2013年6月25日火曜日

挫折させないシリーズ

憲法の本が多少売れているそうです。
大学時代に学んだいろいろな法典は改正されたり解釈が変わったり、判例変更されたりして、そのときの教科書は記念にとってはあるけれど、使い物にならなくなっている。
でも憲法はね、まだ現役。
それでも、昨今の情勢に合わせて新しい本は読んでおく方がいいのだろう。

例えば『Constitution Girls 日本国憲法』は?
これはなかなか萌え色が強いが。

同じ画家(著者)による第二東京弁護士会仲裁センターの弁護士甲斐開(かい・ひらく)のリーフレットが行きつけの本屋さんの店頭にあった。
同僚に言わせれば進研ゼミのチャレンジ先生だが、私は国際語学社の「あなただけの~語家庭教師」シリーズの韓国語家庭教師ジョンフン先生に似ていると思う。

これ、よく行く書店の語学コーナーにで~んと平積みになっているシリーズ本で、どれにも「○○って呼んでくれ。挫折させない。こればボクの誓いさ」と書いてあり・・・あとはご自分でご覧下さい。

英語家庭教師:ケヴィン(+ジャック)
韓国語家庭教師:ジョンフン
中国語家庭教師:小龍(シャオロン)←カンフー風
ドイツ語家庭教師:パウル
イタリア語家庭教師:マルコ
ブラジル・ポルトガル語家庭教師:ジョアン
スペイン語家庭教師:ホセ←この人だけ「って気やすく呼んでくれ」と念が入っている。
フランス語家庭教師:ピエール

CD付き、書き込み式で、説明も口語調というのが特徴のようです。

現在刊行されているのでシリーズは終わりみたいで、「サーシャって呼んでくれ」や「ホンザって呼んでくれ」とかはたまた「ミカって呼んでくれ」(フィンランド語)「ハッサンって呼んでくれ」(アラビア語)「レザって呼んでくれ」(ペルシャ語)はないみたいです。
白水社や大学書林じゃないもんね。

でも、根本的なことを言うと、表紙にこんなイケメン風のイラストがあると持ち歩くのに気が引けるし、私は先生のことは「って気やすく呼んでくれ」というのは嫌なのです。
TVロシア語講座で生徒役の女性が貝澤先生のことを先生と呼ばないのも、毎回不愉快になるもの。

黒田龍之助先生のことも、ちゃんとロシア名+父称で呼んでいましたよ。
間違っても愛称のДракончикなんて言いませんよ。
(ロシア人からはそう呼ばれているそうですが、私にとっては先生なのでそんなこと言いません。)

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