2013年3月6日水曜日

今年は少し遅れ気味

昨年の確定申告のことは「すばやく済ませる」に書いたように、1月24日に申告書を提出し、2月半ばに還付金が戻って来ていました。

今年は1月31日に提出したら、2月中は「まだ戻らないのかな?」と思っている間に過ぎてしまい、今日になってやっと口座に入金されていました。提出が1週間違うだけで、還付金が入金されるのが2週間以上遅くなるのですね。書類が揃ったらさっさと済ませるべし。

今年の場合、申告書用紙を税務署に貰いに行ったときに対応してくれた人がやや要領が悪くて(親切ではあったが)、結局こちらの求めている用紙を揃えてくれていなかったのです。
申告書を書く段階で「これがない」「この用紙は違う」などということが判明し、国税庁のサイトから用紙をプリントするという手間がかかってしまいました。
私が欲しかったのは「公益社団法人等寄附金特別控除額の計算明細書」用紙(PDF)。

こちらの用紙記載の計算式に基づいて特別控除額を出したら、確定申告書第一表の右側「税金の計算」の25~28の「政党等寄附金等特別控除」の欄にその額を記入します。
(「政党等~」と書いてあると、まるで政治献金でもしたかのような印象を持ってしまったのですが、25が政党等政治団体への寄附、26が認定NPO法人等への寄附、27が公益社団法人等への寄附、28が特定震災指定寄附金なのです。)
そして、申告書第二表の「○住民税に関する事項」の「条例指定分」で、「都道府県」欄と「市区町村」欄に該当額を記入します。
このうち、「都道府県」については、東京都の場合「東京都の条例寄付金一覧」でその法人が該当するかどうか調べることができます。
ユニセフ・ユネスコ・プランジャパン・UNHCRなど著名な団体は皆OKです。
それでは「市区町村」に該当するのはどうやって調べるのか?
まず、自分の住んでいる自治体のHP上に載っているかと思って探してみましたが、見つかりませんでした。
なので、市役所の税務課に電話をして「HPに載っているのでしょうか?」と尋ねたところ、HPには載せていません、その団体が市の条例指定の法人かどうかはおっしゃっていただければ調べてお答えします、と回答されました。
寄附をした団体を全部挙げていったところ、「A,B,C,Dは都条例指定の法人に該当しますが、市の条例指定には当たりません。E(市内にある福祉作業所)は都と市の両方に該当します」という風にきちんと答えていただきました。
いや、でも都に関しては自分で調べたから、教わるまでもなかったのですが…。
つまり、市の税務課としては、積極的に情報を公開してはいないけれど、聞かれればお答えしますよ、という姿勢なのでした。それってどうなのだろうと思い、(聞かないとわからないわけだから、該当しないのかと思って余計に税金を払ったままになる人も少なくないのでは?)もっとわかりやすく親切に情報を公開して欲しいと言いはしましたが。
おそらく、都条例指定に該当する法人の中で、住んでいるその市に所在地のある法人が、市条例指定に該当するということなのではないかと。
申告書の書き方に戻りますと、申告書第二表の一番最後、「○特例適用条文等」に「措法41の18の3」と書くのをお忘れなく。
これで住民税も少しお得になります。

2013年3月5日火曜日

冬休みの話題6  最終回?

アンジがアラン・ザゴエフに2500万ユーロ、とかジーマ・スィチョフがディナモ・ミンスクへ、とか、今日のニュースに挙がっているけれど、ひとまず冬休みは終わりです。
ロシアプレミアリーグは8日から、一部リーグは11日から再開します。
ロシアプレミアリーグ2012~2013年冬の移籍情報最終回?

