1.私のちいさなお葬式/Карп отмороженный
2.ファイアー・ブレイク~炎の大救出←すでに録画してあったらしい。記憶にないが。
3.名探偵のお弁当~ドストエフスキー『罪と罰』
1.私のちいさなお葬式/Карп отмороженный
2.ファイアー・ブレイク~炎の大救出←すでに録画してあったらしい。記憶にないが。
3.名探偵のお弁当~ドストエフスキー『罪と罰』
え?もう放映するの?この間公開していたのに(見逃したが)
と驚いた。
ひとまず録画。後で観る。
*クラシックTV ショスタコーヴィチ 2025/1/20
*バタフライエフェクト 戦争のトラウマ 2025/1/20
*旅するローマ教皇 2025/1/23
*関心領域 2025/2/3
*聖地に蜘蛛が巣を張る は未見
*熊は、いない
昨年、これを観てから(先行して息子の「君は行く先を知らない」を観ていた)母の介護に突入したので、しばらくは映画を見に行くことを控えざるを得なくなった。ある意味での映画納めになったのだが、そんな心の飢餓、不自由さを反映させもするような、パナフィ節の作品なのだった。苦しい思いが去来する。
*ペルシャ・レッスン
タイトルからは内容をすっかり忘れていた(ショックだ)。
製作国はロシア・ドイツ・ベラルーシとある。
シャフナザーロフのソ連時代の作品に、中央アジア方面の発掘現場から始まる”いけてない青春もの”があったが、主人公はペルシャ語を学ぶんだよね。タジクだけじゃなく、シルクロード一帯の研究のために。
そういうのは現実感を持てるけれど、この映画のペルシャ語の扱いはその点ちょっとなあという気がしてあまり入り込めなかった。私自身は未だにペルシャ語を学ぶ覚悟ができていない。
*父は憶えている
「ブランコ」や「ベシュケンピール」「あの娘と自転車に乗って」の頃はかなり好きだったのだけれど、最近の彼は変人の老人を描くようになってちょっとなあ・・・という感じ。この作品も敢えて映画館で見る気にはなれず、WOWOWの放映を録画した。
*ある人形遣い一家の肖像
人形劇の仕事を継ぐ気持ちは昔から一切なかったが、どう思っていたのやら。今になってはわからない・・・。
昨日NHK教育TVで「人形歴史スペクタクル 平家物語」の再放送が終わって、父を再び見送った気分になっているが、SNSで絶賛されているのは嬉しいものの「もう今ではこういう作品は作れない」と断言に近い書き込みが多く、実際に操演していた方たちも口々にそうおっしゃっているのだが、それでいいのだろうか?ととても悲しく思っている。どうにかして、将来も人形劇が続いて欲しい。私が思っているような、伝統的なスタイルではないにしても。
*遺灰は語る
タヴィアーニ兄弟作品。
WOWOWでやっていたドキュメンタリー映画特集から
*映画はアリスから始まった
*100人の子供たちが列車を待っている
これは懐かしい。今は亡きBOX東中野で山形国際ドキュメンタリー映画祭の東京上映で観た、ずっと前のことだ。ラトヴィアの「踏切のある通り、ミシェル・カレフィやアモス・ギタイのパレスチナを巡る作品群・・・懐かしい。
10月からまた山形国際ドキュメンタリー映画祭の諸作品の特集上映があり、なんと「100人の子供たちが列車を待っている」のイグナシオ・アグエロ監督の新作「ある映画のための覚書」も上映されるのだ。今度も鉄道絡みの話のようだ。
カレフィ、いまはクレフィと表記するのか、「石の讃美歌」「ガリレアの婚礼」「ルート181」懐かしい作品もラインナップにある。パレスチナ特集があるからなのだが、厚有状況だから素直に喜べないな。早く、過去のことになって欲しい。
今日もフリーパレスチナのスタンディングに行く。
昨年2023年のベスト「コンパートメント№6」
WOWOW5/20録画、残り40分ほど。
ロシアの人はこの時代(1990年代)は貧窮と大混乱で思い出したくないだろうけれど、なんとも懐かしい香りで”古き良き時代”に思えてしまう作品。
この監督の「オリ・マキの人生で最も幸せな日」も大好き。
(早稲田松竹で再見したときパンフレットを重複して買ってしまった。)
スコリモフスキ最新作「EO」
WOWOW5/21録画、残り40分ほど。
若々しいよな、このセンス。
ポーランド映画祭での先行上映のときは観られず、一般公開時に観た。
TOBE/ベニスに死す/世界で一番美しい少年
