2026年5月26日火曜日

ナチス映画人気の秘密『終章ナチ・ハンター』

 

内容が内容だけになかなか大変かなと思いきや意外とすらすら読み進めることができた。ホロコーストに関わった人たちをどこまで断罪するのか。共同正犯か幇助犯か、時効と恩赦との攻防。司法官僚が仕組んだ時効の壁に別の切り口で挑んだ「工場理論」。しかしそれでも遅すぎた。結局”大者を逃して小者を罰する”になってしまった昨今(年代的に生存しているのは下っ端の者たちなので)。それでも”大者を逃したからと言って小者も逃していい訳ではない”とタイピストまで罪に問う。これまで観てきた「ナチス映画」の数々の復習でもあった。(これら人気の秘密にも迫る。)
ドイツの過去の克服は、いろいろあるにしても、やっぱり日本よりはかなりましである、という結論は変わらないのだが、上記のコメントにも書いたように、高齢でホロコーストに直接関わったとも言い難い元職員まで訴追し有罪にするのかという問題に加えて、首相を平手打ち…まではぎりぎり許されるにしても、誘拐してまで移送しようという某ナチ・ハンターには首を傾げる(おまけに過剰にイスラエル擁護)。ドイツ人の贖罪意識がシオニストにしか適用されていないのが痛い。 この本は刑事訴追に至るための追及の話で補償や謝罪はまた別問題ということで、リヒャルト・ヴァイツゼッカー元大統領の「荒野の40年」演説も出てこなかった。

2026年5月23日土曜日

『不屈のひと 物語「女工哀史」』を読了

 前半の関東大震災~亀戸事件の虐殺部分が読んでいくのが辛かったが、その後も彼女は底辺で抗い続ける生涯だった。

前半、関東大震災と続く朝鮮人虐殺・亀戸事件に至る部分を読み進めるのが辛かった。川合義虎、平沢計七らの名前が登場するや最期を知るから辛い。鈴木文治のような教養と知識を持つ人さえ”不逞鮮人”の噂に惑わされていたとの記述に暗然とする。 彼女は、エンゲルスのつれあいメアリー・バーンズのような存在。ただ、この「不屈のひと」は『女工哀史』著者の細井和喜蔵の没後なおドラマチックな不屈の闘いを続ける。内縁だったからと『女工哀史』の印税の受取りを打ち切られ、自力で人生を切り開く。労働運動、社会保障運動に生涯邁進する。
祖父の遺稿集の編者のひとりである渋谷定輔も登場する。細井和喜蔵亡き後の交流は不明だが、彼はとしをが『女工哀史』共作者であると認めていたのではないか。 『女工哀史』印税の受取り先が細井和喜蔵遺志会から国民救援会に移り、解放運動無名戦士の墓を建立したりなどして解放運動に役立てた…ことを彼女は和喜蔵没後30年記念行事の知らせがあるまで知らなかったという。不条理。救援会・いしずえ会で例年追悼行事に参加してきた身として複雑。 小林エリカ『彼女たちの戦争 嵐の中のささやきよ!』にもあったなと思い出す。再読しよう。

『女工哀史』編集関係者が内縁の妻に不義理をしていたという事実が、救援会・いしずえ会に関わり、毎年青山の解放運動無名戦士の墓の墓前での追悼行事に参加してきた我が身に何とも言えぬ感情のしこりを残す。
”内縁”だったからという以外にも何かあったのは?
(いしずえ会で祖母と一緒に仲良くしていた中にはやはり内縁関係だったという女性もいて、そのことを陰口っぽく指摘する人もいたように祖母から聞いて、こういう「解放運動」をしている人の中でもなんか家父長制から抜けられない人がいるもんだなと聞いていて思ったものだった。)
彼女が、新しいつれあいを得たこと、それまでの生活からすると似つかわしくなような消費行動でもしたことなどが、彼らが望むような「未亡人」像と違っていたからなのだろうか?家父長制をぶっとばせ!である・・・



2026年5月22日金曜日

録画メモ:聖なるイチジクの種

 2025年に観た映画がもうWOWOWで放映されていた。

イラン映画を観始めた時のほのぼのとした感じが全くなくなった、後味悪い幕切れで、ここまで来ちゃったのかと思ってしまう(監督は国外脱出したとのことだが、出演者ら他の関係者も心配だ)。

まあ、佳作ではある。あまり何度も観たいとは思わないが。

後味悪いというのは、やはり暴力(非常時の反撃だが)肯定しかねないつくりだから。

録画メモ:「始皇帝暗殺」「VHSテープを巻き戻せ」「羊飼いと風船」

 「始皇帝暗殺」

「VHSテープを巻き戻せ」

「羊飼いと風船」

これら1枚のディスクに入れてあるが、未見。

ワイルドライフ・チベット高原


2026年5月4日月曜日

ポーランド音楽よ、永遠なれ

 先月WOWOWでアンジェイ・ワイダ特集があって、「戦いのあとの風景」「婚礼」「約束の土地」「大理石の男」4作品が放映され、録画。

特に「約束の土地」は好きで何度も観ているが、録画したものもまた何回も観なおした。ダニエル、まったく酷い奴だなあ。ポーランドではこういうタイプがモテるのだということにだんだん納得してきたので、彼が割とこの手の女たらし役を演じるのは見慣れてきたけれど、その中でも格段にクズ度が高いが、作品全体「まあ青春映画だからな」という感じでまとまっている。

ブルーレイディスクには、この「約束の土地」の他に、

*日曜美術館「地図から消えた国の芸術家たち~若きポーランド」(2025/6/11)

