2011年12月31日土曜日

今年も

リャザーノフの「運命の皮肉」を観ています。

ソ連時代から現在に至るまで、年末年始に必ずTV放映されるという人気映画ですが、不思議ですよね。
自分の住まいに見知らぬ酔っ払いが侵入していたら、叩き出して(警察呼んででも)終わり、のはずなんだけど。

今年。
いい年ではなかった。
大いに傷ついた。
(でももっと重い試練に直面した方々からすれば、傷ついたうちには入らないのだが。)
さよならヤン!
Прости-прощай, Одесса-дядя мой дорогой!
(すみません、お知らせを受け取って、まだご返事を書けていない。心の中を整理して、リューダさんのことが書けるようになったのも、やっとつい最近のことなのです。)
訃報がとても多かった。

カーリャは所属クラブ(サトゥールン)が消滅し、移籍に当たっては調停委員会に申し立てまでした。
モスクワにいたいという家族の希望で、ディナモ・モスクワに移籍したものの、ロシアカップで2得点した(通算98ゴールになった)のみで、クラブでは居場所を失っている。
カーリャ、良い年を。
2012年が良い年になりますように。

ロシアがユーロ2012本大会出場を決めたこと
(ベラルーシ・エストニア・アルメニアは惜しかった)
チェルノモーレツがウクライナプレミア復帰したこと
クルィリヤに「ロべカルバナナ事件」が起きてしまったこと
ゴトビさんに対してとても不愉快な中傷がされたこと
等々サッカーに関してはいいこと悪いことともにあった。
悪いことの方がより多かったけれど。

さて、拙ブログをご覧になってくださった皆様
良い年をお迎えくださいますようにお祈り申し上げます。

最近になって西アジア方面からのアクセスが増えて、嬉しいです。
「運命の皮肉」を観終わったら、アラビア語講座をやります。

コメントをくださった奇特な方、貴重なご意見をありがとうございました。
中には正直言って趣旨が全くつかめない、意味不明なコメントもあり、返答に窮しましたが…。

С настоящим!

2011年12月30日金曜日

CISカップ異変

私が年賀状書きに勤しんでいた昨日、2012年CISカップ概要が発表になっていました。

年賀状は無事書き終えて、さきほど投函してきました。
元旦には届かないでしょう。
いつもながらすみません。

さて、CISカップ2012.
なんとイランが出場します!

Группа А:Россия, Казахстан, Эстония, Туркмения.

Группа B:Украина, Молдавия, Киргизия, Латвия.

Группа C:Беларусь, Иран, Таджикистан, Литва

えー、12カ国でイランが入っている。
ということは、グルジアはもちろん入っていなくて、その他にいないのは…。
アルメニア、ウズベキスタン、アゼルバイジャンか。
あと、トルクメニスタンのことをТуркменияというのか。

その前に、一大変更点。
これまで旧ソ連構成諸国のリーグチャンピオンのクラブチーム(+αでロシアユースだったり近隣国(セルビアやフィンランドのリーグチャンピオンクラブ))同士のトーナメントだったのに、今回は全面的に各国のユース代表のトーナメントになっています。

日程
19 января
12.00. Украина – Молдавия.
14.15. Киргизия – Латвия.
17.00. Россия – Казахстан.
20.00. Эстония – Туркмения.

20 января
12.30. Беларусь – Иран.
15.00. Таджикистан – Литва.
17.30. Казахстан – Туркмения.
20.00. Россия – Эстония.

21 января
12.30. Украина – Киргизия.
15.00. Молдавия – Латвия.
17.30. Беларусь – Таджикистан.
20.00. Иран – Литва.

22 января
12.30. Украина – Латвия.
15.00. Молдавия – Киргизия.
17.30. Казахстан – Эстония.
20.00. Россия – Туркмения.

23 января
17.30. Беларусь – Литва.
20.00. Иран – Таджикистан.

24 января
18.00. Матч за 9-12 места.
20.00. Матч за 9-12 места.

25 января
12.30. ¼ финала.
15.00. ¼ финала.
17.30. ¼ финала.
20.00. ¼ финала.

26 января
18.00. Матч за 9-12 места.
20.00. Матч за 9-12 места.

27 января
12.30. Матч за 5-8 места.
15.00. Матч за 5-8 места.
17.30. 1/2 финала.
20.00. 1/2 финала.

28 января
12.30. Матч за 11 место.
14.30. Матч за 9 место.

29 января
12.00. Матч за 7 место.
14.15. Матч за 5 место.
16.30. Матч за 3 место.
19.00. Финал.

それでも、最終日までハードスケジュール。
皆さんお怪我のないように!

場所はサンクト・ペテルブルグです。

去りゆく人

移籍情報を眺めていると、「契約終了」の文字が目につく。

アムカル・ペルミ
ヴィタリー・フェドリフ(ウクライナ)

FKクラスノダール
スパルターク・ゴグニエフ

クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
多くの選手と契約を打ち切ってしまった。
ネイツ・ペチニク(スロヴァキア)
セルゲイ・クズネツォフ
デニス・コヴバ(ベラルーシ)
ダヴィド・ユルチェンコ
セヴァストーポリからヴェレムコがやってくるまでゴールを守ってくれたユルチェンコもいなくなる。
ヴェレムコは「一部落ちは嫌だ」と言って降格チームからクルィリヤにやってきたのだから、クルィリヤがプレミアにいることについては頑張ってくれるだろう。が・・・
アレクサンドル・ブダノフ

クバン・クラスノダール
紛らわしいが
アレクサンドル・ブダコフ
ロマン・ブィコフ
???あの名優と似た名前だ(ロラン・ブィコフ)。
ゲオルギー・ヌロフ

スパルターク・ナリチク
レアンドロ(ブラジル)

トミ・トムスク
アレクサンドル・ハリトーノフ
ヴィクトル・ストルィエフ
キム・ナミル(韓国)

2011年12月29日木曜日

シーズン途中で

ロシアの各メディアは「2011年のベストプレイヤー」等の発表をしている。
今シーズンが5月に終わった時点でも「ベストプレイヤー」は選出するのではないかという気がするけれど、この年末にも今までどおりそういうのをやっているみたい。

ФНКの「2011年ベストプレイヤー」は、今、投票受付中。
これは「ロシアリーグのベストプレイヤー」ではなくて、「ロシア人選手の中のベストプレイヤー」なので、ロシアリーグ現在得点ランクトップのツェスカの選手などなどは当然ながらノミネートされていません。
それはいいとして、ロシアの外にいるいつもの人たちが相変わらずノミネートされているのはどうなんだろうか。
(ついでながら、ФНКは「2011年ワールドベストプレイヤー」も選んでいる。こちらも多くのリーグはシーズン途中なのだが、まあこれがロシア流なのだろう。)

「ロシア人ベストプレイヤー」候補者たちは
ГОЛОСОВАНИЕ
Лучший футболист России в 2011 году?

Вячеслав Малафеев (Зенит)ヴャチェスラフ・マラフェーエフ(ゼニット)
Игорь Денисов (Зенит)イーゴリ・デニソフ(ゼニット)
Александр Кержаков (Зенит)アレクサンドル・ケルジャコフ(ゼニット)
Роман Широков (Зенит)ロマン・シロコフ(ゼニット)
Александр Анюков (Зенит)アレクサンドル・アニュコフ(ゼニット)
Алан Дзагоев (ЦСКА)アラン・ザゴエフ(ツェスカ)
Сергей Игнашевич (ЦСКА)セルゲイ・イグナシェーヴィチ(ツェスカ)
Василий Березуцкий (ЦСКА)ヴァシリー・ベレズツキー(ツェスカ)
Игорь Акинфеев (ЦСКА)イーゴリ・アキンフェーエフ(ツェスカ)
Александр Самедов (Динамо)アレクサンドル・サメドフ(ディナモ)
Игорь Семшов (Динамо)イーゴリ・セムショフ(ディナモ)
Денис Глушаков (Локомотив)デニス・グルシャコフ(ロコモチフ)
Дмитрий Комбаров (Спартак)ドミトリー・コムバロフ(スパルターク・モスクワ)
Артем Дзюба (Спартак)アルチョム・ジューバ(スパルターク・モスクワ)
Сергей Рыжиков (Рубин)セルゲイ・ルィジコフ(ルビン)
Юрий Жирков (Анжи)ユーリー・ジルコフ(アンジ)
Расим Тагирбеков (Анжи)ラシム・タギルベコフ(アンジ)
Андрей Аршавин (Арсенал)アンドレイ・アルシャーヴィン(アーセナル)
Роман Павлюченко (Тоттенхэм)ロマン・パヴリュチェンコ(トッテナム)
Дмитрий Булыкин (Аякс)ドミトリー・ブルィキン(アヤックス)

http://football.kulichki.net/voting/index.htm
このメンバーからだと、言わずもがな外しておけ!という名前も散見されるが…、おおお!感動するのはアヤックスの大きいジーマですわね。
でも私はアのつく人にいれた。

現時点(12月29日東京時間23:30頃)の途中経過では
Вячеслав Малафеев (Зенит)   823 
Игорь Денисов (Зенит)   563 
Александр Кержаков (Зенит)   191 
Роман Широков (Зенит)   111 
Александр Анюков (Зенит)   27 
Алан Дзагоев (ЦСКА)   471 
Сергей Игнашевич (ЦСКА)   50 
Василий Березуцкий (ЦСКА)   19 
Игорь Акинфеев (ЦСКА)   80 
Александр Самедов (Динамо)   78 
Игорь Семшов (Динамо)   119 
Денис Глушаков (Локомотив)   255 
Дмитрий Комбаров (Спартак)   307 
Артем Дзюба (Спартак)   33 
Сергей Рыжиков (Рубин)   37 
Юрий Жирков (Анжи)   154 
Расим Тагирбеков (Анжи)   44 
Андрей Аршавин (Арсенал)   24 
Роман Павлюченко (Тоттенхэм)   56 
Дмитрий Булыкин (Аякс)   296
http://www.kulichki.com/vote/stat_vote.cgi?user=football&question=qw16352
となっていて、スラーヴァが断然トップ。
以下デニソフ、ザゴエフ、コムバロフ、ブルィキン。
私が推したディナモのサーシャはもう少しでアキンフェーエフに追いつきそう。

毎年恒例

母と弟とともに、父の墓参。
先にお墓の掃除をしてくださっている方がいた。
雲ひとつないよい天気で、供えた花も青空に映える。
昨年は水道管が凍っていて水が出なくて、管理事務所の水道まで水を貰いに行ったのだが、今年はその点大丈夫だった。
(ただ、管理事務所は年末年始休業になっていたようだ。)

只今、年賀状作成中。
160枚くらい。
秋に撮った写真を使おうかと思っていたけれど、どうもあんまりぱっとしないので、別のパターンにした。

途中で母の年賀状作成を手伝った(というより題材選びからレイアウト、印刷、宛名作成まで私がやった)。
こちらは35枚。

自分の年賀状は印刷し終わって、手書きの一言部分を難儀しながらやっている。

そしてこれも冬休み恒例、アラビア語入門の復習。
今日は3課と4課。
アナー・ヤーバーニー/ヤーバーニーヤ:私は日本人(男性)(女性)です。
マー・ハーザー?:これは何ですか?

まだ年賀状は終わらないけれど、ブログの記事を二つくらい書いて、「一言」はできるところまでやって今日は打ち切りにする。
明日早朝に第一弾を投函しに行く。

そういうわけなので、年賀状は2012年も元旦には届かない見込みです。
皆さますみません、毎度のことながら。

2011年12月28日水曜日

思い出そう

久しぶりにアラビア語を打った。
アッサラーム・アライクムとラー・シュクランを。
短い冬休みに、一日2課ずつやってみよう。

アラブ人の名前
イブラーヒーム:アブラハム
アブドッラー:神のしもべ
ハサン:よい、ハンサムな
ジャミール:美しい
(女性名はジャミーラ)
ユーハンナー:ヨハネ
ジルジース:ゲオルギウス

NHKラジオアラビア語講座「アリフからはじめよう」(2003年秋冬)第7課より

正攻法

黒田龍之助先生の近刊は三修社から。
『初級ロシア語文法』。
(オデッサ・コスモスへの投稿はこちら。)

先生ご自身が序文に書かれているように、「思いっきり正統派」で「直球勝負」のタイトル、それに内容、であるようだ。

黒田先生は、NHKの、特にTV講座では優しげににこにこしていらっしゃったけれど、実際の授業ではびしばしと厳しかったのだ。
だから、こういう「思いっきり正統派」が本来の黒田先生なのだ。

とはいえ、本文は会話調で堅苦しくないように工夫されているとのこと。
「参照する文法ではなく読む文法」

そういえば、岩波の新刊案内(1月)に、『英語で話すヒント 通訳者が教える上達法』という新書の紹介がある。
「まず日本語で考える」
「単語は全部聞き取れなくてよい」
「発音よりリズム」
「文学作品を楽しもう」
といったことが書かれている。

英語もそうなのか。
結構賛成だ。
ロシア語においてもそれは言えている、という指摘が多い。
特に「発音よりリズム」は、確かにそうだという印象を持つ。
発音はある程度ごまかしがきくにしても、リズムが違うと決定的に通じない。

三修社
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=3794

2011年12月27日火曜日

ユリさん

結局アンジはファザー・グースではなく、クラスノジャンさんを新監督にしました。
Юрий Красножан — новый главный тренер «Анжи»

むーーーーーー。
意外とまともな選択をしたもんだ、アンジも。

しかしロシア2の方はどうなるんだ、兼任か?

クラスノジャンさんは元々ナリチク出身だったんですね。

2011年12月26日月曜日

やっぱりワーシカなんだ

Любовь Божия к нам открылась в том, что Бог послал в мир единородного Сына Своего, чтобы мы получили жизнь чрез Него.
1-е ИОАННА 4-9

神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。
Ⅰヨハネ 4-9

日本聖書協会刊行の日本語の聖書と、ロシア語の聖書と、書簡集の並び方が違う。
ロシア語のは、パウロ書簡の前にヤコブ・ペトロⅠとⅡ・ヨハネⅠ~Ⅲ・ユダが入っている。

さて、例えば、有名な聖句とか文学作品中の名句とか、諺とか、「“ロシア語的教養”、1174語を収録した学習者必携の書」『ロシア語名言・名句・ことわざ辞典』が東洋書店から刊行されたとのこと。
確かにとっても役に立ちそうだ。欲しい。
どの程度の「名言」が収録されているのだろう?
ガイダイの映画の名セリフなんて、入っているだろうか?
内容をちらっと見ると、冒頭の言葉は
А Васька слушает да ест.
《ところがワーシカは聞きながら食べている》
ワーシカは猫の名前。
まったくもって典型的な雄猫の名前。
(逆に、犬でワーシカって名前はまず聞かない。)
「暖簾に腕押し、糠に釘、豆腐に鎹、○○に説教」などと、わが職場では言い慣わされている(○○部分にはとある人名が入ります)、そういうのにあたるのかもしれません。

やっぱり猫はワーシカなんですね。
最近見た映画(「失われた大地」)で、チェルノブイリ原発事故後、自主的に居残っている村人が飼い猫に呼びかけている場面があるが、そこでも猫の名前は「ワーシカ」だった。
本橋監督の「ナージャの村」(←これはベラルーシの村)に出てくる大きい猫も名前はワーシカ。
あれもそうだったなあ。「こねこ」(チグラーシャ)に出てくるボス猫。名前はワーシャ。
都会ではそれほどでもないかもしれないけれど、田舎の方では猫の名前のワーシカ率はすごく高いのではないでしょうか?

2011年12月25日日曜日

思いがけなく その2

ロシアプレミアにイラン人選手??

