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2025年6月17日火曜日

録画メモ:私のちいさなお葬式

 1.私のちいさなお葬式/Карп отмороженный

2.ファイアー・ブレイク~炎の大救出←すでに録画してあったらしい。記憶にないが。

3.名探偵のお弁当~ドストエフスキー『罪と罰』


2025年6月16日月曜日

録画メモ: ぼくとパパ、約束の週末~推しの旅はこれから



贔屓のクラブを決めるためにドイツ中を巡る実話ベースの映画と聞いていたので、地方のすごくマイナークラブも出てきて耳寄りエピソードが取り上げられるのかなと期待していたのだが、殆どメジャーなクラブが登場するばかりだったので、その点は肩透かし。
ブンデスリーガについてはあんまり知らないので、パンフレットで確かめたいことがいろいろあったが、映画館(新宿ピカデリー)では入手できなかった。残念。
サッカー映画、サッカーファン映画というよりは、自閉症を抱えたジェイソン君と家族(特に父親)の成長のお話。

人それぞれだからいいんだけど、贔屓のクラブって、あれこれ条件をつけてそれをクリアしたところに決めるとか、そういうもんじゃなくて、試合を観た瞬間に恋に落ちたり、育った土地で空気のように存在してそれとともに生きていく、とか、私にとってはそういうイメージだったので、「贔屓のクラブを決めるためにドイツ中を巡る」というジェイソンの発想自体、私とは別物なのだが、旅は旅として楽しめばいいと思う。ただ、そうしていては一生贔屓のクラブは決まらないだろう。(これもお節介な私見だが、元々ドルトムントにすればいいんじゃないの?という気がしている。ジェイソン母実家~アルバニア系~の応援が可愛い。)

早々に、WOWOWで放映してくれた。




オデッサ・スタジオ: ぼくとパパ、約束の週末~推しの旅はこれから:   自閉症の少年ジェイソンが推しのサッカークラブを見つけるために父と週末ドイツ国内スタジアム巡りの旅をする。 10歳のジェイソンが贔屓クラブを決めるにあたってのルールが「サステナブル」とか「ナチス排除」とかグレタさんっぽい地球環境問題活動家的な視点があるのはちょっと滑稽な感じもす...

録画メモ:チャイコフスキーの妻


WOWOWで放映していたものを録画。
映画は去年観たのでパンフレットあり。

セレブレンニコフの映画はどれも妄想が広がっていく系統だが、これや「インフル」とかより、やっぱりあれが観たいよ。放映して欲しい・・・。”Лето”

で、これは同性愛者チャイコフスキーのカムフラージュ婚?の相手、アントニーナを取りあげたドラマだが、必ずしも史実のとおりではない(セレブレンニコフなので妄想入り)。
しかし、チャイ様の妻だ、絶対別れないと主張していたアントニーナも、弁護士との間に3人子どもをもうけていたとは(育てていないが)、パンフレットを読んで知った。結局何だったんだ??

前衛的なダンスシーンが意外とおもしろい。

 

2024年12月6日金曜日

録画メモ:関心領域

 え?もう放映するの?この間公開していたのに(見逃したが)

と驚いた。

ひとまず録画。後で観る。


*クラシックTV ショスタコーヴィチ 2025/1/20

*バタフライエフェクト 戦争のトラウマ 2025/1/20

*旅するローマ教皇 2025/1/23

*関心領域 2025/2/3

2024年10月11日金曜日

録画メモ:ブリッジ・オブ・ヘル~独ソポーランド戦線

*ブリッジ・オブ・ヘル~独ソポーランド戦線

2015年製作のロシアの戦争映画。(しかし、WOWOW上のジャンルが「アクション/冒険・歴史劇/時代劇/西部劇」←西部劇)

未見。

録画メモ:熊は、いない/聖地に蜘蛛が巣を張る

 *聖地に蜘蛛が巣を張る は未見

*熊は、いない

昨年、これを観てから(先行して息子の「君は行く先を知らない」を観ていた)母の介護に突入したので、しばらくは映画を見に行くことを控えざるを得なくなった。ある意味での映画納めになったのだが、そんな心の飢餓、不自由さを反映させもするような、パナフィ節の作品なのだった。苦しい思いが去来する。



