黒田龍之助先生の近刊は三修社から。
『初級ロシア語文法』。
(オデッサ・コスモスへの投稿はこちら。)
先生ご自身が序文に書かれているように、「思いっきり正統派」で「直球勝負」のタイトル、それに内容、であるようだ。
黒田先生は、NHKの、特にTV講座では優しげににこにこしていらっしゃったけれど、実際の授業ではびしばしと厳しかったのだ。
だから、こういう「思いっきり正統派」が本来の黒田先生なのだ。
とはいえ、本文は会話調で堅苦しくないように工夫されているとのこと。
「参照する文法ではなく読む文法」
そういえば、岩波の新刊案内(1月)に、『英語で話すヒント 通訳者が教える上達法』という新書の紹介がある。
「まず日本語で考える」
「単語は全部聞き取れなくてよい」
「発音よりリズム」
「文学作品を楽しもう」
といったことが書かれている。
英語もそうなのか。
結構賛成だ。
ロシア語においてもそれは言えている、という指摘が多い。
特に「発音よりリズム」は、確かにそうだという印象を持つ。
発音はある程度ごまかしがきくにしても、リズムが違うと決定的に通じない。
三修社
http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=3794
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