*ウルトラ重機30分版#17(ヴィエリチカ岩塩抗)

*BS-フジのMUSIC:S「欧州鉄道の旅・ポーランド1」

を収めた。

・・・のだが、最後の「欧州鉄道の旅」が期待していたのと全然違った。

映像はワルシャワからウッチまでの鉄道の主に窓から見える景色。「約束の土地」が工業都市として活性化するウッチの街と主人公ら3人の野心を重ねた、”ウッチの青春”なので、合わせたのだけれどつもりだったが、挿入される音楽が最初から最後までずっと稲垣潤一の曲だった。

耳覚えのある曲で、ベタなJ-POPという感じで、ええ?なんでこれがポーランドの鉄道風景のバックミュージックなの?と終始疑問。「クリスマスキャロルの頃には」とか全然季節感もないし。

すごい違和感が…。ショパンでも、グレツキでもペンデレツキでもいいし、クラシックに限らずポーランドのジャズでもいいけど、ここはポーランドの曲であって欲しかった。という勝手な感想。残念ながら、音楽のせいで、風景にも集中できず残らない。

たぶん、この番組は鉄道の風景に音楽を合わせるというのではなくて、稲垣潤一の曲に適当に鉄道の風景を持ってくるという番組だったのだろう。もし前者のであれば、「世界の車窓から」のように現地の音楽にしただろうから。

別に稲垣潤一が嫌いというわけではないが、ポーランドの鉄道風景には全然合わない、というだけのこと。




2026年4月23日木曜日

録画メモ:最近のロシアSF映画「フリー・フォール~絶体絶命」

「 フリー・フォール~絶体絶命」

2026年4月6日録画。最近のロシア映画、SFの範疇かな。でもファンタスチカと呼べるほど幻想的ではない。なんか身も蓋もないラストだった。

同じディスクに録画したのは

*ザ・プロファイラー「ピョートル大帝」2022年2月3日録画

*日本のチカラ「鶴」ヒロシマから旧ソ連の反戦歌 2026年2月27日録画

西本智実さん出演するんだけど、ダゲスタンの言い伝えを元にした厭戦の詩が改変されていて腑抜けた内容になっていた。あれで伝わるのだろうか???「自分もやがて戦死して、鶴になって渡る」というイメージは残さないとな、と思うが。

*展覧会の絵(アニメ版)


録画メモ:シャトーブリアンからの手紙/笑う故郷

シャトーブリアンからの手紙 フランスのレジスタンス、ギイ・モケの話。フランス・ドイツ合作 2014年イメージフォーラムで観た。

笑う故郷(アルゼンチン)

2026年4月22日水曜日

録画メモ:WOWOWワイダ特集

 土曜日に一つの案件が済んで、19日昼間の国会前も終わり(議員会館前のドラム隊のところに行った。鳴り物は持って行かなかったけど)、ちょっと気が楽になったので、ヒューマントラスト渋谷にチェコ映画傑作選を月火と観に行って気晴らしをした。

チェコ映画傑作選、ありがたいことにちゃんとプログラムが売っていた。そして、看板に偽りなく、4本とも傑作だった。原作、読まないとな。いずれもチェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグのモノクロの美しい映画だった。

さて、WOWOWではここへきてアンジェイ・ワイダ特集だ。

ワイダと言えば岩波ホール、が定番だった。

私が好きなのは喜劇の「仕返し」や青春映画「約束の土地」。

今回の特集は、「戦いのあとの風景」「婚礼」「約束の土地」「大理石の男」と、割と地味めの作品群。

「戦いのあとの風景」は、昔のユーロスペース(南口)で憧れのお姉さまに連れて行ってもらった、思い出の痙攣か。


操演の名人たち

 アニドウさんからご案内いただいた、4/25(土)19時開演の「川本喜八郎と操演の名人たち」

1999年9月三越劇場でのパペットショウと、川本先生と操演者、スタッフの皆さんのメイキングドキュメント「操演の名人たち」

2021年冬に、やはり杉並公会堂だったが、そこでの上映会では、船塚洋子さんがその場で操演もされたが、今回もそういうのありだろうか?

「操演の名人たち」では、父が舞台監督をする様子が観られるが、稽古のときを含めて仕事ぶりが観られて貴重であり、大変ありがたい。父の存命中は、こうした様子を目にすることはなかったし、父自身あんまりこの手の話をしなかった。私も注意深く聞かなかった。(NHKの仕事が減って大変だというような話ばかりしていたように思う。)

川本喜八郎人形ギャラリーでの企画で、当時の関係者の方々とお会いすると、もうああいう人形劇はできないだろうというのだが、これだけの文化が継承されないというのは残念で仕方ない。(私自身が父の跡を継ごうとはしなかったのだから、言う資格はないのだけれど。)

三国志のメカ馬

パペットショウの人形2体

うちにあったVHS




2026年4月14日火曜日

東京国際映画祭で観た時のメモ発掘 オデッサ海岸通り:「ボーダレス」 

一般公開(2015年)の前年、2014年に第27回東京国際映画祭のワールド・プレミア部門で「ゼロ地帯の子どもたち」というタイトルで上映されたのを観て上映後に監督のトークを聴いた際のメモが見つかったので補充しておく。
映画祭のチラシに監督のサインをいただいていて、それによると鑑賞日は2014年10月29日。
*登場する3名はいずれもイラン人で、実は言葉は通じる。女の子はイラク国境に近いところの子なのでアラビア語も話せる。
*女の子が身を守るために男の子の格好をする…”よくあること”(「サイレンス」「少女の髪どめ」にも見られた。)
アリレザ君には実は女の子とは言っていなかった。
*孤児少年の生活ぶり…「駆ける少年」想起
*大国アメリカのずうずうしさ アメリカ兵の被害者意識・無神経さ(アメリカ映画なら描けない)…「ルナ・パパ」におけるロシア人を想起
*「イラク人を憎むイラン人は見たことがない」

