2026年4月23日木曜日

録画メモ:最近のロシアSF映画「フリー・フォール~絶体絶命」

「 フリー・フォール~絶体絶命」

2026年4月6日録画。最近のロシア映画、SFの範疇かな。でもファンタスチカと呼べるほど幻想的ではない。なんか身も蓋もないラストだった。

同じディスクに録画したのは

*ザ・プロファイラー「ピョートル大帝」2022年2月3日録画

*日本のチカラ「鶴」ヒロシマから旧ソ連の反戦歌 2026年2月27日録画

西本智実さん出演するんだけど、ダゲスタンの言い伝えを元にした厭戦の詩が改変されていて腑抜けた内容になっていた。あれで伝わるのだろうか???「自分もやがて戦死して、鶴になって渡る」というイメージは残さないとな、と思うが。

*展覧会の絵(アニメ版)


録画メモ:シャトーブリアンからの手紙/笑う故郷

シャトーブリアンからの手紙 フランスのレジスタンス、ギイ・モケの話。フランス・ドイツ合作 2014年イメージフォーラムで観た。

笑う故郷(アルゼンチン)

2026年4月22日水曜日

録画メモ:WOWOWワイダ特集

 土曜日に一つの案件が済んで、19日昼間の国会前も終わり(議員会館前のドラム隊のところに行った。鳴り物は持って行かなかったけど)、ちょっと気が楽になったので、ヒューマントラスト渋谷にチェコ映画傑作選を月火と観に行って気晴らしをした。

チェコ映画傑作選、ありがたいことにちゃんとプログラムが売っていた。そして、看板に偽りなく、4本とも傑作だった。原作、読まないとな。いずれもチェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグのモノクロの美しい映画だった。

さて、WOWOWではここへきてアンジェイ・ワイダ特集だ。

ワイダと言えば岩波ホール、が定番だった。

私が好きなのは喜劇の「仕返し」や青春映画「約束の土地」。

今回の特集は、「戦いのあとの風景」「婚礼」「約束の土地」「大理石の男」と、割と地味めの作品群。

「戦いのあとの風景」は、昔のユーロスペース(南口)で憧れのお姉さまに連れて行ってもらった、思い出の痙攣か。


操演の名人たち

 アニドウさんからご案内いただいた、4/25(土)19時開演の「川本喜八郎と操演の名人たち」

1999年9月三越劇場でのパペットショウと、川本先生と操演者、スタッフの皆さんのメイキングドキュメント「操演の名人たち」

2021年冬に、やはり杉並公会堂だったが、そこでの上映会では、船塚洋子さんがその場で操演もされたが、今回もそういうのありだろうか?

「操演の名人たち」では、父が舞台監督をする様子が観られるが、稽古のときを含めて仕事ぶりが観られて貴重であり、大変ありがたい。父の存命中は、こうした様子を目にすることはなかったし、父自身あんまりこの手の話をしなかった。私も注意深く聞かなかった。(NHKの仕事が減って大変だというような話ばかりしていたように思う。)

川本喜八郎人形ギャラリーでの企画で、当時の関係者の方々とお会いすると、もうああいう人形劇はできないだろうというのだが、これだけの文化が継承されないというのは残念で仕方ない。(私自身が父の跡を継ごうとはしなかったのだから、言う資格はないのだけれど。)

三国志のメカ馬

パペットショウの人形2体

うちにあったVHS




2026年4月14日火曜日

東京国際映画祭で観た時のメモ発掘 オデッサ海岸通り:「ボーダレス」 

一般公開(2015年)の前年、2014年に第27回東京国際映画祭のワールド・プレミア部門で「ゼロ地帯の子どもたち」というタイトルで上映されたのを観て上映後に監督のトークを聴いた際のメモが見つかったので補充しておく。
映画祭のチラシに監督のサインをいただいていて、それによると鑑賞日は2014年10月29日。
*登場する3名はいずれもイラン人で、実は言葉は通じる。女の子はイラク国境に近いところの子なのでアラビア語も話せる。
*女の子が身を守るために男の子の格好をする…”よくあること”(「サイレンス」「少女の髪どめ」にも見られた。)
アリレザ君には実は女の子とは言っていなかった。
*孤児少年の生活ぶり…「駆ける少年」想起
*大国アメリカのずうずうしさ アメリカ兵の被害者意識・無神経さ(アメリカ映画なら描けない)…「ルナ・パパ」におけるロシア人を想起
*「イラク人を憎むイラン人は見たことがない」

この映画祭では他にニマ・ジャウィディ監督(イラン)「メルボルン」、エルチン・ムサオグル監督(アゼルバイジャン)「ナバット」、アレクサンドル・コット監督「草原の実験」、アンドレイ・コンチャロフスキー監督(ロシア)「白夜と配達人」、ジャフワーン・イドレス監督(イラク)「遺灰の顔」を見た。



オデッサ海岸通り: 二度見の作品その②「ボーダレス」 オデッサ海岸通り: これから観る映画: 何度でも観たい、これらの作品。 (「ナバット」も一般公開されてほしい。) 「草原の実験」 忘れえぬ映画、風景、音。 「ボーダレス ぼくの船の国境線」 昨年の東京国際映画祭で監督さんたちのアフタートーク。 この時は「ゼロ地帯...

