2019年8月25日日曜日

礼拝当番の後で観たロシアアニメーション

ロシアアニメーション 傑作選2
Aロマン・カチャーノフ特集
1,恋に落ちた雲Влюблённое облако
クラシカルで素敵な作品。しかし悪役の領主はなぜそんな悪いことばかり考えているのだろうか。
2,迷子のブヌーチカ  Потерялась внучка
邦題が酷い。ブヌーチカが固有名詞のような印象を与えるではないか。孫娘という普通名詞であるのに。
チェスに夢中(下手の横好きらしい)のおじいちゃんからちょこっと叱られた孫の女の子が街に出ると、偶々居合わせた○○とそれを追う警察官の方々なのだが、そこから大騒動に。
3,ライバル  Соперники
冒頭と最後の実写部分にパペットを動かしていくカチャーノフ監督自身が!
写真で観てきたよりもずっとハンサムくんなのだ。
虫取り網を手にした男の子が走っている、夏休みのわんぱく物語と思いきや、その子は案外怠け者。もう一人の若者の方に元ボクサーだったという来歴が生きているように思えた。
4,ピオネールになりたい  Чебурашка



ロシアアニメーション 傑作選2
B
1,いたずら仔猫Непослушный котёнок
部屋の中のあらゆるものを落っことしめちゃめちゃにしてくれる、うちの子そっくりで、可愛くてしょうがないね。(人間の方が可愛くない。残念。)
その後森に行って、仔ウサギ、仔リス、仔ハリネズミを悪さに誘って夜まで遊びまくる実に行動的な猫ちゃん。目の上のひげが強調されていてなかなかの面構えだ。ウサギとリスはもふもふでチョコレートの包み紙のよう。

2,トプティシカТоптыжка Федор Хитрук
日本初上映とあるが、バウスシアターで観たことがある。そのときはトプトゥシカ表記だったかも。
ウサギちゃん橇やシーソーで行動的。ハッピーエンド♡

3,大人になる方法Как стать большим
猫が片づけをするわけにゃいじゃないですか!

4,くいしんぼのクージャ Жадный Кузя Уфимцев, Иван Васильевич
実写の猫クージャを演じるのは縞々猫のワーシカさん。これもリスがかわいいいいいいいい。

5,小舟のチージック Катерок
これも日本初上映ではなく、2006年にシネマヴェーラ(ユーロだと思っていたが記憶違いだった)で上映された。「こぶねのチージック」表記だった。
同じプログラムに入っていた「ペンギン・スーのたからもの」のタイトルが酷いとロシぴろで話題になっていた記憶あり。

6,わにのゲーナ Крокодил Гена

2019年8月20日火曜日

録画メモ 父と暮せば/木の上の軍隊

衛星劇場の無料放送
こまつ座特集
「父と暮せば」
※この舞台を観た時のことはこちら
「木の上の軍隊」

「ひろしま」


録画メモ ひろしま

長田新先生、恥ずかしながら私はお名前を意識しないまま『原爆の子』を読んでいた。
日本教育学会の初代会長だったというのは児島宏子さんから教えていただいた。
ご遺族であるMさんから、長田先生と祖父とは日本子どもを守る会で面識があっただろうと指摘されて、改めてご縁を感じた。
Mさんから映画「ひろしま」の存在と、ようやく上映されるようになったいきさつなども伺い、オーディトリウム渋谷(現ユーロライブ)での公開に際して観に行ったのは、調べてみたら2011年の夏だった。
あの頃は弟も前猫も叔父も存命だった。

この夏、ETVで放映されると知って、あの時にMさんが「新藤兼人の「原爆の子」は乙羽信子のための作品になってしまったけれど、「ひろしま」はオールスター出演だけれどそんな風にはならなかった、惜しむらくはあまり広島弁じゃないことだけど」と紹介し、強く薦めていただいたのを思い出す。

8年ぶりに再見し(無事録画できた)、こんなに強いメッセージを持っていたのだなと改めて思う。
何度でも繰り返し観るべき作品だ。