その友人からの手紙にはいつも感心する。
美しい日本語が書かれているからだ。
これまで私が見たことも聞いたことも、もちろん自分で使ったことのない言葉があって、とても勉強になる。
例えば「不一」ということば。
「草々」「敬具」のように、手紙の末尾に記す言葉。
「言いつくせない」という意味を含ませる。
これも彼女の手紙で知った。
さて、今回は「玉稿」。
これも自分では使ったことのない言葉だったが、まあ、意味は想像がついた。
母に向かって
「玉稿って知っている?」
と聞いてみると、
「あなたの御原稿ってことでしょ!」
と。
なあんだ、知っているのか。
「私は物書きの娘ですからね!」
あ、そうだったっけね。
とか思いながらも、美しい日本語を書いていない私であった。
反省。
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