アラニヤ・ウラジカフカス
加入
レナン・ブレッサン(ベラルーシ) バテ・ボリソフ(ベラルーシ)→
オグネン・ヴラニエシ(ボスニア) FKクラスノダール→
ソスラン・ジャナエフ テレク・グローズヌィ→
ゲオルギー・チャントゥリヤ(グルジア) ヴィテス(オランダ)→
★アレクサンドル・プルドニコフ クバン・クラスノダール→
ゲオルギー・ガブロフ アンジ・マハチカラ→
★マムカ・コバヒセ(グルジア) ゼスタフォニ(グルジア)→
ロドリフォ・セライヤ(エルサルバドル) アリヤンサ(エルサルバドル)→
ヴェリントン(ブラジル) フラメンゴ(ブラジル)→
★ドミトリー・チヒー ルチ=エネルギヤ・ウラジオストク→
★ロイストン・ドレンテ(オランダ) フリーエージェント
移籍
カズベク・ゲテリエフ →カイラト(カザフスタン)
ドミトリー・ゴルボフ →FKウファ
ダヴィド・ギゴラエフ →所属なし
★カルロス・カルドソ(ブラジル) →所属なし
★サンジャル・トゥルスノフ(ウズベキスタン) →所属なし
★ロランド・ギゴラエフ →ペトロトレスト・サンクト=ペテルブルグ
★セミョーン・ブルガル(モルドヴァ) →ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド

アムカル・ペルミ
加入
ブラゴイ・ゲオルギエフ(ブルガリア) テレク・グローズヌィ→
マクシム・カヌンニコフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→
ニキータ・ブルミストロフ アンジ・マハチカラ→
★ウラジーミル・カメシュ(ラトヴィア) メタルルグ(ラトヴィア)→
移籍
パーヴェル・イグナトヴィチ →ディナモ・モスクワ
★セルゲイ・ガラシチェンコフ(ウクライナ) →カルパティ・リヴォフ(ウクライナ)
★マルコ・ブラジチ(セルビア) →ブニョドコル(ウズベキスタン)
★スタニスラフ・マチャシュ →チェルノモーレツ(ブルガリア)
★アンドレイ・ダニロフ →オクタン・ペルミ
★ミハイル・オパリン →FKカルーガ

アンジ・マハチカラ
加入
アンドレイ・エシェンコ ロコモチフ・モスクワ→
ヴィリアン(ブラジル) シャフチョール・ドネツク(ウクライナ)→
★エミル・スパヒチ(ボスニア) セビージャ(スペイン)→
アレクサンドル・トゥンジェンコフ ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ→
移籍
ゲオルギー・ガブロフ →アラニヤ・ウラジカフカス
ニキータ・ブルミストロフ →アムカル・ペルミ
シャミーリ・ラヒヤロフ →クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
クリストファー・サムバ(コンゴ) →クイーンズ・パーク・レンジャーズ(イングランド)

ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド
加入
★アドリアン・ロポタン(ルーマニア) ディナモ・モスクワ→
★ロメオ・カステレン(オランダ) フリーエージェント→
★ヴィタリー・ボルディヤン(モルドヴァ) メタリスト・ハリコフ(ウクライナ)→
★アントン・プチロ(ベラルーシ) フライブルグ(ドイツ)→
★セミョーン・ブルガル(モルドヴァ) アラニヤ・ウラジカフカス→
★ピョートル・ポルチャク(ポーランド) テレク・グローズヌィ→
★ヴァレリー・キチン(キルギス) ドルドイ(キルギス)→
★イリヤ・ペトロフ FKクラスノダール→
★ウラジーミル・トルシェンツェフ ディナモ・モスクワ→
移籍
ウラジスラフ・ルィジコフ →ファケル・ヴォロネジ
★メルスジン・アフメトヴィチ(ボスニア) →サリュート・ベルゴロド
イリヤ・マクシモフ →クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
★イヴァン・マクシモフ →クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
★ダニー・ボンダルフ(イスラエル) 契約破棄
★シャミーリ・クルバノフ →バルチカ・カリーニングラード
★セルゲイ・ヴァガノフ →ロトル・ボルゴグラード

ディナモ・モスクワ
加入
アレクサンドル・エプリャヌ(モルドヴァ) クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ→
パーヴェル・イグナトヴィチ アムカル・ペルミ→
★セルゲイ・ダヴィドフ ルビン・カザン→
★ユーリー・キリロフ FKウファ→
移籍
★アドリアン・ロポタン(ルーマニア) →ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド
ズヴェズダン・ミシモヴィチ(ボスニア) →広州(中国)
Гуанчжоуは 「広州」かと思うのですが、正確なところは不明。
ゴルドン・シリデンフェリド(クロアチア) →PAOK(ギリシャ) 
パーヴェル・ネハイチク(ベラルーシ) →バテ・ボリソフ(ベラルーシ)
★アンドレイ・パニュコフ →FKヒムキ
★セルゲイ・テレホフ →ヴォルガリ・アストラハン