ルビン・カザンがペルセポリスのアリ=レザ・ハギギに関心を示しているとのこと。
Рубин может пополниться иранским вратарем

で、ルィジコフは?という点が引っかかるが、本音は「来たりませ、アリ=レザ」。

2011年12月24日土曜日

思いがけないプレゼント

С Рождеством!
主のご生誕をお祝いいたします。

今日は朝一で買い物に出かけ、昨日断念したもの(ワイン・お惣菜・ドライフルーツ)を無事に買うことができました。
朝一でもかなり混んではいましたが。
(そしてやはり結構時間はかかった。他にプレゼントもみてまわったので。)

夕方、かなり押し迫った時間に帰宅すると、郵便受けにいろいろ入っています。
元クラスメイトから、素敵なプレゼントが!
Спасибо!
チェブラーシカとゲーナのパズルでした。
4-6 лет(4-6歳用)というので、4-6カ月くらいで仕上げましょうか。

これはいわゆるトッティ・ネタです。

もう一つ、高校時代の恩師からのゆうメールが。
ご新著『新田義貞鎌倉攻めの道を辿る』
うわあ、おもしろそうだ。
鎌倉街道については、小・中・高の地域学習で学んだものだし(多摩武蔵野部分)、群馬・埼玉・神奈川部分にしても友人知人が少なからず住んでいる。
自分ではそういう発想はなかったけれど、「歴史街道を歩く」として、何回かに分けて歩いて、数年がかりで全行程を踏破するという企画はおもしろい、ちょっとやってみたいなという気になる。
先生、ありがとうございます!
私は実際に先生の世界史の授業を受けたわけではないのに、なぜか先生は私のことを卒業後も忘れないでいてくださり、私が職場の広報誌をお送りするたびに、丁寧で、時にかなり辛辣なご感想を返して下さる。
ご著書を上梓されるたびに、私なんぞにまで寄贈してくださる。
ありがとうございます。
素敵なクリスマスプレゼントです。

やや焦りながら、クリスマス礼拝に出掛けたのですが、パズルのプレゼントを贈ってくれた友人にお礼状を書くので、急遽某所によってカードを購入。
礼拝には間に合った!
教会の手前で友人一家を追い越す。
上の息子さんは子ども聖歌隊デビューで、先に行って練習しているらしい。

かの息子くん、仮にスラーヴァくんとしておきましょう。
聖歌隊は大人も子どもも男性が少ないのですが、今年の子ども聖歌隊は男の子が3人しかいませんでした。
スラーヴァくんもどうやら懇願されて隊員になったようで、あまり口を開けずにぼそぼそと歌っていました。
お母さんはピアノの先生でとっても歌が上手なんですけどね。
Вперёд, Слава!!

多くの人が集まったので礼拝堂の中は暖かかったけれど、礼拝が終わって外に出たら寒い。
キャロリングも終了。
明日のクリスマス礼拝は10時半。
今日の礼拝から間もなくって感じ。

今夜のうちに片づけをして明日の夕方のパーティーの準備はしておく。
というわけで、これから準備にかかります。

2011年12月23日金曜日

クラフトの人たち

親戚筋から展覧会のチケットが回りまわって私のところへ。

「秋岡芳夫展 モノへの思想と関係のデザイン」
目黒区美術館で12/25まで。

目黒駅西口を降り、目黒の商店街を通って目黒川の方に下ってゆく道すがら
「目黒にこんなすごい男がいた」
という垂れ幕がそこここに下がっていてなかなかの迫力です。


チラシによると、秋岡芳夫さんは、童画家、工業デザイナー、生活デザイナー、木工家、プロデューサー、道具収集家など、多彩な顔を持つ方だったといいます。
まあ芸術家なのですけれど、その中でも「クラフトマン」と名乗ることが多い、ウィリアム・モリスみたいな、生活密着型のデザインを常に心がけ、社会にも大いに働きかけていた人です。

まず入ってすぐの展示室は、何百ものお手製竹トンボ、それに秋岡邸の作業場・居間等、作業机や道具の数々の展示(「目黒ドマから―秋岡芳夫のメッセージ」)。
秋岡氏の「樹の器」シリーズや特注の引き出し(中に小刀等彼が使った道具が入っている)とともに、参考作品として奥さん制作のクッション(大阪での万国博覧会のコンペで落選したデザインを使用)、それを載せている友人制作の椅子(座れます)。

さらに目につくのは宮崎珠太郎制作の「大籠」。
真竹を丸のままつぶして編んだ豪快な籠は、竹工芸家宮崎珠太郎(1932~)の手によるものです。
竹の力強さと同様、手の力や体力なしには編むことのできない品と言われます。
秋岡芳夫は「彼の持っている道具の中で一番素晴らしい道具は何だろうかと考えた。それは多分、彼の手、彼の指ではないかと私は思った」「仕事ぶりはただひたすらに野太く、またたけだけしい」と、宮崎珠太郎を紹介しています(「道具拝見④竹編み 宮崎珠太郎」より)
この籠は、ものを創り出す力と、竹を編む細やかで力強い指の力、どちらも兼ね備えた稀有な職人よって生み出されたと言えます。
(以上の青字部分は展示の説明文を写したものです。参考作品なので、出品目録や図録には載っていなかった。)

そう。
この再現されたドマ(土間とDOMA(家)をかけたものだろうか?)を眺めて、いくつか懐かしく思い出した光景があった。
一つは大森に訪ねた黒田龍之助先生のお宅。
お母様のセンスではないかと思ったのだけれど、モダンな、でも実はレトロかも、というテイストの調度品(なかんずく状差し)が印象深かった。
それを突然思い出してしまいました。
それから、熊本の親戚の家。
この展覧会のチケットは元々そこから回ってきたもので、そこも工芸家なので道具と作品に囲まれたアトリエがあって…去年訪ねた時撮った写真を探してみたけれど見つからない
見つかったらアップするかも。
さらに、リューダさんが晩年に移られた富士山の麓のお宅。
私はリューダさんがお持ちになった写真でしか拝見したことはないけれど、コースチャくんは実際にそこを訪ねたことがあるのでした。
何とも羨ましい。
こだわりの邸宅だったのです。
黒田先生(のお母様)、熊本の親戚、リューダさん。
これらの人たちと秋岡さんとに共通するのは、アート系、デザイナー、うーん、それよりやっぱりクラフトの人たちという言い方が一番ぴったりくる気がする。
それと、堀内誠一さん。


秋岡さんと堀内さんとは、「とにかくすごい」ということと、児童文化に執心しておいでだったことに、大きな共通点があります。
ただ、堀内さんは工業デザインは殆ど手掛けていなかったと記憶しています。
その点秋岡さんは“男の子魂”が旺盛な作品が多いので、この展覧会も、昔男の子だった諸氏にお薦めなんじゃないかな。
チェコスロヴァキア映画に出てくるような、レトロかっこいいというか、レトロ可愛いともいうか、ラジオ・カメラ・バイクなどときめきの品々が、2階にあがってすぐのところで観られます。
きわめつけは学研の「○年生の科学」の、あの付録群。
ずらりと並んでいて感動モノです。
北海道や鳥取の「辺境」の町でのものづくりに大きく関わったというのも特筆すべきことでしょう。

この展覧会は25日までですが、巡回はしないのかしら?

クリスマス・マトリョーシカその2ハットトリック

12月1日に、由緒正しいセルギエフ・ポサードのクリスマス仕様マトリョーシカを出して飾った旨記したが、今日はその続き。
由緒はそんなにない(と思う)。


ア・ラ・カンパーニュの「ジュワイユ・ノエル」。

中のお菓子もおいしそうだったから、衝動買いした。目黒駅のアトレで。
「エガール」というマトリョーシカのポーチ入りのお菓子もあったけれど、ポーチは欲しかったものの、中のお菓子がいまいちに思えたのでこちらは買わなかった。

なんで目黒に行ったかは次項で書くが、このように目黒で時間を大幅にオーバーし、25日のパーティーで使う品を求めてデパートに着いた折には、もう人混みでごった返しており・・・。
ワインを選んで買おうかとレジを見ると、すごい行列だ!

諦めた。
明日出直す。

2011年12月22日木曜日

CIS+バルト諸国ランキング

トップ10とCIS+バルト諸国ランキング

1.Испания – 1564
2.Голландия – 1365
3.Германия – 1345
4.Уругвай – 1309
5.Англия – 1173
6.Бразилия – 1143
7.Португалия – 1100
8.Хорватия – 1091
9.Италия – 1082
10.Аргентина – 1067
...
12(12).Россия – 971...
46(46).Армения - 612...
55(55).Украина - 568...
57(58).Эстония - 555...
64(65).Беларусь - 501...
68(68).Латвия - 466...
73(74).Грузия - 451...
86(88).Финляндия - 405...
92(94).Литва - 382...
112(113). Азербайджан - 300...
136(135). Молдова - 229...
138(138). Азербайджан - 220...
139(139). Таджикистан - 209...
146(147). Туркменистан - 164...
191(188). Кыргизстан - 42

フィンランドが入っている!
イランは45位です。

サッカー・ルーによると

2011年ペストプレイヤーはアレクサンドル・ケルジャコフ。
途中で怪我してしまいましたけどね。

Своя рубашка ближе к делу

GK
ヴャチェスラフ・マラフェーエフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)

DF
右:ロマン・シーシキン(ロコモチフ・モスクワ)
中:セルゲイ・イグナシェーヴィチ(ツェスカ・モスクワ)
左:ユーリー・ジルコフ(アンジ・マハチカラ)

MF
アレクサンドル・サメドフ(ディナモ・モスクワ)
イーゴリ・セムショフ(ディナモ・モスクワ)
とディナモの二人が選出されている!
アラン・ザゴエフ(ツェスカ・モスクワ)
イーゴリ・デニソフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
デニス・グルシャコフ(ロコモチフ・モスクワ)
ドミトリー・コムバロフ(スパルターク・モスクワ)

FW
アレクサンドル・ケルジャコフ(ゼニット・サンクト=ペテルグルグ)

2011年12月21日水曜日

いぬねこカレ・オリーブカレ・パンカレ・ピーカレ

巷ではカレンダー配布サービスが縮小しているとか。しかし、その割にはカレンダーが必要以上に入手できてしまったような。

夏にロシアを旅行した時も、エルミタージュやスーズダリの修道院やモスクワクレムリン内の武器庫でカレンダーを買いこみ
例年通り「いぬねこなかよし憲法9条カレンダー」を買い
11月あたりから郵便局や金融機関などでカレンダーを見かけると貰ってしまい
アドヴェントシーズンに入ってからは、礼拝後にオリーブの木のキャンペーンのカレンダーを衝動買いし、
そしたら友人からパンダカレンダー(日本パンダ保護協会)をプレゼントされ
職場では出入りの業者からそれぞれ卓上カレンダーを貰い(裏に年齢一覧表が付いているのが便利だ。あと、私自身は全く気にしないが大安とか赤口とか書いてあるカレンダーも一つは商売上必要)

今日は勢い込んで某信託銀行に定期預金をしに行ったら、通年もののカレンダーと卓上カレンダーを貰えた。
ピーカレです、ピーカレ!
お給料貰うようになってからずっと某信託銀行はピーグッズ目当てで預金をしているけれど、卓上カレンダーを貰ったのは初めてなんじゃないかな?

夏のボーナス時にまた預金して、ピーグッズが貰えるように、それを目標にやりくりしよう。
ピーグッズを貰うのには半年で100万円。
今期はロシアへの旅行や南紀旅行や、映画祭やら講演会やらなにやら結構湯水のように消費活動をしていたけれど、何とかクリア。
オペラやバレエみたいな高いものには手を出さなかったのがよかったか。
来年はたぶん国外にはいかない(国外より高い国内旅行をするかもしれない)。

卓上のピーカレはなかなか楽しい。
リレー形式になっている。
1月がピーターとジマイマ
2月がジマイマとナトキン
3月がナトキンとチミー
4月がチミーとジョセフィーン(ピーターのお母さん)
5月がジョセフィーンとピグリン
6月がピグリンとフィーッシャーどん
7月がフィッシャーどんとティギーおばさん
8月がティギーおばさんとベンジャミン(息子)
9月がベンジャミンとチュウチュウおくさん
10月がチュウチュウおくさんとグロースターのねずみ?
(ハンカ・マンカかとも思った)
11月がグロースターのねずみ?とトム
12月がトムたちきょうだいとピーター

グースさん

ワインの名産地へ。

СМИ: Хиддинк договорился с «Анжи»

スポルト・エクスプレスではこれ。
В Голландии считают, что Хиддинк уже возглавил "Анжи"

アンジがここまでメンバーの割にはぱっとしないのは、やはり監督のせいだった、というのだろうか?
ヒディンクさんはアンジを変えられるのか?

ソフスポルトはクラスノジャンさん推し。
こちらの方が困るな。
元ロコモチフの監督で現ロシア第二代表監督。
ロシア-2はどうなるのだ?
Красножан – новый тренер «Анжи»

どちらにせよ、この数日間、このお二人に絞られている、と各所で報じられています。




2011年12月20日火曜日

おでっさに行きたしと思えどおでっさはあまりに遠し

来年早々にオデッサ歌劇場の初来日公演がある。
演目は「トゥーランドット」と「イーゴリ公」。

「トゥーランドット」なんてどうでもいいから、ボロディンの「イーゴリ公」を聴きに行きたいのだが、日本のプロモーターの主眼は明らかに「トゥーランドット」にあり、「イーゴリ公」はたった3公演しかない。

2012年1月13日(金)18:00 武蔵野市民文化会館大ホール
2012年1月14日(土)16:00 Bunkamuraオーチャードホール
2012年1月28日(土)15:00 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール

武蔵野市民文化会館は会場としてはなかなかいい。
あと、個人的にはあそこのチラシは好きだ。
やたら煽り文句が凄くて、「おっ!」と思わせるけれど、「それでいつやるの?」と公演日時を確かめようとすると結構わかりにくい、という、あのチラシです。文字ばっかり。
でも、金曜の18:00開演、しかも吉祥寺駅からバスに乗っていくあの会場って、有休取らないとだめでしょ。
しかも金曜だ。先約あり。残念。

オーチャードは12月22日にリニューアルオープンで、どんなふうに変わっているだろうか。
これまでモスクワ・シアター・オペラを聴いたことがあるが、オペラの会場としては最上級ではない、という印象だった。
行かれるとしたらここだろうか。
でも、この日はフルジャノフスキーが…。
フルジャノフスキー、8月の来日時には私がちょうどロシアに行っていて、お話を伺うことができなかったのだ。
「一部屋半」は素晴らしい。
きっとこの映画のことをすると思うのだが、オデッサオペラがオーチャードで16:00開演となると、終演は19:00過ぎ、あるいはもっと遅いだろう。
完全に間に合わない。
どちらかを諦めざるを得ない。

かといってオデッサ・オペラの「イーゴリ公」を、28日に神戸まで聴きに行くってどうなんだ?
それはないだろう、あまりにも。
(と思いつつも、ついでに神戸観光とか考えている自分が怖い。)
いやいやいや。
神戸に観に行くくらいならオデッサに聴きに行きたい。

「オデッサ・コスモス」の背景に使っているこの写真は、2007年9月1日撮影のオデッサ歌劇場前の灯です。
9月1日がオデッサの市制記念日なのだそうで、2007年は123周年だったとのこと(←ちっともメモリアルイヤーではない)で、一日お祝いをしていて、夜もこんな具合に灯をともしたりライティングしたり花火を上げたりしていました。

とても悲しい訃報

土曜日に観たチェコスロヴァキア映画「ジェシーを狙うのは誰だ?」がとってもチャーミングでおもしろかった、という感想をやや詳しめに書きたかったのだけれど。

ヴァツラフ・ハヴェル前大統領の逝去という悲報に接し、言葉も出てこない。

ハヴェルさんは、政治家以前に、劇作家として、つまり芸術家として、大変尊敬すべき人物なのです。
尊敬すべき芸術家が、政治家としても非常に優れていた(あの情勢下において流血なしに体制変換を行うべくリーダーシップをとった)ということ)、信じがたいほど素晴らしいことです。

こういう人にとって受賞歴などという権威はばかばかしいものだろうけれど、ノーヴェル賞未受賞だったか、と改めて思いました。

チェコの、というより、中欧の、というより、現代社会の知の巨人の一人でした。

川本先生が逝ってしまわれ、ハヴェルさんも旅立ってしまわれ、チェコがどんどん遠くなる…。

2011年12月18日日曜日

東京復活大聖堂教会デビュー

13:00-15:00
お茶の水スクール・オブ・ビジネスにて、聖ニコライ渡来150周年記念講演会「宣教師ニコライの歩んだ道」

10月発行のユーラシア・ブックレット5冊の中で、高橋先生の『アレンスキー』を対象への愛に満ちた書と書いたけれども、今日の講演を聞いて、『ニコライ堂小史 ロシア正教受容50年をたどる』もやはりパトスに溢れた本であると感じた。
特に序文は、明治以来の正教(のみならずキリスト教)受容のポイントが今までになくわかりやすく説明されていて助かった。
(本日の講演がニコライ大主教に焦点を合わせたものだったので触れられなかったが、ブックレットではニコライの後任セルギイ時代にもかなりのページが割かれている。関東大震災で焼失したニコライ堂が再建されたのはこのセルギイ時代であった。またこのセルギイは日露史の狭間で実に試練に満ちた半生を送ることになった。)

