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2026年8月6日木曜日

録画メモ:エセルとアーネストふたりの物語 83歳のやさしいスパイ ジュゼップ戦場の画家

「エセルとアーネストふたりの物語」

 「スノーマン」「風が吹くとき」の絵本作家レイモンド・ブリッグズが自身の両親の人生を描いたアニメーション作品。岩波ホール。

「83歳のやさしいスパイ」

 驚きのドキュメンタリー映画!ドキュメンタリーですよ!すっかりドラマ映画だと思っていた。スパイ映画なのに!「ハニーランド」がドキュメンタリーだと思っていたのにドラマ映画だったのの逆。凄い。

「ジュゼップ戦場の画家」(未見)


※「エセルとアーネスト」が2019年公開で、後の2本が2021年公開なので、2021年のボックスへ。

2026年1月22日木曜日

思い出のコンサート⑤

 山田美帆ピアノリサイタル@東京文化会館小ホール 2000年3月2日

封筒の裏に2曲の曲名をメモ。アンコール曲であろう。

*F.プーランク「3つのノヴェレッテ」より№1

*I.アルベニス「スペイン組曲」より「アストゥリアス」

本編の方の曲はドビュッシーの「子どもの領分」やシューベルトの「4つの即興曲」、ヘンデル、ブラームス。

2026年1月17日土曜日

録画メモ ミツバチのささやき エル・スール

 ヴィクトル・エリセの2作。

14日にNHK-BSで放映された「ミツバチのささやき」を録画。

前に「エル・スール」は録画していた。

(21日にNHK-BSで放映するようだが。)

2022年2月7日月曜日

録画メモ:アーニャはきっと来る/ヒトラーに盗られたうさぎ

「アーニャはきっと来る」

イギリス・ベルギー合作の英語の映画だが、フランス側からピレネー山脈の向こう側スペインにユダヤ人の子ども達を逃がす救出作戦の話、らしい。トーマス・クレッチマンさんがまたまたドイツ将校だけどいい人役なの?

「彼らは生きていた」

「ヒトラーに盗られたうさぎ」

いずれも未見

2022年2月5日土曜日

録画メモ:「83歳のやさしいスパイ」「ジュゼップ 戦場の画家」「エセルとアーネスト」

 録画していた「83歳のやさしいスパイ」家族と一緒に楽しんで観た。

私は去年シネスイッチ銀座で観て以来二回目。

セルヒオさんの優しさにじーんとする...が女性の部屋でもどんどん入っちゃうんだよね。

詩の朗読がまた心を打つ。


「ジュゼップ 戦場の画家」

これは公開時見逃してしまった作品。冒頭はなんとワルシャビャンカが流れる。

「エセルとアーネスト ふたりの物語」

岩波ホールでみたアニメーション。

2021年9月19日日曜日

録画メモ フリーダ/サイレント・ソルジャー/ マイ・インターン

 「フリーダ」

トロツキー、出てくるけれど疲れた老人って感じ。と友人に言ったら、その時期のトロツキーは妻ナターシャに捧げるこんな美しい詩を書いているよ、とメールで送ってくれた思い出。

「サイレント・ソルジャー」

録画しただけでまだ観ていない。

「マイ・インターン」

最初にTVで観たとき、デニーロがこんなにおじいちゃんに?といささかショックを受けたけれど、ハートウォーミングで素敵で、疲れた時に観るといい映画。

2018年9月30日日曜日

録画メモ 欧州

「スパニッシュ・アパートメント」
続編の「ロシアン・ドールズ」も続いて放映するのかと思ったけどそうじゃなかったみたいで、これしか録画していない。
「ロシアン・ドールズ」には当時マリインスキーの新星だったエヴゲニヤ・オブラフツォヴァが友人?の恋人役で出演していた。

「オリエント急行殺人事件」
去年公開していたもの。セルゲイ・ポルーニンがキレやすいダンサーで貴族、しかも外交特権持っている不自然な設定のルドルフ・アンドレニ役で出ている。その他のキャストも豪華。ジョニデはさっさと出番が終わる(残念)。

「チョコレートドーナツ」

2017年8月30日水曜日

チリの闘いからノスタルジーまでの狭間で

 去年「チリの闘い」を観て振り返るのによい頃だったのみならず、起こったことをなかったことにする、忘却させようとする何やらが蠢くのを感じる今日この頃誠にタイムリーな企画になってしまったこと。「ピノチェト・ケース」「チリ、頑固な記憶」「サルバドール・アジェンデ」のDVDも是非作って!

