昨年末から思っていたとおり、映画初めは「愛について、ある土曜日の面会室」になった。
原題は「ひとりは持ちこたえよ、そうすれば後に続くものが出るだろう」"Qu'un seul tienne et les autres suivront"というのだそうだ。
ニェプローハだけれどハラショーにはちょっと足りない。
ちなみにロシア語のタイトルは”Нам бы только день простоять..”(.私たちが一日だけでも持ちこたえれば…)
3つのストーリーの絡みは全くなく、登場人物の背景が謎なまま、「で、どうなるのだ?」と結末もオープン。
わかりやすいハリウッド映画的なものを期待していたわけではないので、全て説明せよとは言わないが、どれもこれも納得せずに終わったなあ。
俳優たちはそれぞれとても達者なので、背景をもっと丁寧に描いて欲しかった。
(フランス人には説明なしにこれを理解できるものなのだろうか?)
例えば、自称アレクサンドル、本名ダミアン某の若者。「ロシアの習わしでは~」と女の子を誘い、不法移民(らしき)生活を真面目サッカー少女ロールに垣間見せる。
…けれど、全然ロシア人じゃないでしょ!
もし、不法滞在者だとしたら、ルーマニアあたりか?
結局何者?
この若いカップルは、ダルデンヌ兄弟の「ある子供」でジェレミー・レニエらが演じた、頼りなげなあの恋人たちに重なる。
(ピエールは「ロゼッタ」に出てくるワッフル屋さんに相当。)
被害者の母と加害者の姉が交流する話も、同じくダルデンヌ兄弟監督「息子のまなざし」やファティフ・アキン「そして、私たちは愛に帰る」を観た後だと肩透かしに思える。
ここでは敢えてあんまりドラマチックに盛り上げないようにしたのかもしれないが。
「入れ替わり」のエピソードは、レダ・カテブやディナーラ・ドルカーロワが好演したにもかかわらず、要らなかったという印象を受ける。
これを省いて他の二つを丁寧に描いた方がよかった。
というより、ばらばらに3つのエピソードを並べるやり方が、この作品ではどうも消化しきれていないのではないか、一つ一つ掘り下げればよかったのに、と思ってしまう。それぞれ素材はいいのだから。
ダルデンヌ兄弟の場合、細身で華奢な若者・少年にはぽっちゃり逞しげな少女・女性と組み合わせるのが鉄板だけれど、この作品はドルカーロワにしろデルフィーヌ・シュイヨーにしろスリムできつめの女性を登場させていて、全編癒し系がいないのだった。
(「ジョルダーノ家の人々」で癒し役だったファリダ・ラウアッジもここでは緊張感を持たせる役どころだ。)
そうそう。
「オデッサ・コスモス」では«面会室のディナーラ»と書いたけれど、彼女には(この作品中では)面会室シーンはなかった。
2013年1月4日金曜日
2013年1月3日木曜日
真珠の耳飾りの粉屋の女房
録画したままになっていた映画「真珠の耳飾りの少女」を観た。
あの、スカーレット・ヨハンソンの。
ヨハンソンは、意味不明に口を半開きにして(たぶん演出なのだろうが)、あまり利発そうには見えなかった。
フェルメールの絵を再現したかのようなシーンの数々は楽しめた。
ちょうど未知谷の『猟人日記抄』(工藤精一郎訳)収録の『エルモライと粉屋の女房』を読んだところだったので、女中さんの立場にひしひしと共感を覚えてしまった。
映画の中のフェルメールはおそらく芸術至上(自分の作品に関してだが)のおっさんだったが、トゥルゲーネフが表した農奴たちへの労わりの視線、というより彼らに相対する貴族たちの酷薄さ・醜悪さ・愚かさへの視線はやはり画期的だった。
『猟人日記抄』Из рассказов и очерков Записки охотника
ホーリーとカリーヌイチ
エルモライと粉屋の女房
リゴフ
ベージンの草原
クラシーワヤ・メーチのカシヤン
狼(ビリューク)
あいびき
生きたご遺体
音がする!
