「聖なる犯罪者」
ポーランド映画祭2020で観た。
聖職者教育、よくわからぬが、犯罪歴あるとアウトなんですかね。
イエスの弟子には危なっかしい人もいたし、モーゼは殺人を犯しているし、それこそ宗教で救って更生に繋げた方がよい気もするが。神父は無理でも教会関係の補助職ならどうなのだろう。”健康な人に医者は要らない”とイエス様はおっしゃっていたではないか。
ずっと前にチェコ映画祭で観た「ホレム・パーデム」の中に出てくる、警官を目指していたのにフーリガン行為によってその道を絶たれスタジアム入りさえ禁じられて、夢破れて壊れた生活にはまっていく若者を思い出してしまった。
いずれにせよ、主人公を演じた若手俳優の熱演に支えられている。アルトゥール・スモリヤニノフ君タイプだと思う。
「ペトル―ニャに祝福を」
岩波ホールで鑑賞。「ビフォア・ザ・レイン」のザミラ役の女優が助演か。とても懐かしい。
若い女性が閉塞的な社会の中でもがきながら生きていく話だが、昨日EUフィルムデーズで観たクロアチアの「アレクシ」よりは階層がずっと下で人生上手くいかなさも輪をかけている。だから応援もしたくなる。とはいえ「そこまでやるか???」という面はあるが。
0 件のコメント:
コメントを投稿