国立新美術館にエルミタージュ展を観に行きました。
「エルミタージュ幻想」を2時から上映していたのだけれど、時間がなかったからそちらはパスすることになりました。
惜しい。
今回の展覧会は(というか日本に来るエルミタージュはほぼ毎回だけれど)、
・16世紀以降の
・西欧の
・絵画
しか持ってきていません。
それにあんまり大きなサイズのものもありません。
プーシキン美術館展もそんな感じか。
なので、言ってみれば、アドフォカートさんの招集するロシア代表のようなもので、「あー、またいつものかー」という感じなのですが、もう少し目新しいものがあるといいのに、とは思います。
そうは言っても、やはりえり抜きの名作が観ることができるので感激です。
それと、今回のエルミタージュ展には、犬猫の絵が多いです。
去年のワシントンギャラリーのときのショップみたいに、犬キャラを商品化すればよかったかも。
ちなみに、私が一昨年と去年エルミタージュで買ってきたカタログ『エルミタージュの猫』
掲載の猫たちのうち、今回来日したのは下記の4作品、5匹です。
ダーフィト・ライカールト(3世) Дадит Рейкарт
«農婦と猫» «Крестьяна с кошкой»
1640年代 フランドル
1640-е Фландрия
白黒猫
Фландрия
ヤン・ステーン Ян Стен
«結婚の契約» «Брачный контакт»
1668年頃 オランダ
Начало 1650-х Голландия
(今回の展覧会のカタログには1668年頃と書いてあるが、猫本には1650年代初頭と書いてある)
白黒猫
ジャン=バティスト・シメオン・シャルダン
Жан-Батист Симеон шарден
«洗濯する女» «Прачка»
1730年代 フランドル
1730-е Фландрия
三毛猫
ジョセフ・ベイル Жозеф Бойль
«少年料理人» «Поваренок на кухне»
1893年 フランドル
1893,Фландрия
縞柄猫2匹
犬本は買っていないので、対照していません。
今度エルミタージュに行ったら買ってこようか。
それと、今回ミュージアムショップにウスペンスキーさん(チェブラーシカの原作者)の『フョードルおじさんといぬとねこ』(邦訳あり)のポップアップ絵本が売っていたので、懐かしくて思わず買ってしまいました。
これは2004年発行となっている。
あの話が何と6ページに収まっている!
エルミタージュの番猫たちについては、さしあたりこの記事などをご参照ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