あの、スカーレット・ヨハンソンの。
ヨハンソンは、意味不明に口を半開きにして(たぶん演出なのだろうが)、あまり利発そうには見えなかった。
フェルメールの絵を再現したかのようなシーンの数々は楽しめた。
ちょうど未知谷の『猟人日記抄』(工藤精一郎訳)収録の『エルモライと粉屋の女房』を読んだところだったので、女中さんの立場にひしひしと共感を覚えてしまった。
映画の中のフェルメールはおそらく芸術至上(自分の作品に関してだが)のおっさんだったが、トゥルゲーネフが表した農奴たちへの労わりの視線、というより彼らに相対する貴族たちの酷薄さ・醜悪さ・愚かさへの視線はやはり画期的だった。
『猟人日記抄』Из рассказов и очерков Записки охотника
ホーリーとカリーヌイチ
エルモライと粉屋の女房
リゴフ
ベージンの草原
クラシーワヤ・メーチのカシヤン
狼(ビリューク)
あいびき
生きたご遺体
音がする!
2013年1月2日水曜日
冬休みの話題2
ロシアプレミアリーグの移籍状況ですが、12月15日以降、半月経ったけれど、まだそれほど動きはありません。
ロシアは(正教圏は)1月7日のクリスマスまではずーっとお休みモードなので、移籍に関してもあまり動きはないでしょう。
西側相手の移籍だとないとも言いきれませんが。
現時点での移籍情報
(★が新情報)
セルゲイ君たちの動きが気になりました。
さよなら、セリョージャ・ペトロフ。
キスリャクはルビンに。
アラニヤは今までのところ一番活発で内外から選手集めをしています。
アラニヤ・ウラジカフカス
加入
レナン・ブレッサン(ベラルーシ) バテ・ボリソフ(ベラルーシ)→
オグネン・ヴラニエシ(ボスニア) FKクラスノダール→
★ソスラン・ジャナエフ テレク・グローズヌィ→
★ゲオルキ・チャントゥリヤ(グルジア) ヴィテス(オランダ)→
★ジャスマニ・カンポス(ボリビア) ボリヴァル(ボリビア)→
加入の可能性あり
カモ・オガネシャン(アルメニア) ピュニク・エレヴァン(アルメニア)→
アムカル・ペルミ
加入
★ブラゴイ・ゲオルギエフ(ブルガリア) テレク・グローズヌィ→
アンジ・マハチカラ
加入の可能性あり
★ニコラス・ガイタン(アルゼンチン) ベンフィカ(ポルトガル)→
★ウェスリ・スナイデル(オランダ) インテル(イタリア)→
ディナモ・モスクワ
移籍
★アドリアン・ロポタン(ルーマニア) 契約終了
ゼニット・サンクト=ペテルブルグ
加入の可能性あり
ニコラス・オタメンディ(アルゼンチン) ポルト(ポルトガル)→
デニス・グルシャコフ ロコモチフ・モスクワ→
FKクラスノダール
加入
★セルゲイ・ペトロフ クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ→
移籍
ユーラ・モフシシャン(アルメニア) →スパルターク・モスクワ
オグネン・ヴラニエシ (ボスニア) →アラニヤ・ウラジカフカス
★セルゲイ・キスリャク(ベラルーシ) →ルビン・カザン
クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
移籍
★セルゲイ・ペトロフ →FKクラスノダール
クバン・クラスノダール
加入
アントン・セクレト ヴォルガリ・アストラハン→
移籍
★スタニスラフ・ナマシコ(モルドヴァ) →マラヴァン(イラン)
★アレクサンドル・プルドニコフ 契約終了
加入の可能性あり
★フィリップ・センデロス(スイス) フルハム(イングランド)→
★ニコラ・マクシモヴィチ(セルビア) ツルヴェナ=スヴェズダ(セルヴビア)→
ロコモチフ・モスクワ
加入の可能性あり
クリスチアン・ベニテス(エクアドル) アメリカ(メキシコ)→
アレクサンドル・フレブ(ベラルーシ) バテ・ボリソフ(ベラルーシ)→
★ヴィタリー・デニソフ(ウズベキスタン) ドニエプル(ウクライナ)→
★イヴァン・ペリシチ(クロアチア) ボルシア・ドルトムント(ドイツ)→
モルドヴィヤ・サランスク
移籍
アレクサンドル・シムチェヴィチ(セルビア) 契約終了
ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ
移籍
アンリ・ハグバ 契約終了
★ドラガン・ブラトニャク(ボスニア) →ハイドゥク(クロアチア)
★デヴィド・ベントリ(イングランド) →トッテナム(イングランド)
ルビン・カザン
加入
★セルゲイ・キスリャク(ベラルーシ) FKクラスノダール→
加入の可能性あり
★アレクサンドル・ブハロフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→
スパルターク・モスクワ
加入
マジド・ウォリス(ガーナ) ヘケン(スウェーデン)→
ユーラ・モフシシャン(アルメニア) FKクラスノダール→
加入の可能性あり
★デニス・グルシャコフ ロコモチフ・モスクワ→
★アレクサンドル・リャザンツェフ ルビン・カザン→
テレク・グローズヌィ
移籍
★ブラゴイ・ゲオルギエフ(ブルガリア) →アムカル・ペルミ
★ソスラン・ジャナエフ →アラニヤ・ウラジカフカス
ツェスカ・モスクワ
加入の可能性あり
★マチアス・スアレス(アルゼンチン) アンデルレヒト(ベルギー)→
ロシアは(正教圏は)1月7日のクリスマスまではずーっとお休みモードなので、移籍に関してもあまり動きはないでしょう。
西側相手の移籍だとないとも言いきれませんが。
現時点での移籍情報
(★が新情報)
セルゲイ君たちの動きが気になりました。
さよなら、セリョージャ・ペトロフ。
キスリャクはルビンに。
アラニヤは今までのところ一番活発で内外から選手集めをしています。
アラニヤ・ウラジカフカス
加入
レナン・ブレッサン(ベラルーシ) バテ・ボリソフ(ベラルーシ)→
オグネン・ヴラニエシ(ボスニア) FKクラスノダール→
★ソスラン・ジャナエフ テレク・グローズヌィ→
★ゲオルキ・チャントゥリヤ(グルジア) ヴィテス(オランダ)→
★ジャスマニ・カンポス(ボリビア) ボリヴァル(ボリビア)→
加入の可能性あり
カモ・オガネシャン(アルメニア) ピュニク・エレヴァン(アルメニア)→
アムカル・ペルミ
加入
★ブラゴイ・ゲオルギエフ(ブルガリア) テレク・グローズヌィ→
アンジ・マハチカラ
加入の可能性あり
★ニコラス・ガイタン(アルゼンチン) ベンフィカ(ポルトガル)→
★ウェスリ・スナイデル(オランダ) インテル(イタリア)→
ディナモ・モスクワ
移籍
★アドリアン・ロポタン(ルーマニア) 契約終了
ゼニット・サンクト=ペテルブルグ
加入の可能性あり
ニコラス・オタメンディ(アルゼンチン) ポルト(ポルトガル)→
デニス・グルシャコフ ロコモチフ・モスクワ→
FKクラスノダール
加入
★セルゲイ・ペトロフ クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ→
移籍
ユーラ・モフシシャン(アルメニア) →スパルターク・モスクワ
オグネン・ヴラニエシ (ボスニア) →アラニヤ・ウラジカフカス
★セルゲイ・キスリャク(ベラルーシ) →ルビン・カザン
クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
移籍
★セルゲイ・ペトロフ →FKクラスノダール
クバン・クラスノダール
加入
アントン・セクレト ヴォルガリ・アストラハン→
移籍
★スタニスラフ・ナマシコ(モルドヴァ) →マラヴァン(イラン)
★アレクサンドル・プルドニコフ 契約終了
加入の可能性あり
★フィリップ・センデロス(スイス) フルハム(イングランド)→
★ニコラ・マクシモヴィチ(セルビア) ツルヴェナ=スヴェズダ(セルヴビア)→
ロコモチフ・モスクワ
加入の可能性あり
クリスチアン・ベニテス(エクアドル) アメリカ(メキシコ)→
アレクサンドル・フレブ(ベラルーシ) バテ・ボリソフ(ベラルーシ)→
★ヴィタリー・デニソフ(ウズベキスタン) ドニエプル(ウクライナ)→
★イヴァン・ペリシチ(クロアチア) ボルシア・ドルトムント(ドイツ)→
モルドヴィヤ・サランスク
移籍
アレクサンドル・シムチェヴィチ(セルビア) 契約終了
ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ
移籍
アンリ・ハグバ 契約終了