15:30-
ニコライ堂見学
東京に生まれ育ったのに、実はニコライ堂に入るのは初めてだった。
教会の方から、ニコライ堂について詳細なお話を伺う。
内部は撮影禁止だったので、外からの写真のみ。


アラビア風のアラベスク文様を採り入れるなど、おもしろい混合様式の建築である由。

関東大震災時には鐘が崩落して屋根に穴があき、そこからは入り込んだ火によって灰燼に帰した。
3月11日にはどうだったのか?
上述の方のお話だと、吊り下げられたシャンデリアは天井に届かんばかりに激しく揺れ、鐘楼の鐘がひとりでに鳴りつづけ、燭台の蝋燭が床に置いて割れたりというのはあったものの、建物自体が壊れるということはなかったとのこと。

販売所でクリスマスカードとキリル文字?と数字の対応表が載ったしおりを購入。
この販売所に入る前に、友人二人と別れた。
友人たちは礼拝堂から直接外に出て帰っていった(たぶん)。
私は聖堂の写真を撮って販売物をみて、次の場所に移動するまでの時間をつぶした。
友人たちは「次の場所」には行かないと、かなり強い拒絶反応をみせた。

駿河台のニコライ堂から御茶ノ水駅、中央線・総武線の線路沿いにアテネ・フランセの傍らを通り過ぎ、水道橋駅へ。
駅前に「チケット譲ってください」という紙を手にした若い人たちが群がっているのを不思議な思いで観ながら通り過ぎ、東京ドームの前へ。
混んでいた。
ここは避けるべきだった。
強引に通り過ぎた。

『東欧ファンタスチカの魅力』は、これまでも触れたように名著であるとして人に勧めている。
(勧めても結構スルーされるんだけど、ほんとに力作なので読んでほしい。)
来年には関連本も出されるようなので楽しみだ。
映画サークルでのレクチャーなので、“東欧”のファンタスチカ映画(または映画一般)についての話ができるとよかったのだが。
上映されたチェコスロヴァキア時代のドタバタ系SFコメディー映画は、高野さんのことばを借りればレトロ可愛くかっこよく、楽しかった。
(現代のジェンダー視点上は問題おおあり…というか他にも無茶苦茶すぎ突っ込みどころ満載、サイコーなチェコ映画)

観たのはこれ

2011年12月17日土曜日

チェルィシェフさんはマドリードの味方??

Дмитрий Черышев: "Реал" не выйдет играть с ЦСКА спустя рукава". http://football.kulichki.net/rusnews/news.htm?174096

CL決勝トーナメント1回戦
ゼニット・サンクト=ペテルブルグ対ベンフィカ(ポルトガル)
ツェスカ・モスクワ対レアル・マドリード(スペイン)

ゼニットはカーリャの古巣と。
勝ち抜けする見込みは50%とも45%とも。
(ユーロスポーツ等による。)

ツェスカはレアル・マドリードと。
勝ち抜けする見込みは10%とか(同上)。
そうかなあ。
レアル・マドリード、いまはそんなにずば抜けて強いようには思えない。
(けど、ツェスカ、いけいけの時はいいが、だめだめの時もすごく多い。いかんせんロシアのチームであるので。)
で、ロシアユース代表デニス・チェルィシェフのお父さん、現ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド監督にして、レアル・マドリードのユースを指導していた、ドミトリー・チェルィシェフさんがインタビューを受けています。

EL決勝トーナメント1回戦
ロコモチフ・モスクワ対アスレチク・ビルバオ(スペイン)
ルビン・カザン対オリンピアコス(ギリシャ)

В 1/8 финала Лиги чемпионов ЦСКА и "Зениту" выпали "Реал" и "Бенфика" соответственно, а в 1/16 финала Лиги Европы "Локомотиву" и "Рубину" - "Атлетик" и "Олимпиакос".
とあるので、ロコと対戦する"Атлетик"はアトレチコ(マドリード)かと思ったら、ビルバオの方でした。
こちらはアスレティックという表記が一般的らしい。

チェルィシェフさん、やっぱりツェスカではなくマドリード贔屓でしょうか。
デニス君がレアル・マドリードのユースでどんな活躍をしているのかわからないのですが(ロシアユースではそれなりに活躍しています、それとまだ在学中の身)、どうせネタ試合でしょうから、この際デニスをいきなりトップに上げてツェスカとの試合に出してくれたらいいのに。
(規約でそんなことが許されるのかどうか知らないが。)

花散里

源氏物語は、遥か昔、高校~大学で読んだだけだから、原文の記憶はかなりあやしい。

作中人物で好きなのは、男性でいえば源氏より頭中将。
女性では、葵上と花散里。
花散里に関しては、自分と全く違う、癒し系であるところに惹かれる。
葵上は、源氏に対して、一度も好きだと言っていないらしいところがあっぱれ。

物語を盛り上げてはいるが、嫉妬や怨念でおかしくなってしまう、弘徽殿女御や六条御息所に対しては、全く共感を覚えない。
が、弘徽殿女御に関しては、敵キャラとして、高校時代の友人の一人は「一番好きな人物だ」と評していたのを思い出す。

2011年12月15日木曜日

きらめき

ふたご座流星群、早朝が見頃であるとのことだけれど、今週は早朝に時間が取れそうにない。ELも観られないしなあ、残念。
ロコ、負けはしたが、決勝トーナメント進出。
ジーマが2得点。

昨夜、クリスマスケーキを注文。
年賀状の前に、クリスマスカードの準備。
ポーランドには送った。
国外へは今週中に。
今日、カナダからクリスマスカード第1号が届いた。
犬と猫の絵だが、猫がうちのにそっくりで、とても可愛い。
その方の飼っていた猫(今年の春、命を全うした)にも似ているのではないか。


今日紹介するのは、記事自体はちょっと前になるけれど、ユーロスポーツが選んだ今年のロシアプレミアのベストプレイヤー。

GK
アンドレイ・ジカン(スパルターク・モスクワ)

DF
トマシュ・グボチャン(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
ウラジーミル・グラナト(ディナモ・モスクワ)
アリ・ガジベコフ(アンジ・マハチカラ)
ドミニコ・クリシト(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)

MF
アラン・ザゴエフ(ツェスカ・モスクワ)
ダニー(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
アンドレイ・ヴォロニン(ディナモ・モスクワ)
デニス・グルシャコフ(ロコモチフ・モスクワ)

FW
セイドゥ・ドゥムビア(ツェスカ・モスクワ)
アレクサンドル・ケルジャコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)

http://www.eurosport.ru/football/russian-premier-league/2011-2012/story_sto3046602.shtml

GKにジカンを選んでいるのが異色。

2011年12月14日水曜日

ソフスポルトによる

シーズン途中ではありますが、「ロシアプレミアリーグ年間ベストプレイヤー」が各メディアで報じられつつあります。
今日はソヴィエツキー・スポルト誌に、エヴゲニー・ロフチェフさんによる「ベストプレイヤー」が載っていました。
各ポジション1位~3位までで33人の選手が選ばれています。

GK
1.ヴャチェスラフ・マラフェーエフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.イーゴリ・アキンフェーエフ(ツェスカ・モスクワ)
3.アントン・シュニン(ディナモ・モスクワ)

怪我で欠場中のアキンフェーエフではなくてマラフェーエフでした。
マラフェーエフとて、3月に奥さんを事故で亡くし、深く傷つけられるような中傷もありました。
ジェヴノフにポジションを奪われかけたりもして、決して調子のいい年ではなかったように思えますが、プレミアリーグでのプレイと言うよりつい最近の対ポルト戦でのセーブの印象が強いのかもしれません。

DF(センター)
1.トマシュ・グボチャン(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.セサル・ナバス(ルビン・カザン)
3.ニコラス・パレハ(スパルターク・モスクワ)

DF(右)
1.アレクサンドル・アニュコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.セルゲイ・パルシヴリュク(スパルターク・モスクワ)
3.ロマン・シーシキン(ロコモチフ・モスクワ)

DF(センター)
1.ニコラス・ロンベルツ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.セルゲイ・イグナシェーヴィチ(ツェスカ・モスクワ)
3.レアンドロ・フェルナンデス(ディナモ・モスクワ)

DF(左)
1.ドメニコ・クリシト(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.サルバトール・ボッケッティ(ルビン・カザン)
3.エヴゲニー・マケエフ(スパルターク・モスクワ)

ここまでゼニット圧勝です。

MF(左)
1.ユーリー・ジルコフ(アンジ・マハチカラ)
2.ミゲル・ダニー(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
3.ドミトリー・コムバロフ(スパルターク・モスクワ)

MF(トップ下)
1.アンドレイ・ヴォロニン(ディナモ・モスクワ)
2.ロマン・シロコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
3.イーゴリ・セムショフ(ディナモ・モスクワ)

MF(ボランチ?)
1.イーゴリ・デニソフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.アルベルト・サペテル(ロコモチフ・モスクワ)
3.クリスチアン・ノボア(ルビン・カザン)

FW
1.セイドゥ・ドゥムビヤ(ツェスカ・モスクワ)
2.アレクサンドル・ケルジャコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
3.ケヴィン・クラニイ(ディナモ・モスクワ)

FW
1.サミュエル・エトー(アンジ・マハチカラ)
2.エマニュエル・エメリケ(スパルターク・モスクワ)
3.ラシナ・トラオレ(クバン・クラスノダール)

MF(右)
1.アレクサンドル・サメドフ(ディナモ・モスクワ)
2.エイデン・マッギーディー(スパルターク・モスクワ)
3.ギョクデニス・カラデニス(ルビン・カザン)


なぜかこういう順番。

http://www.sovsport.ru/gazeta/article-item/497968

ディナモが頑張って、それが評価されているみたいで嬉しい。
去年まで、ちっともディナモファンではなかったのだけれど、応援したい気になってきたから、不思議です。
(複雑な思いだ…。)

来年のロシア2

ユーリー・クラスノジャン監督(ロシア第二代表監督)インタビューによれば、来年はイングランド、イタリア、ベルギーと試合をするとのこと。

Юрий Красножан: В следующем году сыграем с Англией, Италией и Бельгией
http://www.sovsport.ru/news/text-item/498392

インターナショナル・チャレンジ・トロフィー
1989年以降に生まれた選手たち

ベラルーシのGK

Вратарь «Зенита» женился.

というヘッドラインを目にして、3月に事故死してしまったマリーナ・マラフェーエヴァさん(元モデル)のことを思い出した。
スラーヴァが再婚したのかと。
小さいお子さん二人抱えているし、だいたいロシアでは再婚は全く珍しくないし。

でも、結婚したのはスラーヴァではなく、ユーリー・ジェヴノフだった。

そうだ、彼もベラルーシ国籍だ。

今季クルィリヤをゴールを守るヴェレムコは、私の目からしたらベラルーシ人年間ベストプレイヤーだったのだが、ライヴァルがいましたね、ここに。

http://piter.tv/event/Vratar_Zenita_zhenilsya/

2011年12月13日火曜日

そういえばCL

CL,ELともウィークデイの深夜~明け方が試合時間となるため、リアルタイムでは観戦できず、出勤前に結果だけチェック→あーあ、勝ち切れていないな、がっかり、みたいなのの連続だったため、自分の中では盛り上がっていなかった。

ロシアの2チームはともにグループ2位で決勝トーナメント進出。
という史上初の輝かしい成績を残したにもかかわらず、友人から「よかった、意外とやるじゃん」というメールが来るまで、こちらでも話題にしていなかった。

決勝トーナメントでは、セマクやブィストロフに活躍して欲しいな。

2011年12月12日月曜日

とても感謝している

「ヴェレムコが最優秀選手に」というヘッドラインを見て、ベラルーシの年間最優秀選手に選ばれたのかと思った。

そしたら、そうではなくて、クルィリヤの年間最優秀選手になったのだった。

Сергей Веремко - лучший футболист "Крыльев" по итогам 2011 года.

Подведены итоги голосования посетителей официального сайта "Крыльев Советов", которые определили лучшего футболиста клуба по итогам уходящего года. В голосовании приняли участие почти шесть с половиной тысяч человек. Безоговорочную победу одержал Сергей Веремко (26513 баллов). На втором месте – Сергей Корниленко (16731), на третьем – Павел Яковлев (13293), четвертым стал Антон Бобер (7383), пятым – Ненад Джорджевич (6464).

1位:セルゲイ・ヴェレムコ
2位:セルゲイ・コルニレンコ
3位:パーヴェル・ヤコヴレフ
4位:アントン・ボビョール
5位:ネナド・ジョルジェヴィチ
移籍組が大当たりだった。
つまりスカウトの目に狂いはなかったということで、逼迫した財政の中でなんとか上手くやりくり、でもあともう少し、あともうちょっと何とかなったらなあ…というところなんだけど。
ヤコヴレフはこのままクルィリヤに留まることにしたそうで。
感謝している。

先手を打たねば

12月は文字通り疾走する季節。
案の定仕事は忙しい。
クリスマスの準備でも気が急いている。

いろいろ手をこまねいているうちに、気の早い友人からもうクリスマスプレゼントが届いてしまった。
(しかもヨーロッパ在住とかじゃなくて国内の人から。)

明日はポーランドにクリスマスプレゼントを発送する。
きっとする。
震災後に丁寧なお見舞いのお手紙をいただいたので、今年は特に感謝の気持ちでいっぱいだ。
Dankon letero de konsolo!
(でいいのかな?)

17日には今年観た映画のベスト10のリストを出せと言われるだろうから、考えておかないと。
今年は素晴らしく感激というものは少なかったけれど、地味な良品に恵まれたように思える。

映画の前に、読書編2011を考えてみる。
『時間は待ってくれない』
『囁きと密告』
『百合子、ダスヴィダーニャ』
『ナンセン伝』
『ヒトラーの最期』
『ブリギーダの猫』
『驚くべきショスタコーヴィチ』(←サッカー本としてもおもしろい。再読)
『犯罪』(映画化決定とのこと。楽しみだ。)
『令嬢たちのロシア革命』(←前史としてドストエフスキーの愛人だったスースロワも紹介されていてなかなかおもしろい。決して「文豪の恋人」で終わらなかった生涯が天晴れ)
『ヴォルガ・ドイツ人』(←アレクサンドル・メルケルやコンスタンチン・ラウシュのバックグラウンドを知るのにちょうどよいと思う)
『日本国憲法と裁判官』(いい裁判官は苦労が多い)
『ソモフの妖怪物語』
『ピクニック』 
それにチェルノブイリ関連本を山ほど読んだ。こんなことになるとは去年はつゆほども考えていなかった。

2011年12月11日日曜日

第二イザヤの慰め

もうアドヴェントのロウソクが3本に。

Утешайте, утешайте народ Мой, говорит Бог ваш.
慰めよ、わたしの民を慰めよ、と
あなたたちの神は言われる。
教会の窓に張られた簡易ステンドグラス

アップリンクの一日

12:50「人生、ここにあり!」
友人が勧めていた作品。アンコール上映があると聞いて。
15:00つながり映画祭 被災地の障害者問題を伝える映像の上映及びトークセッション

17:15「TESE(鄭大世)」
初日だった。初回ではなかったが。サッカー選手のドキュメンタリー。

19:30セルゲイ・レートフ来日記念 ロシアジャズ再考/復活祭
前半の映像中心のレクチャーはおもしろかったけど、ライヴの方はアヴァンギャルドすぎてちょっと疲れたなあ。レートフさんの演奏はさすがだったが、日本人のパフォーマンスはどう反応してよいのやら戸惑うばかり。
レートフさん演奏の「モスクワ・ペトゥシキ」観たい!

