2011年2月28日月曜日

玉稿

その友人からの手紙にはいつも感心する。
美しい日本語が書かれているからだ。

これまで私が見たことも聞いたことも、もちろん自分で使ったことのない言葉があって、とても勉強になる。

例えば「不一」ということば。
「草々」「敬具」のように、手紙の末尾に記す言葉。
「言いつくせない」という意味を含ませる。
これも彼女の手紙で知った。

さて、今回は「玉稿」。
これも自分では使ったことのない言葉だったが、まあ、意味は想像がついた。
母に向かって
「玉稿って知っている?」
と聞いてみると、
「あなたの御原稿ってことでしょ!」
と。
なあんだ、知っているのか。
「私は物書きの娘ですからね!」
あ、そうだったっけね。

とか思いながらも、美しい日本語を書いていない私であった。
反省。

2011年2月27日日曜日

セマク35歳

Сергею Семаку сегодня исполняется 35 лет.
お誕生日おめでとう!

ツェスカは好きなクラブではないけれど、セマクだけはなぜか応援せずにはいられなかった。
ルビンもチームとしてはさして応援する気にはなっていなかったが、セマクがいるなら、という気にはなった。
(セマクもブハロフもいなくなったルビン、ますます「どうでもいい」クラブになった感じだ。)
ゼニットも別にファンではないが、セマクが出るなら応援するよ。

セマクは、ピッチの上にいるだけで、なぜか感動してしまう、ぐっとくるものがあるプレイヤー。
(バラックもそうですが。)

今年も活躍してください。

2011年2月26日土曜日

頭痛

スーパーカップはPKでグランパスの勝ち。
おめでとう、ピクシー。
観に行きたかったが、今日は映画を見に行った。
午前中、頭痛がして、出かけるのがためらわれたが、とにかく家を出た。
映画(アニメーション)はまあまあだったと思う。

雑誌「カスチョール」が届いたこと。
オーケストラ ダスビダーニャ(ショスタコーヴィチを演奏する、熱いアマチュアオーケストラ)で、ツェハノフスキーのアニメーション「司祭と召使バルダの物語」の音楽を聴いたこと。
なんだか書くことが溜まっているけれど、疲れているみたいなので、休憩してからにします。

2011年2月24日木曜日

ディナモの布陣

На этом сборе главная команда проведет четыре контрольных матча, соперниками в которых станут львовские "Карпаты", "Волеренга" из Осло, калининградская "Балтика" и борисовский БАТЭ.
残るテストマッチは4試合。
対カルパティ・リヴォフ、ヴォレレンガ・オスロ、バルチカ・カリーニングラード、BATEボリソフ。
 
トップチームの選手は次の23人だ。
Вратари: Антон Шунин, Владимир Габулов, Евгений Пузин;
GK:アントン・シュニン、ウラジーミル・ガブロフ、エヴテニー・プジン

Полевые игроки: Борис Ротенберг, Люк Уилкшир, Александр Епуряну, Леандро Фернандес, Денис Колодин, Владимир Кисенков, Марко Ломич, Неманья Миюшкович, Владимир Гранат, Андрей Каряка, Александр Самедов, Игорь Семшов, Александр Сапета, Артур Юсупов, Адриан Ропотан, Томислав Дуймович, Александр Кокорин, Федор Смолов, Кевин Кураньи, Андрей Воронин.
フィールド・プレーヤー:ボリス・ロテンベルク、リュック・ウィクシル、アレクサンドル・エプリャヌ、レアンドロ・フェルナンデス、デニス・コロジン、ウラジーミル・キセンコフ、マルコ・ロミッチ、ネマリヤ・ミユシコヴィチ、ウラジーミル・グラナト、アンドレイ・カリャカ、アレクサンドル・サメドフ、イーゴリ・セムショフ、アレクサンドル・サペタ、アルトゥール・ユスポフ、アドリアン・ロポタン、トミスラフ・ドゥイモヴィチ、アレクサンドル・ココリン、フョードル・スモロフ、ケヴィン・クラニー、アンドレイ・ヴォロニン


セカンドチームは下記の21人。
 
Вратари: Роман Халанчук, Егор Генералов, Иван Шубкин;
GK:ロマン・ハランチュク、エゴール・ゲネラロフ、イヴァン・シュプキン

Полевые игроки: Игорь Хохлов, Карен Акопян, Владимир Шпырев, Павел Евсеев, Олег Валов, Никита Сергеев, Евгений Куклин, Дмитрий Оставнов, Виталий Комисов, Владимир Торшенцев, Роман Еремеев, Тимур Калижанов, Иван Соловьев, Александр Кузьминов, Владимир Соболев, Денис Рыховский, Дмитрий Живоглядов, Андрей Карасев.
フィールド・プレイヤー:イーゴリー・ホフロフ、カレン・アコピャン、ウラジーミル・シュプィレフ、パーヴェル・エフセーエフ、オレグ・ヴァロフ、ニキータ・セルゲーエフ、エヴゲニー・ククリン、ドミトリー・オスタヴノフ、ヴィタリー・コミソフ、ウラジーミル・トルシェンツェフ、ロマン・エレメーエフ、チムール・カリジャノフ、イヴァン・ソロヴィヨフ、アレクサンドル・クジミノフ、ウラジーミル・ソボレフ、デニス・ルィホフスキー、ドミトリー・ジヴォグリャドフ、アンドレイ・カラセフ
 
 
あああ、ディナモのメンバーや試合予定のチェックをするようになるとは。

モラトリアム

2月22日が19歳の誕生日だったアレクサンドル・メルケル。
報じられたコメントは、結局
「ドイツかロシアか、まだ決めていません」
というものでした。

Александр Меркель: "Я еще не решил, за какую сборную выступать".
Александр Меркель: "У России и Германии наилучшие шансы"

この記事中には、
При этом недавно в интервью официальному сайту Немецкого футбольного союза Меркель сказал, что "всегда мечтал играть за национальную сборную Германии".
最近、ドイツサッカー協会の公式サイトのインタビューで、メルケルは「いつもドイツのナショナルチームでプレイすることを夢見てきた」と述べた。
と書いてあるのだけれど、それは初見ですね。
(すぐに否定したとも書いてあるが。よくわからないね。)

先に呼んだ方がファーストチョイスというのなら、実質答えは出ているでしょ。
ドイツだって。
ロシアは今のところ呼ぶつもりない、と明言している。
代表に呼ばれたいなら、ドイツ国籍を捨ててロシア国籍を取得してみろ、と。

サーシャは(サーシャのお父さんは)、ロシアが三顧の礼を尽くして、つまり、原則をいろいろ踏みにじってまで、自分を迎えてくれると思っているのだろうか?

2011年2月23日水曜日

相変わらずだ

昨日というか今朝の試合で、イゴリョークが負傷交代していた。
いきなりでびっくりしたでしょう、セリョージャ・チュプチュゴフ。
途端に失点してしまっている。

ま、それはともかく、相変わらずのuefa.com日本語版である。
ディミトリス・サルピンギディスと衝突していたアキンフェエフがピッチを退くと、代わってCSKAのゴールに入ったセルゲイス・セプクゴフスとワシリー・ベレズツキが連係ミス。
セルゲイス・セプクゴフス・・・ラトヴィア人か???
(それとも相手チームのギリシャ人と間違えているのか???)
セルゲイ・チュプチュゴフが、どうしたらこうなるのか凄い疑問。
よっぽど無能な人が訳しているらしい。
それもいつまでたってもこれだからなあ。
酷い、酷すぎる!毎度ながら。
日本でサッカー記事が大事にされていない証左ではないか、と、こういうの目にするたびに、がっかりする。

イゴリョークの怪我がどの程度なのかわからないが、そんな時こそ皆で一丸となるものだよ。
チャンスだセリョージャ。
マルク・ゴンサレスも怪我だと聞いたし、ザーガも怪我が治ったのだかどうだか(この試合には出なかった)。

リトルトン湾を見下ろすバンスク半島のログハウス

ニュージーランド南島バンクス半島のログハウスでファームステイ・語学学校を経営している叔母は、数年前に日本に来た時に
「牛も羊もいるけど、牛は家畜で羊はペットなのよ」
と言っていた。

クライストチャーチへは車で30分だという。
今朝、メールを送ったが、返信はまだない。

無事でいて!

