2016年9月13日火曜日

チリのドキュメンタリー

8月24日
アテネフランセでパトリシオ・グスマン「ピノチェト・ケース」。チリの元元首をスペイン司法当局が断罪に踏み切ったのは何故か、実際可能なのか、興味深い。スペインの独裁の歴史とも深く関わる。刑法体系が現在の形になって間もない98年、スペイン法曹の意気を感じる。チリの人々の明るい頑張りも。

8月25日
アテネフランのパトリシオ・グスマン監督特集第2夜「チリ、頑固な記憶」 昨夜観た「ピノチェト・ケース」の4年前の作品。ロンドンでピノチェト糾弾で盛り上がっていたチリの人達だったが、独裁が終わって23年ぶりに演奏される「ベンセレモス」に道端の人達は戸惑いながら拍手とVサイン

そして、昨日9月12日。
『チリの闘い』@ユーロスペース
 
                        
チリの闘い」3部まで一気に観た。クーデター、その後の苛烈な弾圧という史実がわかっているだけに、人々の笑顔が観ていて辛かったが、言いも知れぬ美しいラストシーン。さてもう一度観なければ。 

0 件のコメント:

コメントを投稿