2024年10月8日火曜日

録画メモ:ペルシャ・レッスン/父は憶えている

 *ペルシャ・レッスン

タイトルからは内容をすっかり忘れていた(ショックだ)。

製作国はロシア・ドイツ・ベラルーシとある。

シャフナザーロフのソ連時代の作品に、中央アジア方面の発掘現場から始まる”いけてない青春もの”があったが、主人公はペルシャ語を学ぶんだよね。タジクだけじゃなく、シルクロード一帯の研究のために。

そういうのは現実感を持てるけれど、この映画のペルシャ語の扱いはその点ちょっとなあという気がしてあまり入り込めなかった。私自身は未だにペルシャ語を学ぶ覚悟ができていない。


*父は憶えている

「ブランコ」や「ベシュケンピール」「あの娘と自転車に乗って」の頃はかなり好きだったのだけれど、最近の彼は変人の老人を描くようになってちょっとなあ・・・という感じ。この作品も敢えて映画館で見る気にはなれず、WOWOWの放映を録画した。



録画メモ:ある人形遣い一家の肖像/遺灰は語る

*ある人形遣い一家の肖像

人形劇の仕事を継ぐ気持ちは昔から一切なかったが、どう思っていたのやら。今になってはわからない・・・。

昨日NHK教育TVで「人形歴史スペクタクル 平家物語」の再放送が終わって、父を再び見送った気分になっているが、SNSで絶賛されているのは嬉しいものの「もう今ではこういう作品は作れない」と断言に近い書き込みが多く、実際に操演していた方たちも口々にそうおっしゃっているのだが、それでいいのだろうか?ととても悲しく思っている。どうにかして、将来も人形劇が続いて欲しい。私が思っているような、伝統的なスタイルではないにしても。

*遺灰は語る

タヴィアーニ兄弟作品。

2024年9月23日月曜日

録画メモ:100人の子供が/映画はアリスから

 WOWOWでやっていたドキュメンタリー映画特集から

*映画はアリスから始まった

*100人の子供たちが列車を待っている

これは懐かしい。今は亡きBOX東中野で山形国際ドキュメンタリー映画祭の東京上映で観た、ずっと前のことだ。ラトヴィアの「踏切のある通り、ミシェル・カレフィやアモス・ギタイのパレスチナを巡る作品群・・・懐かしい。


10月からまた山形国際ドキュメンタリー映画祭の諸作品の特集上映があり、なんと「100人の子供たちが列車を待っている」のイグナシオ・アグエロ監督の新作「ある映画のための覚書」も上映されるのだ。今度も鉄道絡みの話のようだ。

カレフィ、いまはクレフィと表記するのか、「石の讃美歌」「ガリレアの婚礼」「ルート181」懐かしい作品もラインナップにある。パレスチナ特集があるからなのだが、厚有状況だから素直に喜べないな。早く、過去のことになって欲しい。

今日もフリーパレスチナのスタンディングに行く。

2024年9月6日金曜日

録画メモ:ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ

 今日は、二人の友人の猫がそれぞれ13歳、12歳で息を引き取ったという悲しい知らせが。

この映画でも、愛猫との別れの場面があるから辛いわ。

「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」

2024年8月16日金曜日

録画メモ:親愛なる同志たちへ/インフル病みのペトロフ家

 コンチャロフスキーは国外で撮っているときは???作品もあるが、今や今でこその地味な佳作を撮ってくれている。

 ミハルコフでがっかりすることが多いが、お兄ちゃんは健在。

デモ映画・ストライキ映画





録画メモ:SUFFRAGETTE 未来を花束にして

邦題がどうしようもないなあ、というのと、ポスターが現地イギリスと日本で違う(ソフトに改変されている)のとで話題になった。

本国上映時のポスター
サフラジェットカラー(紫)を前面に出して文字にも使用

改変後

紫を消したばかりか丁寧にバッチ(記章)も消して
おそらくふんわりした雰囲気を出そうとしてる
(余計な小細工であろう)

ヒロインは架空の人物だが、左右の二人は実在のサフラジェットの活動家




2024年8月12日月曜日

誰もが戦争に:録画メモ「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」

録画を観た。「フランス国民が皆英雄的に抵抗していたかのような欺瞞」、彼女自身は収容所を生き延びた過去がありそれを「レジスタンスの人すら無視する」ような当時のフランスの空気。そういう戦後をも彼女は生き抜いた。

 息子がイスラエルに渡ってキブツ体験している辺り「パレスチナ人を追い払って得た土地で」と冷めた目で眺めてしまうけどな。息子の恋人?っぽい若い女性が「女性が指導する国はイスラエル以外にあるか?」とシモーヌに語り掛ける。