とてもたくましい人なのだ。
だから大丈夫だと信じている。

彼女は私が会った初めての「外国人」なのだが、その人がこれまで知りえた「外国人」の誰よりも、日本語が上手い。
ドア越しとか電話とかで話していると、相手は日本人だと信じている。
叔父と離婚してしばらくは日本で働いていたが、遂に帰国し、再婚してファームステイをしている。
再婚相手がドイツ系スイス人なので、今は英語・日本語に加えてドイツ語も話せるようになっている。

日本語にしろ、ドイツ語にしろ、あまり苦労して覚えた風でない。
ほんとはそんなことはなく、私が子どもだったからそれがわからずにいただけで、すごく努力したんだろうけれど。

病気をし、手術を受けたので、仕事はかなり減らした、と最近のグリーティングメールに書かれていた。
その病気のことも気になっていた。
今はとにかく大変だったら、返事が負担になるようなら、後になってもいい。
でも、無事を知らせてほしい。

25日追記
無事でした!
震源地にはかなり近かったとのこと。
でも、彼女の住んでいるログハウスは丈夫で、損壊することもなく。
一時停電はあったけれど、昨日復旧。
現在、テントをはって、家がなくなった人たちに提供しているとのことです。

この子の19のお祝いに

С Днём Рождения, Меркель!
お誕生日おめでとう、メルケルくん!

Сегодня,  22 февраля, свой 19-й День Рождения празднует один из самых обсуждаемых молодых футболистов Европы  - Александр Меркель.
今日、2月22日に、彼は自分の19歳の誕生日を祝っているでしょう。
ヨーロッパで最も議論の的になっているサッカー選手の一人である、アレクサンドル・メルケルは。
*обсуждаемых(被動形動詞現在複数生格)<обсуждаемые<обсуждаемый<обсуждать「討議する」
(略)
(カザフ・ドイツ・ロシア、いろいろ可能性はあるわけだが・・・みたいな話。)
 ↑
いや、私、いろいろ考えたけど、可能性としてはドイツ>カザフ>>>>ロシアでしょ。
本人の希望はロシア>ドイツ>>>>>カザフ、かもしれないけど。

Надеюсь, это будет Сборная России.
願わくば、それがロシア代表であればよいが。
(難しいよ、それは…)

С Днём Рождения, Саша
誕生日おめでとう、サーシャ

2011年2月21日月曜日

2月22日

明日は2月22日。
猫の日(日本限定)。

寒中お見舞いに、うちの年老いた猫のこと、エルミタージュに勤務する猫たちのことなどを書いていたら、
「うちの猫は18歳」
「うちのは20歳」
などなど、皆さまの愛猫たちもますますご健勝の由、たいへん嬉しく存じました。
(猫って長生きするようになったんですね!)
皆々様の猫たちが、さらにさらに健やかでありますように!

さて、2月22日は、アレクサンドル・メルケルさんの19歳の誕生日でもあります。
おめでとう、サーシャ。
で、「ドイツ代表になります」って、決心を公表するのではないかな、と思っているのですが。

いや、メルケルが希望通りにロシア代表になれる方法を、私も考えてみたのだけれど、率直に言ってすごく難しい。
無理って言うか。
あとは、直談判して、ドイツ語に堪能なロシアの首相とロシア語のできるドイツの首相が話し合って何とかしてもらう、そんなウルトラCしか思いつかないよ。

不本意かもしれない。
でも、思い通りにいくとは限らないのが人生なのだよ。
それに、あのう…ドイツ代表でいいじゃないの。

ガリマール新評伝シリーズの『チェーホフ』

子どもの頃→修業時代の話はおもしろかったけれど(兄アレクサンドルの回想を基にしているのか)、最後の方は悪口が多く、読んでいてげんなり。

特に、この人、チェーホフを巡る女性が大嫌いっぽい。
皮肉な口調ばかりで、愛がないです、この作者、ヴィリジル・タナズ。
ルーマニア生まれの演出家とのことですが、彼演出のチェーホフは決して観たくない!と思いましたし、このシリーズの評伝もあんまり期待できないように感じました。
(ほんとは期待していたのに)

2011年2月20日日曜日

ボリショイ・ジーマ!

おおおお、大きいジーマ!
なんて偉いの!

ドミトリー・ブルィキン、今日もゴール。
値千金、勝ち点1をもぎ取る85分の同点ゴールだ!

85  ГОООООООООООООЛ!! Да-да, и ещё раз да! Дмитрий Булыкин - 2:2! Ну наконец-то! Потрясающий "Ден Хааг"! Беру слова обратно, что он не отыграется! Россиянин подсуетился в штрафной площади соперника и умело добил круглого в сетку!

シュトゥットガルトのポグレブニャクが怪我(肋骨骨折だったか)で、ユーロ予選アルメニア戦には、彼に代わって、好調のブルィキンがロシア代表復帰の可能性が、かなーり大きくなってきました。

Булыкин забил 16-й гол в сезоне.
今シーズン16点目。

マラジェッツ!
デンハーグ2-2フェイエノールト

ウラー、ウラー、ウラー!

今年のモスクワ

今年はモスクワに行けるのだろうか?
昨年、久しぶりにロシアに行ったが、いろいろ勝手が違っていました。
いろいろあったが、今年も行きたいと思っています。

けれど、「ロシア・アヴァンギャルドツアー」という、おもしろそうな企画旅行には、行かれないことが判明。
日程が9/2(金)-9/9(金)だというので、費用云々はともかく、一日たりとも行けないということがわかってがっかり。

それより、昨年のロシア旅行の写真の続きはどうなっている??

2011年2月19日土曜日

『日本国憲法と裁判官』備忘録

いい本だ。
上司(職場のトップ)が控えめに薦めていた本。

「なんで裁判官はあんなとんでもない判決を書けるのだろうか?」と思うことがしばしばあったが、判決にしろ決定にしろ、政治的な色合いがない事件に関しては真っ当な判断をして当たり前、そうでなければ…という世界。
(それでも世の中からずれていることもあるわけだが。)
まともな裁判官がすごく苦労していること、それを冷静に淡々と語っているのが感動的だ。

書かれている内容は、音に聞いてはいたもののなかなかにセンセーショナルで、しかしそこは裁判官、冷静で説得的でわかりやすく書いてあると思う(元々が講演録であるからかもしれない)。

参考文献・引用文献

◆序章 日本国憲法と裁判官
『長沼事件・平賀書簡 35年目の証言』日本評論社2009年刊
全国裁判官懇話会『自立する葦(CD-ROM付)』

◆日本国憲法の平和条項と裁判官(石松竹雄)
小野松治『日暮れて道なお遠し』1989年刊 蚕糸試験場勤務。石松と同年兵だった。
臘山政道編『新憲法講座』政治教育協会1946年11月刊 第1巻「第4章戦争の放棄」第3節「世界史的な意味」横田喜三郎
青法協裁判官部会『民事実務の研究』『刑事実務の研究』日本評論社
 
◆日本国憲法と裁判官の生き方(安倍晴彦)
昇給・任地・職務等で差別的扱いを受けていた裁判官が詠んだと云われている狂歌
(いわゆる「しぶしぶの歌」)
 支部支部と(渋々と) 支部から支部へ 支部めぐり 支部(四分)の虫にも五分の魂
安倍晴彦『犬になれなかった裁判官』

(読みかけ且つ書きかけ)

ドスト好きサッカー選手

アレクサンドル・メルケルの代理人、アルトゥール・ベックАртур Бек氏は、ブンデスリーガのホッフェンハイムのDFアンドレアス・ベックАндреас Бекの兄弟(おそらくお兄さん)。

