2012年6月3日日曜日

ユーロ2012出場国紹介④グループD

ユーロ2012まで一週間きってしまったので、急がないと。
グループDについてをまだ書いていませんでした。

どの国もなかなか癖のある国で、なかなかまとまらず、ずるずる先延ばしにしていたけれど、時間がないので、途中ですが、書きかけのまま公開します。

Группа D

УКРАИНАウクライナ

書籍

ウクライナと言えば、国民的詩人のシェフチェンコですね。
『マリア』という慎ましやかな詩集が訳されています。
しかし、実を言うと私は詩心がないので、詩というものは(特に外国語の)よくわかりません。
分厚い近未来小説『大統領最後の恋』では、プーチンさんが2012年に大統領に返り咲くことを見事に当てています。
私はてっきりドロフェイの飼い主殿が再選されるかと考えていたので(希望的観測というものでしたが)、作家クルコフの眼力に驚いてしまいました。

サッカー本で重要なのは、ノンフィクションで『ディナモ―ナチスに消されたフットボーラー 』。
できれば、ウクライナ人の手による書籍を読みたいものですが。

映画

「ズヴェニゴーラ」「大地」「武器庫(アルセナール)」などの傑作を生み出したドヴジェンコをはじめ、巨匠・鬼才を輩出したウクライナ映画ですが、現在は振るいません。
オデッサスタジオのキーラ・ムラートヴァが孤軍奮闘している状況です。
ユーリー・カラは、以前は瑞々しく素晴らしい作品を撮っていたものですが。
しかし、ことサッカーアニメに関してはなかなかいけるのです。
古くはダフノの「3人のコサック」シリーズのサッカー編
«Как Казаки В Футбол Играли»(いかにしてコサックはサッカーをしたか)
これは大会前・大会中は必見、気分を盛り上げましょう!
そしてウクライナ・プレミアリーグの各クラブの紹介アニメーション。
これらは「オデッサ・スタジオ」で紹介していますので、どうぞご覧ください。


ШВЕЦИЯスウェーデン

書籍

アスリッド・リンドグレーンのジュブナイルの数々を、子どもの頃は愛読したものです。
しかし、その中にサッカーの場面があったかどうかは思い出せない。
カッレくんにしろ、やかまし村にしろ、11人よりもずっと少人数のグループでの行動が主流なのではないか。
ドラゴスラヴ・ミハイロヴィッチ著『南瓜の花が咲いたとき』は、前世紀中頃に旧ユーゴスラヴィアからスウェーデンに移り住んだ主人公が格闘技系の才能の持ち主であって、イヴラ様の肉親のように思えてしまう。

映画化されたらしいけれど、現地でもDVD化はされていないようです。
しかし、なかなかきつい内容です。

映画

巨匠ベルイマン…は個人的に苦手です。
ラッセ・ハルストレム監督の80年代の子どもを主人公にした映画は好き。
サッカー映画では1974年制作の「サッカー小僧」が筆頭に挙げられるでしょうが、旧ソ連が敵役なのがマイナスポイント。
で、私のお気に入りはサッカー少女サガちゃんが圧倒的に可愛い「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」だ!

フランスとイングランドは後ほど追加します。

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