クレドシアター
クレドシアターのプログラムを読んで「展覧会の絵」「動物たちのカーニバル」の手影絵で何度も楽しませていただいたニコリーナ・ゲオルギエヴァさんが今年亡くなられたことを知る。一つの時代が終わったと感じる。
「外套」
プーク人形劇場にブルガリアのクレドシアター公演観に行った。ゴーゴリの「外套」は2年前の来日公演でも観たけど更に凄い!観客の反応も上々。もちろん満席。
クレドシアター、前回の公演ではフライヤーなんかには「外套」は”Шинел”と併記されていたのに今回は”The Overcoat”になっていて詰まらない。
彼らは現地での言葉での上演をするので日本語の台詞をそっくり音で覚え込む努力をしているのだから、観客の私の方も一語だけでもブルガリア語に触れたい。
「父さんのすることはすべてよし」
こちらも満席。
上演後のミニトークの質疑応答で、質問者は「日本語の台詞覚えるなんて凄い」というのに、両作品とも集中していた感があるが、もちろん凄いとは思う一方、演劇人としては外国語の台詞を丸暗記して演じるということはある意味当然ではないか、とも思う。(しかも質問者が桐朋の学生さんというセミプロだったりしたのだが、「外国語の台詞はとにかく音で覚える」というのはあなたでもそういう状況に向き合うことあるんじゃないのかねと言いたくなった。)
「歌声にのった少年」
主人公のお友達(お姉さんの初恋の人??)の変貌ぶりに一瞬叫び声を挙げたくなる。
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