★ドラガン・ブラトニャク(ボスニア) →ハイドゥク(クロアチア)
★デヴィド・ベントリ(イングランド) →トッテナム(イングランド)
ルビン・カザン
加入
★セルゲイ・キスリャク(ベラルーシ) FKクラスノダール→
加入の可能性あり
★アレクサンドル・ブハロフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→
スパルターク・モスクワ
加入
マジド・ウォリス(ガーナ) ヘケン(スウェーデン)→
ユーラ・モフシシャン(アルメニア) FKクラスノダール→
加入の可能性あり
★デニス・グルシャコフ ロコモチフ・モスクワ→
★アレクサンドル・リャザンツェフ ルビン・カザン→
テレク・グローズヌィ
移籍
★ブラゴイ・ゲオルギエフ(ブルガリア) →アムカル・ペルミ
★ソスラン・ジャナエフ →アラニヤ・ウラジカフカス
ツェスカ・モスクワ
加入の可能性あり
★マチアス・スアレス(アルゼンチン) アンデルレヒト(ベルギー)→
2013年1月1日火曜日
ロシアリーグ期待の若手トップ20
ロシアリーグ所属の若手選手紹介記事があったので、チェックしてみます。
Поколение Х. Двадцать лучших молодых игроков РПЛ. Часть первая
Поколение Х. Двадцать лучших молодых игроков РПЛ. Часть вторая
対象はロシアリーグでプレイする21歳以下選手。
なので、ロシア人ではない人もいます(アナニーゼとか)。
ロシア人でも国外リーグでプレイしている人、22歳以上の選手(最初に書いてあるけどアラン・ザゴエフとか)は対象外。
順位は期待順かというとそうでもないような気がします(よくわからない)。
20. アルトゥール・リャボコブィレンコ Артур Рябокобыленко
1991年4月5日クストヴォ生まれ MF
アムカル・ペルミ
19. ルカ・ジョルジェヴィチ(モンテネグロ) Лука Джорджевич
1994年7月9日生まれ FW
ゼニット・ペテルブルグ
18.マゴメド・ミトリシェフ Магомед Митришев
1992年9月10日生まれ FW
テレグ・グローズヌィ
グローズヌィ生まれのチェチェン人だけれど、ナリチク育ち。
スパルターク・ナリチクでプレミアデビュー。
17.アンドレイ・パニュコフ Андрей Панюков
1994年9月25日モスクワ生まれ FW
ディナモ・モスクワ
去年のグラナトキン・メモリアルに出ていた。
2011-2012シーズンのリザーブチームリーグ戦得点王。
16. イヴァン・ソロヴィヨフ Иван Соловьёв
1993年3月29日生まれ MF
ディナモ・モスクワ
愛称はヴォロベイВоробей(すずめ)
苗字がうぐいす(Соловей)なのに何故?
この記事では自分で「すずめって呼ばれている」と言って笑った、というだけで、それ以上のエピソードは書かれていない。
おそらくモスクワ生まれ。家族の都合でカルーガにいたことがある。
15.ラヴィリ・ネトフリン Равиль Нетфуллин
1993年3月3日モスクワ生まれ MF
ツェスカ・モスクワ
14.ヴィタリー・グジネフ Виталий Гудиев
1995年4月22日生まれ GK
アラニヤ・ウラジカフカス
元アゼルバイジャン代表GKカジミール・グジネフ(1972年生まれ、ロシアとアゼルバイジャンの二重国籍者)の息子。
ヴィタリーはウラジカフカス生まれでロシア国籍。
13.パーヴェル・ヤコヴレフ Павел Яковлев
1991年4月7日モスクワ州リュベルツィ生まれ(シルキンと同郷なのだ) FW/攻撃的MF
スパルターク・モスクワ
ヤコヴレフがまだこの範疇(U21)に入るのか、とちょっと意外な気が。
クルィリヤの恩人ですから。
(2012年のベストゴール集に入ったパーヴァのゴールはクルィリヤ在籍時のものです。)
★リンク先は「90年以降生まれのスター候補30人」を訳したものです。あれから2年経つのか。
12.セルゲイ・ブルィズガロフ Сергей Брызгалов
1992年11月15日パヴロヴォ生まれ DF/MF
