2012年5月31日木曜日

ウクライナ一部リーグ最終節

優勝はゴヴェルラ=ザカルパチエ・ウジゴロドで決定していて、もう一つの昇格枠をFKセヴァストーポリとメタルルグ・ザポロジエが争っています。

前節は両者の直接対決があり、セヴァストーポリが勝って順位を逆転させました。
ただ、決勝点になったのは「神の手」ゴールだったので、すっきりしませんけど。

日本時間24:00(つまり31日0:00)キックオフ。
34-й тур




Металлург– Гелиос
 Запорожье Стадион Славутич-Арена

Говерла-Закарпатье – Крымтеплица
 Ужгород Стадион Авангард

Нива – Олимпик
 Винница Центральный городской стадион

Динамо-2 – Сталь
 Киев Стадион Динамо им. В.В.Лобановского

ФК Львов – Энергетик
 Львов Стадион Украина
この試合はエネルゲチクの不戦敗=3-0という結果になっています。

ФК Одесса –Титан
 Одесса Стадион Спартак

МФК Николаев – Нефтяник-Укрнефть
 Николаев Центральный городской стадион

Звезда – Арсенал
 Кировоград Стадион Звезда

Буковина – ПФК Севастополь
 Черновцы Стадион Буковина

開始早々に動いたのはFKオデッサ。
4分にポルタヴェツのゴール。

続いてメタルルグが先制点をとり、続けて2点目、1点返されるも、現在もう1点加えて3-1でリードしています。
メタルルグはとにかく勝利を、2位を目指します。

優勝を決めているゴヴェルラは2点続けて得点し、次いでニコラエフが先制。
メタルルグが勝つとなると、引き分けでは勝ち数で下回り、涙を飲むことになってしまう背ヴァとトーポリ、24分にやっとゴールが入りました。

32分にスタリに得点、試合が動いていないのはズヴェズダ対アルセナールとニヴァ対オリムピックの2試合になりました。

メタルルグが早くも4点目!
モハンメド・スリム(チュニジア)が2点目を挙げました。

あと、オデッサが2点目。

2012年5月30日水曜日

ニオンのコロヴレイ・スタジアム、リトアニア戦

対リトアニア親善試合

最初から危なっかしい守備。
早速シュートを許す。

Литваリトアニア
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
1.Эрнестас Шеткус (в)エルネスタス・シェトクス
2.Томас Микуцкис (з)トマス・ミクツキス
15.Арунас Климавичюс (з)アルナス・クリマヴィチュス
(何でчюと綴るのかしら?чуとは微妙に発音が違うのか)
20.Вальдемар Боровский (з)ヴァリデマル・ボロフスキー
7.Дейвидас Чеснаускис (п)デェイヴィダス・チェスナウスキス
11.Гедиминас Вицюс (п)ゲジミナス・ヴィツュス
(これもцюという不思議な綴りだが、さしあたりこのように表記しておく)
13.Саулюс Миколюнас (п)サウリュス・ミコリュナス
14.Линас Пилибайтис (п)リナス・ピリバイチス
23.Витаутас Андрюшкявичюс (п)ヴィタウタス・アンドリュシュキャヴィチュス
10.Дарвидас Шернас (н)ダルヴィダス・シェルナス
17.Андрюс Величка (н)アンドリュス・ヴィリチカ

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
12.Армантас Виткаускас (в)アルマンタス・ヴィトカウスカス
4.Тадас Киянскас (з)タダス・キヤンスカス
5.Альгис Янкаускас (з)アリギス・ヤンカウスカス
8.Эгидиюс Вейткунас (з)エギディユス・ヴェイトクナス
22.Георгас Фрейдгемас (з)ゲオルガス・フレイドゲマス
3.Рамунас Радавичюс (п)ラムナス・ラダヴィチュス
18.Миндаугас Панка (н)ミンダウガス・パンカ

Россия
ОСНОВНОЙ СОСТАВ
1.Игорь Акинфеев (в)
2.Александр Анюков (з)
4.Сергей Игнашевич (з)
12.Алексей Березуцкий (з)
6.Роман Широков (п)
7.Игорь Денисов (п)
8.Константин Зырянов (п)
9.Марат Измайлов (п)
15.Дмитрий Комбаров (п)
10.Андрей Аршавин (н)
11.Александр Кержаков (н)

ЗАПАСНОЙ СОСТАВ
13.Антон Шунин (в)
16.Вячеслав Малафеев (в)
3.Роман Шаронов (з)
5.Юрий Жирков (з)
19.Владимир Гранат (з)
17.Алан Дзагоев (п)
14.Роман Павлюченко (н)
18.Александр Кокорин (н)
20.Павел Погребняк (н)

とってものどかな雰囲気のスタジアムだ。
観客は殆ど路傍のピクニック状態。

マラフェーエフ、ジルコフあたりが控えにまわっているのか。
ジーマ・コムバロフが先発。

割とやりにくそうにプレイしている。
動きはあまり良くない。
だらだらした試合になっている。

ロシアの秘宝が観たい、РГД-13(Ручная Граната Дьяконова)ことグラナトくんが。

前半終了。
観たところ、リトアニアをなめているのか、ちっともいいところがなかった。
強豪に対しては頑張るのに、「格下」とみなすと手を抜くという悪い癖が出ているようだ。
確かに観客は少なくてモチベーションは持ちづらいかもしれないが、観ていて辛いものがあった。

ハーフタイムにパヴリュクやジルコフが出てきて練習をしていたが、交代するのか?
ザーガ、ココラ、パヴリュク、ジーラが交代で出る模様。
ザーガはマラートに代えて。
パヴリュクはケルジに代えて。早速シュート。
ジーラはジーマ・コムバロフに代えて。
あと、ズィーリャ→ココラだ。

リトアニアの方は11→3
7→13

ココラやっといいところを見せたか。
奪われたり、追いつけなかったりで、どうかと思う出来だったが。
今度はパヴリュクへ。

ココリンが得たFKはジルコフが蹴るようだ。
いや、シャーヴァが蹴る。

パヴリュクの左からのシュート、精度が低い。

リトアニア14→18

どこかに、ポーランドとチェコに対して2勝、ギリシャと引き分けでトップ通過と出ていたが、この調子だと、それはとても無理そうである。
(この3国について何も知らないに等しい(ギリシャはユーロで勝ったときの印象しかない)のだが、このリトアニアより劣るとも思えない。)

リトアニアの2番にイエロー。

リトアニア13→24

シロコフが足を痛めている。
足を引きずっている。
代わりにセムショフが入る。

ジルコフから、前線まで出てきているイグナへ。
打開できませんねえ。

一転リトアニアのFK。
アキンフェーエフがキャッチしきれなかったところにリトアニア選手が飛び込んで行ったが何とか回避した。
コーナーキックへ。
今はスラーヴァの方が安定感があるようだ。

ザゴエフ、足先を庇っている。
たぶん怪我していたところ。

リトアニア10→9

せっかく深夜に起きて観たのに、久々にぐだぐだな試合になっていますね。
今更文句を言ってもしかたないけど。
あちらは夕暮れになってきている。
山並みが見える。

リトアニア23→8

ジルコフがボールをキープ、アルシ→パヴリュク。

アディショナルタイムは3分。

フショー。
さっさと帰りましょう、という試合でした。



2012年5月29日火曜日

玉手箱

土曜日の昼ごろ、某とんかつ屋さんで食事をしていたら、リャードフの「音楽の玉手箱」が聞こえてきた。
井上幸義先生が担当されたラジオロシア語講座応用編「ゴーゴリの『鼻』を読む」のテーマ音楽だったあの曲だ。
今にもサモイロフさんが「ニコラーイ・ヴァシーリエヴィチ・ゴーゴリ、ノース!」と言いそうな、そんな感覚にとらわれた。

FM放送でやっていたのかな、と思って、26日昼の番組を見たが、クラシック音楽の番組ではなかった。
それではお店の人の趣味だったのだろうか?

2012年5月28日月曜日

ユーロで準優勝

ブラノフキエ・バーブシキのマダム(←ゲーナ風言い回し)達が、今朝、日本でも大々的にニュースになっていたので、あれ?優勝したの?と思ったら(決勝に進んだのは某サイトを見て知っていたので)、準優勝だった。

決勝ではスウェーデンの人に負けちゃったのですね。
でも、その優勝者そっちのけでニュースになっているのでした。
(少なくとも日本では。)

 

Мы вторые! Ура!

Дорогие друзья! Всем СПАСИБО! Сегодня мы вылетаем в Россию! Все очень соскучились по дому! Мы очень рады, что все это время ВЫ нас поддерживали! С Низким поклоном, коллектив Бурановские Бабушки!
27 Мая 12:05
彼女たちのオフィシャル・サイトでの報告と感謝の辞。
40分余の「ブラヴォノからバクーへ」というフィルムもありました。
Фильм «От Бураново до Баку»

ユーロヴィジョンって、今では何だかわけわからないイヴェントになっていますね。
傍らでプリュシェンコがくるくるスピンしていたり(ジーマ・ビラン)、何ちゃってヴァイオリニストになったり(ベラルーシ出身の人)。
今度は後ろのペチカ?でピローグを焼いているのでしょうか?
歌自体はかなり歌いにくそうなのですが、ヒットするのでしょうか???

ユーロ出場を前にして

ゼニットのドミニコ・クリシトが警察沙汰になっているらしいが、セリエA在籍当時に八百長に関与したという容疑なのか?

そのスキャンダルのせいで、結局ユーロには出場しないとかいう記事が出ている。

Доменико Кришито, всё-таки, не поедет на ЕВРО-2012.

クリシトは、ルビンのサルバトーレ・ボッケッティとともに、ロシアのプレミアリーグからイタリア代表入りしている(ユーロ2012に関しては代表候補)逸材(まだ結構若い)なのだが、ここに来て黒い噂が・・・。

ゼニットの人たちは一体どんな心持なのだろう。
何とも胸の痛むこと!

追記:
ボッケッティもイタリア代表から外れてしまったようです。

2012年5月27日日曜日

ウクライナ代表のミステリア・ブッフ

Мистерия-буфф. Сборная Украины
АВТОР
Олег Блохин
作家(戯曲)
オレグ・ブロヒン

ДЕЙСТВУЮЩИЕ ЛИЦА
登場人物
Анатолий Тимощукアナトリー・チモシチュク

Андрей Шевченкоアンドレイ・シェフチェンコ
Евгений Коноплянкаエヴゲニー・コノプリャンカ

Андрей Пятов («Шахтер»), Александр Горяинов («Металлист»), Максим Коваль («Динамо» Киев), Александр Бандура («Металлург» Д) – вратари.
アンドレイ・ピャトフ(シャフチョール・ドネツク)、アレクサンドル・ゴリャイノフ(メタリスト・ハリコフ)、マクシム・コヴァリ(ディナモ・キエフ)、アレクサンドル・バンドゥーラ(メタルルグ・ドネツク)―GK

Ярослав Ракицкий, Александр Кучер, Вячеслав Шевчук (все – «Шахтер»), Тарас Михалик, Евгений Хачериди (оба – «Динамо» Киев), Виталий Мандзюк («Днепр»), Богдан Бутко («Ильичевец»), Евгений Селин («Ворскла») – защитники.
ヤロスラフ・ラキツキー、アレクサンドル・クチェル、ヴャチェスラフ・シェフチュク(以上シャフチョール・ドネツク)、タラス・ミハリク、エヴゲニー・ハチェリジ(ともにディナモ・キエフ)、ヴィタリー・マンジュク(ドニエプル・ドニエプロペテロフスク)、ボグダン・ブトコ(イリイチョーヴェツ・マリウポリ)、エヴゲニー・セリン(ヴォルスクラ・ポルタヴァ)―DF

Александр Алиев, Денис Гармаш, Олег Гусев, Андрей Ярмоленко (все – «Динамо» Киев), Руслан Ротань («Днепр»), Сергей Назаренко («Таврия»), Тарас Степаненко («Шахтер») – полузащитники.
アレクサンドル・アリエフ、デニス・ガルマシュ、オレグ・グーセフ、アンドレイ・ヤルモレンコ(以上ディナモ・キエフ)、ルスラン・ロタン(ドニエプル・ドニエプロペテロフスク)、セルゲイ・ナザレンコ(タヴリヤ・シンフェローポリ)、タラス・ステパネンコ(シャフチョール・ドネツク)―MF

Артем Милевский («Динамо» Киев), Марко Девич, Евгений Селезнев (оба – «Шахтер»), Андрей Воронин («Динамо» Москва) – нападающие.
アルチョム・ミレフスキー(ディナモ・キエフ)、マルコ・デヴィチ、エヴゲニー・セレズニョフ(シャフチョール・ドネツク)、アンドレイ・ヴォロニン(ディナモ・モスクワ)―FW


Дмитрий Чигринский, Александр Рыбка – сторонние наблюдатели.
ドミトリー・チグリンスキー、アレクサンドル・ルィプカ―傍観者たち

Александр Шовковский, Андрей Дикань – пациенты лечебницы.
アレクサンドル・ショフコフスキー、アンドレイ・ジカン―怪我で休演

Александр Дубнов – архипастырь именитого воинства
アレクサンドル・ドゥブノフ―軍尊師

マヤコフスキーの「ミステリア・ブッフ」は、2008年3月に、今は亡きベニサン・ピットに観に行った。
けたたましい、学生演劇のノリのお芝居だったが、楽しんだ。
あんな風に、ウクライナ代表の面々もユーロ2012の舞台を楽しませてくれるといいのだけれど。


秋春制スタート

2012-2013シーズンのカードと、開幕日が発表されました。

第一節は7月22日。
22 июля
"Зенит" (Санкт-Петербург) - "Амкар" (Пермь)
"Волга" (Нижний Новгород) - "Динамо" (Москва)
"Алания" (Владикавказ) - "Спартак" (Москва)
"Мордовия" (Саранск) - "Локомотив" (Москва)
ЦСКА - "Ростов"
"Анжи" (Махачкала) - "Кубань" (Краснодар)
"Крылья Советов" (Самара) - "Терек" (Грозный)
"Краснодар" - "Рубин" (Казань)
昇格組は、アラニヤがスパルタークと、モルドヴィヤがロコモチフと、それぞれホームで開幕を迎えます。

クルィリヤはテレクと。
やったばっかりのような印象がある。
まあ、試合は7月だからこの前の試合からはだいぶ時間はあくのだけれど。

ヴォルガはディナモと。

2012年5月26日土曜日

ロシアのユーロ2012

グラナト、ユーロ行き決定!

"Минус Дзюба и Оздоев. Плюс Набабкин"
ジューバとオズドエフを引き、ナバプキンをプラスする

Вратари: Игорь Акинфеев (ЦСКА), Вячеслав Малафеев («Зенит»), Антон Шунин («Динамо» М).

GK
イーゴリ・アキンフェーエフ(ツェスカ・モスクワ)
ヴャチェスラフ・マラフェーエフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
アントン・シュニン(ディナモ・モスクワ)

Защитники: Александр Анюков («Зенит»), Алексей Березуцкий, Сергей Игнашевич, Кирилл Набабкин (все – ЦСКА), Владимир Гранат («Динамо «М), Роман Шаронов («Рубин»).

DF
アレクサンドル・アニュコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
アレクセイ・ベレズツキー(ツェスカ・モスクワ)
セルゲイ・イグナシェーヴィチ(ツェスカ・モスクワ)
キリル・ナバプキン(ツェスカ・モスクワ)
ウラジーミル・グラナト(ディナモ・モスクワ)
ロマン・シャロノフ(ルビン・カザン)

★ヴァシリー・ベレズツキーとロマン・シーシキンが怪我で離脱し、代表候補にいなかったナバプキンを入れてきましたよ。私の希望はタラス・ブルラクだったが。

Полузащитники: Игорь Денисов, Константин Зырянов, Роман Широков (все – «Зенит»), Денис Глушаков («Локомотив»), Игорь Семшов («Динамо»), Алан Дзагоев (ЦСКА), Марат Измайлов («Спортинг», Португалия), Юрий Жирков («Анжи»), Дмитрий Комбаров («Спартак» М).

MF
イーゴリ・デニソフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
コンスタンチン・ズィリャーノフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
ロマン・シロコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
デニス・グルシャコフ(ロコモチフ・モスクワ)
イーゴリ・セムショフ(ディナモ・モスクワ)
アラン・ザゴエフ(ツェスカ・モスクワ)
マラト・イズマイロフ(スポルティング・リスボン(ポルトガル))
ユーリー・ジルコフ(アンジ・マハチカラ)
ドミトリー・コムバロフ(スパルターク・モスクワ)

92年生まれのオズドエフがユーロ行きならず。

Нападающие: Андрей Аршавин, Александр Кержаков (оба – «Зенит»), Александр Кокорин («Динамо» М), Роман Павлюченко («Локомотив»), Павел Погребняк («Фулхэм» Англия).