圧倒的な情熱を込めた「チリの闘い」から癒しと慰めにフォーカスされていくような「光のノスタルジー」「真珠のボタン」に至る途上にあるこれらの作品、再見して改めて感動する。DVD化望みます。

「チリ、頑固な記憶」ようやくピノチェトが失脚して、作家オルテガが送った楽譜で若い楽隊がベンセレモスを演奏して街を歩く。涙ぐむ人、Vサインする人、物珍しそうに見守る若い人。23年ぶりだったと。
「チリの闘い」上映前後の若者達の発言も興味深い。ネタばれすると、ショックで泣き出す。
ドキュメンタリー観る前は「共産主義者を駆逐するためには犠牲もやむなし」みたいなこと言う人もいるのだ。ピノチェト政権下で生まれ育った若者の中には。(「ピノチェト・ケース」ではピノチェトの友人が他の南米の国と比べると犠牲はちょっとだった」と堂々と言っているけど。)観た後の衝撃の涙は尊い。

「ピノチェト・ケース」において、ピノチェト告発に関しては、当初チリ本国で人身保護命令申立をすれどもすれども却下され続け、英国滞在中のスペインでの告訴で事態が動き、英国でも引渡に関して司法界で綱引きが行われ…と、人権の国際化の流れと法曹の国を越えた連帯が感動もの。
このドキュメンタリーには、当然ながら、アルゼンチンの独裁政権に対する言及もちらっと出てきます。
ただ、少なくとも日本では(世界的には不明)ピノチェトに比べてビデラの悪の知名度はかなり低いですね。告発側の文化人に、チリには大物が多いようなのが、その差になっているのでしょうか…。
(この私のツイートに関して、ピノチェトがほぼ単独の独裁だったのに対して、アルゼンチン等は陸軍による集団的なものだったからではないかとの興味深い示唆をいただいています。)
そう言えば、私がアムネスティに入った頃(1990年代)は、中南米独裁政権への抗議と彼の地の良心の囚人支援が盛んに行われていたのだけれど、責任者を明らかにして処罰してくださいという手紙を何度も書いていた…。
あと、スペインのフランコ独裁とポルトガルのサラザール独裁の違いについては、市之瀬先生が書かれていたなあ。

8月27日日曜日夕刻、渋谷ハチ公前でヘザー・ヘイヤーさん追悼集会に参加しました。
「チリ、頑固な記憶」でのピノチェト政権下友人を殺された人が言う「過ちは多くのことを忘れようとしたこと。彼の死をもっと泣けばよかった。」という言葉が思い出されてならないのです。

2016年9月30日金曜日

録画メモ

・「僕の戦争」を探して 2013年スペイン
・審判 1962年フランス・イタリア・西ドイツ

ドキュメンタリー
・モディリアーニ
・消えた黄金列車 ポーランド

2016年8月5日金曜日

録画メモ

「ボルベール 帰郷」2006年スペイン
「夏をゆく人々」2014年イタリア・スイス・ドイツ

「愛の嵐」

2016年7月7日木曜日

メッと父親に脱税で禁固21ヶ月の判決

という、スプートニクの日本語サイトのニュースのタイトルに思わず笑わせてもらった。
裁判官が「メッ」(悪いことをしちゃだめよ!と叱ったみたい。しゃれだったのか?
(その後も「メッ」を直したと思ったら「マッシ」になっていた→マッシと父親に脱税で禁固21ヶ月の判決)が、メッシの判決に関しての報道を読むといろいろ疑問もわいてくる。

まず不自然なのが「実刑判決なのに執行猶予」という書き方。
実刑というのは執行猶予がつかないことなのに。

スペインの刑事裁判では、日本のように判決言い渡しの場で執行猶予を付けるか否かも申し渡す、とは限らないようで、「2年以内の場合は収監されることはなく、そのまま執行が猶予されることになるのが通例」(←常にではない?)=実質執行猶予と解されるようだ。

しかし、
なお、判決は21ヶ月の実刑が下されたが、スペインでは24ヶ月以内の実刑判決の場合は執行猶予となることが多い。そのため今回も実刑は避けられるとスペインメディアは予想しているようだ。
という記述だと、判決自体には執行猶予がついていたなかった(ゆえに実刑と解された)、けれど実質収監されないだろう的な予想。

