ひなまつりも終わったことだし、洋菓子屋さんはそろそろホワイトデーの売り出しにかかってよい頃だけれど、観たところ「貰って嬉しい」と思えるような可愛いお菓子が見当たらないのは由々しきことだ。
なんて言って、いただければ勿論感謝なのだが。
でも、ヴァレンタインデー用にはトモチョコ向けなのか、可愛い!と思わず足を止めるお菓子が多かったのに、せっかく女性へのプレゼントの日のはずなのに、この不作振り。粋の行かざるを如何せん???
可愛いお菓子がなかったら、美味しいジャムで充分。
『カラマーゾフの兄弟』のアリョーシャの好物はさくらんぼのジャム。
ああ、美味しいジャムが食べたいな。
大量に砂糖を使って、形が無くなるまで煮詰めるのではなくて、丸ごとさらっと煮て作る、ヴァレーニエ。
『素朴でおいしいお母さんの味 ジャムとお菓子』
Step3のジャムのお菓子には、ロシアの葛湯(キセーリ)、ハンガリーのサワーチェリースープ、エストニアの黒パン&ジャムスープ、トルコ風おしるこ(アシュレ)、ウクライナの水餃子(ヴァレーニキ)←美味!!、中央アジアのかりんの揚げ餃子(チェブレーキ)、イタリアのチョコレートサラミ、バスクのオレンジピール入りチョコレート(オランジェット)、グルジアのナポレオンパイ←ちょっと食べにくそう?ミルフィーユの原型、ウズベクのマロンパイ(カトラマ)、トルコ風野菜ジャムのタルトレット、ポーランドのジャムドーナツ(ポンチキ)←ポーランドポスター展でいただいた!、クッキーピロシキなどなど。この一冊でユーラシアジャム紀行ができる。ジャムがあると幸せだ。
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