FW
アンドレイ・アルシャーヴィン(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
アレクサンドル・ケルジャコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
アレクサンドル・ココリン(ディナモ・モスクワ)
ロマン・パヴリュチェンコ(ロコモチフ・モスクワ)
パーヴェル・ポグレブニャク(フラム(イングランド))

FWではアルチョム・ジューバが落とされました。
ジューバを落としたことに関しては、あれこれ言われています。
まあ、生き残ったFWの面々を見ると、仕方ないような気もしますが、各所で「残念だ」という声が挙がっており、これを糧にこれから頑張って欲しいです。

ロコモチフ・スタジアム、ウルグアイ戦

マラフェーエフ、アニュコフ、シロコフ、ズィリャーノフ、アルシャーヴィン。
ゼニット勢が多いが、ケルジャコフがいない。
ポグレブニャク、それに久しぶりのちっちゃいマラート。
ロコのスタジアムに帰ってきたマラート。
ロシア
スラーヴァ
アニュコフ
アリョーシャ・ベレ
イグナ
ジーラ
ローマ・シロコフ
イゴリョーク・デニソフ
ズィーリャ
アルシ
マラト
パーヴァ・ポグレブニャク
16. Вячеслав Малафеев (в)
2. Александр Анюков (з)
3. Алексей Березуцкий (з)
4. Сергей Игнашевич (з)
5. Юрий Жирков (з)
6. Роман Широков (п)
7. Игорь Денисов (п)
8. Константин Зырянов (п)
11. Марат Измайлов (п)
9. Павел Погребняк (н)
10. Андрей Аршавин (н)
順番違うけど。

ウルグアイ
フェルナンド・ムスレラ
ディエゴ・ルガノ
ディエゴ・ゴディン
マルティン・カセレス
マクシ・ペレイラ
エギディオ・アレヴァロ
ディエゴ・ペレス
アリヴァロ・ペレイラ
エディンソン・カヴァニ
ルイス・スアレス
ディエゴ・フォルラン
1. Фернандо Муслера (в)
2. Диего Лугано (з)
3. Диего Годин (з)
22. Мартин Касерес (з)
11. Альваро Перейра (п)
15. Диего Перес (п)
16. Максимильяно Перейра (п)
17. Эгидио Аревало Риос (п)
9. Луис Суарес (н)
10. Диего Форлан (н)
21. Эдинсон Кавани (н)
これもかなり表記が違うな。


場内アナウンスがうるさくてしょうがない。

ウルグアイの抜け目なさに比べて、ロシアの子たちはやはりおっとりしている。

ガゼータ・ルーのテキスト・ライヴが今頃になってやっと表示されるようになった。
いつもと違う仕様。

控え選手
ロシア
1. Игорь Акинфеев (в) イゴリョーク・アキンフェーエフ
13. Антон Шунин (в) トーニャ・シュニン
12. Роман Шаронов (з) ローマ・シャラノフ
14. Владимир Гранат (з) ヴォロージャ・グラナト
15. Дмитрий Комбаров (п) ジーマ・コムバロフ
17. Игорь Семшов (п) イゴリョーク・セムショフ
21. Магомед Оздоев (п) マーガ・オズドエフ
23. Денис Глушаков (п) ジェーニャ・グルシャコフ
24. Алан Дзагоев (п) ザーガ
18. Александр Кокорин (н) ココラ
19. Роман Павлюченко (н) ローマ・パヴリュチェンコ
20. Александр Кержаков (н) ケルジ
22. Артём Дзюба (н) チョーマ・ジューバ
ウルグアイ
12. Мартин Сильва (в)
4. Себастьян Коатес (п)
5. Вальтер Гаргано (п)
7. Кристиан Родригес (п)
8. Себастьян Эгурен (п)
14. Николас Лодейро (п)
20. Альваро Гонсалес (п)
13. Себастьян Фернандес (н)
18. Гастон Рамирес (н)
19. Абель Эрнандес (н)

0-0で前半終了。

ベレ双子の片割れとシーシキンと、守備陣に離脱者が出ているのに、この試合でシロコフが数回転がっていたので心配だ。
(演技だけだといいのだけれど。)

後半はケルアルになるようだ。
シャロノフも?
アリョーシャ→ローマ
パーヴァ→ケルジ

あっさりウルグアイ先制。
教科書通りの失点ですねえ。

ケルジで同点。
エースですね、さすが。

シロコフのシュートはサイドに。

ジーラ、迫力が足りないな。

ケルジ?はオフサイド。
マラトだった。

ウルグアイのセットプレイ。

スラーヴァ、飛び出してキャッチ。

ジーラ→ジーマ・コムバロフ

入ってすぐ、ジーマはゴール前に迫るが、ゴールは割れず。

あはは、またオフサイドだよ、ケルジ。

ケルジ走る。
フリーだ。
ゴール前。
しかしGKに止められた。
(アレクサーンダル!アレクサーンダル!と実況が絶叫中)

スラーヴァがまたも救った。

ズィーリャ→グルシャコフ
マラト→ココラ

ココラ、ゴール前で倒されたけれどノーファウル。
ウルグアイは抜け目ないわ。

スラーヴァ、今日は前に出るな。

最後の一蹴りをさせてもらえない。

フォルラン!
しかし、スラーヴァがセーヴ。

ケルジ、上に行ってしまった。

セットプレイ。
アルシが蹴る。
今日はケルアルの連携はいいとはいえない。

アディショナルタイムに。
あと2分。

ウルグアイもしゃにむさはあまり見せない。

試合終了。
1-1.
失点はもったいなかった。
すぐ追いつけたからよかったが。

ジューバを出す、出すぞ、出すぞと言いつつ、彼は登場しなかった。


2012年5月25日金曜日

セヴァストーポリの激戦

やはり、プレミア昇格を争う2チームの直接対決は激戦になったようだ。

FKセヴァストーポリ対メタルルグ・ザポロジエ

アディショナルタイムは11分。
というのも、セヴァストーポリのプチコフ監督を始め4人にレッドカードという荒れた試合になったということだ。

本日のウクライナは、議会でも乱闘があったというが(На Украине снова перенесли обсуждение закона о русском языке)、セヴァストーポリのスタジアムでも、大暴れだったわけだ。

セルゲイ・クズネツォフ2ゴール・・・だが、「神の手」ゴールなのか。

バレーボールか!
ゼニットとマンチェスター・ユナイテッドがスーパーカップをしたときの、スコールズっていう人の「美しいゴール、但し手で」みたいだ。
(註:このときは無論得点にはなりませんでした。)
そりゃあ揉めますよね。
しかし、これで順位が入れ替わり、セヴァストーポリが2位、ザポロジエが3位に。
そして、運命の最終節は30日にキックオフです。

過ちを正すために

横浜事件のときにも考えたことなのだが、先達の(誤った)判断を後進の者が正すのがはばかられるのだとしたら、同じ機関である裁判所が再審開始の是非を判断するのには冷静な判断がなされようとは期待できないのではないか?という疑念が生じてくる。

せめて、再審開始が妥当なのかどうか、するべきかする必要はないのか、という一点だけでも、裁判官ではなくて、第三者機関が判断すべきなのではないか。
(検察審査会みたいに。)

と、本日の名張ぶどう酒事件の再審開始決定取消に関し、どうしたら日本の司法に絶望しないでいられるだろうかと思いを巡らせ、結局以前と同じような結論に至るのでした。

2012年5月24日木曜日

激戦?

21:00(日本時間3:00)に、大一番がある。
ウクライナ一部リーグ33節、2位と3位、昇格を争う2チームの直接対決となる。

FKセヴァストーポリ対メタルルグ・ザポロジエ

セヴァストーポリは勝たないと終わりか。

オデッサ・スタジオお直し

ユーロ2012出場国紹介④グループD
を書きかけている。
(ウクライナが長々として終わらない。)

ウクライナと言えばサッカーアニメなので、オデッサ・スタジオのウクライナの各作品について、手直しをした。

もうすぐユーロ2012だけれど、「外国人の観客の半分はどうせロシアから来るんでしょ」とたかをくくっていた開催国ウクライナは、案の定宿泊施設不足(あっても料金暴騰)で問題になっている(ロシアからの観客は泊らずに帰るらしい)が、大丈夫なのだろうか?

2012年5月22日火曜日

入替戦(第2戦)

Чемпионат России, ответные стыковые матчи
17:00. Нижний Новгород - Волга

20:00. Шинник - Ростов

うっかり、ロストフの試合の方が17:00(日本時間22:00)だと思っていたら、ニージニー・ノヴゴロド対決の方が先だった!

カーリャ、始まっているじゃないか!
フペリョート!

ちなみに、第一戦は
FKニージニー・ノヴゴロド1-2ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド
シンニク・ヤロスラーヴリ0-3ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ

カリャカのシュート、入らず。ジャーリ。
21  ! Очень опасно было у ворот "Нижнего Новгорода". Андрей Каряка здорово исполнил штрафной, выполнив мягкую подачу на дальнюю штангу, откуда подключившийся к атаке Александр Белозёров слёту пробил в дальний угол, но Василий Черницынвыручил свою команду.

もう一回カリャカがチャンスを作るが生かせず。
その直後イエローを貰ってしまった。

ショタがシュート。
(入らない)
36'
Бибилов получил мяч на линии штрафной, но удар у него не получился.

その後ニージニー・ノヴゴロドのカウンター。
DF対応できず、ケルジ弟も飛び出し、ゴールがら空き、危うしヴォルガ!
だったが、外してくれたよ。
助かった。

ヴォルガもシュート・・・はするんだけれど、枠をとらえられず。
今回はグリガラヴァでした。

カリャカがFKを蹴る。
強力なミドルシュート!
GKが弾く。
! "Волга" после очередного штрафного едва не открыла счёт. До ворот было более чем 30 метров, но Андрей Каряка всё равно решил выстрелить в цель. В итоге мяч со страшной силой полетел в створ, так что Василий Черницын с огромным трудом отразил выстрел оппонента.

あのラグビー選手みたいな人、誰?と思っていたら、クドリャショフか!
お肥えになりましたね。

前半は0-0で終わりました。

22:45から国際親善試合でポーランド対ラトヴィア。
ポーランドはグループA。

後半開始。
ハリトーノフ→ゲチゲジェフ
カリャカ、FK獲得。
自分で蹴るか?
残念、右に逸れた。
Очередной мощнейший удар Каряки пришёлся мимо створа.

ああ、また大チャンスだったが。
カリャカのクロスにベロジョロフ、合わず。
После хорошей подачи Каряки Белозёров, оставший в полном одиночестве на линии вратарской, подставил ногу под мяч, но Черницын в эффектном прыжке вытащил мяч из угла.

ビビロフが左サイドを駆け上がるが、DF二人に止められた。
ファウルはなし。

ちょっと映像がとぎれていたが、なぜかビビロフにイエロー。
カードが多めの試合だ。
続いてニージニー・ノヴォゴロドの選手にイエロー。
ミクツキス。

ケルジ弟、飛び出す。
危うし!

久々に使った右サイドでマクシモフが一人で上がってシュートまで持ち込む。

5分切った。
アディショナルタイムはどのくらいか。

とても長く感じる。
ニージニー・ノヴゴロドのセットプレイ。
守れ!
ヴォルガ、守れ!

PK?!
ではなく、サルーギンにイエロー。
ニージニー・ノヴゴロドの選手が抗議する。
アディショナルタイムは3分。

ケルジャコフ、セーヴ!

ここで、またイエロー。
2枚目でサルーギン退場だ。
後味悪いな。
3分過ぎた。
カリャカが交代か。
プレシャンが入る。
4分経過。
ケルジが蹴る。
5分経過。
終わって。
まだ続くか。
今度はアジンジャルが交代。
今日は目立たなかった。

やっと終わった。
ヴォルガ残留!
カーリャ、パズドラヴリャーユ!

追記:
ロストフは1-0で勝利し、2戦合計4-0でプレミアリーグ残留を決めました。
おめでとう。

ユーロ2012出場国紹介③グループC

Группа СグループC
困ったグループだ!
(あまりネタがないんです)

ИСПАНИЯスペイン

いきなり困った。
スペイン文学なんて読んでいないなあ。
『ドン・キホーテ』からいきなりロルカになってしまう。
スペイン語文学というと、たいていラテン・アメリカでしょ?
サッカー関連では『ラウールにあこがれて―スペインサッカー少年の夢 』というジュブナイルがあります。

映画では何だろう?
EUフィルムデーズでは、毎回書記官がやってきて丁寧に解説してくださる親切なお国柄とお見受けしているが、紹介される作品自体にはあまり心惹かれない。すみません。
去年映画館で観たスペイン映画は「ペーパーバード」くらいか。
古い映画だが、「歌姫カルメーラ」はよかった。
ラテン系はテキトーで陽気というイメージがあるかもしれないが、文学も映画も結構暗いものが多い。
(それはイタリアやポルトガルも同じだ。)
おばかな明るさはスラヴ系の方が上なのではないかという気がしている。
それにしても、スペイン製サッカー映画はなぜか思いつかない。

ИТАЛИЯイタリア

舞台としてはドイツなのだが、作家が移住したイタリアで発表した問題作『黙って行かせて』の衝撃は『朗読者』の比ではなかった。
それから、実はアルメニアの話(トルコによる虐殺事件の話)だが、アントニア・アルスラン『ひばり館』。

映画は「家の鍵」が好きだ。
昨年知人に勧められて観た「人生、ここにあり!」もよかった。
上記の『ひばり館』は映画化もされている(タヴィアーニ兄弟監督の「ひばり農園」)。

しかし、サッカー大国且つ映画大国でありながら、スペイン同様イタリアのサッカー映画と言うと、ちょっと思いつかない。
苦し紛れに「ひまわり」を挙げておく。

ИРЛАНДИЯアイルランド

アイルランドのサッカーは好きではない。
アイルランド人選手が嫌いだと言うわけではない。
プレーオフなどで対戦相手にいちいち難癖をつける(しかも強豪相手には言わない)協会の態度に問題がある。
そのせいもあってアイルランドの文学や映画には普段あまり親しんでいないのだけれど、ともかく、アイルランドと言ったらまずはこれがお薦め!
『柘榴のスープ』
標題他のお料理のレシピつきです。
(実はこのシリーズ、これが書きたくてここまで来たのだと言ってもいい。そのくらいお薦め。)

映画は力作が多い。
EUフィルムデーズでのアイルランド映画はまず外れはない。
でもここに挙げるのはケン・ローチ(イングランド人)の「麦の穂を渡る風」にしておく。
定番すぎるか。

ХОРВАТИЯクロアチア

どうしよう。
情報を全く言ってよいほど持っていない。
他のスラヴ系の国なら何とか捻りだせるのに。
イヴォ・アンドリッチとかはやはり“ユーゴスラヴィアの作家”であって(敢えて絞るならボスニアか)クロアチア限定にならないし。
ずっと前にNHK-FMのFMシアターでやっていた『クロアチア物語―中欧・ある家族の二十世紀』
根岸季衣さんがヒロインの声をやっていて、先祖代々のレシピにまつわる話がバルカンの歴史を背景に語られていた貴重な本。

映画はもっと困る。
現在クロアチアの映画界はどうなっているのだろう?
数年前にラピュタのアニメーションフェスティバルでクロアチアアニメが紹介されたが、率直に言ってロシア・チェコ・エストニアといった名だたるアニメ大国には及びもつかなかった(才能の片鱗は見られるのだが…)
お勧めのクロアチア映画をご存じの方は是非教えてください。

2012年5月21日月曜日

エリートリーグ

1年前の今頃、オデッサ・チェルノモーレツはウクライナのプレミア・リーグ復帰を決めたのでした。
あと1点が足りずに一部リーグに落ちることになったのが2009-2010年シーズンの最終戦のこと。
そういうわけで、チェルノモーレツは2010-2011年シーズンは一部リーグで試合をしていたのですが、シーズン前半は全然チェルノモーレツの試合を観ていませんでした。
試合を観ないどころか、結果も見ず、順位をチェックすることすらしませんでした。

