2012年6月3日日曜日

予想ができない

仲間内でユーロ2012の予想をする時期がやってきた。
予想というか、期待なのだ。
優勝はドイツか。
これも予想というより、ある種の期待であるが。
しかし願望では、もちろんロシア若しくはウクライナだ。

2004年にはギリシャの優勝、チェコの準優勝を当てた。
それははっきり言って偶々当たってしまったのだ。
各国の選手の情報とか、戦術とか、一切無しだったから、却ってよかった。
皆からアイスクリームを奢ってもらった。
いい夏だった。
(アイスクリーム権は一年以上確保できた。)

2008年にはロシアベスト4を当てた。
これも予想ではなく期待だった。
実際にはグループリーグ突破も怪しいと考えていた。
お馴染の若々しい連中にセマクとスラーヴァを加えて理想的なメンバーではあったが。
(但し実働的になるのは数年後かと思っていた)。

さて、今回、やはり希望ばかりが先走る。
グループリーグは突破して欲しい。
が、それも簡単ではないのでは?
期待値はあまり高くない。
皆あれから4年分年を取ったし。

予選でのロシアは、首位通過ではあったものの、それはアルメニアのおかげだ。
2~3位グループだったアイルランドやマケドニアをやっつけ、ロシアには負けてくれたのだから。
パヴリュチェンコにハットトリックされてしまったが、アルメニアはいいチームだ。
いつの間にこんなにいい選手が育ったのだ?
ロシア各クラブも、アルメニアやイランの選手をもっと入れて欲しい。
まあ、それはともかく、観ていて盤石という感じは全然しなかったし、若者いないし、ユーロ後誰が監督なるのかにもかかっているが、これからに期待する。

とは言え、とは言え、である。
まずグループ突破はしなければ。
あとは、一戦一戦全力で(←これが彼らには最も苦手)。

まずアルシャーヴィンはあまりあてにしないこと。
予選の最中もさして当てにはならなかったし。
勿論活躍してくれれば、それに越したことはありません。
フペリョート、シャーヴァ。
ケルジャコフは現在の好調を維持してくれればいいが、逆にケルジ不調だと、他に頼れる人物が思い浮かばない。
気まぐれFWのパヴリュチェンコとポグレブニャク。
特にパヴリュクは全然百発百中ではなく、90発目以降の精度が俄然増してくるというタイプなので、長~い目で観ていなければならない。
あと、当てにできない選手としては、ザーガことザゴエフがいる。
「前半と後半でまるで別人」
「試合時間中80分はどこにいたの?だけど、ワンプレイで存在感を発揮」
という、ある意味典型的なロシアの選手になりつつある。
(カフカースの選手が、ということかもしれない。)
GKはスラーヴァでもアキンフェーエフでも。

仮に勝ち進んだとして、Bグループのドイツ、オランダあたりと当たってしまうか。
おお。

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