2020年4月9日木曜日

古代スラヴ語の世界史


黒田龍之助先生の『羊皮紙に眠る文字たち』(とても面白かったけど)では軽くざっくりと触れられていた古代スラヴ語や古代ロシア文語(ロシア教会スラヴ語)が、スラヴの人達が共通の言葉からそれぞれの言葉へと分化していく時代の情勢が、もっと丁寧に(それでもかなり端折っているのだろうけれど)素人向けとも言える易しい言葉で書かれていてわかりやすかった。図書館で借りたが是非手元に置いておきたい。記述に繰り返しがやや多いのと、地図は冒頭だけでなく各章にも入れて欲しかったが。章の間にあるコラムもよかった。

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