ウクライナの一部リーグの試合中継の観方がわからずに、というよりもそこでも不甲斐ない試合をしていたらどういうようという恐れの方が優って、敢えて観なかったのです。

春にシーズンが再開され、残り試合も少なくなって、どうしても気になって、恐る恐る順位表をみたのは、おそらく4月になってからだったでしょう。
そしたら、そのときは2位でした。
大いにほっとした。
と同時にやはり不安は募りました。

試合結果を遡って確認してみると、あらびっくり。
プレミアではさっぱり得点できなかったあの子たちが(勝ち点をとるのも0-0のスコアレスドローとか、せいぜい1-0とかが多かったのだ)、一部リーグでは毎試合のように大差をつけて勝っているではないか。
うわあ、オデッサ、もしかして強いの?!
それでも首位ではなく、FKアレクサンドリヤに上をいかれていました。

結局そのシーズンは2位で、無事プレミア昇格を決めたのでした。
2位以上が決まった試合は確かアウェイで、夜に飛行機でオデッサの空港(国内線の発着するところはバスの停留所みたいにコンパクトである)に選手たちが降り立って、家族やクラブ関係者やファンのお迎えを受け、花火を鳴らし、「チェルノモーレツ!(手拍子)チェルノモーレツ!(手拍子)」というチャントで盛り上がりました。←というニュース映像を観たのでした。

今シーズンのチェルノモーレツはプレミアでの試合だったので、偶にチラ見することはあったのですが、南米の選手が前線を占め、わりとがつがつ点をとりに行くクラブに変貌していて(前から所属しているオデッサっ子たちは依然としてのんびりしているのですが)、ファンとしては複雑なものが胸に去来しました。
2シーズン前のあの弱~~~なチェルノモーレツではなく、かといって首位を争うようなチームでもなく、確実に中位グループの下方を位置取っている、«あんまり手のかからない»チームになっていました。
且つ、昨シーズンのように、ばかすか点を取るということはなくなっていました。
プレミアリーグは一部とはレベルが違うのだから当たり前なのだけど。
最終順位は9位でした。
8位のヴォルスクラとは勝ち点は同じで得失点差で後塵を拝しました。

一方、一部リーグ首位でプレミアに乗りこんできたアレクサンドリヤは、4勝8分18敗の最下位に終わり、1シーズン限りで一部リーグに逆戻りすることになりました。
やはり、チェルノモーレツの方がプレミアリーグでの戦い方に慣れていたということなのでしょうか。
差がついてしまいました。

さて、来シーズン、2012-2013年には、一部リーグからゴヴェルラ=ザカルパチエ・ウジゴロドがあがってきます。
まずプレミア昇格を、20日に行われた32節の試合で優勝も決めました。
昇格のあと1枠は現在2位のメタルルグ・ザポロジエ(勝ち点73)と3位のFKセヴァストーポリ(同72)が争っています。
(この2チームは24日に直接対決します。)
ザカルパチエもメタルルグ・ザポロジエも、プレミアと一部を行ったり来たりのいわゆる「ヨーヨークラブ」。
一方セヴァストーポリは2002年設立の歴史の浅いクラブでプレミア経験は2010-2011シーズンの一回だけです。
いずれにしても、プレミアでの試合は一部リーグでのとは、きっと別次元のものになるだろうということです。

ザカルパチエ所属の日本人選手、加藤康弘さんのブログを拝見したところ、ザカルパチエのプレミア初戦は我がチェルノモーレツだそうです。
日本のサッカーファンこぞってザカルパチエを応援してチェルノモーレツに敵対するのだろうか?
切ないなあ。
しかし私もこの試合ばかりは加藤選手の応援をするわけにはいきません。
対ディナモ戦とかシャフチョール戦とかだったら、ザカルパチエに肩入れするのかもしれませんが。

薄闇の世界

『ナイト・ウォッチ』の邦訳を読んだ時のような、“薄闇”の次元に入り込んだような気分になりました。

食の開始が6時19分6秒。
というけれど、目を覚ました4時頃にはどうも曇っていて、だめかしらと気落ちしていました。

が、急に明るくなった!


5時14分、雲の間から日が射してきました。
いけるかもしれない。

日食の始まりは6時19分6秒。
6時台は、52分頃のスケッチでも時計の針の12と3の間の部分が欠けたクレセント状態でした。
7時にして12と4部分の欠けた状態に広がります。

日が陰ってきました。
が、陰り具合が一種独特で、夜明けの薄暗さではないのです。

金環日食の始まりは7時32分7秒ですが、こちらはその直前7時27分に雲の合間から霞みつつ見えた部分日食の像です。


7時28分。三日月のような太陽。



近所の犬が遠吠えをしていますが、日食を感じてのものか、飼い主を始め周囲の人間の様子が普段と違うせいなのか。
ちなみにうちの老猫は普段通り指定席で丸くなって寝ています。

金環食無事観察できました。
お天気を心配したけれど、大丈夫でしたね!

金環食終了7時37分ちょうど。
7時40分頃から逆方向の三日月状態になってきました。
8時くらいにはかなり明るさが戻ってきました。
8時10分には時計の針の10と6の間の欠けたクレセント状態。
それ以降は欠けた部分はどんどん小さくなり、8時50分には7の位置がちょっと欠けた状態に。
9時には「そう言われれば下の方がちょっと黒い?」くらいになりました。

9時2分38分日食終了。



2012年5月20日日曜日

見知らぬ土地で

渋谷ヒューマントラストでの上映を見逃してしまったのだが、どうしてもケルジが観たくて、一大決心した。
我ながらよくやるよなーと、苦笑しながら。

まず帰りのチケットを確保しなければ。
と、このご時世だというのに、夜行バスの予約をした。
大阪→新宿がなんと3500円!
トイレはなく、独立した座席ではない2*2仕様のバスなので、乗り心地はあまり期待できないだろう。
でも致し方ない。
(独立座席・トイレ付等の普通に高級な夜行高速バスは、意外と出発が早く、この時間帯にはバスの選択肢はそんなになかったのだ。)

それから肝心のチケットの予約。
席は意外と残っていない?
大丈夫、ダスターチした。


行きもバスにして費用を安く抑えたいところだが、時間的に無理なので、普通に新幹線で行くことに。
チケットは当日でどうにでもなるだろう。
(結局は、当日職場近くの金券ショップで買った。東京→新大阪13000円)

あんまり早く行っても、不案内な土地だからなあ。
でも、万が一新幹線が遅れるということもあるし。
と、迷って、1時間半くらい前に目的地に着いた。

大阪には親戚がいるものの、独りで来たのは初めてで、大阪駅・梅田近辺を歩いたのも、たぶん初めてで、しかも夜に!
ということで、迷わないか、遅れないか、危険な目に遭わないかと、どきどき心配していた。
ほんとうです。
東京っ子の私は、大阪に関して、単なる知らない土地というよりも、外国のように感じてしまっていたのだ。
オデッサを散策した時も、ペテルブルグのセンナヤ広場やサドーヴァヤ通り(旅行者が一人で夜歩くのは絶対に薦められないと現地ガイドに注意された)を午後9時~10時くらいに歩いた時にも、こんなには緊張してはいなかっただろう。

新大阪から大阪へは、電車は最後尾に乗って、後ろのエスカレーターで降りて、まっすぐ行くと御堂筋口改札口に出る、と。
御堂筋口改札口を出てから左に、右に歩道橋(エスカレーターは、右側に立つ人、左側が昇る人)、左前方に阪急の建物(梅田駅がある)。
ここで「大阪・梅田駅周辺MAP」を眺める。
茶屋町方面に出るには?
とにかく1階に降りる。
駅の建物を出ると、大阪の茶屋町は、街路樹に電飾が施されていて、なんともクリスマスシーズンのようにきらびやかなのだった。
倉敷市の茶屋町とは大違いだ。
目眩を覚えながら、地図を辿る。
「ヌー茶屋町」っていうのは、「NU」って書くのか。
そのオシャレなビルを通り抜けると、ロフト(お馴染の看板)の建物が見えた。
着いたぞ。だいたい19時半。
地下1階、映画館の受付で予約したチケットを発行してもらい、荷物も預かっていただく。
帰りのバスの乗り場の確認に行ってみると、案外すぐ近くだった。
乗り遅れないように。

ロフトに戻って、1階にあるはずのチェコ雑貨(チャルカ)を探す。
小伝馬町のチェドックにもこんなようなものはあるかもしれず、わざわざ大阪に来て入手するようなものでもないのかもしれないが、チェコ好きの同僚その他友人たちへのお土産に、チェコ語が印刷された封筒状の紙製品を買う。
(薬袋だろうか?チェコ語はわからない。)
チェコ語の百科事典を表紙にしたノートも購入。
アザラシのことはチュレーニというのかな?(ロシア語と似ているようだ。)

映画が始まる時間まで、ロフトの中をぶらぶら歩いていた。

そう言えば、ロフトにレジの人も、映画館の人たちも、関西弁ではないみたいだった。
普通に東京で私たちが話しているのと変わらないような調子だった。
最初に来て荷物を預けた時の女性には、「ああ、この映画、私も楽しみにしていたんですよ」とにこやかに話しかけられた。
そのあたりの気安さが、強いて言えば関西なのかしら(東京ではそういうコミュニケーションはあまりないのでは?)
もっとも、この方は、待ち時間にベンチにいた二人のお客さんを引き合わせるなどもしていた。
(お客同士は、ロシア語学友か何かのようだった。)

もうすぐケルジが観られる。
生ケルジではないけれど。
ケルジを求めて、ここまで来てしまった。

「エターナル 奇蹟の出会い」レビューは「オデッサ・スタジオ」で。


2012年5月19日土曜日

入替戦(第1戦)

その1
ロストフ対シンニクは、ロストフ完勝。
キリチェンコはきっちり仕事をして早めに退いた。

その2
ニージニー・ノヴゴロドのクラブ同士の対戦となった、ヴォルガ対FKニージニー・ノヴゴロド戦
昨シーズン、通常の一部リーグの中でも争っていた2チームだが、ヴォルガが一足早くプレミア入りしたのだった。
まあ、私がヴォルガを応援するようになったのは、カリャカが加入した今年の2月以降なので、ファンとしてはほやほやの«にわか»なのだが、同じ市のクラブ同士で入替戦を行うのは、一言で言って切ない。
FKニージニー・ノヴゴロドの方が今のところ押している。
ケルジ弟が忙しくしている。
ともかく、カーリャもキーリャに続いて活躍しますように。

危惧していたことが・・・。
サルーギンのゴールでFKニージニー・ノヴゴロドが先制。

FKニージニー・ノヴゴロドの応援は耳慣れず、見慣れない。
アレアレーアリョール、と言っているのだろうか?

この試合が、この試合こそが、一番大事なんだよ。
ここで決めてよ、ヴォルガ。
と祈るが。

同点!
マクシモフ、マラジェッツ!
ようやく。
PKじゃないと点が入らないかと思いかけていた。

マクシモフ、2点目!
コロジンみたいなシュートだ。
ボールを抱えて走り回って(これ、流行っているのか?カーリャもやっていた)、皆さんの祝福を受ける。

マクシモフを下げて、マリャノフを入れる。

サルーギンがいいシュートを放ちましたが、ちょっと左に逸れ、事なきを得ました。

2-1で第一戦終了。
ロストフのようにはいかなかったけれど、とくかく勝ててよかった。

2012年5月16日水曜日

ウクライナの最高峰

ゴヴェルラ=ザカルパチエはスロヴァキアとの国境近くにあるウジゴロドという都市にあるクラブです。
数年前にプレミアにいた頃は、シンプルに「ザカルパチエ・ウジゴロド」という名前でした。
ゴヴェルラというのは山の名前だそうです。
ウクライナ最高峰の。

プレミア昇格決定とのこと、おめでとうございます。
昨日のネフチャニク=ウクルネフチ・アフティルカの試合に0-2で勝利し、ウクライナプレミアリーグへの昇格を決めました。
(ウクライナのクラブは、リムスキー=コルサコフみたいな複合姓のごとく、長い名前が多いのか?)

名前がウクライナ最高峰なのですから、チームもウクライナ最高峰を目指しているのでしょう。

なお、このクラブには今年の2月に日本人選手が加入しています。
数試合に出場しているようです。
一部リーグの試合については情報がなかなか収集しきれていなかったのですが、プレミアに昇格すれば試合中継も観られるだろうし(たぶん)、少なくともテキストライヴはあるので試合経過はわかります。
よかった。

"Говерла-Закарпатье" выходит в Премьер-лигу

ゴヴェルラ=ザカルパチエ、プレミアリーグへ

Благодаря победе над «Нефтяником-Укрнефтью», ужгородская «Говерла-Закарпатья» досрочно гарантировала себе выход в Премьер-лигу.

ネフチャニク=ウクルネフチ戦に勝ったおかげで、ゴヴェルラ=ザカルパチヤ・ウジゴロドは、最終節を待たずしてプレミアリーグ昇格が決定した。

Сейчас в активе команды 77 очков.

現在、ザカルパチヤは勝ち点77である。

Теоретические шансы обойти ужгородцев были у "Металлурга" и "Севастополя", однако в предпоследнем туре эти команды сыграют между собой и в любом случае кто-нибудь из них потеряет очки.

メタルルグ・ザポロジエとFKセヴァストーポリにはゴヴェルラ=ザカルパチヤ・ウジゴロドを上回るチャンスは理論上は存在していたが、最終節の一つ前の試合で両者は直接対決をするので、この2チームのうちどちらかは勝ち点(3)を得られないことになる。

*предпоследний 最後から2番目の

Это делает команду, возглавляемую Александром Севидовым, недосягаемой одновременно для двух коллективов.

このことは、アレクサンドル・セヴィドフ監督率いるこのクラブ(=ゴヴェルラ=ザカルパチヤ)を、ライバル2チームが同時に追い越すことはなくなったということである。

Напомним, что «Закарпатье» (предыдущее название команды) в сезоне 2009-2010 гг. набрало 19 очков и, заняв итоговое 16-е место, вылетело из Премьер-лиги.

ザカルパチヤ(当時の名称である)が、2009-2010年シーズンには、勝ち点19、16位に終わり、プレミアリーグから降格したのは記憶に新しい。

В предыдущем сезоне ужгородцы финишировали шестыми, и только теперь, со второй попытки, им удалось вернуться в элитный дивизион.

昨シーズンにはウジゴロドは6位で終えて、今シーズンにして今度こそ、2度目の挑戦で、プレミアリーグ復帰を果たした。
UA-Футбол15.05.2012 20:13

最後の文の訳は少々しつこいでしょうか。
最終節の一つ前の試合での直接対決というのは、第33節の5月25日に行われます。
ウクライナのプレミーアリーグは既にシーズンが終了していますが、一部リーグは34節(5月30日)まで試合があるのです。

残り3節、31節終了時点での順位表
Турнирная таблица
Команда И В Н П Мячи Раз Оч
1.Говерла-Закарпатье 31 25 2 4 61:16 +45 77
ゴヴェルラ=ザカルパチエ
2.Металлург З 31 22 4 5 68:28 +40 70
メタルルグ・ザポロジエ

3.Севастополь 31 21 6 4 54:20 +34 69
FKセヴァストーポリ

4.Арсенал БЦ 31 18 7 6 51:34 +17 61
5.Крымтеплица 31 17 9 5 50:29 +21 60
6.Буковина 31 14 11 6 36:26 +10 53
7.Гелиос 31 12 8 11 48:40 +8 44
8.Динамо-2 К 31 13 5 13 36:36 0 44
9.Сталь А 31 12 7 12 46:48 -2 43
10.Олимпик Донецк 31 11 6 14 38:41 -3 39
11.Звезда К 31 11 5 15 47:44 +3 38
12.Нефтяник-Укрнефть 31 10 8 13 42:40 +2 38
13.Титан 31 8 5 18 29:52 -23 29
14.Одесса 31 6 9 16 30:45 -15 27

15.Николаев 31 8 3 20 30:49 -19 27

16.Нива В 31 5 10 16 16:38 -22 25
17.Энергетик 31 5 4 22 26:68 -42 19
18.Львов 31 5 3 23 20:74 -54 18


またも書き忘れていましたが(ごめんなさい)、加藤康弘選手です(日本人選手の名前)。

2011年~2012年の33人

2011年終了時点でも選んでいたような気がしますが、РФС(ロシアサッカー協会)が2011年~2012年シーズンの最優秀選手を各ポジション3名、総計33名を発表しました。

РФС назвал лучших футболистов сезона.

