2020年6月15日月曜日

シベリア鉄道ものの大傑作

『鉄路の果てに』読破の前にちょっと寄り道した。

89年、旧ソ連”最晩年”のシベリア旅行なので、さすがに情報としては古くなっている部分はあるものの、今読んでも十分凄い。
さすが宮脇俊三であり、鉄ちゃん視点が行き届いているが、さすが福音館の『たくさんのふしぎ』シリーズ。マニアック一辺倒にならず小学生にもわかるであろう語り口で平明に描かれている(そのうえ、シベリア鉄道以前のシベリアについてチェーホフの著作を薦めているので完璧!)ことに感心。リアルタッチの絵もいい感じだ。


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