この映画祭では他にニマ・ジャウィディ監督(イラン)「メルボルン」、エルチン・ムサオグル監督(アゼルバイジャン)「ナバット」、アレクサンドル・コット監督「草原の実験」、アンドレイ・コンチャロフスキー監督(ロシア)「白夜と配達人」、ジャフワーン・イドレス監督(イラク)「遺灰の顔」を見た。



オデッサ海岸通り: 二度見の作品その②「ボーダレス」 オデッサ海岸通り: これから観る映画: 何度でも観たい、これらの作品。 (「ナバット」も一般公開されてほしい。) 「草原の実験」 忘れえぬ映画、風景、音。 「ボーダレス ぼくの船の国境線」 昨年の東京国際映画祭で監督さんたちのアフタートーク。 この時は「ゼロ地帯...

2026年4月6日月曜日

イラン平和と友好の映画祭2014

 毎年(たぶん)8月にイラン大使館主催で催される、申込不要!無料のイランの映画祭、この年が初めてだったかどうかわからないが、現在は田町でやっているが、このあたりは赤坂区民ホールでやっていた。

広島での愛と平和の映画祭の直後に連続して、多少作品の入れ替えはあるが、ほぼ同様のプログラムである、そして広島の映画祭のポスターのデザインをされたのは肉球新党でお馴染みのショウジサダムさんであったことを後になって知ることになる。

これまはだ、肉球新党もショウジサダムさんのことも知る前の(というか肉球新党はまだ存在していない)2014年のプログラムを見ると

8月8日(金)

14:30~15:30 オープニングセレモニー

15:30~17:04 「塹壕143」

 ナルゲス・アービヤール監督2014年94分フィクション

17:30~19:02 「独りぼっち」←これは観た。

エッサン・アブデープール監督2014年92分フィクション

 南部の原発近くに住む家庭の少年と原発の技術指導に来ていたと思われるロシア人家庭の少年との友情と別れ。

19:30~21:00 「夜行バス」←観た模様。

キューマルス・プールアハマド監督2007年90分フィクション

 少年志願兵がイラク人捕虜の移送で四苦八苦。

8月9日(土)

17:45~19:00 「報われた沈黙」

マジヤール・ミーリー監督2006年75分フィクション

19:30~20:36 「季節の記憶」

モスタファ・ラザーグキャリーミ監督2014年ドキュメンタリー


9日の2本は観ていないんじゃないか。

いずれも戦争(イラン・イラク戦争)後未だ癒えぬ痛みを描く作品なのだが、どれも一般公開されていない。日本で公開されたイラン映画は素晴らしいものが山のようにあるけれども、戦争のことを扱ったものは意外と少ない。なぜだろう。イラン大使館主催の映画祭では、その後も何本かは戦争を扱ったものが何本かはあるが、戦闘映画というのだろうか勇ましく戦果を誇るとか英雄を称える好戦的なものはない。それと、「イラクの国民が憎いのではない、戦争を起こしたのはサダム・フセインやバース党の指導者たちだ」という視点が一貫している。(イラン国内ではそういう傾向の映画もあるのかもしれないが、日本で観ることのできるイラン映画では”戦争は悲惨”というトーンから外れない。今思えば、上映作品の選定には駐日大使だったアラグチ外相らの意向も反映しているのかもしれない。)

戦争をした相手の国の、末端の人に対して「決して敵ではない」という視点は、その後も続いていて、国境の川向うから辿り着く異民族(たぶんイラク人)の子ども、アメリカ人脱走兵と同じ船の中で空間を共有する孤児の話「ボーダレス~ぼくの船の国境線」 もやっぱりその路線だなと思ったものだった。(その後、一般公開においてはイランイラク戦争を直接扱った作品は観ていないかも。)

このときのメモによると、「夜行バス」の監督さんがアフタートークで「悪いとしたらバース党幹部」みたいなことをおっしゃっていた模様。

「独りぼっち」

南部の訛り。全員素人。ロシア人役はアルメニアでオーディション。睫毛が黒い。






録画メモ:「炎628」 N響第2004回定期演奏会「バビヤール」

 

最初に観た時のチラシ(表)


今や結構名の知れた戦争トラウマ映画「炎628」

割と上映されることも多くなって、私も何度も観ることになったのだが、最初に観たのはまだうら若き頃で、近所の男の子と一緒に、映画館ではなく水道橋辺りの労働組合系の会館のホールに(と思ったら、当時のチラシが出てきて確認したら労音会館アールエヌホールだった。水道橋という記憶は正しかった。)観に行って、案の定ショック状態になり、帰りは二人してずっと黙りこくっていた。デートで観るもんじゃない映画№1。

視覚や聴覚のみならず、観ていてスープが腐った匂いを感じてしまい、気持ち悪くなる、戦争が絶対嫌になる、すばらしい作品で、「ソビエト映画特集」なんかで上映があると、「しかたないなあ、今度も観るか」とリピートせざるを得なくて、もう10回以上観ていると思う。