В тройку лучших футболистов на каждой позиции вошли:

Вратарь
1. Вячеслав Малафеев («Зенит»).
2. Игорь Акинфеев (ЦСКА).
3. Антон Шунин («Динамо»).
GK
1.ヴャチェスラフ・マラフェーエフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.イーゴリ・アキンフェーエフ(ツェスカ・モスクワ)
3.アントン・シュニン(ディナモ・モスクワ)

先日ロシア代表候補に呼ばれた3人がそのまま選ばれました。
マラフェーエフ、アキンフェーエフとも、長い今シーズンのうち怪我のために長期離脱を強いられましたが、無事復帰しました。

Левый защитник
1. Доменико Кришито («Зенит»).
2. Кристиан Ансалди («Рубин»).
3. Владимир Гранат («Динамо»).
LB
1.ドミニコ・クリシト(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.クリスチアン・アンサルディ(ルビン・カザン)
3.ウラジーミル・グラナト(ディナモ・モスクワ)

代表(候補)初選出のグラナトが、外国籍選手二人に続いて3位に食い込みました。

Левый центральный защитник
1. Николас Ломбертс («Зенит»).
2. Василий Березуцкий (ЦСКА).
3. Сальваторе Боккетти («Рубин»).
LCB
1.ニコラス・ロンバルツ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.ヴァシリー・ベレズツキー(ツェスカ・モスクワ)
3.サルバトーレ・ボッケッティ(ルビン・カザン)


Правый центральный защитник
1. Сергей Игнашевич (ЦСКА).
2. Томаш Губочан («Зенит»).
3. Тарас Бурлак («Локомотив»).

RCB
1.セルゲイ・イグナシェーヴィチ(ツェスカ・モスクワ)
2.トマシュ・フボチャン(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
3.タラス・ブルラク(ロコモチフ・モスクワ)

ユース代表ながら、«「アドフォカート・リスト」に不足する選手リスト»に挙げられていたブルラクが3位に。
グラナトともどもロシアの期待の星です。

Правый защитник
1. Александр Анюков (Зенит»).
2. Алексей Березуцкий (ЦСКА).
3. Роман Шишкин («Локомотив»).

RB
1.アレクサンドル・アニュコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.アレクセイ・ベレズツキー(ツェスカ・モスクワ)
3.ロマン・シシキン(ロコモチフ・モスクワ)

珍しくロシア国籍の選手が揃ったポジション。

Опорный полузащитник
1. Игорь Денисов («Зенит»).
2. Денис Глушаков («Локомотив»).
3. Бибарс Натхо («Рубин»).
ボランチ(のことだろうと思われる。直訳は支柱となるMF)
1.イーゴリ・デニソフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.デニス・グルシャコフ(ロコモチフ・モスクワ)
3.ビバルス・ナトホ(ルビン・カザン)

Левый полузащитник
1. Юрий Жирков («Анжи»).
2. Мигель Данни («Зенит»).
3. Дмитрий Комбаров («Спартак»).
LMF
1.ユーリー・ジルコフ(アンジ・マハチカラ)
2.ミゲリ・ダニー(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
3.ドミトリー・コムバロフ(スパルターク・モスクワ)

Центральный полузащитник
1. Роман Широков («Зенит»).
2. Алан Дзагоев (ЦСКА).
3. Мубарак Буссуфа («Анжи»).

CMF
1.ロマン・シロコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.アラン・ザゴエフ(ツェスカ・モスクワ)
3.ムバラク・ブスファ(アンジ・マハチカラ)

Правый полузащитник
1. Александр Самедов («Динамо»).
2. Эйден МакГиди («Спартак»).
3. Гекдениз Карадениз («Рубин»).

RMF
1.アレクサンドル・サメドフ(ディナモ・モスクワ)
2.エイデン・マッギーディー(スパルターク・モスクワ)
3.ギョクデニズ・カラデニズ(ルビン・カザン)

そうなんです。
サメドフも是非代表で見たい選手です。

Левый нападающий
1. Сейду Думбия (ЦСКА).
2. Ласина Траоре («Кубань»).
3. Андрей Воронин («Динамо»).

LFW
1.セイドゥ・ドゥムビヤ(ツェスカ・モスクワ)
2.ラシナ・トラオレ(クバン・クラスノダール)
3.アンドレイ・ヴォロニン(ディナモ・モスクワ)

Правый нападающий
1. Александр Кержаков («Зенит»).
2. Самуэль Это`О («Анжи»).
3. Эммануэль Эменике («Спартак»).

CFW
1.アレクサンドル・ケルジャコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
2.サムエル・エトー(アンジ・マハチカラ)
3.エマヌエル・エメニケ(スパルターク・モスクワ)

案外スパルタークが多い。

2012年5月15日火曜日

5月後半のスケジュール

やはり、入替戦はニジェゴロジェッツ対決になってしまったのですね。

18 мая (пятница)
Стыковые матчи клубов ПЛ и ФНЛ
«Ростов» - «Шинник»
«Волга» - «Нижний Новгород»

5/18(金)
ロシアプレミア・一部リーグ入替戦
ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ対シンニク・ヤロスラーヴリ
ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド対FKニージニー・ノヴゴロド

22 мая (вторник)Стыковые матчи клубов ПЛ и ФНЛ
«Нижний Новгород» - «Волга»
«Шинник» - «Ростов»

5/22(火)
ロシアプレミア・一部リーグ入替戦
FKニージニー・ノヴゴロド対ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド
シンニク・ヤロスラーヴリ対ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ

25 мая, пятница
Товарищеский матч. РОССИЯ - УРУГВАЙ
5/25(金)
親善試合 ロシア対ウルグアイ

29 мая, вторник
Товарищеский матч. РОССИЯ - ЛИТВА
親善試合 ロシア対リトアニア

1 июня, пятница
Товарищеский матч. РОССИЯ - ИТАЛИЯ
親善試合 ロシア対イタリア

8 июня - 1 июля
Чемпионат Европы 2012.
6/8(金)~7/1(日)
チャンピオンズリーグ

2012年5月14日月曜日

どの代表のこと?

「おめでとう!僕たち代表入りだよ」と知らせて祝ってくれたシュニンに、グラナトは「どの代表のこと?」と返信したというけれど、そう言えば確かに、この数日矢継ぎ早に、ユーロ2012に向けたA代表候補、翌日にB代表(親善試合を組んでいるのか?)、そしてU21代表の発表が続いていた。

グラナトはこれまで数回B代表に呼ばれていたので、まさかほんとのロシア代表に名前が挙がったとは思わなかったのか。

さて、そのU21の面々です。

Вратари: Николай Заболотный (≪Спартак≫ М), Станислав Крицюк (≪Академия≫ Тольятти), Александр Фильцов (≪Локомотив≫ М).

GK
ニコライ・ザボロトヌィ(スパルターク・モスクワ)
スタニスラフ・クリチュク(アカデミヤ・トリヤッティ)
(цю(「ツ」+「ユ」=「ツュ」?)というのは不自然な綴りだが、さしあたりこのように表記する)
アレクサンドル・フィリツォフ(ロコモチフ・モスクワ)

Защитники: Максим Беляев, Тарас Бурлак (оба - ≪Локомотив≫ М), Сергей Брызгалов ("Спартак" М), Иван Князев ("Кубань"), Арсений Логашов (≪Анжи≫), Ибрагим Цаллагов (≪Крылья Советов≫), Никита Чичерин (≪Волга≫ НН), Георгий Щенников (ЦСКА).

DF
マクシム・べリャーエフ(ロコモチフ・モスクワ)
タラス・ブルラク(ロコモチフ・モスクワ)
セルゲイ・ブルィズガロフ(スパルターク・モスクワ)
イヴァン・クニャゼフ(クバン・クラスノダール)
アルセニー・ロガショフ(アンジ・マハチカラ)
イブラギム・ツァラゴフ(クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ)
ニキータ・チチェリン(ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド)
ゲオルギー・シチェンニコフ(ツェスカ・モスクワ)

Полузащитники: Шота Бибилов ("Волга" НН), Максим Григорьев ("Локомотив" М), Александр Зотов (≪Спартак≫ М), Сергей Петров, Павел Яковлев (оба - ≪Крылья Советов≫), Антон Соснин ("Кубань"), Арсен Хубулов ("Алания"), Денис Черышев (≪Реал≫ Мадрид), Олег Шатов (≪Анжи≫).

MF
ショタ・ビビロフ(ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド)
マクシム・グリゴリエフ(ロコモチフ・モスクワ)
アレクサンドル・ゾトフ(スパルターク・モスクワ)
セルゲイ・ペトロフ(クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ)
パーヴェル・ヤコブレフ(クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ)
アントン・ソスニン(クバン・クラスノダール)
アルセン・フブロフ(アラニヤ・ウラジカフカス)
デニス・チェルリシェフ(レアル・マドリード(スペイン))
オレグ・シャトフ(アンジ・マハチカラ)

Нападающие: Артем Делькин (≪Торпедо≫ Вл), Максим Канунников (≪Зенит≫), Федор Смолов (≪Динамо≫ М).

FW
アルチョム・デリキン(トルペド・ウラジーミル)
マクシム・カヌンニコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
フョードル・スモロフ(ディナモ・モスクワ)
ヨーロッパ選手権2013予選の対ポルトガル戦(6月1日@バルセルス)、対アルバニア戦(6月12日@ヒムキ)、さらに6月5日のヒムキでのイングランド戦に向けてのメンバーだ。

ブルラク、シチェンニコフ、カヌンニコフあたりは早晩A代表入りが実現するかもしれない。

2012年5月13日日曜日

最終節②

グループAの試合が始まります。
Кубань - Динамо
Локомотив - Спартак
Рубин - ЦСКА
Анжи - Зенит

さしあたり、クバン対ディナモをチェックすることにします。

でも画面はいろいろ変わってしまうのだ。

ディナモはセムショフはスターティングメンバーに戻ってきたけれど、ヴォロニンはベンチだ。

HELLO UEFAの文字が観客席に見える。
UEFAと書かれた風船が飛ばされる。
クバン、ヨーロッパカップ戦にというわけではなかったような。
なぜだ?
ともかく、クバンは大健闘だった。
で、早速先制されましたわ。
さっきのクルィリヤみたいな取られ方だった。

次はスパルタークだった。
セットプレイからスヒ?
GKの上方を弧を描いてゴールに吸い込まれていった。

クラニーがシュートを放ち、ゴールに入るも、オフサイド!
ジャーリ!

アルチョム・ジューバ!
アトリーチナ!
スパルターク2点目。

ディナモFKのチャンス・・・。
ジャーリ。

前半が終了しつつあります。
スコアレスなのはアンジ対ゼニットのみ。
Кубань  1 : 0  Динамо М
Локомотив М  0 : 2  Спартак М
Рубин  0 : 1  ЦСКА

ブハロフ!
遂にゼニットが得点だ。

なぜ点がとれませんかねー、ディナモは。
フペリョート、フペリョート!
なかなかディナモ戦を映してくれないぞ。

ルビン逆転か。
(そればかりやっているような)
ディナモもがんばれ!
ディナモー、ディナモー!

ルビン攻めているな。
でもディナモを映してよ。

あ、もう1点入れている、ルビン。
大喜びの観客たち。

ゼニットも追加点だ。

きたーきたー!
最後の最後で同点だ!
信じてよかった。
いや、勝ってほしかったけどさ。
ディナモ!
(すっかりディナモに肩入れしている自分に驚いている。カーリャはもういないのに。)

スパルターク、2位になって、ツェスカを引きずりおろしてCL出場へ。
予選からですが。

ディナモは土壇場で引き分けた。
が、ツェスカには追いつけず。
4位、と一頃の勢いを想うと、やや残念な順位だ。

Ну что же, "Динамо" не смогло выиграть и побороться за второе место, дающее путёвку в Лигу чемпионов. На этом мы заканчиваем свою трансляцию, удачи вам, и до встречи!

Клубы И В Н П М О
1 Зенит 14 7 6 1 26-15 88
2 Спартак М 14 6 4 4 20-15 75
3 ЦСКА 14 3 5 6 14-18 73
4 Динамо М 14 4 5 5 15-20 72
5 Анжи 14 6 4 4 16-10 70
6 Рубин 14 4 7 3 15-14 68
7 Локомотив М 14 3 4 7 10-18 66
8 Кубань 14 1 9 4 12-18 61








最終節

ヴォルガは入替戦確定なのか?
一部リーグでは、モルドヴィヤ・サランスクとアラニヤ・ウラジカフカスの昇格が決まったようで。
ということは、入替戦に進む3位4位はFKニージニー・ノヴゴロドとシンニク・ヤロスラーヴリ。

ヴォルガ対FKニージニー・ノヴゴロドという、ニジェゴロジェツ対決になってしまうのも現実化してくるのか。

Чемпионат России, 44-й тур
 15:30.
Томь - Ростов
Крылья Советов - Терек
Амкар - Волга
Спартак Нч - Краснодар

18:30.
Кубань - Динамо
Локомотив - Спартак
Рубин - ЦСКА
Анжи - Зенит

というわけで、グループBの各試合が始まりました。

さっそく先制されたクルィリヤ。
だめじゃなーい!
ホームなんだから。
しかし、守備がいつになくボロボロだ。

ナリチク先制。

アムカル強くなったな。
某日本人選手が所属していた頃はほんとに心配なチームになってしまっていたのだが。
もちろん、往年の強さはないけれど、ぎりぎりではらはらさせるようではなくなっている。
と思ったら、いきなりレッドカード?
なんだろ?
先週のセルゲイ・ベンジのを再び見てしまったような気分だ。
カリャカがPKかな。
アムカルのGKナルビンが退場で、控えのキーパーが急遽出てきました。
PKはカリャカじゃない。ショタだ。
カリャカはベンチでした。

クラスノダールが同点ゴールを挙げた。

コルニレンコのゴールでクルィリヤも同点!
マラジェッツ!!!
スヴェジョフ→フレブ→コルニレンコと美しい連携プレイ。

なのに、またまたナリチクがゴール、突き放す。
めまぐるしい。

試合が動いていないのはトミ対ロストフだけだ。

クルィリヤのゴールにアムカルが迫る。
ヴェレムコがセーヴ。
セットプレイへ。

なんとクラスノダール同点。2-2.
良く動く試合だ。
普段はこんなじゃないのね、ロシアプレミアの試合って。

ああ、せっかくの数的優位を生かせず。
ヴォルガはアムカルに同点ゴールを入れられてしまいました。

というわけで、今はどの試合も同点になっています。

アムカルが均衡破る。
セットプレイから、無人のゴールへ。
ああ、ヴォルガ、一人多いんだけど。
そうは見えない。

ヤコヴレフを下げて、プリヨモフと交代。

トミ対ロストフは0-0で前半終了。
唯一点が入っていない試合。

????

ショック。
途中のがなぜか消えてしまいました。
ヴォルガ、どうしたの?
とか、
クルィリヤはゴールまで迫るけど決められない
とか。
そういうのが消えてしまいました。
たいしたことではないけど。

ヴォルガの試合はぼろぼろになっています。
4-1と圧倒されています。
途中でカリャカも出ましたが。

今、キーリャがロストフを同点にしたところ。

なんだかんだで、ヴォルガが圧倒的に負けている以外の試合は同点です。

ナチリク対クラスノダールは3-3のドローで終わりました。
さよなら、ナリチク。
最後の試合はしぶとくて見事でした。

おや、トミが土壇場で追加点。

アムカル対ヴォルガは4-1.
最後にヴォルガは酷い試合だった。
悔しい。

フショー。
クルィリヤ対テレクは1-1で終わりました。
お疲れ様。
もう少し決定力があればなあ。
ゴールした時の連携プレイはほんとにクラサタだった。

トミ対ロストフは2-1.

これで順位は
Клубы И В Н П М О
1  Краснодар 14 6 5 3 20-18 61
2  Амкар 14 8 4 2 20-12 55
3  Терек 14 6 3 5 16-17 52
4  Крылья Советов 14 6 6 2 12-7 51
クルィリヤは無事、入替戦を回避しました。
第二ステージになってからアムカルは俄然強くなった。
最初からこの調子だったら、とも思うが、上位のクラブには力負けしても、実力伯仲のところには競り勝つタイプのチームだということかも。

5  Ростов 14 4 4 6 14-16 48
6  Волга НН 14 4 1 9 13-20 41
ロストフとヴォルガは入替戦へ。
頑張れ!
ロストフはアムカルと逆に第二ステージでずるずる落ちてきてしまいました。

7  Томь 14 4 5 5 11-12 37
8  Спартак Нч 14 2 4 8 16-20 34
トミとナリチクは一部リーグへ降格です。
トミの今日の試合はよかたんだけど。

参考までに第一ステージ終了時(30節)の順位は
9  КРАСНОДАР 30 10 8 12 38-43 38
10  РОСТОВ 30 8 8 14 31-45 32
11  ТЕРЕК 30 8 7 15 29-45 31
12  ВОЛГА 30 8 4 18 24-40 28
13  АМКАР 30 6 9 15 20-39 27
14  КРЫЛЬЯ СОВЕТОВ 30 6 9 15 21-43 27
15  СПАРТАК Нч 30 5 9 16 23-40 24
16  ТОМЬ 30 4 8 18 19-58 20













セマク待望論

Голосования
Кого не хватает в «списке Адвоката» для участия в Евро?
アンケート
ユーロ2012の«アドフォカート・リスト»に足りないのは誰でしょう?

