2016年9月30日金曜日

録画メモ

・「僕の戦争」を探して 2013年スペイン
・審判 1962年フランス・イタリア・西ドイツ

ドキュメンタリー
・モディリアーニ
・消えた黄金列車 ポーランド

2016年9月27日火曜日

録画メモ

あの日の声を探して

感想はこちら。「カフカースの哀しみ」

希望を歌う少女たち~チェルノブイリ合唱団の30年
風のCafe 秋山豊寛
コズミックフロント~知られざる計算機

2016年9月25日日曜日

録画メモ

独裁者と小さな孫

東京フィルメックスで鑑賞(当時のタイトルは「プレジデント」)した時の感想は
祖国喪失物語

一般公開時の紹介は
◆КИНОФИЛЬМ「独裁者と小さな孫」

 

2016年9月19日月曜日

録画メモ

「ミッション:アルティメット」
ずっと前に録画していたのを昨夜やっと観た。
銃撃シーンが派手。笑える。
主人公、強いけど抜けてる。
ヴラジーミル・エピファンツェフは「フリント」にも出ている。
これ、録画したけどまだ観ていないシリーズ。
ユーリィ・ソローミンが出ている。

2016年9月18日日曜日

オデッサ・コスモス: ◆КИНОФИЛЬМグルジア映画いろいろ

オデッサ・コスモス: ◆КИНОФИЛЬМグルジア映画いろいろ: 9月17日から岩波ホールで公開の二つの グルジア 映画(「みかん~」はエストニア映画でもある)、心に滲みる作品。 ただ グルジア 映画の限界かと思うが、アブハジア紛争を取り上げながらアブハジア人を正面から描けてはいない。 グルジア 人と対峙するのがアブハジアを応援しに来たチェチ...

2016年9月13日火曜日

チリのドキュメンタリー

8月24日
アテネフランセでパトリシオ・グスマン「ピノチェト・ケース」。チリの元元首をスペイン司法当局が断罪に踏み切ったのは何故か、実際可能なのか、興味深い。スペインの独裁の歴史とも深く関わる。刑法体系が現在の形になって間もない98年、スペイン法曹の意気を感じる。チリの人々の明るい頑張りも。

8月25日
アテネフランのパトリシオ・グスマン監督特集第2夜「チリ、頑固な記憶」 昨夜観た「ピノチェト・ケース」の4年前の作品。ロンドンでピノチェト糾弾で盛り上がっていたチリの人達だったが、独裁が終わって23年ぶりに演奏される「ベンセレモス」に道端の人達は戸惑いながら拍手とVサイン

そして、昨日9月12日。
『チリの闘い』@ユーロスペース
 
                        
チリの闘い」3部まで一気に観た。クーデター、その後の苛烈な弾圧という史実がわかっているだけに、人々の笑顔が観ていて辛かったが、言いも知れぬ美しいラストシーン。さてもう一度観なければ。 

2016年9月11日日曜日

作家とサッカー19 葉祥明『サニーちゃん、シリアへ行く』


17ページ
「ヌーラちゃんが心配していたよ」

サニーちゃんはおどろきました。
なにもないがらんどうの部屋。
立ち上がったアリーくんには、右足がありませんでした。
「逃げてくる途中で地雷が爆発したんだ。
一緒にいた妹は、そのときに死んでしまったよ……」

「ぼくは助かったけれど、
もう大好きなサッカーはできない」

言わずもがな『地雷ではなく花をください』シリーズのシリア編。

昨年夏のアイラン君の死を忘れてはいけない。

作家とサッカー18 ウラジーミル・ソローキン『23000』その2

196ページ
このビールの味は変わらない。84年と同じだ。あの頃、ニキビ面の俺は、穏やかなロッテルダムから始めてミュンヘンへやって来た。アヤックス対バイエルン。2対1。巨人(タイタン)たちの戦い。あのとき、〈ホフブロイハウス〉で、俺は危うく鼻をへし折られそうになった。試合の後、阿呆な俺たちはビールを引っ掛けにあそこへのこのこ出かけていったんだ…。軍隊に入るまで、俺は熱狂的なサッカーファンだった。それが今じゃ、どこがどこに勝とうがどうでもよくなっている。今、ゲームをしているのは俺だ。俺が俺のペナルティーキックを行う。時々。そして今のところ、ゴールを決めている…。