で、この兄弟自身、シベリアのケメロヴォ出身の、ルースキー・ニェーメツ(ロシア-ドイツ人)なのでした。

アンドレアス・ベック、生来の名前だとアンドレイ・ベックАндрей Бекк。
1987年3月17日生まれ。
ドイツへの移住は90年、3歳の時。
2009年よりこれまで9試合ドイツ代表でプレイしています。
でもワールドカップ予選の対ロシア戦には出場しませんでした。
ホッフェンハイムでの出場時間はチーム一。
堅実なDFということですね。

「家族・ロシアとのつながり」を調べると。
*ロシアのことは誇りに思っている。
*お母様の名前はマリア。お魚入りピローグ(美味)もつくってくれる。
*サンクト=ペテルブルグに祖母がいる。
*ニーチェやドストエフスキーの著作を読むのが好き。
(インテリらしい)
*好物はボルシチ!!ママが作るボルシチはとっても美味しい。
(ラウシュがペリメニで、ベックがボルシチか…)
- Это русский суп из свеклы, картофеля, фасоли и мяса.
 それはスヴョークラ(ビーツ)、ジャガイモ、インゲン、それとお肉で作るロシアのスープ。
- Это вкусно? 
- Очень вкусно!
美味しいの?
とっても美味しいよ!
(でも自分では作らない。)
*家にはマトリョーシカがいっぱいある。

「アンドレアス・ベック:マトリョーシカが好きなんだ」などより。

追記:同名のテニス選手もいるようです。ミハイル・ユージニーとペアを組んでいたりする。やはりロシアからの帰還ドイツ人なのだろうか?

EL結果など

うわー、ブィストロフ、やっちゃったのか。
ゼニットの34番君(←ウラジーミル・ブィストロフの背番号から来たニックネーム。「特急34」というパニック映画にもかけている)、2枚イエロー=レッドカードで次節出られず。
痛いなあ。

メルケル問題は進展なし。
「ドイツ代表に決めた」のと「代理人が<そんなことはまだ言っていない>」のと、情報は入り乱れる。

練習試合で「重くはない怪我」をしていたザーガことアラン・ザゴエフは、最後の方ちょっとだけ試合に出ていたよう。
トマシュ・ネツィドが点を取った。

巻誠一郎さんはアムカルを退団、らしい。
何をしに来たのかいまいちわからなかった。
(オシムさんが何故アムカルを勧めたのか?という意味です。)
アムカルはプレミアに踏みとどまったとはいえ、厳しい状況に変わりないからね。
「あれは巻の点だった」と言ってくれていたペエフ兄さんも去ってしまったし。

2011年2月18日金曜日

2011-2012シーズンカレンダー(変更の可能性おおいにあり)

わからんなあ、なぜルィジコフやメドヴェージェフを出さないのか。
怪我??
ともかくホームで0-2でトウェンテとかいうクラブに負けたルビン。
かつて(まぐれでバルセロナに勝っちゃう)のような、堅実な好チームという匂いがしなくなった。

あと、急にアンジがカリャカじゃなくてロベルトカルロスを取っちゃいました。
「カタールリーグかよ?!」みたいな突っ込みをロシア人自身がしていたりする。

17 февраля, четверг.
2/17(木)つまり今日

Лига Европы. 1/16 финала, первые матчи.
 ヨーロッパリーグ(以下EL) 1/16ファイナル第1節

Лига Европы. Базель (Швейцария) - Спартак (Москва)
バーゼル(スイス)対スパルターク・モススワ

Лига Европы. Янг Бойз (Швейцария) - Зенит (С.Петербург)
 ヤング・ボーイズ(スイス)対ゼニット・サンクト=ペテルブルグ
Лига Европы. ПАОК (Греция) - ЦСКА (Москва)
PAOK(ギリシャ)対ツェスカ・モスクワ

Лига Европы. Рубин (Казань) - Твенте (Голландия)
ルビン・カザン0-2トウェンテ(オランダ)
もう負けたよ!

22 февраля, вторник.
 2/22(火) アレクサンドル・メルケル君19歳の誕生日

Лига Европы. 1/16 финала, ответные матчи.
EL1/16ファイナル第2節

Лига Европы. ЦСКА (Москва) - ПАОК (Греция)
ツェスカ・モスクワ対PAOK(ギリシャ)

Лига чемпионов. 1/8 финала, первые матчи.
チャンピオンズ・リーグ(以下CL) 1/8ファイナル第1節
アルシャーヴィン(アーセナル)、パヴリュチェンコ(トッテナム)、メルケル(ミラン)あたりが出るくらいであんまり関係はない。
強いて言えばウクライナのシャフチョール・ドネツク(対ローマ)

23 февраля, среда.
2/23(水)

Лига чемпионов. 1/8 финала, первые матчи.
CL 1/8ファイナル第1節
24 февраля, четверг.
2/24(木)

Лига Европы. 1/16 финала, ответные матчи.
EL1/16ファイナル第2節

Лига Европы. Спартак (Москва) - Базель (Швейцария)
スパルターク・モスクワ対バーゼル(スイス)

Лига Европы. Зенит (С.Петербург) - Янг Бойз (Швейцария)
ゼニット・サンクト=ペテルブルグ対ヤング・ボーイズ(スイス)

Лига Европы. Твенте (Голландия) - Рубин (Казань)
トウェンテ(オランダ)対ルビン・カザン

28 февраля, понедельник.
2/28(月)

Кубок России, 1/8 финала.
ロシアカップ1/8ファイナル

Кубок России. ЦСКА (Москва) - Шинник (Ярославль)
ツェスカ・モスクワ対シンニク・ヤロスラーヴリ
一部リーグのシンニク、生き残れるか…。

1 марта, вторник.
 3/1(火)

Кубок России, 1/8 финала.
ロシアカップ1/8ファイナル

Кубок России. Анжи (Махачкала) - Зенит (С.Петербург)
アンジ・マハチカラ対ゼニット・サンクト=ペテルブルグ
ロベカル、出るのか?

3 марта, четверг.
 3/3(木)
Кубок России, 1/8 финала.
ロシアカップ1/8ファイナル

Кубок России. Сибирь (Новосибирск) - Спартак (Москва)
シビリ・ノヴォシビルスク対スパルターク・モスクワ

5 марта, суббота.
3/5(土)→これは3/6(日)に変更になった。場所はクラスノダールのクバンスタジアム

Суперкубок России. Зенит (С.Петербург) - ЦСКА (Москва)
ロシアスーパーカップ
ゼニット・サンクト=ペテルブルグ対ツェスカ・モスクワ

6 марта, воскресенье.
3/6(日)

Кубок России, 1/8 финала.
 ロシアカップ1/8ファイナル
なんと、スーパーカップと同じ日に開催。

Кубок России. Амкар (Пермь) - Краснодар (Краснодар)
アムカル・ペルミ対FKクラスノダール
8 марта, вторник.
3/8(火)

Лига чемпионов. 1/8 финала, ответные матчи.
CL 1/8ファイナル
たぶん関係ない日程。

9 марта, среда.
3/9(水)

Лига чемпионов. 1/8 финала, ответные матчи.
CL 1/8ファイナル
たぶん関係ない日程。

10 марта, четверг.
3/10(火)

Лига Европы. 1/8 финала, первые матчи.
EL 1/8ファイナル

12 марта, суббота.
3/12(土)

Премьер-лига, 1-й тур. Локомотив (Москва) - Динамо (Москва)
さあ、待ちに待ったリーグ戦開幕!
プレミアリーグ第1節

ロコモチフ・モスクワ対ディナモ・モスクワ

カーリャ、開幕試合か?