ゼニット・サンクト=ペテルブルグ
加入
★ミラン・ロディチ(セルビア) OFK(セルビア)→
★ルイシ・ネトゥ(ポルトガル) シエナ(イタリア)→
★ドミトリー・テレギン トミ・トムスク→
移籍
マクシム・カヌンニコフ →アムカル・ペルミ
レナート・ヤンバエフ →ロコモチフ・モスクワ
ミカエル・ラムブ(デンマーク) →ボーフム(ドイツ)
★ダンコ・ラゾヴィチ(セルビア) →ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ
★イーゴリ・チェミナヴァ →トミ・トムスク
★イリヤ・ズエフ →トミ・トムスク

FKクラスノダール
加入
セルゲイ・ペトロフ クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ→
イサエル(ブラジル) ナシオナル(ポルトガル)→
アレクサンドル・フィリツォフ ロコモチフ・モスクワ→
★アドリフ・テイク(カメルーン) メタルルグ・ザポロジエ(ウクライナ)→
★マウリシオ・ペレイラ(ウルグアイ) ラヌス(アルゼンチン)→
移籍
ユーラ・モフシシャン(アルメニア) →スパルターク・モスクワ
オグネン・ヴラニエシ (ボスニア) →アラニヤ・ウラジカフカス
セルゲイ・キスリャク(ベラルーシ) →ルビン・カザン
アレクサンドル・アミスラシヴィリ(グルジア) →クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
アレクサンドル・エロヒン →エスカー=エネルギヤ・ハバロフスク
フィズィル・アッパエフ →ロトル・ヴォルゴグラード
★イーゴリ・ウスミンスキー →テレク・グローズヌィ
★イリヤ・ペトロフ →ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド

クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
加入
アレクサンドル・アミスラシヴィリ(グルジア) FKクラスノダール→
レジナリ・ゴリョー(ハイチ) スタンダール(ベルギー)→
前回「ゴレ」としていましたが、Горёだそうです。
スタニスラフ・ドラグン(ベラルーシ) ディナモ・ミンスク(ベラルーシ)
イリヤ・マクシモフ ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド→
シャミーリ・ラヒヤロフ アンジ・マハチカラ→
★エミン・マフムドフ スパルターク・モスクワ→
★イヴァン・マクシモフ ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド→
既に移籍が決定したイリヤ・マクシモフはイヴァンのお兄さん。
ベヌア・アングブヴァ(カメルーン) ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ→
イーゴリ・ポルトニャギン ネフテヒミク・ニジネカムスク)→
ヴィクトル・クジミチェフ ルビン・カザン→
アレクサンドル・マカロフ シビリ・ノヴォシビリスク
移籍
セルゲイ・ペトロフ →FKクラスノダール
アレクサンドル・エプリャヌ(モルドヴァ) →ディナモ・モスクワ
パブロ・セバリオス(パラグアイ) →エメレク(エクアドル)
「加入の可能性あり」だったアントン・ザボロトヌィ(ツェスカ・モスクワ)、いいと思ったのですが、成立せず。

クバン・クラスノダール
加入
アントン・セクレト  ヴォルガリ・アストラハン→
★アイオデレ・アデレイエ(ナイジェリア) タヴリヤ・シンフェローポリ(ウクライナ)→
★シャルリ・カボレ(ブルキナファソ) マルセイユ(フランス)→
★シャンダオ(ブラジル) スポルティング(ポルトガル)
★レアンドロ(ブラジル) アルセナール・キエフ(ウクライナ)→
★バウィルジャン・イスラムハン(カザフスタン) タラズ(カザフスタン)→
移籍
スタニスラフ・ナマシコ(モルドヴァ) →マラヴァン(イラン)かと思いきや、
★スタニスラフ・ナマシコ(モルドヴァ) →ヴォルガリ・アストラハン
ですって!どちらもカスピ海?でもイランでプレイするロシア人選手っていうのはなくなったんだ。
★アレクサンドル・プルドニコフ →アラニヤ・ウラジカフカス
★ゼラオ(ブラジル) →アスタナ(カザフスタン)
★アントン・ロゴチイ →FKヒムキ
ニコライ・ジリャエフ 契約満了