終了が22:30くらい。
月食は佳境に入っていた。
携帯からはうまく写せない。

2011年12月10日土曜日

あなたなんか知らない(2)

割合どうでもいいことだけれど、「東欧」と並んで、私なら使わないという言葉その2.
それは「海外」。

「海外で活躍する日本人選手」などと、日本や日本人が主体となっている話題で使う限りでは、「海外」でもおかしくはないのですが、アレクサンドル・メルケルのようにドイツ→イタリアとか、ジャヴァド・ネクーナムみたいにイラン→スペインのようなケースで「海外」というのには違和感を持つのです。
(仮に誰かが使っているのを見たら、「間違いだから訂正せよ」と要求したりはしないけど。)

「外国で」とか「国外で」とか、もう少し汎用性のある言葉を使うことにしています。

さて、今日イグナチオ教会の前で、何人かの人たちがキャンドルを手にし、横断幕などを持って集まっていました。
「平和といのち イグナチオ9条の会」という、初めてみる団体でした。
今日、チラシを配っていたのは、今日が9日だったからなのでしょうか。
それとも、12月10日が国際人権デーだからなのでしょうか。

配っていたチラシ

カトリックの人たち、立ちあがっているんだ。

でも…ベネディクト16世の「私にもわからない…」は落胆させる言葉ですね。
天災だけではなく、戦乱・飢餓・不条理としか言いようのない試練に、私たちの先達は何とか答えを探し続けてきたのではなかったか。
ヨブ記を引き合いに出すまでもなく。

主よ、私をあなたの平和の道具にして下さい。
私を憎しみのあるところに愛をもたらす人に、
争いのあるところに許しを、
分裂のあるところに一致を、
疑いのあるところに信仰を、
誤りのあるところに真理を、
絶望のあるところに希望を、
闇のあるところに光を、
悲しみのあるところに喜びをもたらす人にして下さい。
(アッシジのフランチェスコによる平和の祈り)

2011年12月7日水曜日

あなたなんか知らない

『時間はだれも待ってくれない 21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集』はなかなかおもしろい。

収録作品はどれも本邦初訳、それもロシア語や英語からの重訳ではなく、原語からの訳である。

オーストリア 
「ハーベムス・パーパム(新教皇万歳)」
ヘルムート・W・モンマース著識名章喜訳

ルーマニア
「私と犬」
オナ・フランツ著住谷春也訳
「女性成功者」
ロクサーナ・ブルンチェアヌ著住谷春也訳

ベラルーシ
「ブリャハ」
アンドレイ・フェダレンカ著越野剛訳
※これだけ20世紀の作品。SFともファンタスチカとも言い難い、かもしれない。
現実に、非常にあり得そうな話。チェルノブイリもの。
チェコ
「もうひとつの街」
ミハル・アイヴァス著阿部賢一訳
※既読感があるのはどうしてだろう?

スロヴァキア
「三つの色」
シチェファン・フスリツァ著木村英明訳
「カウントダウン」
シチェファン・フスリツァ著木村英明訳

ポーランド
「時間はだれも待ってくれない」
ミハウ・ストゥドニャレク著小椋彩訳

東ドイツ
「労働者階級の手にあるインターネット」
アンゲラ&カールハインツ・シュタインミュラー著西塔玲司訳
※これはあんまりおもしろくなかった。

ハンガリー
「盛雲(シェンユン)、庭園に隠れる者」
ダルヴァシ・ラースロー著鵜戸聡訳
※川本喜八郎先生あたりがアニメーションを作るのではないか?という雰囲気。

ラトヴィア
「アスコルディーネの愛─ダウガワ河幻想─」
ヤーニス・エインフェルズ著黒沢歩訳

セルビア
「列車」ゾラン・ジヴコヴィッチ著山崎信一訳

一見不思議な「東欧」圏である。
だいたい、今どき「東欧」などという言葉が使われることは希少だ。
これについては、編者の高野史緒さんが序言で、沼野充義先生が解説で丁寧に書いていらっしゃる。
(読むとなるほどとそれなりに納得はするが、それでも私自身は「東欧」という言葉を使うことは決してないだろう。)
旧ハプスブルク帝国内というと、 ベラルーシやラトヴィアが仲間外れになり、ワルシャワ条約機構内というと、オーストリアがはみ出す。

彼ら、非西欧の作家たちの作品は、どことなく星新一風で、限りなくかな(愛)し。
そんな風に、妙に懐かしくもあり、一方で、この世によくもこんな作品が存在したものよ、と驚く。

未来のコンクラーヴェをユーモラスに語る冒頭作品から、何気なく神がこの世に降下しているトリの作品まで、多士済々の世界は、やはりどう呼んでいいのか、私は惑う。

2011年12月4日日曜日

デンマーク

2/29の国際親善試合は、デンマークと対戦することになった。
http://football.kulichki.net/rusnews/news.htm?172121

そういえばデンマーク大使館のサイトのアドヴェントカレンダーをみるのを忘れていた。

2011年12月3日土曜日

プリピャチは五つの川

午後はアテネ・フランセに「プリピャチ」を観に行った。

雨は上がり、意外と暖かい。
というより、文化センターは人いきれで暑かった!
朝寒かったから頭のてっぺんから足元まで完全防備の防寒対策で行ったからなおさらに。

「プリピャチ」
チェルノブイリ関連映画、恐らく今年の締め。
監督の質疑応答。
プリピャチの研究所に勤めるジナイーダ・クラスノジョンさん(原発事故以前より99年の撮影当時のそこに勤務)が、迷彩服を着てスタジアムの観客席に、いやその残骸に腰をかけている。
プリピャチは原発労働者の町だった。
新興の団地が立ち並ぶ、若者の街だった。
サッカーが盛んだった。
ジナイーダさんは語っていた。
「このスタジアムは自己の2,3年前に作られ、ここにはいつも観客が詰めかけてサッカーを観戦していた」
「今は誰もいない」
ニコラウス・ゲイハルター監督がこの「プリピャチ」の前に撮ったのはボスニアのドキュメンタリー。
あのサラエボのスタジアムは戦火の犠牲者たちを埋めた地となった、というエピソードを思い出した。
プリピャチのスタジアムは無人だ。全くの無人になった。永久に。

アテネ・フランセのクリスマスツリーとクレッシュ。


オーナメントには器用につくられた折り紙のサンタとトナカイが。

白いトナカイ。
茶色の折り紙だったらなおよかった気が。

愛用ドルツ

年に一度の歯のクリーニング。
いつも、「だいたいよく磨けていて歯垢はさほどついていない。でも前歯の裏などの茶しぶが落ちていない。」と指摘される。

・電動歯ブラシ(小さいドルツを使っている)は一箇所十秒くらいずつ歯に当てて(きちんと角度を保つ)一つずつ磨いていく

・歯の先端部分も磨き残さないように

などとアドバイスをいただく。

10時の予定だったけれど、9時に別の予定を入れていて、思いのほかそれが長引いたので、若干遅れてしまう。
雨も降っていたし。

歯はぴかぴかになった。

朝:食後に普通の(手動の)歯ブラシに歯磨き粉をちょっとつけて歯磨きする。その後にリステリン。
昼:職場で小さいドルツで磨く。歯磨き粉はつけない。その後にリステリン。
3時:小さいドルツ。歯磨き粉はつけない。
夜:食後に大きいドルツで磨いた後(歯磨き粉はつけない)、手動のブラシ+隙間歯ブラシで磨く。その後にリステリン。

茶しぶ予防には、寝る前にももう一回磨いた方がいいのだろうか。

抽選

明日も予定がつまっているにもかかわらず。
やっぱりユーロ本大会の組み合わせ抽選を観てしまう。

抽選人の方々

Хоан Капдевилла. Единственный играющий футболист из всех, кто на сцене. Испания 2008.
  Антониос Никополидис, уже серьезно постаревший. Греция 2004.
  Вот и сам Зинедин Зидан. Франция - 2000.
  Петер Шмейхель выходит от Дании 1992 года, а Оливер Бирхоф от Германии 1996.
  Марко ван Бастен. Напомним, что именно его гол лишил сборную СССР золотых медалей в 1988.
  Ален Жирес выходит, как представитель Франции-1984.
  Хорст Хрубберш, Германия - 1980. Он присоединяется к коллегам.
  Антонин Паненка выходит на сцену. 1976 год, Чехословакия.
  Пауль Брайтнер поднимается на сцену. Германия-1972.
  Джанни Ривера из Италии. Победитель турнира ЧЕ-1968.
  Луис Суарес выходит на сцену. Он представляет Испанию-1964.
  Виктор Понедельник выходит на сцену. Напомним, что он автор победного гола, который сделал сборную СССР чемпионом Европы в самом первом чемпионате Европы в 1960 году.

ポット1
ウクライナ(D)、ポーランド(A)、スペイン、オランダ

ポット2
ドイツ、イタリア、イングランド、ロシア

ポット3
クロアチア、ギリシャ、ポルトガル、スウェーデン

ポット4
デンマーク、フランス、チェコ、アイルランド

グループA
ポーランド
チェコ
スラヴ組か???
ギリシャ
ロシア
どよめき
Позиция у россиян, естественно А3.
  Вот это да!!! Но мы играем в Польше, зато с какими командами!!! Надо стопроцентно выходить из группы!

惜しい。
ギリシャではなくクロアチアが入ったらスラヴグループになったのに。
グループB
オランダ
デンマーク
ポルトガル
ドイツ

グループC
スペイン
アイルランド
クロアチア
イタリア

グループD
ウクライナ
フランス
スウェーデン
イングランド

シロコフが優勝狙うと言っていたのは本気だったか。

Группа D: Украина, Швеция, Франция, Англия.
Группа С: Испания, Италия, Ирландия, Хорватия.
Группа В: Голландия, Дания, Германия, Португалия.
Группа А: Польша, Греция, РОССИЯ, Чехия.

戦場のベルギー

例年と同じですが、クレッシュ(プレゼピオ)。
上智のはスペイン大使館からいただいたというから、スペイン語でベレンというべきか。


 傍らにクリスマスツリーも。


イメージフォーラムにポーランドアニメーション映画祭を観に行く。
さすがはスタレーヴィチだからか、なのか、盛況だった。
舞台挨拶のポーランド人(たぶん)男性は誰だったのだろう?
通訳は声が小さくて(聞き取れないわけではなかったが)覇気のない人だった。
人選を考え直してほしい。

作品は良かったのだが―。
「森のクリスマス」の最中に上映トラブルが起こり、説明も一切ない中、シャザのお二人は演奏を続けていた。
そう。
スタレーヴィチの作品は元々サイレントだが、シャザというデュオ・アーティストがライヴで音楽をつけていたのだ。
テクノポップ系で、率直に言うと、スタレーヴィチの作品にはあんまり合っているように思えなかった。
ただ好みの問題と言うか、スタレーヴィチはその時代の最先端を行く前衛だったのだから、ああいう音楽をと考えたのかと解釈できないこともない…でも私はコンサバな人間なので、普通にやってほしかったのだ。
特に「森のクリスマス」は、以前Oさんが見せてくれたときはリムスキー=コルサコフかなんかの極めて穏当なクリスマス・ミュージックをつけてくれていたので。

ドキュメンタリー?とは言い難いような気もするポーランド・リトアニア合作の「コガネムシの調教師」もなかなかおもしろかった。
カウナスに、しかもあんな中心にスタレーヴィチの記念館があるのだろうか?
(カウナスに行ったときには通り過ぎてしまっていたのかも。)

映画ではこの市庁舎の奥の赤っぽい建物の壁にプレートが設置されているようだったが。


2011年12月1日木曜日

クリスマス・マトリョーシカ

案の定、忙しかった。
ようやく、夏にセルギエフ・ポサードで買ってきたマトリョーシカの出番がやってきた。

ジェット=マロース(厳寒のおじいさん)、スネグーラチカ(雪娘)、雪だるま、ねずみ?、樅の木??)


こちらはドイツ製のアドヴェントカレンダー。


どうぞ、皆さまによいクリスマスが訪れますように。

2011年11月30日水曜日

仕事納めのチェブラーシカ

「オデッサ・コスモス」に書くが、昨年公開した映画「チェブラーシカ」(2010年日本)日本語版のTV放映が12/28(水)7:30-8:45に決まったとのこと。
TV東京。

仕事納めの日ですね。
きっとむちゃくちゃ忙しいです。
明日から師走。
12月は毎年文字通り、ほんとに走り回ります。

録画を忘れないようにしなければ。

TVを滅多に見ない私ですが、我が家にTV、一応あるのです。
ずっと長いことTVなしで過ごしてきましたが(それで全く困らなかった)、黒田龍之助先生がNHKのTV講座を担当されるときに、ロシア語講座の録画をするために、ビデオ一体型のTVを買いました。

その後も殆ど観ていないので、7月の地デジ終了の折り、この際だから再びTVなし生活に戻ってもちっとも困らないだろうと、何の手だてもしていませんでした。
しかし、実家のたっての願いで(弟です)実家と同じTVを買いました。
相変わらず観ていないけど。
且つ、黒田先生の講師就任記念の例のTVも、こちらが何もしなくても、ケーブル回線が何とかで(??)と、地デジ終了後も映っています。
にしても、結局観ていないけど。

ネットでロシアのTV(映画とかサッカーとか)をだらだら観ていることはよくあるけれど、同じことを日本のTVではしないんですね、なぜか知らないけど。
たぶん、ロシアのTVは適当に理解できないから見聞きしていてあんまり気にならないのだと思う。

お昼に同僚が食事しながらTVを観ているのも、ほんとは好きじゃないのです。
ワンセグで個人的に観ている分には構わないけど。
その特定の同僚以外は、お昼休みには雑談したり本を読んだり家計簿をつけたり、人に迷惑かけない過ごし方をしているのですが。
職場のTVも、地デジ終了で観られなくなるかと期待していたのですが、やはりケーブル放送にビル全体が入っているからと、その後も映っていて、相変わらず同僚はお昼にTVを観ているのです。あーあ、残念。

さて、11月25日には、ロシア語版の「チェブラーシカ」のDVDも発売されたわけで、1年くらいたったら、こちらのTV放映もあるだろうか。

第一イザヤの激しさ

主は国々の争いを裁き、多くの民を戒められる。
彼らは剣を打ち直して鋤とし
槍を打ち直して鎌とする。
国や国に向かって剣を上げず
もはや戦うことを学ばない。
ヤコブの家よ、主の光の中を歩もう。
イザヤ2-4~5

И будет Он судить народы, и обличит многие племена; и перекуют мечи свои на орала, и копья свои -- на серпы; не поднимет народ на народ меча, и не будут более учиться воевать.
О, дом Иакова! Прилите, и будем ходить во свете Господнем.

ユーラシア・ブックレットの『ロシア軍は生まれ変われるか』読了。
著者の結論は、条件付きで「ダー」。
近年のロシアの軍改革は、かなり本気モード。
抵抗勢力は勿論存在するが、有能な改革者が現れているようだ。

2011年11月29日火曜日

私の大学

университет(ウニヴェルシチェート)が総合大学
институт(インスチトゥート)が単科大学・研究所

ロシア語の初級教科書は大学生向けであることが多いので、「私は大学生です」「大学に通っています」みたいな例文がよく出てくる。
大学に相当するロシア語の単語も早い段階で出てきて、上記のように説明を受けた。

えーと、それじゃあ私の母校はуниверситет?
でも、日本では殆どの大学がユニヴァーシティーだと名乗っているのでは?

ということが、黒田先生の授業でも話題になった。
その場にいた人たちの殆どは、学部が複数ある大学の出であったので、それはуниверситетと言ってよいかという話になる。

「いえ、厳密には複数の学部をもつというだけでは総合大学を名乗れません。」と先生。
「総合大学というには、それがなくてはならないという必須の学部が3つあるんですよ。」
総合大学構成要素必須の3学部って?

