2016年5月7日土曜日

決して小さくない、立派な英雄

ちら聞きしただけの歴史が実は全然知らないに等しかったということを知れただけよかった。バスクについてはほぼ知らない。
ベルギーのレジスタンス活動家の実話を基にバスクの小説家が書いた小説(なぜバスクの作家が書いたのか、書かねばならないと思ったのかは読んでのお楽しみ)。『シベリアの掟』とはまた違った良さがあった。しみじみ。
レジスタンスの実話を基にしたという点でチェコの『HHhH』を思い出すけれど、こちらは作家自身の姿も見える。それをよしとするかは好みが出るだろうが、私は好み。

映画化されるんだったら、やはりジェレミー・レニエに演じてほしいわ。

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