三部作の最終巻で妙に現代的になって流行りの固有名詞が氾濫する。日本のコギャルの描写など苦笑する。
あれっていう終わり方。というか、途中から方針変えたみたい。
狂信的なカルトの行く末ということで、仲間内以外には何してもいい、手段としか見ないという態度に、全く共感できず(まあアンチテーゼだろうけど)。
やっぱりソローキンだなあ(今までの作品よりエログロは抑え気味だったけど)、バラバノフみたいだなあ、という感想で、それでもこれまでの路線とは「心」とか言い出した点で違ってきているので、今後ソローキンは晩年のバラバノフみたいになるのかもしれない。

作家とサッカー17 ウラジーミル・ソローキン『23000』その1

私が嫌いなロシア文学者ウラジーミル・ソローキンのそれでも何とか通読した氷三部作最終巻『23000』より

70ページ
 同じ色の布地を頭にかぶったり首に巻いたりした肉機械の群れが同じ言葉を大声で叫んでいた。この肉機械たちはこれからある特別の場所へ行くのだった。そこでは二十名ほどの肉機械が草原で弾む球を脚で転がしたり飛ばしたりする様を、数万の肉機械が緊張の面持ちで追う。この球の動き次第で肉機械たちは歓声を上げたり、泣いたり、殴り合ったりする。


三部作の最終巻で妙に現代的になって流行りの固有名詞が氾濫する。日本のコギャルの描写など苦笑する。
あれっていう終わり方。というか、途中から方針変えたみたい。
狂信的なカルトの行く末ということで、仲間内以外には何してもいい、手段としか見ないという態度に、全く共感できず(まあアンチテーゼだろうけど)。
やっぱりソローキンだなあ(今までの作品よりエログロは抑え気味だったけど)、バラバノフみたいだなあ、という感想で、それでもこれまでの路線とは「心」とか言い出した点で違ってきているので、今後ソローキンは晩年のバラバノフみたいになるのかもしれない。

2016年9月10日土曜日

オデッサ・コスモス: ◆КНИГА『23000: 氷三部作3 (氷三部作 3)』

オデッサ・コスモス: ◆КНИГА『23000: 氷三部作3 (氷三部作 3)』: 23000: 氷三部作3 (氷三部作 3) 著者 : ウラジーミル・ソローキン 河出書房新社 発売日 : 2016-07-27 ブクログでレビューを見る» 三部作の最終巻で妙に現代的になって流行りの固有名詞が氾濫する。日本のコギャ...

2016年9月7日水曜日

唐招提寺の萩

唐招提寺では蓮の花は終わっていて、奥に萩が咲いていますよ、と教えられる。



後程その萩を手にした僧侶が足早に去って行った。(お坊さんはほんとに足が速い!)

録画メモ

パレードへようこそ

去年観てとてもよかった作品。

2016年9月5日月曜日

奈良の夜景②若草山

バスのガイドさんに教わるまで、若草山の旧称が三笠山だったとは知らなかった。
天皇家の人が三笠山由来の宮家をつくったので「恐れ多い」とかで改称したのだと。
でも、この謂れは全く納得いかない。
宮家より山の方が古いのに、変える必要があるように思えない。
それに高松や秩父は変えていないぞ。

それで、若草山の夜景だが、これもガイドさんの言によれば、「90万ドルの夜景」だそうだ。
函館・神戸など100万ドルの夜景の地と違って、奈良は内陸で港はない。
が、180度近くにわたる視野の広さが特徴なのだとか。









 
こちらは、グーグルさんが自動的に作ってくれたパノラマ写真
↓ 

2016年9月4日日曜日

夜景・東大寺




奈良の夜景①平城宮跡

8/31は「夜景ツァー」最終日だったそうで、当日法隆寺からバスで戻ってきて、5時過ぎにバス案内所で申し込んだら、まだ席はあってよかった。

奈良公園・興福寺(車窓)→平城宮跡(車窓)→奈良公園・東大寺南大門と鏡池→若草山

というルート。

車窓からというのは、移動しながらなので上手く写真は撮れなかったですね。
興福寺はいいけど(前日夜行っていたので)、平城宮は残念。

遠くにライトアップされた朱雀門(復元)が見えたのですが
未だ夕焼けの空


発掘作業中の平城宮跡
 

こちらはバスを止めて撮影できた大極殿(復元)
大極殿(復元)


朱雀門(手前)と大極殿(奥)、なのですが 


国道からなので、バスは止まれません。
で、こんな感じにしか撮れませんでした。
 
今度訪れる時に、昼間資料館ともどもゆっくり見て回りたいものです。
法華寺とか海龍王寺と近くにあるようですし。
 

Много оленей

В парке Нара живет много оленей.

