『夫婦の中のよそもの』23ページ「すごくヤなこと」
その渦から逃れるように、ゼコはセーターの袖の石油の染みが付いた部分を隠しながら台所へ。そうやって袖の先を引っぱり伸ばして握りこむというのは、パルチザン・ベオグラードのフォワード、ヴコティッチが試合に絶対勝つと決意を固めたときにやるのと同じだ。
夫婦の中のよそもの
2017年8月20日日曜日
2017年8月14日月曜日
作家とサッカー22 鬼才エミール・クストリッツァ
『夫婦の中のよそもの』
「おへそ、魂の門」130ページ
「おばさん、アシム・フェルハトヴィチと知り合いだったら良かったんだ!そしたらFKサラエヴォの試合をただで見れたかもしれないのに!」
「アレクサ!アナおばさんは革命の闘士なんだから!なんでそんな幼稚なことを言うの?!」
「ハーセは幼稚じゃないよ!」
ぼくは腸(はらわた)が煮えくり返っていた。ディナモ・ザグレブを向こうの本拠地で3-1で討ち取ったハットトリック選手を馬鹿にしようというのなら、もうぼくだって爆発する!
「別にフェルハトヴィチ選手がどうとかじゃないけど、あんたのおじいちゃんたちはどっちもお役人だったんだしさ、あんたも本が嫌いってわけはないでしょ!」
「別にサッカー選手が好きだからってぼくもサッカーするわけじゃないし!そっちの思い通りになんかならないからね!」
「おへそ、魂の門」130ページ
「おばさん、アシム・フェルハトヴィチと知り合いだったら良かったんだ!そしたらFKサラエヴォの試合をただで見れたかもしれないのに!」
「アレクサ!アナおばさんは革命の闘士なんだから!なんでそんな幼稚なことを言うの?!」
「ハーセは幼稚じゃないよ!」
ぼくは腸(はらわた)が煮えくり返っていた。ディナモ・ザグレブを向こうの本拠地で3-1で討ち取ったハットトリック選手を馬鹿にしようというのなら、もうぼくだって爆発する!
「別にフェルハトヴィチ選手がどうとかじゃないけど、あんたのおじいちゃんたちはどっちもお役人だったんだしさ、あんたも本が嫌いってわけはないでしょ!」
「別にサッカー選手が好きだからってぼくもサッカーするわけじゃないし!そっちの思い通りになんかならないからね!」
大物来た~~~~~!って感じ!
映画界の鬼才クストリッツァが音楽界のみならず文学界にも大進出!
そうか。
やはり現代にいたる南スラブヴ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナが舞台だと、ファジリ・イスカンデルやノダル・ドゥンバゼの作品ほど涙と共にほのぼの、で終わるようなものではなかったか。
血と涙と狂乱と喧騒が吹き荒れて、結構悲しい。
彼特有の大法螺を聞かされているような感じだ。
それにしても、男の子にとって親の不義はそんなにショックなものだろうか。彼の地では当ったり前なのかという気がしていたが(失礼。何度も結婚離婚している人が普通にいるので)。
その点、最後の表題作の父親の役回りは予想外に地味だった。
好きなサッカーネタもちらちら入って読みやすく、映画のようなジェットコースター気分を味わいつつ、どちらかというと物悲しい思いに浸る。
映画界の鬼才クストリッツァが音楽界のみならず文学界にも大進出!
そうか。
やはり現代にいたる南スラブヴ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナが舞台だと、ファジリ・イスカンデルやノダル・ドゥンバゼの作品ほど涙と共にほのぼの、で終わるようなものではなかったか。
血と涙と狂乱と喧騒が吹き荒れて、結構悲しい。
彼特有の大法螺を聞かされているような感じだ。
それにしても、男の子にとって親の不義はそんなにショックなものだろうか。彼の地では当ったり前なのかという気がしていたが(失礼。何度も結婚離婚している人が普通にいるので)。
その点、最後の表題作の父親の役回りは予想外に地味だった。
好きなサッカーネタもちらちら入って読みやすく、映画のようなジェットコースター気分を味わいつつ、どちらかというと物悲しい思いに浸る。
ラベル:
クロアチア,
サッカー,
セルビア,
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ,
書籍
2017年8月13日日曜日
大物来た
大物来た~~~~~!って感じ!