それと、禁錮なのか懲役なのか、訳が分かれている。
スペインの刑法が、自由刑を懲役と禁錮を区別しているのかわからないけれど。

適当な訳ではなくて、正確な解説が欲しいところ。

ちょっと調べたところ、スペインは独裁体制が終わって「普通の民主主義国家」になったのが遅く、1975年 フランコ独裁終焉
1978年 新憲法制定 死刑廃止
1995年 刑法全面改正
という経過を辿り、「現代的」な刑法典(再社会化に重点を置いたいわゆる”改革志向”の新しい刑法典)になっているようだ。

・死刑・無期刑廃止
・刑罰は①自由刑②代替手段③罰金の3種
・短期(6か月未満)自由刑廃止
・1年以下、例外的に2年以下の自由刑は執行猶予可←このあたりがメッシの判決に該当しそう
・2年以下の自由刑は週末拘禁などに代替可能←同上
といった特徴がある由

日本の(に限らないかもしれないが)報道をみていると、「2年以下の刑だったら通常執行猶予がつく」という印象を受けるが、上記の説明だとメッシの判決にある21月だと必ずしも執行猶予というわけじゃないみたい、週末拘禁かもしれないじゃないか(彼の場合週末に試合があるだろうから無理そうだけど)。
てなわけで、ニュース見ただけじゃよくわからないね、というお話でした。





2016年5月7日土曜日

決して小さくない、立派な英雄

ちら聞きしただけの歴史が実は全然知らないに等しかったということを知れただけよかった。バスクについてはほぼ知らない。
ベルギーのレジスタンス活動家の実話を基にバスクの小説家が書いた小説(なぜバスクの作家が書いたのか、書かねばならないと思ったのかは読んでのお楽しみ)。『シベリアの掟』とはまた違った良さがあった。しみじみ。
レジスタンスの実話を基にしたという点でチェコの『HHhH』を思い出すけれど、こちらは作家自身の姿も見える。それをよしとするかは好みが出るだろうが、私は好み。

映画化されるんだったら、やはりジェレミー・レニエに演じてほしいわ。

2014年7月20日日曜日

どこより早い?ワールドカップ報告会@上智大学

恒例の(いや、二回目ですけど)上智大学ヨーロッパ研究所主催のサッカーシンポジウムに行ってきました。

一回目のシンポジウムは何がテーマだったのか忘れたけれど※、大平先生とか豪華メンバーでおもしろかった。そして盛況だった。

なので、今度も早めに行かないと席が確保できないかも、と思って行ったけれど、20分前くらいに到着し、何とか後ろの方に座れました。

今回も割と豪華メンバーで、コーディネーターの市之瀬先生と冒頭のパネリストの西部さんというジャーナリスト(実によくしゃべる)、上智の保健体育研究所教授の鈴木先生、写真家・ノンフィクションライターの宇都宮さんは前回から引き続き、「月刊フットボリスタ」編集長の木村さんという人が新たに加わりました。
ハイソなイングランドサポーター(お母様はウェールズ出身とのことだったが)ケルナーさん、尊敬する『ロシアサッカー物語』をものした大平先生が今回はいらっしゃらなかったから、今回はイングランドとロシアがスペインにとって替わられたということになります。

関連本の展示や販売は今回もやっていませんでしたが、前回のシンポジウムのレポートはありました。
(ざっと読んだけれど、特にケルナーさんの絶妙なジョークはカットされていて、やはりライブの方がおもしろいということがわかった。)
※これによると、前回のテーマは「ヨーロッパサッカーと日本」でした。

このシンポジウムの企画がされたのは、勿論ワールドカップ開催前のことだったでしょう。
(実は2日前に同じ会場イベロアメリカ研究所主催でワールドカップについてのシンポジウムが開催されていたとのこと。日程からして元々無理だったが、こちらも聞いてみたかった。)
なので、大会でベスト4に入ったヨーロッパ勢であるドイツとオランダについてのスペシャリストがいなくて、ポルトガル語がご専門の市之瀬先生、スペインで活動されている木村浩嗣さんと、グループリーグ敗退の代表チームが揃ってしまったという皮肉な結果に…。
(敗退したことが話題にもならないスラヴ勢は中段の棚にあげておく。)

6月20日に掲示されていたチラシ
この段階ではポルトガルやスペインの敗北は反映されていない。
それがシンポジウム数日前のチラシでは、かく破れたりの悲壮感がつたわってくる。