去年の夏、WOWOWで放映されたので、遂に録画した。他人にも大いに勧めたい。

終活で80年代の書類の中から、上記のとおり最初に観た時のチラシなんかが出てきたのだが、当時(1988年)の新聞記事(もちろん赤旗)、チケット、シネマとうきゅうスクエアのプログラム(あの特徴的な大きさの)、アップリンクファクトリーがNHK近くのマンション5階にあったころの「ロシア映画に見るナチス・ドイツの狂気」特集で「野獣たちのバラード~ありふれたファシズム」との連続上映をしたときのチラシも一緒に発掘。

労音会館での上映は一回限りではなく、6/17~7/5と結構長期間、平日は2回、日曜は3回、そして「天に焼かれる=絵による証言」「君知ってる?首都炎上=アニメ東京大空襲」との併映で、且つその前に6/17~6/24は「チェルノブイリ・クライシス」、6/25~7/5は「チェルノブイリ・シンドローム」も併映。していたんですね。(チケット裏にある)

しんどい作品を一挙に4本も観ていたのか。このとき一緒に観たってことは忘れていた。でも、やはり「炎628」の印象度は段違い。


今般録画したのには、「バビヤール」も一緒に録画した。


2026年3月31日火曜日

録画メモ:魂のまなざし 教皇選挙

 「魂のまなざし」は映画館で観た(ル・シネマだったらしい)。

ということは、プログラムも買ったと思うのだがみつからない。チラシは捨てちゃったのかな?

「TOBE」や「リンドグレーン」に通じる女性芸術家の生涯を辿る映画。

「教皇選挙」は録画していたのを視聴。結果(選挙結果)は予想の範囲内だったが、”それ”も詰め込むのか~という感じ。

2026年3月23日月曜日

「白痴」の舞台

 ドストエフスキー原作の『白痴』、映画で言えばソ連のもの、黒澤明のもの、ワイダ監督(玉三郎が二役)などなどあるが、舞台作品で言えば、東中野のKAZEで観た、ナスターシャの結婚式場面で外に出て、馬車で一回りしてくる、その際真夏に毛皮のコートでかなり暑そうだったとか、そこからまた座席に戻るときに結婚披露宴場面になっていて観客にもお酒が振舞われ、ヴォトカをいただいた、という、ラドゥ・スタンカ劇場の「白痴」が如何にも印象深くて。(これは2002年9月1日)

しかし、どうやら2014年4月11日にシアターχで東京ノーヴイ・レパートリーシアターの「白痴」も観ていたらしい。チケットが残っていたから「らしい」じゃなくて観たんだ。

脚色がトフストノーゴフ、舞台美術がアクショーノフ、監修が加賀乙彦、声の出演が永井一郎、とあるのだが、舞台自体の記憶が全然残っていない。


2026年3月9日月曜日

録画メモ:ラヴェンダーの咲く庭で 

 「ラヴェンダーの咲く庭で」Ladies in Lavender 2005年公開

(当時は)若手有望株筆頭ダニエル・ブリュールが、ジュディ・ダンチとマギー・スミスと共演(競演とはさすがにまだ早い)。

漂着した見知らぬ男と言葉が通じない・・・という状況は「輝きの海」(何とコンラッドが原作だと今知った。原作は未読)にも通じるが、こっちは助ける側が大人なのでパニックにはならないし、まあこうなるわな、という納得のラストである。


「看護師誕生~ナイチンゲールからのメッセージ」NHKで放映されたドキュメンタリー(2022.7.22)

2026年3月7日土曜日

「パレスチナのピアニスト」

 あんなことになってから、より心配が募る。

パレスチナ人の父、ロシア人の母。

せめてロシアにでも留学できないものかと思ったが、ロシアに行っても戦争の影響から逃れられそうにないし。

2022年7月9日イメージフォーラムで。

観た時のtweet

(録画はない(たぶん放映されていない)のでタイトルは録画メモではない。)

録画メモ:トリとロキタ ロストフの14秒

ダルデンヌ兄弟作品だけど、ジェレミー・レニエが出ていないので(以下省略)

ラストもちょっと何と言ってよいやら途方に暮れる作品だな。

59分残っていると表示されたいたので、「ロストフの14秒~日本VSベルギー 知られざる物語」を入れる。ベルギー代表、結果論で嫌らしく勝者顔。

ベルギー、ダルデンヌ兄弟やジャコ・ヴァン・ドルマルや「ポーリーヌ」なんかのベルギー映画は大好きだけど、ベルギー代表のサッカーははっきり言って好きじゃない。好きじゃないけど、「ロストフの14秒」は繰り返し観る。サッカー、おもしろいなって。


録画メモ:天国にちがいない モロッコ、彼女たちの朝

 ①天国にちがいない エリア・スレイマン

2020年の東京フィルメックスのクロージング作品。有楽町朝日ホールで観た。

その後、2021年1月29日~新宿武蔵野館他で公開。プログラムあり。

②モロッコ、彼女たちの朝

2021.8~シャンテ

モロッコ初の日本公開作品らしい。

うむ、なんかちょうど写真美術館でやっているではないか。

『夜明けの祈り』『モロッコ、彼女たちの朝』『未来を花束にして』の3本って、国際女性デーにあわせてなのかしらん。

マリヤム・トゥザニ監督は後に「青いカフタンの仕立て屋」を作っている人か。

2026年3月4日水曜日

録画メモ:アイム・スティル・ヒア モーターサイクル・ダイアリー

 どちらもWOWOWで3/1に放映されたラテン・アメリカもの。

*去年9月3日に新宿武蔵野館観た「アイム・スティル・ヒア」(ブラジル軍事独裁政権下での実話を元にしたもの。)