26人から23人に絞らなければならないというのに、「誰が足りないか?」アンケートです。
あまり意味がない上に、ルィジコフもブルラクもセマクもブィストロフもサメドフもブルィキンも、皆«欲しい»気持ちになってしまい、千々に乱れましたが・・・

現時点での集計状況は以下の通りでした。

Сергей Рыжиков (Рубин) 99 (2.4%)
セルゲイ・ルィジコフ(ルビン)

Али Гаджибеков (Анжи) 73 (1.7%)
アリ・ガジベコフ(アンジ)

Ренат Янбаев (Локомотив) 47 (1.1%)
リナート・ヤンバエフ(ロコモチフ)

Тарас Бурлак (Локомотив) 107 (2.5%)
タラス・ブルラク(ロコモチフ)

Максим Беляев (Локомотив) 19 (0.5%)
マクシム・ベリャーエフ(ロコモチフ)

Динияр Билялетдинов (Спартак) 657 (15.6%)
ディニヤル・ビリャレトジノフ(スパルターク・モスクワ)

Сергей Семак (Зенит) 1290 (30.7%)
セルゲイ・セマク(ゼニット)

Владимир Быстров (Зенит) 296 (7%)
ウラジーミル・ブィストロフ(ゼニット)

Александр Самедов (Динамо) 385 (9.2%)
アレクサンドル・サメドフ(ディナモ)

Дмитрий Булыкин (Аякс) 524 (12.5%)
ドミトリー・ブルィキン(アヤックス)

Владимир Габулов (Анжи) 100 (2.4%)
ウラジーミル・ガブロフ(アンジ)

Расим Тагирбеков (Анжи) 37 (0.9%)
ラシム・タギルベコフ(アンジ)

Дмитрий Торбинский (Локомотив) 134 (3.2%)
ドミトリー・トルビンスキー(ロコモチフ)

Георгий Щенников (ЦСКА) 201 (4.8%)
ゲオルギー・シチェンニコフ(ツェスカ)

у меня свой вариант 122 (2.9%)
(上記以外のヴァリアントあり)

у Адвоката идеальный состав! 114 (2.7%)
(アドフォカート・リストは理想的!)

Всего голосов: 4205

私は迷った挙句、サメドフに1票。
結果は(途中経過ですが)、セマクがトップ、次いでビーリャ、そして大きいジーマ。
セマクの人望は厚いというべきか。

モスクワっ子の代表

代表候補者たちの出身地を調べてみると、やっぱりモスクワが多かった。

モスクワ(モスクワ州*も含む)・・・アキンフェーエフ*、シュニン、双子、イグナシェーヴィチ、ジーマ・コムバロフ、シャロノフ、シロコフ*、セムショフ、ジューバ、イズマイロフ、ポグレブニャク

サンクト・ペテルブルグ(出生当時はレニングラード、レニングラード州**を含む)・・・マラフェーエフ、デニソフ、アルシャーヴィン、ケルジャコフ**

ロシア共和国内・・・アニュコフ(クイブィシェフ)、ジルコフ(タンボフ)、シシキン(ヴォロネジ)、ズィリャーノフ(ペルミ)、グルシャコフ(ミレロヴォ)、ココリン(バルイキ)、パヴリュチェンコ(モストフスコイ)

ロシア以外の共和国・・・グラナト(ブリヤート)、オズドエフ(イングーシ)、ザゴエフ(北オセチア)

やはり、である。
が、この下の年代になってくると、案外カフカース出身が多くなるのではないか。

Вратари:
Игорь Акинфеев (ЦСКА), Вячеслав Малафеев ("Зенит"), Антон Шунин ("Динамо" М).

GK
イーゴリ・アキンフェーエフ(ツェスカ・モスクワ)1986年4月8日モスクワ州ヴィドノエ生★
ヴャチェスラフ・マラフェーエフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1979年3月4日レニングラード(現サンクト・ペテルブルグ)生★
アントン・シュニン(ディナモ・モスクワ)1987年1月27日モスクワ生

Защитники: Александр Анюков ("Зенит"), Алексей Березуцкий, Василий Березуцкий, Сергей Игнашевич (все - ЦСКА), Владимир Гранат ("Динамо" М), Юрий Жирков ("Анжи"), Дмитрий Комбаров ("Спартак" М), Роман Шаронов ("Рубин"), Роман Шишкин ("Локомотив").

DF
アレクサンドル・アニュコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1982年9月28日クイブィシェフ(現サマラ)生★
アレクセイ・ベレゾフスキー(ツェスカ・モスクワ)1982年5月20日モスクワ生★
ヴァシリー・ベレゾフスキー(ツェスカ・モスクワ)1982年5月20日モスクワ生★
セルゲイ・イグナシェーヴィチ(ツェスカ・モスクワ)1979年7月14日モスクワ生★
ウラジーミル・グラナト(ディナモ・モスクワ)1987年5月22日ウラン・ウデ(ブリヤート共和国)生
ユーリー・ジルコフ(アンジ・マハチカラ)1983年8月20日タンボフ生★
ドミトリー・コムバロフ(スパルターク・モスクワ)1987年1月22日モスクワ生
ロマン・シャロノフ(ルビン・カザン)1976年9月8日モスクワ生
ロマン・シシキン(ロコモチフ・モスクワ)1987年1月27日ヴォロネジ生

Полузащитники: Игорь Денисов, Константин Зырянов, Роман Широков (все - "Зенит"), Денис Глушаков, Магомед Оздоев (оба - "Локомотив"), Игорь Семшов ("Динамо").

MF
イーゴリ・デニソフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1984年5月14日レニングラード(現サンクト・ペテルブルグ)生
コンスタンチン・ズィリャーノフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1977年10月5日ペルミ生★
ロマン・シロコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1981年7月6日モスクワ州デドフスク生★
デニス・グルシャコフ(ロコモチフ・モスクワ)1987年1月27日ロストフ州ミレロヴォ生
マゴメド・オズドエフ(ロコモチフ・モスクワ)1992年11月5日イングーシ共和国オルジョニキゼフスカヤ生
イーゴリ・セムショフ(ディナモ・モスクワ)1978年4月6日モスクワ生★☆

Нападающие: Андрей Аршавин, Александр Кержаков (оба - "Зенит"), Алан Дзагоев (ЦСКА), Артем Дзюба ("Спартак" М), Марат Измайлов ("Спортинг", Португалия), Александр Кокорин ("Динамо" М), Роман Павлюченко ("Локомотив"), Павел Погребняк ("Фулхэм", Англия).

FW
アンドレイ・アルシャーヴィン(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1981年5月29日レニングラード(現サンクト・ペテルブルグ)生★
アレクサンドル・ケルジャコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1982年11月27日レニングラード州キンギセップ生★☆
アラン・ザゴエフ(ツェスカ・モスクワ)1990年6月17日北オセチア共和国べスラン生
アルチョム・ジューバ(スパルターク・モスクワ)1988年8月22日モスクワ生
マラート・イズマイロフ(スポルティング・リスボン(ポルトガル))1982年9月21日モスクワ生☆
アレクサンドル・ココリン(ディナモ・モスクワ)1991年3月19日ベルゴロツカヤ州バルイキ生
ロマン・パヴュリュチェンコ(ロコモチフ・モスクワ)1981年12月15日クラスノダール地区モストフスコイ生★
パーヴェル・ポグレブニャク(フラム(イングランド))1983年11月8日モスクワ生★

グラナトはロシアの秘密兵器かロシアの秘宝か

初のロシア代表候補入りしたディナモ・モスクワのDFウラジーミル・グラナトは、シベリアはブリヤート共和国ウラン・ウデ出身ののんびりした24歳です。
兄弟は7人、その6番目。
妹さんはモスクワの大学を出てそのままモスクワに在住していますが、他の家族にウラン=ウデに残っています。

まあ、現段階ではあくまで代表「候補」であって、最終選考で入れるかどうか。
今日の試合(ロシアリーグ最終節)にははりきって臨むのではないでしょうか。

グラナトは、これまでロシア第二代表で2試合出場して注目の若手の一人ではありました。

チームメイトのケヴィン・クラニーが「次にディナモからロシア代表入りするのはグラナトだ」と言っていたと聞かされて、
「そんなのおせじですよ、その期待に応えられるようになったらいいですけど」
と反応していました。

ちなみに、ディナモでは«グラニー»と呼ばれることもあるようですが、クラニーと紛らわしいから試合中にはそれはないでしょう。

11日のアドフォカートさんの発表後に、同じく代表候補入りしたアントン・シュニンから
«Поздравляю, мы в сборной!».
(おめでとう、僕たち代表入りしたよ!)
とSNSを受け取ると、
«Что за поздравления и какая сборная?»
「おめでとうって、いったい何の代表のことさ?」
と返信してしまったと、ニュースになっていました。

Владимир Гранат: Написал Шунину: «Что за поздравления и какая сборная?»

ファンの間では、よくРГД-13(Ручная Граната Дьяконова)(エル・ゲー・デー・トリナツァチと読むのだろう)と言われています。
いえ、「言われている」というより、「書かれています」。
コメント欄とか、掲示板とかでしばしば目にします。
グラナータは手榴弾のことで、13は彼の背番号です。
(実際にそういう手榴弾があるのかどうかは、ミリオタではないので、存じません。)

学校での渾名は、Гранатометグラナトミョート(擲弾筒)だったそうです。

ВЛАДИМИР ГРАНАТ: В ШКОЛЕ ЗВАЛИ ГРАНАТОМЁТОМ...

擲弾筒って何なの?っていうことになってしまうが、グレネードランチャーとかいうものをイメージすればいいのだろうか?
手榴弾みたいな大きな弾(それを擲弾というのですね)を発射するごつい様相の銃、小型迫撃砲、だと思えばいいのか?


こういうのに引っ掛けて言えば、«グラナト選手はユーロ2012に向けてのロシア代表の秘密兵器»ということもできそうです。
(ロシアのスポーツメディアもたまにばかばかしい言葉遊びをします。)

グラナトは石榴のことでもあるのですが、「甘いのだったら好き、甘党なんだ」
また、グラナトはガーネットのことでもあります。
この意味からすれば、さしずめ«ロシアの秘宝»?

彼自身は、小さい頃はこの苗字が嫌いだったそうですが、由来について話してくれています。

- Насколько я знаю, фамилия пошла с Украины и происходит от слова ≪гран≫, что в переводе ≪зерно≫.

ーこの苗字はウクライナ系で、≪гран≫ということばから来ています。訳せば≪зерно≫(穀粒)です。

Дед и бабушка перебрались из Украины в Бурятию, где и родился отец.

おじいちゃんとおばあちゃんはウクライナからブリヤートに移住してきて、そこで父は生まれました。
どうだろう?
時期的にスターリンの民族強制移住になるのか?


クラスノジャンさんも呼ぶ

今日は、ロシア第二代表を、ユーリー・クラスノジャン監督が招集しました。

しかし、まず、クラスノジャンさん、第二代表監督を辞めていなかったんだ。
いっとき、アンジの監督になって、試合をしもないうちに、ヒディンクさんに取られて追い出され、という悲しい出来事があったけれど、ロシア第二代表監督の肩書きの方は大丈夫でしたのね。

でもでも、選ばれたメンバーを見るに、これまでとは招集する意図が違ってきたのか、「様子を見てよさそうだったらすぐにでもA代表に呼べそうな、若手(U21をちょっと超えた)選手」ではなくて、より金の卵というか、秘めたる大器発掘の場になったようです。

Вратари: Евгений Помазан («Анжи»), Евгений Фролов («Динамо» Москва).
GK
エヴゲニー・ポマザン(アンジ・マハチカラ)
エヴゲニー・フロロフ(ディナモ・モスクワ)


Защитники: Камиль Агаларов, Али Гаджибеков (оба - «Анжи»), Роман Бугаев («Кубань»), Виктор Васин (ЦСКА), Игорь Климов («Сибирь»), Евгений Овсиенко («Спартак-Нальчик»), Владимир Рыков («Динамо»), Иван Темников («Динамо» Брянск), Ризван Уциев («Терек»).
DF
カミーリ・アガラロフ(アンジ・マハチカラ)
アリ・ガジベコフ(アンジ・マハチカラ)
ロマン・ブガエフ(クバン・クラスノダール)
ヴィクトル・ヴァシン(ツェスカ・モスクワ)
イーゴリ・クリモフ(シビリ・ノヴォシビルスク)
エヴゲニー・オフシエンコ(スパルターク・ナリチク)
ウラジーミル・ルィコフ(ディナモ・モスクワ)
イヴァン・テムニコフ(ディナモ・ブリャンスク)
リズヴァン・ウツィネフ(テレク・グローズヌィ)

Полузащитники: Сергей Белоусов, Артур Рылов (оба - «Торпедо» Москва), Никита Бурмистров («Амкар»), Алексей Ионов («Кубань»), Влад Никифоров («СКА-Энергия»), Кирилл Панченко («Мордовия»), Александр Сапета, Артур Юсупов (оба - «Динамо» Москва), Денис Ткачук («Салют» Белгород), Семен Фомин («Спартак-Нальчик»).
MF
セルゲイ・ベロウソフ(トルペド・モスクワ)
アルトゥール・ルィロフ(トルペド・モスクワ)
ニキータ・ブルミストロフ(アムカル・ペルミ)
アレクセイ・イオノフ(クバン・クラスノダール)
ウラド・ニキフォロフ(エスカー=エネルギヤ・ハバロフスク)
キリル・パンチェンコ(モルドヴィヤ・サランスク)
アレクサンドル・サペタ(ディナモ・モスクワ)
アルトゥール・ユスポフ(ディナモ・モスクワ)
デニス・トカチュク(サリュート・ベルゴロド)
セミョーン・フォーミン(スパルターク・ナリチク)

Нападающие: Александр Прудников («Анжи»), Заурбек Садаев («Терек»).
FW
アレクサンドル・プルドニコフ(アンジ・マハチカラ)
ザウルベク・サダエフ(テレク・グローズヌィ)

クルィリヤの選手はいなくなってしまいました。

ロマンがたくさん

昨日発表された暫定のロシア代表

Вратари:
Игорь Акинфеев (ЦСКА), Вячеслав Малафеев ("Зенит"), Антон Шунин ("Динамо" М).


GK(3人)
イーゴリ・アキンフェーエフ(ツェスカ・モスクワ)1986年4月8日生★
ヴャチェスラフ・マラフェーエフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1979年3月4日生★
アントン・シュニン(ディナモ・モスクワ)1987年1月27日生


Защитники: Александр Анюков ("Зенит"), Алексей Березуцкий, Василий Березуцкий, Сергей Игнашевич (все - ЦСКА), Владимир Гранат ("Динамо" М), Юрий Жирков ("Анжи"), Дмитрий Комбаров ("Спартак" М), Роман Шаронов ("Рубин"), Роман Шишкин ("Локомотив").

DF
アレクサンドル・アニュコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1982年9月28日生★
アレクセイ・ベレゾフスキー(ツェスカ・モスクワ)1982年5月20日生★
ヴァシリー・ベレゾフスキー(ツェスカ・モスクワ)1982年5月20日生★
セルゲイ・イグナシェーヴィチ(ツェスカ・モスクワ)1979年7月14日生★
ウラジーミル・グラナト(ディナモ・モスクワ)1987年5月22日生
ユーリー・ジルコフ(アンジ・マハチカラ)1983年8月20日生★
ドミトリー・コムバロフ(スパルターク・モスクワ)1987年1月22日生
ロマン・シャロノフ(ルビン・カザン)1976年9月8日生
ロマン・シシキン(ロコモチフ・モスクワ)1987年1月27日生


Полузащитники: Игорь Денисов, Константин Зырянов, Роман Широков (все - "Зенит"), Денис Глушаков, Магомед Оздоев (оба - "Локомотив"), Игорь Семшов ("Динамо").