さて、西部謙司さん。
「W杯の傾向と日本サッカーの将来」
この方はよくしゃべります。男のおばさんタイプ。
言いたいことは近刊(9月頃?)にあるのではないかと思うので、それを読みましょう。
日本代表が言っていた「自分たちのサッカー」とは?
⇒それをやると4点取られる。(が5点取れるような選手はいないので負ける。)
ミュラーのことを「トンビみたいに一気に走って来てゴールする」とおっしゃっていたが、ストライカーの基本はそれじゃないかなあ。

次に鈴木守先生。
「脚の文化に宿る“不合理”という名の妙味」
大学の先生らしくハンドアウトあり。
オールドファンを自認する、且つ現役プレイヤー。
文化的には足(下半身)はネガティブ、反秩序的⇒不合理。
ハンドアウトの末尾に「努力が報われない物語」と記されていた。
まあ、特に応援の努力は全く報われないよな。


ハーフタイム
木村浩嗣さん
「スペイン代表:スペイン人のメンタリティとサイクル終了」
ちょっと寂しいタイトルですね。
この人もよくしゃべるのですよ。
「スペイン人はお調子者で乗ると(そしてよく乗る)強いけど、調子に乗らないとだめだめ」「逆境でパニックになる」
これはよく言われているようなラテン気質そのままのようで、いやそれってラテンじゃなくても人ってそういうものでしょうに。
特にスペインに限定された特徴ではないと思うので、説得力にはやや欠けました。
いや、実際スペインの人、「勝てない」と思った途端に頑張れなくなったのだろうけど。

市之瀬先生、ポルトガルユニ※着用で登壇。
※フィーゴ、ルイコスタ時代のワインカラーのもの。
ハンドアウトあり。
「全ての大会で好成績を残せる国ではない」(出られないこともしばしば、でも偶に好成績)
油断なのか、相手の情報収集を全くしていないこともあった。(2002年対アメリカ戦?)
敗因はクリスティアノ・ロナウドのチームなのに彼が怪我、帰化ブラジル人ペペの醜態(帰化したブラジル人たちは他国でもあまりよくなかったようだ)、フィジカルコンディションニング失敗(怪我人続出)、監督はスターティングメンバーをいじらず。
以下コネタ。
・ポルトガル人は自国以外にどこを応援するか?
まず「兄弟国」ブラジル、そして「隣国」スペイン←これは偉いな。日本が隣国を応援するだろうか??
スコットランド人は「まず自国、あとイングランドの対戦相手」を応援するということだし。
・今回の大会のスタジアムは白人が多かった。
チケットが高額で、スタジアム観戦できるのは上層部?
アニメの男の子(黄色い服を着た黒人少年)はやはりスタジアムの中ではなくて、外からいつか選手になってあそこでプレイするぞと眺めている。
・ポルトガルリーグから出場したポルトガル人以外の選手たち
こういう検証、ロシアリーグでもやってしまうんですよね(服部先生とか)。
アカデミカは知らなくてもコビリャンは知っているよ! 
なんたってアリレザ・ハギギのクラブじゃないですか。
(しかもルビンからのレンタルだもの。)
ロシアリーグで雄姿を観たいけど、ルビンにはルィジコフがいるからなあ。
ヴェレムコがお留守のクルィリヤはどうでしょう?

以下、休憩後延長戦
宇都宮徹壱さん
「どこよりも早いワールドカップ報告会」
という看板には偽りがあったわけだ。
二日前にイベロアメリカ研究所がサッカーシンポジウムをしているわけだから。
広い国で移動が大変だ→次回も同様なことが問題になるだろう。
まあ気候の違いはブラジルほどではないか。
ラテンアメリカのサッカーにはすっかり疎くなっていたので、ファンが相手をけなしつつも遺恨にはならないような関係が保たれているようで(ウルグアイ対コロンビア等)、ブラジル大敗後アルゼンチンサポーターとブラジルの通勤客も仲良く混んだ電車に乗っていたようで、よかったね。
写真、楽しめました。