ロコモチフ・モスクワ
加入
ヴィタリー・デニソフ(ウズベキスタン) ドニエプル(ウクライナ)→
レナート・ヤンバエフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→
移籍
アンドレイ・エシェンコ →アンジ・マハチカラ
マクシム・べリャエフ →ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ
アレクサンドル・フィリツォフ →FKクラスノダール
レト・ツィグレル(スイス) →フェネルバフチェ(トルコ)

モルドヴィヤ・サランスク
加入
ミラン・ペレンディヤ(ルーマニア) オツェルル・ガラツィ(ルーマニア)→
ダニエリ・オプリツァ(ルーマニア) ペトロルル(ルーマニア)→
ウラジミル・ボージョヴィチ(モンテネグロ) ラピド・ブカレスト(ルーマニア)
★アカーキー・フブチヤ(グルジア) ガズ・メタン(ルーマニア)→
移籍
アレクサンドル・シムチェヴィチ(セルビア) →シャフチョール・カラガンダ(カザフスタン)
ロマン・コンツェダロフ →スパルターク・ナリチク
マクシム・ジェストコフ ブラガ(ポルトガル)→
★アレクセイ・ムルダロフ アクトベ(カザフスタン)→

ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ
加入
マクシム・べリャエフ ロコモチフ・モスクワ→
★ダンコ・ラゾヴィチ(セルビア) ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→
★チモフェイ・マルガソフ エニセイ・クラスノヤルスク→
★ゲロフ・カンガ・カク(ガボン) ムハハ(ガボン)→
★ネマニヤ・ニコリチ(セルビア) グルバリ(モンテネグロ)→
移籍
アンリ・ハグバ 契約満了
ドラガン・ブラトニャク(ボスニア) →ハイドゥク(クロアチア)
デヴィド・ベントリ(イングランド) →トッテナム(イングランド)
ベヌア・アングブヴァ(カメルーン) →クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
★イリヤ・マジロフ 契約破棄
★セルゲイ・ベロウソフ →シンニク・ヤロスラーヴリ
★アレクサンドル・トゥンデンコフ →アンジ・マハチカラ

ルビン・カザン
加入
セルゲイ・キスリャク(ベラルーシ) FKクラスノダール→
ヤン・エム=ヴィラ(フランス) レンヌ(フランス)→
★ヴァギズ・ガリウリン(ウズベキスタン) →ネフテヒミク・ニジュネカムスク
移籍
カルロス・エドゥアルド(ブラジル) →フラメンゴ(ブラジル)
サリヴァトーレ・ボケッティ(イタリア) →スパルターク・モスクワ
ピョートル・ブィストロフ 契約終了
★セルゲイ・ダヴィドフ →ディナモ・モスクワ
★ミハイル・プラチカ(モルドヴァ) →ネフテヒミク・ニジュネカムスク
★メラビ・ウリジヤ →ネフテヒミク・ニジュネカムスク
★パルヴィジョン・ウマルバエフ(タジキスタン) →ネフテヒミク・ニジュネカムスク
★ヴィクトル・クズミチェフ →クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ

スパルターク・モスクワ
加入
マジド・ウォリス(ガーナ) ヘケン(スウェーデン)→
ユーラ・モフシシャン(アルメニア) FKクラスノダール→
サリヴァトーレ・ボケッティ(イタリア) ルビン・カザン→
マクシム・エルマコフ FKクラスノダール→
★オグネン・ヴコエヴィチ(クロアチア) ディナモ・キエフ(ウクライナ)→
★アグヴァン・パピキャン(アルメニア) LKS(ポーランド)
移籍
デミ・デ・ゼウヴ(オランダ) →アンデルレヒト(ベルギー)
★エミン・マフムドフ →クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
★ウラジーミル・オブホフ →トルペド・モスクワ
★ヴェリトン(ブラジル) →グレミオ(ブラジル)
★アルトゥール・マロヤン →シンニク・ヤロスラーヴリ
★イーゴリ・ゴルバテンコ 契約破棄