イーゴリ・デニソフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1984年5月14日生
コンスタンチン・ズィリャーノフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1977年10月5日生★
ロマン・シロコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1981年7月6日生★
デニス・グルシャコフ(ロコモチフ・モスクワ)1987年1月27日生
マゴメド・オズドエフ(ロコモチフ・モスクワ)1992年11月5日生
イーゴリ・セムショフ(ディナモ・モスクワ)1978年4月6日生★☆


Нападающие: Андрей Аршавин, Александр Кержаков (оба - "Зенит"), Алан Дзагоев (ЦСКА), Артем Дзюба ("Спартак" М), Марат Измайлов ("Спортинг", Португалия), Александр Кокорин ("Динамо" М), Роман Павлюченко ("Локомотив"), Павел Погребняк ("Фулхэм", Англия).

FW
アンドレイ・アルシャーヴィン(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1981年5月29日生★
アレクサンドル・ケルジャコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1982年11月27日生★☆
アラン・ザゴエフ(ツェスカ・モスクワ)1990年6月17日生
アルチョム・ジューバ(スパルターク・モスクワ)1988年8月22日生
マラート・イズマイロフ(スポルティング・リスボン(ポルトガル))1982年9月21日生☆
アレクサンドル・ココリン(ディナモ・モスクワ)1991年3月19日生
ロマン・パヴュリュチェンコ(ロコモチフ・モスクワ)1981年12月15日生★
パーヴェル・ポグレブニャク(フラム(イングランド))1983年11月8日生★


なぜかはわからないが、MF登録が妙に少ない。
普段MFで登録されているコムバロフがDFになっていたりするし、ザゴエフがFWで登録になっているのも珍しい。

年代別は昨日やってみた。
所属クラブ別はよくあるので、ここではしないが(ディナモ健闘)。

♪イーミャでみるロシア代表
とにかく「ア」で始まる名前が多い。
アレクサンドル・・・アニュコフ、ケルジャコフ、ココリン
アレクセイ・・・ベレズツキー
アントン・・・シュニン
アンドレイ・・・アルシャーヴィン
アラン・・・ザゴエフ
アルチョム・・・ジューバ
しかし、ここでMF登録になっている選手に「ア」の人がいないのも、単なる偶然だろうが、不思議な現象だ。

この他目立つのはロマンが多いことだ。
シャロノフ、シシキン、シロコフ、パヴリュチェンコ

そして、イーゴリが二人。
アキンフェーエフとセムショフ。
一時期多かったドミトリーとセルゲイは減った。

いかにも違う響きを持つ名前
・マゴメド・・・もちろんマホメッドのこと。略称はマーガ(Мага)。オズドエフはイングーシ出身。
・マラート・・・これもムスリム系の名前。イズマイロフはタタール。サフィンもそうだけど。
・アラン・・・オセット人(アラン人)の名前。

♪誕生月
(星座別にはしません、ロシア人はそういうの好きそうだけど。)

1月・・・シュニン、コムバロフ、シシキン、グルシャコフ
2月・・・誰もいない
3月・・・マラフェーエフ、ココリン
4月・・・アキンフェーエフ、セムショフ
5月・・・アレクセイ&ヴァシリー・ベレズツキー、グラナト、デニソフ、アルシャーヴィン
6月・・・ザゴエフ
7月・・・イグナシェーヴィチ、シロコフ
8月・・・ジルコフ、ジューバ
9月・・・アニュコフ、シャロノフ、イズマイロフ
10月・・・ズィリャーノフ
11月・・・オゾドエフ、ケルジャコフ、ポグレブニャク
12月・・・パヴュリュチェンコ

グルシャコフとシシキンが同じ誕生日で現在同じクラブなのか。

やっぱり出しておこう、クラブ別。
ゼニット7人・・・マラフェーエフ、アニュコフ、デニソフ、ズィリャーノフ、シロコフ、ケル&アル
ツェスカ5人・・・アキンフェーエフ、双子、イグナシェーヴィチ、ザゴエフ
ディナモ4人・・・シュニン、グラナト、セムショフ、ココリン
ロコモチフ4人・・・シシキン、グルシャコフ、オズドエフ、パヴリュチェンコ
スパルターク2人・・・ジーマ・コムバロフ、ジューバ
ルビン・・・シャロノフ
アンジ・・・ジルコフ
国外2人・・・ポグレブニャク、イズマイロフ

2012年5月12日土曜日

2枚も吸取紙がついている!

前々から楽しみにしていた講演会「令嬢たちのロシア革命 自立も恋も革命も」をロシア語学院に聴きに行く。


 驚くほどの盛況であった。
斎藤治子先生のお話の中に、黒田龍之助先生のお母様であるせなけいこさんのお名前が出てきて、おおっと反応してしまった。
質疑応答の最初の質問に対する応答で、「ティルコーワが非常に多忙であったのに(特に劇評を書くのには深夜までかかってしまう)、子どもとのふれあいを大切にしていて、読み聞かせをしていたり、他の二人の子持ちの令嬢(コロンターイとアルマンド)も同様に子どもに惜しみなく愛情を注いでいた。自分の家庭では、せなさんの絵本で«9時になった。寝る時間だ»という場面の時計の絵を夫が手を加えて8時に改変し、8時に寝かせて夜に仕事の時間をつくることができ、助かっていたのだが・・・。」という切実だが笑えるエピソードとして。
(具体的な絵本の名前は聞きそびれた。有名な『ねないこだれだ』かな?)

ロシア語学院で催される講演会や映画会は2時からのことが多かったけれど、今回は1時から。
それで時間的に余裕があり、休憩時間はたっぷり30分もあった。
恒例とも言ってよいのだが、後ろにはお茶とお菓子のコーナーが設けられ、セルフでお茶・クッキー・チョコレートをいただくことができたのだが、

1階の窓口で販売していたウクライナのチョコレート。
ロシアのチョコレートと特に変わらない。砂糖っぽい甘さ濃厚。

私が確保した分。
しかし、友人と歓談している間に、チョコはやんわりと危ない状態になった。
夏季には充分ご注意。

盛況だったせいで、上のお菓子の山はあっという間に消え去り、帰り道にご一緒した女性のお話だと、ユーラシア協会の入会手続きをしていたら、もう時遅し。ありつけなかったそうだ。

まあ、そんなことはともかく。
この書籍自体は、昨年発行されてすぐに読み、とてもおもしろいとこのブログにも書いた。


この本の巻末にも地図が載っているが、ペテルブルグで一日二日ゆっくり過ごすことができたら、彼女たちが革命と恋に生きた記念碑としての数々の場所を訪ねてみたいものである。
この本を携えて。


さて、今日はこの本のことに加えて、さらに大きな収穫があった。
本の販売があったのだ。
大好きなイスカンデールだ。
『牛山羊の星座』だ。
これがなんと900円!

ヤー・ダスターラ!

今度こそ?お帰り、マラト

アドフォカートさんがユーロ2012ロシア代表23人の候補となる選手26人を発表しました。

Адвокат назвал игроков, которые будут вызваны для подготовки к ЕВРО-2012.


Вратари:
Игорь Акинфеев (ЦСКА), Вячеслав Малафеев ("Зенит"), Антон Шунин ("Динамо" М).

GK(3人)
イーゴリ・アキンフェーエフ(ツェスカ・モスクワ)1986年4月8日生★
ヴャチェスラフ・マラフェーエフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1979年3月4日生★
アントン・シュニン(ディナモ・モスクワ)1987年1月27日生

Защитники: Александр Анюков ("Зенит"), Алексей Березуцкий, Василий Березуцкий, Сергей Игнашевич (все - ЦСКА), Владимир Гранат ("Динамо" М), Юрий Жирков ("Анжи"), Дмитрий Комбаров ("Спартак" М), Роман Шаронов ("Рубин"), Роман Шишкин ("Локомотив").

DF
アレクサンドル・アニュコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1982年9月28日生★
アレクセイ・ベレゾフスキー(ツェスカ・モスクワ)1982年5月20日生★
ヴァシリー・ベレゾフスキー(ツェスカ・モスクワ)1982年5月20日生★
セルゲイ・イグナシェーヴィチ(ツェスカ・モスクワ)1979年7月14日生★
ウラジーミル・グラナト(ディナモ・モスクワ)1987年5月22日生
ユーリー・ジルコフ(アンジ・マハチカラ)1983年8月20日生★
ドミトリー・コムバロフ(スパルターク・モスクワ)1987年1月22日生
ロマン・シャロノフ(ルビン・カザン)1976年9月8日生
ロマン・シシキン(ロコモチフ・モスクワ)1987年1月27日生

Полузащитники: Игорь Денисов, Константин Зырянов, Роман Широков (все - "Зенит"), Денис Глушаков, Магомед Оздоев (оба - "Локомотив"), Игорь Семшов ("Динамо").

イーゴリ・デニソフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1984年5月14日生
コンスタンチン・ズィリャーノフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1977年10月5日生★
ロマン・シロコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1981年7月6日生★
デニス・グルシャコフ(ロコモチフ・モスクワ)1987年1月27日生
マゴメド・オズドエフ(ロコモチフ・モスクワ)1992年11月5日生
イーゴリ・セムショフ(ディナモ・モスクワ)1978年4月6日生★☆

Нападающие: Андрей Аршавин, Александр Кержаков (оба - "Зенит"), Алан Дзагоев (ЦСКА), Артем Дзюба ("Спартак" М), Марат Измайлов ("Спортинг", Португалия), Александр Кокорин ("Динамо" М), Роман Павлюченко ("Локомотив"), Павел Погребняк ("Фулхэм", Англия).

FW
アンドレイ・アルシャーヴィン(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1981年5月29日生★
アレクサンドル・ケルジャコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)1982年11月27日生★☆
アラン・ザゴエフ(ツェスカ・モスクワ)1990年6月17日生
アルチョム・ジューバ(スパルターク・モスクワ)1988年8月22日生
マラート・イズマイロフ(スポルティング・リスボン(ポルトガル))1982年9月21日生☆
アレクサンドル・ココリン(ディナモ・モスクワ)1991年3月19日生
ロマン・パヴュリュチェンコ(ロコモチフ・モスクワ)1981年12月15日生★
パーヴェル・ポグレブニャク(フラム(イングランド))1983年11月8日生★

★はユーロ2008本大会時の代表に選出された選手。
但し、ポグレブニャクは選出されるも怪我のために出場は叶いませんでした。
☆は2002年ワールドカップ時の代表に選出された選手。

選ばれなかった選手には、ウラジーミル・ガブロフやセルゲイ・ルィジコフ、暴走特急のウラジーミル・ブィストロフ、セルゲイ・セマク、ドミトリー・ブルィキン、デニヤル・ビリャレトジノフらが挙げられます。あと、アレクサンドル・サメドフ。
タラス・ブルラクも選んでほしかったが。

2008年大会の代表は各国代表中最も若いメンバーで臨んだのですが、今回はあまり顔ぶれが変わらないだけにその分年をとりました。
心配です。
90年代生まれ 3人
80年代後半  7人
80年代前半  11人
70年代     5人

70年代生まれは前回より多くない?

2012年5月11日金曜日

4階のヴェーラ

最も足繁く通っている映画館は、渋谷のユーロスペースだろうか。
南口にあった頃、イラン映画と衝撃の出会いをし、フドイナザーロフに憧れし、いにしえの日々、懐かしい。

今の場所に移った当初は、友人ともども、周囲の環境の悪さに、非常に不満を持った。
(今もだけど。)

今日、Q-AXビルのエレベーターに乗って、割と混んでいる中で行き先の階を自分で押したのだけれど、3階のユーロスペースで殆どの人が降りるのを見ながら行く先ボタンの近くにいた男性が、私に向かって「3階ですけど、(降りなくて)いいんですか?」と尋ねた。
そう、今日、私はユーロではなく、4階のシネマヴェーラにやってきたのだった。

件の男性はなぜ私に3階で降りないかと尋ねたのだろうか。
やはりユーロの客層、と見たのだろうか?
と勘繰りたくもなるほど、ユーロとヴェーラは趣が違っていた。
(一言で言うと、ヴェーラは年齢層が高い。)

今日観たのは「火の噴く惑星」→「ベレジーナ」→「火の噴く惑星」。
「火の噴く惑星」はずっと前に観て、なかなか気に入った作品だった。
改めて観てやっぱり私の心の琴線に触れるものであって(たぶん恐竜風の変な生物が意味不明に大量に出てくるから)、更にもう一回観てしまった。

「ベレジーナ」は初めて観た。
スイスのコメディー、かなりブラックで、(たくさん出てくるスイスのおじいさんたちの判別がつきにくかったので、できればもう一回観たいところだったが)わけわからないラストがよかった。
90年代ならではの、懐メロ感あり。
(今ではこういうのはきっとできない。)
ロシア語部分の字幕は相当いい加減だったが、そう真剣に観るような内容でもないのでラードナです。

2012年5月9日水曜日

危機のウクライナ

サッカーをだしにするのはやめてもらいたいな、EU諸国の政治家君たち!

今頃になってユーロ2012開催国ウクライナにはけちがつけられ、暗雲立ちこめ、何とも嫌な雰囲気になってきていますが。

それ以前に、ウクライナ代表は危機に瀕しています。
開催国ながら厳しいグループに入ってしまい、その上、ウクライナ代表のゴールを守ってきた正副キーパーの、ショフコフスキー(シャフチョール・ドネツク)、アンドレイ・ジカンともに怪我で出場を断念する事態になってしまっています。
グループリーグくらいは何とか突破して欲しいものですが。

本日オレグ・ブロヒン監督がウクライナ代表候補を発表しました。
あくまで暫定、予備登録選手込み。

Определи состав сборной Украины на Евро-2012!

危機のGKにはこの5人のうち3人が選ばれます。

1. Андрей Пятов («Шахтер» Донецк)29.22%(161)
アンドレイ・ピャトフ(シャフチョール・ドネツク)
2. Александр Горяинов («Металлист» Харьков)28.13%(155)
アレクサンドル・ゴリャイノフ(メタリスト・ハリコフ)
3. Максим Коваль («Динамо» Киев)22.87%(126)
マクシム・コヴァリ(ディナモ・キエフ)
4. Александр Бандура («Металлург» Донецк)17.6%(97)
アレクサンドル・バンドゥラ(メタルルグ・ドネツク)
5. Богдан Шуст («Шахтер» Донецк)2.18%(12)
ボグダン・シュスト(シャフチョール・ドネツク)

