2022年4月21日木曜日

親愛なる同志たちへ

 ヒロインは父とも娘とも相いれないスターリン主義者で「きつい女」とか言われるけど上司でもKGBでも男性に協力させることができちゃう不思議(娘の父親かと思ったよ)。ミハルコフだったらここは男におもねるような女性に造作したと思う。

1962年ノヴォチェルカッスクの労働争議というか暴動?の史実にどこまで忠実なのかわからないが労働者はレーニンの肖像を掲げて市庁舎まで行進し「共産主義の原則を逸脱した現況を正して欲しい」故に「中央に直訴」みたいな主張だったかと思わせる描写

コンチャロフスキーの「親愛なる同志たちへ」

軍ではなくて秘密の狙撃手が労働者たちに向けて発砲したというのもドラマゆえなのだろうか。


コンチャロフスキー監督、ミハルコフも酷いが、彼も所謂”女をとっかえひっかえ”の人で、5回結婚しているのね。



Дорогие товарищи!


2022年4月8日金曜日

録画メモ:ぶあいそうな手紙/ドライビングMissデイジー

 「ぶあいそうな手紙」

ウルグアイからの亡命者を主人公にしたブラジル映画。2020年、シネスイッチ銀座で観た。

ウルグアイっていうとスアレスとかのサッカー選手のイメージしかなかったので、ブラジルからみてウルグアイ人は内省的という印象があるというのが意外だった。隣人のハビエル(アルゼンチンからの亡命者)とのやり取りがいい。

ブラジル(ポルトアレグレという南部でウルグアイやアルゼンチンとの国境に近い町)、ウルグアイ、アルゼンチンのかつての軍政・独裁制を下敷きにしたこういう作品を観ると、「ラテンアメリカ~光と影の詩」を再見したくなる。



「ドライビングMissデイジー」

録画したけれど映画はまだ観ていない。

ずっとずっと前に劇団東演のアトリエでの3人劇を観て、じんわり感動した。