豊島公会堂、行ってみてびっくりの、大変古風なホールでした。
トランペットのアンドレイ・イコフさん(伴奏オリガ・マカロワさん)
メゾ・ソプラノのワレンチーナ・パンチェンコさん(伴奏ユーリー・イリンさん←ゴルバチョフさんのそっくりさん?)
ハープの中村愛さん
という、不思議な組合せのコンサートだった。
ジュゼッペ・ヴェルディ「運命の力」より幻想曲
セルゲイ・ラフマニノフ 12の歌より第11番春の洪水
アレクサンドル・アルチュニャン 演奏会用スケルツォ
ミハイル・グリンカ プーシキン作詞 「イネジーリアよ、私はここに」
アントン・ルビンシュテイン プーシキン作詞「夜」
アレクサンドル・ワルラモフ コリツォフ「愛しい人、どこへ?」 Где, ты мой?
この3曲はパンチェンコさん
カール・ヘーネ「スラヴ幻想曲」
ピョートル・チャイコフスキー バレエ「白鳥の湖」より「ナポリの踊り」
ジョセフ・トゥリン「イントラーダ」
ジャン・アブシル「物語コンテス」OP.76
「ヒロイック」
「スラヴォニック」
「フナンブレスカ」
レインゴリド・グリエール 即興曲
エカテリーナ・ワルター=キューネ 歌劇「エヴゲニー・オネーギン」の主題による幻想曲
この2曲は中村さん
ジョージ・ガーシュイン「ラプソディー・イン・ブルー」
アンコール
「さくら」
クロード・ボリングClaud Bolling「いたずらポルカ」(Rag Polka)
アンコール曲の表示が貼ってあるのではなくて、机の上に置いてあるだけで、とてもわかりにくかった。
それにどうみてもBoltingって読めるのだが。
パンチェンコさんはすらりとした背の高い人で、指を鳴らしたりしながら、落ち着いた声で歌っていたが、何せロシア語なので、単語レベルでは多少聞き取れるものの、やはり全訳とはいわないまでも、どんな内容の歌なのかの説明がプログラムノートに書いていて欲しかった。
せっかくの美声なのに、内容がよくわからないでは悲しい。
中村さんのハープは期待以上によかった。
ハープのソロを聞いたのは初めてだったと思う。
イコフさんのトランペット、ナカリャコフのような響きを期待していたら、それはちょっと違っていたが、会場のせいだったかもしれない。
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