)肯定しかねないつくりだから。
先月WOWOWでアンジェイ・ワイダ特集があって、「戦いのあとの風景」「婚礼」「約束の土地」「大理石の男」4作品が放映され、録画。
特に「約束の土地」は好きで何度も観ているが、録画したものもまた何回も観なおした。ダニエル、まったく酷い奴だなあ。ポーランドではこういうタイプがモテるのだということにだんだん納得してきたので、彼が割とこの手の女たらし役を演じるのは見慣れてきたけれど、その中でも格段にクズ度が高いが、作品全体「まあ青春映画だからな」という感じでまとまっている。
ブルーレイディスクには、この「約束の土地」の他に、
*日曜美術館「地図から消えた国の芸術家たち~若きポーランド」(2025/6/11)
*ウルトラ重機30分版#17(ヴィエリチカ岩塩抗)
*BS-フジのMUSIC:S「欧州鉄道の旅・ポーランド1」
を収めた。
・・・のだが、最後の「欧州鉄道の旅」が期待していたのと全然違った。
映像はワルシャワからウッチまでの鉄道の主に窓から見える景色。「約束の土地」が工業都市として活性化するウッチの街と主人公ら3人の野心を重ねた、”ウッチの青春”なので、合わせたのだけれどつもりだったが、挿入される音楽が最初から最後までずっと稲垣潤一の曲だった。
耳覚えのある曲で、ベタなJ-POPという感じで、ええ?なんでこれがポーランドの鉄道風景のバックミュージックなの?と終始疑問。「クリスマスキャロルの頃には」とか全然季節感もないし。
すごい違和感が…。ショパンでも、グレツキでもペンデレツキでもいいし、クラシックに限らずポーランドのジャズでもいいけど、ここはポーランドの曲であって欲しかった。という勝手な感想。残念ながら、音楽のせいで、風景にも集中できず残らない。
たぶん、この番組は鉄道の風景に音楽を合わせるというのではなくて、稲垣潤一の曲に適当に鉄道の風景を持ってくるという番組だったのだろう。もし前者のであれば、「世界の車窓から」のように現地の音楽にしただろうから。
別に稲垣潤一が嫌いというわけではないが、ポーランドの鉄道風景には全然合わない、というだけのこと。
「 フリー・フォール~絶体絶命」
2026年4月6日録画。最近のロシア映画、SFの範疇かな。でもファンタスチカと呼べるほど幻想的ではない。なんか身も蓋もないラストだった。
同じディスクに録画したのは
*ザ・プロファイラー「ピョートル大帝」2022年2月3日録画
*日本のチカラ「鶴」ヒロシマから旧ソ連の反戦歌 2026年2月27日録画
西本智実さん出演するんだけど、ダゲスタンの言い伝えを元にした厭戦の詩が改変されていて腑抜けた内容になっていた。あれで伝わるのだろうか???「自分もやがて戦死して、鶴になって渡る」というイメージは残さないとな、と思うが。
*展覧会の絵(アニメ版)
土曜日に一つの案件が済んで、19日昼間の国会前も終わり(議員会館前のドラム隊のところに行った。鳴り物は持って行かなかったけど)、ちょっと気が楽になったので、ヒューマントラスト渋谷にチェコ映画傑作選を月火と観に行って気晴らしをした。
チェコ映画傑作選、ありがたいことにちゃんとプログラムが売っていた。そして、看板に偽りなく、4本とも傑作だった。原作、読まないとな。いずれもチェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグのモノクロの美しい映画だった。
さて、WOWOWではここへきてアンジェイ・ワイダ特集だ。
ワイダと言えば岩波ホール、が定番だった。
私が好きなのは喜劇の「仕返し」や青春映画「約束の土地」。
今回の特集は、「戦いのあとの風景」「婚礼」「約束の土地」「大理石の男」と、割と地味めの作品群。
「戦いのあとの風景」は、昔のユーロスペース(南口)で憧れのお姉さまに連れて行ってもらった、思い出の痙攣か。
アニドウさんからご案内いただいた、4/25(土)19時開演の「川本喜八郎と操演の名人たち」
1999年9月三越劇場でのパペットショウと、川本先生と操演者、スタッフの皆さんのメイキングドキュメント「操演の名人たち」
2021年冬に、やはり杉並公会堂だったが、そこでの上映会では、船塚洋子さんがその場で操演もされたが、今回もそういうのありだろうか?
「操演の名人たち」では、父が舞台監督をする様子が観られるが、稽古のときを含めて仕事ぶりが観られて貴重であり、大変ありがたい。父の存命中は、こうした様子を目にすることはなかったし、父自身あんまりこの手の話をしなかった。私も注意深く聞かなかった。(NHKの仕事が減って大変だというような話ばかりしていたように思う。)
川本喜八郎人形ギャラリーでの企画で、当時の関係者の方々とお会いすると、もうああいう人形劇はできないだろうというのだが、これだけの文化が継承されないというのは残念で仕方ない。(私自身が父の跡を継ごうとはしなかったのだから、言う資格はないのだけれど。)