テレク・グローズヌィ
加入
ファクンド・ピリス(ウルグアイ) ナシオナル(ウルグアイ)→
★イーゴリ・ウスミンスキー FKクラスノダール→
★ユハニ・オヤラ(フィンランド) ヤング・ボーイズ(スイス→)
★カヌ(ブラジル) アンデルレヒト(ベルギー)→
移籍
ブラゴイ・ゲオルギエフ(ブルガリア) →アムカル・ペルミ
ソスラン・ジャナエフ →アラニヤ・ウラジカフカス
ザウル・サダエフ →ベイタル(イスラエル)
ジャブライル・カジエフ →ベイタル(イスラエル)
★ピョートル・ポルチャク →ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド

ツェスカ・モスクワ
加入
ヴァグネル・ラヴ(ブラジル) フラメンゴ(ブラジル)→
★ドミトリー・エフレモフ アカデミヤ・トリヤッティ→
移籍
キム・インソ(韓国) 所属なし
セミョーン・フョードロフ →ロコモチフ・モスクワ2
アルチョム・ポポフ →ロコモチフ・モスクワ2
セク・オリセ(ナイジェリア) →PAOK(ギリシア)
★アントン・ザボロトヌィ →FKウファ
★レオニード・ロジオノフ →シンニク・ヤロスラーヴリ

CSKA本田がリバプールに移籍というロシアの声(旧モスクワ放送)の記事がありましたが、毎度のぬか喜び情報でしたとさ。

2013年3月4日月曜日

ヴァレーニエ(ロシアのジャム)は全てのお菓子の基本

ひなまつりも終わったことだし、洋菓子屋さんはそろそろホワイトデーの売り出しにかかってよい頃だけれど、観たところ「貰って嬉しい」と思えるような可愛いお菓子が見当たらないのは由々しきことだ。
なんて言って、いただければ勿論感謝なのだが。
でも、ヴァレンタインデー用にはトモチョコ向けなのか、可愛い!と思わず足を止めるお菓子が多かったのに、せっかく女性へのプレゼントの日のはずなのに、この不作振り。粋の行かざるを如何せん???

可愛いお菓子がなかったら、美味しいジャムで充分。
『カラマーゾフの兄弟』のアリョーシャの好物はさくらんぼのジャム。
ああ、美味しいジャムが食べたいな。
大量に砂糖を使って、形が無くなるまで煮詰めるのではなくて、丸ごとさらっと煮て作る、ヴァレーニエ。

『素朴でおいしいお母さんの味 ジャムとお菓子』
Step3のジャムのお菓子には、ロシアの葛湯(キセーリ)、ハンガリーのサワーチェリースープ、エストニアの黒パン&ジャムスープ、トルコ風おしるこ(アシュレ)、ウクライナの水餃子(ヴァレーニキ)←美味!!、中央アジアのかりんの揚げ餃子(チェブレーキ)、イタリアのチョコレートサラミ、バスクのオレンジピール入りチョコレート(オランジェット)、グルジアのナポレオンパイ←ちょっと食べにくそう?ミルフィーユの原型、ウズベクのマロンパイ(カトラマ)、トルコ風野菜ジャムのタルトレット、ポーランドのジャムドーナツ(ポンチキ)←ポーランドポスター展でいただいた!、クッキーピロシキなどなど。この一冊でユーラシアジャム紀行ができる。ジャムがあると幸せだ。

2013年3月3日日曜日

作家とサッカー5 ヤロスラフ・ハシェクその2

 それはそれとして、ぼくは信心が足りないことがどういう結果になるか、というもう一つのケースを知っている。
 ブベネチュのサッカーチームがヴルショヴィツェのサッカーチームと試合をした。ブベネチュの左翼がヴルショヴィツェのゴール目がけてボールをシュートした。するとヴルショヴィツェのゴールキーパーはそのボールを逸した。ボールがゴールを突破するのを見た瞬間、彼は「イエス様マリア様」と叫んだのである。そのさまを観ていた観客の一人は、当然ながら興奮を抑えきれず、「この野郎、神様のことを思うなら、もっと早く祈ればいいのに!」と怒鳴ったのである。