新聞の映画評:毎日と赤旗日曜版

*ずっと前に恵比寿ガーデンプレイスシネマで観た「モーターサイクル・ダイアリー」

観終わった時に、教会のお友達が一緒だったことに気が付く。彼女によると、隣席の客が途中で「きゃあ死んじゃう!」と繰り返していたそうで、「あほな!ここで死んだらゲバラにならないじゃん」と思いながら観ていたとのことだった。そりゃそうだが。


2026年2月19日木曜日

本棚:身近な地域で学ぶ戦争と平和



 

地域の戦争関連スポットの掘り起こしとか、戦争体験を聞いて継承とか、今やらないと(いや、遅すぎるくらいだが)とわかってはいるけれど、正直言うと、自分の身内の体験を記録にするのでもう手一杯!そこまで手が回らないよ~誰かやってくださいよ~と言いたくなる。

のだけれど、地道にそういうことをずっと行っていらした方がそれを形にされた貴重なご本。

公立校中学教師だった編著者が長年にわたって戦跡を訪ね資料を集め聞き取りを重ねて自費出版した地域からの学びの結晶。 戦跡の掘り起こしもさることながら、練馬の地から出征した還らぬ見習士官の遺した詩『剔抉(てきけつ)』、当初筆者らも漢字の読み方も意味もわからなかったというが、知ってしまうと・・・。

「剔」も「抉」も訓読みは「えぐる」で、中国人女性捕虜を拷問虐待する心情を描いた詩。

私たちが戦争について学ぶとき、『被害・加害・抵抗・加担』の面を漏らさずに見つめることが重要だという。昨年は治安維持法制定100年・廃止80年であった。まだまだ足りなかったかもしれないが、戦争に抗った人たちにも焦点があてられたかもしれないが、さらに、言われるままになった人たち、「心ならずも侵略戦争に参加した」(=加担)”普通の人たち”の姿を、今、私たちはどう捉えるのか、考えさせられる。

2025年8月25日付毎日新聞「街角ことば拾い」82記載 自費出版のため、書店やAmazonなどで入手するのが難しそう。筆者の地元付近の図書館(練馬区・西東京市・武蔵野市)と一橋大学附属図書館・武蔵大学図書館に所蔵あり。西東京市は保谷(現第二しじゅうから公園)に落とされたパンプキン爆弾、武蔵野市は中島飛行機武蔵製作所関連の地域資料として所蔵しているのではないか)

基本的に、地元のことが題材だが、毒ガス製造していた大久野島も出てくる。








録画メモ:黒猫白猫

 クストリッツァ作品としては、昔、公開時に観たきりだった(「アンダーグラウンド」や「ジプシーのとき」は何回も観ちゃう)この「黒猫白猫」久しぶりに観た。こんなふざけた映画(←褒めてる)をNHK-BSで大真面目に放映するとは。嬉しい。

猫たち酷い扱いだが、「動物虐待はしていない」と最後に出る。(それを信じたい。)


同じディスクにダビングしたのは2018年ワールドカップのコスタリカ・セルビアの試合


録画メモ:レッドシルク

 WOWOW ロシアと中国の合作映画

「ノンストップスパイアクション映画」というのだろうな。

ラストは・・・予想を裏切らなかった。

2026年2月12日木曜日

指揮者のいないコンサート

 何度か(何度も)伺わせていただいている、早稲田室内管弦楽団。

昨日はいつもの三鷹市芸術文化センター風のホールでプロムナードコンサート2026

劇音楽・映画音楽のプログラムで、

①シューマンの「マンフレッド」序曲

②ハーマン「サイコ」組曲

③ビゼー「アルルの女」組曲第1番・第2番

であったのですが、最初に、拍手を抑え、アドヴァイザーの一人金田幸男氏が亡くなられたことを伝えた後、金田氏への献奏としてバッハの管弦楽組曲第3番ニ長調 第二曲 アリアを演奏。

(所謂「G線上のアリア」です。)

静かに心をこめた演奏ののち、金田先生に名誉アドヴァイザーの称号を献じると報告されました。

劇伴音楽、というと、私の頭にはショスタコーヴィチが浮かぶのだが、なるほどおもしろい今回のプログラム。

「サイコ」なんて、単独ではわざわざコンサートで聴きたいとは思わないのだが、こういう流れで聴いてみるのも一興でした。

「アルルの女」、原作を読んだのは確か中学2年の時で、恋に病んで死んじゃう若者の心情は当然理解できず何でだあああという感想しか思えなかった(ドーデさんにはそれで挫折)思い出、その後似たようなテーマ(というと乱暴か)のイワン・ブーニンの『ミーチャの恋』には感動したのだから、やはり若すぎたんだろうなあ。

組曲はそういう悲恋ストーリーからもはやかなり外れて、アルル、プロヴァンス地方のローカル色を折り込んだ結構楽しい(舞曲が多い?)ものになっていますね。サクソフォン、活躍するんだ。

アンコールはTV番組「ヒッチコック劇場」オープニング曲、グノーの「操り人形の葬送行進曲」でした。




2026年2月2日月曜日

「プーシキンは何を預言したのか?」 ロシア語映画特別上映会「預言者 アレクサンドル・プーシキン物語」

 沼野充義先生のプレトーク付きロシア語映画特別上映会、上映作品は昨今のロシア映画「預言者 アレクサンドル・プーシキン物語」


ミュージカル映画という触れ込みであったが、ソ連映画の時代のように大真面目で本格的な文芸ものというわけでなく、確かに歌ってはいたものの、想像していたようなはっちゃけたところはそんなになくて、割と普通だったな。