映画界の鬼才クストリッツァが音楽界のみならず文学界にも大進出!
そうか。
やはり現代にいたる南スラブヴ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナが舞台だと、ファジリ・イスカンデルやノダル・ドゥンバゼの作品ほど涙と共にほのぼの、で終わるようなものではなかったか。
血と涙と狂乱と喧騒が吹き荒れて、結構悲しい。
彼特有の大法螺を聞かされているような感じだ。
それにしても、男の子にとって親の不義はそんなにショックなものだろうか。彼の地では当ったり前なのかという気がしていたが(失礼。何度も結婚離婚している人が普通にいるので)。
その点、最後の表題作の父親の役回りは予想外に地味だった。
好きなサッカーネタもちらちら入って読みやすく、映画のようなジェットコースター気分を味わいつつ、どちらかというと物悲しい思いに浸る。
映画界の鬼才クストリッツァが音楽界のみならず文学界にも大進出!
そうか。
やはり現代にいたる南スラブヴ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナが舞台だと、ファジリ・イスカンデルやノダル・ドゥンバゼの作品ほど涙と共にほのぼの、で終わるようなものではなかったか。
血と涙と狂乱と喧騒が吹き荒れて、結構悲しい。
彼特有の大法螺を聞かされているような感じだ。
それにしても、男の子にとって親の不義はそんなにショックなものだろうか。彼の地では当ったり前なのかという気がしていたが(失礼。何度も結婚離婚している人が普通にいるので)。
その点、最後の表題作の父親の役回りは予想外に地味だった。
好きなサッカーネタもちらちら入って読みやすく、映画のようなジェットコースター気分を味わいつつ、どちらかというと物悲しい思いに浸る。
ラベル:
クロアチア,
セルビア,
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ,
映画,
書籍
2016年1月29日金曜日
ペルハン=ザーガ説
ウンザ!ウンザ!クストリッツァ!で久しぶりに恵比寿に。クストリッツァは好きだが古い作品ほどよいとはね。「ジプシーのとき」のペルハンは誰かに似てるなーと思ったら、彼よ!ザーガ!!アラン・ザゴエフ。純朴な田舎の少年から小悪党になるところ。しかし、おばあちゃん、託す相手を間違えたよね。
ジプシーのとき」を公開当時に観られた方は「アンダーグランド」等々後の作品のあの場面このシーンでペルハンやおばあちゃんやアズラヤアーメドを思い出していたんだね。飛翔シーン観るとたまらなくフドイナザーロフが恋しくなったり。エミール、君は長生きしてね。
2本目は「アリゾナ・ドリーム」 さすがクストリッツア、アメリカで撮っても変人ばかりの魅惑的な映画だ。
2本とも今回が初見で、わくわくしながらとても楽しみながら観られて感動だった。
のではあるけれど、やっぱりクストリッツァは悪ガキがそのまま大人になった感がある。
元々リアリスムとは無縁だけれども、出産の場面で白いドレスに適当に血がついているわりには、嬰児が一瞬でおくるみ姿になっていて苦笑するしかなかった。
ペルハンの変貌(成長?)に比較して妹ダニーラは時が止まったようだし、女性たちの描き方はこの頃から雑としかいいようがない。
ジプシーのとき」を公開当時に観られた方は「アンダーグランド」等々後の作品のあの場面このシーンでペルハンやおばあちゃんやアズラヤアーメドを思い出していたんだね。飛翔シーン観るとたまらなくフドイナザーロフが恋しくなったり。エミール、君は長生きしてね。