どの学部だろうかと当てっこが始まったが、
*医学部
*法学部
はすぐに出てきたけれど、もう一つがとうとう当てられなかった。
それは何かと言うと、
*神学部 なのでした。

それから
*哲学学部
は、いわゆる一般教養課程として、やはり必須の学部であった由。
(そのとき、現役大学生だったリョーシャくんは、知っているぞと言わんばかりににやにやしていた。)
「神学部かあ!それは思いつきませんでした。でも、それなら日本には厳密な意味での総合大学って…」
「上智は神学部があるけれど医学部がないし」
「慶応は医学部があるけど神学部がない」
「○○は医学部も神学部もない」

ロモノーソフが創立した当時のモスクワ大学は
*哲学学部(一般教養課程)
*法学部
*医学部
の3学部だった。
神学部はなかったようだ。
(今でもないんじゃないかな?)
現在モスクワ大学は39学部、学生約4万人、教員約1万人。
学部はまだまだ増えるらしい。

ロモノーソフの血は絶えず

珍しく、レストランでの講演会。
モスクワ大学創立者M.V.ロモノーソフ生誕300年記念文化講演会
「ロモノーソフの業績とその時代」

「ロシア紅茶を飲みながら」ということでしたが、ジャム入り紅茶にピロシキつきでした。


ジャムは予め入ってしまっている、本来のロシア式ではないものでした。
かき混ぜたけれど底の方は限りなく濃厚に甘い。
ストレルコフ先生と通訳の方はこのピロシキを召しあがる時間がなく、お持ち帰りになったのでした。
「熱々のところを召しあがっていただきたかったわ!」と主催者の方がおっしゃっていましたが、ほんとにそのとおり。

講師のアンドレイ・ストレルコフ先生は今日日本に着いて直接この講演会にいらっしゃったので、お疲れではなかったかと思いますが、見た目は割とお若いです。
(TVの解説者もされているとのこと。)

12/1と12/2にも同じテーマでの講演会があるので、詳しい内容を書くことは控えますが、驚きの小ネタを。

「ロシアのレオナルド・ダ・ヴィンチ」ことミハイル・ヴァシリエヴィチ・ロモノーソフは、天文学・物理学・化学等に功績を残した偉大な科学者にして、国語としてのロシア語の確立に寄与し(作詞法・ロシア文法の著作を残す)、歴史学等人文科学でも先駆者となる。
そして、1755年1月25日、モスクワ大学設立。

1月25日、それは聖タチヤナの日でした。
モスクワ大学を守護する聖タチヤナ教会

モスクワ大学旧館前のロモノーソフ像

こちらが有名な雀が丘にあるモスクワ大学の建物(本館)

そんな18世紀ロシアのスーパーマン、ロモノーソフには娘が二人いました。
長女のエカテリーナはまだ一家が貧しかった頃に死亡。
その後に生まれた二女のエレーナはアカデミー出身者(ということはロモノーソフの教え子なのだろう)でエカテリーナ二世時代図書館の司書を務めたアレクセイ・コンスタンチノフと結婚。
自身は23歳で亡くなりますが、三人の娘と一人の息子をもうけました。
そのうち子孫を残したのは娘のソフィヤのみでしたが、彼女は後に1812年の対ナポレオン「祖国戦争」の英雄となるニコライ・ラーエフスキーと結婚。
(エルミタージュの1812年戦争の間には彼の肖像画もきっとあるのでしょう。探し出せるでしょうか)

ソフィヤとニコライの子どもの一人が、なんとマリヤ・ヴォルコンスカヤだったのでした。
プーシキンに詩を捧げられ、ネクラーソフに謳われた、ヴォルコンスカヤです。
デカブリストの妻の。
映画「美わしき幸せの星」でヴォルコンスカヤを演じたナタリヤ・ボンダルチュクのことが目に浮かんだのか皆さん小さくどよめきました。

ロモノーソフの血統は、このラーエフスキー家の人々にのみ引き継がれていますが、軍人が多く、学者になった人物はいないとのことでした。

ロシア人には周知のことなのかもしれませんが、あのロシア史上のヒロインが知の巨人ロモノーソフの血を引く人だったとは…と、感動しました。

講演会の後、東急プラザの2階のカフェで、先生に時間をとっていただき、さらにお話を伺うこともできました。

2011年11月27日日曜日

リトアニア語は難しいか

「オデッサ・コスモス」に書籍情報。
黒田龍之助先生の新著です。

比較言語学ってなあに?
ロシア語は難しい、アラビア語は難しい、と言われるけれど、リトアニア語の方が難しそうだ。

オリーブの木

だれも、悪をもって悪に報いることのないように気をつけなさい。
お互いの間でも、すべての人に対しても、いつも善を行うよう努めなさい。
テサロニケⅠ5-15

Смотрите, чтобы кто кому не воздавал злом за зло; но всегда ищите добра и друг другу и всем.
1-е Фессалоникийцам.

今日の聖句ではなく、説教の中で先生が読まれた句。

礼拝の中で紹介された、パレスチナオリーブの木キャンペーンのカレンダー。
限定20部だというので、急いで買いに行った。
残り2部になっていた!
ぎりぎり間に合い、入手できた。

このカレンダーは、JAI(東エルサレムYMCAとパレスチナYWCA共同のパレスチナ支援活動)が東日本大震災の被災者支援のために無償で提供してくださったもので、売り上げは被災者支援のために寄付されるとのこと。
(カレンダーのほかに、美しいパレスチナのフォトカードも提供を受けた。)
1部500円。

アラビア語と英語との表記で、教会員のTさんが日本語訳をつけてくださった。
震災被災者支援になることについては無論異論をはさむ余地はない。
ただ、本来のパレスチナの人々のためにも、何事かしたくはあった。
それは別個に寄付をする、そしてカレンダーを見つつかの地の人々のために祈りを捧げることで、ささやかな支えとなりたい。

オリーブの木キャンペーン

卓上カレンダーにしては、ちょっと大きめ。
どこに置こうか?
(それを考える前に、いわば衝動買いしたであった。後悔はしていない。)


カレンダー部分と写真・説明文部分が表と裏になるようにできている。
日本語訳によると、3月の頁には水問題が取り上げられている。
元来パレスチナの地は水が不足することはなかったのに、占領者イスラエルは水資源問題でもでもこの地の約四分の三を占領し、パレスチナ側は苛烈な水不足に陥っている。
にもかかわらず、この地ではパレスチナ人は所有地内であっても新たに井戸を掘ることは許されていない。
八方ふさがりの様相を示している。
こんな中で、冒頭の聖句のような「悪をもって悪に報いることのないように」なんて言えるのは、神様だけだ、きっと。

今年の東京国際映画祭で観た「ガザを飛ぶブタ」(観客賞を受賞した)でも、オリーブの木は、パレスチナ人の生活の糧として登場するのだが、インティファーダの報復としてイスラエル側に切られてしまうのだ。
随所にユーモアが盛り込まれた作品ではあったが、こんな切ない場面もあった。
これが現実だ。
なので、キャンペーンで植樹された1500本余り(2011年4月現在)のオリーブも、無事なのだろうか、と気がかりだ。
(この映画のレビューはまだまとめていないが、主人公のパレスチナ人漁師はイスラエル(ユダヤ)人が、その妻をシリア人が、ロシアからの占領地ユダヤ移民をチュニジア出身のフランス人(監督夫人で「100%アラブである」と自己紹介していた)が、自爆テロを勧めるイスラム急進派の民兵?の一人を金髪碧眼のユダヤ系の俳優が演じるなど、俳優が演じる役と実際の民族的ルーツをわざとクロスさせて、いかにもごった煮風の雰囲気を出している、意欲作ではあった。一般公開されるといいのだが。)

アラビア語の月の名前や曜日の名前は、これでばっちりわかるようになりたい!

公園デビュー

阿佐ヶ谷のパルクは、2008年の開店直後に、当時のクラスメイトから教えてもらったのだけれど、今まで行ったことがなかった。
今日は念願のДебют в Парке(パルクでのデビュー)をした。
小さい店内ではあるが、いろいろ見てまわって、「お買い上げ」となったのは、入ってすぐのドアノブにかけたあったこれ。      ↓

「邪魔しないで!サッカー観てるんだから」

裏側は
ビール差し入れ歓迎」
(直訳だと「ビールがあったらいいな…」。ハジャイカに「どういう意味なんでしょう?」と伺ったら、「観戦中は入室禁止だけど、ビールがあったら、入ってもいいよ、ということなのでは」とのことでした。)
まあ、ビールを飲まない私にとってはこちらのパネルは用なしかもしれません。

専ら「サッカー観戦中につき」の方を部屋のドアノブにかけて(既にしている)、サッカー観戦に励みたいと思います。
もう昨日で冬休み突入だけど。
あと、もう一つの懸念はというと、我が愛猫がロシア語を読めるのかどうか、だが…。
(写真には写っていないが、壁の下の方には「ごはん、ごはん」とガリガリひっかいた我が愛猫のモダンアートがあるのだ。)

他にも、ワニの絵(ゲーナではない)が書いてあって「危ないぞ!(表)」「入っていいよ、今のところおとなしくしとくわ(裏)」というのも何枚かあった。
でも、サッカーのは私が買ってしまったので、もう在庫切れかも。

欲しい方はロシアまで買い付けに行くか、自作しましょう。
このプレートのイラストはレトロで、GKはレフ・ヤシン??ストライカーはヴァレンチン・イヴァノフ?とか想像してしまう。
自作の場合、そこには好きな選手の写真かイラストを貼ろう。

2011年11月26日土曜日

今年最後の翼

派手に花火をやっています。
対ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド戦。

昨日あったリザーヴチームの試合
Самара. Стадион ЦСК ВВС.
КРЫЛЬЯ СОВЕТОВ - ВОЛГА - 4:0 (3:0).
 Шалаев, 9 (1:0). Ди Кьяра, 24 (2:0). Палиенко, 32 (3:0). Сипатов, 60 (4:0).
Крылья Советов: Федоров (Козлов, 69), Почивалин, Пономаренко (Вихров, 58), Божин, Новицкий, Ди Кьяра (Пестрячев, 58), Семиняка (Наумов, 65), Буданов, Шалаев, Палиенко (Галактионов, 72), Сипатов (Алексеенко, 72). Волга: Малышев (Осин, 79), Риковский, Самохвалов, Курбанов, Кохия, Брагин, Семячкин, Вершинин, Дегтярев (Сорочкин, 68), Ив. Максимов (Джигкаев, 46), Каджаев (Карасев, 58).
と、圧勝でした。
(で、実は暫定首位なのだ。)

よーし、先制!
コルニレンコ!
ヴォルガのGKはミハイル・ケルジャコフ。




先制した後、うわーうわーうわーなアパースナな場面が続き、きゃあ決定的!とアフメトヴィチにシュートを打たれた。
けど、ヴェレムコが阻止。
マラジェツ!!!

そうか、ヴォルガとは勝ち点で並んでいるのだ。
勝て勝て勝て。

オーィ、オーィ、オーィ、ヴォト・エータ・ダー!
またもアパースナ。
今度は誰が防いでくれたの?
Концедалов в подкате выручает!!!
ヴェレムコも出てしまっていたけれど、偉いDFがいてくれた。
コンツェダロフくんだ。
よかったー。
??コンツェダロフじゃなくてブダノフみたいだ。

ザチェーム?(なぜ)
Стив Жозеф-Ренетт に警告。
(髪型から一瞬サペタに見えた。彼はもういないんだった。)

前半終了間近。
主審時計を見る。
前半終了。
1-0.

後半になって、カードが続いている。
コルニレンコまで。
彼が出場停止になんかなったらとっても困ったことになるだろう。
自重してよね。

ハーフタイムの間に、卓上用のクリスマスツリーを出していた。

Стив Жозеф-Ренетт が倒れている。
担架。
しかし、特にカードが出るわけではなく、ヴェレムコのキックで再開。

久々のシュート。
さすがにコルニレンコは最後まで持っていく。
ネトーチヌィだったが。
(上にそれた)

その後、オフサイドではなく、ゴール前に行けたが、防がれた。
勿体なかった。

ヴェレムコがまたもセーヴ。
実況がヴェレムコーーーー!と叫ぶ。

ヴェレムコが忙しい。
はらはらどきどきだ。

ああ、バビョール。
走りこむんだけど、中に合わせられない。

ヤコヴレフが交代で、プリヨモフが入る。
そう言えば、今日のパーヴァはちっとも存在感がなかった。

またもクロスは合わず。

残り五分で、急に画面がバスケットに。
ツェスカのメロディーが流れている。
タータタターンタタ、タータタタン。

他を探そう。

90分経過。
ファンは上半身とって応援している。寒そう。
クルィーリヤ、クルィーリヤ。

ヴェレムコ、ボールを必死で抱える。

よーし。終わったー。
ヴェレムコ、ガッツポーズ。
花火、花火。

勝って終わった。
マラッツィ!

ソフスポルト
http://www.sovsport.ru/football/russia/premier-match/1_51960

エフエヌカー
http://football.kulichki.net/trans/2011/2446.htm

写真は語る

『原発事故20年 チェルノブイリの現在』は、イタリアの写真家(本業は歯科医)ピエルパオロ・ミッティカの写真集。

直前に読んだ『チェルノブイリの森』が、ジャーナリストというよりむしろ学者のような、原発に対し断固反対とは主張しない、かなり抑制的な、慎重な筆致であったのに対し、こちらはモノクロの写真の迫力で強く反原子力を訴える。

『チェルノブイリの森』は、日本語訳版では原典にない写真や図表も補充されているとのことだが、それでもビジュアル要素は少ない。
こちらで取材した場所が、『チェルノブイリの現在』に写真が掲載されているので、こんなところだったかと確認できてよかった。
汚染図も、嫌というほど載っている。

『森』では、巷で喧伝されているような各種の疾患が原発事故の放射性物質のためにもたらされたのだとは、子どもの甲状腺癌以外は証明されていない(それを証明するのは至難)としていたが、『現在』で(そして「チェルノブイリ・ハート」などのドキュメンタリー映画では)実際正視するのがとても辛い子どもたちの姿(胎児も・・・)を示されると、文字通り言葉を失ってしまう…。
神様、私たちは何という負の遺産をこの子たちに背負わせてしまったのでしょう。
私たちは、何と祈ればいいのでしょうか。
Простите нас...

ロシア語を学んでいて、最も直接「役に立つ」分野は、チェルノブイリ被災者支援だろう。

と思いながらも、私は今までそれに手を差し伸べず、関わろうとしなかった。
クラスメイトからチェルノブイリの写真展に誘われたら行って観て、カレンダーを買ったことがあったり(毎年ではない)、そんな程度。
元来エコロジストとはいいかねるので、反原発とかはっきり態度を決めたわけでもなかった。
(イラン人が原発を持ちたがるのも一理あるのでは、と思うと、全面的に反対とは言えなかった。)
だけれど、そんなことでよかったのだろうか。

職業選択

先日、С上司の来し方を伺う機会がありました。
几帳面な性格な方なので、年表とかこれまでの業績のリストとかをA4用紙数枚にまとめてのお話でした。

ご両親のお話もかなり詳しくお話しされ、一見突き放したような口調ながら、感謝されている様子がひしひしと伝わってきました。

С上司が現在の職業を選ぶにあたって、それまで夢見ていたこともあった理科系や美術系へ進むことを断念するに至ったのが、遺伝的な、とある要素ゆえだったことを、私はそのとき初めて知ったのですが、私の友人にも職業を選ぶ際に同じ理由で選択肢を狭めざるを得なかったという人がいて、実はその友人は雰囲気がС上司に結構似通っていたので、不思議な驚きと親近感を持ったのでした。
共通点は、まず一見して「この人、頭いいな」と思わせること。
(で、実際できる人たちの中にいても「頭いい!」と人を唸らせる。)
すごく几帳面なこと。
努力を難なくできること。
その割に結構お茶目なこと。
要するに、私と正反対ですね。
私は怠け者(ミハイル・バクーニンに大変親和性があり、「ママ、ロージナ、○ー○○」の○ー○○が苦手)ですので。
(そうは見えないかもしれませんが、「仕事は熊ではないので森に逃げない」派です。)

その友人は、結果的に親御さんと同じ職業を選び、偉くなっている・・・というと、語弊がありそう・・・、立派な仕事をしています。
С上司は、意図的に(かなり強い意思のもとに)ご両親とは違う生き方をしようと目論んでこられたようです(今にして思いやるにご両親の偉大さを実感するようになっているに相違ありません)が、この分野で数々の業績を挙げられています。

私は・・・。
そう、親とは違う道を来ました。
親たちも、その親たちとは違う道を選んできたのだけれども。
(その上の代もやっぱり親の職業を引き継がなかった。)
しかし、曾祖父母、祖父母、両親といった肉親たちの生きざまと、自分とを見比べてみて、ふと、やっぱりどこか似てしまっているような気がしてしまいます。
わあ、どうしよう。
こんなはずでは。

特にС上司のお話を聞いた後、私にはとても真似できないや、やっぱり私にはボヘミアンな血が断ち切れていない(どころかそれが濃い)、と感じてしまう。
こんなはずでは・・・。

クリスマス・リスト

いよいよ明日はアドヴェントの第一主日。つまり、教会暦では今日が大みそか。
大ヒットで品薄状態だという『クリスマスの足音』だけれど、新宿のジュンク堂書店にはあったので、無事入手。
まだあと10冊くらいあった。


鈴を鳴らすのに最初はちょっと難儀するかもしれませんが、すぐできるようになります!

