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2023年6月21日水曜日

スーツ(Шик) Шик 2003 год Get Movies

ロシア映画好き仲間からいただいた大切な写真
東京国際映画祭で上映後挨拶するフドイナザーロフ監督、イワン・ココリンさん、アレクサンドル・ヤツェンコくん
アルトゥールくんはスケジュールの都合で先に帰国してしまったそうだ。
下のアルトゥールくんの記事は、当時私が検索してプリントしていたもの

梶山先生のトークで使われた資料
シティルとゲーカは工具の名称だった!


@横浜シネマリン

やっぱりアルトゥール君、スモリヤニノフ名義になっているな。

でも東京国際映画祭では父方の苗字の表記(ポヴォロツキー)になっていた。

こすまはInstagramを利用しています:「#フドイナザーロフ の「スーツ」上映後の梶山先生のトークで主人公達の名前(ニックネーム)の由来を知る」

これによると、シティルとゲカは工具の名称から取っていて、人名の略称・愛称(ペーチャとかワーニャとかですね)ではないそうなのである。

但し、彼らの中でも本名がわからないのはネモイ(ダンボ)だけで、シティルは父に「幼かったコースチャが」と言っているし、ゲーカは捜査官に「パヴレンコ」(たぶんイーミャはユーリかゲオルギーかな、と思って自動製作字幕によればゲンナジーだった)と呼ばれているから、全くの匿名ではない。ゲンナジーの略称ゲーナからの連想もあってゲーカになったのかな、と思う。工業高校みたいなところに行っていたのかな。※
こちら の方の考察によれば、シティルは技術中等専門学校(технический техникум)の卒業章をしていることがあるそうで(気が付かなかった!)、シティルとゲーカはこのときのクラスメートなのかしらん。ボチャとのやり取りの場面からして、幼馴染ではなさそうと思ったのだけど。
ネモイはディーナからアルトゥールへの当てつけでセルゲイと呼ばれ(その繋がりでアルトゥールにもセリョージャとかなんとかと言われる)、「セルゲイではない」と言うがディーナからは「そんなのどうでもいい」という態度を取られる。

梶山先生によれば、少年たちは匿名なのに対して、女性には名前が与えられているとのことだったが、敵役のアルトゥールとスーツのお店の人がフェリックスという具合に名前は与えられている。シティルの兄貴分のボチャはやはりあだ名なのかも。
シティルの母の名前は不明だが、父はプラトンとなっていて、梶山先生が示した「女性は名前を持ち男性は匿名」では必ずしもそうではないように思える。

フドイナザーロフ、これは監督本人は十分自覚していたと思うが、「切ない夢」的なのってあくまで男性目線であって、彼のどの作品でもどの女性でも境遇が苛酷で観ているととても辛い。
ゲーカ父子の犠牲になるアーシャは言わずもがな。シティルの母もネモイ(ダンボ)の祖母も一人取り残される。
そしてほんとにろくな父親が出てこないのがフドイナザーロフ映画(旧ソ連圏の映画ではよくあるが)。なかでも最悪なのはゲーカの父。うわべだけ良き父ぶろうなんて最低(バナナ買ってきたシーン)。ゲーカは三人の中でも言動が幼くて、ゲーム店の身重の女性に対する態度も酷い。それでも父だけは庇おうとするんだよね。

東京国際映画祭で会ったとき、とにかくやたら笑い上戸で上機嫌だったアルトゥールくん、苗字のことは疑問に思ったけれど、家族の問題についてはさすがに質問はしなかった。
アルトゥールくんは、ウィキ先生によると5歳の時に父が家族のもとを去ったそうで、ゲーカというよりシティルみたいな体験があったのかもしれない。子役から活躍し、この作品以降は父方の姓であるポヴォロツキーは使わず、母方姓のスモリヤニノフ名義になる。
彼は調子よく怪しげは英語を交えつつ、実際にも年上の女性に恋しているのだということ(その後、このとき話していた女性なのかどうかは不明だが、実際年上の人と結婚したが、数年前に離婚している)、でも実体験だけではなく、経験外のことでも演技して表現するのが俳優だからね!と熱をこめて語っていた。