何だろう。リツェイ時代の破天荒な問題児風プーシキンは観て楽しい。お目付け役のベンケンドルフや得体のしれない嫌らしさ満開のニコライ一世ら曲者の脇役が魅せた。




でも、ナターリヤが登場する辺りから面白さが半減していったように思う。
つまらないとまでは言えないけれど。何が起こるかわくわくさせるものはなかった。
音楽もチャイコフスキーを多用して、そんなに新鮮さは感じなかったな。
音楽の意外性や現代性で言えば、「ミス・マルクス」や「チャイコフスキーの妻」の方が・・・。

そうは言っても、さすがロシア一番人気の文豪の生涯を描く作品をロシアが作ったというだけあって、どこを取っても美しく、良い映画だった。


2026年1月29日木曜日

大好き、武蔵野市民文化会館のチラシ

 ぱっと見、「それでいつの公演なの?」と思うが、読んで観て楽しい。


重力完全無視!


2026年1月28日水曜日

思い出の蟹工船

 昔の映画館のチケット


2009年公開の新しい方の「蟹工船」、ユーロスペースあたりで観たような気がしていたが、新宿武蔵野館だったんだ。(手元に取ってあるチラシはテアトル新宿のものだけど。)
チラシには「夏・全国へ出航!」とあって、公開日は7月4日~だったらしい。
新宿武蔵野館には1日の映画の日か水曜のサービスデーに行くから、この23日というのはたぶん9月23日。結構なロングランで、しかも整理番号055ということはこの時期にして客の入りも割とよかったのですね。

山村聡監督・出演の名作「蟹工船」ファンからすると、おちゃらけていると取られがちではないかと思うが、こちらの「蟹工船」も悪くはないと思う。特に、ラストは。

映画のチラシによると、2008年一大ブームを起こした「蟹工船」、ある書店の1枚のPOP「ワーキングプア ちょっと待って この現状 もしかしたら 蟹工船じゃないか?」から始まったとある。

今もあれよね。「働いて働いて働いて働いて」なんて言われちゃうし。


2026年1月27日火曜日

思い出のコンサート⑦

 2001年2月3日セルゲイ・コスティリョフ&いたはしみづきヴァイオリンコンサート@王子ホール

王子ホールは好きなホール。

若手二人のヴァイオリンコンサートは、ロシアの結核の子どもたちへの支援チャリティーコンサートだった。コスティリョフはデビューCDの売り上げを全額結核の子どもたちに寄附するとのことだった。

プログラムの後半、チャイコフスキーの「なつかしい土地の思い出」の予定が「タイスの瞑想曲」に変更になったのは残念だったが(チャイコフスキーが好きなので)、最後のグラズノフのコンツェルトにうたれた。恥ずかしながら、それまでグラズノフを意識して聴いたことがなかったが、マースレニッツァのようにうきうきした気分になれた。この時以来グラズノフの名を聴くたび、このときのこの曲を聴いて幸せな心地になったのを思い出し、グラズノフが大好きになった。

アンコールはラフマニノフのロマンス。

2026年1月26日月曜日

不明の人形劇写真(猿・赤鬼青鬼)

 これがわからない!





表紙に書いてあるのでいくと「三枚のお札」だが、赤鬼青鬼や猿が出てきたっけ?山姥と小僧じゃなかった?



猿が出てくる人形劇番組だと「さるじぞう」?

人形劇「白鯨」

 これ(父のアトリエで見つけた写真)はNHKで放映されたものなのかな?(1989年頃)

『白鯨』ってメルヴィルの長編小説だよね。何分の番組になったのだろう?

なお、鯨のパペットの写真はない。







パオパオチャンネル??

 昔(1989年頃)の10チャンネル(テレビ朝日)のバラエティー番組の中に人形劇コーナーがあったのか。

Twitterには何度か書いたが、父がしばしば「最近のNHKは子どもの文化(父に言わせると人形劇のことだが)に金をかけようとしない、枠を削ろうとしている。こっちは商売あがったりだ」と愚痴を言っていたので、「NHKがだめなら民放にあたってみたら?」と、釈迦に説法的なことを言ったら、「いやいやいや、民放なんて!NHK以上に駄目だから!NHKはね、腐ってもNHKなんだ」と父は言ったのだった。

これ、どの時点で言ったのだったかな。「三国志」と「平家物語」の間だったかな。「平家」も済んで、「項羽と劉邦」についてNHKと交渉している頃だったのかな。

民放がNHK以上にダメダメと言ってはいるが、多少は民放の仕事もしていたようで、パオパオチャンネルというバラエティー番組?の仕事もしていたらしい。







2026年1月25日日曜日

うま年

 今年はうま年なので、年賀状は『くろうまブランキー』にしようかなと思ったり、でもやはりブランキーはクリスマス向きだし、あんまりお正月って感じじゃないとなと思い、クリスマスは前年に続いてブランキーにしたけれど、年賀状は結局、「三国志」のメカ馬にした。

メカ馬
(年賀状に使ったのとは別の画像です)

で、その前にもう一つ候補があって、それは人形劇団貝の火さんのレパートリー「スーホの白い馬」。その白馬の写真も、父のアトリエから出てきていた。ただ、舞台写真ではなくて、アトリエ内のごちゃごちゃした中で撮っている写真だから、まったく映えないのと、「スーホ」もお正月向けのめでたいお話ではないからやめた。