 彼女の弁舌はさわやかで力強い。しかし人権保障を訴え外国人差別糾弾する諸々の言葉も、ガザやヨルダン川西岸で惨状が続く、ずっとずっと続く現況が露になって、この期に及んでは酷く皮肉に感じられる。だが絶望なんてしない。


 実際には英雄も裏切者も傍観者もいたのがペタン時代のフランス(もしかしたら本当に無自覚で何も知らないで過ごした人もいたのかもしれないが)戦争が終わって「さも皆レジスタンスでしたよ」みたいなフランス。ユダヤ人として収容され抵抗できていなかった彼女はフィアンセ一家との談話に微妙な笑みを浮かべる。 フィアンセは強引に「元レジスタンス」の華やかな宴に連れ出すが彼女が臆するのは元収容所の民であったゆえ英雄的なレジスタンスをしたわけではないと自覚しているから。フィアンセの方は無自覚だし無神経でもある… フランスではさも「皆レジスタンスしてました」が如くの歴史修正だが、日本ではよくよく「戦争に反対することなんてできなかった(自分はできなかった)⇒誰も戦争に反対しなかった、誰もが戦争に協力した」という認識になりがちで、正反対なのが興味深いところですね。 (こういう言説に、母は激怒したものだった。)

 フランスのエリート高等教育機関を卒業しながら、夫の仕事のためにキャリアを断念してせっせと夫を支える苦節??年があった後、「勉強再開する」「弁護士になる」で大反対する夫。笑ってしまうくらいありがちな風景であった。 

 なお、ずっと後になって判明する、彼女の父と兄が送られ、そこで命を絶たれたであろうというリトアニア・カウナス郊外の第九要塞には、1994年8月に訪れた。 調査結果を告げる人によると、そこに着いてすぐに銃殺されていただろうとのこと。 おそらくはこの「ダスヴィダーニャの道」で。 (「ダスヴィダーニャの道」と説明したのはガイドさんで、そのときの彼女の声を今でも覚えている。皮肉なことだと思った、プラシャイ(長きのお別れ)ではなくダスヴィダーニャ(また会う時まで)を使うなんて、銃殺までの道行きなのに、と。)
ダスヴィダーニャの道
第九要塞(カウナス)

※「ミス・マルクス」と同じディスクに録画


2024年6月9日日曜日

2024年5月25日土曜日

録画メモ:トリとロキタ

 ダルデンヌ兄弟最新作、早くもWOWOWで放映されていて録画できた。

しかしはやりダルデンヌ作品にはレニエが出て欲しい・・・

2024年5月23日木曜日

録画メモ:青いカフタンの仕立て屋 天国にちがいない

 WOWOWで録画

青いカフタンの仕立て屋


モロッコ、彼女たちの朝

天国にちがいない

録画メモ:コンパートメント№6/EO

 昨年2023年のベスト「コンパートメント№6」

WOWOW5/20録画、残り40分ほど。

                         

ロシアの人はこの時代(1990年代)は貧窮と大混乱で思い出したくないだろうけれど、なんとも懐かしい香りで”古き良き時代”に思えてしまう作品。

観た当時のSNS

インスタ

インスタ2

この監督の「オリ・マキの人生で最も幸せな日」も大好き。

(早稲田松竹で再見したときパンフレットを重複して買ってしまった。)






スコリモフスキ最新作「EO」

WOWOW5/21録画、残り40分ほど。

若々しいよな、このセンス。

ポーランド映画祭での先行上映のときは観られず、一般公開時に観た。


TOBE/ベニスに死す/世界で一番美しい少年

2024年5月12日日曜日

録画メモ もしも建物が話せたら

アップリンクで観たのは字幕版だったが、今般WOWOWで放映されたのは吹替版だった・・・

ワンドリンク付き(モスコーミュールだった?)で心震えながら観たな。




監督について - 映画『もしも建物が話せたら』公式サイト (uplink.co.jp)

6話オムニバス、最初のベルリンフィルハーモニーをはじめだいたい建物が自己紹介するパターンだが、ペテルブルクの国立図書館編は、ゴーゴリ『ネフスキー大通り』やグリーン『真紅の帆』等あの街の文学作品をぼそぼそ読み上げる。(この点、やはり吹替版だと残念。しかもナジェージダを「ナジャージダ」と言ってたような)撮ったのはドイツ人監督(これが遺作となった)だが、こういう破天荒なといか多分に主観的な撮り方、ソ連系のドキュメンタリーのマインドって感じがする。