フィールドプレイヤーは、この29人から20人。
1. Евгений Коноплянка («Днепр» Днепропетровск)5.28%(196)
エヴゲニー・コノプリャンカ(ドニエプル・ドニエプロペトロフスク)
2. Андрей Ярмоленко («Динамо» Киев)5.25%(195)
アンドレイ・ヤルモレンコ(ディナモ・キエフ)
3. Анатолий Тимощук («Бавария» Мюнхен)5.22%(194)
アナトリー・チモシチュク(バイエルン・ミュンヘン(ドイツ))
4. Марко Девич («Металлист» Харьков)5.2%(193)
マルコ・デヴィチ(メタリスト・ハリコフ)
5. Олег Гусев («Динамо» Киев)5.17%(192)
オレグ・グセフ(ディナモ・キエフ)
6. Ярослав Ракицкий («Шахтер» Донецк)4.74%(176)
ヤロスラフ・ラキツキー(シャフチョール・ドネツク)
7. Андрей Шевченко («Динамо» Киев)4.55%(169)
アンドレイ・シェフチェンコ(ディナモ・キエフ)
8. Руслан Ротань («Днепр» Днепропетровск)4.23%(157)
ルスラン・ロタン(ドニエプル・ドニエプロペトロフスク)
9. Андрей Воронин («Динамо» Москва)4.2%(156)
アンドレイ・ヴォロニン(ディナモ・モスクワ(ロシア))
10. Сергей Назаренко («Таврия» Симферополь)3.98%(148)
セルゲイ・ナザレンコ(タヴリヤ・シムフェローポリ)
11. Вячеслав Шевчук («Шахтер» Донецк)3.98%(148)
ヴャチェスラフ・シェフチュク(シャフチョール・ドネツク)
12. Александр Алиев («Динамо» Киев)3.98%(148)
アレクサンドル・アリエフ(ディナモ・キエフ)
13. Евгений Хачериди («Динамо» Киев)3.98%(148)
エヴゲニー・ハチェリジ(ディナモ・キエフ)
14. Тарас Михалик («Динамо» Киев)3.58%(133)
タラス・ミハリク(ディナモ・キエフ)
15. Александр Кучер («Шахтер» Донецк)3.58%(133)
アレクサンドル・クチェル(シャフチョール・ドネツク)
16. Евгений Селин («Ворскла» Полтава)3.58%(133)
エヴゲニー・セリン(ヴォルスクラ・ポルタヴァ)
17. Богдан Бутко («Ильичевец» Мариуполь)3.58%(133)
ボグダン・ブトコ(イリイチョーヴェツ・マリウポリ)
18. Эдмар («Металлист» Харьков)3.58%(133)
エドマル(メタリスト・ハリコフ)
19. Артем Федецкий («Карпаты» Львов)3.58%(133)
アルチョム・フェデツキー(カルパティ・リヴォフ)
20. Артем Милевский («Динамо» Киев)2.99%(111)
アルチョム・ミレフスキー(ディナモ・キエフ)
21. Роман Безус («Ворскла» Полтава)2.88%(107)
ロマン・べズス(ヴォルスクラ・ポルタヴァ)
22. Денис Гармаш («Динамо» Киев)2.88%(107)
デニス・ガルマシ(ディナモ・キエフ)
23. Евгений Селезнев («Шахтер» Донецк)2.88%(107)
エヴゲニー・ドネツク(シャフチョール・ドネツク)
24. Максим Калиниченко («Таврия» Симферополь)2.88%(107)
マクシム・カリニチェンコ(タヴリヤ・シムフェローポリ)
25. Виталий Мандзюк («Днепр» Днепропетровск)2.13%(79)
ヴィタリー・マンジュク(ドニエプル・ドニエプロペトロフスク)
26. Тарас Степаненко («Шахтер» Донецк)1.91%(71)
タラス・ステパネンコ(シャフチョール・ドネツク)
27. Антон Шиндер («Таврия» Симферополь)1.32%(49)
アントン・シンデル(タヴリヤ・シンフェローポリ)
28. Александр Ковпак («Арсенал» Киев)0.27%(10)
アレクサンドル・コヴパク(アルセナール・キエフ)
29. Александр Воловик («Металлург» Донецк)
アレクサンドル・ヴォロヴィク(メタルルグ・ドネツク)

チェルノモーレツ0人、悲しい。
ミレフスキーやカリニチェンコがかなり下位にいるのに時代の流れを感じる。
(順番はアンケートによるもの)

トーニャとセリョージャ

ああ、トーニャ!

エリョーメンコが遂にディナモのゴールネットを揺らしてしまった。
そのあと、シャツを脱いでカードを頂戴している。

ルビン対ディナモのロシアカップ決勝。
これはシュニン対ルィジコフの、ロシア代表のGK枠を争う、熱い闘いでもある。
どちらにも頑張って欲しいのだけど。

アディショナルタイムに突入したので、トーニャまで攻撃に参加し、ゴール前へ。
トーニャとセリョージャでボールを争う。
トーニャが素早く戻る!

90+1'

Угловой у ворот Рыжикова и Шунин прибежал в чужую штрафную! Закончилось всё повреждением голкипера казанцев, получившего удар головой от своего коллеги по амплуа.

残念!
ディナモ、タイトルにこんなに近づけたシーズンはなかったんだけどなー。
ルビンはやはり固かった。

セリョージャ、エリョーマ、おめでとう。

戦争は終わった

今日はロシアの祝日、戦勝記念日です。
Красивая анимационная картинка С Днем Победы Букет красных гвоздик, фотографии военных лет
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今回はさすがに“可愛い”カードはありませんでした。
レトロだけれど、タイガース柄のリボンは何なんだ?

ソ連・ロシア映画を観ていて、戦争終結を、つまりソ連にとっては戦勝を人々が知るシーンは«映画史に残る»名シーンになりやすい、と思わされることがしばしばある。

例えば、グリゴリー・チュフライの「君たちのことは忘れない」
灯を掲げた白馬の騎手が列車を並走している。
騎手が通り過ぎる村々では次々に宴となる。
何の事だかわからなかった列車内の人々も、やがて白馬の騎手が戦勝の使者だと知り、うわーーっと列車内が一気にお祭りモードになる。
勝った、勝ったんだ。
戦争は終わった…。




2012年5月8日火曜日

NEKO KISSA

ウィーンにて邦人が猫カフェ開業とのニュース、誠に喜ばしく候。
あ、でも、ヨーロッパに今までなかったのか。
メイド喫茶の「輸出」より、私には抵抗感が小さい。
(猫カフェにもメイド喫茶(含執事カフェ)にも行ったことはないのだが。)
この猫カフェ「NEKO」を開業にこぎつけるにあたっては4年の年月がかかり、一方ならぬご苦労があったようだ。
マラジェッツ!

ヨーロッパでは「NEKO」=猫カフェ、として、共通語になっていくかもしれません。
スペインあたりじゃ、今のところ「NEKO」=オサスナのMFだろうけれど。

я бы ходил в такое кафе!
(僕もこんなカフェに行けたらいいなあ)
ロシア人の猫カフェ取材ブログ記事です。
でも、看板猫がいて商売繁盛に貢献している図って、よくありますよね。
欧州のスタジアムにしばしば猫が出現するのは周知の事実です。

初代アンフィールドキャット

イスタンブールのヤン

昨年のロシア旅行でも、ポクロフのレストラン兼お土産屋さん「スカースカ(お伽噺)」でも
 5年前のオデッサ美術館でも
いい感じの従業員がたくさんいました。

そう、去年のロシア旅行の写真はまだまだ整理していなのだけど、エルミタージュの番猫やら、サドーヴァヤ通りのコンビニのレジ猫やら、いろいろ控えています。

2012年5月6日日曜日

今日はカリャカが出ない

先ほど終わったゼニット対スパルタークの画面はアイスホッケーに代わっています。
世界選手権?
ロシア国歌が流れました。
ロシア対ノルウェーのようです。

ロストフ対ヴォルガ
これは入替戦回避争いです。
もしヴォルガが入替戦になってしまい、一部リーグの方でFKニージニー=ノヴゴロドが3位か4位になって、ニジェゴロジェッツ同士が対戦することになったら、市民はどうするんだ?
ニージニー=ノヴゴロドは今何位だ?

ところで、ヴォルガの監督のドミトリー・チェリシェフさんは、この前の試合で審判に暴言を吐いたらしく、残り2節の試合の指揮をとることを禁じられてしまいました。
この大事な時に~!
代わりにコーチが指揮を執るのでしょう。
あと、カリャカもいません。
警告累積だったか?

どちらのチームもあまり決定的なチャンスを作れません。
ヴォルガがFK獲得も、ハリトーノフは上に大きく外してしまいました。
お、ベンジが一発退場。これはきついなあー。
しかし、さっきのディナモの例もあるのでがんばれ。
あーー、キーリャが!
キリチェンコがシュート、でも凌いだ。

ビビロフ、相手をかわして走る、シュート!

でも一人少ないのでロストフには縦横に走られています。
キーリャに続いて今度はブラカモンテだ。
今日はケルジ弟,好プレイ続出だ。

でも遂にゴールを割られた。
決定的かも。今シーズンのヴォルガにとって。
キーリャ、おめでとう。

エルミタージュの猫・猫・猫

国立新美術館にエルミタージュ展を観に行きました。
「エルミタージュ幻想」を2時から上映していたのだけれど、時間がなかったからそちらはパスすることになりました。
惜しい。

今回の展覧会は(というか日本に来るエルミタージュはほぼ毎回だけれど)、
・16世紀以降の
・西欧の
・絵画
しか持ってきていません。
それにあんまり大きなサイズのものもありません。
プーシキン美術館展もそんな感じか。

なので、言ってみれば、アドフォカートさんの招集するロシア代表のようなもので、「あー、またいつものかー」という感じなのですが、もう少し目新しいものがあるといいのに、とは思います。
そうは言っても、やはりえり抜きの名作が観ることができるので感激です。

それと、今回のエルミタージュ展には、犬猫の絵が多いです。
去年のワシントンギャラリーのときのショップみたいに、犬キャラを商品化すればよかったかも。
ちなみに、私が一昨年と去年エルミタージュで買ってきたカタログ『エルミタージュの猫』


掲載の猫たちのうち、今回来日したのは下記の4作品、5匹です。

ダーフィト・ライカールト(3世) Дадит Рейкарт
«農婦と猫» «Крестьяна с кошкой»
1640年代 フランドル
1640-е Фландрия
白黒猫
Фландрия

ヤン・ステーン Ян Стен
«結婚の契約» «Брачный контакт»
1668年頃 オランダ
Начало 1650-х Голландия
(今回の展覧会のカタログには1668年頃と書いてあるが、猫本には1650年代初頭と書いてある)
白黒猫

ジャン=バティスト・シメオン・シャルダン
Жан-Батист Симеон шарден
«洗濯する女» «Прачка»
1730年代 フランドル
1730-е Фландрия
三毛猫

ジョセフ・ベイル Жозеф Бойль
«少年料理人» «Поваренок на кухне»
1893年 フランドル
1893,Фландрия
縞柄猫2匹

犬本は買っていないので、対照していません。
今度エルミタージュに行ったら買ってこようか。

それと、今回ミュージアムショップにウスペンスキーさん(チェブラーシカの原作者)の『フョードルおじさんといぬとねこ』(邦訳あり)のポップアップ絵本が売っていたので、懐かしくて思わず買ってしまいました。
これは2004年発行となっている。
あの話が何と6ページに収まっている!

エルミタージュの番猫たちについては、さしあたりこの記事などをご参照ください。

2位争い

今節の試合は、おそらくどれも喪章をつけてのものとなるでしょう。
5月4日に、元トルペド・モスクワFWキリル・ドロニンさんが74歳で亡くなりました。
Умер Доронин Кирилл Алексеевич

今日はクルィリヤの試合はなしと。

ディナモ対ロコ
ベリャーエフがさきほどゴールしたところで、シュニンは落胆してしばらく座り込んでいました。
マクシム・ベリャーエフはトップチーム初ゴールです。
昨日のリザーブチームの対戦に、ヴォロニンやセムショフが出場しており、試合は5-0だったかで、ディナモが圧勝しました。
リザーブチームのグループAではディナモが首位です。
しかし、その分今日の試合のメンバーは薄くなっています。


おお、ファンタスチーチナ!
クラサーヴェッツ!
でも、クラニーか。
上手いね。
1-1になりました。
何があったかというと、ゴール前の混戦から、クラニーがオーバーヘッドを決めたのです。
47'
ГООООООООООЛ! Беляев головой не смог выбить мяч из штрафной, и Кураньи великолепно сориентировался в ситуации и ударом через себя пробил в дальний угол. Фильцом лишь взглядом провожал мяч. Очень красивый гол получился.

サメドフ、いいクロスだったが。
グラナト、ちょっと合わず。
ブルラクが処理。
次のシュートもGK真正面。

ああ、追加点はトルビンスキー→グルシャコフだった。
ディナモは何度も何度もゴールに迫ったのに。
シュニン、今のは軽率だった。
がら空きになってしまったもの。

ベリャーエフは点は取ったが、本来のDFとしてはちょっとどうかという子だ。
(クラニーのゴールもベリャーエフのクリアミスからだったし、その後危険なプレイでカードをいただいてしまっている。)

ノボアと交代でスモロフが入ってきた。

イグナチエフに代わってジーマ。

おお、アディショナルタイムに同点!
(でも引き分けじゃなく買ってほしかったんだけど)
ミシモヴィチ!

その後クラニーのシュートからセットプレイになったが、同点のまま終わり。
ズヴョーダ、スパシーバ。

Мы все Динамо Москва
選手たちは横断幕を掲げてまわって帰って行きました。
ホーム最終戦か。
勝ちたかったですね。

あと、エシチェンコはいつからあんな変なヘアスタイルなのでしょうか。


ゼニット対スパルターク
スパルタークはコムバロフ双子が久しぶりにお揃いだ。

エメニケは何?
ゴールの後、いきなり退場って?
それはともかく、その後すぐ逆転ゴールだ。
で、脱がないでください!
こういうのでカードをもらうのはくだらない。
フショー!
スパルターク大逆転、暫定2位浮上。
と思ったら、勝ち数がツェスカの方が上なので、3位でした。残念。

2012年5月5日土曜日

この私に比べて、より誠実でより勇気があるのだろうか。

『人生と運命 2』
ワシーリー・グロスマン著齋藤紘一訳みすず書房
320頁~引用

あった、あったのである。さまざまなことがあった。自分は友人たちが無実であると確信していながら、きちんとは弁護しなかった。ときには沈黙し、ムニャムニャわけの分からないことを言った。(略)自分は一度も友人を中傷しなかった。一度も誰かについてデマを飛ばさなかった。密告書や告発書など書かなかった……(略)
 しかし、なぜ弾圧された同志たちの家族と関係を断ったのか。彼らのところに行くのも、電話をするのもやめたのである。しかし、それでも弾圧された友人の親族に通りで会えば挨拶もした。道の反対側に移ったりは一度もしなかった。
 一方、こんな人たちもいる。ふつうそれは、老婆、家庭の主婦、非党員の女性小市民などなのだが、彼女たちの手を通じてラーゲリに小包が送られたり、彼女らの住所宛でラーゲリから手紙が来たりする。そして、なぜか彼女らは恐れないのである。ときおりこうした老婆たち―家事手伝い、宗教的因習を守る者、読み書きのできない乳母―は、父親と母親が逮捕されて残された孤児を引きとり、一時的収容施設と孤児院での生活から子どもたちを救っている。一方、党員たちはこうした孤児を極度に恐れている。いったいこうした高齢の女性小市民、おばさん、読み書きのできない乳母たちは、ボリシェヴィキ・レーニン主義者たち、モストフスコイやこの私に比べて、より誠実でより勇気があるのだろうか。


この独白をしているニコライ・クルイモフは元コミンテルン職員の、大隊コミサール。モストフスコイは国際派古参ボリシェヴィキで、ドイツの捕虜収容所で収容されている。

この大河小説(邦訳は分厚い3分冊だが、それも『正義の事業のために』との2部作を構成し、その後編にあたる)には、無論非常に多くの人たちが登場し、実在の軍人・政治家もいるが、大半は無名の“普通の”人々だ。
主要人物の一人であるヴィクトル・シュトルームという物理学者には、レフ・ランダウが投影されているという。

2012年5月4日金曜日

遅れていた作業

わあ、ファンタスチカ・オデッサにだらだら書いているロシア旅行記の、ウラジーミルの分がやっと終了です。
ようやく終わらせました。

ドミトリエフスキー聖堂の壁のレリーフがおもしろくて、壁ばかり撮って、全景を撮り忘れていたようです。





辛うじて1枚のみ。
ブログに載せきらなかったのはさしあたりPicasaアルバムに入れています。
次回からようやくスーズダリに入ります。

それから、「ユーロ2012出場国紹介」を書く必要から、オデッサ・スタジオにオランダのサッカー映画「オールスターズ」レビューを載せました。

撮りためていた映画で、「屋根の上のバイオリン弾き」と「聖なる嘘つき その名はジェイコブ」を観ました。
「屋根の上のバイオリン弾き」はさすがに名作だったし、「聖なる嘘つき」も悪くはなかった。
「ライフ・イズ・ビューティフル」に着想が似ているようだけれど、あの騒々しく鬱陶しい演技に比べればよほど品よくできていたし。

ユーロ2012出場国紹介②グループB

Группа ВグループB
今更ながら、何という大変な組合せでしょう。

ГОЛЛАНДИЯオランダ
♪本
オランダ文学については疎いことを、昔のブログに書いていた。
FWはジュブナイルで。

♪映画
「ブラック・ブック」
掛け値なしにおもしろい。
あと、ミヒャエル・バラック似のセバスチャン・コッホが素敵です。

かつては質実剛健を絵にかいたようなオランダ映画でしたが、最近は娯楽性の強い作品も目立っています。
「最近のオランダは違うよ」参照。)

サッカー映画では「オール・スターズ」
オデッサ・スタジオでも書いたが、地味でも外れが少ないのがオランダ映画なのです。

ДАНИЯデンマーク

♪本
アンデルセン以外には、これしか読んだことはない。
マルティン・アンデルセン・ネクセ『ペレ』
映画にもなった小説ですが、デンマークのプロレタリア文学、だそうです。
言うまでもありませんが、サッカー本ではありません。
♪映画
上記小説を映画化した「ペレ」
私がお薦め作品として挙げると、そのたびにサッカー少年の話かと誤解されるが、違います。
美少年ものにカテゴリーした方がいいでしょう。
この映画の主役ペレを演じたペレくんは、その後「フォーリン・フィールズ」というマニアックな問題作に出演しています。