リャードフ、タネーエフ、アレンスキー、グラズノフの作品と解説が載った『ロシア人作曲家~ロシア・ピアノ音楽を開花させた作曲家達~』は、まだ入荷されていなかったようです。

2014年ワールドカップ予選のカレンダー

Календарь игр с участием национальной сборной России.

7 сентября 2012
Россия - Северная Ирландия

11 сентября 2012
Израиль - Россия

12 октября 2012
Россия - Португалия

16 октября 2012
Россия - Азербайджан

22 марта 2013
Северная Ирландия - Россия

7 июня 2013
Португалия - Россия

6 сентября 2013
Россия - Люксембург

10 сентября 2013
Россия - Израиль

11 октября 2013
Люксембург - Россия

15 октября 2013
Азербайджан - Россия

きらめく星座

授業でやった星座の名前の復習+α。

黄道十二宮の星座(いわゆるホロスコープ(星占い)に使われる星座です)左から、日本語・中国語(読み方はわからない)・ロシア語・ラテン語・ギリシャ語

*牡羊座(白羊宮) Овен(アヴェーン) Aries (アリエース) Κριός (クリーオス)
「アリエスの乙女たち」とかいう少女漫画があったな(未読)。
「アリエス~アリエス~」という歌もあったか。 
(今、調べたら南野陽子であった。)

*牡牛座(金牛宮) Телец(チィリェーツ) Taurus (タウルス) Ταῦρος(タウロス)
ソクーロフの映画「牡牛座」は最晩年のレーニンを描いたものでした。
ロシア語原題は当然"Телец"です。

*双子座(双子宮) Близнецы(ブリズニツィー) Gemini (ゲミニー) Δίδυμοι(ディデュモイ)
最近復活した三菱自動車のジェミニはこれです。

*蟹座(巨蟹宮) Рак(ラーク) Cancer (カンケル) Καρκίνος(カルキノス)
「蟹」と病気の「癌」とは同じ言葉を使う。不思議。

*獅子座(獅子宮) Лев(リェーフ) Leo (レオー) Λέων(レオーン)
一番単純で覚えやすい。ハラショー!
以前こんなことも書いていた。

*乙女座(処女宮) Дева(ヂェーヴァ) Virgo (ウィルゴー) Παρθένος(パルテノス)
今の先生も、黒田龍之助先生も、乙女座男子。
ロシア語と乙女座男子は相性いいのか?
歌姫の「ディーヴァ」も恐らく同じ語源。

*天秤座(天秤宮) Весы(ヴィスィー) Libra(リーブラ) Ζυγός(ズデュゴス)
Крылья(翼)と同じ趣旨で複数名詞。

*蠍座(天蝎宮) Скорпион(スカルピオーン) Scorpio(スコルピオー) Σκορπίος(スコルピオス)

*射手座(人馬宮) Стрелец(ストリリェーツ) Sagittarius (サギッターリウス) Τοξότης(トクソテース)
矢はстрела、射撃するはстрелять
シェフチェンコやブロヒンのことを「ウクライナの矢」とは、あちらでは言わないのですよね。
(シェヴァとかブロフというのが愛称です。)

*山羊座(磨羯宮) Козерог(カジローク) Capricornus (カプリコルヌス) Αἰγόκερως(アイゴケロース)

 
*水瓶座(宝瓶宮) Водолей(ヴァダリェーイ) Aquarius (アクヮーリウス) Ὑδροχόος(ヒュドロコオス)
あの飲料名、ツェスカの某選手が宣伝していた…。
星図(ゼウスに愛された美少年ガニュメデスが水瓶(ではなくて酒壺ですが)を持っている姿と言われるが、わかりにくい)を見たり、元々のギリシャ神話を辿ればわかるように、本来は水瓶そのものではなく「水を運ぶ人」です。
ロシア語のВодолейは給水船が元の意味だそうです。


*魚座(双魚宮) Рыбы(ルィーブィ) Pisces(ピスケース) Ἰχθύες(イクテュエス)

天文の語源はアラビア語のことが多いですが、十二星座のアラビア語はこちらをどうぞ。
獅子座はاَلأَسَد
アル=アサド。

例文1
Какая у вас группа крови?
あなたの血液座は何ですか?

У меня четвертая.
AB型です。

ロシアでは多い順に
O型→Ⅰ(первая группа)
A型→Ⅱ(вторая группа)
B型→Ⅲ(третья группа)
AB型→Ⅳ(четвертая группа)
というのだけれど、彼らは自分の血液型を知らない場合も少なくないので、この話題で盛り上がれるとは思えない。
日本ではA型が多いとのことだけれど、クラスではO型が一番多く、A型が次で、B型とAB型は各1名だった。
私の職場では、上司たちにおいてはB型がモード。
(とクラスメイトに話したら、妙に納得していた。)
でも、ロシア人のように「自分の血液型がわからない」という輩もいるのです。
(数年前、倒れて入院した時、その上司はどうしたのだろうか??)
同僚たちはA型が多かったと記憶しています。

例文2
一方、星座については、
Какой ваш знак Зодиака?
あなたの星座は何ですか?

Мой знак Зодиака -- Лев.
獅子座です。

授業の後、一緒に駅まで帰ったクラスメイトは二人もЛевだった。
10人に満たないクラスに、Левが最低3人もいるとは。
来週、クラスで皆が何座か尋ねてみようということになったのでした。

2011年11月24日木曜日

原生林復活の皮肉

先週、お茶の時間に『チェルノブイリの森』を読んでいたら、その表紙を見て上司が「チェルノブイリの童話の本か?」と尋ねたのです。

表紙には森や動物が描かれていて、確かに一見可愛らしい印象を受けるので、「童話か」と思ってしまったのかもしれません。

実際には、ウクライナ系アメリカ人ジャーナリストで法学と生物学を専攻したというメアリー・マイシオが事故後約20年後のウクライナやベラルーシの立入制限区域で取材を重ねたルポルタージュ。

邦訳はNHK出版から2007年に出ていました。
それを今頃読んでいる。

かのスヴェトラーナ・アレクシェーヴィチの『チェルノブイリの祈り』が、非常にエモーショナルで強烈なルポルタージュであるのに比し、生物学を修めたこの著者は概ね冷静沈着でときにユーモラスにチェルノブイリ周辺の動植物の生態をレポートし、原発事故・放射線が周辺住民や自然に与えている影響についてはかなり抑制的な筆致であり、「いまだ検証されていない」「検証しようがない」と書かれている箇所が多い。
(そもそも著者は絶対的な原発反対論者ではない。)

何本かのドキュメンタリー映画で目にしたのだけれど、原発事故後、人が去った土地は素晴らしい原生林が復活していて、レッドデータブック記載の動物たちのサンクチュアリとなったかのような様相を示しているのだ…。
一見、野生の王国である。
しかし…。

一年前にはこういった本を読んでいたら、好奇の目で見られていただろうけれど、今では一種のトレンドになってしまっているのも、何だか皮肉であり、実はとても悲しい。

著者の法学士としての側面は、この本の中にはあまり反映していません。
ベラルーシ・ウクライナ両国(+ロシア)の事故後の施策については、“誰にでも平等に薄く交付”というものだった(それを“社会主義的”と断じている)ゆえに、“ほんとうに必要としている人に行き届いていない”という指摘をしているものの、具体的な論証をしているわけではなく、被災者たち実態を描くよりも、自然誌としての面が大きいです。

野鳥の楽園。
ある意味とっても“世界遺産”と呼ぶにふさわしいようなところ…。

『チェルノブイリの森 事故後20年の自然誌』

2011年11月23日水曜日

チェーホフに恋はすまじ

現在授業で苦しめられている教科書は『リピーティングで学ぶロシア語』全30課で、今26課。
というわけで、もうすぐ終わってしまう。
同じ著者(阿部昇吉先生)のシリーズ本のようになっているもので『シャドーイングで学ぶロシア語』もよさそうだけれど、会話ではないから続きの授業では扱わなさそう。
つまり独習?
今年の7月に刊行された『対訳チェーホフ読本』も同著者、そしてCDに吹きこまれた声も『リピーティングで~』と同じ人、セルゲイ・ロマノフさんとスヴェトラーナ・ラティシェワさん。
スヴェトラーナさんはNHK講座に出演されていたので、お馴染の(懐かしい)お声だ、

さて、『対訳チェーホフ読本』はチェーホフの短編(チェホンテなどのペンネームを使用していた初期のものが多い)と一幕物の戯曲である『プロポーズ』の対訳、「チェーホフ・ノート」と題したコラム、それにCD付きの、音読中心の教科書。
でもCDに収録されているテクストは
*『去りぬ』
*『魚の恋』
*『たわむれ』
*戯曲『プロポーズ』
の4つのみ。
このほかのテクストの音源は「А.П. Чехов - Аудиокниги в mp3」で無料ダウンロードできると紹介されています。

以前にも書いたけれど、チェーホフとのファースト・コンタクトは、親に読み聞かせてもらった樹下節訳の『くり色の犬』であり、それがまたロシア文学とのファースト・コンタクトでもあったでしょう。
(あるいはその前にレフ・トルストイ作の民話に出会っていたかもしれない。)
そして、初めて原文で読みとおしたロシア文学は『恋について』。
さすがに初めてのロシア演劇は、チェーホフではなくてマルシャークかなんかの児童劇(または人形劇)だと思うけれど、チェーホフ劇はいつのまにか親しんでいました。
そんなわけで、ロシア文学の中でも、チェーホフはとりわけ馴染な感じがしています。

特に、『たわむれ』は好き。
二人は結ばれなかったけれど、そのたわむれの記憶はとても幸せなものであって、私見ではナージャは「私」を決して恨んでなんかいない、現在あんまり幸せでないのは「私」の方ではないか?それでちょっとうじうじ過去を振り返ってしまったのではないか?という気がします。

『たわむれ』は、上智の学生演劇で観たことがあります。
これは傑作でした。
若々しく、且つ「好きだよ、ナージャ!」と言いつつ何度も橇滑りを繰り返すばかばかしさが微笑ましかった。

『プロポーズ』も、何度か舞台で観ています。
印象的なのはヤロスラーヴリのヴォルコフ記念劇場の来日公演。
(日本語字幕が九州方言で訳されていて煩わしかった。戯曲で読むときであれば九州方言訳でもまあ趣味の問題と言えるのだけれど、舞台での字幕はその場でさっとわかりたいわけで、九州以外の場で九州方言は迷惑とも言えた。)

音源がCDに入っていないテキストは
『喜び』
『デブと痩せ』
『顔見知りの男』
『別荘にて』
『不注意』
『寄る辺なき女』
『とんだクワセモノ』
『皮肉屋』

アレンスキー愛

10月刊行のユーラシアブックレットのうち、『ロシアの人口問題』と『アレンスキー 忘れられた天才い作曲家』を走り読み。
高橋健一郎先生の『アレンスキー』は、この夭逝の天才作曲家への愛がいっぱい!
欠点や批判を紹介しながらも、「でもね」という調子でフォローを入れている。
クラシックにあまり詳しくない私のようなほんのちょっと関心を持ったライトな層にぴったりなコンパクトなガイド。
第1章 生涯
第2章 ロシア音楽史におけるアレンスキーの位置
第3章 作品
第4章 忘却と復活
と、構成がよい。
コラムに描かれたレフ・トルストイとの交流、息子のパーヴェルとエイゼンシュテインとの接点、ともに興味深く読めました。

ユーラシア・ブックレット、かくあれかしと言いたくなるような、とても魅力的なブックレット。
なのだけれど、ページによって余白が大きいのがちょっと気になりました。
勿体ないというか。
このスペースに、何か写真とか地図とか図表とかを載せていただけていたら、更によかったのになあ。

アレンスキー、天才にありがちな、しょうのない人だったんだなー。
でも人の縁には恵まれたと言えるのでは。

高橋先生は、『ロシア人作曲家~ロシア・ピアノ音楽を開花させた作曲家達~』もヤマハから刊行されました。
楽譜+解説。
リャードフ、タネーエフ、アレンスキー、グラズノフ。

リャードフは井上幸義先生のNHKラジオ講座のテーマ音楽で使われていたはず。

カリンカ、カリンカ

黒田龍之助先生が大学書林から『ベラルーシ語基礎1500語』を上梓された頃、日本でベラルーシという言葉が話題になるのは、
①チェルノブイリ絡み
或いは
②岸恵子著『ベラルーシの林檎』を読んだ云々
にほぼ限られていたのでした。
(大変マニアックな分野(ミリオタ)では「炎628」というハードな戦争映画(いやもう、ホラー映画といっていいような作品!)もありましたが…)

そして、今秋公開された「カリーナの林檎」。
ベラルーシが舞台の劇映画。
監督は日本人で、制作されたのは2004年。
タイトルから予想されてしまうが、やっぱりチェルノブイリが背景にある作品。
いやそれどころか、世界初のチェルノブイリものの劇映画(つまりドキュメンタリーではない)なのだそうです。

今年になってようやく日の目を見ることができたわけだけれど、監督さんにはこれを機に再生していただきたいですね。

今日、シネマート六本木に観に行ったところ、まあまあの入りでした。
上映後、監督さんがドアの外に立って丁寧に挨拶をしていました。

ベラルーシの田舎の風景は美しい。
ヒロインの少女は無論可愛い。
しっかり者だが儚げ。
話の展開や登場人物の行動は??な部分が少なくない(道に迷ったら絶対案内してくれる過剰に世話好きの人がいるだろうし、放射線高濃度立入禁止区域で子どもがふらふら歩いているのを目撃したら絶対に連れ戻すだろう、あと、可愛い犬のぬいぐるみを捨てていかないでよ~~~!)が、全体にお伽噺的にまとめていると思えば納得できる範囲内か(やや甘い評価だけれど)。
観ておいて損はない(Неплохо)、とは言える。

プログラムは800円と結構お高いです。
自主上映なのでカンパ代込みとは思うものの、内容はもっと充実させてほしかったです。
ちょっと内輪ネタの話題が多すぎと感じます。
監督とヒロイン役のセリョギナ以外のキャスト・スタッフについて紹介すべきだったのでは?
特に祖母役の女優さん。
それからカリーナについての説明もあったらよかった。
サッカー選手のマクシム・カリニチェンコのニックネームがカリーナであること(苗字の由来がカリーナだからだが)はまあいいとして、愛称形のカリンカは歌で有名ですね、とか、ハート型の実が幸福を象徴しているので、健康と幸福を祈って祖母もヒロインを本名ではなくカリーナと呼ぶのだろう、とか(←と私は解釈した)。
反原発のメッセージ映画と思われたくないという監督の意向が反映されているのかもしれないけれど、チェルノブイリの事故、その被害について、せめてプログラムにははっきり示した方がよさそうにも思うし。

2011年11月22日火曜日

探し物

その一 オデッサの訪問者
「オデッサ市庁舎にダース・ベイダー」というロイターの記事。
Youtubeに動画も挙がっているとのことだが、感想はまず
*「全ての市民は1000㎡(=1k㎡)を所有する権利を有する」なんていう法律がほんとうにあるのか?
ソ連崩壊に伴う国有財産払下げの際の処理の立法だろうか?
それにしてもかなり無茶苦茶だ、さすがウクライナ。
ウクライナは政治・経済とも、旧ソ連の中でも大混乱だったのだという(最近読んだ某ユーラシア・ブックレットによる)。
*よりオデッサ絡みを強調するなら、スターウォーズネタではなく、マ・クベのコスプレをするべきだったのではないだろうか。
といったものでした。

さて、この元記事を探そうとして、「ダース・ベイダー」ってどう表記するのだろう?と、検索してみる。
дарс-вейдер?
Одессаでニュース検索すると、我がチェルノモーレツの記事がトップに出てくる。
「ダース・ベイダー」や「スター・ウォーズ」ではお目当ての記事に辿り着けず。
Одессаとземляでキーワード検索してみると、おお、これか(動画あり)。
「ダース・ベイダーが宇宙船のためにオデッサの土地を求める」
「オデッサ市庁舎においては、“ダークサイド”に移行してはいない。(そこではライトサイドの人々が働いている)」

結局、
ダークサイド:тёмная строна(暗い面)
ライトサイド(の人間):светлые люди(光の人々)
ダース・ベイダー:Дарт Вейдер(ダルト・ヴェイジェル)
でした。

オデッサの市庁舎(2007年9月1日夜撮影)


その二 森のことわざ
友人からのお手紙に、アルトゥールくん出演の映画「ヤクザ・ガール」の中に
「二人で森に入ったなら、二人で出てくる(べき)」
ということわざめいた言葉が頻出するけれど、実際にあることわざなのか?
という質問がありました。

うーむ。
これは、少なくともよく知られた諺ではないようだなあ。
ご存知の方、いらしゃいますか?
意味は、「友達を見捨てるな」「義理を通せ」みたいな感じ?