Премьер-лига, 1-й тур. Спартак (Нальчик) - Крылья Советов (Самара)
スパルターク・ナリチク対クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ

緒戦落とすなクルィリヤ。

Премьер-лига, 1-й тур. Анжи (Махачкала) - Краснодар (Краснодар)
アンジ・マハチカラ対FKクラスノダール

13 марта, воскресенье.
3/13(日)

Премьер-лига, 1-й тур. Кубань (Краснодар) - Рубин (Казань)
クバン・クラスノダール対ルビン・カザン

Премьер-лига, 1-й тур. ЦСКА (Москва) - Амкар (Пермь)
 ツェスカ・モスクワ対アムカル・ペルミ

Премьер-лига, 1-й тур. Терек (Грозный) - Зенит (С.Петербург)
テレク・グローズヌィ対ゼニット・サンクト=ペテルブルグ対

Премьер-лига, 1-й тур. Ростов (Ростов-на-Дону) - Спартак (Москва)
ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ対スパルターク・モスクワ

14 марта, понедельник.
3/14(月)

Премьер-лига, 1-й тур. Волга (Н.Новгород) - Томь (Томск)
ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド対トミ・トムスク

ミラン霧の風景

アレクサンドル・メルケルは(及び父のヴァシリーさんは)、ロシアから色よい返答がないことにうんざりして、ドイツ代表でいく、という線で固まっている。
でも、代理人の方はちょっと待てよ、少なくとも今まだ公表しないで、と。
そういう段階なのではないかと。

↓はカザフのサイトが書いている記事だけど、なんか言葉が大袈裟でおもしろい。
「足にジェットエンジンを持つ」とか「ダイヤモンドのよう」とか。
“Гениальный бамбино” из поселка Первомайский

カザフ初のミランの選手ということで、誇らしげに書いている。

19歳の誕生日(2月22日)には、ドイツを選んだと言うのではないだろうか。
しかし、今のところは霧の中だ。

2011年2月17日木曜日

なのにあなたはドイツに行くの

「アレクサンドルはカザフスタンでもロシアでもなく、ドイツ代表でのプレイを選びました」
と、アレクサンドル・メルケルのエージェント、アルトゥール・ベックは語りました。
http://www.eurosport.ru/football/european-championship-qualification/2012/flashnews_sto2667463.shtml

かと思うと、「メルケルのエージェント:アレクサンドルがドイツ代表でプレイすることにしたとは、私は言っていない」
http://www.gazeta.ru/news/sport/2011/02/16/n_1707418.shtml
と、情報が錯綜しているようですが、かなりドイツ代表の方に傾いているのだと思います。

彼はロシア国籍がないにもかかわらず、ロシア代表でプレイしたいとの希望を再三述べてきました。
が、カザフスタン生まれでドイツに移住してイタリアでプレイする彼がロシア代表でプレイするのは実際上かなり難しく、バスケットの選手で大統領に直訴して国籍を取得し、ロシア代表入りした人がいるようではあるのですが、ロシアサッカー協会は自国の選手よりも優先してまで現に国籍のない選手を代表に呼ぶつもりはない、と冷たいような、しかしまあ、実は真っ当なことを言っているので、最近メルケルも「もう疲れた」と弱気な発言をし始めていたところです。
nat.ru/football/news-730472.html

誕生日辺りには結論を出すのでは?

2011年2月16日水曜日

???「そんなこと言っていない」とか???

↓と、思ったら、ベックさんは「アレクサンドルがドイツ代表でプレイするとは言っていない」と言い出す。

ガゼータ・ルー
Агент Меркеля: я не говорил, что Александр собирается играть за сборную Германии

あらあら。
落ち着くまでまだかかるのか。

これで迷いなく

アレクサンドル・メルケルは結局、ドイツ代表を選択。

ロシアへの「片恋」実らず。
まあ、早く立ち直ってください。

Александр Меркель предпочел Германию России

ドイツ代表を選ぶのが一番自然だと思うし。

ドロフェイのお仲間

うちの子そっくりだ!
とニュースを見て思いました。

ラリーくん(4歳…野良出身だというので推定4歳でしょう)
ロンドンのダウニング街10番地に、ニューフェイス。
あの故・ハンフリーくん(2006年没)、シビルちゃん(転居→引退)のあとがま猫です。

アメリカのホワイトハウスのファーストキャット、クリントン時代のソックス君が有名でした。
今の人は確か犬を飼っているんですよね?

現ロシア大統領メドヴェージェフさんちの猫はかなりやんごとなき際です。
名前はドロフェイくんです。

ネズミ対策で雇われる猫はイギリスの首相官邸のみにあらず。
有名なのは(だと思う)エルミタージュ猫ですね。
エルミタージュのミュージアムショップで購入した本『エルミタージュにある猫の家』

 ウクライナ帰りのヘルシンキ空港で「留守番しているあなたの猫ちゃんにお土産をどうぞ!」という言葉に惹かれて買った、ネズミのおもちゃ付きキャットフード。というか、ネズミ型ケースに入ったキャットフードにじゃれている、我が家のおひめさま↓ ネズミ捕りにかけては、ラリーくんの先輩です。

ラリーくんのさらなる写真はこちらで↓

英首相官邸に「新顔」、使命はネズミ捕り?

ラリーくん、末永く幸せに!

今日のCLに出る(かもしれない)「ロシア人」たち

Сегодня в Европе стартует плей-офф Лиги чемпионов. И стартует матчем, который с натяжкой можно назвать «русским»

「今日はヨーロッパ・チャンピオンズリーグ決勝トーナメント。
そして、これらの試合には「ロシア人」が登場するかもしれません。」

あ、そうだったっけ??
それはどなたかと言いますと。

«Тоттенхэм» Романа Павлюченко едет в гости к «Милану» Александра Меркеля – немца, родившегося в Казахстане.

「ロマン・パヴリュチェンコのトッテナム・ホットスパー(イングランド)は、カザフスタン生まれのドイツ人アレクサンドル・メルケル所属のACミランのホームに乗り込む。」

МЕРКЕЛЬ: РУССКОМУ НЕМЦУ ПОМОГЛИ ТРАВМЫ

ПАВЛЮЧЕНКО: ПОПРАВИТСЯ ЛИ ВАН ДЕР ВАРТ?

ミランは怪我人続出なので、メルケルにも出場の機会が巡ってくるかも。
パヴリュチェンコはファン=デル=ファールトが回復するかどうか。

で、ロシア代表FWのパヴリュチェンコに加え、<ルースキー・ニェーメツ>のアレクサンドル・メルケルによる、<ロシア人対決>なるかというところ。

それから、もう一試合のバレンシア対シャルケでは、A.ニコラエフさんというロシア人審判が主審を務めます。

という記事でありました。

СОБЫТИЕ ДНЯ. ФУТБОЛ. СЕГОДНЯЛИГА ЧЕМПИОНОВ. 1/8 ФИНАЛА. ПЕРВЫЕ МАТЧИ

2011年2月15日火曜日

カメラ目線で

映っているアレクサンドル・メルケル。
「独占インタビュー」だ。

Эксклюзив: интервью Меркеля

ドイツに傾きつつある?

気長に待つことだよ。
しかし、ロシアのお役所相手に何かしようという時には、一筋縄でいくわけないでしょう。
いろいろあっても「ネタとして使える!」みたいに楽しまないと、とロシア方面のオーソリティがおっしゃっていましたね。

2011年2月14日月曜日

「戦火のナージャ」のアルトゥールくん

春に公開されるニキータ・ミハルコフ監督の「戦火のナージャ」、つまり「太陽に灼かれて」続編を、既にご覧になった方は、ちょっと厳しい評価を(予想通り)されている。

巨額の資金を投じて、すごい役者を動員して、でも胸に迫るものがない、と。

まだ観ていないのにあれだけど、ミハルコフの場合、ずるいくらい才能があって、感心せざるを得ないような作品を、そりゃ作るわけですよ。
あざといのだ!

ま、それはおいといて、私は「太陽に灼かれて」が大好きだったので、続編は作ってほしくなかった、だけどアルトゥール・スモリヤニノフくんが出演するので、しょうがない、観に行くか、と思っている。
そう書いていました。

それに対して
「アルトゥール・スモリヤニノフは若い兵士の役で出ているのでしょうか?気がつかなくてすみません!」
あら…??
アルトゥールくんは、ユールカという役だそうです。
たぶん若い兵士なのでしょう。
あわよくば、ナージャの恋人役か?と思ったのですが、気がつかれないくらいだから違うのかな?