2本目は「アリゾナ・ドリーム」 さすがクストリッツア、アメリカで撮っても変人ばかりの魅惑的な映画だ。
2本とも今回が初見で、わくわくしながらとても楽しみながら観られて感動だった。
のではあるけれど、やっぱりクストリッツァは悪ガキがそのまま大人になった感がある。
元々リアリスムとは無縁だけれども、出産の場面で白いドレスに適当に血がついているわりには、嬰児が一瞬でおくるみ姿になっていて苦笑するしかなかった。
ペルハンの変貌(成長?)に比較して妹ダニーラは時が止まったようだし、女性たちの描き方はこの頃から雑としかいいようがない。
2016年1月8日金曜日
いぬの本(あまりお勧めでない)
2014年3月13日木曜日
岩波ホール40年
最初に観たのは「木靴の樹」だった。
初デート映画。
相手はなぜか私をとても真面目だと思い込んでおり、「こんな映画が好きなのだろう」とだいぶ背伸びしたのではないかと。
正直言って理解したとは言い難いが、その後だいぶ経って大人になってから思い出すに実にいい映画だった。
(観なおしていないので細部は記憶していないにも関わらず、そう思う。)
「惑星ソラリス」
岩波ではなくて後日他で観た(以下「他館」と記す)。草月ホールの特集上映だったか。
「ねむの木の詩がきこえる」
親戚に連れて行かれたのではなかったか。
「白夜」
他館。最近、ユーロ?イメージフォーラム?
「遠い雷鳴」
NHKのアジア映画劇場で観たと思う。
「ピロスマニ」
他館。バウスだったかな?
「だれのものでもないチェレ」
他館。最近、渋谷の今は亡きアンジェリカで。
「旅芸人の記録」
他館。バウス。
「メキシコ万歳」
他館。
「鏡」
他館。草月ホールの特集上映だったかと。
「大理石の男」
他館。六本木の今は亡きストライプハウス美術館でのポーランドポスター展のときのビデオ上映で。
「ある結婚の風景」
他館だったと思う。ベルイマンのよさは未だにわからない。私にはつまらない映画だった。
「アレキサンダー大王」
他館。バウスシアター。
「落葉」
他館。アテネ・フランセだと思う。
大好きな映画。
「インタビュアー」
他館。アテネ・フランセか?
「ドイツ・青ざめた母」
他館。
「ローザ・ルクセンブルク」
他館。最近ユーロスペースで。
「八月の鯨」
他館。近所の公民館のホールでの上映。
「三人姉妹」
「サラーム・ボンベイ!」
「ローマの奇蹟」
TV放映されたのを録画して観た、と思う。
「希望の樹」
他館。衝撃的に感動的だった。友人も観て衝撃を受けていた。「あのおんぼろ傘の女性は私」と言って。
「コルチャック先生」
子役のクラタくんはどうしているだろう?
「見知らぬ人」
NHKのアジア映画劇場で観た。
「乳泉村の子」
NHKのアジア映画劇場で観た。
「森の中の淑女たち」
近所の公民館ホールで観た。
「苺とチョコレート」
「若き作曲家の旅」
「青い山」
「田園詩」
「私は二十歳」
なぜDVDが出ないんだろう?手元に置いておきたい。
「青空がぼくの家」
NHKで観た。
「ムアンとリット」
よさがわからない数少ない作品。
「ヴィルコの娘たち」
主人公がなぜもてるのか不明だった。
「阿片戦争」
TV上映で観た(と思う)。
「パーフェクトサークル」
東京国際映画祭で観た。
「パン・タデウシュ物語」
悪くはなかったが、期待以上ではなかった。タデウシュは期待以下だった。
「山の郵便配達」
公民館で観た。
「ホセ・リサール」
他館。
「落ち穂拾い」
「この素晴らしき世界」
悪くはないが、期待以上ではなかった。
「わが故郷の歌」
映画祭上映時(フィルメックスだったか?)
