2020年8月11日火曜日

イラン映画祭

 「東京イラン映画祭」の名前で赤坂コミュニティぷらざで行われるのは今年で3回目、映画祭としては5回目とのことで、肉球新党で広島に行った2017年、広島のミニシアター横川シネマで「広島イラン 愛と平和の映画祭」があり、その作品を東京でも上映されるというので、大井町まで観に行った。そのときが通算2回目の映画祭ということになるのだろう。それ以来出かけている。

今回初めて気が付いたが、会場の赤坂コミュニティぷらざ、外壁に朝顔とほおずきを這わせているのだった。




無料で予約不要のイラン映画祭、今まで完全にノーチェックだったが、感染拡大防止のために整理券交付になった(名前と連絡先を記入)。非接触型体温計で検温もする。

1本めの「母性」はある姉妹の恋愛結婚の破局で、悲しくて誰も幸せにならないお話だった。やるせなさ満開。

2本め「18%」イラン·イラク戦争の化学兵器被害者のドキュメント短編。時系列がややわかりにくくスリリングでもあるが、ある意味イランのプロパガンダかと思うほどえげつないまでに負傷した傷を見せつけられて辛い。一般公開のみならず日本のTVでも放映すべきではないか。ただ被爆者の写真と同様に水ぶくれと火傷のシーンが放映を難しくするのかもしれない。)

イラン·イラク戦争の被災者の話、しかも国際法違反の化学兵器被害者の話だが、相手国イラクへの批難めいた論調は一切なかった。ただ被害の酷さと治療した日本人医療関係者への感謝が際立った。

3本め「別荘の人々」だがタイトルは内容と一致していない。イラン·イラク戦争時の軍司令官達の妻や子ども達が何故か空襲も頻繁にある田園の施設に住んでいて、配達人が来る度に誰かが殉教?とぴりぴりしていて、という銃後の悲話を描いている。ただただ悲しかった。

イラン映画祭4本め「アーザル」バイク乗りの勝ち気な奥さんが商売頑張る話かと思いきや火曜サスペンス劇場的ハプニングで家庭崩壊、周囲の人達概ねいい人だけど運命の歯は狂いだすと止まらない。そこでラストか、だった。明るい作品が一つは観たかった。








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