参照:http://www.kino-teatr.ru/kino/movie/ros/7494/titr/
これだと上から6番目。
ミローノフやパーニンより上ですよ。
でも、日本のパンフレットには載るかどうか。

年に5,6本は映画に出ている売れっ子俳優になりました、あの笑い上戸のお子ちゃまが…。

4月2日記:レビューはこちら

2011年2月13日日曜日

ダブル!

大きいジーマことドミトリー・ブルィキンは元気です。

Булыкин оформил дубль.
ブルィキン2得点
В очередном туре чемпионата Голландии российский нападающий "Ден Хаага" Дмитрий Булыкин оформил дубль.
オランダ・エールディヴィジの今節、デン・ハーグのロシア人FWドミトリー・ブルィキンが2得点した。

При счете 1:0 россиянин на 63-й минуте реализовал пенальти, а в концовке довел счет в матче против "Венло" (3:0) до разгрома.
63分、スコアは1:0、ロシア人はPKで得点、さらに試合終盤に加点し、フェンロとの試合を3:0で完勝。

Таким образом, на счету Булыкина уже 15 забитых мячей в сезоне.
こうして、ブルィキンの今シーズンの得点はすでに15点になった。
現時点で得点ランクリーグ2位。
アルメニア戦では呼ばれるだろうか。

というか、大きいジーマにしろ、ブハロフにしろ、何で呼ばないんですかねえ、アドフォカート?
ルィジコフも。
新しい選手の発掘という冒険を全くしない。
どころか、現に調子いい選手も呼ばず、以前からのメンバーをだらだら呼んでいるだけでしょ。
つまらない。
ゼニット優勝は偉かったと思うけど、前任者の遺産も大きかったことだし、ゼニット末期のやる気のなさはファンではない私から見ても目を覆わんばかりだった。
ベルギー監督をおっぽりだした経緯は人間性疑った。
早く監督替えないと、ユーロ危なくなるのでは???!!!

大きいジーマ、秘かにがんばれ。

今さらディナモ・フットボール

カリャカの所属が決まって、なんか安心していろいろやる気を失っている。
しかし、生まれてこのかた、ディナモ・○○の応援なんかしたことないので、今若干動揺しています。

『ディナモ・フットボール』で復習か。

印象としては、古豪だけど、最近さっぱり。
でも、クルィリヤやサトゥールンとは違って、降格や破綻の危機に晒されるということは、たぶんない。
と思いたい!

2011年2月12日土曜日

やっぱり魔女が好き!

 ロシア現代劇連続上演シリーズ第3作はニーナ・サドゥールの「不思議なバーバ」。
第1回がアレクセイ・アルブーゾフの「かわいそうなマラート」(←見逃した)
第2回が昨年笹塚でのアレクサンドル・ヴァムピーロフ「ホテル・タイガ」(「メトランパーシ物語」+「天使との二十分」)

第4回は2012年2月でナジェージダ・プトゥーシキナの「ブラボー、ラウンレシア」だそうで。
このペースだと10人の作家全部終えるのは2018年。
ロシアでワールドカップをやる年ですねえ。
長生きしなきゃ。

さて、サドゥールですが、不条理でグロテスク。
ゆえにペレーヴィンが苦手なように、サドゥールもねえ。
(『魔女の涙』、嫌いだった。)

が、この「不思議なバーバ」は、おもしろかった。
何より、バーバを水野ゆふさんが嬉々として演じていました。
身のこなしもロシアの俳優さんたちを想わせるほど堂に入っています。
若手の俳優は少々不安がありましたが…。

このシリーズ、今後の作品も楽しみです。
去年の「ホテル・タイガ」も楽しかったし。

さて、シアターΧのある両国は、例の騒動の影響でか閑散としていましたが、駅にはこんなものが。


家のも出さなきゃあね。

2011年2月11日金曜日

カーリャ、ようやく

アンドレイ・カリャカ、愛称カーリャ。
やっと所属が決まりました。
前所属のサトゥールン・ラメンスコエが破綻。
プレミアリーグ撤退からクラブ消滅へ向かっています。
カリャカは移籍問題が揉めてスポーツ仲裁委員会みたいなところに調停というのか斡旋仲裁というのか、そういうのを申し立てていたのです。
サトゥールンの仲間たちがばらばらになり、少しずつ移籍先が決って行く中で、カーリャはなかなか決まりませんでした。

噂されていたアンジ・マハチカラ(ガジ・ガジエフ監督繋がり)ではなく、一縷の望みを持っていたクルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ復帰でもなく(その話は実際あったそうだ)、なあーんとカーリャは
ДИНАМОВЕЦに!
「カリャカはディナモに移籍」

というわけで、来季はクルィリヤとともに、ディナモ・モスクワを応援しなければならないことになりました。

その名にちなんで??

コンスタンチン・ラウシュくんは2月10日のU21ドイツ代表の試合に出ていました。
対ギリシャ戦。

それと、ルースキー=ニェーメツの新顔発見。
Россия 2018: После Александра Меркеля многие хотят играть за Россию в ЧМ 2018
アレクサンドル・メルケルに続き、2018年のロシア代表入りを希望する多くの者たち

カイザースラウテルンのDF、ボリス・ベッカーБорис Бекерくん。
タンボフ生まれの19歳で、4歳の時に家族とともにドイツに移住。
今ではロシア語は家族としか話さない。

ボリスという名前は、ロシアではボリス・ゴドゥノフとかボリス・エリツィンとかいましたけど、ドイツではポピュラーなのだろうか?
と思ったら、ボリス・ベッカーという、有名なテニス選手がいたそうです。
ボリスくん、DFか。いいねえ。
フペリョート、ボーバ!

ロシア代表入り熱は
アレクサンドル・メルケル>ボリス・ベッカー>アンドレアス・ヴォルフ>コンスタンチン・ラウシュ>ユーリー・ユット/ヴィリー・エフセーエフ
といったところだろうか。
(ユットとエフセーエフは「入りたい」または「入ってもいいかと思う」と表明していないと思う。聞かれていないとも言えるが。)
ロシアからの期待され度は
メルケル>ラウシュ>ヴォルフ>その他
かな?
ドイツでの期待され方はわかりません。

ドイツ語堪能な方、ブンデスリーガに詳しい方にはごく初歩的なことのようですが、何分その方面はにわかなので備忘録。

カイザースラウテルンは、カイザー・スラウテルンではなく、カイザース・ラウテルンである。

Россия 2018: После Александра Меркеля многие хотят играть за Россию в ЧМ 2018

フィアスコ(大失敗)

Очень расстроился, что наши проиграли.
僕らが負けたのには、凄く落胆しました。

Россия-то лучше была, а соперник один раз по воротам ударил - и гол.
ロシアの方がよかったんです、でも相手は一回のシュートチャンスでゴールをものにした。

Россияне же били, били и не могли забить.
ロシアはシュートして、シュートして、でも得点できなかった。


とは、昨夜(今朝)のイラン戦に負けたロシア代表についての言葉みたい。
ですが、実は2009年秋のワールドカップ予選ドイツ対ロシア戦についての、アレクサンドル・メルケルの言葉。
(サーシャが「僕ら」というのは、ここではロシア代表のことです。)

今朝のスポーツ欄の見出しは
ガゼータ・ルーより
Сезон начали с фиаско
Сборная России по футболу проиграла в товарищеском матче Ирану

シーズンは“大失敗”から始まった
(動詞が複数過去→これは不定人称文。Сезон(男性名詞単数)は対格で文の補語。直訳だと「(彼らは)大失敗からシーズンを始めた。」
Сезонを主語にすると→Сезон начался с фиаско.)
サッカーのロシア代表は、親善試合対イラン戦に敗れた。

«Нужно искать золотую середину»
「黄金の中盤を探す必要がある」

«Пусть все вопросы решает Адвокат»
「問題はすべてアドフォカートが決定すればよい、アドフォカートに決断させよ」

こんなところ。

そうそう。試合自体は
Россия — Иран 0:1
Гол: Халатбари, 90

Россия: Акинфеев, Шишкин (Анюков, 46), В.Березуцкий, Игнашевич, А.Березуцкий (Билялетдинов, 46), Быстров (Павлюченко, 46), Денисов, Зырянов, Торбинский (Мамаев, 46), Кержаков (Семшов, 68), Аршавин

Иран: Рахмати, Хейдари, Хоссейни, Агили, Хаджсафи, Теймурян, Хададифар, М.Нури, Халатбари, Голами (Нурузи, 49), Афшин (Резаеи, 63)

Предупреждения: Павлюченко, 66 - Халатбари, 84
Удаление: Халатбари, 90+1
Судья: Али Хамад Аль-Бадвави (ОАЭ)
Абу-Даби. "Зайед"

フィアスコ(фиаско)と言ったら、スタニスワフ・レムの最後の長編を想起してしまう。
(記事を書いた人がそれを狙っているのかどうかはわからないけど。)
ロシアにとってイランは、もしかしてファースト・コンタクト??