2026年4月6日月曜日

イラン平和と友好の映画祭2014

 毎年(たぶん)8月にイラン大使館主催で催される、申込不要!無料のイランの映画祭、この年が初めてだったかどうかわからないが、現在は田町でやっているが、このあたりは赤坂区民ホールでやっていた。

広島での愛と平和の映画祭の直後に連続して、多少作品の入れ替えはあるが、ほぼ同様のプログラムである、そして広島の映画祭のポスターのデザインをされたのは肉球新党でお馴染みのショウジサダムさんであったことを後になって知ることになる。

これまはだ、肉球新党もショウジサダムさんのことも知る前の(というか肉球新党はまだ存在していない)2014年のプログラムを見ると

8月8日(金)

14:30~15:30 オープニングセレモニー

15:30~17:04 「塹壕143」

 ナルゲス・アービヤール監督2014年94分フィクション

17:30~19:02 「独りぼっち」←これは観た。

エッサン・アブデープール監督2014年92分フィクション

 南部の原発近くに住む家庭の少年と原発の技術指導に来ていたと思われるロシア人家庭の少年との友情と別れ。

19:30~21:00 「夜行バス」←観た模様。

キューマルス・プールアハマド監督2007年90分フィクション

 少年志願兵がイラク人捕虜の移送で四苦八苦。

8月9日(土)

17:45~19:00 「報われた沈黙」

マジヤール・ミーリー監督2006年75分フィクション

19:30~20:36 「季節の記憶」

モスタファ・ラザーグキャリーミ監督2014年ドキュメンタリー


9日の2本は観ていないんじゃないか。

いずれも戦争(イラン・イラク戦争)後未だ癒えぬ痛みを描く作品なのだが、どれも一般公開されていない。日本で公開されたイラン映画は素晴らしいものが山のようにあるけれども、戦争のことを扱ったものは意外と少ない。なぜだろう。イラン大使館主催の映画祭では、その後も何本かは戦争を扱ったものが何本かはあるが、戦闘映画というのだろうか勇ましく戦果を誇るとか英雄を称える好戦的なものはない。それと、「イラクの国民が憎いのではない、戦争を起こしたのはサダム・フセインやバース党の指導者たちだ」という視点が一貫している。(イラン国内ではそういう傾向の映画もあるのかもしれないが、日本で観ることのできるイラン映画では”戦争は悲惨”というトーンから外れない。今思えば、上映作品の選定には駐日大使だったアラグチ外相らの意向も反映しているのかもしれない。)

戦争をした相手の国の、末端の人に対して「決して敵ではない」という視点は、その後も続いていて、国境の川向うから辿り着く異民族(たぶんイラク人)の子ども、アメリカ人脱走兵と同じ船の中で空間を共有する孤児の話「ボーダレス~ぼくの船の国境線」 もやっぱりその路線だなと思ったものだった。(その後、一般公開においてはイランイラク戦争を直接扱った作品は観ていないかも。)

このときのメモによると、「夜行バス」の監督さんがアフタートークで「悪いとしたらバース党幹部」みたいなことをおっしゃっていた模様。

「独りぼっち」

南部の訛り。全員素人。ロシア人役はアルメニアでオーディション。睫毛が黒い。






録画メモ:「炎628」 N響第2004回定期演奏会「バビヤール」

 

最初に観た時のチラシ(表)


今や結構名の知れた戦争トラウマ映画「炎628」

割と上映されることも多くなって、私も何度も観ることになったのだが、最初に観たのはまだうら若き頃で、近所の男の子と一緒に、映画館ではなく水道橋辺りの労働組合系の会館のホールに(と思ったら、当時のチラシが出てきて確認したら労音会館アールエヌホールだった。水道橋という記憶は正しかった。)観に行って、案の定ショック状態になり、帰りは二人してずっと黙りこくっていた。デートで観るもんじゃない映画№1。

視覚や聴覚のみならず、観ていてスープが腐った匂いを感じてしまい、気持ち悪くなる、戦争が絶対嫌になる、すばらしい作品で、「ソビエト映画特集」なんかで上映があると、「しかたないなあ、今度も観るか」とリピートせざるを得なくて、もう10回以上観ていると思う。

去年の夏、WOWOWで放映されたので、遂に録画した。他人にも大いに勧めたい。

終活で80年代の書類の中から、上記のとおり最初に観た時のチラシなんかが出てきたのだが、当時(1988年)の新聞記事(もちろん赤旗)、チケット、シネマとうきゅうスクエアのプログラム(あの特徴的な大きさの)、アップリンクファクトリーがNHK近くのマンション5階にあったころの「ロシア映画に見るナチス・ドイツの狂気」特集で「野獣たちのバラード~ありふれたファシズム」との連続上映をしたときのチラシも一緒に発掘。

労音会館での上映は一回限りではなく、6/17~7/5と結構長期間、平日は2回、日曜は3回、そして「天に焼かれる=絵による証言」「君知ってる?首都炎上=アニメ東京大空襲」との併映で、且つその前に6/17~6/24は「チェルノブイリ・クライシス」、6/25~7/5は「チェルノブイリ・シンドローム」も併映。していたんですね。(チケット裏にある)

しんどい作品を一挙に4本も観ていたのか。このとき一緒に観たってことは忘れていた。でも、やはり「炎628」の印象度は段違い。


今般録画したのには、「バビヤール」も一緒に録画した。