第89章 プラハからの手紙 より

固いことを言うと、メソジストの私からすると、こういうファンのような「信心」は到底受け入れられない。
教会学校ではかなり小さい頃から「明日は遠足だから晴れにしてください」とか「運動会で一等賞にしてください」とかいう類のお祈りはしてはいけませんよ、と教えられる。
もう少し大きくなるとキリスト教はご利益宗教じゃありませんからね、と当たり前のように言われる。
だから、自分が利することで他者が傷ついたり不利になったりするようなお祈りは厳禁だということは染みついていた。
ロシアに戦勝記念の教会があるのを観て面食らったものだ。

でも、告白する。2002年のワールドカップグループリーグ第3戦で、ロシアは勝てば突破できた。
しかしベルギーに先制点を奪われてしまう。
「神様、勝たせて」と思った。
やっぱりあんなこと祈ってはいけなかった。

チェコ語・エスペラントの大家栗栖継さんの最後の訳書。
栗栖さんは世代的に考えて、サッカーには思い入れはあんまりなかったのだろうな、と思わせる。

ヤロスラフ・ハシェク『プラハ冗談党レポート 法の枠内における穏健なる進歩の党の政治的・社会的歴史 』栗栖継訳

名もなく、しかし清くも美しくもなく

最近実家に連絡して「チャイコフスキー」だの「カラマーゾフの兄弟」だのソ連映画を録画してもらっている。
でもそれを観る時間が持てないでいる。
来週からサッカーが再開されたらさらに時間がなくなるのでは?

強力にお誘いいただいていたのに、なかなかお返事できずにいたのは、物理的時間的体力的そして精神的にも観に行くだけの“余裕”があるかどうか自分で危ぶんでいたのだ。
私以上に状況が厳しいかと思えていた母に割とぎりぎりになって声をかけてみると、母はこのお芝居に非常に関心を持っていたことが分かった。
それなら、親孝行のために買うか。チケット2枚お願い。

そして、今日の午後、俳優座劇場へ。
劇団銅鑼「からまる法則」

さほさんがブログに書かれていたホームレスの人たちに関する印象、そっくりなことを教会の友人が話していた。ずっと前のことだけど。
マザー・テレサが尊敬する人っていうのもよくあることだ。特にクリスチャンでは。
(私もそうだし。)


久々に、大がかりなセット。
中央の張り紙は、上手く写真に写っていないが
「生活保護費で借金返済をしてはいけない」
「人にお金を貸してはいけない」
ということが書いてある(上の文言は正確なものではない)。
これはもちろん本当のことで、偏頗弁済になるという意味でも、生活保護費は文字通り「健康で文化的な最適限度の生活」を保障するために支給されるものであって返済原資ではないという意味でも、生活保護で得たお金で弁済をしてはいけない。

この作品は、路上生活者・元路上生活者についてよりも、それを支援する人たちを中心にストーリーが展開する。
けれども、彼らがどうして支援するようになったかは台詞中でさらっと触れられるだけだ。
主人公の弁護士を除いては。

支援団体代表となっている法学部生の態度は、「私が正しいことをしているのに、あんたたち何で妨害するのよ!」てなもとで、いただけない。周りの人たちからも「それじゃだめだ」と再三諭されるのだが、耳を傾けている様子がない。この団体、大丈夫なのだろうか?こんな人物を代表にしていて。
全体に、中堅~ベテランの演技は余裕すら感じさせて安心して観ていられたが、若い俳優たちは力がこもりすぎていて近くで(最前列だった)観ているとそれだけで疲れたが、これも狙った演出だったのだろうか?

弁護士と医師がかつての恋人同士だったという設定は不思議だった。
あと、現実には両方ともこんなに暇じゃなかろうと。
(人権派弁護士の過労ぶりも大変なものだが、経営型の弁護士の就労状況はそれ以上、つまり「時間を売る」ものであるだけ若いうちはとんでもなく過酷であるらしい。それでも「こういう仕事だけでは飽き足らない」と、儲け度外視で人権擁護活動に積極的に関わる人もいるのは心強いことだ。)