ソ連時代に3回対戦。ソ連の3勝。
http://www.rusteam.permian.ru/opponents/025.html
ロシアになってからは確かに初対決でした。


一生に一度かもしれない夢の対決を、わくわくどきどき、でも実は多分にいらいらきりきりして観ていたのです。
このまま0-0だったら何だかなーとか考えながら。
いやはや、トッテナムファンが始終パヴリュクに対して文句を言う、その気持ちがわかったような。
凄い決定率の悪さ…。試合勘がなくなっているのでは?
負ける時ってこうなんだよなあ。
アルメニア戦でこうならないように祈ります。
しかし、根本的にはアドフォカートがあまりに無能だという気がする。
仁義を欠いてまで他国から引っぱってくるような人材か???

と、ここまでロシア目線。
ここからメッリファンから発言です。

ハラトバリ、ウラーーーーーーーー!
90分に決勝ゴール、マラジェッツ!!!
あと、やはりテイモリアンがかっこよかった。
ロシアの方はザゴエフ、シロコフ欠席(サボり気味)、イランはネコ、ショジャエイ、アンサリファルド欠席。
ロシアの方がベストメンバーに近い(とはいえ、もっと若手を試してほしかった!)布陣で、ロシアの方が優勢に見えはしたものの、だめっぽいなあといういつものパターンに陥りつつありました。
逆にそういう風に持っていけたのは、イランが案外試合巧者だったからでしょう(ということにしておく)。
監督を決め、体制をしっかりさせて、これから伸びてほしいものです。

ロシアの方は…本音を言うと、早く監督を替えてほしい。

Сезон начали с фиаско

«Нужно искать золотую середину»

«Пусть все вопросы решает Адвокат»

2011年2月10日木曜日

何そこの児のここだかなしき

ロシア対イラン戦

イランの方も、アンサリファルドいないし。
このまま0-0では悲しいなあ。

2011年2月9日水曜日

ネコちゃんも出ない

なああああんだあ。

明日の試合、イランのキャプテン、ジャヴァド・ネクーナムも出場せず。
スペインはシーズン中でお忙しいからね。
(でも、こないだの試合、出ていなかったでしょ!)

Капитан сборной Ирана не сыграет против России

2011年2月8日火曜日

行かない

アラン・ザゴエフとロマン・シロコフは、イラン戦に出ないそうです。
怪我のため、アブダビへは行かない。
残念。

イラン側はどうなのか?
アンサリファルドくん、来る?

2011年2月7日月曜日

ウズベク、どうした?

9日の国際親善試合のうち、クウェート対ウズベキスタンが中止になったそうです。
チュニジアやエジプト情勢とは直接の関係はないと思われ。
(クウェートは代わりに日本のU21と試合をするそうなので。)
ウズベク側の都合なのでしょうか。
どうしたの?

さて、今日はやはり忙しかった。
たぶん明日も。

2011年2月6日日曜日

ハノーファー96

ドイツサッカーのファンであったはずの弟に
「ハノーファー96ってどんなチーム?」
と尋ねた。

が、弟はハノーファーのことを全く知らなかった。
「バイエルンとケルンとドルトムントくらいしか知らない」

いや、ハノーファー、強豪とは言えないまでも、中堅くらいの位置にいるんじゃないかと。
コンスタンチン・ラウシュのことは尋ねても無駄かと思って、聴かなかった。

100年のロシア

アップリンクで行われる「100年のロシア」特集で上映される作品について、「オデッサ・コスモス」に書いてアップしたところ。

はっきり言って大変だった。

一言ずつにする予定が、だんだん長くなって収集がつかなくなりそうに。
これでもだいぶ控えたのですよ。
ラインナップはソクーロフだらけって感じ。
90年前後にキネカ錦糸町やシネ・ヴィヴァン六本木あたりでひっそり公開された「カプチーノ街から来た人」とか「君はどこにいるの?」とか、観る機会はないのだろうか?
でも去年になって突如カネフスキー作品が復活したりしたから、諦めずに待とう。
20年待って公開された「懺悔」の例もあることだし。

影絵風アンナ

未知谷のチェーホフ・コレクションシリーズの『首にかけたアンナ』
今回の挿絵は、ノルシュテインの愛娘、エカテリーナ・タバーフ。

影絵風の上品な画風。
アンナの実家の行く末が気になる中で、父も弟たちも、顔の表情がわからない。
わからないなりに想像が膨らむ。

チーム・メッリ=イラン代表

だけど、サッカーロシア代表には愛称があるのでしょうか?
ほら、「アッズーリ」とか「レ・ブルー」とか(ヨーロッパは色で表わすのが多い)。
アフリカは動物が多いのですよね。

それはともかく、2月9日のイラン代表が発表されたので、その記事を「12の椅子」に載せました。
アジアカップのメンバーとあまり変わりません。
(何人か落としているだけ。)

ほんとは今日は、これじゃなくてアップリンクでやる「100年のロシア ロシアからソビエトへ ソビエトからロシアへ」の紹介を載せる予定でした。
叶わず。

あと、突如、ブンデスリーガでハノーファーファンになった、というかラウシュをチェックしようと思ったのですが、我がコースチャ・ラウシュくんは無事フル出場。
試合も1-0で勝ちましたとさ。
イングランドのプレミアはなかなか荒れている。

2011年2月5日土曜日

苦手科目の克服について

最近読みかけた本で、「これは読み進められそうにないな」と感じたもの
*『馬鹿たちの学校』
*『昼の家、夜の家』

これらに比べると、ゴンチャロフはいいですね。
長いけど、そして今風の小説とは肌合いが随分違っているけれど、これは十分許容範囲。
『平凡物語』も『断崖』も、いつかは読了できるでしょう。
『オブローモフ』も、読み返してみると、新たな発見ができるのではないか、という期待が。
(ずっと昔に読んだときには、オブローモフを、在原業平かなんかのように薄幸の貴公子風に思い描いていたのが、ただごろごろしている怠け者じゃないかと、少々がっかりしたものであった。)

先日さらっと感想を書いたペレーヴィンの『寝台特急 黄色い矢』も、読み難いことは全然なかった(訳がいいのだろう!)。

私はアンチ・ペレーヴィンなのだと意識はしていなかったのだけど、事実そうなのでしょう。
『恐怖の兜』は、読み終わってすごくがっかりしたのですが、それだけではこの作品が性に合わなかったのか、そもそもペレーヴィンが合わないのか、定かではなかったので、ともかく『黄色い矢』は読んでみることにして、手に取ったわけです。

で、読み終わって、やはり「読んでよかった」と思えるものではなく、ソローキンと並んでペレーヴィンはこれから食指が動かない作家ということになろうと感じたのでした。

あんまり<苦手>なものは作らないようにと思っているけれど、なぜ受け付けないものがあるのかというと、まさに「グロテスク」で「悪趣味」と感じるからだと思います。
ヤン・シュヴァンクマイエルやイジー・バルタが苦手なのと似ています。
それに、国民性(民族性)やジェンダーに関しては、驚くほど型にはまっていて、悪い意味で「大衆的」。
でもこれ(ペレーヴィンの作風)が、90年代のロシアの現実だったのかもしれません。
羽振りが良くなった2000年代以降のロシアとは違うのだ、きっと。