「父と暮らせば」
他館
「ベアテの贈りもの」
「亀も空を飛ぶ」
映画祭上映時+岩波
「死者の書」
試写会を含め何度も観た。製作協力していたので。
「家の鍵」
よかった!キムさん、私が唯一認める現役イタリア美男。
「サラエボの花」
「懺悔」
ようやく観られた「懺悔」。メラブ・ニニーゼのデビュー作だが、終始暗い眼差しの高校生役だった。しかも銃なんか持っているし。
「シリアの花嫁」
「子供の情景」
フィルメックスで観て、岩波でも観る予定でチケットを買っていたのに観損ねた!
「嗚呼 満蒙開拓団」
「ポー川のひかり」
「カティンの森」
「コロンブス 永遠の海」
「パリ20区、僕たちのクラス」
生徒たちのサッカー談議が楽しい。アフリカ選手権予選、移民の子たちが故国を応援。微笑ましい。
「セラフィーヌの庭」
「サラエボ、希望の街角」
「木洩れ日の家で」
ヨーロッパ映画祭で観て(シネマ・アンジェリカで)、岩波でも勿論観た。素敵な映画だ。
「遥かなるふるさと 旅順・大連」
「おじいさんと草原の小学校」
「やがて来たる者へ」
「汽車はふたたび故郷へ」
悪くはないけれど、「落葉」を超えるものをイオセリアーニはもう撮れないんだと思う。
「オレンジと太陽」
ローチ息子、さすが。
「キリマンジャロの雪」
「ジョルダーニ家の人々」
今観たら、きっとさらに辛い。
「イラン式料理本」
岩波のイラン映画、意外と少ない。
「菖蒲」
ユーロシネマデースで観た。もう一度観る気はしなかったので、岩波ではプログラムを購入したのみ。
「最初の人間」
このあと原作本も読もうと思ったが、не прочитала.情けない、面目ない。
「ハンナ・アーレント」
「少女は自転車に乗って」
「家族の灯り」
プラス
「世界の夜明けから夕暮れまで」
キエフ編・ミンスク編・モスクワ編・北京編・東京編・ミンスク編
これはキエフ編が一番おもしろく、東京編がおもしろくなかった、というか全然記憶に残っていない。
「抵抗 死刑囚の手記より」ロベール・ブレッソン監督1956年フランス
この中でベスト3本を選ぶのはやはり難しいなあ。
「私は二十歳」
「家の鍵」
「木洩れ日の家で」
次点
「亀も空を飛ぶ」
「セラフィーヌの庭」
初デート映画。
相手はなぜか私をとても真面目だと思い込んでおり、「こんな映画が好きなのだろう」とだいぶ背伸びしたのではないかと。
正直言って理解したとは言い難いが、その後だいぶ経って大人になってから思い出すに実にいい映画だった。
(観なおしていないので細部は記憶していないにも関わらず、そう思う。)
「惑星ソラリス」
岩波ではなくて後日他で観た(以下「他館」と記す)。草月ホールの特集上映だったか。
「ねむの木の詩がきこえる」
親戚に連れて行かれたのではなかったか。
「白夜」
他館。最近、ユーロ?イメージフォーラム?
「遠い雷鳴」
NHKのアジア映画劇場で観たと思う。
「ピロスマニ」
他館。バウスだったかな?
「だれのものでもないチェレ」
他館。最近、渋谷の今は亡きアンジェリカで。
「旅芸人の記録」
他館。バウス。
「メキシコ万歳」
他館。
「鏡」
他館。草月ホールの特集上映だったかと。
「大理石の男」
他館。六本木の今は亡きストライプハウス美術館でのポーランドポスター展のときのビデオ上映で。
「ある結婚の風景」
他館だったと思う。ベルイマンのよさは未だにわからない。私にはつまらない映画だった。
「アレキサンダー大王」
他館。バウスシアター。
「落葉」
他館。アテネ・フランセだと思う。
大好きな映画。
「インタビュアー」
他館。アテネ・フランセか?