*熊(狼)が怖ければ森へ行くな
Медвпдя(Волков) бояться -- в дес не ходить.
*ДАЛЬШЕ В ЛЕС — БОЛЬШЕ ДРОВ.
森の奥へ行くほど薪が多くなる(前途ますます多難)
* В ЛЕС НЕ СЪЕЗДИШЬ — ТАК И ДОМА ЗАМЕРЗНЕШЬ.
森に行かなければ、家で凍え死ぬ。
*В ЛЕС НЕ СЪЕЗДИШЬ, ТАК И НА ПЕЧИ ЗАМЕРЗНЕШЬ.
森に行かなければ、ペチカの上で凍え死ぬ。

2011年11月20日日曜日

ひとこと

コメントが入れられるようになったみたい。
何故かは未だに不明だが、殆どの場合コメントをつけようとすると、拒否されるようになってしまっていたのだった。

しかし、さきほど「レジェンド」にコメントをいただいていたものに対しては、回答することができた。

小さな会場に巨大なチェブ

数年ぶりにロシアアニメーションフェスティバルに。
以前は新橋のスペースFS汐留(旧徳間ホール)で、整理番号の抽選に当たってチェブのぬいぐるみ(小)二つなどをいただいたのだった。

今回はオーディトリウム渋谷。
居心地いいけど、小さい。
こんなに小さい会場だなんて、応募は9000人だったというのに!

とにかく運よくご招待に与り、17:30からの回を観に行くことになっていたのです。
が、この日は遠方から車で移動しなければならず、予定では2時間前に東京に戻ってくることになっていたのだけれど、案の定途中渋滞があり、気が気でなかった・・・が、4時半には会場に着くことができ、雨に濡れ、大荷物を持って、受け付け開始を待つこと30分。

第一回が終了して、中に人が出てきて、みやさんを見かける。
「すばらしかったですよ」とおっしゃり、しかしご自宅でお客様がお待ちとのことで足早にお帰りになったのでした。
その他には知り合いは見かけず。

第二回のプログラムは
*「ヴァシリョク」«Василёк»
ステラ・アリスタケソーワ監督1973年ソ連10分
ソ連のアニメには珍しく安野光雅風の色合いの背景。
カチャーノフの「手紙」の母・子・父関係がここでは祖母・孫・祖父になっているかのような。
ただ、この作品には戦没者の追悼のトーンが色濃く、それだけに切ない。
この子は両親がいるから、まだまだ恵まれてはいるのだけれど。

*「イワンのばか」«ПРО ИВАНА-ДУРАКА»
ミハイル・アルダーシン監督2004年ロシア14分
これはピロット・スタジオの「宝の山(Гора самоцветов)」シリーズの一つで、
По мотивам русской сказки (Ярославль)
とあるので、ヤロスラーヴリの民話。
(ただ、冒頭のご当地紹介のクレイアニメでは、ヤロスラーヴリの紹介と言うよりロシアの紹介になっていた(モスクワクレムリンなど)ように記憶している。)
レフ・トルストイの「イワンのばか」とはちょっと違って、山羊や犬や熊のキャラクターが愉快、動物が大活躍。
とにかく、この「宝の山」シリーズは日本で日の目をみてほしいな。
以前ラピュタで観た際も無字幕で(民話・伝説なので、なんとか想像でストーリーは追えたが・・・)、今回は児島宏子さんのヴォイスオーバーの同時通訳。
DVD発売を実現して欲しい、できれば日本語字幕付きがいいけれど、無理なら解説文を入れてくれれば無字幕でも何とかなるのでは?

*「クリスマス」«Рождество»
ミハイル・アルダーシン監督1996年ロシア13分
静かで平和な降誕を祝う作品で、これは宗派に関係なく感動できるものではないだろうか。
教会の皆さんと一緒に観る機会を持ちたい。
マリヤが素朴な村娘、ヨセフはやや老けた大工のおっちゃん、天使は世話好きの若者。
動物キャラも味わい深い。
ベートーヴェンの7番がクリスマス・ミュージックに使われるとは意外な。

*「ペーパーカッティング」«БУМАЖНЫЕ УЗОРЫ»
ミハイル・トゥメーリャ監督2001年ロシア8分
スーズダリのスタジオで制作されたのでロシアアニメとなっているけれど、トゥメーリャさんはベラルーシ人で、この切り紙細工もベラルーシの伝統芸で、嫁探しのストーリーもベラルーシの民話ではないかと。
展開が速すぎて、あれよあれよと言う間に終わってしまう、宴会芸のようなおしゃれで豪華でめでたい作品。
しかしドキュメンタリーを入れながら、なかなかに高度なテクを惜しげもなく披露していてひたすら感心。

*「チェブラーシカ」第一話「わにのゲーナ」
ロマン・カチャーノフ監督ソ連1969年20分

*「チェブラーシカ」第一話「わにのゲーナ」
中村誠監督2010年日本20分
初公開の銀残し版。暗いところはかなり黒っぽく、明るいところは随分白っぽい。

上映後、会場にはスペシャルゲスト。
もちろんチェブだけど、なんか巨大だった。
動くのもやっとという感じ。



この他の写真はSkydriveに。

2011年11月18日金曜日

いろいろ困惑している

「いい人」と言われると、傷つくのだそうだ。
でも、純粋に、人柄のいい、優しい人物だと思っているから、そう言っている。
それ以外の言葉を探せないでいる(語彙が貧しくて)。

確かに、「友達だと思っている」とか「いい人」と言われると、不満というか、飽き足りないというか、それだけかよ、という気持ちになって、それが「傷つく」という言葉に収斂されてしまうのだろうけれど。

わかるような気はする。
が、私は「いい人」ではないので、ほんとうはわかっていないのかもしれない。

2011年11月16日水曜日

ユーロに向けて

イラン、最終予選進出決定。
やれやれ、ほっとした。

さて、ユーロ2012は、昨日プレーオフ第2戦が行われ、エストニアは残念ながら敗退しました。
なんだか順当すぎるくらい順当なプレーオフでしたね。

これで出場国が決まり、ポット分けも行われました。

スポルト・エクスプレスのポット予想記事
http://football.sport-express.ru/reviews/17792/
では、
Корзина 1
УКРАИНАウクライナ(開催国) 28 029
ПОЛЬШАポーランド(開催国) 23 806
ИСПАНИЯスペイン 43 116
ГОЛЛАНДИЯオランダ 40 860

Корзина 2
ГЕРМАНИЯドイツ 40 446
ИТАЛИЯイタリア 34 357
АНГЛИЯイングランド 33 563
ХОРВАТИЯクロアチア 32 723*

Корзина 3
РОССИЯロシア 33 212
ГРЕЦИЯギリシャ 32 455
ШВЕЦИЯスウェーデン 31 675
ПОРТУГАЛИЯポルトガル 31 202*

Корзина 4
ДАНИЯデンマーク 31 205
ФРАНЦИЯフランス 30 508
ИРЛАНДИЯアイルランド 28 203*
ЧЕХИЯチェコ 27 982
そうかあ、クロアチアはプレーオフだったけれど、ポット2なのですね。
ロシアの方が数字も上だし、一位通過だったのになあ。

それで、スポルト・エクスプレスの記事によると、ロシアにとっての「死のグループ」は

Группа "смерти"
ИСПАНИЯ, ГЕРМАНИЯ, РОССИЯ, ФРАНЦИЯ
スペイン・ドイツ・ロシア・フランス

で、逆に「生のグループ」は

Группа "жизни"
ПОЛЬША, ХОРВАТИЯ, РОССИЯ, ЧЕХИЯ
ポーランド・クロアチア・ロシア・チェコ

えええ!
これ、『スラヴの仲間』じゃないですか。
ポット1がウクライナでも可?
つまり、「ウクライナにとっての生のグループ」=ウクライナ・クロアチア・ロシア・チェコ??

でした。
が、実際のポット分けは、
Корзина 1:
Польша (23806 - количество баллов сборной в рейтинге УЕФА для национальных команд, 28 - место в рейтинге сборных УЕФА),
Украина (28029, 15),
Испания (43116, 1),
 Голландия (40860, 2).
(予想通り)

Корзина 2:
Германия (40446, 3),
Италия (34357, 4),
Англия (33563, 5),
РОССИЯ (33212, 6).
ロシアはポット2に入りました。

Корзина 3:
Хорватия (33003, 7),
Греция (32455, 8),
Португалия (31717, 9),
Швеция (31675, 10).
クロアチアはポット3最上位。

Корзина 4:
Дания (31205, 11),
Франция (30508, 12),
Чехия (29602, 13),
Ирландия (28576, 14).
(予想通り、但し、チェコとアイルランドのポイントが逆転している。)

なので、「死のグループ」は「スペイン・ロシア・ポルトガル・フランス」でしょうか。
ポイントではクロアチアやギリシャの方が高いようですが、ポット3の国の中でポルトガルとは分が悪かったように記憶しています。
(特に「ワイルド・ワイルド・ビーチ」に観る、ワールドカップ予選での圧倒的な負け試合とか。)
「生のグループ」はやはりスラヴのお仲間で「ポーランド・ロシア・クロアチア・チェコ」とするか、ポイント通りに「ポーランド・ロシア・スウェーデン・アイルランド」か。

「クロアチアとヒディンクが、またもロシアを救った」という記事があって、何故?と首をひねっていたのですが。
そうか。
クロアチアとトルコが引き分けたので、クロアチアのポイントがロシアを上回らないことになり、ロシアがポット2に滑り込めたからか。

2011年11月15日火曜日

イタリアセリエBとの試合

ロシア一部リーグ選抜対イタリア・セリエB選抜の試合が18:00(日本時間23:00)に始まりました。

アストラハンのツェントラールヌィスタジアム

Сборная ФНЛ ロシア一部リーグ選抜
ОСНОВНОЙ СОСТАВ先発メンバー
1. Андрей Синицын アンドレイ・シニツィン
3. Михаил Мищенко ミハイル・ミシチェンコ
5. Андрей Семенов アンドレイ・セミョーノフ
4. Иван Темников イヴァン・テムニコフ
8. Роланд Гиголаев ロランド・ギゴラエフ
9. Арсен Хубулов アルセン・フブロフ
19. Юрий Газинский ユーリー・ガジンスキー
11. Алан Чочиев アラン・チョチエフ
18. Вадим Гаглоев ヴァジム・ガグロエフ
10. Кирилл Панченко キリル・パンチェンコ
12. Артем Делькинアルチョム・デリキン

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ控えメンバー
16. Дмитрий Абакумов ドミトリー・アバクモフ
23. Азат Байрыев アザト・バイルィエフ
20. Сергей Белоусов セルゲイ・ベロウソフ
14. Виктор Свежов ヴィクトル・スヴェジョフ
17. Владислав Никифоров ヴラジスラフ・ニキフォロフ
15. Дмитрий Рыжов ドミトリー・ルィジョフ
4. Вячеслав Кротовヴャチェスラフ・クロトフ

ТРЕНЕР監督
Игорь Шалимовイーゴリ・シャリモフ

Сборная серии B セリエB選抜
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
1. Винченцо Фьорилло ヴィンチェンツォ・フィオリッロ
Рафаэлле Альчибьяде ラファエッレ・アリチビヤーデ
3. Васко Реджини ヴァスコ・レジーニ
Даниэль Каппаллетти ダニエル・カッパッレッティ
2. Федерико Мази フェデリコ・マジ
Андреа Раймонди アンドレア・ライモンディ
Раффаэле Майелло ラファエル・マイエッロ
Джузеппе Риццо ジュゼッペ・ピッツォ
Никола Белломо ニコラ・ベッロモ
Джианвито Мизурака ジナンヴィト・ミズラカ
Диего Фальчинеллиディエゴ・ジャリチネッリ

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ控え
12. Антонио Доннарумма アントニーノ・ドナルマ
Алессандро Маломо アレッサンドロ・マロモ
Андреа Донинелли アンドレア・ドニネッレ
Риккардо Мартиньяго リッカルド・マルチニヤゴ
Стефано Джакомелли ステファノ・ジャコメッリ
Алессио Виолаアレッシオ・ヴィオラ


ТРЕНЕР監督
Массимо Пишеддаマッシモ・ピシェダ

もちろん、イタリアの選手たちのことは知りません。
たぶんイタリア人の若手なのだと思います。
ロシア一部リーグ選抜がそうなように。

えーと、青いのがイタリアで、白黒がロシアです。
攻められてGKが忙しくしています。
たまにゴール近くまでいったと思ったら、シミュレーションかなんかでイエロー。
またもイエロー。
審判はロシアですが、お客様に気を使っているのか、ロシアに厳しい気がします。

きれいに入れたのだが・・・オフサイドの判定。

かなり遠い位置からフブロフ?が撃つが枠外。

前半終了、0-0

PK獲得。
ようやく1点。
フブロフ。

うーむ、うまく崩してシュートまで持っていきましたが、サイドネット!

隙を突かれた。
同点。
あと、レッドカードが出て、ロシアは一人少ない。

イタリア2点目。
GKが飛び出して完全にがら空きだった。

やる気のなさが見え見えになってきた。

お互い無駄にカードが多い。
何を苛立っているのやら。

試合終了、1-2で負けました。
http://www.gazeta.ru/sport/nm/online/football/matches/35006.shtml

このまえ、ニジェールとの親善試合が中止になったベラルーシ。
リビアとの試合はやっているようです。

2011年11月13日日曜日

バテ、敗退

ベラルーシカップ1/8ファイナルの残り2試合がありました。
バテ・ボリソフがディナモ・ブレストに負けました。

 20:00
Динамо (Брест)– БАТЭ (Борисов)
3:1 (2:1)
 Брест ГОСК Брестский
 20:00
ФК Минск (Минск)– Белшина (Бобруйск)
3:0 (2:0)
 Минск Стадион Торпедо

他の試合は9月に終わっています。

カザフスタンカップ決勝
ここでもトボルが敗退という。
 17:00
Тобол (Костанай)– Ордабасы (Шымкент)
0:1 (0:1)
 Алма-Ата Центральный стадион

チェブ露和・和露辞典

小学館さん、作ってくださいよ~~~~チェブラーシカが表紙にデザインされた露和・和露辞典。

ハローキティー表紙のは
*ポケットプログレッシブ英和・和英辞典 第3版 ハローキティ版
*ポケットプログレッシブ 伊和・和伊辞典 ハローキティ版
*ポケットプログレッシブ 韓日・日韓辞典 ハローキティ版
があるそうですが、ロシア語の辞書なら、やっぱりチェブラーシカとゲーナで。
☆ポケットプログレッシブ 露和・和露辞典 チェブラーシカ版
を出すべきです!