今回改めて何回も何回も観なおして、アルトゥールくんをはじめサーシャ・ヤツェンコくん、パニンさんらの俳優の所作・身体表現が舞台演劇っぽいのにとても惹かれる。
特にシティルと父、ゲーカとアーシャ、二組の別れの場面、ネモイをプロポーズに送り出すシティルとゲーカ、スーツ入手直後の場面。
舞台っぽいといっても、実際ロシアの人ってあんな風に踊るような仕草をしていることもよくあるのだけれど。
これはフドイナザーロフの演出というより、個々の俳優の力量とアンサンブルの賜物なのだろう。

2016年5月6日金曜日

こどもの日映画まとめ

ツイッターでハッシュタグがあって、思いつくものを挙げていったが、まだまだ漏れがあったので、メモしておこう。

※ツイッターで、自分では思いつかず、リツイートしたもの。
※※この場での補充

まずは「それでも生きる子供たちへ」
クストリッツァだけまるでテンションが違う気もするが。

こどもの日映画 と言えばイラン
「友だちのうちはどこ?」
「そして人生はつづく」
「トラベラー」
「ホームワーク」
「白い風船」
「運動靴と赤い金魚」
「子供の情景」
「駆ける少年」
「トゥルー・ストーリー」
「太陽は、ぼくの瞳」
「ぼくは歩いてゆく」
「少年と砂漠のカフェ」
「バダック 砂漠の少年」
「ボーダレス ぼくの船の国境線」
「かさぶた」※
「7本のキャンドル」※

トルコ
「蜂蜜」※
「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」(フランス制作だけど)※※

パレスティナ/イスラエル
「プロミス」
あの子たちはどうしているのか?
それを思うと苦しい。
あの後双子たちとファラジは何回か会ったけど情勢が厳しくなって行き来できなくなってしまったという辺りまでは聞くが、徴兵相当年齢なってきたら、ああ…。
移住しているかもしれないけど、とにかく生きていてほしい。
「セイント・クララ」※※

イランに対抗するのは、ソビエト映画は児童映画専門撮影所があった(とツイッターで教えていただいた)ソ連であるようだ。
とにかく私は、ソビエト児童文化に染まった環境(絵本・演劇・人形劇・アニメーション)で育ったので、親近感がある。
(ここでは敢えて実写映画のみに絞り、アニメーション作品は取り上げない。)
ではいってみよう。
「海に出た夏の旅」
 ↑
川崎市市民ミュージアムで上映あるので、是非是非観に行こう!
レンフィルムのこどもの日映画にはアサーノワ(民族的にはキルギスだがレンフィルムとしてここで扱う)の「きつつきの頭は痛まない」「パッツァーニ」、ロプシャンスキー「死者からの手紙」などなどまだまだ観たいのが沢山ある!
川崎市市民ミュージアムの方、どうか上映お願い!
「僕の村は戦場だった」
「ローラーとバイオリン」
「少年たち カラマーゾフの兄弟より」(ドストエフスキーの子孫がコーリャ・クラソートキン演じているあれ。)
「がんばれ かめさん」
名優ロラン・ブィコフ監督作品「がんばれ かめさん」も思い出した。題名からは想像できなかったエグさが忘れ難い。
「曠野(ステップ)」※
「転校生レナ」(「かかし」)※
カネフスキー「動くな、死ね、甦れ!」、これも川崎市市民ミュージアムで上映予定があるそうだが、この路線だとボドロフ「自由はパラダイス」に1票。
未見だけど。原作本の『大好きなパパ』(ヴェーラ・パノーワ)大好きなので、観たくて観たくて仕方ない。ゲオルギー・ダネリヤの「セリョージャ」

中央アジア
「少年、機関車に乗る」
マイ・ベスト5の1本なのに昨日中に挙げなかったのは痛恨の極み。
弟くんが愛くるしい。なぜか土食。
「UFO少年アブドラジャン」「タシケントはパンの町」「最後の冬の日々」「白い鳩」「ラスト・ホリデイ」「3人兄弟」 
「あの娘と自転車に乗って」
「少女は自転車に乗って」(サウジアラビア)よりは「あの娘と自転車に乗って」(キルギス)だな。

ウクライナ・ベラルーシ
「炎628」※
「灰色の石の中で」

カフカース
「金色の雲は宿った」
「ルカじいさんと苗木」
「アンドリエーシ」
「独裁者と小さな孫」(マフマルバフはイラン人だが孫役の子はグルジア人だからここにカウント)