「ドイツ・青ざめた母」
他館。
「ローザ・ルクセンブルク」
他館。最近ユーロスペースで。
「八月の鯨」
他館。近所の公民館のホールでの上映。
「三人姉妹」
「サラーム・ボンベイ!」
「ローマの奇蹟」
TV放映されたのを録画して観た、と思う。
「希望の樹」
他館。衝撃的に感動的だった。友人も観て衝撃を受けていた。「あのおんぼろ傘の女性は私」と言って。
「コルチャック先生」
子役のクラタくんはどうしているだろう?
「見知らぬ人」
NHKのアジア映画劇場で観た。
「乳泉村の子」
NHKのアジア映画劇場で観た。
「森の中の淑女たち」
近所の公民館ホールで観た。
「苺とチョコレート」
「若き作曲家の旅」
「青い山」
「田園詩」
「私は二十歳」
なぜDVDが出ないんだろう?手元に置いておきたい。
「青空がぼくの家」
NHKで観た。
「ムアンとリット」
よさがわからない数少ない作品。
「ヴィルコの娘たち」
主人公がなぜもてるのか不明だった。
「阿片戦争」
TV上映で観た(と思う)。
「パーフェクトサークル」
東京国際映画祭で観た。
「パン・タデウシュ物語」
悪くはなかったが、期待以上ではなかった。タデウシュは期待以下だった。
「山の郵便配達」
公民館で観た。
「ホセ・リサール」
他館。
「落ち穂拾い」
「この素晴らしき世界」
悪くはないが、期待以上ではなかった。
「わが故郷の歌」
映画祭上映時(フィルメックスだったか?)
「父と暮らせば」
他館
「ベアテの贈りもの」
「亀も空を飛ぶ」
映画祭上映時+岩波
「死者の書」
試写会を含め何度も観た。製作協力していたので。
「家の鍵」
よかった!キムさん、私が唯一認める現役イタリア美男。
「サラエボの花」
「懺悔」
ようやく観られた「懺悔」。メラブ・ニニーゼのデビュー作だが、終始暗い眼差しの高校生役だった。しかも銃なんか持っているし。
「シリアの花嫁」
「子供の情景」
フィルメックスで観て、岩波でも観る予定でチケットを買っていたのに観損ねた!
「嗚呼 満蒙開拓団」
「ポー川のひかり」
「カティンの森」
「コロンブス 永遠の海」
「パリ20区、僕たちのクラス」
生徒たちのサッカー談議が楽しい。アフリカ選手権予選、移民の子たちが故国を応援。微笑ましい。
「セラフィーヌの庭」
「サラエボ、希望の街角」
「木洩れ日の家で」
ヨーロッパ映画祭で観て(シネマ・アンジェリカで)、岩波でも勿論観た。素敵な映画だ。
「遥かなるふるさと 旅順・大連」
「おじいさんと草原の小学校」
「やがて来たる者へ」
「汽車はふたたび故郷へ」
悪くはないけれど、「落葉」を超えるものをイオセリアーニはもう撮れないんだと思う。
「オレンジと太陽」
ローチ息子、さすが。
「キリマンジャロの雪」
「ジョルダーニ家の人々」
今観たら、きっとさらに辛い。
「イラン式料理本」
岩波のイラン映画、意外と少ない。
「菖蒲」
ユーロシネマデースで観た。もう一度観る気はしなかったので、岩波ではプログラムを購入したのみ。
「最初の人間」
このあと原作本も読もうと思ったが、не прочитала.情けない、面目ない。
「ハンナ・アーレント」
「少女は自転車に乗って」
「家族の灯り」
プラス
「世界の夜明けから夕暮れまで」
キエフ編・ミンスク編・モスクワ編・北京編・東京編・ミンスク編
これはキエフ編が一番おもしろく、東京編がおもしろくなかった、というか全然記憶に残っていない。
「抵抗 死刑囚の手記より」ロベール・ブレッソン監督1956年フランス
この中でベスト3本を選ぶのはやはり難しいなあ。
「私は二十歳」
「家の鍵」
「木洩れ日の家で」
次点
「亀も空を飛ぶ」
