これぞポーランドポスター!っていうのが揃っていて、解説も??なのは殆どなくて(「黄昏」の解説で原作者イサーク・バーベリがロシアの作家って書いてあったのに、ちょっと違和感持っただけ。オデッサ派の彼はウクライナ若しくはソ連の作家では?)、これでポーランド語読めてポスターの文字情報理解できたらもっと嬉しかっただろうな。
冒頭のボリス・ゴドゥノフいいぞ~!
*サーカスのポスター多い。動物たち可愛い♡
*最初の展示室、一人きりで、オデッサ美術館みたいだった(猫はいないが)いずれにしてもゆっくり静かに観られて最高!
*ポストカードとか関連グッズはない。売っているのはカタログのみ。そのカタログも一般書籍として他でも入手できる。あと、ポーランド陶器売っていた。
*カタログ、論文は少なめ。
じっくり鑑賞して3時間以上滞在していた。
見逃せないのは地下の美術図書室。
企画展特集で過去のポーランドポスター展図録が手に取れる。
美術図書室(地下1階)の特集メモ
①ストライプハウス美術館 現代ポーランド・ポスター展 1981.7.13~8.8
②ストライプハウス美術館 ポーランドテアトロポスター展 1982.68.6~8.27
③ストライプハウス美術館 ポーランドフィルムポスター展 1983.7.2~8.6
④ストライプハウス美術館 ポーランドポスター7作家のキャラクター展 1988.7.5~7.27
⑤サントリー美術館 ポスターの歴史100年 変わりゆく女性作家 1995.2.21~4.9
⑥神奈川県立近代美術館 ポーランド現代ポスター展 1975.8.30~9.28
※今回の展示にもあったレニツァ等のポスターがいっぱい。但し、全編カラーではなく、一部のみカラーでモノクロページが大半。
⑦神奈川県立近代美術館 ポーランド現代版画ポスター展 1980.2.17~3.20
⑧ワルシャワ国立美術館 Józef Mroszczak(英文) 2006
⑨構成的ポスターの研究 中央公論美術出版 2001
⑩サントリー美術館 ポスター芸術の巨匠たち 2003.6.20~7.27
⑪武蔵野美術大学美術館 20世紀から21世紀へ 転換期のポーランドブックアート
2011年10月21日(金)〜2011年11月19日(土)
※カタログは2000円で販売されてる!
⑫大阪芸術大学博物館 戦後ヨーロッパ・グラフィックの潮流 2003.1.7~2.12
※サーカスを描いたポーランド・ポスター
⑬国立近代美術館 グラフィックデザインの今日 1990.9.26~11.11
⑭サントリー美術館 ロートレックからホックニーまで サントリー美術館所蔵グランヴィルコレクション ポスター芸術100年展 1990年3月7日-4月15日
⑮日本デザイン学会 デザイン学研究 1992 年 1992 巻 89 号 p. 71-78 現代ポーランドポスターの特質について 松浦 昇
※ここでダウンロードできる。
⑯金沢大学教育学部紀要 人文科学・社会科学編 ポーランドポスターの研究 (2): ヴィラヌフ・ポスター美術館について 松浦曻 巻41 ページ37 - 44 発行年1992-02-28
※ここでダウンロードできる。かなりぼやっとした画像になるが。
⑰渋谷区立松涛美術館 ポーランド写真の100年展 2006.7.25~8.27
⑱都立現代美術館 転換期の作法 ポーランド・チェコ・スロヴァキア・ハンガリーの現代美術 2006年01月21日(土)〜03月26日(日)
⑲グラフィック・デザイン&デザイナー事典
⑳
㉑
㉒都立庭園美術館 20世紀のポスター [タイポグラフィー] —デザインのちから・文字のちから— 2011.1.29~3.27
左はポーランド国旗だと思われる。
ロシアアヴァンギャルド展の時と違ってポスター貼ってないし、割と地味な企画展の印象ですね。
うちからは2時間以上するんで、着いたらまず庭園でお食事ですよ。
海の見える東屋でね
新逗子駅からバスに乗ってきたが、同じバスに乗り合わせた女性たちは「葉山女子旅きっぷ」のフリーチケットお持ちのようだった。
後でカタログみたけど、品川からお食事・お土産つきで往復3000円のようで、私みたいに美術館ピンポイントで来てお弁当持参(今回は生協の塩パンにベーコンとチーズ、ジャムを鋏んだだけだったが、気合を入れる時はピロシキ焼いてきたりする)だと、このチケットはお得ではない。
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