スパルターク・モスクワ
11.ジャノ・アナニーゼ(グルジア) Жано Ананидзе
1992年10月10日生まれ 攻撃的MF
スパルターク・モスクワ
まあ、この人は既にグルジア代表でばりばり活躍しているので、このリストに載せるのは今更な気がしますが。
10.ミロスラフ・ロバンツェフ Мирослав Лобанцев
1995年5月27日モスクワ生まれ GK
ロコモチフ・モスクワ
愛称ミーラ
9.ゲオルギー・シチェンニコフ Георгий Щенников
1991年4月27日モスクワ生まれ DF
ツェスカ・モスクワ
昨年ロシアA代表デビューを果たしています。
7-8.ヴィクトル・スヴェジョフ Виктор Свежов
1991年5月17日モスクワ州クラスノゴルスク生まれ MF
クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
7-8セルゲイ・ペトロフ Сергей Петров
1991年1月2日生まれ MF
クルィリヤーソヴェートフ・サマラ→FKクラスノダール
と、セットで紹介されている翼君たち。
ですが、実はペトロフは12月26日にクルィリヤの公式サイトで退団が発表されています。
新天地のクラスノダールでも活躍することをお祈りします。
6.マクシム・カヌンニコフ Максим Канунников
1991年11月14日ニージニー・タギール生まれ FW
ゼニット・サンクト=ペテルブルグ
愛称カヌン
5.ムサ・コナテ(セネガル) Мусса Конате
1993年3月3日生まれ FW/攻撃的MF
FKクラスノダール
4.マゴメド・オズドエフ Магомед Оздоев
1992年11月5日イングーシ共和国オルジョニキゼフスカヤ生まれ MF
ロコモチフ・モスクワ
3.アルセニー・ロガショフ Арсений Логашов
1991年8月20日クルスク生まれ 右またはセンターMF
アンジ・マハチカラ
愛称オシミノグОсьминогたこ(蛸)
昨年コートジヴォワールとの親善試合でA代表デビューを果たした。
2.アフメド・ムサ(ナイジェリア) Ахмед Муса
1992年10月14日生まれ FW
ツェスカ・モスクワ
1.アレクサンドル・ココリン Александр Кокорин
1991年3月19日バルイキ生まれ FW
ディナモ・モスクワ
愛称ココラ
既に公式戦でもA代表として出ていて、リーグ戦でも得点王を争う位置にいます。
Поколение Х. Двадцать лучших молодых игроков РПЛ. Часть первая
Поколение Х. Двадцать лучших молодых игроков РПЛ. Часть вторая
対象はロシアリーグでプレイする21歳以下選手。
なので、ロシア人ではない人もいます(アナニーゼとか)。
ロシア人でも国外リーグでプレイしている人、22歳以上の選手(最初に書いてあるけどアラン・ザゴエフとか)は対象外。
順位は期待順かというとそうでもないような気がします(よくわからない)。
20. アルトゥール・リャボコブィレンコ Артур Рябокобыленко
1991年4月5日クストヴォ生まれ MF
アムカル・ペルミ
19. ルカ・ジョルジェヴィチ(モンテネグロ) Лука Джорджевич
1994年7月9日生まれ FW
ゼニット・ペテルブルグ
18.マゴメド・ミトリシェフ Магомед Митришев
1992年9月10日生まれ FW
テレグ・グローズヌィ
グローズヌィ生まれのチェチェン人だけれど、ナリチク育ち。
スパルターク・ナリチクでプレミアデビュー。
17.アンドレイ・パニュコフ Андрей Панюков
1994年9月25日モスクワ生まれ FW
ディナモ・モスクワ
去年のグラナトキン・メモリアルに出ていた。
2011-2012シーズンのリザーブチームリーグ戦得点王。
16. イヴァン・ソロヴィヨフ Иван Соловьёв
1993年3月29日生まれ MF
ディナモ・モスクワ
愛称はヴォロベイВоробей(すずめ)
苗字がうぐいす(Соловей)なのに何故?