「セラフィーヌの庭」
2013年4月20日土曜日
作家とサッカー 7 サーシャ・スタニシチ
しばらく途切れていた「作家とサッカー」をここらで投入します。
最近読んでいるのがレスコフやソログープで、さすがに古くてサッカーの話題は出てきませんでした。
2年ほど前に書いていたものをどうぞ。
必死のゲーム
最近読んでいるのがレスコフやソログープで、さすがに古くてサッカーの話題は出てきませんでした。
2年ほど前に書いていたものをどうぞ。
必死のゲーム
『兵士はどうやってグラモフォンを修理するか』
2012年9月10日月曜日
果てしない
以前から欲しくてたまらなかった「アンダーグラウンド」のサウンドトラックがやっと手に入った。
今、聴いている。
嬉しい。
強いて言えば、最後の「SHEVA」(シェヴァ?)がもっと長いヴァージョンだとよかったな。
「アンダーグランド」は最初観に行く気はなかった。
(いろいろな前評判が先に耳に入ってしまったので、猥雑でくだらない映画なのではないかと、予断を持ってしまった。)
が、タチヤーナ先生がご覧になってぼろぼろ泣いた、とおっしゃるので、やっぱり観ておくべきだとシネライズに駆け付けた。
タチヤーナ先生がいらっしゃったときはとても混んでいたそうだが、私が行った時はそんなに混んでいなかった。
このときプログラムを買わなかったのは一生の不覚だ…。
さて、映画が終わって、その場にいた皆と同様ただ茫然としたのだが、後ろの列で観ていた若者二人組がう~~ん!と唸ってから、「タラッタタラッタタラッタタラッタタラッタタラッタタラッタタラッタタン!」と「SHEVA」を口ずさみ、「よかった~、忘れ難い!」と感動していた。
とにかく、観終わった後の悄然とした頭に響く、忘れ難いと言うよりも忘れたくない音なのだ。
これで毎日聴ける。
これで満足するはずが、ブルーレイも欲しくなってしまった。
ずっと前にTV放映した時の録画があって(VHSで)、それをDVDにしようかと思いながら、何せ長いのでまだやっていなかったら、特典付きのブルーレイが発売されていたのだ。
迷っている。
今、聴いている。
嬉しい。
強いて言えば、最後の「SHEVA」(シェヴァ?)がもっと長いヴァージョンだとよかったな。
「アンダーグランド」は最初観に行く気はなかった。
(いろいろな前評判が先に耳に入ってしまったので、猥雑でくだらない映画なのではないかと、予断を持ってしまった。)
が、タチヤーナ先生がご覧になってぼろぼろ泣いた、とおっしゃるので、やっぱり観ておくべきだとシネライズに駆け付けた。
タチヤーナ先生がいらっしゃったときはとても混んでいたそうだが、私が行った時はそんなに混んでいなかった。
このときプログラムを買わなかったのは一生の不覚だ…。
さて、映画が終わって、その場にいた皆と同様ただ茫然としたのだが、後ろの列で観ていた若者二人組がう~~ん!と唸ってから、「タラッタタラッタタラッタタラッタタラッタタラッタタラッタタラッタタン!」と「SHEVA」を口ずさみ、「よかった~、忘れ難い!」と感動していた。
とにかく、観終わった後の悄然とした頭に響く、忘れ難いと言うよりも忘れたくない音なのだ。
これで毎日聴ける。
これで満足するはずが、ブルーレイも欲しくなってしまった。
ずっと前にTV放映した時の録画があって(VHSで)、それをDVDにしようかと思いながら、何せ長いのでまだやっていなかったら、特典付きのブルーレイが発売されていたのだ。
迷っている。
2011年7月3日日曜日
必死のゲーム
『兵士はどうやってグラモフォンを修理するか』
287ページ以下
