2011年12月20日火曜日

おでっさに行きたしと思えどおでっさはあまりに遠し

来年早々にオデッサ歌劇場の初来日公演がある。
演目は「トゥーランドット」と「イーゴリ公」。

「トゥーランドット」なんてどうでもいいから、ボロディンの「イーゴリ公」を聴きに行きたいのだが、日本のプロモーターの主眼は明らかに「トゥーランドット」にあり、「イーゴリ公」はたった3公演しかない。

2012年1月13日(金)18:00 武蔵野市民文化会館大ホール
2012年1月14日(土)16:00 Bunkamuraオーチャードホール
2012年1月28日(土)15:00 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール

武蔵野市民文化会館は会場としてはなかなかいい。
あと、個人的にはあそこのチラシは好きだ。
やたら煽り文句が凄くて、「おっ!」と思わせるけれど、「それでいつやるの?」と公演日時を確かめようとすると結構わかりにくい、という、あのチラシです。文字ばっかり。
でも、金曜の18:00開演、しかも吉祥寺駅からバスに乗っていくあの会場って、有休取らないとだめでしょ。
しかも金曜だ。先約あり。残念。

オーチャードは12月22日にリニューアルオープンで、どんなふうに変わっているだろうか。
これまでモスクワ・シアター・オペラを聴いたことがあるが、オペラの会場としては最上級ではない、という印象だった。
行かれるとしたらここだろうか。
でも、この日はフルジャノフスキーが…。
フルジャノフスキー、8月の来日時には私がちょうどロシアに行っていて、お話を伺うことができなかったのだ。
「一部屋半」は素晴らしい。
きっとこの映画のことをすると思うのだが、オデッサオペラがオーチャードで16:00開演となると、終演は19:00過ぎ、あるいはもっと遅いだろう。
完全に間に合わない。
どちらかを諦めざるを得ない。

かといってオデッサ・オペラの「イーゴリ公」を、28日に神戸まで聴きに行くってどうなんだ?
それはないだろう、あまりにも。
(と思いつつも、ついでに神戸観光とか考えている自分が怖い。)
いやいやいや。
神戸に観に行くくらいならオデッサに聴きに行きたい。

「オデッサ・コスモス」の背景に使っているこの写真は、2007年9月1日撮影のオデッサ歌劇場前の灯です。
9月1日がオデッサの市制記念日なのだそうで、2007年は123周年だったとのこと(←ちっともメモリアルイヤーではない)で、一日お祝いをしていて、夜もこんな具合に灯をともしたりライティングしたり花火を上げたりしていました。

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