だけど、『オモン・ラー』はがんばって読んでみようと思います。

2月の過ごし方

サッカーがオフシーズンの間に、別のこと(読書とか)を集中してするつもりだったのに、ブログにはサッカーのことばかり書いているという不思議。

9日のイラン対ロシアの試合については、日本時間深夜2時開始で、翌日は勿論仕事があるのだが、観る気満々でいる。
寝不足でも、金曜は休日だから、何とかなるだろ、一日くらい。
仕事はすごく忙しそうだけど(3連休前なので、上司がどさっと仕事を持ち込むのが目に見えている。)
時間は未確認だが、U21のロシア・ウクライナ戦もあるらしい。

14日は、久々の平日のヴァレンタインデー。
忙しいぞ、きっと。
人気のあるKS上司には、もう年明けから2月14日指定で女性のクライアントが予約している。
本来の仕事でないのが見え透いている。むろんチョコレートを渡すためだ。
その上司は14日はほぼ一日職場待機状態になる。
そして次々お客様がお菓子を持って現れるのだ。
とても1人では食べきれないので、公共の場に供出される=皆でいただきます。

KS上司ほどでなくても、職場の上司たちそれぞれには固定ファンがあり、皆さんお菓子をお持ちになる。
ありがたいことだが、冷蔵庫が心配だ。

コージーコーナーのケーキがバッティングすると辛い。
あそこのは大きいが味が単調なので飽きられるのだ。
レーズンサンドならコージーより小川軒のがいいです。
駅の反対側になってしまうが、時間に余裕のある方は是非そちらで。
駅ビルにゴディバが入って分散傾向ができて助かっている。
さらに贅沢を言うと、ゴディバのバッティングを避ける意味でも、チョコレートだけではなく、クッキーもなかなか美味しいのだと強調しておきたい。

とか、勝手なことを書いたけれど、来週からせっせと真面目に仕事をします。
1月は苦労が報われなかったけれど、2月もそんなかなあと思えるけれど、「働かなければ」と『三人姉妹』のように思います。

話をチョコレートに戻します。
私はチョコレートが大好きで、同僚たちなど私への旅行のお土産はチョコレートと決めているようで(それか猫グッズ)、いろいろ食べているけれど、こんなところでなぜかパトリオティズムを発揮する。日本製のチョコレートはおいしい。

2011年2月4日金曜日

世の中は常にもがもな

チーム・メッリ=イラン代表は、近所のお兄さん、というか初恋の人?!
「皐月待つ花橘の香をかげば 昔の人の袖の香ぞする」
そんな感じです。

ロシア代表は、「出来の悪い弟」的な感覚ですが、和歌に例えると
「多摩川に 晒す手作り さらさらに 何そこの児の ここだ愛しき」
全く何でこんな子たちに情が移るんでしょうねえ…。

2月9日まであと5日。

9日の試合

ちょっと気が早いけれど、2月9日(水)の国際親善試合予定

14:00
*エルサルバドル対ハイチ@サン=サルバドル

15:00
*アンドラ対モルドヴァ@ラゴス(ポルトガル)
*サン=マリノ対リヒテンシュタイン@セラヴァッレ

16:00
*アルバニア対スロヴェニア@ティラナ

16:45
*クウェート対ウズベキスタン@クウェート

17:00
*ギリシャ対カナダ@ラリサ
*ベラルーシ対カザフスタン@アンタリヤ(トルコ)
*アルメニア対グルジア@リマソール(キプロス)

17:30
*モロッコ対ニジェール@マラケシュ
*マケドニア対カメルーン@スコピエ

17:45
*クロアチア対チェコ@プーラ

18:00
*トルコ対韓国@トラブソン
*ラトヴィア対ボリビア@アンタリヤ(トルコ)

19:30
*ホンジュラス対エクアドル@ラ=セイバ
*ポーランド対ノルウェー@ファル(ポルトガル)

19:45
*スコットランド対北アイルランド@ダブリン(アイルランド)

20:00
*イスラエル対セルビア@テルアビブ
*イラン対ロシア@アブダビ(アラブ首長国連邦)シェイフ=ザイード・スタジアム
*メキシコ対ボスニア=ヘルツェゴヴィナ@アトランタ(アメリカ合衆国)
*ヴェネズエラ対コスタ=リカ@プエルト=ラ=クルス

20:15
*ルクセンブルク対オーストリア@ルクセンブルク
*デンマーク対イングランド@コペンハーゲン

20:30
*ベルギー対フィンランド@ヘント
*オランダ対オーストリア@アイントホーヘン
*マルタ対スイス@タカリ
*エジプト対アメリカ合衆国@カイロ→残念ながら中止になったようです

20:45
*ドイツ対イタリア@ドルトムント

21:00
*フランス対ブラジル@サン=ドニ
*アルゼンチン対ポルトガル@ジュネーブ(スイス)
*アゼルバイジャン対ハンガリー@ドバイ(アラブ首長国連邦)

21:30
*スペイン対コロンビア@マドリード

時間表示はたぶんモスクワ時間(日本との時差+6時間)。
今更ながらですが、訂正。
時間はだいぶ違っています。

ロシア対イランが19:00
ドイツ対イタリアが22:45
アルゼンチン対イタリア、フランス対ブラジルが23:00
等々
(2/10 3:15)

開始時間不詳
*セネガル対ギニア@ダカール
*ナイジェリア対シエラレオネ@ラゴス
*ナミビア対マラウィ@ウィントフック
*コンゴ民主共和国対ガボン@ルーアン(フランス)
*ギニア=ビサウ対ガンビア@アマドラ(ポルトガル)
*マレーシア対香港@クアラルンプール
*タンザニア対パレスチナ@ダル=エス=サラーム
*リビア対ベニン@トリポリ
*赤道ギニア対コンゴ共和国@マラボ
*ケニア対ザンビア@ナイロビ
*カーボ=ヴェルデ対ブルキナ=ファソ@オビドス(ポルトガル)

いろいろ興味深い対戦がありますが、やはり私にとっては、イラン対ロシアですよ。
イランは幼き日の憧れだった近所のお兄さん。
ロシアはふがいなさに毎度毎度怒鳴りつけたくなる(しかし偶に輝いていることがある)小憎たらしい弟。
ワールドカップなんかで対戦することになったら(特に決勝トーナメントで)、どちらを応援してよいものやら、考えると具合が悪くなりそうですが、今回は親善試合。
両方応援できます。

皆、怪我するなよ。
(昨日のトミ・トムスクとの試合開始十分で交代したザーガは、「怪我は重くなくすぐ回復しそう」とのこと。9日には出るのかどうかわからないが。)

この試合が決まった時は小躍りするほど嬉しかったのですが、イランはこの期に及んでゴトビさん後がはっきりしません(ほんとうにケイロスさんなのか?)し、ロシアは変わり映えしない人選で、がっかりしつつあります・・・。

昨秋、ウクライナのコレスニコフ副首相(ユーロ2012担当)が来日した時、日本とウクライナの親善試合をしましょうみたいな話が出ていたようなのに、このあいだヤヌコヴィチ首相が来日した時にはそんな話は全然なかったようで、あれは立ち消えになってしまったのでしょうか??

まあ、現在ウクライナサッカー界は、「オレンジ革命」後の政権内部のように、泥沼の内紛状態ですから、親善試合のことを考えるどころじゃないということかもしれません。

2011年2月2日水曜日

2月は早い

もうFIFAランキングが出たの??