この記事では自分で「すずめって呼ばれている」と言って笑った、というだけで、それ以上のエピソードは書かれていない。
おそらくモスクワ生まれ。家族の都合でカルーガにいたことがある。
15.ラヴィリ・ネトフリン Равиль Нетфуллин
1993年3月3日モスクワ生まれ MF
ツェスカ・モスクワ
14.ヴィタリー・グジネフ Виталий Гудиев
1995年4月22日生まれ GK
アラニヤ・ウラジカフカス
元アゼルバイジャン代表GKカジミール・グジネフ(1972年生まれ、ロシアとアゼルバイジャンの二重国籍者)の息子。
ヴィタリーはウラジカフカス生まれでロシア国籍。
13.パーヴェル・ヤコヴレフ Павел Яковлев
1991年4月7日モスクワ州リュベルツィ生まれ(シルキンと同郷なのだ) FW/攻撃的MF
スパルターク・モスクワ
ヤコヴレフがまだこの範疇(U21)に入るのか、とちょっと意外な気が。
クルィリヤの恩人ですから。
(2012年のベストゴール集に入ったパーヴァのゴールはクルィリヤ在籍時のものです。)
★リンク先は「90年以降生まれのスター候補30人」を訳したものです。あれから2年経つのか。
12.セルゲイ・ブルィズガロフ Сергей Брызгалов
1992年11月15日パヴロヴォ生まれ DF/MF
スパルターク・モスクワ
11.ジャノ・アナニーゼ(グルジア) Жано Ананидзе
1992年10月10日生まれ 攻撃的MF
スパルターク・モスクワ
まあ、この人は既にグルジア代表でばりばり活躍しているので、このリストに載せるのは今更な気がしますが。
10.ミロスラフ・ロバンツェフ Мирослав Лобанцев
1995年5月27日モスクワ生まれ GK
ロコモチフ・モスクワ
愛称ミーラ
9.ゲオルギー・シチェンニコフ Георгий Щенников
1991年4月27日モスクワ生まれ DF
ツェスカ・モスクワ
昨年ロシアA代表デビューを果たしています。
7-8.ヴィクトル・スヴェジョフ Виктор Свежов
1991年5月17日モスクワ州クラスノゴルスク生まれ MF
クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
7-8セルゲイ・ペトロフ Сергей Петров
1991年1月2日生まれ MF
クルィリヤーソヴェートフ・サマラ→FKクラスノダール
と、セットで紹介されている翼君たち。
ですが、実はペトロフは12月26日にクルィリヤの公式サイトで退団が発表されています。
新天地のクラスノダールでも活躍することをお祈りします。
6.マクシム・カヌンニコフ Максим Канунников
1991年11月14日ニージニー・タギール生まれ FW
ゼニット・サンクト=ペテルブルグ
愛称カヌン
5.ムサ・コナテ(セネガル) Мусса Конате
1993年3月3日生まれ FW/攻撃的MF
FKクラスノダール
4.マゴメド・オズドエフ Магомед Оздоев
1992年11月5日イングーシ共和国オルジョニキゼフスカヤ生まれ MF
ロコモチフ・モスクワ
3.アルセニー・ロガショフ Арсений Логашов
1991年8月20日クルスク生まれ 右またはセンターMF
アンジ・マハチカラ
愛称オシミノグОсьминогたこ(蛸)
昨年コートジヴォワールとの親善試合でA代表デビューを果たした。
2.アフメド・ムサ(ナイジェリア) Ахмед Муса
1992年10月14日生まれ FW
ツェスカ・モスクワ
1.アレクサンドル・ココリン Александр Кокорин
1991年3月19日バルイキ生まれ FW
ディナモ・モスクワ
愛称ココラ
既に公式戦でもA代表として出ていて、リーグ戦でも得点王を争う位置にいます。
美味しいお正月
ロシアではこれが売れていたかもしれません。
蛇年だから。
2013年明けましておめでとうございます
お土産にロシアから買って行くのだけれど(スーパーやキオスクで売っています)、職場では夏場はお土産ラッシュになるため、日持ちのするこういうのは3時に供されるのはかなり時期が後になってからになります。
しかし、お茶うけに出すたびに、某上司から「これ、誰が買ってきたの?!」と言われます。
DVDの印刷、「屋根の上のバイオリン弾き」と「レッズ」、「コーリャ 愛のプラハ/アキュムレーター1」、「コーカサスの虜」をやってみた。
でも、昨日のフドイナザーロフほどぴったり決まったような気がしない。
写真がぼけた感じになる。
今からツェハノフスキーの「金の鍵」&イヴァノフ=ヴァノの「野の白鳥」をやってみる。
TVKで「ブエナ・ヴィスタ・ソシアル・クラブ」』"Волны гасят ветер"を放映していたので録画した。
