いっけな~い。
旅行記、途切れていました。
夏が終わり気味だ。急げ。
袋町小学校平和資料館に入る前、入り口でフライヤー配っていた人がいて、隣の公民館みたいな建物で展示をやっているので見ていってください、というので、どうせだから覗いてみた。
(外はとにかく暑くて出歩きたくなくて、室内に避難。)
涼しい室内で見学だ。
第16回広島「原爆と戦争展」
これ、ほんとに充実した展示でした。
8月に戦争展、原爆パネル展示だったら、私の住んでいる市でも毎年やっているのだけど(ところが今年は、広島長崎どちらからかは「傷むので今後はもう貸し出せない」と言われてしまったらしい。「毎年同じような展示だな、少しは工夫しないと今どきの人は見なくなるぞ」とか思っていたら、同じパネル展示でもいいから記憶風化させないためにとにかく続けろって気に俄然なった)、そういったいつもの見覚えのあるような戦争についてのパネル展ではなかったのだ。
エグかった。
日本・アメリカ双方の、戦中戦後の犯罪的な行為を、冷静に指摘していた。
その後、NHKで放映されてかなりの反響を呼んだインパール作戦に関しても
「飢えと自決で死体散乱 ビルマ・インパール作戦」
「米軍は残虐だった 皆殺しする作戦だった」
アメリカの戦争犯罪についても
「終戦まぎわまで空襲」
「戦後支配の野望のために虫けらのように焼き殺した」(下関空襲)
「無差別の県民大虐殺」(沖縄戦の真実)
「基地を奪い取るための大量殺りく」(同上)
「戦争を忘れさせよ 慰霊碑許可せぬGHQ」(語られなかった東京大空襲の真実)
「原爆は戦争終結のためには必要なかった」(原水禁運動)
「原爆使用が正しいとはいわせぬ力をつくった」(同上)
と、厳しく見ている。アメリカ=正義の味方、ではない。
ああ、私の市ではとっても無理そうな展示だわ。
でも、はっきり言ってこちらの方が正しい原爆・戦争パネル展だと思うわ。
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