「神の足が去った場所でなんの試合が行われるか、キコはなんのために煙草を取っておくか、ハリウッドはどこにあるか、ミキマウスはどうやって答えることを学ぶか」
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ領土防衛軍対セルビア軍、休戦中の試合について。
背番号9、「ヘディングの鬼」のキコことダニル・キチッチ。
司令官ディノ・サフィロヴィチ、通称ディノ・ゾフ。GK。
「おれは永遠に“赤い星”チームのファンだ」というメホ。デヤン・サヴィチェヴィチが着ていた背番号10のレプリカユニを取り出す。
206センチの巨体FW、ミキマウスことミラン・ジェヴリチ。キコの同級生。
セルビアの司令塔、ガヴロ。デシャン・ガヴロヴィチ・ガヴロ。戦死した弟の復讐のために、二度目にクラリネットを捨てた、元一部リーグ選手。
凄惨な試合。
ついに死者が出る。
それでもしまいには、セルビア側の兵士たちは司令官に反旗を翻し、いわゆる伝説的な「死の試合」の様相を示す、のではなく、それとは違った結末を迎える。
“赤い星”ベオグラード。
アンダーレヒト。
ディポルティーヴォ。
少々違和感ありの表記もあるけれど、これはボスニア出身の青年作家によるドイツ語文学。
言うまでもなく、自伝的な小説。
デイヴィッド・ベズモーズギス『ナターシャ』など、ユーゴスラヴィア紛争を契機に難民・移民となった作家たちの作品(いずれも自伝的な話だ)は何冊か読んできたけれど。
ああ、なるほどね。この手があったか。
美しい村は美しく燃える。
主人公の作ったリストは不完全なままであろう。
美しい子ども時代は美しく、つまり残酷に断ち切られる。
『兵士はどうやってグラモフォンを修理するか』
287ページ以下
「神の足が去った場所でなんの試合が行われるか、キコはなんのために煙草を取っておくか、ハリウッドはどこにあるか、ミキマウスはどうやって答えることを学ぶか」
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ領土防衛軍対セルビア軍、休戦中の試合について。
背番号9、「ヘディングの鬼」のキコことダニル・キチッチ。
司令官ディノ・サフィロヴィチ、通称ディノ・ゾフ。GK。
「おれは永遠に“赤い星”チームのファンだ」というメホ。デヤン・サヴィチェヴィチが着ていた背番号10のレプリカユニを取り出す。
206センチの巨体FW、ミキマウスことミラン・ジェヴリチ。キコの同級生。
セルビアの司令塔、ガヴロ。デシャン・ガヴロヴィチ・ガヴロ。戦死した弟の復讐のために、二度目にクラリネットを捨てた、元一部リーグ選手。
凄惨な試合。
ついに死者が出る。
それでもしまいには、セルビア側の兵士たちは司令官に反旗を翻し、いわゆる伝説的な「死の試合」の様相を示す、のではなく、それとは違った結末を迎える。
“赤い星”ベオグラード。
アンダーレヒト。
ディポルティーヴォ。
少々違和感ありの表記もあるけれど、これはボスニア出身の青年作家によるドイツ語文学。
言うまでもなく、自伝的な小説。
デイヴィッド・ベズモーズギス『ナターシャ』など、ユーゴスラヴィア紛争を契機に難民・移民となった作家たちの作品(いずれも自伝的な話だ)は何冊か読んできたけれど。
ああ、なるほどね。この手があったか。
美しい村は美しく燃える。
主人公の作ったリストは不完全なままであろう。
美しい子ども時代は美しく、つまり残酷に断ち切られる。
『兵士はどうやってグラモフォンを修理するか』
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