2023年2月22日水曜日

猫の日の読書

まだ読みかけなんですが、猫の日なので 


やっぱり英米文学中心で(最後に「英米文学位階の猫」が一章ある)、ごく最近のストリートキャット出身のボブの訃報まで載っているのだけれど、ラダやチャペックの猫たち、チャルーシン、ビアンキ、それに何といってもウスペンスキーのマトロスキンが登場しないのは寂しい。マトロスキーン!
つまり、児童文学にはあまり頁が割かれていない。これだけで一冊できそうだからな。

ブルガーコフのあの猫はさすがに出てくるのだが、”ベヘモート”になっちゃってる。英訳だとそうなるのか?(プラハがプラーガになるような、Х←→Г交替現象)
ロシア語ではカバのことだけど、ヨブ記に登場する、ヘブライ語で「奇怪な、怪物めいた動物」だそうだ。

巻末リストもあまり詳しくない。(訳者・編集者にもっとがんぱって欲しかった。)


0 件のコメント:

コメントを投稿