サッカー映画では「幸せになるためのイタリア語講座」
サッカーファンのフィン君が臨時講師をすると、案の定…なのであった。
後半はややありきたりのラヴコメ風になってしまうが、講座受講メンバーの、地味で悲惨とも言える日常を描いている前半にこそ味わいがある。

ГЕРМАНИЯ ドイツ

♪本
『遺失物管理所』が好き。
主人公のヘンリーくんが魅力的。
アマチュアアイスホッケー選手です。
で、本業は駅の遺失物管理所の下っ端。
実は偉いさんのコネありだけど、浅見光彦ではない。
サッカー関連では
・『ナチス第三帝国とサッカー――ヒトラーの下でピッチに立った選手たちの運命』
良い内容(ベッケンバウワーをはじめドイツサッカー協会の人たちの言動には軽く呆れるが)です。
決して読みやすくはなく、訳しないしてほしい箇所もだいぶありますが。
・『ドイツ文化史入門―16世紀から現代まで』

♪映画
近年のものでは「善き人のためのソナタ」が出色だった。

サッカー映画では
「ヴィーナス11 彼女がサッカーを嫌いな理由」
「ワン・デイ・イン・ヨーロッパ」
「ベルンの軌跡」(これは特にお薦めではない)
などいろいろあり、イングランドと並んでサッカー映画大国と言えるでしょう。
これから公開されるDer ganz große Traum(原題)(限りなく大きな夢)にも大いに期待しています。


ПОРТУГАЛИЯポルトガル

♪本
まずい。
殆ど読んでいないわ。
ポルトガルだけではなく、南欧諸国全般に疎い。
今後、スペインやイタリアがどうなるやら。
ひとまず、ポルトガルについては、市之瀬敦先生の『ポルトガル革命のコントラスト――カーネーションとサラザール』 を挙げておこう。
訳された文学はどうやら一冊も読んでいない。

♪映画
オリヴェイラ一択だ。
「永遠の語らい」

こういうことをやっていて、いつもだんだん長く書くようになってしまうのですよね。
グループAは簡単に済ませたけれど、Bにきてこんなに長くなった。

6分にビーバーくん

さて、で、今夜はクルィリヤ=ソヴェートフ対トミです。

幸先良く、アントン・ボビョールがゴール!

ほっほっほ!
と、ちょっと気味悪い声で嬉しがっている実況の人です。
声が変。

プレミアはゼニットの優勝(とナリチクの降格)が決まり、一部リーグの昇格も決まりつつあるのか、今週は一部リーグのカードの放送もいつになく充実しているのです。
が、相変わらずトルペドは苦しい。
(とは言え、プレミア昇格を争う上位グループにはぎりぎり入りはした。プレミアで言えばクバンみたいな位置づけです。)
一部リーグでは、モルダヴィヤ・サランスク対アラニヤ・ウラジカフカスという、1位・2位の直接対決が行われています。
モルダヴィヤ2点リードだ。

ああああ、コルニレンコのシュートは、バシェクが弾き、それがポストにあたり、その跳ね返ったのが反対側のポストに当たり、それを押し込もうとしたグリゴリャンがトミのDF、更にGKと交錯。
結局ゴールは成らなかった。

終わったー
花火だー

あれから、どちらも決定的といえそうな場面が続いたけれど、あとちょっとのところで、ネットは揺れず。
ともかく、クルィリヤは勝ち点3を積み上げることができました。
綺麗な花火だ。

クルィリヤ、ロストフを抜いて12位に。
入替戦にまわる13位からも抜け出せた、ひとまずは。

2012年5月3日木曜日

懐かしいリス

そういえば、熱狂の日音楽祭には、ドミトリー・リス指揮のウラル交響楽団がやって来ているのです。

リス!
懐かしい。
懐かしいなあ。

東京文化会館で、チャイコフスキーとカンチェリを聴いたのは何年前なのだろう?
それを聴いて、しばらくはクラシックコンサートに足しげく通っていた。

リスがこの音楽祭によく来ていたとは知りませんでした。

ウラル・フィルはチャイコフスキーが得意だったらしいけれど、リスが指揮者になってからレパートリーを増やしていて、私が聴いたコンサートでも、チャイコフスキーよりカンチェリの印象の方が深く残っています。
絵画的な、というより、映画的な、映画の場面が目の前に浮かんでくるような、そういうコンサートだった。
後で、カンチェリの曲(「悲しみ色の祖国」という名だったと思う)は実際に映画音楽だったと聞かされました。

そういえば、今回のロシア音楽特集の中に、カンチェリは入っていないのでは?
グルジア人だからだけど。
グルジア人音楽家特集をやることがあるとは思えず、カフカースの音楽家特集をやるとも思えず、今回の音楽家の中で聴きたかった気がする。
ハチャトゥリャンは?

熱狂ドロップス

ファンタスチカ・オデッサに書くべき旅行記がさっぱり進まないでいるが、そのうちエカテリーナ宮殿の庭園で聖歌隊の歌に遭遇するのです。(動画あり)(予定)

「情熱の日」音楽祭2012「ロシアの祭典」は、思い立った時にはすでにチケットがかなり売り切れていたのですが、知名度の低さのせいでしょうか、カペラ・サンクトペテルブルクやモスクワ大司教座合唱団は残っていたのです。
凄い!ロシアの教会音楽が聴ける!
と、入手して、今日それに行ってきました。

私はこの音楽祭に行くのは初めてだったので、勝手がわからないことが多く、企画がどうなっているのか目当ての公演のの探し方はどうなのかなどの要領が、ほんとに不明ばかりで、右往左往しました。
今日にしても、映画「チャイコフスキー」の整理券は入手しそこない、すごすご帰ってくる羽目になりました。
まあ、そのおかげでクルィリヤの試合は観ることができるわけだが。

カペラ・サンクトペテルブルクは、音楽祭のチラシの紹介によれば、
「1479年に皇帝イヴァン3世がモスクワに設立した世俗合唱団が起源」
おお、500年の歴史だ。
グリンカやバラキレフも指揮をしていたことがあるとのこと。

プログラムの前半は正教会の聖歌、後半が民謡。
いろいろ想像していたのと違ったのだけれど、それはまず会場で、そうか、コンサートホールじゃないのか、と入るまで知りませんでした。
会議場みたいなところです。
なので、教会内で聴くほど響きがよいというわけではありませんでした。
合唱団の方たちの衣装も、厳めしくもなく、(民族合唱団によくあるような)派手派手でもなく。
まあ年配の方が多いのですが、若い人もいて、男女が互い違いに並ぶスタイルで、声のパートごとに固まるわけではないんだ、ということも新鮮でした。

ロシア音楽というと、グリンカ、チャイコフスキー、ムソルグスキー、ボロディン、リムスキー=コルサコフ、グラズノフ、ストラヴィンスキー、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、ラフマニノフ、シュニトケ、グバイドゥーリナ・・・と、作曲家が綺羅星のごとく連なっているのですが、本来ロシアは歌う民族であり、教会では楽器を使わない(鐘は別として)歌の国であったのだ、と感じ入ってくる。

ボルトニャンスキー
合唱協奏曲第3番«主よ、御力により帝は楽しまん»
Концерт №3 для хора "Господи, силою Твоею возвеселится царь"

アルハンゲリスキー
「幸いなるかな」
Блажен разумеваяй

チェスノコフ
「我が祈りが叶わんことを」
Да исправится молитва моя

チェスノコフ
「神は我らと共に」
С нами Бог

これが最も聖歌らしい曲だった。

作曲者不明(A.ノーヴィコフ編曲)
「ああ、我が広き草原よ」
Уж ты поле моё

いつもiPodで聴いているロシア民謡の中にある曲だ。


民謡組曲
M.クリーモフ編曲
Сюита из наподных песни

作曲者不明(A.フリャルコーフスキイ編曲)
「カリンカ」
Калинка

おもしろい編曲だった(転調する)。

作曲者不明(V.ブーリン編曲)
「栄えある湖 聖なるバイカル」
Славное море, священный Байкал

ロシアの歌というと、シャリャーピンをはじめとして、男性の太い低い歌手が、まず頭に浮かぶが、ここまでソロを歌う男性歌手はテノールで、ここではじめて

作曲者不明(V.ブーリン編曲)
「広い草原の上空には」
Над полями, да над чистыми

この曲のみ、楽器付き(タンバリン、鈴等)。

アンコール曲
民謡「バールィニャ(奥様小唄)」作曲者不明
"Барыня"

既に書いたように、会場の問題で、教会堂やコンサートホールのような響きというわけにはいかなかったけれど、ロシアの教会音楽や民謡が聴ける貴重な機会で、またまた心がロシアに飛びそうになります。
今年は行けないだろうけれど…。

さて、コンサート後、展示ホールには特別アンバサダーがいらっしゃていまして、皆にサービスに勤しんでいました。




この音楽祭のチラシやポスターの絵を担当しているのはチェコのイラストレーター、イジー・ボトルバさんです。
(チャイコフスキーとロシア音楽展の5会場を巡ると、ボルトバさんのイラスト入りエコバックが獲得できます。)
イジー・ボトルバさんが描いた、特別アンバサダーのチェブラーシカ(とゲーナ)のコラボグッズは、展示ホールの売店でしか手に入らないようです。
これがなかなか味わい深い。
「いつもとちがう、チェブラーシカ」と書かれていましたが、そう。
日本で流布しているチェブラーシカは、もちろんカチャーノフのパペットアニメーション(シュヴァルツマンさんが作画した)を元にしたものですね。
2010年に制作した中村監督作品も含めて。
こんな風な→
(これは昨年秋の吉祥寺駅ビルでフェアをやっていた東京羊羹の売り場。チェブだらけ。)

このスタイルのチェブラーシカが日本ではほぼ画一的に出回っていて、私もカチャーノフは大好きなので、このチェブラーシカも大好きですが、佐藤千登勢先生がユーラシア・ブックレット『チェブラーシカ』の中で指摘されているように、ウスペンスキーさん原作の物語のチェブラーシカ(とゲーナ)はいろいろな画家が二次元化しています。

なので、「ええー、これがチェブ~?!」というようなのが、ロシアではしばしば出回っています。
ボトルバさんのチェブは、そんなロシアで出会うチェブラーシカの類なのです。
どんな?って思った方は、是非会場の足を運んで実際にご覧になってください。
クリアファイル・タオル(眼鏡ふきのような生地)・一筆箋・コーヒー・タンブラーなどがありますが、私はポスターが欲しかった。


立体パズル、中国製ですが、このイサーク聖堂と、ヴァシリー・ブラジェンヌィと、スパスカヤ塔がありました。

食事をして、「熱狂のドロップス」をダスターチしました。
マトリョーシカのポーチ付き。“非売品”と書いてあるけれど、普通のサクマのドロップ缶です。
結構な人気です。
(ファミリーマートは朝の段階で今日の分がなくなっていました。)

2012年5月2日水曜日

たくさんの試合

ふとみたら、イラン対マダガスカルの親善試合が行われている。
3-0で勝っている!

ライヴ映像があるかどうか、探してみたけれどわからなかった。
スポーツ中継をやっているところで、アラビア文字っぽいところを片っ端からあたってみた(アラビア語とペルシャ語の区別がついていないのだ)が、イエメンなんかの湾岸諸国風のヴェール?を被ったおじさまたちが試合を批評している番組が現れるが、たぶん違う。
AFCのチャンピオンズリーグの試合なんじゃないかな?
結局わからなかった。

諦めて、ナリチク対ロストフの試合を観る。
ロストフが追いついて1-1になっている。
ガツカンのゴールで1-2と突き放したが、エメリヤニノフが危険なプレイでPKを与えてしまった。
2-2.
そのあと、スモリニコフが退場になってしまった。
(カード出された後も激昂気味。)
そのまま終了。

イランも3-0で勝利。
Mohammad Gholami 11
Dehnavi 41
Pejman Nouri 58

さて、ウクライナ一部リーグもやっています。
ゴヴェルラ=ザカルパチエ・ウジゴロド、この試合に勝つとそろそろ昇格決定では??
(でも、ウクライナはシーズンはまだまだ続く。)
チェックした時には1-0、さらに2-0、おお、結局4-1で勝利した。
ザカルパチエはコスィリンがハットトリック。
Александр Тришович, '57
Александр Косырин, '64
Александр Косырин, '85
Александр Косырин, '87
対戦相手のオリンピックは
Максим Драченко, '77
でも、まだ5試合ある。

アムカル対クラスノダール 2-2
モフシシャン、得点を伸ばす。

スパルターク・モスクワ対ディナモ・モスクワ
シュニン大活躍だ。
クラニーで1点とったが。
サメドフ!
ヴォット・エータ・ダーーーーー!

ルビン対ゼニット
ルビンがリャザンツェフで早々に先制点。
優勝決めたから、メンバー落としているな。
ケルジ、暴走特急くん、ベンチで、スラーヴァはベンチ入りすらしていない。
GKジェヴノフ、控えはドミトリー・ヴォロニンだ。

ヴォルガ対テレク
得点シーン、見逃した。
カリャカ、カリャカと言っているが、カリャカのシュートはポストに当たって、それをシュレーニンが決めたらしい。
ハーフタイムにでもそのシーンを観るか。

スパルターク、ゼニットとも追いついている。
ゼニットはセマク。さすが。

もう何やっているの?
この時間帯に逆転されちゃって。
(ホームなのに。相手はテレクで負けたくない。)
カリャカは交代してハリトーノフが入っている。

更にもう1点、PKで。
酷い試合だが、見覚えがある。
どうしてテレク相手だとこういう展開になるんだ?

アレクサンドリヤ対チェルノモーレツ

ユーロ2012出場国紹介①グループA

ワールドカップの時に、紀伊国屋書店がやっていたような企画(本)+もっともっと昔に今は亡き大井武蔵野館がやっていたような企画(映画)で、出場国を紹介しようというものです。

出場各国の選手紹介ではありません。
サッカーネタは入れられたら入れますけど。

ではまずグループAから。
作品はなるべく最近のもので、日本でもなるべく入手可能なものを取り上げるように心がけます。

Группа А
ПОЛЬШАポーランド
♪書籍
『ブリギーダの猫』

♪映画
「木洩れ日の家で」


ГРЕЦИЯギリシア
♪書籍
巨匠カザンザキスが好きだけど、現代ものでは『ペトロス叔父と「ゴールド・バッハの予想」』

♪映画
先日、交通事故で天に召された不世出の天才監督アンゲロプロスの作品では「旅芸人の記録」が一番好きですが、最近のもので「エレニの旅」

РОССИЯロシア
♪書籍
さしあたりウリツカヤの『通訳ダニエル・シュタイン』で。
入手しやすくはないので、図書館で借りて読むべし!であるのは、『驚くべきショスタコーヴィチ』
何が“驚くべき”かというと、ショスタコーヴィチの音楽的才能よりも、その女性問題よりも、尋常でないサッカーへの入れ込みぶりなのでした。

♪映画
いろいろあるけれど、入手しやすさでソクーロフの「アレクサンドラの旅」にしておく。
サッカー映画は、あんまり嬉しくない「ワイルド・ワイルド・ビーチ」
ではなくて!
「太陽に灼かれて」を是非。
5月20日追記:「エターナル 奇蹟の出会い」は、少林サッカーロシア編少年サッカー版。硬いことを言わず、楽しんでください。ミラ・ジョヴォヴィチがヒロイン役で実の母ともども出演し、ゼニットのアレクサンドル・ケルジャコフが本人役でカメオ出演。

ЧЕХИЯチェコ
♪書籍
やっぱりフラバルで。『あまりにも騒がしい孤独』

♪映画
数年前のEUフィルムデーズで上映した「カラマーゾフ兄弟」、よかったけれど、一般公開なしでDVDも出ていないので、少し前だけれどスヴィエラークの「コーリャ 愛のプラハ」。
5/4追記:思い出したのが、「プラハ!」(«Rebelove»訳すと「愛の反逆者」ってところ)。
私のお気に入りで、友人に薦めてみるのだけれど、友人たちからはあんまりよい反応は返ってこない。
サッカー映画では、シュヴァンクマイエルの「男のゲーム」と、ヤン・フジェヴェイクの「ホレム・パーデム」