今、それを観ている。
映画館では見逃した作品だ。
ロードショーのときからずっと経って、ソ連・ロシアSF映画特集で「両棲人間」をバウスシアターに見に行ったら(レイトショーだった)、高校の友人にばったり会った。
彼女は「ブエナ・ヴィスタ・ソシアル・クラブ」を観に来ていたのだ。
あ、それも観たい、と思ったが、体は一つしかない。
初志貫徹で「両棲人間」を観た。
それ以来観たいと思っていた。
ミカ・カウリスマキの「モロ・ノ・ブラジル」っぽく、もっと親しみやすい。
蛇年だから。
2013年明けましておめでとうございます
かなり甘いです。
この動物シリーズのグミ、ソニープラザとか所謂舶来雑貨屋さんで売っているけれど、一番の傑作だと思う蛇は見当たらないですね。
こういう長細ーいグミは「食べるな危険」というので日本では販売できないのかもしれません。
しかし、お茶うけに出すたびに、某上司から「これ、誰が買ってきたの?!」と言われます。
DVDの印刷、「屋根の上のバイオリン弾き」と「レッズ」、「コーリャ 愛のプラハ/アキュムレーター1」、「コーカサスの虜」をやってみた。
でも、昨日のフドイナザーロフほどぴったり決まったような気がしない。
写真がぼけた感じになる。
今からツェハノフスキーの「金の鍵」&イヴァノフ=ヴァノの「野の白鳥」をやってみる。
TVKで「ブエナ・ヴィスタ・ソシアル・クラブ」』"Волны гасят ветер"を放映していたので録画した。
今、それを観ている。
映画館では見逃した作品だ。
ロードショーのときからずっと経って、ソ連・ロシアSF映画特集で「両棲人間」をバウスシアターに見に行ったら(レイトショーだった)、高校の友人にばったり会った。
彼女は「ブエナ・ヴィスタ・ソシアル・クラブ」を観に来ていたのだ。
あ、それも観たい、と思ったが、体は一つしかない。
初志貫徹で「両棲人間」を観た。
それ以来観たいと思っていた。
ミカ・カウリスマキの「モロ・ノ・ブラジル」っぽく、もっと親しみやすい。
マクシム、ヴァシリー、アントン、アルトゥール
『収容所惑星』"Обитаемый остров"
『蟻塚の中のかぶと虫』"Жук в мупавейнике"
『波が風を消す』"Волны гасят ветер"
ストルガツキー兄弟による、いわゆるマクシム・カンメラー三部作« Трилогии Каммерера»
『収容所惑星』の映画化作品(邦題「プリスナー・オブ・パワー」、フョードル・ボンダルチュク監督)、観たのはインターナショナル版でわかりにくかったが、あの難解な小説をよく映像化していたと感心する。
マクシム・カンメラーを演じたのはヴァシリー・ステパノフで、26歳の彼が20歳の設定というのは少々無理があったけれど、いつでも妙に前向きのマクシムのイメージに合致した、且つ素晴らしく美形の俳優だ。
こんな風に誰にでもすぐ好感を持たれる、才色兼備の、いってみればスーパーマン的なマクシムが全力を尽くしてみても、結果は大惨事というのがこのSFだ。
たとえそれが善意であったとしても、«独裁制粉砕»などという目的があったにしても、部外者がそこに介入することは正しいのだろうか?というのがこの作品のテーマでありましょう。
(介入する部外者というのは、往々にして被介入者より「知性の高い」者、高度な社会とされているものだ。)
原作者のストルガツキー兄弟がソヴィエト・ロシアの人というと、ここに描かれている世界を原作が書かれた当時のソ連体制のアイロニーとして受け止める向きが多いようであるが、「よい社会」の理想を外側の者が決めてそのシナリオに沿って変革していこうなどということが、しかもそこで生じる幾多の物事を理想実現のための多少の犠牲などと決めてしまうことができるのだろうか?というのは、それに限ったことではない。
むしろ人類が連綿と行ってきたことで、比較的近いことで例示すれば、ソ連のアフガニスタン侵攻(F.ボンダルチュク監督「第九中隊」)、NATOのユーゴスラヴィア紛争介入、イラク、アフガニスタン、そしてシリアでアメリカやその追随者がやっていること。
マクシムの孤軍奮闘はそれらを思い起こされる。
たとえ善意であったとしても。
美形俳優のステパノフは何となく既視感があったが、わかりやすくアントン・シュニンに似ているということにしておこう。
演技力はまだまだであるせいか、声は別の俳優の吹替えだったらしい。
それに"Обитаемый остров"で注目されたものの、その後映画に引っ張りだこというわけではなく、マクシム役以降伸び悩んでいるという方が合っているのではないか。
昨年はアルトゥールくんんと«Мой парень - ангел»という作品で共演している。
アルトゥールくんはファニーフェイスだからな。
ヴァシリー・ステパノフみたいな美形と一緒だと際立ってしまう。
でも演技力では負けない!