ポーランド
これ忘れちゃいけなかったね。ワイダ「コルチャック先生」
美少年ヴォイチェフ・クラタくんは現在どんなおじさんに?
「僕がいない場所」※※
「明日の空の向こうに」※※
ドロタ・ケンジェルザヴスカの子どもものは秀逸…この人子ども撮るののプロ、と思っていたのに「木洩れ日の家で」(ドストエフスキー少年最高)ではおばあちゃん撮っても天才だった。
短編「グーチャ」※※も忘れ難い。

チェコ(チェコスロヴァキア含む)
「コーリャ 愛のプラハ」
「クーキー」※※
「盗まれた飛行船」※
好き好き大好き!カレル・ゼマン。タイム・スリップしているのに妙に落ち着き払ってノートに記録しなきゃとか言っている「前世紀探検」も好き。

ハンガリー
「悪童日記」※
原作が衝撃的に素晴らしいだけに映画は残念な点がいくつか。おばあちゃんが避難民を助けるシーンはあって欲しかった。
「だれのものでもないチェレ」※
自殺と言えばハンガリーだった時代の映画だからね。

ギリシャ
「霧の中の風景」※

スペイン
「蝶の舌」※

ドイツ
「橋」※※
「名もなきアフリカの地で」

フランス・ベルギー
「少年と自転車」
「息子のまなざし」
「ある子供」
「マルセルの夏」「マルセルのお城」「さよなら子供たち」「サンドイッチの年」「トト・ザ・ヒーロー」「イゴールの約束」
「赤ちゃんに乾杯!」
「MONDO」※

北欧
「ペレ」
「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」
「バード・ストリート」(公開時タイトルは「マイ・リトル・ガーデン」)

イギリス
「SWEET SIXTEEN」※※
「ケス」※※
「太陽の帝国」
「戦場の小さな天使たち 」

南アジア
「サラーム・ボンベイ!」※

ラテンアメリカ
「100人の子供たちが列車を待っている」
「今夜、列車は走る」
「ナイト・オブ・ペンシルズ」
「セントラル・ステーション」
「ラテンアメリカ 光と影の詩」
「イノセント・ボイス 12歳の戦場」

重要!
私がこれまでに最も泣いちゃった映画だ。「金色の雲は宿った」「灰色の石の中で」←この二本立てを今は亡きバウスシアターで観て号泣。
要するに子どもが死んじゃうのは涙涙なのだ。

(まだ補充する)

2013年12月14日土曜日

2014年CISカップグループ分け

Определены группы на Кубке Содружества 2014

Определился состав групп на международном турнире Кубок Содружества-2014, который пройдет в конце января — начале февраля в Санкт-Петербурге, сообщается на официальном сайте РФС.
В турнире примут участие 12 молодежных сборных.

Состав групп Кубка Содружества-2014:
группа А: Эстония, Таджикистан, Украина, Киргизия;
группа В: Литва, Туркмения, Россия, Молдавия;
группа С: Латвия, Узбекистан, Белоруссия, Казахстан.

Матчи пройдут в СКК «Петербургский».

カフカース三国(アゼルバイジャン・アルメニア・グルジア)が今年もいないか。
ロシアはグループBで、リトアニア・トルクメニスタン・モルドヴァと同グループ。


2012年12月31日月曜日

古きものと新しきもの

今年観た最後の映画は、家の外ではオフシアターながらエイゼンシュテインの「全線」になった。
でも、自宅で、つまりDVDでの鑑賞を含めれば、毎年恒例のあれです。

3時間ものなので、今から観始めます。
エリダル・リャザーノフ監督の「運命の皮肉」。

さっき、DVDディスクへの印刷というのを初めてやってみた。
プリンターにそういう機能があるのを知りながら試したことはなかった。
上手く出来た。
バフティヤル・フドイナザーロフ監督の「少年、機関車に乗る」
 ↑
これ、大好きな作品で、生涯ベスト5の一つ。
初めて観た時、「奇蹟だ!奇蹟を観ている!」と感動したものだけれど、二回目に観た時もやっぱり「奇蹟だ!!!」と感慨に浸ったのだった。