2021年1月24日日曜日

録画メモ:「ロボ A-112」及びNHKシルクロード第2部

 「ロボ A-112」はちょっと出来損ないの救助用ロボットといじめられっ子の少年の交流を描くロシア映画で、まあ面白くはあるけれど「E.T.」とかに似ていて新鮮味はない。第一全然ロシアっぽい要素がなくて他の国でもいいような感じ。お父さん、自分が作ったロボットと自分の息子が行方不明なのに切迫感が微塵もない…。愛情もなく見えるぞ(そんなことはないだろうが)。

私は「UFO少年アブドラジャン」みたいなほっこりSF映画が好きですねえ。

「キル・オア・ダイ 究極のデスゲーム」とともにダビングした。

「アトラクション 制圧」

「アトラクション 侵略」

「ラン・スルー・ザ・ナイト」

2021年1月9日土曜日

録画メモ:「RBG 最強の85才」「ビリーブ 未来への大逆転」オデッサ海岸通り: RBG永眠


「RBG 最強の85歳」は映画枠ではなくてNHKのドキュメンタリー枠で放映していた。
それ以前にWOWOWで放映された「ビリーブ 未来への大逆転」を録画出来ていた。

「RBG 最強の85歳」
80歳越えてからのブレイク?にご本人ははっちゃけた様子を見せているが、さすがにこれは演技だと思える。
本来は地味で真面目な法曹だったのだろう。そこを時代の要請に、合衆国というお国柄の潮流に併せて、ああいう対応をしていたのだと思う。
男女平等を進めるためにも女性も男性と同等に保護規定をすることなく長時間労働もさせろ、というような主張には、無論賛成できないが、フェミニストの偉大なる大先輩であった。

「ビリーブ 未来への大逆転」
「エルドラド」※
「暁のガンマン」※
※この2本はスカパー?の無料放映を録画したらしい。


オデッサ海岸通り: RBG永眠: ギンズバーグというと、今でも小説家のナタリヤ・ギンズブルグの方を想起してしまうが、今日は”RBG”でお馴染み、アメリカ最高裁判事ルース・ベイダー・ギンズバーグの訃報に接した。 85歳。 彼女については昨年「RBG 最強の85歳」というドキュメンタリー映画と「ビリーブ 未来への大逆...

2021年1月3日日曜日

猫のユーユー

 

ユーユーシェンカ、ユーシェンカ、だいだい好きなユーユーちゃん、知ってる、私も知ってるよ。
猫が電話が大好きで、電話の向こうに人とお話したがること。うちのヴィーカちゃんも電話が鳴ると「私もお話する!」と言って傍に寄って来てお話するのよ。
小さな娘ニーカに向かってかつての飼い猫の事を語って聞かせる趣向。

二つ目の短編『僕はサプサン』
サプサンがハヤブサの事なのはモスクワ・ペテルブルク間高速列車の名前で知っていたけれど元はキルギス語なのか。雪豹バルスがカザフ語なのとセットで覚えておこう。ロシアにもハヤブサはいるんだろうけど純粋なロシア語ではなかったのか。
和露をみるとсокол обыкновенный:сапсан
サプサンにはちょっとエキゾチックな語感があるのだろう。クプリーンの短編の『サプサン』はやんごとなき猟犬の名前としてやはりふさわしい気がします。
”人間はいつだって弱い者いじめをする。人間の中で一番善良なご主人でさえ…自分より小さくて気の弱い人をいじめたりするので、僕は恥ずかしくて可哀そうになる。僕はそとご主人の手を鼻でつつくのだけど、わかってくれなくて払いのけられてしまうんだ。”

『ピアノ弾きの少年』のモデルの実科中学生⇒才能ある作曲家ってどなた?
ショスタコーヴィチかなと思ったら舞台となったのが1885年だと言うから計算が合わない

シニカルなものもあるが、実話を基にこの世の奇蹟の掌編が多くてクリスマスのプレゼントとしてお誂え向きの本である!と改めて思った。今年のクリスマスには誰かにプレゼントしよう。

クリスマスと直接関係があるものは
『ピアノ弾きの少年』
『奇跡の医師』
『哀れな王子さま』
『生きるって』

『ロシアのクリスマス物語』に収録されているのは『車両長』という短編だけれど、上の作品のどれかの方がふさわしいような気もする。ピアニストのルビンシュテインの名がここにも出てきていたのか。