アップリンクで観たのは字幕版だったが、今般WOWOWで放映されたのは吹替版だった・・・
ワンドリンク付き(モスコーミュールだった?)で心震えながら観たな。
監督について - 映画『もしも建物が話せたら』公式サイト (uplink.co.jp)
6話オムニバス、最初のベルリンフィルハーモニーをはじめだいたい建物が自己紹介するパターンだが、ペテルブルクの国立図書館編は、ゴーゴリ『ネフスキー大通り』やグリーン『真紅の帆』等あの街の文学作品をぼそぼそ読み上げる。(この点、やはり吹替版だと残念。しかもナジェージダを「ナジャージダ」と言ってたような)撮ったのはドイツ人監督(これが遺作となった)だが、こういう破天荒なといか多分に主観的な撮り方、ソ連系のドキュメンタリーのマインドって感じがする。
三番目のノルウェーの重罪犯の刑務所はまた建物の自分語りに戻る。服役者は男性だが、看守は男女とも、身体検査の場面にも女性看守がいるのは敢えてそこまでする必要あるのかなあと複雑な気持ちになったものだ。
劇場で観た時もここでいったん休憩が入って、後半へ。後で考えてみて、前半の3作がおもしろくて、後半になるとちょっとだれた。だんだん同じような調子に思えてきたのだ。
4番目のレッドフォード監督の生物学研究所のは、友人がやや酷評していたんだけど、再見してみて、これは主語が建物になっていない場面が結構多かったので「看板に偽りあり」と言ってもよかったのかも、そういった部分が彼女は気に入らなかったのかな。割と普通のドキュメンタリーだった。
5番目のオペラハウスのが、ベルリンフィルのと傾向が似ていて、観るのにもちょっと疲れてきていたが、再見するとこっちはバレエの場面も多くて実はそれなりに楽しめた。
そして最後がポンピドゥーセンター。監督はブラジルの人だったか。
ツイッターでこんなやり取りもしていた。
観たのは
*アイルランド「ジョジーの修理工場」
小品ながら衝撃作だった・・・。
*イタリア「マイ・ブラザー」
イタリアの家族の歴史描く映画というと長時間でじっくりというのが多いがこれは100分だったか。割としんみりな作品だった。
*スウェーデン「クリスマス・オラトリオ」
初見は1990年代後半の北欧映画祭だったが、あの映画祭に通底した暗さが記憶に引っかかっていたところ、10数年ぶりに観る機会を得て、主演男優が来日して挨拶、その際実は彼はこの映画の後メンタル面で俳優業を休んでいたということを言っていて、映画の内容をなぞるような人生送っていたのかもしれない。その後回復しているんだろうか。
*イギリス「世にも憂鬱なハムレットたち」
劇中劇で、好みの映画。当時は意識しなかったが監督はケネス・ブラナーだったか。
*チェコ「カラマーゾフ兄弟」
これも劇中劇タイプの作品で、この年のEUフィルムデーズ中のベスト。一般公開して欲しかったな。
*デンマーク「ファイター」
当時のEUフィルムデーズには多かった移民二世とヨーロッパ側の受容のあり方を問うタイプの作品(今年のフィルムデーズのにもあったような)。でもこの頃はまだ前向きな未来志向な作品作りだったよなと回想してしまう。
*ポーランド「神さまの小さなお庭で」
警官主役のコメディーで面白くはあったが、英語字幕のみだったので、内容についていけないところが多々あって残念。
*ドイツ「耳のないウサギ」
サッカーシーンがあったと思う。
*ラトヴィア「バトル・オブ・リガ」
つまらなかったけど、ラストの俯瞰シーンは美しかった。
*リトアニア「永久機関」
内容覚えておらず、バルトの国々はまだおもしろい映画作れないでいるのかなと思ったのが記憶に残っている。
投票用紙が手元に残っているということは投票しなかったのかしらん。
日本映画
1 ひろしま
2 沈黙の春を生きて
3 ショージとタカオ
4 百合子、ダスヴィダーニャ
5 かすかな光へ
※たぶん、そもそもこの5本くらいしか邦画は観ていないだろう。
5の「かすかな光へ」は2023年現在内容を全く覚えていなかったが、HP観たら教育学者太田堯先生についてのドキュメンタリー映画だった。
外国映画
1 木洩れ日の家で(ポーランド)
2 蜂蜜(トルコ)
3 バビロンの陽光(イラク)
4 花嫁と角砂糖(イラン)
5 おじいさんと草原の小学校(南アフリカ)
※今でも印象深く心に残っているのは「木洩れ日の家で」と「花嫁と角砂糖」
やはりこの2国は映画大国でどんな時にも傑作を世に出してくる。