『蟻塚の中のかぶと虫』"Жук в мупавейнике"
『波が風を消す』"Волны гасят ветер"
ストルガツキー兄弟による、いわゆるマクシム・カンメラー三部作«
『収容所惑星』の映画化作品(邦題「プリスナー・オブ・パワー」、フョードル・ボンダルチュク監督)、観たのはインターナショナル版でわかりにくかったが、あの難解な小説をよく映像化していたと感心する。
マクシム・カンメラーを演じたのはヴァシリー・ステパノフで、26歳の彼が20歳の設定というのは少々無理があったけれど、いつでも妙に前向きのマクシムのイメージに合致した、且つ素晴らしく美形の俳優だ。
こんな風に誰にでもすぐ好感を持たれる、才色兼備の、いってみればスーパーマン的なマクシムが全力を尽くしてみても、結果は大惨事というのがこのSFだ。
たとえそれが善意であったとしても、«独裁制粉砕»などという目的があったにしても、部外者がそこに介入することは正しいのだろうか?というのがこの作品のテーマでありましょう。
(介入する部外者というのは、往々にして被介入者より「知性の高い」者、高度な社会とされているものだ。)
原作者のストルガツキー兄弟がソヴィエト・ロシアの人というと、ここに描かれている世界を原作が書かれた当時のソ連体制のアイロニーとして受け止める向きが多いようであるが、「よい社会」の理想を外側の者が決めてそのシナリオに沿って変革していこうなどということが、しかもそこで生じる幾多の物事を理想実現のための多少の犠牲などと決めてしまうことができるのだろうか?というのは、それに限ったことではない。
むしろ人類が連綿と行ってきたことで、比較的近いことで例示すれば、ソ連のアフガニスタン侵攻(F.ボンダルチュク監督「第九中隊」)、NATOのユーゴスラヴィア紛争介入、イラク、アフガニスタン、そしてシリアでアメリカやその追随者がやっていること。
マクシムの孤軍奮闘はそれらを思い起こされる。
たとえ善意であったとしても。
美形俳優のステパノフは何となく既視感があったが、わかりやすくアントン・シュニンに似ているということにしておこう。
演技力はまだまだであるせいか、声は別の俳優の吹替えだったらしい。
それに"Обитаемый остров"で注目されたものの、その後映画に引っ張りだこというわけではなく、マクシム役以降伸び悩んでいるという方が合っているのではないか。
昨年はアルトゥールくんんと«Мой парень - ангел»という作品で共演している。
アルトゥールくんはファニーフェイスだからな。
ヴァシリー・ステパノフみたいな美形と一緒だと際立ってしまう。
でも演技力では負けない!
ゼニットの新しいマスコット
あけましておめでとうございます
いえ、ゼニットファンというわけではないのですが。
可愛いと思ったわけでもないのですが。
却って「こんなもの作って売れるのか?」と危ぶんだ次第でして。
ゼニットカラーはきれいだけど。
ゼニットのオンラインショップの新商品です。
665ルーブル(上)と330ルーブル(下)です。
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