三番目のノルウェーの重罪犯の刑務所はまた建物の自分語りに戻る。服役者は男性だが、看守は男女とも、身体検査の場面にも女性看守がいるのは敢えてそこまでする必要あるのかなあと複雑な気持ちになったものだ。

劇場で観た時もここでいったん休憩が入って、後半へ。後で考えてみて、前半の3作がおもしろくて、後半になるとちょっとだれた。だんだん同じような調子に思えてきたのだ。

4番目のレッドフォード監督の生物学研究所のは、友人がやや酷評していたんだけど、再見してみて、これは主語が建物になっていない場面が結構多かったので「看板に偽りあり」と言ってもよかったのかも、そういった部分が彼女は気に入らなかったのかな。割と普通のドキュメンタリーだった。

5番目のオペラハウスのが、ベルリンフィルのと傾向が似ていて、観るのにもちょっと疲れてきていたが、再見するとこっちはバレエの場面も多くて実はそれなりに楽しめた。

そして最後がポンピドゥーセンター。監督はブラジルの人だったか。


ツイッターでこんなやり取りもしていた。

(1) Xユーザーのグリゴリャン・アナイートさん: 「@KocmocKocma 「もしも建物が話せたら」というドキュメンタリーがありますね!知りませんでした。教えてくださってどうもありがとうございます✨ https://t.co/aq6RHgU71C」 / X (twitter.com)






2023年9月23日土曜日

EUフィルムデーズ2009

 観たのは

*アイルランド「ジョジーの修理工場」

小品ながら衝撃作だった・・・。

*イタリア「マイ・ブラザー」

イタリアの家族の歴史描く映画というと長時間でじっくりというのが多いがこれは100分だったか。割としんみりな作品だった。

*スウェーデン「クリスマス・オラトリオ」

初見は1990年代後半の北欧映画祭だったが、あの映画祭に通底した暗さが記憶に引っかかっていたところ、10数年ぶりに観る機会を得て、主演男優が来日して挨拶、その際実は彼はこの映画の後メンタル面で俳優業を休んでいたということを言っていて、映画の内容をなぞるような人生送っていたのかもしれない。その後回復しているんだろうか。

*イギリス「世にも憂鬱なハムレットたち」

劇中劇で、好みの映画。当時は意識しなかったが監督はケネス・ブラナーだったか。

*チェコ「カラマーゾフ兄弟」

これも劇中劇タイプの作品で、この年のEUフィルムデーズ中のベスト。一般公開して欲しかったな。

*デンマーク「ファイター」

当時のEUフィルムデーズには多かった移民二世とヨーロッパ側の受容のあり方を問うタイプの作品(今年のフィルムデーズのにもあったような)。でもこの頃はまだ前向きな未来志向な作品作りだったよなと回想してしまう。

*ポーランド「神さまの小さなお庭で」

警官主役のコメディーで面白くはあったが、英語字幕のみだったので、内容についていけないところが多々あって残念。

*ドイツ「耳のないウサギ」

サッカーシーンがあったと思う。

*ラトヴィア「バトル・オブ・リガ」

つまらなかったけど、ラストの俯瞰シーンは美しかった。

*リトアニア「永久機関」

内容覚えておらず、バルトの国々はまだおもしろい映画作れないでいるのかなと思ったのが記憶に残っている。

2011年の映画ベストテン投票用紙

 投票用紙が手元に残っているということは投票しなかったのかしらん。


日本映画

1 ひろしま

2 沈黙の春を生きて

3 ショージとタカオ

4 百合子、ダスヴィダーニャ

5 かすかな光へ

※たぶん、そもそもこの5本くらいしか邦画は観ていないだろう。

5の「かすかな光へ」は2023年現在内容を全く覚えていなかったが、HP観たら教育学者太田堯先生についてのドキュメンタリー映画だった。


外国映画

1 木洩れ日の家で(ポーランド)

2 蜂蜜(トルコ)

3 バビロンの陽光(イラク)

4 花嫁と角砂糖(イラン)

5 おじいさんと草原の小学校(南アフリカ)

※今でも印象深く心に残っているのは「木洩れ日の家で」と「花嫁と角砂糖」

やはりこの2国は映画大国でどんな時にも傑作を世に出してくる。