「私は子どもたちからアラビアン・ナイトを取りあげる政府が出てきたら、命がけで戦う」
赤旗2007年4月6日付「文化の話題」欄より
以前に書いたことがあると思うが、高校卒業の折、恩師(世界史)からマカレンコを読むように勧められた。
素直に聞き入れ、母と、吉祥寺の美和書房に行って、マカレンコ全集を買った。
そして、素直に読んでいたのだが、「子どもにお伽噺なんて与えたらだめ」みたいな言葉にあたって挫折した。それは絶対に違うだろ!と思ったのだ。
後に就職して、職場の同僚と話していて、教育学部出身の彼女もマカレンコを読んでいて、同じ個所で躓いたのだと聞いた。
さらに後に、ロシア・ソ連の絵本の歴史を知ると、革命直後のロシア・アヴァンギャルドの時代には確かに民話とかに依拠したお話ではなく、身近なあれこれとか、あるいはもっとナンセンスだったり抽象的な題材の凄い絵本など児童文化の高揚期であったりもしたとわかるのだが・・・
お伽噺否定は直感的に「違う!」と思ったものだった。
その時代に生きていたらきっと粛清されるんだろうな。
マカレンコについてだが、後に恩師からは「あれを真に受けたのか?」と言われた。
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