最近ラテンアメリカ映画づいていまして、ペルーの「名もなき歌」、アルゼンチンの「明日に向かって笑え」に続いて、今度はチリの「83歳のやさしいスパイ」@シネスイッチ銀座
「ハニーランド~永遠の谷」がドキュメンタリーというのと同じくらい驚愕。
主役セルヒオさんが「マイ・インターン」のデニーロみたいに素敵な爺様。
ストーリーには全く絡まないが、特養ホームには猫様が棲息、数匹がのんびり出演されていた。
特養ホームの男女比が10:1くらい?で圧倒的に女性が多いのって、女性の方が長寿というのもあるだろうけれど、高齢男性は配偶者とか周囲の人に面倒を看てもらえる割合が高いけれど女性は家族で看てもらえなくて施設へというケースが多かったりもするのかと思ってしまった。
このドキュメンタリーに出てくる女性たちは皆可愛らしくて(というと失礼なのかもしれないが)切ないなあ。
一方、少ない男性の入所者さんたちはセルヒオさんとどうつきあっていたのだろうか。そこは全く見えなかった。この新入りさんに嫉妬するかしらん?
ホームはカトリック系で皆さん篤い信仰をお持ちのようで職員さんも親切。ただセルヒオさんがやすやすとスパイ活動できちゃう緩さは至る所にある。セルヒオさんは悪意ないにせよ異性の個室にノーガードで侵入できちゃうのは施設としてどうなのか???とは思った。
セルヒオさんの報告がそうなるだろうことは割と予想できたよね…。
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