同じ写真帳の中に「ダルー 藤井氏デザイン」と書かれた写真の束もあり、ダルーって何だろうとおもったら、これは「ピコピコポン」の中のキャラクター(悪役)なんだそうだ。




思い出のコンサート⑥

 第16回東京の夏音楽祭2000 『新バビロン』~ショスタコーヴィチの完全版スコア日本初演

+『爆弾花嫁』@オーチャードホール

職場の同僚の父上が三井系会社の社長だったおかげで、招待券を「これ、プログラム付きだから」と同僚からいただいて(同僚は音楽好きだがショスタコーヴィチには興味がなかったのだろう)特等席で鑑賞させていただいた。(友人は自腹でずっと後ろの席だった。申し訳ない。)

エイゼンシュテインシネクラブのおばさまたちも皆していらしていたな。

彼女らには不評だった前座の『爆弾花嫁』(日本にフィルムがなくて、ロシアのアルヒーフから取り寄せたプリントでの特別上映)の演奏付き上映だが、映画作品自体はそれほど悪くはなかったと思う。ただ音楽が作品に合っていたかというと微妙。昔の、いかにもどたばた喜劇にコンピュータープログラミングの「ひゅ~~~」というような音がどうも気がそがれるような気分になってしまう。若い感性なら新鮮に思えたのかもしれないが、私はコンサバなので。

それに対して、ショスタコーヴィチと映画はがっちり合っているように感じられ、改めてショスタコーヴィチ凄いなと思った。まあ、なんというか、ショスタコーヴィチの音楽って、その映画にあてて書かれたものでなくともぴったり合っているように思えてしまう魔力があるようなのだが(「ポチョムキン」とか)、これはそれ用に作曲したものだからなおさらだ。

「新バビロン」はその後サイレントのままで何度も観た。主役級の男性がどうにも情けない、ありがちな”悲恋もの”。パリ・コンミューンをソ連が描くとこうなる典型で、嫌いじゃない。


2026年1月22日木曜日

思い出のコンサート⑤

 山田美帆ピアノリサイタル@東京文化会館小ホール 2000年3月2日

封筒の裏に2曲の曲名をメモ。アンコール曲であろう。

*F.プーランク「3つのノヴェレッテ」より№1

*I.アルベニス「スペイン組曲」より「アストゥリアス」

本編の方の曲はドビュッシーの「子どもの領分」やシューベルトの「4つの即興曲」、ヘンデル、ブラームス。

2026年1月21日水曜日

思い出のコンサート④

 ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ ピアノリサイタル ショパンの夕べ@品川きゅりあん大ホール

ハリーナ・チェルニー=ステファンスカは、この4年後に亡くなってしまったのだが、この時はまだまだずっとこれからもショパンを弾いていくのだろうという感じのいかにもポーランド的なピアニストだった。

どういうわけか、あまり客の入りが良くなくて(こんな巨匠のコンサートなのに!)、彼女自ら「もっと前の席に移動してきて聴いてください」と言っていた。

プログラムは勿論オールショパン。

3月18日だから、青山での墓参を済ませて品川に行ったのだったのかしらん。

2026年1月20日火曜日

思い出のコンサート③

1997年8月27日東京国際フォーラムホールC

アストル・ピアソラ没後5周年 ピアソラとシンフォニック・タンゴの夕べ


ロシア語のクラスメイトと行った。

金平茂紀さんがいらっしゃっていて、友人は彼のファンなので喜んでいた。


そうじゃない!!!

金平さんがいらっしゃったのは、本場アルゼンチンの方たちが演奏した上記のコンサートではなくて、ギドン・クレーメルと共演してピアソラに再び光をあてた、ロシアのグループ、タンゴ・ピアソラータだった!場所が同じ東京国際フォーラムホールCだから、勘違い。

タンゴ・ピアソラータのことは、金平さん、ニュース23だったっけ?TBSの23時からのニュース番組でも筑紫さん相手に熱弁をふるって紹介していたから(モスクワ駐在の頃聴きに行っていらしたのだ)こちらに現れたのは何も不思議ではないのだけど、それでもやっぱり「お、金平さんだ」と友人はわくわくしていたのだ。

このころは、ほんとにピアソラブームで、『アストル・ピアソラ 闘うタンゴ』が刊行され、今は亡き愛すべきミニシアター(チラシの映画解説が絶品だった)パルコ調布キネマではピアソラ関連映画特集として(正確には「アストル・ピアソラとギドン・クレーメル」)ソラナス監督の「ラテンアメリカ光と影の詩」「無伴奏シャコンヌ」を上映したのだった。調布に映画を観に行ったのは「僕を愛した二つの国」で、このときは行っていない。「光と影の詩」を観たのはどこでだったろうか?懐かしく、またどこかで巡り会いたい映画だ。

クレーメルのピアソラは、この年のクリスマスプレゼントにCD「ピアソラへのオマージュ」をもらって、解説はちょっとおかしいなと思いつつ(←「太陽に疲れて」)何度も聴いたものだった。


2026年1月17日土曜日

録画メモ ミツバチのささやき エル・スール

 ヴィクトル・エリセの2作。

14日にNHK-BSで放映された「ミツバチのささやき」を録画。

前に「エル・スール」は録画していた。

(21日にNHK-BSで放映するようだが。)

2026年1月16日金曜日

思い出の舞台①モスクワ・シアター・オペラ


「鼻」だけチケットがなかったが、3つのプログラム全部観た!