興福寺にいた主のような老鹿

小鹿を見ると思わずバンビと呼びかける


お母さんから乳離れがまだの小鹿

この鹿ではないのですが、ガイドマップを奪われ食べられそうになりました。
必死で奪い返しました。
山羊じゃないんだから、とはいえ、鹿も紙を食すことはあるそうで、ご注意を。


南大門の像の前でポーズをとる鹿さん
 
Но к сожаленью не было кошек!

2016年9月3日土曜日

鷺池

名にし負わば、で確かに鷺はいた。

朝の浮見堂が美しいというが、私が撮ったのではこれがベストショットか。



奈良の蓮

奈良旅行の2日目、最初は遠い方から
近鉄奈良駅→法隆寺→法起寺→薬師寺→唐招提寺→近鉄奈良駅
というコースをバスのフリーチケット(1-Day Pass Wide)を利用して回るつもりで、バスの時刻表を調べて(1時間に1本)予定を立てていた。

が、唐招提寺が蓮の名所と聞き(ほんとうは喜光寺がもっと本場?らしいが、今回はそこまでは行けそうになく断念)、ではそちらを早い時間帯にすべきだと思い直し、
ガイドブックのモデルコースどおりに
近鉄奈良駅→唐招提寺→薬師寺→法起寺→法隆寺→近鉄奈良駅
というプランに変えた。

唐招提寺。
中学・高校と修学旅行は京都・奈良で、一日は奈良でグループ行動だったはずだが、唐招提寺を訪れたかどうかは定かではない。
行ってみて、やはり記憶には残っていなかったから、初めてなのかもしれない。
日本史に疎いので、鑑真が中国からやって来た方だと改めて知った。
(授業では習ったのだろうが、日本から中国に行って戻った人々とごっちゃになっていた。)
建物もまあよかったが、まずは蓮だ。どんなだ?と思って行ってみると、



こんなでした。ま、お花は終わっていました。8月上旬までが見ごろだっていうので仕方ないです。
大賀ハスが出来そうな感じの花の後です。
でも、唐招提寺、奥の廟の手前の苔のお庭が涼し気で素敵でした。
お寺の方がおっしゃるには「お寺で一番よいところ」だそうです。
(庭が、ではなく、御廟が、という意味かもしれませんが。)


 
 
このあと、唐招提寺から薬師寺までは徒歩で移動。(暑い。)
薬師寺は後述するとして、薬師寺から法起寺は再び1時間に1本のバスなので、薬師寺駐車場の停留所に早めに着いて待っていました。
が、バスは遅れる遅れる!
暑い中30分位待つことに。
 
そしてバスで田園風景を行く中、突然見えた三重塔にときめく!

ここは完全に初めて。
うわ、いいところだわ。
静かで、落ち着く。
塔もなんというかとても品がいいっていうか。
このお寺の三重塔は日本最古のものだそうで。


そして、思いがけなく、ここの池にも蓮が群生していて、しかもお花が咲いていた!
この赤い蓮は三重塔の前の池に

黄色の蓮と

白い蓮は建物の裏の池に

池に映る三重塔
 
 
唐招提寺の実りを迎えつつある蓮もよかったが、三色の蓮の花が見られた法起寺。
来てよかった。
 
そして、再びバス停へ。
法隆寺へ向かうのですが、ここでも炎天下30分待ちという修業があったのでした。


 


2016年9月1日木曜日

奈良

29日夜、夜行バスで奈良へ。
30日 奈良公園
31日 唐招提寺・薬師寺・法起寺・法隆寺 
夜 夜景ツァー 平城京跡・東大寺(南大門←ここまで)・