12 ロシア(13)+1
34 ウクライナ(34)0
36 ベラルーシ(37)+1
44 イラン(65)+21
55 リトアニア(55)0
62 アルメニア(61)-1
71 グルジア(72)+1
76 ラトヴィア(76)0
77 ウズベキスタン(108)+31
81 モルドヴァ(84)+3
87 エストニア(86)-1
99 アゼルバイジャン(97)-2
133 トルクメニスタン(133)0
137 カザフスタン(137)0
141 タジキスタン(143)+2
175 キルギス(175)0
()内は前月順位

ついでに、ユーロ予選でロシアと同組の国のランキング。
ガゼータ・ルーより。
20 (20). Словакияスロヴァキア
35 (35). Ирландия アイルランド
44 (65). Иран -イラン・・・・が載っているのは、9日に親善試合をするからなのだろう。
62 (60). Армения アルメニア
79 (81). Македония マケドニア
202 (202). Андорра アンドラ
アジアカップベスト4ということで、ウズベキスタンが急上昇。
ベスト8のイランも。

2月9日のロシア対イラン戦、楽しみですね。
とはいえ、イランはゴトビさんの後任がやっとカルロス・ケイロスとかいう人に決まりそうで。
(ベンゲルの後にグランパスの監督をやった人だそうで。ポルトガル人。)
アドフォカートの人選はさっぱり冴えないし。
いい試合になるかどうかは大きな疑問符が。

ロシア代表はあまりにも変わり映えしないメンバーで、国外組優先っぽいです。
(今回ジルコフがいないくらい。却ってオランダで好調の大きいジーマを呼べばいいのにな。)

GK
イーゴリ・アキンフェーエフ(ツェスカ・モスクワ)
ヴャチェスラフ・マラフェーエフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
DF
アレクサンドル・アニュコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
アレクセイ・ベレズツキー(ツェスカ・モスクワ)
ヴァシリー・ベレズツキー(ツェスカ・モスクワ)
セルゲイ・イグナシェーヴィチ(ツェスカ・モスクワ)
ロマン・シーシキン(ロコモチフ・モスクワ)
MF
ウラジーミル・ブィストロフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
イーゴリ・デニソフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
コンスタンチン・ズィリャーノフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
ロマン・シロコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
ディニヤル・ビリャレトジノフ(エヴァートン(イングランド))
アラン・ザゴエフ(ツェスカ・モスクワ)
パーヴェル・ママエフ(ツェスカ・モスクワ)
ドミトリー・トルビンスキー(ロコモチフ・モスクワ)
イーゴリ・セムショフ(ディナモ・モスクワ)
FW
アンドレイ・アルシャーヴィン(アーセナル(イングランド))
アレクサンドル・ケルジャコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
ロマン・パヴリュチェンコ(トッテナム(イングランド))
パーヴェル・ポグレブニャク(シュトゥットガルト(ドイツ))

2011年2月1日火曜日

僕はコッカー、ペリメニが好き②

コンスタンチン・ラウシュのインタビューの続きです。

『もし、ロシアの人たちから強く乞われるなら、そうするでしょう』

-ご両親は働いていらっしゃいますか?
「ええ。父は製紙工場で、母はスポーツショップで働いています。」

-ご両親はロシア国籍をお持ちで?
「はい」

-で、あなたは?
「今まで必要なことがなかったので取得していませんでしたけど、ロシアの出生証明書があるので、ロシア国籍をとるのは難しいことではないでしょう。」

-ロシア語はまだ話せますか?
「ちょっとですけどね」
と、ラウシュは小さな身振りをした。そして再びドイツ語に戻った。
「ドイツ語を話す方が楽だけど、両親とはまだだいたいロシア語で話しています。だって僕にとって母語であるものをすっかり忘れてしまいたくはないですよ。」

-好きなロシアの言葉は?
「ありません。好きなロシアの食べ物があります。ペリメニが好きです。」

-ディック・アドフォカートの名前はあなたには何か言うことが?
(すみません、下手な字幕翻訳者みたいな日本語になってしまって)
「ええ、もちろん、当然です。」

-あなたの名前も、監督には知られていますね。最近、あなたはいろいろ噂になっていますよね。アレクサンドル・メルケルとかあと…。
「ニュルンベルクのアンドレアス・ヴォルフでしょ。ええ、彼らのことは知っています。」

-じゃあ、ロシア国籍を取得して、我が国の代表に招集されたら、あなたはそれに応じるのですか?
「真っ先にすごく喜ぶでしょう。ナショナルチームの招集に対して、嬉しく思わない選手がいると思いますか?僕は喜んで国のためにプレイするでしょう。」

-未だにロシアを自分の国だと感じているのですか?
「勿論です。自分のルーツを忘れることはありません。ドイツに住んでいても、僕はロシア人なんです。そこが気に入っていても。そこのサッカーが素晴らしくても。」

(まだ続きます。)

カルロス・ケイロスさん

イラン代表監督にはポルトガルのカルロス・ケイロスさんになった模様。
ダエイ→ゴトビ→ケイロス

なんか雰囲気似ているかも。

.خوش آمدید
ホーシュ アマディーット(ようこそ)
 

サッカー文学とか

私がBloggerで最初にブログを作ったのは、「オデッサ・スタジオ」で、サッカー映画のレビューを適当に書いているものです。

サッカー映画といってもいろいろありまして、ドキュメンタリーは(サッカー好きなら)まあどれもそれなりにおもしろいですし、史実を交えたフィクションも「あの選手か!あの試合か!」と楽しめたり、知らなかったら知る喜びを得られたり。
「オデッサ・スタジオ」にはまだレビューを載せていないけど、「ありえねー!!!」の王道を行く「少林サッカー」みたいな話も勿論大好きです。

ここでは映画ではなくて、サッカー絡みの文学その他の芸術を挙げてみます。

◇文学
☆☆☆『ぼくのプレミア・ライフ』イングランド
映画化されているので有名ですね。

☆☆『ラウルにあこがれて―スペインサッカー少年の夢』スペイン
ジュブナイルとして、真っ当。

☆★『サッカーと11の寓話』スペイン
元々は新聞連載記事(コラム?)だったそうです。
ブラックなので、受け付けない人も多いと思われます。
この人もノーベル文学賞受賞者ではあります。

☆☆『オウン・ゴール』イングランド
☆『ピッチサイドの男』ドイツ
普通におもしろい。

☆☆『大西洋の海草のように』セネガル
読後感はローチの「Sweet Sixteen」みたいに苦めです。

☆☆「メトランパーシ物語」(『去年の夏、チュリームスクで』収録)ソ連
イルクーツクあたりのホテルで、夜11時過ぎに「モスクワダービーの中継を聴きたいのにラジオが壊れた!」と騒ぐ謎のサッカーファン。

★『狙われたキツネ』ルーマニア
…といっても、著者はドイツ系マイノリティ(ドイツに亡命した)。
2009年ノーベル文学賞受賞作品。
チャウシェスク体制末期のティミショアラが舞台。
サッカーの試合後の暴動が体制変換に繋がったかのような書き方ですが、史実では試合が行われたのはティミショアラではなくブカレストでした。
はっきりいっておもしろくはなかった。

番外編
『シェフチェンコ詩集』れんが書房新社刊988年刊
『不埒な人々』ハシェク著

 ごめーん!あまりにも見え透いたネタで。

サッカーが大好きだったユーリー・オレーシャとか、スポーツ記者出身のオタ・パヴェルあたりが書いていそうな気がするけど。

もう一つ番外編で、イリフとペトロフの『12の椅子』
原作は、アメリカではメル・ブルックスが映画化、あとチェコでも映画化されている、素敵なオデッサ文学。
本編にサッカーは出てきません。
キューバの巨匠トマス・グティエレス・アレアが映画化した際、舞台をソ連からキューバに変えていて、主人公が草野球に割り込むところでおしまい、と言う風に結末も大胆に変えているので、ロシアの監督が作るとしたら(もうできているだろうけど)そこはサッカーをするロコモチフでしょ!と。
ラテン文学では絶対ありそうに思うけれど、思いつきませんでした。
マリオ・バルガス・リョサはウニベルシタリオ・デポルテスの大ファンで、同チームの少年クラブにも所属していたとのこと。※
読書は静かに、ですが、敢えてBGMをかえるなら、もちろんショスタコーヴィチの「黄金時代」で。

◇美術
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ステパノワとかがユニフォームをサッカーチームのデザインしていないだろうか?

※新華社通信:「ノーベル文学賞・リョサ氏は熱烈サッカーファン」より