ディスカッション
一番盛り上がったのは「ベストイレブン選考」だが、ここでは省略。
・データ解析はアメリカが得意(西部)
・アルゼンチンは対戦相手の情報以上に試合の審判の情報を収集する(鈴木)
・日本は結局優勝国の真似になっているのでは?今度はドイツ?(市之瀬)
(ポルトガルに優秀なサイドアタッカーが連綿と続くのは、イングランドとの試合に勝てるように戦術を磨いた結果だと歴史的な話もされた。)
・ベストマッチ
アメリカ対ガーナ(木村)
歴史的な意味でブラジル対ドイツ、それとようやく決勝トーナメント進出が叶って喜ぶ姿を見たアルジェリア対ロシア(宇都宮)
 レーザーポインターがとっても後味悪かったからアルジェリアはないなあ、少なくとも。
 この試合、ロシアが勝っていたらやはり初の決勝進出だったけど、それでも宇都宮さんは感動しただろうか?
ブラジル対コロンビア(西部)
ブラジル対クロアチア(鈴木)
フランス対ドイツとアメリカ対ポルトガル(市之瀬)

後で補充するかもしれませんが、さしあたりこんなところで。

2012年5月22日火曜日

ユーロ2012出場国紹介③グループC

Группа СグループC
困ったグループだ!
(あまりネタがないんです)

ИСПАНИЯスペイン

いきなり困った。
スペイン文学なんて読んでいないなあ。
『ドン・キホーテ』からいきなりロルカになってしまう。
スペイン語文学というと、たいていラテン・アメリカでしょ?
サッカー関連では『ラウールにあこがれて―スペインサッカー少年の夢 』というジュブナイルがあります。

映画では何だろう?
EUフィルムデーズでは、毎回書記官がやってきて丁寧に解説してくださる親切なお国柄とお見受けしているが、紹介される作品自体にはあまり心惹かれない。すみません。
去年映画館で観たスペイン映画は「ペーパーバード」くらいか。
古い映画だが、「歌姫カルメーラ」はよかった。
ラテン系はテキトーで陽気というイメージがあるかもしれないが、文学も映画も結構暗いものが多い。
(それはイタリアやポルトガルも同じだ。)
おばかな明るさはスラヴ系の方が上なのではないかという気がしている。
それにしても、スペイン製サッカー映画はなぜか思いつかない。

ИТАЛИЯイタリア

舞台としてはドイツなのだが、作家が移住したイタリアで発表した問題作『黙って行かせて』の衝撃は『朗読者』の比ではなかった。
それから、実はアルメニアの話(トルコによる虐殺事件の話)だが、アントニア・アルスラン『ひばり館』。

映画は「家の鍵」が好きだ。
昨年知人に勧められて観た「人生、ここにあり!」もよかった。
上記の『ひばり館』は映画化もされている(タヴィアーニ兄弟監督の「ひばり農園」)。

しかし、サッカー大国且つ映画大国でありながら、スペイン同様イタリアのサッカー映画と言うと、ちょっと思いつかない。
苦し紛れに「ひまわり」を挙げておく。

ИРЛАНДИЯアイルランド

アイルランドのサッカーは好きではない。
アイルランド人選手が嫌いだと言うわけではない。
プレーオフなどで対戦相手にいちいち難癖をつける(しかも強豪相手には言わない)協会の態度に問題がある。
そのせいもあってアイルランドの文学や映画には普段あまり親しんでいないのだけれど、ともかく、アイルランドと言ったらまずはこれがお薦め!
『柘榴のスープ』
標題他のお料理のレシピつきです。
(実はこのシリーズ、これが書きたくてここまで来たのだと言ってもいい。そのくらいお薦め。)

映画は力作が多い。
EUフィルムデーズでのアイルランド映画はまず外れはない。
でもここに挙げるのはケン・ローチ(イングランド人)の「麦の穂を渡る風」にしておく。
定番すぎるか。

ХОРВАТИЯクロアチア

どうしよう。
情報を全く言ってよいほど持っていない。
他のスラヴ系の国なら何とか捻りだせるのに。
イヴォ・アンドリッチとかはやはり“ユーゴスラヴィアの作家”であって(敢えて絞るならボスニアか)クロアチア限定にならないし。
ずっと前にNHK-FMのFMシアターでやっていた『クロアチア物語―中欧・ある家族の二十世紀』
根岸季衣さんがヒロインの声をやっていて、先祖代々のレシピにまつわる話がバルカンの歴史を背景に語られていた貴重な本。

映画はもっと困る。
現在クロアチアの映画界はどうなっているのだろう?
数年前にラピュタのアニメーションフェスティバルでクロアチアアニメが紹介されたが、率直に言ってロシア・チェコ・エストニアといった名だたるアニメ大国には及びもつかなかった(才能の片鱗は見られるのだが…)
お勧めのクロアチア映画をご存じの方は是非教えてください。