劇団銅鑼では以前「エイジアン・パラダイス」という劇を上演していた。
こちらではさほさんは主人公の元中国残留邦人であり在留外国人らを下宿させている未亡人(亡夫は弁護士という設定)を演じていたが、その劇でも「そういう下宿は迷惑」と苦情を言ってくる近所の人がいる。(今度の劇ではさほさんがクレーマーになっているというのがおもしろい。)
総論では社会的弱者への支援はすべきだと思っていても、いざ近所にできるとなると迷惑、というかそういう人たちをちょっと怖いと思う人はかなりいるのだろう。
私の友人は、近所にレ○パ○スが建設されようとしているのに「素性のわからない人がやって来て、ごみ捨てルールも守らず、勝手なことをするのではないか?」と言い、建設反対運動に賛意を示していた。
レ○パ○スくらいでそうなのだから、外国人向けの下宿屋だの、路上生活者の支援施設だのなんて・・・。

最後に役所の人に釘をさす、という形で現れてはいたが、「日本の貧困」がもたらす諸問題については、結局行政のあり方に行きつかざるを得ない。
この作品では区役所環境課の係の人が出てきていたが、福祉の問題ですよね。この後、板挟みになって苦しむことになるのでは?と案じてしまう。

生活保護費の基準が引き下げられることになっているが、それは生活保護受給者のみの問題に留まらず、就学援助、元中国残留邦人への手当等々に波及する。
さらに、自民党の改憲案ではどうなってしまうのか。
法学館憲法研究所サイトに所長の伊藤真弁護士による解説がある。
予想以上にアナクロでびっくり、といったところだったが。
「立憲主義以前」というところで、世界の恥たる日本になってしまいそう。

昨夜からだらだら書いていたのだが、眠くなってしまい、「カラマーゾフの兄弟」の時間には寝入っていて、しかも予約していると思い込んでいた録画もしていなかったことが今朝になってわかって、残念無念。

さほさん企画の「女三人のシベリア鉄道」が来年3月俳優座劇場での上演との情報がチラシに入っていた。とてもおもしろい本だった。どんなふうに舞台化されるのか今から楽しみだ。
というので、気を取り直そう。

2013年3月2日土曜日

そんなことより

日本時間ではもう過ぎちゃったんだけど、モスクワ時間ならまだ間に合う。

今日(3月1日)な何の日?という記事で、ロシアでは3月1日は猫の日なんだって。
Праздники России День кошек в России 1 марта

С днем кошек!

そういえば、あのミール君も2月12日には1歳のお誕生日を迎えたのでしたね。

2013年3月1日金曜日

今夜再開

ウクライナプレミアリーグは今夜から再開だ。

といっても、今夜あるのはシャフチョール対ヴォルィニ1試合なので、観なくてもいいわ。

チェルノモーレツがなぜか?いい位置にいる。
期待させてくれちゃって・・・。

1 марта  21:00  ШАХТЕР : ВОЛЫНЬ
シャフチョール・ドネツク対ヴォルィニ・ルツク

2 марта  15:30  ИЛЬИЧЕВЕЦ : МЕТАЛЛУРГ З
イリイチョーヴェツ・マリウポリ対メタルルグ・ザポロジエ

2 марта  19:30  ДНЕПР : АРСЕНАЛ
ドニエプル・ドニエプロペトロフスク対アルセナール・キエフ

2 марта  21:30  МЕТАЛЛИСТ : МЕТАЛЛУРГ Д
メタリスト・ハリコフ対メタルルグ・ドネツク

3 марта  15:30  ЗАРЯ : ГОВЕРЛА
ザリャ・ルガンスク対ゴヴェルラ・ウジゴロド

3 марта  18:00  ТАВРИЯ : КАРПАТЫ
タヴリヤ・シンフェローポリ対カルパティ・リヴォフ

3 марта  20:30  ЧЕРНОМОРЕЦ : ВОРСКЛА
チェルノモーレツ・オデッサ対ヴォルスクラ・ポルタヴァ

3 марта  21:30  ДИНАМО К : КРИВБАСС
ディナモ・キエフ対クリヴバス・クリヴォイ=ログ

表示はモスクワ時間?だとしたら、時差5時間。
チェルノモーレツの試合は3月3日(日)の深夜25時半から。
とんでもない時間だ。
土曜日ならともかく。
というわけで、今節は諦めよう。