小学館からはチェブラーシカの本がたくさん出ているのですから、辞書も出して下さいな。
この小学館の特設サイトには「モスクワ・オリンピックの公式キャラクターも務めました。」と書いてあるけれど、それではこぐまのミーシャの立つ瀬がないよ。
モスクワオリンピックの公式キャラクターはミーシャです!
チェブラーシカはアテネオリンピック以降のロシアの選手団の応援マスコット。

ロシアで刊行する分には、ハローキティー版の辞書でもいいと思う。
ロシア人は猫好きなので、キティーも大好き。

モスクワの地下道の売店で売られていたキティーちゃん

私の知る限り、ご当地キティーちゃんはまだ現れていないが、青銅の騎士キティーちゃんやモスフィルムキティーちゃんが現れる日も近いのではないだろうか。

ドストエフスキーを巡る映画と翻訳と女性についてのメモ書き

ドストエフスキー作品の映画化は、言うまでもなく沢山ある。今回の児島宏子さんのレクチャーは「白」のイメージから『白痴』と『白夜』に絞ってのものだった。

児島さんのお話は、ドストエフスキーの生涯や原作の文学作品の紹介から始まったので、映像を観る時間があまり持てなかったのが残念だったが、特に『白痴』については、59年のプィリエフ、2003年のボルトゥコ(TVシリーズ)、51年の黒澤の3作品の、それぞれ冒頭部分を続けて鑑賞したので、比較対照することができ、おもしろかった。

この3作品の他にも、
*ジェラール・フィリップ主演のジョルジュ・ランパン監督作品(1945年フランス)
*カール・フレーリヒ監督作品(1920年ドイツ:未見)
*坂東玉三郎主演のアンジェイ・ワイダ監督作品(1994年ポーランド)
がある。
(他にもあるかもしれない。)

ボルトゥコのTVシリーズは最近IVCから日本語字幕付きのDVDが出ているが、児島さんが見せてくださったのはロシアで出ているDVDで(当然日本語字幕はない)、他の作品のようにムィシュキンとロゴージンが汽車で出会うところからではなく、トーツキーとエパンチン将軍がナスターシャの身の振り方を本人を前にして相談している場面から始まり、ムィシュキン演じるミローノフがちらりとでも出てくると、早速やはりこれはDVDを買って全部観たい!と思い始めていたところ、友人が「IVCのDVDにはトーツキーと将軍の密談場面はなくて、やはり汽車の出会いの場面から始まっていたような気がする」と発言したので、もしかしたら日本語字幕付きのそのIVCのDVDは省略があるやもしれず、確認してから購入検討にはいることにした(どうせなら完全版が観たいし)。

プィリエフのは、「プィリエフ作品集」みたいなセット(「カラマーゾフの兄弟」「白夜」+「シベリア物語」)で欲しいな。
演劇調+ミュージカル風味(夢想と祝祭場面)の、意外と明るく大衆的なドストエフスキーが観られて、結構好き。

「白夜」の方は、楽しみにしていたプィリエフ作品(先日観て、もう一回観たいと思った)は観られず、ヴィスコンティ作品の冒頭を鑑賞。
マストロヤンニ演じる主人公の夢想家はイタリアっぽく洒脱な青年で、その町に来たばっかりでまだなじめていないが上司に可愛がられている様子で少なくとも原作のような引きこもりっぽくはない。
改めてみると、全然白夜ではなく普通に暗い夜じゃないか(←イタリアだから白夜にはならない)。
ラストでは雪なんか降るしね。

この他の「白夜」映画化作品は
*1935年ソ連カヴァレフスキー作曲「ペテルブルグの夜」(『白夜』他数編の短編を元にした作品)
*1960年ソ連
*ロベール・ブレッソン監督1971年フランス
いずれも未見。

「白夜」に入る前に、近年人気の亀山ドスト訳及び亀山ドスト解釈について話題になった、というか痛烈な批判が展開されたのだけれど、早く「白夜」を観たかったので、議論があんまり白熱しないでほしいなと思いながら聞いていた。
(訳はある程度好みもあるから何とも言えないけど、解題や続編空想に関しては、亀山先生のそれらにはついていけないなあ、と感じることが私も多いが、シネクラブという場なので、翻訳の議論については今はいいやって思ったのです。)
でも、児島さんが指摘したかったのは、黒澤の読み込みの深さであり、それを指摘した『黒澤明で『白痴』を読み説く』の的確さなのだろう。
実際、今回は冒頭のみだったけれど、黒澤の「白痴」を再度観て、凄さを改めて感じた。

*見せていただいた資料の中でも『ドストエフスキー・アルバム』はよかった。写真が豊富で見てわかるドストエフスキーであるが、持ち歩くにもよい大きさ・厚さ。残念ながら絶版で入手困難。
*フォメンコ工房が「白夜」を舞台化し、連日満席の人気演目となっている。観たい。
*言われればそうかと思った、ドストエフスキーのエイゼンシュテインへの影響(特に「イワン雷帝」のウラジーミル:『白痴』のムィシュキン)
*ドストエフスキーを巡る女性について、後妻のアンナを良妻であると評価し、先妻のマリヤや愛人のスースロワを黙殺ないし悪しざまに言う者が多かったけれど、再検証の必要はあるだろう。

という、昨日の夜。終わったら、ロシアB代表とリトアニアの親善試合も終わっていた。
疲れていた。昨日のうちに書いておきたかったけど。

冬から春へ

なんと数カ月ぶりに「12の椅子」に新しい記事を載せましたよ。11月末に、今年の試合が終わるまで、更新はしないだろうと思っていたのに。
ロシア一部リーグについて。

11日の対ギリシャ(A代表)、12日の対リトアニア(B代表)で、ロシア代表の今年の試合は終わり。

プレミアリーグの各チームは、11月に2節、第二ステージの試合を消化した上で冬休みに入り、3月に再開しますが、一部リーグの方は第38節までの第一ステージを終えて、既に冬休みです。
第二ステージ開始は3月12日で、第1節から始まり、5月12日の第14節で終了です。
(プレミアは第一ステージは第30節まで、第二ステージは第31節からとなるのに、紛らわしいですが、一部リーグの第二ステージも、上位グループ(1-8位)と下位グループ(9-20位)に分かれ、それぞれ第一ステージで得た勝ち点は繰り越す、という、プレミアと同様の仕様でプレイします。)

と書いたけれど、それは上位グループの日程で、下位グループは3月26日の第1節から5月26日の第11節までとなります。
(プレミアの方が上位も下位もほぼ同日程でこなすのに対し、一部リーグは別個の日程になるのですね。まあ、属するチーム数も上位(8)と下位(12)で違いますし、事情はプレミアとは違ってくるでしょう。)

今季は1・2位の自動昇格に加えて、3・4位の入れ替え戦枠があるそうです。
つまり、プレミアのクラブは15・16位が自動降格で、13・14位は入れ替え戦なんですね。
と今頃気がついて、きゃあちょっと大変じゃない、と思ったりする。

Турнирная таблица.
順位表(第一ステージ終了時点)
М Клуб И В Н П Мячи Очки
順位・クラブ・試合数・勝・分・負・得失点・勝ち点
第一グループ
1 АЛАНИЯ(アラニヤ・ウラジカフカス) 38 21 10 7 50-24 73
2 МОРДОВИЯ(モルドヴィヤ・サランスク) 38 21 10 7 67-44 73

3 ШИННИК(シンニク・ヤロスラーヴリ) 38 21 6 11 61-42 69
4 НИЖНИЙ НОВГОРОД(FKニージニー=ノヴゴロド) 38 21 5 12 53-40 68

5 СИБИРЬ(シビリ・ノヴォシビルスク) 38 16 13 9 61-39 61
6 ДИНАМО Бр(ディナモ・ブリャンスク) 38 17 9 12 48-40 60
7 ТОРПЕДО М(トルペド・モスクワ) 38 16 12 10 50-30 60
8 УРАЛ(ウラル・エカテリンブルグ) 38 15 15 8 51-35 60

第二グループ
9 КАМАЗ(カマーズ・ナーベレジュヌィエ=チェルヌィ) 38 17 8 13 48-36 59
10 ЕНИСЕЙ(エニセイ・クラスノヤルスク) 38 14 11 13 45-43 53
11 ХИМКИ(FKヒムキ) 38 13 9 16 47-61 48
12 СКА-ЭНЕРГИЯ(エスカー=エネルギヤ・ハバロフスク) 38 12 11 15 46-57 47
13 ВОЛГАРЬ-ГАЗПРОМ(ヴォルガリ=ガスプロム・アストラハン) 38 12 11 15 36-49 47
14 ТОРПЕДО Вл(トルペド・ウラジーミル) 38 12 7 19 45-61 43
15 ЛУЧ-ЭНЕРГИЯ(ルチ=エネルギヤ・ウラジオストク) 38 9 15 14 30-32 42
16 ЧЕРНОМОРЕЦ(チェルノモーレツ・ノヴォロシイスク) 38 11 8 19 32-36 41
17 БАЛТИКА(バルチカ・カリーニングラード) 38 9 14 15 31-45 41
18 ГАЗОВИК(ガゾヴィク・オレンブルグ) 38 8 14 16 40-48 38
19 ФАКЕЛ(ファケル・ヴォロネジ) 38 6 12 20 26-46 30
20 ЖЕМЧУЖИНА(ジェムチュジナ=ソチ) 38 8 2 28 22-81 26

が自動昇格、オレンジが入れ替え戦、が二部リーグへ自動降格です。

面倒なので上位グループだけ追いたいところですが、下位グループにも
*ツェスカをロシアカップで破り、その後あっさりファケルに負けたヴォルガリ=ガスプロム
*ぶっちぎりの連敗でプレミアから降格してきたのが記憶に新しいFKヒムキ
*2回も訪れたので何となく応援したくなった古都ウラジーミルのトルペド
*アルビレックスと提携するとかしないとかのルチ=エネルギヤ
*ロシアの西端、飛び地カリーニングラードのバルチカ
と注目クラブがあるので、こちらも目が離せません(ぴったり追っていく訳にもいかないけど)。
なお、ジェムチュジナは夏に一部リーグから撤退しているので、こことの対戦はすべて3-0の不戦勝扱いです。

上位グループのクラブでは
*実はプレミア優勝経験もあるアラニヤ
*同都市のライバルクラブにプレミア昇格の先を越されたFKニージニー=ノヴゴロド
*それに何と言っても名門トルペド・モスクワ
が要注目。
加えて、モルドヴィヤ・サランスクが首位争いをしているのには驚きました。
全然イメージの湧かないダークホースだったので。

上位と下位の分岐、ウラルとカマーズは勝ち点1差。
プレミアは10差だったので「仕方ない」でしたが、カマーズにとっては悔しい。

さて、ひとまず。
上位グループの開幕戦
1-й тур
12.03.2012
Динамо Бр – Шинник
 БрянскСтадион Динамо
12.03.2012
Сибирь – ФК Нижний Новгород
 Новосибирск Стадион Спартак
12.03.2012
Торпедо М– Алания
 Москва Стадион им. Эдуарда Стрельцова
12.03.2012
Урал– Мордовия
 Екатеринбург Центральный стадион
下位グループの開幕戦
1-й тур
26.03.2012
Газовик– Черноморец
 Оренбург Стадион Газовик
26.03.2012
Енисей– Волгарь-Газпром
 Красноярск Центральный стадион олимпийского резерва
26.03.2012
КАМАЗ– Балтика
 Набережные Челны Стадион КАМАЗ
26.03.2012
Луч-Энергия – СКА-Энергия
 Владивосток Стадион Динамо
26.03.2012
Химки– Факел
 Химки Стадион Родина

2011年11月12日土曜日

111111と111220

2011年11月11日に1:1でギリシャと引き分けたロシアA代表。


早々に、ザーガ→シロコフと得点し、上々の出だしでしたが、後半若手中心にメンバー交代し、徐々に攻め込まれっぱなしになり、遂に失点してしまい、引き分けました。

一方、今日のロシアB代表はリトアニア相手に2-0で勝ちました。
http://www.gazeta.ru/sport/nm/online/football/matches/34974.shtml
サムソノフとエシチェンコが得点。

贈る言葉

このところ、友人が続けざまにカセットやMDを送ってきて、その曲を聞かなければいけないことになった。最初のカセットは聞いた。
井上陽水とかだった。
その友人はカラオケとかで井上陽水の曲を歌っていたのは覚えている(上手い)が、それはある程度先輩に強要?されてなのだろうと思っていたけれど、元々好きだったのか。
今度のMDはどうやら英語の歌詞らしい(あっちのひと。スティーブン・ビショップだそうです。)

じゃあ、こちらも自分の聞いているのを贈ろうか。

どんな曲を聞いているのかという話をしたときに、
「レニングラード・カウボーイズとか、「ペルシャ猫を誰も知らない」のサントラとか、レべラヴとか」
と答えたら、歌詞もわからないでよく聞くなあという印象を持ったようだった。
だって所詮イージーリスニングだもん。

趣味自体はコンサバだと自認している。
シャッフルしないで、順番通りに聞く。



レニングラード・カウボーイズの歌うロシア語の「カチューシャ」。
上手いぞ。

懐かしくも日本語で歌ってくださっている「ジンギスカン」



字幕はドイツ語(原詞でしょう)ですが、歌詞自体は日本語です。

俺たちゃ天才ワハハハ君たち凡人トホホホ
人生酒浸り

ジン ジン ジンギスカン
ヘイコラ ヤーコラ ナンダサカ コンナサカ

なお、ヤーコラはフィンランド語です。

(続く)

今年最後の代表戦

ジューバは先発、ココラ、パヴリュクはベンチ。
イランはバーレーンと引き分け、ウズベクは北朝鮮に勝ち。
(ワールドカップアジア予選)
ウズベクは最終予選に勝ち抜け。
試合前の黙祷は、ヴァレンチン・イヴァノフさんを偲んでか?
(隣国トルコの震災?)
聞き逃してしまった。
早速シロコフが先制したのはいいが、いつのまにかギリシャ語のナレーションになっている。

ロシアの選手は喪章を着用。

ザーガが遠くからシュートも、かなり外れていた。
Ух... Дзагоев цепляет мяч в центре поля, привозит он его к чужой штрафной и выстреливает сходу метров с 30-ти. Чуточку правее створа ворот.
シャーヴァも正面からシュートチャンスがあったが・・・。

抜けた!と思いきや、こけるジューバ。

ギリシャのはオフサイド。

さすがに冷えるなあ。
プラトーク持ってこよう。

ザーガ→ジューバの若手ライン、ジューバのシュートはサイドネットを揺らす。
Обидно.

シャーヴァのヘッド。
精度が落ちたな、カピタン。

ギリシャがゴール前で倒れるがプレイ続行。

膝の上が、暖かいけどともかく重たい!
やっと落ち着いたのだけど。
ミーラヤ・マヤー。

あー、エストニア、早速取られているか。
エスティ、頑張ってほしい。
ましてアイルランド相手には負けるな。
厳しいが。

ギリシャ、何度めのオフサイドなのだ?
6回目だった。
さっさと前半終了。
0-1

ウクライナ先制。
ヤルモレンコ。
但しドイツはユース?っぽいメンバー。
ことりちゃんが2点目。
2-0
ファンタースチカ!
!!! Нельзя! Нельзя немцам зарабатывать угловые! Опять пошла подача уже с правого фланга, но ничего не смогли там сделать подопечные Лева. Быстрый перехват и тут же пас идет вперед по центру на Коноплянку. Евгений в одиночестве убегает по центру, выходит один на один с Циллером, обыгрывает его влево и пробивает мимо лежащего кипера в пустые ворота. Фантастика!
ドイツに1点返される。

ギリシャ対ロシア、後半開始。
メンバー替えてきた。
シュニンとココリンがいる。
ベレズツキーも入れ替わっていたとさ。
ココラ、念願の代表デビュー。

ああ、入れられた。

熱くなっているデニソフ。
ジルコフ交代。

トーニャ、アパースナ!
セーヴした。
何とかキャッチ。
ぎりぎり。

!!! Вот это ДА! Навес от углового флажка последовал на линию вратарской, откуда головой пробил очень хорошо Гекас! При этом мяч сперва коснулся левой от него СТОЙКИ, затем попал в спину Шунину и только потом оказался каким-то чудом в руках Антона!
 Вот это ДА!は教科書に出ていた表現だが、こういう間投詞的な表現は難しい。

グルシャコフが入った。
パヴリュクはお休みか?

ビーリャ。
その前にゴール前でFKを与えた危ないシーンがあった。

シーシキンのFKはバーの上へ。
Штрафной вблизи ворот Цорваса зарабатывают наши, Шишкин выстреливает напрямую - выше створа.

試合終了。1-1
後半はよくなかった。

http://www.gazeta.ru/sport/nm/online/football/matches/34909.shtml

ウクライナは追いつかれて3-3の引き分け。
ドイツはかなりメンバーを落としていました。
http://www.gazeta.ru/sport/nm/online/football/matches/34913.shtml

ベラルーシの親善試合は中止だったようです。