オペラ、こんなに楽しいの~~~??!!という発見。

オペラ界のユーゴザーパドたるモスクワ・シアター・オペラであった。

演劇性が強い。

しかしモチャーロフさんをはじめ歌唱力も抜群。

また来日公演して欲しいものだなあ。

1997年11月16日「ドン・ジョヴァンニ」

同11月29日「鼻」

同11月30日「劇場支配人」「賭博師」「ラヨーク」

特に、「鼻」と「ラヨーク」!

それまで苦手だったショスタコーヴィチが大好きになった。

あと、色紙にサインをいただいているのだけれど、どなたのなのか判読不明。

Спасибоだけは読める。

思い出のコンサート②


 

1997年4月29日(休日)

シェイクスピアの時代 約400年前、イギリス黄金期の歌曲

テノールとカウンター・テナー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート

これは克明に覚えている。

教会の友だち(といってもあちらは教職)に誘われていった、教会でのコンサート。だが、あまり宗教色はなく、古楽器とイギリスの歌曲。

英語が得意でない私は、英語の授業をおもしろいと思ったことがあまりなかった。

英語を美しいと思うこともなかった。

英語圏の文学を原語で読もうという気も起らなかった。

しかし、このとき初めて、英語で詠まれる詩を美しい!と思った。

ロシア語の詩や中国語の詩と同様に、英語の響きも美しいのだと発見した。

気づいてみれば当たり前のことなのに、英語の授業では殆ど詩を習わなかったから、英語で書いてある中身にあまりおもしろさを感じることができずにいて、美しさも感じ取れなかったのだが、美しい声(テノールとカウンターテナー)で歌われる詩は、何とも心地よかった。

英語はおもしろくないとか美しくないという偏見が崩れ去った。

国分寺バプテスト教会はこの時以来訪れていないが、陽光ふりそそぐ素敵な教会だった。


治安維持法と「国体」

 

治安維持法制定100年の年に続々上梓される荻野富士夫先生!11月にまたまた新著登場。なのだが、いつもなら治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟でどしどし販促モードになるのに、まだ今のところ推薦のレビューもない模様。なぜ?

この本の序論とⅠは『週刊金曜日』『地平』『治安維持法と現代』といった雑誌に寄稿した文章の改稿であり、Ⅱの「共産党は「君主制」「天皇制」をどうみていたのか」が新稿とのこと。よって、「国家防衛・治安維持のため(改正前の)治安維持法はやむを得なかったのではないか」との擁護論への反論の部分は全く新しいものではないのだけれど、参政党が言い立てる「共産主義者を取締るためには必要・必然の法だった」との論調にはこれまで以上に反証を行っていく必要が出てきていると改めて考える。

 昨年、高校生相手に治安維持法についてのお話をした際にも、「エスペラントの講習会をやっていて、教え子の方たちもろとも検挙された」という話になると、「語学の勉強会をやっていたことで治安維持法の対象に?!」と驚きと恐れを与えることになったようなのだが、それなら「国体の変革」を目指した共産主義者とか無政府主義者とかに対してなら取締って(その挙句、坊門して死なせるようなことになって)も構わない、それは必要なことだったのか?となりがちなのだが、そういう方向になってはだめなんだよなと、常々思っている。

「そもそも、治安維持法は思想信条の自由を侵す、そもそも悪法である。」という認識をもっと言っていかなければならないのだと。

思い出のコンサート①

 終活。

昔々に行った、美術展・お芝居・映画・コンサートなどの紙類の処分しているのだが、「こんなのに行った???」とさっぱり覚えていないものもあれば、強烈な印象を残しているものもあるし、そう言えばねえと思い出すものもある。

(1)

鎌倉芸術館小ホールにロシア語クラスのクラスメイトと行った、オクサナ・ヤブロンスカヤのピアノリサイタル。

1997年4月9日(日)、聴いている最中に私はその日あった選挙の投票に行っていなかったことを思い出し、断腸の思いで途中で会場を後にした。

申し訳なかった・・・。

(2)




1996年10月23日ドミトリー・リス指揮のウラル・フィル。

カンチェリの「悲しみ色の祖国」に撃たれた。まるでミハルコフの映画の一場面が目の前に広がるような・・・

と後々記憶していたのだが、この日のプログラムに「悲しみ色の祖国」はなく、カンチェリの曲では交響曲第7番「エピローグ」となっている。(他にはシューマン交響的練習曲作品13より第9変奏および終曲~チャイコフスキー編曲・日本初演、山田耕筰交響詩「神風」、ラフマニノフ交響曲第3番)。

「悲しみ色の祖国」だと思い出していたのは「エピローグ」だったの?

(その後ラフマニノフを聴いたのは確か。)

「悲しみ色の祖国」は、翌日のプログラムにあり、この日の公演は後にNHK-FMで放送してそれを録音して聴いているので、記憶が入り混じってしまったのだろうか。

リスとは、その後有楽町で再会した。


2026年1月10日土曜日

「わが教え子、ヒトラー」を追加 オデッサ海岸通り: 録画メモ ヒトラーたち

オデッサ海岸通り: 録画メモ ヒトラーたち: 見つけた!映画館で観てプログラム買ったはずなのに行方不明だった。物置状態だったソファーで発見。録画したDVDと一緒に保存しておきましょう。 「顔のないヒトラーたち」 「帰ってきたヒトラー」 2026.1.10補記 ヒトラーものとして追加 *わが教え子、ヒトラー(20...